JPH10200977A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH10200977A
JPH10200977A JP172697A JP172697A JPH10200977A JP H10200977 A JPH10200977 A JP H10200977A JP 172697 A JP172697 A JP 172697A JP 172697 A JP172697 A JP 172697A JP H10200977 A JPH10200977 A JP H10200977A
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JP
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speaker
speaker device
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units
connector
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JP172697A
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Akira Yamagishi
亮 山岸
Ikuo Shinohara
幾夫 篠原
Akihiro Akiyama
明広 秋山
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカユニットから放射される再生音響を
体感と聴覚の双方により聴取することを可能となし、装
置自体の小型化を図る。 【解決手段】首から両肩に亘って装着されるとともに両
端部が胸部側に延在する連結体1の両端部に、装着時に
背面側が身体の鎖骨に対応する位置若しくはその近傍に
接触し得るようにそれぞれスピーカユニット2,3が支
持されている。連結体1の各端部に支持される各スピー
カユニット2,3は、背面側が鎖骨に対応する位置若し
くはその近傍に接触し得る位置から前面側が耳介方向に
向く位置に亘って回動可能に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカユニット
の振動を直接人体に伝達するようにしたスピーカ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、再生音響を聴取する装置として頭
部に装着して使用するヘッドホン装置や、耳介に装着し
て使用するイヤホン装置等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられているヘ
ッドホン装置やイヤホン装置は、これら装置を構成する
スピーカユニットから放射される再生音響を耳で聴取す
るだけのものである。
【0004】このように、再生音響を耳で聴取するだけ
の装置にあっては、スピーカユニットから放射される低
域の音響再生を十分に聴取することができない。特に、
100Hz〜150Hz以下の低域の再生音響は、耳の
みによって十分に聴取することが困難である。
【0005】そこで、本発明の目的は、スピーカユニッ
トから放射される再生音響、特に低域の再生音響を体感
により聴取し、臨場感のある音響再生を可能となすスピ
ーカ装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、小型の装置で低域
の音響再生を体感することができるスピーカ装置を提供
することにある。
【0007】さらに、本発明の目的は、必要に応じてス
ピーカユニットを身体に接触させ、スピーカユニットの
振動を直接身体に伝達させることを可能となすスピーカ
装置を提供することにある。
【0008】さらにまた、本発明の目的は、身体への装
着操作が容易なスピーカ装置を提供することにある。
【0009】さらにまた、本発明の目的は、手等の身体
の動作を阻害することなく身体に装着可能となすスピー
カ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスピーカ装
置は、上述したような目的を達成するため、首から両肩
に亘って装着されるとともに両端部が胸部側に延在する
連結体の両端部に、装着時に背面側が身体の鎖骨に対応
する位置若しくはその近傍に接触し得るようにそれぞれ
スピーカユニットを支持させたものである。
【0011】また、連結体の各端部に支持される各スピ
ーカユニットは、少なくとも背面側が鎖骨に対応する位
置若しくはその近傍に接触し得る位置から前面側が耳介
方向に向く位置に亘って回動可能に支持される。
【0012】さらに、連結体の各端部には、装着時に胸
部側を支持し、各スピーカユニットを耳介に向く方向に
回動させたときに、これらスピーカユニットの背面側が
身体から離間するように支持する支持部が設けられてい
る。
【0013】さらにまた、各スピーカユニットに音声信
号を入力する外部接続コードは、連結体の一方の端部側
からのみ引き出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスピーカ装置
の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明に係るスピーカ装置は、図1及び図
2に示すように、身体の首の付け根付近からから両肩に
亘って装着し得るように形成された合成樹脂を成形して
形成された連結体1と、この連結体1の各端部にそれぞ
れ支持される一対のスピーカユニット2,3とを備えて
いる。
【0016】このスピーカ装置は、図3及び図4に示す
ように、身体の背中側から嵌合するようにして装着され
るものである。そして、一対のスピーカユニット2,3
を支持する連結体1は、図1及び図2に示すように、身
体の背中側から嵌合するようにして首aの付け根付近か
らから両肩b,bに亘って装着し得るように各端部側を
開放した湾曲した形状に形成されている。すなわち、連
結体1は、身体に装着したときに、首aの付け根部分に
沿って嵌合する嵌合部1aと、この嵌合部1aの各端部
から延長され、身体の肩部に沿って延在し、先端側が身
体の胸部c側に延長する肩掛け部1b,1bとから構成
されている。嵌合部1aは、首aの付け根部に安定して
嵌合し得るように、中央部を幅広とするように形成され
ている。また、肩掛け部1b,1bは、身体に装着した
とき、先端側が身体の鎖骨に対応する位置若しくはその
近傍に位置し得るような長さに湾曲して形成されてい
る。
【0017】また、連結体1の各端部には、図1及び図
2に示すように、身体に装着したときに、身体の胸部に
当接し、連結体1の装着位置を規制する支持部4,4が
突設されている。これら支持部4,4は、連結体1の各
端部に支持されるスピーカユニット2,3の外周側を囲
むように湾曲して形成されている。
【0018】そして、各スピーカユニット2,3は、連
結体1の各端部に回動可能に支持されたハウジング5,
5に収納されて連結体1に支持されている。これらハウ
ジング5,5は、合成樹脂を成形して形成された前面側
ハーフ5aと背面側ハーフ5bを突き合わせ、図示しな
い固定ネジにより結合して形成される。そして、スピー
カユニット2,3は、図5に示すように、振動板7が設
けられた前面側を前面側ハーフ5aに設けた開口部8に
臨ませ、フレーム部9の周縁に突設した取付け片10を
背面側ハーフ5bの内面に植立したボス部11に固定ネ
ジ12により固定されてハウジング5内に取り付けられ
る。このとき、スピーカユニット2,3は、磁気回路部
13の後端側を背面側ハーフ5bに形成した開口部14
から突出させるようにしてハウジング5内に取り付けら
れる。このように、磁気回路部13をハウジング5の背
面側に突出させることにより、このスピーカ装置を身体
に装着したときに、磁気回路部13を身体に接触若しく
は近接させることができる。
【0019】ハウジング5の前面側には、図5に示すよ
うに、開口部8を覆って前面グリル15が取り付けられ
ている。この前面グリル15は、ハウジング5内への異
物の侵入を防止するとともに、スピーカユニット2,3
の振動板7に手指や異物が接触することを防止して振動
板7の保護を図るものであって、多数の微小孔が穿設さ
れた薄い金属板によって形成されている。
【0020】また、ハウジング5の背面側には、図5に
示すように、ハウジング5を覆って背面側に突出するス
ピーカユニット2,3の磁気回路部13を覆うようにし
てパッド16が取り付けられている。このパッド16
は、ウレタンフォームや不織布等の柔軟性を有する材料
により形成されている。そして、パッド16は、リング
状をなす取付けフレーム17に取り付けられ、この取付
けフレーム17を介してハウジング5の背面側に取り付
けられる。パッド16を取り付けた取付けフレーム17
は、周囲に突設した複数の係合爪片18を背面側ハーフ
5bに穿設した複数の係合孔19にそれぞれ挿通係合さ
せることによってハウジング5に取り付けられている。
【0021】なお、パッド16は、取付けフレーム17
の周縁を接着剤により接合されて取り付けられる。
【0022】一方のスピーカユニット2が収納された一
方のハウジング5内には、図示しないが各スピーカユニ
ット2,3に入力される音声信号を増幅する増幅回路や
音声信号処理回路が構成されたプリント配線基板が配設
されている。このプリント配線基板には、音声出力調整
用のボリュウムと電源の切り換えスイッチが実装されて
いる。ボリュウムは、図6に示すように、ハウジング5
の周面に一部が突出した操作ボタン23を回転操作する
ことによって調整され、切り換えスイッチは、ハウジン
グ5の周面に一部が突出した切り換えボタン24を移動
操作することによって切り換え操作される。
【0023】上述のようにスピーカユニット2,3を収
納したハウジング5,5は、図6に示すように、周面に
形成された段差部25の端面から円弧状をなす周面の接
線方向と平行な方向に突設された筒状をなす支持軸26
を連結体1の各端部の側面に設けた挿通穴27に挿通
し、この支持軸26を中心にして回動し得るように連結
体1に支持される。支持軸26は、図7及び図8に示す
ように、前面側ハーフ5aと背面側ハーフ5bから突設
された断面半円状をなす軸半体26a,26bを突き合
わせ結合することによって構成される。ハウジング5内
に挿通された支持軸26は、連結体1内に設けられた支
持片28に周面を支持されるとともに、連結体1内に設
けられる支持部材である押圧バネ29により押圧支持さ
れることにより連結体1に支持されている。押圧バネ2
9は、図7に示すように、先端側を連結体1内に設けた
係止部30に係止され、中央部に設けた湾曲部29aを
支持軸26の先端側の外周囲に設けた係合溝26cに係
合させ、基端部側を連結体1内に設けたボス部31に固
定ネジ32により固定して取り付けられることにより、
支持軸26を支持片28側に圧接支持している。このと
き、支持軸26は、係合溝31に押圧バネ29が係合し
て支持されているので、連結体1からの抜け止めが図ら
れる。
【0024】支持軸26を挿通させて連結体1の各端部
に支持されたハウジング5,5は、このスピーカ装置を
身体に装着したときに、これらハウジング5,5に収納
したスピーカユニット2,3の磁気回路部13の背面側
が、図3中実線で示すように、身体の鎖骨に対応する位
置c若しくはその近傍に接触し得る第1の位置から振動
板7が配設された前面側が耳介方向に向く図3中仮想線
で示す第2の位置との間で回動し得るように回動範囲が
規制されている。このハウジング5,5の回動範囲の規
制は、図9に示すように、支持軸26の基端部の外周囲
に形成したリング状のフランジ部34に切り欠き部35
を設け、この切り欠き部35に連結体1側に設け挿通穴
27の内周面側に設けた回動規制片36を係合させるこ
とにより行われる。すなわち、ハウジング5,5は、切
り欠き部35とこの切り欠き部35に係合する回動規制
片36の間隙35aの範囲で支持軸26を中心にして回
動可能となされている。
【0025】また、支持軸26には、図7に示すよう
に、スピーカユニット2,3の磁気回路部13が突出し
たハウジング5,5の背面側が身体の鎖骨に対応する第
1の位置若しくはその近傍に接触し得る位置に回動され
た位置と振動板7が配設されたハウジング5,5の前面
側が耳介方向に向く第2の位置に回動された位置とを保
持する一対の回動位置保持部材38,38が設けられて
いる。これら回動位置保持部材38,38は、板バネに
より形成されている。回動位置保持部材38,38は、
図6に示すように、先端側に形成した係合突部38aを
支持軸26に穿設した透孔40から突出させ、基端部側
を支持軸26内に支持して取り付けられている。
【0026】そして、回動位置保持部材38,38は、
連結体1内に突設された回動ガイド片41の先端側に形
成された第1又は第2の係合凹部42,43に係合突部
38aが選択的に係合することによって、ハウジング
5,5を第1の位置又は第2の位置に回動した位置に保
持する。なお、回動位置保持部材38,38は、回動ガ
イド片41の第1及び第2の係合凹部42,43間の突
出部44上を回動するとき、係合突部38aが突出部に
よって押圧され、支持軸26内に没入するように弾性変
位される。
【0027】なお、連結体1の端部から支持部4,4に
亘る部分は、詳細な説明は省略するが、連結体半体部と
この連結体半体部に突き合わせられる覆体とから構成さ
れている。この構成は、連結体1の端部側に収納するよ
うに配設される押圧バネ29の収納部を開放するための
ものである。
【0028】そして、プリント配線基板を収納した一方
のハウジング5が支持された連結体I1の一方の端部か
ら延長された支持部4の先端から、図1及び図2に示す
ように、ハウジング5、5内に収納されたスピーカユニ
ット2,3に音声信号及び駆動用の電源を供給する外部
接続コード45が引き出されている。支持部4の先端の
外部接続コード45が引き出される部分には、弾性変位
可能なゴム等により形成されたエスカッション46が介
在され、外部接続コード45の保護を図っている。外部
接続コード45の先端側には、本発明に係るスピーカ装
置が接続されるテープレコーダや光ディスクプレーヤ等
の音響機器に接続するための接続プラグ48が取り付け
られている。
【0029】また、一方のハウジング5内に収納された
プリント配線基板上に構成された回路部と、他方のハウ
ジング5に収納されたスピーカユニット3とは、連結体
1内に延在された接続コードにより電気的に接続されて
いる。したがって、外部接続コード45を介して供給さ
れる音声信号及び電源は、連結体1内に延在される接続
コードを介して他方のスピーカユニット3に供給され
る。なお、一方のハウジング5内に収納されたスピーカ
ユニット2とプリント配線基板に構成された回路部間も
接続コードにより電気的に接続されている。
【0030】このように、外部接続コード45を連結体
1の一方の端部側からのみ引き出すようにすることによ
り、このスピーカ装置の身体への装着操作が容易とな
る。すなわち、外部接続コード45を身体に巻き付ける
ことなく装着できるためである。
【0031】また、外部接続コード45の中途部には、
図1に示すように、電源供給用の接続プラグが電気的に
接続される接続端子を備えたジャック部47が設けられ
ている。このジャック部47を介して供給される電源
は、商用電源を一定電圧の直流電源に変換するACアダ
プタからのものである。このジャック部47は、スピー
カ装置を身体に装着したとき、連結体1から引き出され
た接続コード45が身体から離間する位置によりさらに
先端側に設けることが望ましい。
【0032】このように、電源供給用のプラグが接続さ
れるジャック部47を外部接続コード45の中途部に設
けることにより、スピーカ装置を身体に装着したとき、
身体に沿う接続コードをスピーカ装置から引き出される
外部接続コード45のみとすることができ、接続コード
が邪魔になることなく良好な装着状態が得られる。
【0033】ところで、本発明に係るスピーカ装置の各
スピーカユニット2,3に音声信号を供給するディスク
プレーヤやテープレコーダ等の音源となる音響装置がス
テレオ再生を行う場合には、図10に示すように、一方
のスピーカユニット2には、左チャンネル用の信号が入
力端子51を介して供給され、他方のスピーカユニット
3には、右チャンネル用の音声信号が入力端子52を介
して供給される。各入力端子51,52に供給された音
声信号はそれぞれ低域増幅回路53,54に供給され低
域の音圧レベルが増強されて増幅回路55,56に入力
される。そして、各増幅回路55,56により増幅され
た音声信号は、各スピーカユニット2,3に供給され、
これらスピーカユニット2,3を駆動し、再生音響とし
てスピーカユニット2,3から放射される。
【0034】ここで、低域増回路53,54によって増
強される音声信号の低域の範囲は、身体に伝導されるこ
とにより、体感により振動として感ずことができる10
0Hz〜150Hzの範囲の周波数であることが望まし
い。このように、体感できる低域の周波数を増強するこ
とにより、スピーカユニット2,3を身体に接触させて
再生音響を聴取するとき、低域の再生音響を確実に体感
により感じ取ることが可能となる。
【0035】上述のように構成されたスピーカ装置は、
身体の背中側から嵌合するようにして装着すると、連結
体1が、図2及び図3に示すように、首の付け根付近か
ら両肩に沿うように嵌合され、これら連結体1の各端部
に支持した一対のスピーカユニット2,3が身体の鎖骨
に対応する位置若しくはその近傍位置に配置される。こ
のとき、ハウジング5,5を連結体1の端部から延長さ
れた支持部4と略平行となる第1の位置に回動すると、
ハウジング5,5の背面側が身体の鎖骨に対応する位置
若しくはその近傍の位置に接触する。この状態で、スピ
ーカユニット2,3に音声信号を供給し、これらスピー
カユニット2,3を駆動すると、スピーカユニット2,
3から放射される再生音響を体感と聴覚の双方で聴取す
ることができる。すなわち、スピーカユニット2,3の
背面側から放射される再生音響が振動として身体に伝達
されることにより体感によって感じ取られ、スピーカユ
ニット2,3の前面側から放射される再生音響が空間を
伝播して聴覚により聴取される。このとき、スピーカユ
ニット2,3の背面側は、身体の外表面に最も突出した
鎖骨に対応する位置若しくはその近傍位置に接触するの
で、スピーカユニット2,3から放射される振動を、身
体の骨格に効率よく伝達することができ、いわゆる骨伝
導を利用して感じ取ることができる。
【0036】特に、本発明に係るスピーカ装置は、体感
により感じ取ることができる低域の音圧レベルが増給さ
れてなるので、少なくとも低域の音響を体感と聴覚の双
方で聴取することができ、臨場感にすぐれた再生音響の
再生が可能となる。
【0037】また、ハウジング5,5を、その前面側が
耳介方向に向く第2の位置に回動させると、図3に示す
ように、ハウジング5,5の背面側が身体か離間し、ス
ピーカユニット2,3からの再生音響を聴覚のみで聴取
することが可能となる。このとき、支持部4,4が身体
の一部を支持するので、ハウジング5,5はここに収納
したスピーカユニット2,3を身体から離間させた第2
の位置に確実に保持される。
【0038】このように、本発明に係るスピーカ装置
は、再生音響を聴覚のみにより聴取する状態と、聴覚と
体感とにより聴取する状態とを選択することができる。
【0039】なお、スピーカユニット2,3から放射さ
れる再生音響を聴覚と体感のみにより聴取するものとす
るときには、ハウジング5,5は連結体1に固定的に連
結したものであってよい。
【0040】また、スピーカユニット2,3は、ハウジ
ング5,5に収納され、これらハウジング5,5を介し
て連結体1に回動可能に支持されているが、スピーカユ
ニット2,3を構成するフレームに支持軸を設け、ハウ
ジング5,5を介することなく連結体1に回動可能に支
持するようにしてもよい。
【0041】さらにまた、本発明に係るスピーカ装置に
あっては、図11に示すように、連結体1の一方の端部
側にマイクロホン61を取り付け、ヘッドセットとして
構成することもできる。このとき、マイクロホン61
は、身体に装着したとき先端が口元に位置するように、
連結体1の端部から延長されたマイクロホン支持アーム
62の先端側に取り付けられる。
【0042】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るスピーカ
装置は、体感と聴覚の双方により再生音響の聴取を行う
ことができるので、臨場感にすぐれた再生音響の再生が
可能となる。
【0043】また、このスピーカ装置は、身体の両肩に
亘って装着して用いられるので、装置自体を小型化する
ことができるばかりか、装着したとき、身体の動作、特
に手指の操作を阻害することがないので、身体に装着し
た状態で他の動作を行うことが可能となる。
【0044】したがって、コントロールボタンを操作し
て行ういわゆるテレビゲーム機用のスピーカ装置に用い
て有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ装置を前面側から見た状
態の斜視図である。
【図2】上記スピーカ装置を背面側から見た状態の斜視
図である。
【図3】上記スピーカ装置を身体に装着した状態の斜視
図である。
【図4】上記スピーカ装置を身体に装着し、スピーカユ
ニットを回動させる状態を示す側面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】 連結体に支持されるスピーカユニットを収納
したハウジングの支持軸部分を示す分解斜視図である。
【図7】図1のB−B線断面図である。
【図8】図1のC−C線断面図である。
【図9】連結体に支持されたハウジングの支持軸部分を
示す断面図である。
【図10】本発明に係るスピーカ装置の回路図である。
【図11】本発明に係るスピーカ装置の他の例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 連結体、 2,3 スピーカユニット、 4 支持
部、 5 ハウジング、 26 支持軸、 45 外部
接続コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首から両肩に亘って装着されるととも
    に、両端部が胸部側に延在する連結体と、 装着時に背面側が身体の鎖骨に対応する位置若しくはそ
    の近傍に接触し得るように上記連結体の各端部に支持さ
    れた一対のスピーカユニットとを備えてなるスピーカ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記一対のスピーカユニットは、少なく
    とも背面側が身体の鎖骨に対応する位置若しくはその近
    傍に接触し得る位置から前面側が耳介方向に向く位置に
    亘って回動可能に上記連結体の各端部に支持されたこと
    を特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 上記連結体の各端部には、装着時に胸部
    側を支持する支持部が設けられたことを特徴とする請求
    項2記載のスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 上記一対のスピーカユニットは、上記連
    結体の各端部に回動可能に支持された一対のハウジング
    にそれぞれ収納されたことを特徴とする請求項2記載の
    スピーカ装置。
  5. 【請求項5】 上記連結体の一方の端部から外部接続コ
    ードが引き出されたことを特徴とする請求項1記載のス
    ピーカ装置。
  6. 【請求項6】 上記外部接続コードの中途部に電源入力
    端子が設けられたことを特徴とする請求項1記載のスピ
    ーカ装置。
  7. 【請求項7】 上記連結体にマイクロホンユニットが取
    り付けられたことを特徴とする請求項1記載のスピーカ
    装置。
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