JP2001333485A - イヤホーン - Google Patents
イヤホーンInfo
- Publication number
- JP2001333485A JP2001333485A JP2000147509A JP2000147509A JP2001333485A JP 2001333485 A JP2001333485 A JP 2001333485A JP 2000147509 A JP2000147509 A JP 2000147509A JP 2000147509 A JP2000147509 A JP 2000147509A JP 2001333485 A JP2001333485 A JP 2001333485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earphone
- electric cord
- cord
- electric
- fastening member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポータブルオーディオ装置などに用いられる
イヤホーンの電気コードが収納時などに絡まるのを防止
する。 【構成】 電気コード3の一端側を締結部材7を介して
二股に分岐させ、その各支線部32A,32Bの先端に
それぞれイヤホーンユニット5A,5Bを取り付ける。
特に、締結部材7は電気コード3の任意の部位を固定す
るためのコード固定部として、その部位に電気コード3
の任意の部位を挟み込む溝8を形成する。そして、非使
用時にはその溝8に例えば電気コード3の支線部32
A,32Bの部位を挟み込み、その状態でイヤホーン2
をポータブルオーディオ装置1に接続したままポーチな
どに収納する。このため、収納時に電気コード3が複雑
に絡み合う事が無く、使用時には溝8から支線部32
A,32Bを外してイヤホーンユニット5A,5Bを両
耳に直ぐさま装着することができる。
イヤホーンの電気コードが収納時などに絡まるのを防止
する。 【構成】 電気コード3の一端側を締結部材7を介して
二股に分岐させ、その各支線部32A,32Bの先端に
それぞれイヤホーンユニット5A,5Bを取り付ける。
特に、締結部材7は電気コード3の任意の部位を固定す
るためのコード固定部として、その部位に電気コード3
の任意の部位を挟み込む溝8を形成する。そして、非使
用時にはその溝8に例えば電気コード3の支線部32
A,32Bの部位を挟み込み、その状態でイヤホーン2
をポータブルオーディオ装置1に接続したままポーチな
どに収納する。このため、収納時に電気コード3が複雑
に絡み合う事が無く、使用時には溝8から支線部32
A,32Bを外してイヤホーンユニット5A,5Bを両
耳に直ぐさま装着することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイヤホーンに係わ
り、特に非使用時において電気コードが絡まるのを防止
したイヤホーンに関する。
り、特に非使用時において電気コードが絡まるのを防止
したイヤホーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポータブルディスクプレーヤ、カ
セットテーププレーヤ、又はラジオ受信機その他の可聴
周波数信号源の可聴出力を周囲に漏らさず個人的に聞け
るようにした電気音響変換器としてイヤホーンが良く知
られている。特に、近年ではヘッドホーンステレオなど
と呼ばれるポータブル型のCDプレーヤ、MDプレー
ヤ、又はカセットテーププレーヤなどのポータブルオー
ディオ装置の普及に伴い、ハイファイ音を場所を問わず
に個人的に楽しめるようになっている。
セットテーププレーヤ、又はラジオ受信機その他の可聴
周波数信号源の可聴出力を周囲に漏らさず個人的に聞け
るようにした電気音響変換器としてイヤホーンが良く知
られている。特に、近年ではヘッドホーンステレオなど
と呼ばれるポータブル型のCDプレーヤ、MDプレー
ヤ、又はカセットテーププレーヤなどのポータブルオー
ディオ装置の普及に伴い、ハイファイ音を場所を問わず
に個人的に楽しめるようになっている。
【0003】ここで、その種の小型なポータブルオーデ
ィオ装置には、一般に図7に示すようなイヤホーン(ヘ
ッドホーン)が用いられる。図7において、Eは振動板
などを含んで構成される左右一対のイヤホーンユニット
(インナーイヤ型)、Cはコネクタ(電気プラグ)であ
り、そのイヤホーンユニットEとコネクタCは所定長の
電気コードWにより繋がれている。尚、電気コードWは
図示するようその一端側が二股に分岐され、その各支線
部W2,W3の先端にイヤホーンユニットEが取り付け
られる。特に、電気コードWの分岐部分には本線部W1
が引き裂かれぬようゴムやプラスチックで成るスリーブ
状の締結部材Sが設けられる。
ィオ装置には、一般に図7に示すようなイヤホーン(ヘ
ッドホーン)が用いられる。図7において、Eは振動板
などを含んで構成される左右一対のイヤホーンユニット
(インナーイヤ型)、Cはコネクタ(電気プラグ)であ
り、そのイヤホーンユニットEとコネクタCは所定長の
電気コードWにより繋がれている。尚、電気コードWは
図示するようその一端側が二股に分岐され、その各支線
部W2,W3の先端にイヤホーンユニットEが取り付け
られる。特に、電気コードWの分岐部分には本線部W1
が引き裂かれぬようゴムやプラスチックで成るスリーブ
状の締結部材Sが設けられる。
【0004】そして、以上のように構成されるイヤホー
ンによれば、コネクタCを可聴周波数信号源(ポータブ
ルオーディオ装置などの音源)の部位に差し込んで接続
する一方、イヤホーンユニットE,Eを両耳に差し込む
ことにより、イヤホーンユニットE,Eによる良質な再
生音を聴取することができ、非使用時にはイヤホーンユ
ニットE,Eを両耳から外し、コネクタCを装置本体に
接続したまま電気コードWを丸めて装置本体と共にポー
チなどに収納することができる。
ンによれば、コネクタCを可聴周波数信号源(ポータブ
ルオーディオ装置などの音源)の部位に差し込んで接続
する一方、イヤホーンユニットE,Eを両耳に差し込む
ことにより、イヤホーンユニットE,Eによる良質な再
生音を聴取することができ、非使用時にはイヤホーンユ
ニットE,Eを両耳から外し、コネクタCを装置本体に
接続したまま電気コードWを丸めて装置本体と共にポー
チなどに収納することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のイヤ
ホーンはヘッドバンドにより左右一対のイヤホーンユニ
ットが結合されていないため非使用時における収納性に
適するものの、一対のイヤホーンユニットが互いに自由
に動き回れる状態にあることから、収納時に電気コード
が絡んでしまうことが多い。
ホーンはヘッドバンドにより左右一対のイヤホーンユニ
ットが結合されていないため非使用時における収納性に
適するものの、一対のイヤホーンユニットが互いに自由
に動き回れる状態にあることから、収納時に電気コード
が絡んでしまうことが多い。
【0006】このため、使用時には電気コードの絡みを
解いて一対のイヤホーンユニットを分離させる必要があ
る。しかし、その絡みを解す作業は煩わしく時間を要す
るものであり、時には苛立ちのあまり作業中に電気コー
ドにストレスをかけすぎて断線させてしまうこともあ
る。
解いて一対のイヤホーンユニットを分離させる必要があ
る。しかし、その絡みを解す作業は煩わしく時間を要す
るものであり、時には苛立ちのあまり作業中に電気コー
ドにストレスをかけすぎて断線させてしまうこともあ
る。
【0007】本発明は以上のような事情に鑑みて成され
たものであり、その目的はポータブルオーディオ装置な
どに用いられるイヤホーンの電気コードが収納時などに
絡まるのを防止することにある。
たものであり、その目的はポータブルオーディオ装置な
どに用いられるイヤホーンの電気コードが収納時などに
絡まるのを防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の請求項1に係る発明では、ポータブルディス
クプレーヤ、カセットテーププレーヤ、又はラジオ受信
機その他の可聴周波数信号源に接続するためのコネクタ
と、前記可聴周波数信号源より発信される電気信号を音
響信号に変換するイヤホーンユニットとを電気コードで
繋いだイヤホーンにおいて、前記電気コードの所定の部
位に該電気コードの前記所定の部位とは異なる任意の部
位を固定するためのコード固定部が設けられていること
を特徴とするイヤホーンを提供する。
め、本願の請求項1に係る発明では、ポータブルディス
クプレーヤ、カセットテーププレーヤ、又はラジオ受信
機その他の可聴周波数信号源に接続するためのコネクタ
と、前記可聴周波数信号源より発信される電気信号を音
響信号に変換するイヤホーンユニットとを電気コードで
繋いだイヤホーンにおいて、前記電気コードの所定の部
位に該電気コードの前記所定の部位とは異なる任意の部
位を固定するためのコード固定部が設けられていること
を特徴とするイヤホーンを提供する。
【0009】尚、ステレオ用として2個のイヤホーンユ
ニットを備えたものをヘッドバンドの有無に拘わらずヘ
ッドホーンと称してイヤホーンと区別する場合もある
が、本願ではイヤホーンユニットが1個のものに限らず
2個のものを含めてイヤホーンと称する。ここで、2個
のイヤホーンユニットがヘッドバンドで結合されず、電
気コードの分岐端(二股に分岐された電気コードの支線
部の各一端)に自由に動き回れる状態で取り付けられた
イヤホーンでは、非使用時において特に電気コードの絡
みが発生しやすい。
ニットを備えたものをヘッドバンドの有無に拘わらずヘ
ッドホーンと称してイヤホーンと区別する場合もある
が、本願ではイヤホーンユニットが1個のものに限らず
2個のものを含めてイヤホーンと称する。ここで、2個
のイヤホーンユニットがヘッドバンドで結合されず、電
気コードの分岐端(二股に分岐された電気コードの支線
部の各一端)に自由に動き回れる状態で取り付けられた
イヤホーンでは、非使用時において特に電気コードの絡
みが発生しやすい。
【0010】そこで、請求項2に係る発明は 電気コー
ドの一端にポータブルディスクプレーヤ、カセットテー
ププレーヤ、又はラジオ受信機その他の可聴周波数信号
源に接続するためのコネクタが取り付けられると共に、
その電気コードの他の一端側が締結部材を介して二股に
分岐され、その各分岐端に聴取者の耳に差し込み得る左
右一対のイヤホーンユニットが取り付けられて成るイヤ
ホーンにおいて、前記締結部材が前記電気コードの任意
の部位を挟み込むための溝を有したコード固定部として
構成されていることを特徴とするイヤホーンを提供す
る。
ドの一端にポータブルディスクプレーヤ、カセットテー
ププレーヤ、又はラジオ受信機その他の可聴周波数信号
源に接続するためのコネクタが取り付けられると共に、
その電気コードの他の一端側が締結部材を介して二股に
分岐され、その各分岐端に聴取者の耳に差し込み得る左
右一対のイヤホーンユニットが取り付けられて成るイヤ
ホーンにおいて、前記締結部材が前記電気コードの任意
の部位を挟み込むための溝を有したコード固定部として
構成されていることを特徴とするイヤホーンを提供す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。先ず、図1は本発明に係るイヤ
ホーンの好適な実施態様を示す。図1において、1は可
聴周波数信号源としてMDプレーヤ、CDプレーヤ、又
はカセットテーププレーヤなどから成るポータブルオー
ディオ装置、2はポータブルオーディオ装置1に接続す
る本願イヤホーン(イヤレシーバ)であり、このイヤホ
ーン2は所定の長さを有する可撓性の電気コード3、ポ
ータブルオーディオ装置1の部位に接続するためのコネ
クタ4、及びポータブルオーディオ装置1より発信され
る電気信号を音響信号に変換する左右一対のイヤホーン
ユニット5A,5Bなどから構成される。
づいて詳細に説明する。先ず、図1は本発明に係るイヤ
ホーンの好適な実施態様を示す。図1において、1は可
聴周波数信号源としてMDプレーヤ、CDプレーヤ、又
はカセットテーププレーヤなどから成るポータブルオー
ディオ装置、2はポータブルオーディオ装置1に接続す
る本願イヤホーン(イヤレシーバ)であり、このイヤホ
ーン2は所定の長さを有する可撓性の電気コード3、ポ
ータブルオーディオ装置1の部位に接続するためのコネ
クタ4、及びポータブルオーディオ装置1より発信され
る電気信号を音響信号に変換する左右一対のイヤホーン
ユニット5A,5Bなどから構成される。
【0012】このうち、電気コード3は導線をゴムなど
の電気絶縁物で被覆して成り、その一端に上述のコネク
タ4(電気プラグ)が取り付けられると共に、他の一端
側は二股に分岐されてその各分岐端にそれぞれイヤホー
ンユニット5A,5Bが取り付けられる。つまり、電気
コード3は一端にコネクタ4を取り付けた本線部31
と、この本線部31より分岐する2つの支線部32A,
32Bとを有して成り、その各支線部32A,32Bの
先端にイヤホーンユニット5A,5Bが取り付けられ
る。
の電気絶縁物で被覆して成り、その一端に上述のコネク
タ4(電気プラグ)が取り付けられると共に、他の一端
側は二股に分岐されてその各分岐端にそれぞれイヤホー
ンユニット5A,5Bが取り付けられる。つまり、電気
コード3は一端にコネクタ4を取り付けた本線部31
と、この本線部31より分岐する2つの支線部32A,
32Bとを有して成り、その各支線部32A,32Bの
先端にイヤホーンユニット5A,5Bが取り付けられ
る。
【0013】イヤホーンユニット5A,5Bは、図示せ
ぬボイスコイルや振動板を含んで成るドライバ、これを
内蔵するハウジング、及びその前面開口部に装着される
多孔板などから構成されるダイナミック型であり、使用
形態による分類では耳に差し込むタイプのインナーイヤ
型に属する。
ぬボイスコイルや振動板を含んで成るドライバ、これを
内蔵するハウジング、及びその前面開口部に装着される
多孔板などから構成されるダイナミック型であり、使用
形態による分類では耳に差し込むタイプのインナーイヤ
型に属する。
【0014】ここで、6は電気コードの本線部31に介
在されるコントローラであり、このコントローラ6は液
晶パネルで成る表示部61、音量調整用の操作スイッチ
62(ダイヤル)、そのほか各種の操作スイッチ63を
含み、操作スイッチ62の操作によりイヤホーンユニッ
ト5A,5Bに出力される音量をポータブルオーディオ
装置1に装備されるスイッチ類の操作とは別に調整可能
とされるほか、操作スイッチ63の操作によりポータブ
ルオーディオ装置1の電源のON/OFF操作や、これ
に装填されるミニディスク、コンパクトディスク、又は
カセットテープなどの記録媒体に記録された記録情報の
サーチ(選曲頭出し、早送り、巻き戻しなど)を行うこ
とができ、また表示部61には記録媒体の駆動状態など
が表示されるようになっている。尚、図1にはコントロ
ーラ6の両側に本線部31が一体に結合された状態を示
しているが、コントローラ6と本線部31とを図示せぬ
プラグ及びジャックで分離可能に接続する場合もある。
又、コントローラ6として、音量調整機能のみを備えた
小型のものもある。
在されるコントローラであり、このコントローラ6は液
晶パネルで成る表示部61、音量調整用の操作スイッチ
62(ダイヤル)、そのほか各種の操作スイッチ63を
含み、操作スイッチ62の操作によりイヤホーンユニッ
ト5A,5Bに出力される音量をポータブルオーディオ
装置1に装備されるスイッチ類の操作とは別に調整可能
とされるほか、操作スイッチ63の操作によりポータブ
ルオーディオ装置1の電源のON/OFF操作や、これ
に装填されるミニディスク、コンパクトディスク、又は
カセットテープなどの記録媒体に記録された記録情報の
サーチ(選曲頭出し、早送り、巻き戻しなど)を行うこ
とができ、また表示部61には記録媒体の駆動状態など
が表示されるようになっている。尚、図1にはコントロ
ーラ6の両側に本線部31が一体に結合された状態を示
しているが、コントローラ6と本線部31とを図示せぬ
プラグ及びジャックで分離可能に接続する場合もある。
又、コントローラ6として、音量調整機能のみを備えた
小型のものもある。
【0015】一方、図1で明らかなように、電気コード
3の分岐部分にはその外周を覆う締結部材7が固設さ
れ、その締結部材7を介して本線部31が2つの支線部
32A,32Bに分岐されている。特に、その締結部材
7は分岐部分の補強とされるほか、電気コード3の任意
の部位を固定するためのコード固定部として構成され
る。例えば、図1に示すように、締結部材7には電気コ
ードの支線部32A,32Bの先端部分を固定できるよ
うになっている。このため、イヤホーン2をポータブル
オーディオ装置1に接続したままポーチなどに収納して
も、本線部31と支線部32A,32B、又は支線部3
2A,32B同士が互いに絡み付くことがなく、使用時
には締結部材7の部位から支線部32A,32Bを取り
外してイヤホーンユニット5A,5Bをそれぞれ聴取者
の両耳に適正に装着することができる。
3の分岐部分にはその外周を覆う締結部材7が固設さ
れ、その締結部材7を介して本線部31が2つの支線部
32A,32Bに分岐されている。特に、その締結部材
7は分岐部分の補強とされるほか、電気コード3の任意
の部位を固定するためのコード固定部として構成され
る。例えば、図1に示すように、締結部材7には電気コ
ードの支線部32A,32Bの先端部分を固定できるよ
うになっている。このため、イヤホーン2をポータブル
オーディオ装置1に接続したままポーチなどに収納して
も、本線部31と支線部32A,32B、又は支線部3
2A,32B同士が互いに絡み付くことがなく、使用時
には締結部材7の部位から支線部32A,32Bを取り
外してイヤホーンユニット5A,5Bをそれぞれ聴取者
の両耳に適正に装着することができる。
【0016】次に、図2及び図3はそれぞれ電気コード
の分岐部分の縦断面及び横断面を拡大して示す。図2で
明らかなように、電気コード3の支線部32A,32B
は導線33を被覆材34で被覆することにより構成さて
いると共に、本線部31はその両支線部32A,32B
を被覆材35で被覆することにより構成される。そし
て、支線部32A,32Bは、図3に示すように被覆材
35が除去されることにより本線部31より分岐され、
その分岐部分では被覆材35に代わってゴムやプラスチ
ックで成るスリーブ状の締結部材7が設けられる。
の分岐部分の縦断面及び横断面を拡大して示す。図2で
明らかなように、電気コード3の支線部32A,32B
は導線33を被覆材34で被覆することにより構成さて
いると共に、本線部31はその両支線部32A,32B
を被覆材35で被覆することにより構成される。そし
て、支線部32A,32Bは、図3に示すように被覆材
35が除去されることにより本線部31より分岐され、
その分岐部分では被覆材35に代わってゴムやプラスチ
ックで成るスリーブ状の締結部材7が設けられる。
【0017】図4は、その分岐部分を示した側面概略図
である。この図で明らかなように、締結部材7の側面に
は電気コード3の長手方向に直交して溝8が並列状に形
成される。図5に示すように、その溝8は締結部材7の
両側面に2つずつ相対して形成されている。特に、その
各溝8は入口8Aが内径より狭く、その内面形状が支線
部32A,32Bの外径とほぼ同じ円弧面をもつ円形状
とされている。そして、この締結部材7によれば、溝8
に電気コード3の部位、特に本例において支線部32
A,32Bの任意の部位を押し込んで該支線部32A,
32Bを締結部材7に固定することができる。つまり、
溝8に押し込まれた支線部32A,32Bは溝8又は被
覆材34の弾性変形により溝8に挟み込まれたまま固定
されるようになり、このため電気コード3を丸めてポー
チなどに収納した場合も、本線部31と支線部32A,
32B、又は支線部32A,32B同士が互いに絡み合
うことがなく、使用時には支線部32A,32Bを溝8
の入口8Aから引き抜くだけでイヤホーンユニット5
A,5Bを直ぐさま耳に装着することができる。
である。この図で明らかなように、締結部材7の側面に
は電気コード3の長手方向に直交して溝8が並列状に形
成される。図5に示すように、その溝8は締結部材7の
両側面に2つずつ相対して形成されている。特に、その
各溝8は入口8Aが内径より狭く、その内面形状が支線
部32A,32Bの外径とほぼ同じ円弧面をもつ円形状
とされている。そして、この締結部材7によれば、溝8
に電気コード3の部位、特に本例において支線部32
A,32Bの任意の部位を押し込んで該支線部32A,
32Bを締結部材7に固定することができる。つまり、
溝8に押し込まれた支線部32A,32Bは溝8又は被
覆材34の弾性変形により溝8に挟み込まれたまま固定
されるようになり、このため電気コード3を丸めてポー
チなどに収納した場合も、本線部31と支線部32A,
32B、又は支線部32A,32B同士が互いに絡み合
うことがなく、使用時には支線部32A,32Bを溝8
の入口8Aから引き抜くだけでイヤホーンユニット5
A,5Bを直ぐさま耳に装着することができる。
【0018】尚、その種の溝8は締結部材7の部位を切
り欠いて形成するものに限らず、例えば図6のように締
結部材7の部位に相対する一対の爪9,9を突設し、そ
の爪9,9の相互間に電気コード3の任意の部位を着脱
自在に挟み込み得る溝8を形成することができる。ここ
で、図5、図6では溝8の大きさを同一の大きさで示し
ているが、本線部31と支線部32A,32Bの双方を
挟み込み得るよう大きさの異なる溝を形成するとより効
果的である。
り欠いて形成するものに限らず、例えば図6のように締
結部材7の部位に相対する一対の爪9,9を突設し、そ
の爪9,9の相互間に電気コード3の任意の部位を着脱
自在に挟み込み得る溝8を形成することができる。ここ
で、図5、図6では溝8の大きさを同一の大きさで示し
ているが、本線部31と支線部32A,32Bの双方を
挟み込み得るよう大きさの異なる溝を形成するとより効
果的である。
【0019】又、本発明はその種の溝8を締結部材7に
形成して該締結部材7をコード固定部として構成するほ
か、コントローラ6の外面に電気コード3の任意の部位
を挟み込み得る溝を形成して該コントローラ6をコード
固定部として構成したり、その種のコード固定部を締結
部材7やコントローラ6とは別に電気コードの本線部3
1や支線部32A,32Bなど所定の部位に設けること
ができる。例えば、締結部材7のようなコード固定部を
本線部31上に設け、ここに支線部32A,32Bの部
位を固定したり、又は支線部32A上に上記のようなコ
ード固定部を設け、ここに他方の支線部32Bや本線部
31の部位を固定して電気コード3の絡み合いを防止す
ることができる。尚、コード固定部としては、電気コー
ド3の所定の部位に電気コード3の任意の部位を挟み込
み得る溝8を形成したスリーブ状の成形物に限らず、こ
れをマジックテープ(登録商標)などの帯状部材として
電気コード3の所定の部位に取り付け、これに電気コー
ド3の任意の部位を巻き付けて固定することもできる。
形成して該締結部材7をコード固定部として構成するほ
か、コントローラ6の外面に電気コード3の任意の部位
を挟み込み得る溝を形成して該コントローラ6をコード
固定部として構成したり、その種のコード固定部を締結
部材7やコントローラ6とは別に電気コードの本線部3
1や支線部32A,32Bなど所定の部位に設けること
ができる。例えば、締結部材7のようなコード固定部を
本線部31上に設け、ここに支線部32A,32Bの部
位を固定したり、又は支線部32A上に上記のようなコ
ード固定部を設け、ここに他方の支線部32Bや本線部
31の部位を固定して電気コード3の絡み合いを防止す
ることができる。尚、コード固定部としては、電気コー
ド3の所定の部位に電気コード3の任意の部位を挟み込
み得る溝8を形成したスリーブ状の成形物に限らず、こ
れをマジックテープ(登録商標)などの帯状部材として
電気コード3の所定の部位に取り付け、これに電気コー
ド3の任意の部位を巻き付けて固定することもできる。
【0020】一方、上記例では、電気コード3の分岐端
にそれぞれ左右一対のイヤホーンユニット5A,5Bを
設けた例を示しているが、本発明はラジオやテレビ用な
どとして電気コードの一端に1個のイヤホーンユニット
を取り付けたものにも適用する。そして、本例の場合も
電気コードの所定の部位に電気コードの任意の部位を固
定し得る上記のようなコード固定部を設けて電気コード
の絡み合いを防止することができる。
にそれぞれ左右一対のイヤホーンユニット5A,5Bを
設けた例を示しているが、本発明はラジオやテレビ用な
どとして電気コードの一端に1個のイヤホーンユニット
を取り付けたものにも適用する。そして、本例の場合も
電気コードの所定の部位に電気コードの任意の部位を固
定し得る上記のようなコード固定部を設けて電気コード
の絡み合いを防止することができる。
【0021】以上、本発明の適用例を説明したが、イヤ
ホーンユニット5A,5Bは上記例のようにダイナミッ
ク型に限らず、コンデンサ型や圧電型でもよい。又、そ
の使用形態は聴取者の耳に差し込むインナーイヤ型に限
らず、これを耳に当てて使用するオープンエア型として
もよい。尚、その種のイヤホーンユニットとして、これ
を耳に当てた状態で固定し得るフックを備えたものがあ
る。
ホーンユニット5A,5Bは上記例のようにダイナミッ
ク型に限らず、コンデンサ型や圧電型でもよい。又、そ
の使用形態は聴取者の耳に差し込むインナーイヤ型に限
らず、これを耳に当てて使用するオープンエア型として
もよい。尚、その種のイヤホーンユニットとして、これ
を耳に当てた状態で固定し得るフックを備えたものがあ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るイヤホーンによれば、電気コードの所定の部位に
該部位とは異なる電気コードの任意の部位を固定するた
めのコード固定部を設けたことから、電気コードを丸め
てポーチなどに収納した場合も、これが収納時に複雑に
絡み合ってしまうことがなく、このため絡まった電気コ
ードを苛立って断線させてしまうことがなく、これを解
きほぐす煩わしさや苛立ちを解消することができ、しか
も電気コードが絡まる事なく必要時に直ぐさま使用でき
ることからラジオの受信情報などを聞き逃すことがな
く、オーディオ装置に接続して使用する場合には電気コ
ードの絡み合いによる苛立ちを起こすことなく音楽を快
適に鑑賞することができる。
に係るイヤホーンによれば、電気コードの所定の部位に
該部位とは異なる電気コードの任意の部位を固定するた
めのコード固定部を設けたことから、電気コードを丸め
てポーチなどに収納した場合も、これが収納時に複雑に
絡み合ってしまうことがなく、このため絡まった電気コ
ードを苛立って断線させてしまうことがなく、これを解
きほぐす煩わしさや苛立ちを解消することができ、しか
も電気コードが絡まる事なく必要時に直ぐさま使用でき
ることからラジオの受信情報などを聞き逃すことがな
く、オーディオ装置に接続して使用する場合には電気コ
ードの絡み合いによる苛立ちを起こすことなく音楽を快
適に鑑賞することができる。
【0023】特に、電気コードの分岐部分に設けられる
締結部材をコード固定部として構成していることから、
余分な設置スペースを確保する事なくコストを掛けずに
容易に実用化を図れる。又、これに形成される溝に電気
コードの支線部を挟み込んで固定することにより、その
部分の絡み合いを無くして2つのイヤホーンユニットを
使用時に分離状態のまま両耳に素早く装着することがで
きる。
締結部材をコード固定部として構成していることから、
余分な設置スペースを確保する事なくコストを掛けずに
容易に実用化を図れる。又、これに形成される溝に電気
コードの支線部を挟み込んで固定することにより、その
部分の絡み合いを無くして2つのイヤホーンユニットを
使用時に分離状態のまま両耳に素早く装着することがで
きる。
【図1】本発明に係るイヤホーンをポータブルオーディ
オ装置に接続した状態を示す概略図
オ装置に接続した状態を示す概略図
【図2】電気コードの分岐部分を示す縦断面図
【図3】電気コードの分岐部分を示す横断面図(締結部
材の軸線断面)
材の軸線断面)
【図4】電気コードの分岐側を示す側面概略図
【図5】締結部材の部分を拡大して示した平面概略図
【図6】締結部材(コード固定部)の変更例を示す平面
概略図
概略図
【図7】従来のイヤホーンを部分的に破断して示した概
略図
略図
1 ポータブルオーディオ装置 2 イヤホーン 3 電気コード 31 本線部 32A,32B 支線部 4 コネクタ 5A,5B イヤホーンユニット 6 コントローラ 7 締結部材 8 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ポータブルディスクプレーヤ、カセット
テーププレーヤ、又はラジオ受信機その他の可聴周波数
信号源に接続するためのコネクタと、前記可聴周波数信
号源より発信される電気信号を音響信号に変換するイヤ
ホーンユニットとを電気コードで繋いだイヤホーンにお
いて、前記電気コードの所定の部位に該電気コードの前
記所定の部位とは異なる任意の部位を固定するためのコ
ード固定部が設けられていることを特徴とするイヤホー
ン。 - 【請求項2】 電気コードの一端にポータブルディスク
プレーヤ、カセットテーププレーヤ、又はラジオ受信機
その他の可聴周波数信号源に接続するためのコネクタが
取り付けられると共に、その電気コードの他の一端側が
締結部材を介して二股に分岐され、その各分岐端に聴取
者の耳に差し込み得る左右一対のイヤホーンユニットが
取り付けられて成るイヤホーンにおいて、前記締結部材
が前記電気コードの任意の部位を挟み込むための溝を有
したコード固定部として構成されていることを特徴とす
るイヤホーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147509A JP2001333485A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | イヤホーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147509A JP2001333485A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | イヤホーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001333485A true JP2001333485A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18653688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147509A Pending JP2001333485A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | イヤホーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001333485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101099269B1 (ko) | 2009-11-05 | 2011-12-26 | 이준성 | 이어폰 |
JP2013518472A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-20 | スニック, リミテッド ライアビリティ カンパニー | ヘッドセットコードホルダ |
KR101282882B1 (ko) | 2007-01-22 | 2013-07-05 | 엘지전자 주식회사 | 이어폰 케이블의 꼬임방지구 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147509A patent/JP2001333485A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101282882B1 (ko) | 2007-01-22 | 2013-07-05 | 엘지전자 주식회사 | 이어폰 케이블의 꼬임방지구 |
KR101099269B1 (ko) | 2009-11-05 | 2011-12-26 | 이준성 | 이어폰 |
JP2013518472A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-20 | スニック, リミテッド ライアビリティ カンパニー | ヘッドセットコードホルダ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3097340B2 (ja) | ヘッドホン装置 | |
US7388960B2 (en) | Multimedia speaker headphone | |
US20080157991A1 (en) | Remote monitor device with sensor to control multimedia playback | |
WO1998041974A3 (en) | Anr headset with dual stereo jacks | |
JP2009152666A (ja) | 音響出力制御装置、音響再生装置および音響出力制御方法 | |
JP2007325042A (ja) | 無線通信装置 | |
US20100193221A1 (en) | Cable management device, audio playback apparatus, and method of managing cables | |
JP2001333485A (ja) | イヤホーン | |
JP3877598B2 (ja) | ヘッドホン型オーディオプレーヤ | |
KR200321430Y1 (ko) | 카세트용 이어폰 | |
KR20070009823A (ko) | 센서 장착 이어폰과 정보 재생 장치 | |
JPS639796B2 (ja) | ||
JP2764953B2 (ja) | ヘッドホン装置 | |
JP5997806B1 (ja) | 電気音響変換器 | |
JPS6314556Y2 (ja) | ||
JP3413693B2 (ja) | ヘッドホン装置 | |
JPS6314555Y2 (ja) | ||
JPS6031350Y2 (ja) | 収音再生機器システム | |
KR200228454Y1 (ko) | 도파관을 연결한 이어폰 | |
KR200178248Y1 (ko) | 멀티형 이어폰 | |
JPH0115278Y2 (ja) | ||
KR200295631Y1 (ko) | 이어폰 장치 | |
KR200346762Y1 (ko) | 이어폰 장치 | |
JPS6314554Y2 (ja) | ||
KR20010045368A (ko) | 다중채널신호출력이 가능한 헤드폰 |