JPS6314555Y2 - - Google Patents

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JPS6314555Y2
JPS6314555Y2 JP13792582U JP13792582U JPS6314555Y2 JP S6314555 Y2 JPS6314555 Y2 JP S6314555Y2 JP 13792582 U JP13792582 U JP 13792582U JP 13792582 U JP13792582 U JP 13792582U JP S6314555 Y2 JPS6314555 Y2 JP S6314555Y2
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connector
headphone unit
headphone
headband
housing
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JP13792582U
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  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はオーデイオ用のヘツドホン、特にカセ
ツトテーププレーヤ、ポータブルラジオ等の携帯
用の機器による聴取に適した上型のヘツドホンの
改良に関する。
従来例の構成とその問題点 ヘツドホンは、従来大寸のパツドにて耳殻(耳
介)全体を覆うような構造のものが一般的であつ
たが、スピーカユニツトの径や厚さが小さくな
り、従つてパツドの寸法も小さくなり、耳殻の一
部を覆う程度(パツドの外径で25〜40mm程度)の
ものが多くなつた。近時はさらに小さくなり、外
径が十数mm程度であつて、外耳孔へ入り込まない
までも、第1図に示すように耳殻(耳介)1の凹
部2にはまり込み、小型のヘツドホンユニツト3
を外耳孔の入口に位置するように取付けて用いる
ものが用いられている。この形状のヘツドホン
は、ヘツドバンドを用いないのが通例であり、ヘ
ツドバンドを頭にかけることに抵抗感のある人、
特に年配者には好評である。しかし使用者の好み
は一様でなく、ヘツドバンド付のものを好む人、
あるいは耳殻内に取付けて使う型を好む人と様々
であり、双方の満足を得ることは困難であつた。
考案の目的 本考案はヘツドバンドを取付けて耳殻の外面に
パツドを押当てて使うこともでき、またヘツドバ
ンドを外してスピーカユニツトのみを耳殻内に収
めて使用することもできる使用形態の自在なヘツ
ドホンを提供し、かつヘツドバンドの使用時にも
音洩れが少なく十分な音量、音質感を得ることを
目的とする。
考案の構成 本考案のヘツドホンは、耳殻内に埋没保持して
使用可能なヘツドホンユニツト部と、このヘツド
ホンユニツト部が脱着自在であり、かつ上記ヘツ
ドホンユニツト部より大径の耳あて部を有しヘツ
ドバンドで連結されたハウジング部を備え、上記
ヘツドホンユニツト部を上記ハウジング部に取付
けたとき上記ヘツドホンユニツト部の前面が耳殻
の内部に位置すすように上記ヘツドホンユニツト
部を上記耳あて部の表面より突出させると共に上
記耳あて部の少なくとも表面を不通気性となした
ことを特徴とするものである。
実施例の説明 第2図以下に本考案の一実施例を示す。11は
耳殻内装着用のヘツドホンユニツトであつて、本
体12の内部にはスピーカユニツト(図示せず)
を納め、前面はスポンジ状であつて通気性のある
発泡性の樹脂或は布等で作られたパツド13でお
おわれている。なお場合によりパツド13は省略
してもよい。14は本体12の後部に設けられた
コネクタで一例として中空円筒型の導体15とピ
ン状の導体16とからなつている。
17は入力コード23の先端に設けられ、前記
コネクタ14に適合するコネクタで円筒型導体1
8、絶縁物19、中空円筒型導体20とからなつ
ている。コネクタの導体は適当にバネ性を与える
ことにより、コネクタ14にコネクタ17を挿入
すると適度の固さで保持されるものとする。この
コネクタは一例であつて、他の型式のコネクタを
用いても差支えないものである。なお21はコネ
クタ17のつまみ、22はコード保護ブツシング
である。
第3図は2個のヘツドホンユニツト11,1
1′と入力コードを結合した状態を示すものであ
る。24は2本の入力コードが一体となつた部
分、25はその分岐点の保護部材、26は音源機
器に接続する入力プラグである。
第4図はヘツドホンユニツトを入力コードから
外してヘツドバンドアツセンブリ側に取付けた状
態である。30,30′はハウジング、31,3
1′はハウジング30,30′に取付けられたパツ
ド、40,40はハウジング30,30′のホル
ダー、35はハウジング30からホルダー40へ
の渡り線、41はブツシング、42はホルダー4
0から他のハウジング30′への渡り線、50,
50′はパイプ、51,51′はパイプ50,5
0′の末端のブツシング、60はヘツドバンド、
52,52′はヘツドバンド60とパイプ50,
50′を結合するクランパーである。
第5図はユニツト11、ハウジング30、ホル
ダー40、入力コード23の接続の状態を説明す
るための拡大断面図である。ハウジング30の側
面にはリング状のつば32があり、これでパツド
31を保持する。また前面を開口した空洞部33
内にヘツドホンユニツト11の本体12を受け入
れ、ヘツドホンユニツト側のコネクタ14と、そ
れに適合するハウジング側のコネクタ34により
電気的な結合が行なわれる。併せて空洞部33の
内周から内方へ突出したバネ状部38によつてヘ
ツドホンユニツト11の本体12を側方から押圧
して保持する。この保持手段はこの他にもねじ式
とか、バヨネツト式等で行つてもよく、またコネ
クタ自体の結合力が強ければ、これらの保持手段
はなくてもよいものである。
ハウジング30の後端には球状突起部36が設
けられ、これがホルダー40の球状空洞部43に
入りこむことにより相互の結合と共にハウジング
30のある範囲内の自由な回動を可能にしてい
る。
ホルダー40はパイプ50が挿通される中空部
44を持ち、パイプ50に沿つて上下動が可能で
ある。45はスプリング部で前記中空部44内に
突出し、挿通されたパイプ50に弾接することに
よつてホルダー40の摺動に適度な摩擦力を与え
ている。さらにホルダー40の外の面には2つの
コネクタ37,37′を設ける。このコネクタ3
7,37′はヘツドホンユニツト11のコネクタ
14と同じ形状のものであり、第6図にも示すよ
うに前記入力コード23のコネクタ17,17′
が接続される。35の渡り線は一方のコネクタ3
7と前記ハウジング30のコネクタ34とを接続
するものである。一方他方のコネクタ37′に渡
り線42を接続し、この渡り線42を後述のよう
にヘツドバンド60の中を通して他方のヘツドホ
ンユニツト11に接続する。
パイプ50とヘツドバンド60の接続部を第7
図に示す。61はステンレス鋼などの平帯でパイ
プ50とは熔接、かしめ、リベツト、ビス止めな
どの方法で固定する。42はホルダー40から他
のハウジング30′への渡り線である。62は例
えばポリオレフイン等の熱収縮チユーブで、平帯
61と渡り線42を中に通した上、外部より熱を
加えて収縮させて固定するものである。渡り線を
ヘツドバンド中に設ける構成は、上記のものに限
られることなく、例えばフレキシブルプリント基
板を用いて二条の配線を形成し、ヘツドバンドに
沿わせて固定してもよく、また合成樹脂バンドの
中に2本の導体を埋めこんで一体成型するなどの
構成にしてもよい。
クランパー52は金属管を押しつぶして構成し
てもよく、合成樹脂等の成型品を用いてもよい。
要は平帯61とパイプ50の継ぎ目の美観保持
と、補強とを兼ねるように構成すればよい。その
他パイプの断面を円型でなく、楕円型あるいはD
型などにすればホルダー40が自由に回転するの
を制止する効果がある。
上記の構成によれば、第3図に示すようにヘツ
ドホンユニツト11のコネクタ14に入力コード
23のコネクタ17を接続することにより、耳殻
内に装着して用いるヘツドホンが得られる。また
第4図〜第6図に示すように入力コード23のコ
ネクタ17をホルダー40のコネクタ37に接続
し、かつヘツドホンユニツト11をハウジング3
0に装着しコネクタ14と34を接続すれば、ヘ
ツドバンドを有するヘツドホンが得られる。この
ときプラグ26から入力された2チヤンネル信号
は、入力コード23,23′に分岐されLチヤン
ネルの信号はコネクタ17、Rチヤンネルの信号
はコネクタ17′に現われる。コネクタ17から
のL信号は、コネクタ37、渡り線35、コネク
タ34を経てヘツドホンユニツト11のコネクタ
14に入力されてスピーカユニツトを動作させ
る。一方コネクタ17′からのR信号はコネクタ
37′から、渡り線42に入り、パイプ内、ヘツ
ドバンド60内、パイプ50′内を挿通した渡り
線42によつてハウジング30′内のコネクタ3
4′(図示せず)を経て他方のヘツドホンユニツ
ト11′のスピーカユニツトを駆動することがで
きる。なお渡り線42はいつたんホルダー40′
に入つてからハウジング30′に入つてもよい。
なお上記でヘツドバンド60を用いる場合、入
力コード23,23′のコネクタが接続されるコ
ネクタ37,37′をホルダー40に設けたが、
これらはハウジング30に設けても同様に実現で
きる。このとき渡り線42はハウジング30から
出てパイプ50に挿入されることになる。
次にヘツドホンユニツト11の外径を前述のよ
うに耳殻の内部に装着するような、例えば直径10
〜20mm程度に十分に小さくする事によつて、ヘツ
ドホンユニツトの振動板が鼓膜に近づくため、非
常に少い音響出力で充分な音量が感じられ、かつ
低音感も充分に感じられるのであるが、ヘツドバ
ンド60を用いた場合にもこの効果を保持するた
めに、図示のようにヘツドホンユニツト11の先
端面をパツド31の前面より前方に突出させてい
る。このように構成すれば、両耳に装着した時パ
ツド31よりもヘツドホンユニツト11が耳の中
に位置するため、充分な音量と質感が得られるこ
とになる。
さらにこの効果を高めるために、パツド31を
十分に厚いもの(例えば10mm以上)とするか、パ
ツドそのもの、あるいはその表面のみでも不通気
性の素材で形成することが望ましい。すなわちパ
ツド31の肉厚が充分大きくかつやわらかであれ
ば例えばヘツドホンユニツト11とパツド31の
表面がほぼ同一平面であつても、ヘツドバンド6
0の圧着力によつてヘツドホンユニツト11が耳
殻の中に突出し、ヘツドホンユニツト11をあら
かじめパツド31の表面から突出させておいたも
のと同様の効果が得られる。なおヘツドホンユニ
ツト11及びハウジング30の後面には必要に応
じて音孔を設けることができる。
第8図はヘツドバンドの構造を変えた他の実施
例である。これはヘツドバンド内の平帯61を両
端まで延長し、パイプ50,50′を廃止したも
のであつて、かつ渡り線42を引出す位置を図示
のようにクランパー52からとしたものである。
この実施例でも上記と全く同様の効果を有するも
のである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ヘツドホンユニ
ツト自体を直接耳殻内に保持させて使用すること
が可能であり、または2つのヘツドホンユニツト
をそれぞれハウジングに装着し、このハウジング
を連結するヘツドバンドで一体となし、ヘツドバ
ンドのあるヘツドホンとして使用することが可能
である。したがつて上記2つの使用形態を使用者
が容易に選択し組み立てることが可能であるた
め、需要を大きく広げることができる。また、耳
あて部の少なくとも表面を不通気性となしたこと
により、ヘツドホンユニツトの前面が耳あて部の
前面より突出する構成であることとあいまつてヘ
ツドホンユニツトの前面からの音が耳殻の外へ洩
れることを防止し、すなわち遮音性を向上させて
わずかな音警入力でも十分に大きな音量、音質感
が得られ、再生効率を向上させることが可能とな
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘツドホンの使用状態を示す斜
視図、第2図は本考案の一実施例における要部を
示すものでヘツドホンユニツトの斜視図、第3図
はヘツドホンユニツトと入力コードを接続した状
態の正面図、第4図はヘツドバンドを用いて組み
立てた状態の正面図、第5図は第4図の要部断面
図、第6図は要部の側面図、第7図はクランパー
部分の拡大断面図、第8図は他の実施例の正面図
である。 11,11′……ヘツドホンユニツト、14,
14′……コネクタ、17,17′……コネクタ、
23,23′……入力コード、30,30′……ハ
ウジング、34,34′……コネクタ、35……
渡り線、37,37′……コネクタ、40,4
0′……ホルダー、42……渡り線、60……ヘ
ツドバンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耳殻内に埋没保持して使用可能なヘツドホンユ
    ニツト部と、このヘツドホンユニツト部が脱着自
    在であり、かつ上記ヘツドホンユニツト部より大
    径の耳あて部を有しヘツドバンドで連結されたハ
    ウジング部を備え、上記ヘツドホンユニツト部を
    上記ハウジング部に取付けたとき上記ヘツドホン
    ユニツト部の前面が耳殻の内部に位置するように
    上記ヘツドホンユニツト部を上記耳あて部の表面
    より突出させると共に上記耳あて部の少なくとも
    表面を不通気性となしたことを特徴とするヘツド
    ホン。
JP13792582U 1982-09-10 1982-09-10 ヘツドホン Granted JPS5942690U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13792582U JPS5942690U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ヘツドホン

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JP13792582U JPS5942690U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ヘツドホン

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Publication Number Publication Date
JPS5942690U JPS5942690U (ja) 1984-03-19
JPS6314555Y2 true JPS6314555Y2 (ja) 1988-04-22

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JP13792582U Granted JPS5942690U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ヘツドホン

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JPS5942690U (ja) 1984-03-19

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