JP2001333603A - ロータリ耕耘装置のリヤーカバー係止装置 - Google Patents

ロータリ耕耘装置のリヤーカバー係止装置

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JP2001333603A JP2000158523A JP2000158523A JP2001333603A JP 2001333603 A JP2001333603 A JP 2001333603A JP 2000158523 A JP2000158523 A JP 2000158523A JP 2000158523 A JP2000158523 A JP 2000158523A JP 2001333603 A JP2001333603 A JP 2001333603A
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祥二 菰田
Satoshi Nagai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耕耘表土を多様な膨軟状態とする耕耘装置のリ
ヤーカバー。 【解決手段】ロックピン28を移動調節し、ロックピン
28の先端係止部28aを押圧ロッド19の係止孔19
aに挿入すると、リヤーカバー11は所定位置にロック
され、耕耘表土を押圧気味とし表土を硬くしながら耕耘
作業をすることができる。ロックピン28を移動調節
し、ロックピン28の係止部28aを押圧ロッド19の
係止孔19aから引き抜くと、リヤーカバー11は上下
動自在となり、耕耘表土を膨軟にしながら耕耘作業をす
ることができる。また、ロックピン28を移動調節し、
ロックピン28の係止部28aを押圧ロッド19の誘導
孔19bに挿入すると、押圧ロッド19は誘導孔19b
の範囲で上下動可能となり、リヤーカバー11が所定範
囲のみ上下回動自在となり、耕耘表土を所定の膨軟状態
としながら耕耘作業をすることができる。このように、
耕耘表土を多様な膨軟状態としながら耕耘作業をするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータリ耕耘装
置のリヤーカバー係止装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】ロータリ耕耘装置の耕耘装置を主カバー及
びリヤーカバーにより耕耘装置を被覆し、主カバーに対
してリヤーカバーが上下回動自在に連結し、主カバー側
に支持されているコマ体の縦穴に押圧ロッドの上部を上
下動自在に挿通支持し、押圧ロッドの下端部にリヤーカ
バーを連結し、押圧ロッドに複数の係止孔を設け、コマ
体に押圧ロッドの係止孔に挿入できるロックピンを装着
し、このロックピンを係止孔に対して2段階に出し入れ
調節し、ロックピンの先端部が係止孔への挿入状態、及
び、係止孔から引き抜かれた状態に切り替える構成であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来のリヤーカバー
のロック装置は、コマ体に装着したロックピンを2段階
に調節し、ロックピンが係止孔に挿入された状態でリヤ
ーカバーを固定状態としたり、あるいは、ロックピンが
係止孔から引き抜かれてリヤーカバー11が大きく上下
方向に移動できる状態として耕耘作業をするので、耕耘
作業が制限されて多様な耕耘作業をすることができない
という問題点があった。そこで、この発明はこのような
問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するために、この発明は次のように構成した。即
ち、ロータリ耕耘装置1の耕耘装置8を主カバー10、
及び、主カバー10の後端部に上下回動自在に連結して
いるリヤーカバー11により被覆し、前記主カバー10
側に支持されているコマ体20の縦穴20aに押圧ロッ
ド19の上部を上下動自在に挿通支持し、押圧ロッド1
9の下端部にヤーカバー11を連結したロータリ耕耘装
置において、押圧ロッド19に長手方向に複数の係止孔
19a,19a,…を設け、係止孔19aの入口側に隣
接して皿状の誘導孔19bを構成し、前記コマ体20に
押圧ロッド19の交差方向に移動して係止孔19aに挿
入できるロックピン28を装着し、前記ロックピン28
を係止孔19aの方向に3段階に出し入れ調節し、ロッ
クピン28の先端部が係止孔19aへの挿入状態、誘導
孔19bへの挿入状態、及び、係止孔19a,誘導孔1
9bから引き抜かれた状態に切り替えることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の作用及び効果】ロックピン28を移動調節し、
ロックピン28の先端係止部28aを押圧ロッド19の
係止孔19aに挿入する。すると、リヤーカバー11は
所定位置にロックされ、耕耘表土を押圧気味とし表土を
硬く押圧しながら耕耘作業をすることができる。
【0006】また、ロックピン28を移動調節し、ロッ
クピン28の係止部28aを押圧ロッド19の係止孔1
9aから引き抜く。すると、リヤーカバー11は大きく
上下動自在となり、耕耘表土を膨軟にしながら耕耘作業
をすることができる。また、ロックピン28を移動調節
し、ロックピン28の係止部28aを押圧ロッド19の
誘導孔19bに挿入する。すると、押圧ロッド19は誘
導孔19bの範囲で上下動可能となり、リヤーカバー1
1が所定範囲でのみ上下回動自在となり、耕耘表土を所
定の膨軟状態としながら耕耘作業をすることができる。
【0007】このように、この発明は、耕耘表土を多様
な膨軟状態とし、多様な耕耘作業をすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態につ
いて説明する。先ず、図1〜図2に基づきロータリ耕耘
装置1の全体構成について説明する。農用トラクタの機
体後部に昇降自在に連結されているロータリ耕耘装置1
は、次のように構成されている。トラクタ本体から動力
の伝達される伝動ボックス1、伝動ボックス1から左右
両側方に延出している左・右ビーム3,3、左ビーム3
の端部に連結されているサイド伝動ケース4、右ビーム
3の端部に連結されているサイドプレート5、前記サイ
ド伝動ケース4及びサイドプレート5の下端部に軸架さ
れている耕耘軸6と耕耘爪7により構成されている耕耘
装置8、伝動ボックス1に取り付けられているマスト
9、耕耘装置8の上部を被覆する主カバー10、耕耘装
置8の後部を被覆するリヤーカバー11等により構成さ
れている。
【0009】伝動ボックス1にはゲージホイル12の取
り付けられているリヤーヒッチ13を上下回動自在に取
り付け、前記マスト9にはスクリュー伸縮式の上下調節
装置14の上端部を枢支し、上下調節装置14の下端部
をリヤーヒッチ13の中間部に枢支連結して、調節ハン
ドル15を操作し上下調節装置14を伸縮調節し、リヤ
ーヒッチ13を上下調節する構成である。
【0010】次に、ロータリ耕耘装置1のカバー構成に
ついて説明すると、主カバー10の後端部とリヤーカバ
ー11の前端部との間を、ゴム等の柔軟性のある弾性板
体16により連結し、主カバー10及びリヤーカバー1
1の左右両側部を上方に湾曲した左・右板バネ17,1
7により連結している。
【0011】次に、リヤーカバー11の調節支持構成に
ついて説明する。図2に示すように、リヤーカバー11
の上部に設けられている左・右下ステー18,18に
は、押圧ロッド19,19の下端部を枢支連結し、主カ
バー10の後部左右両側に設けた左・右上ステー18
a,18aには、コマ体20を嵌合支持して、コマ体2
0の縦穴20aに押圧ロッド19,19を上下動自在に
挿通支持している。押圧ロッド19,19の上調節ナッ
ト21とコマ体20との間に上押圧バネ22を介装し、
押圧ロッド19の下調節ナット23とコマ体20との間
に、下押圧バネ24を介装している。
【0012】また、押圧ロッド19には長手方向に複数
の係止孔19a,19a,…を設け、上下方向中間部の
係止孔19aには、図3に示すように、入口側に皿状の
誘導孔19bのある係止孔19aに構成し、前記コマ体
20に装着したロック装置25のロックピン28を孔方
向に3段階に調節し、ロックピン28が係止孔19aに
挿入された状態、ロックピン28の先端部が誘導孔19
bに位置する状態、及び、ロックピン28が係止孔19
a,誘導孔19bから引き抜かれた状態に切り替えでき
る構成としている。また、押圧ロッド19の最下端部の
係止孔19aは、皿状の誘導孔19bを設けていない単
なる丸孔としている。
【0013】しかして、ロックピン28を係止孔19a
に係合することにより、押圧ロッド19は左・右上ステ
ー18a,18aに固定され、リヤーカバー11を上下
動しない固定状態にすることができる。また、ロック装
置25を係止孔19a,誘導孔19bから離脱させるこ
とにより、押圧ロッド19はフリーとなり、リヤーカバ
ー11の上下動により、押圧ロッド19は上下動でき
る。また、ロックピン28の先端部が誘導孔19bに位
置する状態では、押圧ロッド19は誘導孔19bの範囲
で上下動でき、リヤーカバー11が所定範囲で上下回動
する。
【0014】また、押圧ロッド19の上下端部に設けて
いる上調節ナット21,下調節ナット23を長手方向に
調節することにより、上押圧バネ22及び下押圧バネ2
4の加圧力を調節することができる。次に、ロック装置
25の具体構成について説明する。
【0015】ロック装置25は図3に示すように次のよ
うに構成している。コマ体20には縦穴20aに直交す
るように左右横方向の大径の嵌合支持穴20b及び小径
の挿通穴20cを構成し、この嵌合支持穴20bにスラ
イドピン26をスライド自在に挿入している。
【0016】このスライドピン26の下端部をコマ体2
0の嵌合支持穴20bに摺接する大径部26aに構成
し、上側部を小径部26bに構成して、コマ体20の嵌
合支持穴20bの内周面とスライドピン26の小径部2
6bの外周部との間に、係止バネ27を介装し、係止バ
ネ27の一端をスライドピン26の大径部26aの端面
により当接支持し、係止バネ27の他端部をコマ体20
に係止したC型止め輪29で位置決めされている座金3
0により当接して、スライドピン26を下側の係止方向
に付勢している。
【0017】前記座金30はコマ体20の嵌合支持穴2
0bの内周面とスライドピン26の小径部26bの外周
面との間に嵌合する大きさとして、スライドピン26の
垂れ下がり防止の機能も果たしている。スライドピン2
6に長手方向に形成した中空穴26cには、ロックピン
28をスライド自在に嵌合し、ロックピン28の先端部
には、押圧ロッド19の係止孔19a,19a,…に嵌
入する係止部28aを構成している。このスライドピン
26とロックピン28の間には、ロックピン28を離脱
側に押圧する第2バネ31を介装している。なお、ロッ
クピン28の横断面形状を非円形として回転を防止する
構成とすると、係止部28aの摩耗を防止できる。
【0018】スライドピン26の上側端部にはロックレ
バー32をピン33により軸支し、ロックレバー32に
はコマ体20の摺接面20dに摺接するカム部32aを
形成している。しかして、ロックレバー32を図3の右
側の下げロック位置に回動操作すると、摺接面20dに
はカム部32aの低部が摺接して、スライドピン26が
係止バネ27の押圧力により下側に移動し、ロックピン
28も同じ方向に移動して、係止部28aが押圧ロッド
19の係止孔19aに係合した状態となり、リヤーカバ
ー11は所定位置にロックされた状態となる。
【0019】また、ロックレバー32を図3の上方の解
除位置に回動操作すると、ロックレバー32のカム部3
2aの高部が摺接面20dに摺接して、スライドピン2
6が係止バネ27に抗して上側の離脱方向に移動し、第
2バネ31によりロックピン28も上側の離脱方向に移
動し、ロックピン28の係止部28aが押圧ロッド19
の係止孔19aから離脱して、リヤーカバー11は上下
動自在になる。
【0020】また、ロックレバー32を図3の左側の上
げロック位置に回動操作すると、ロックレバー32のカ
ム部32aの高低中間部が摺接面20dに摺接して、ス
ライドピン26が係止バネ27に抗して上側に移動し、
第2バネ31によりロックピン28も上側の離脱方向に
移動し、ロックピン28の係止部28aが押圧ロッド1
9の誘導孔19bに位置する。この状態で押圧ロッド1
9が軸心上下方向に動かされると、押圧ロッド19の皿
状の誘導孔19bの皿状部でロックピン28先端部が、
コマ体20の挿通孔20c内までスライドピン26と一
緒に押圧ロッド19外周位置まで押し上げられる。この
押し上げにより、リヤーカバー11は、押圧ロッド19
の誘導孔19bが連続して設けられた範囲間でロックピ
ン28先端部は所定範囲出入りしているが都度皿状部に
押され上下動可能となり、リヤーカバー11が所定範囲
で上下回動する。そして、リヤーカバー11先端を大き
く手で上昇方向に上げて、押圧ロッド19の最下端の単
なる丸孔部がロックピン28先端位置まで移動すると、
ロックピン28の丸孔部への落ち込みにより、リヤーカ
バー11は自動的に上げロックされる。
【0021】リヤーカバー11が上下動自在の状態で、
下調節ナット23を上側に位置調節することにより、リ
ヤーカバー11の接地圧を加圧側に調節でき、上調節ナ
ット21の固定位置を下側に調節することにより、リヤ
ーカバー11の下限位置を高い位置に調節できる。
【0022】従来のロック装置は、押圧ロッド19には
長手方向に複数の係止孔19a,19a,…を設け、コ
マ体20に装着したロック装置25のロックピン28を
孔方向に2段階に調節し、ロックピン28が係止孔19
aに挿入された状態、及び、ロックピン28が係止孔1
9aから引き抜かれた状態に切り替えできる構成であ
る。
【0023】しかし、この実施例は、押圧ロッド19の
係止孔19aの入口側に皿状の誘導孔19bを構成し、
コマ体20に装着したロック装置25のロックピン28
を孔方向に3段階に調節し、ロックピン28が係止孔1
9aに挿入された状態、ロックピン28の先端部が誘導
孔19bに位置する状態、及び、ロックピン28が係止
孔19a,誘導孔19bから引き抜かれた状態に切り替
えできる構成としたので、ロックピン28を係止孔19
aに係合することにより、押圧ロッド19は左・右上ス
テー18a,18aに固定され、リヤーカバー11を上
下動しない固定状態で耕耘作業ができ、また、ロック装
置25を係止孔19a,誘導孔19bから離脱させるこ
とにより、押圧ロッド19はフリーとなり、リヤーカバ
ー11を大きく上下動可能になり、耕耘深度を深くして
耕耘作業をすることができ、また、ロックピン28の先
端部が誘導孔19bに位置する状態として、押圧ロッド
19は誘導孔19bの連続して設けられた範囲間で上下
動でき、リヤーカバー11を所定範囲にわたって上下回
動可能にして耕耘作業をすることができ、耕耘表土を膨
軟にしながら耕耘することができる。また、リヤーカバ
ー11後端部を上限まで上げてロックしたときは、ロー
タリ耕耘装置の耕耘爪周りの泥土取り去りや巻きついた
草,藁取外し等が容易に行なえる。
【0024】次に、図4に示す他のロック装置につき前
記実施例との相違点について説明する。押圧ロッド19
には長手方向に複数の係止孔19a,19a,…を設
け、コマ体20に装着したロック装置25のロックピン
28の先端部に面取り部28bを構成して、面取り部2
8bの長い部分を上側にして係止孔19aに挿入する構
成としている。ロックピン28を孔方向に3段階に調節
し、ロックピン28の先端の面取り部28bが係止孔1
9aに全部挿入された状態、ロックピン28の先端の面
取り部28bの短い部分が係止孔19aの上端部に位置
する状態、及び、ロックピン28の面取り部28bが係
止孔19aから全部引き抜かれた状態に切り替えできる
構成としている。
【0025】ロックレバー32を図4の右側の下げロッ
ク位置に回動操作すると、摺接面20dにはカム部32
aの低部が摺接して、スライドピン26が係止バネ27
の押圧力により下側に移動し、ロックピン28も同じ方
向に移動して、面取り部28bの全部が押圧ロッド19
の係止孔19aに係合した状態となり、リヤーカバー1
1は所定位置にロックされた状態となる。
【0026】また、ロックレバー32を図4の上方の解
除位置に回動操作すると、ロックレバー32のカム部3
2aの高部が摺接面20dに摺接して、スライドピン2
6が係止バネ27に抗して上側の離脱方向に移動し、第
2バネ31によりロックピン28も上側の離脱方向に移
動し、ロックピン28の面取り部28bが押圧ロッド1
9の係止孔19aから全部離脱して、リヤーカバー11
は上下動自在になる。
【0027】また、ロックレバー32を図4の左側の上
げロック位置に回動操作すると、ロックレバー32のカ
ム部32aの高低中間部が摺接面20dに摺接して、ス
ライドピン26が係止バネ27に抗して上側に移動し、
第2バネ31によりロックピン28も上側の離脱方向に
移動し、ロックピン28の面取り部28bの短い部分が
押圧ロッド19の係止孔19aの上端部に位置し、押圧
ロッド19は上方へだけ移動可能となり、下げ側へのロ
ックを回避しながらリヤーカバー11を上下回動自在に
支持することができる。
【0028】従来装置は、ロックピン28を2段階に出
し入れ調節すると共に、ロックレバー32によりロック
ピン28を軸芯回りに180度回転させ、ロックピン2
8の面取り部28bの向きを変えて、上げロック状態及
び下げロック状態を切り替える構成であり、操作が複雑
で使いにくいという不具合があった。しかし、この実施
例では、ロックレバー32によりロックピン28を軸芯
回りに180度回転させるという操作を不要とし、ロッ
クピン28を3段階に出し入れ調節をするだけの操作で
よく、操作性を向上させることができる。
【0029】次に、図5に基づきリヤーカバー11の他
の実施例について説明する。リヤーヒッチ13の後端部
に、スタンドアーム34の一端を枢支連結し、スタンド
アーム34の他端部をリヤーカバー11の連結部35に
連結したり、取り外したりする構成である。
【0030】スタンドアーム34をリヤーカバー11に
連結すると、リヤーヒッチ13とリヤーカバー11とが
一体化して、リヤーカバー11によりロータリ耕耘装置
1を支持し、スタンドとしての機能を果たし、コストの
低減を図ることができる。次に、図6及び図7に基づき
スライドヒッチ13の他の実施例について説明する。
【0031】ロータリ耕耘装置1に昇降自在に設けられ
ているスライドヒッチ13を、中央から右側部分にのみ
設け、コンパクト化及びコストの低減を図ろうとするも
のである。図6に示すように、伝動ボックス2のブラケ
ット及び右ビーム3のブラケットに、前スライドヒッチ
13aを中央から右側部位に上下回動自在に軸支し、前
スライドヒッチ13aの筒部に後スライドヒッチ13b
の筒部を挿通して、ピン35,35,…により前後位置
調節自在に連結し、後スライドヒッチ13bのヒッチ部
13cに培土器(図示省略)等の作業機を取り付けるも
のである。なお、ロータリ耕耘装置1の後部左側に培土
器を取り付ける場合には、伝動ボックス2のブラケット
及び左ビーム3のブラケットに前スライドヒッチ13a
を付け代えて、左側に位置変更するものである。
【0032】従来装置は図7に示すように、前スライド
ヒッチ13aを中央部位に上下回動自在に軸支し、前ス
ライドヒッチ13aの筒部に後スライドヒッチ13bの
筒部を挿通支持し、後スライドヒッチ13bのヒッチ部
13cを機体幅と同じに幅広に構成し、培土器(図示省
略)等の作業機を取り付ける構成である。従って、ヒッ
チ部13cの左右両側部は片持ち状態となるため強度ア
ップを図るため大きくなり、また、圃場での旋回時にヒ
ッチ部13cの両端部が邪魔になることがあった。
【0033】しかし、この実施例は前記のように構成し
たので、幅の狭いヒッチ部13cの両端部は筒部に連結
されているので剛性がアップし、また、ロータリ耕耘装
置1の後部左側には空間が形成されて、圃場での旋回を
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロータリ耕耘装置の斜視図である。
【図2】 ロータリ耕耘装置の側面図である。
【図3】 要部の切断側面図、平面図である。
【図4】 他の実施例を示す要部の切断側面図、切断背
面図、平面図である。
【図5】 ロータリ耕耘装置の側面図、背面図である。
【図6】 要部の平面図である。
【図7】 従来装置を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
1 ロータリ耕耘装置 2 伝動ボックス 3 左・右ビーム 4 サイド伝動ケース 5 サイドプレート 6 耕耘軸 7 耕耘爪 8 耕耘装置 9 マスト 10 主カバー 11 リヤーカバー 12 ゲージホイル 13 リヤーヒッチ 14 上下調節装置 15 調節ハンドル 16 弾性板体 17 左・右板バネ 18 左・右下ステー 18a 左・右上ステー 19 押圧ロッド 19a 係止孔 19b 誘導孔 20 コマ体 21 上調節ナット 22 上押圧バネ 23 下調節ナット 24 下押圧バネ 25 ロック装置 26 スライドピ 27 係止バネ 28 ロックピン 28a 係止部 28b 面取り部 29 C型止め輪 30 座金 31 第2バネ 32 ロックレバー 33 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B033 AB01 AB11 AC05 BA01 BB02 DA01 DA02 DA04 DB01 DB37 DB40 DB44

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ耕耘装置1の耕耘装置8を主
    カバー10、及び、主カバー10の後端部に上下回動自
    在に連結しているリヤーカバー11により被覆し、前記
    主カバー10側に支持されているコマ体20の縦穴20
    aに押圧ロッド19の上部を上下動自在に挿通支持し、
    押圧ロッド19の下端部にリヤーカバー11を連結した
    ロータリ耕耘装置において、押圧ロッド19に長手方向
    に複数の係止孔19a,19a,…を設け、係止孔19
    aの入口側に隣接して皿状の誘導孔19bを構成し、前
    記コマ体20に押圧ロッド19の交差方向に移動して係
    止孔19aに挿入できるロックピン28を装着し、前記
    ロックピン28を係止孔19aの方向に3段階に出し入
    れ調節し、ロックピン28の先端部が係止孔19aへの
    挿入状態、誘導孔19bへの挿入状態、及び、係止孔1
    9a,誘導孔19bから引き抜かれた状態に切り替える
    ことを特徴とするロータリ耕耘装置のリヤーカバー係止
    装置。
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