JP2001333289A - 画像中の色をマッピングする色変換方法 - Google Patents

画像中の色をマッピングする色変換方法

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JP2001333289A
JP2001333289A JP2001093359A JP2001093359A JP2001333289A JP 2001333289 A JP2001333289 A JP 2001333289A JP 2001093359 A JP2001093359 A JP 2001093359A JP 2001093359 A JP2001093359 A JP 2001093359A JP 2001333289 A JP2001333289 A JP 2001333289A
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ジェイ ウルフ ジェフリー
Robert E Cookingam
イー クッキンガム ロバート
Errico John R D
アール デリコ ジョン
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  • Color Image Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像中の色をマッピングするため
の色変換方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による方法は、再現が好ましいと
される一つ以上の色が一つ以上の新しい色の場所に変換
される、色画像を表わすディジタル色データのファイル
をディジタル色データの新しいファイルに変換する。デ
ィジタル色データは、多次元の色空間中に提供され、色
空間中の操作されるべき色の場所が色磁石として指定さ
れる。色空間中のディジタル色データの一つ以上の色の
場所と一つ以上の色磁石の間で色空間距離が計算され
る。色空間中の近傍にある色の場所に影響を与える特定
の動作が各色磁石に対して指定され、この動作は、吸
引、反発、遮蔽、及び、ドラグを含む群から選択される
一つ以上の動作を含む。次に、ディジタル色データは、
色空間距離及び動作の関数として多次元の色空間中の新
しい場所へマッピングされ、動作の程度又は強さは色空
間距離又は色空間中の方向の関数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル画像処
理の分野、特に、色画像変換の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】色画像捕捉及び再現システムを設計する
際、色が最も意味のある、適当、自然、且つ、好ましく
なる最適な方法でレンダリングされ得ることが重要であ
る。色再現の様々なモードが異なる色再現適用法におい
て適用可能である。例えば、美術発表における色画像
は、元のアートワークに対する再現の色の現われの正確
さの点から判断されてもよい。広告用の画像は、目的に
対するある商標の色再現の比色計で測定される正確さの
点から判断されてもよい。MacbethTM色チェッカのよう
な分析試験チャートの色再現は、再現されるパッチの分
光の正確さのそれらパッチが表わすオブジェクトに対す
る比較に対して判断されてもよい。絵の画像は、より任
意な規格に対して一般に判断される。商業的用途に使用
される画像のクロマはしばしばブーストされ、これら画
像はより好ましく、注意を引くものにさせられる。専門
のポートレート撮影者は、最も正確なレンディションを
提供するよりも被写体を実物以上によく見せる肌トーン
を常にプリントする。個人的な写真又はスナップショッ
トは、元のシーンがどのような現われかの記憶に関して
しばしば判断される。これらの記憶は稀に「比色計で測
定される正確さ」でなく、特に、いわゆる空、葉、及
び、肌トーンに対する消費者の色の好みによってしばし
ば影響を与えられる。
【0003】色レンディションの総合的な説明は、R.
W.G.Hunt.The Reproduction ofColour,5thEditio
n,, Fountain Press,pp.223−242(1995)に見つ
けられ得る。Huntは、幾つかの異なる目的を実現するた
めに色画像がどのようにして異なる方法の範囲で再現さ
れ得るかを記載する。しかしながら、各場合において、
観察者は、夫々の意図する画像の使用に従ってその再現
の色質を判断する。Huntは、エンターテイメントから科
学的なものまで全ての色再現適用法を含む色再現の6つ
の別個のモードを識別する。
【0004】色再現の最も要求の厳しいモードは「分光
再現」である。これは、再現されるものの分光反射率
(又は透過率)が元の分光反射率に適合される場所であ
る。この場合、再現されるもの及び元のものは、発光物
における変化に関わらず全ての観察者に対して現われが
適合される。分光色再現は実際にはあまり実現されず色
を再現する手段として工業的に実行可能でない。
【0005】「比色計の色再現」では、明確にされるビ
ューイング発光物及び明確にされる標準観察者に対して
元のもの及び再現されたものの色度及び対応する輝度が
適合される。色の現われがビューイング発光物の強度と
無関係でないため、比色計の再現は大きい強度変化に対
する色の現われにおいて元のものと適合されない。
【0006】「正確な色再現」は、比色計の色再現に対
する条件が満たされるとき生じられ、再現されたもの及
び元のものの絶対輝度が適合される。元のもの及び再現
されるものは、現われに関して、視覚系の適応の同一条
件下で標準観察者に対して適合される。
【0007】元のものとは異なる適応の条件下で再現が
見られる場合、色の現われの適合は、適応係数が再現モ
ードに対して考えられ考慮される場合だけ実現され得
る。これは「等しい色再現」である。これは、明るい昼
光下で見られる多彩なオブジェクトが人工的な発光物の
ビューイング条件下で通常再現され得ないため、実際に
は実現することが非常に困難である。
【0008】「対応する色再現」における目的は、再現
のビューイング条件下で見られる場合に出現するよう元
のシーンを再現することである。
【0009】色再現の最後のモードは、「好ましい色再
現」である。このモードでは、再現色は、観察者の好み
に適応されるようレンダリングされる。これら好みは、
観察者によって変化される傾向にあるが、多くのオブザ
ーバ間で存在し色再現に含まれ得る一般的な、定量化の
好みがある。
【0010】Huntブックに加えて、自然画像をレンダリ
ングする技術における好ましい色の及びキーメモリ色の
概念の重要さを参照する発行物が技術的文献において幾
つかある。例えば、C.J.Bartlesonによる“Memory C
olors of Familiar Objects,” Journal of the
Optical Society of America,50,pp.73−77,
(1960)、P.Siple,並びに、R.M.Springerによる
“Memory and Preference for the Colors of O
bjects,”Perception and Psychophysics,34,pp.
363-370,(1983)、S.Sandersによる“Color Prefer
ences for Natural Objects,” Illuminating En
gineering,54,p.452,(1959)、及び、R.W.G.Hu
nt,I.T.Pitt,並びにL.M.Winterによる“The Pre
ferred Reproduction of Blue Sky,Green Grass
and Caucasian Skin in Colour Photograph
y,” Journal of Photographic Science,22,p
p.144−150,(1974)である。これらの文献より、色
が周知である幾つかのオブジェクトに対して、好ましい
色再現が有利となり、より好ましい描写を実現するため
に(等しい又は異なる絶対輝度レベルにおける)現われ
を等しくすることから離れることが要求されてもよい。
【0011】結果として、撮影及び写真会社は、長年に
わたって好ましい色のレンディションの利点を直感的に
理解し、写真システムのトーンスケール、インターイメ
ージ、及び、スペクトル感光性を含む特徴の注意深い操
作を通じて消費者の好みに対する幾つかの対策を実現す
ることを試みみた。現代の撮像システムでは、好ましい
色のレンダリングは、何らかの形態の好ましい色マッピ
ングの使用を通じてしばしば実現される。例えば、米国
特許第5,583,666号は、入力色空間を出力色空
間に変換を用いて変換する方法を記載する。特に、コン
ピュータグラフィックスモーフィング技法が開示され、
明確な制約が入力及び出力色空間の全域の境界線上にあ
る点からなりたつ。この方法は、円滑な出力レンディシ
ョンを生成させるが、色空間変換に対して課せられ得る
制約の点では制限される。色空間中の任意の点は、色空
間中の別の任意の点に移動され得ない。Buhr他に発行さ
れた特許の群(米国特許第5,528,330号、第
5,447,811号、第5,390,036号、及
び、第5,300,381号)は、カラー写真中の最適
なトーンの再現のために選択的なトーンマッピングでシ
ーンの色画像の再現を開示する。この一連の特許では、
画像の再現はシーンパラメータ変換によって変更され、
このシーンパラメータ変換は、画像再現システム及び方
法の変換されない特徴と関連させられると、所定の組の
特性を含む瞬間のガンマ値を有する再現されたトーンマ
ッピングを結果として生じさせる。これは、トーンに対
して好ましい視覚的特徴を有するが好ましい色について
は指定せず好ましい色再現を発生させる全ての方法も提
供しない。このようなトーンマッピングは、色空間の追
加的RGBタイプにおいて表わされる色データに適用さ
れるとき、クロマの変更も生じさせる。これらクロマ変
更はトーンマッピングに結び付けられ、輝度コントラス
トの増加の結果としてだけクロマの増加を実現する。輝
度及びクロママッピングを独立して制御するこのような
方法において対策が講じられていない。更に、このよう
なトーンマッピングは、直線性からそらされる場合制御
されない色相のシフトを多くの色に対して取り入れさせ
る。トーンマッピングの別の制限は、色空間の限定され
た領域に変換を選択的に適用する能力が無い点である。
【0012】上述の通り、現代の撮像システムでは、好
ましい色レンダリングは典型的には制限され、遅く柔軟
でない手段を通じて実現される、なにかの形態にある好
ましい色マッピングの使用を通じてしばしば実現され
る。これらの手段は、制限的でないが、トーンスケール
の変更、選択される色の変更、染料或いは色素の変化、
又は、
【0013】
【外1】 のような製品を使用するディジタル画像の手動の操作を
含む。眼によって受けられ自然画像として解釈される光
の知覚は、非常に複雑な処理であり、自然画像において
固有の微妙な色及びトーンスケールの変化は簡単な変換
によって十分には適応されない。結果として、無数のア
ーチファクト及び不自然に現われる問題が生じられる。
これらの問題は、自然なシーンにおいて見られるほど滑
らか且つ連続的でない色相、クロマ、又は、明度の勾配
上の色間の遷移を含み得る。これら遷移は、画像中にア
ーチファクト又は不連続性を発生させてもよい。更に、
要求される変換を計算するために必要な計算は、しばし
ば複雑であり専用の計算リソース及び時間を必要として
もよい。計算を実現するために要求される時間は、画像
が物理的に生成され結果としてオフラインでなされなけ
れば生成性においてかなりの犠牲が払われるため方法の
適用が実時間で成され得ないことにより、方法の適用性
をしばしば制限させる。
【0014】好ましくは、色空間中の好ましい位置へ又
はその方向に色を移動させることで、好ましい色マッピ
ングを発生させるために色が変換されることを可能にす
る完全に新しいアルゴリズムが必要である。理想的に
は、自然画像が処理されるとき、色又は幾つかの色間の
グラデーション或いはぼかしは元の画像に見られるほど
変更された画像中でも円滑又は鮮明に見られるべきであ
る。特定的には、連続的な遷移は円滑且つ連続的でなく
てはならず、アーチファクト、不連続性、又は、輪郭を
発生してはならない。更に、画像の構成の全体的な印象
はレンダリングされた画像がアルゴリズムを用いて処理
される前よりもより好ましくならなくてはならない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を一つ以上克服することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】簡単に要約するに、本発
明の一面によると、本発明は、再現が好ましいとされる
一つ以上の色が一つ以上の新しい色の場所に変換され
る、色画像を表わすディジタル色データのファイルをデ
ィジタル色データの新しいファイルに変換する方法であ
る。ディジタル色データは、多次元の色空間中で提供さ
れ、色空間中の好ましい色の場所が色磁石として指定さ
れる。色空間距離は、色空間中のディジタル色データの
色の場所と色磁石との間で計算され、各色磁石は所定の
影響領域を有する。各色磁石の影響領域内の色空間中の
色の場所に影響を与える特定の動作が各色磁石に対して
指定される。次に、ディジタル色データは、色空間距離
及び選択される動作の関数として多次元の色空間中の新
しい場所にマッピングされ、動作の程度又は強さは色空
間距離又は色空間中の方向の関数である。より特定的に
は、前述の動作は吸引、反発、遮蔽、及び、ドラグのよ
うな動作を含む。
【0017】本発明の有利的な特徴は、自然画像が本発
明を実施することで処理されるとき実現されることであ
る。色又は幾つかの色の間のぼかしは、元の画像におけ
るようにレンダリングされた画像の中で円滑又は鮮明に
現われる。連続的な遷移は円滑及び連続的であり、アー
チファクト、不連続性、又は、輪郭を生成しない。更
に、画像の構成の全体的な印象は、レンダリング画像が
アルゴリズムを用いて処理する前よりもより好ましい。
関連する技術的な利点では、画像を処理するために要求
される時間は変換が別の、オフライン処理において発生
され、画像に変換を適用するためにその後使用される三
次元のルックアップテーブルを計算するために使用され
るため、最小化される。これは、画像の小さいサブクラ
スだけでなく全ての自然画像に対して一般に適用可能な
変換が構成され得るため可能である。従って、演算的な
使用では、要求される計算は、画像中のピクセルに対し
て単一の三次元ルックアップテーブルの適用だけを必要
とするため非常に迅速である。変換は、ハイボリューム
のディジタル現像適用において実時間で適用され得る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の上記及び他の面、目的、
特徴、及び、利点は、好ましい実施例並びに添付の特許
請求の範囲の以下の詳細な説明及び添付の図面を見るこ
とにより明確に理解され認識される。
【0019】色空間変換を使用するディジタル処理アル
ゴリズム及びシステムが周知であるため、ここでの説明
は、特に本発明による色空間変換の一部をなす又は直接
的に協働する属性に向けられる。本願中特に示されない
又は説明されない属性は、公知の技術から選択されても
よい。以下の説明では、本発明の好ましい実施例はコン
ピュータプログラムのソフトウェアとして通常実行され
る。当業者は、このようなソフトウェアと同等のものが
ハードウェアにおいて構成されてもよいことを容易に認
識する。以下の事柄において本発明記載の方法あると仮
定するに、本発明を実行するのに便利となる特に本願で
示されず提案されないソフトウェアは従来通りであり、
通常の技術内にある。更に、例えば、(フロッピー(登
録商標)ディスクのような)磁気ディスク或いは磁気テ
ープのような磁気記憶媒体、光ディスク、光テープ、或
いは機械可読バーコードのような光記憶媒体、ランダム
アクセスメモリ(RAM)或いは読み取り専用メモリ
(ROM)のような固体電子記憶装置、又は、コンピュ
ータプログラムを記憶するために使用される全ての他の
物理的装置或いは媒体を有するコンピュータ読取り可能
な記憶媒体に記憶されてもよい。
【0020】本発明は、画像を生成するよう新しい色マ
ッピングを発生させるために画像中の色を変換すること
を可能にする新しい方法に関する。これは、画像を見る
者が色をより好ましいと思うようレンダリングされた画
像、又は、処理の中間段におけるディジタル画像中の色
を変更するためにディジタル画像処理の分野において一
般的に使用される。これは、滑らか且つ自然に見える方
法で色を色空間中の好ましい位置へ又はその方向に吸引
する又はその逆で移動させることで色空間を変換するア
ルゴリズムを通じて実現される。変換は、色マッピング
が画像中にアーチファクト、輪郭、又は、不連続性を生
成させず画像の現われを自然画像として維持するよう
な、滑らか且つ連続的な方法で実現される。追加的に、
ある特定の適用法では、変更された画像がもはや自然画
像に類似しないように色磁石を用いて画像の印象を著し
く且つ故意に変更することが可能である。
【0021】滑らか且つ自然に見える方法で色を色空間
中の好ましい位置へ又はその方向に吸引することは、本
願では「色磁石」として特徴付けられる特性を利用する
アルゴリズムによって得られる。本願で説明される色磁
石変換は、色再現システムにおいて好ましい色の変換を
実行する滑らかなアーチファクトの無い手段を提供する
アルゴリズムに含まれる。本願で使用される「色磁石」
は、本願で説明される数学的変換を通じて色の変換を生
成するために設計されるアルゴリズムを指す。本願で
は、「色磁石」といった用語は、物理的な磁石が磁気材
料に対して有する引力及び斥力の物理的影響と本発明に
よって実現される変換が色空間中の所与の点へ又はその
方向に或いはそこから離れる色空間中の値に対して有す
る影響との間の近い類似性の点で使用される。これらの
変換が画像又は画像の群に対する好ましい色マッピング
を生成するために典型的に使用されることが予想され
る。
【0022】実際には、本発明は、画像中の色を変更す
る変換を形成することをユーザに可能にさせるアルゴリ
ズムに含まれる。画像中の色を表わすディジタル情報が
アルゴリズムを通じて1ピクセルづつ処理されることが
可能となる一方で、この処理は遅くなり得る。結果とし
て、好ましい実施例は、変換に影響を与える数の多次元
(典型的には三次元)ルックアップテーブルを発生させ
るためにアルゴリズムを使用することを含む。画像中の
色を表わすディジタル情報は、所望の色を表わす新しい
組のディジタル情報を発生させるためにルックアップテ
ーブルを通じて処理される。アルゴリズムは、典型的に
CIELab/CIELCh色空間において動作される
が、CIELUV色空間のような全ての他の色空間にお
いても使用され得る。CIELab/CIELChの利
点は、略知覚的に均一な空間であり、変換の結果を予測
し易くさせる。実際、全ての多次元色空間が使用されて
もよく、次元又はディメンションは明度、明るさ、クロ
マ、多彩さ、彩度、及び、色相の一つ以上を含む人間の
観察者に対する色の知覚的属性に対応する。これら色空
間の詳細な説明は、Mark D.Fairchild,Addison−Wes
ley,(1997)によるColor Appearance Modelsに記載さ
れる。
【0023】図1に示すように、色磁石の挙動10及び
その挙動が発生させる色変換は、磁石の影響領域12、
つまり、磁石が影響を与える色空間の領域と、磁石がそ
の影響領域内の色に対して有する影響14との2つの要
素によって制御される。色磁石の機能的な挙動は影響領
域が画成された境界を有するように定義されてもよい一
方で、磁石の影響領域は以下に定義される機能的な挙動
が与えられると大きさに境界が付けられないことが好ま
しいことが理解される。この場合、結果として、影響領
域は、色の中で視覚的な知覚変化を典型的に生じさせ得
る所与の閾値よりも「磁気効果」が大きい領域として定
義される。磁石の影響領域は、次に磁石の中心の場所1
6と、磁石に対して色空間距離計算が定義される方法1
8との2つの要素によって制御される。磁石がその影響
領域内の色に対して有する影響は、磁石に帰する磁気挙
動のタイプ20(即ち、吸引、反発、遮蔽、又は、引き
ずり或いはドラグ)と、(特定の磁石に対して定義され
るように)磁気効果が色空間距離と共にどのようにして
変化されるかを示す機能22と、色空間内の色の変化の
方向に追加的な制御を可能にさせる強さの要素24との
3つの要素によって制御される。
【0024】本発明による、多次元のルックアップテー
ブルの形態にある色磁石変換を使用して画像の色を変換
する方法全体は図2に示される。最初に、段階100で
は色空間が選択され、上述の通り、好ましい色空間はC
IELab/CIELCh色空間である。次に段階11
0では、変更されるべき色空間の領域の中心を表わす幾
つかの色が指定される。引力型の磁石が指定されるべき
場合、この中心は好ましい色の位置を表わす。例えば、
肌の色、青い空、及び、緑の葉のような顕著な記憶色を
表わしてもよい。(引力型の磁石は、通常顕著な記憶色
として考慮されない他の色を変更するために使用されて
もよい、例えば、色磁石が飽和された赤を写真紙全域の
内側にもってくるようこの飽和された赤の明度を低める
ために指定されてもよい)。斥力型の磁石の場合、中心
は、望ましくない色、又は、周りで色の区別が増加され
る色を表わす。遮蔽が指定されるべき場合、色の中心は
変化から保護されるべき領域の中心の色を表わす。この
例は、平均的な白色人種の皮膚の色でもよい。ドラグ磁
石又はドラグネットの場合、色の中心は、変更しようと
望む色空間の領域の中心を表わす。段階120において
色磁石にこれら好ましい色の場所に適合する座標の場所
が割り当てられる。色磁石が近傍にある色に対して作用
する異なる場の特徴(即ち、吸引、反発、遮蔽、又は、
引き込み或いはドラグ)を示すため、色磁石の所望の挙
動は段階130において指定される。
【0025】引力及び斥力タイプの色磁石は、色空間中
の隣接する色を囲い作用する場のような効果を発生させ
る。遮蔽タイプの色磁石は、隣接する色に対して保護の
場を加え、磁石の中心からの距離が増加されると保護の
程度が低下される。ドラグネットは、隣接する色が異方
性の弾性のある結合によってリンクされる中心として描
かれ得る。色がドラグネットの中心に近い程、より強く
ドラグネットに結合される。色は、同様の弾性的な結合
によって夫々の現在の場所に結合されると考えられる。
ドラグネットの中心は、隣接する色も一緒に引張りなが
ら色空間中の新しい場所に移動される。より強く結合さ
れドラグネットの中心に最も近い色は、ドラグネットの
中心から離れた色よりも新しい場所により近く引きずら
れる。段階140において選択される色空間内の色の通
常のサンプル処理が発生される。これは、色空間の各独
立したディメンションの(均一又はさもなければ)方向
にある値をサンプル処理し、色空間内の完全に指定され
た色のグリッドを形成するためにこれらサンプル処理さ
れた値の全ての組み合わせ(完全な階乗)を構成するこ
とで一般的に実現される。段階150において色のグリ
ッドは色磁石アルゴリズムを通じてマッピングされ、結
果として色空間内に一組の変換された色が生じられる。
この組の色は、入力される組の色と共に多次元のルック
アップテーブルを完全に画成し構成するために使用され
得る。画像に色磁石変換を適用するためには、段階10
0において選択された色空間に画像を変換させ、前に構
成された多次元のルックアップテーブル(段階170)
を通じて画像をマッピングすることだけが必要である。
【0026】色磁石アルゴリズムを使用する手順は、図
3A及び図3Bに示される。段階200では、色磁石の
場所及び挙動が明確にされる。色磁石の挙動は上述の通
りである。ここで各磁石の中心の場所において、色磁石
には作業する色空間中の中心点の場所が割り当てられ
る。例えば、CIELab/CIELCh色空間では、
色磁石の中心の場所は、L*、a*、及び、b*又はL*、
C*、及び、h*を表わすL又はL
といった3つの数の組のいずれかによって表わされ、こ
のときL*は明度、a*は赤−緑色度軸、b*は黄色−青
色度軸、C*はクロマ、h*は色相を表わす。磁石の異方
性の挙動が可能となるため、磁石の場所を色空間中の単
一の点として示されることはしばしば誤りを導き得る。
色空間距離計算が定義される方法に依存して、以下の距
離計算に関する事柄において更に明らかにされるよう
に、磁石は単一の点としてよりも線形、平面、又は、円
筒形として視覚化されることばしばしばよい。
【0027】磁石に対して色空間距離計算が定義される
方法に関して、色空間の異方性の結果は色磁石が異方性
の挙動を表示できることが必要な点であることに注意す
べきである。全ての色空間において、色空間の3(又は
それ以上)のディメンションは色の異なる特性を表わ
す。この例として明度、クロマ、及び、色相系がある。
これは、全てのディメンションが長さを表わす三次元の
幾何学的空間と対比され得る。従って、幾何学的空間で
は、空間内でどの方向に移動しようとも同じ挙動が予想
される(等方性の挙動)。しかしながら、色空間におい
て、明度のディメンションの方向に移動される場合、色
が明度において変化されることが見られる一方で、色相
のディメンションの方向に移動される場合一定の明度及
びクロマで赤からオレンジ、更に、黄色等へと色が変化
されることが分かる。従って、明度のディメンションに
おいて一定の距離だけ高く色を移動させる場合色はより
明るくされるが、色相のディメンションにおいて等距離
だけ移動される場合赤から黄色へと変化されてもよい
(異方性の挙動)。
【0028】ここで磁石の挙動において、図1に関連し
て説明されたように、磁石がその影響領域内の色に対し
て有する効果は、磁石に帰する磁気挙動のタイプ(即
ち、吸引、反発、遮蔽、又は、引き込み)と、(特定の
磁石に対して定義されるように)磁気効果が色空間距離
と共にどのようにして変化されるかを示す機能と、色空
間内の色の変化の方向に追加的な制御を可能にさせる強
さの要素との3つの要素によって制御される。色磁石ア
ルゴリズムにおいて4つのタイプの磁石挙動が定義され
た。
【0029】吸引−磁石は、色をその磁石に又はその方
向に吸引する。
【0030】反発−磁石は、磁石から色を反発させる。
【0031】ドラグする磁石は、近傍の色を一緒に引き
込みながら色空間中で移動される。
【0032】遮蔽−磁石の効果は、他の色磁石の影響か
ら近傍の色を遮蔽することである。
【0033】これらの挙動は、CIELaba*対b*空
間、及び、L*対C*空間において各挙動夫々に対して図
4乃至図7にグラフで示される。
【0034】図3A及び図3Bを再び参照するに、段階
210では、各色と各磁石の間の距離が計算される。色
空間距離の計算における異方性は、色空間の三つのディ
メンションに対して別々の重み付けを可能にすることで
取り入れられる。従って、CIELab/CIELCh
色空間では、場所Lにある磁石から場所L
にある特定の色までの距離dc,mは、
【0035】
【数1】 のように計算される。
【0036】上記式8より、重みwLm、wcm、及
び、wHmは、色空間距離の計算において異方性を制御
するために使用され得ることが明らかである。各磁石
は、夫々固有の重みwLm、wcm、及び、wHmの組
を有し、従って、他の磁石から異なる異方性が示され得
る。例として、wLmが零に設定される磁石を考える。
これは、明度に対して感応でない磁石である。従ってこ
の磁石の形状はL*軸に対して平行な直線として考えら
れる。従って、色空間中の色への距離は、磁石と該色の
間のクロマ及び色相の差にだけ依存する。別の例は、w
Lm、及び、wHmが零に設定される磁石である。従っ
て、磁石は明度及び色相夫々に対して感応でない。この
磁石は、L*軸に対して平行であり磁石の中心のクロマ
に等しい半径を有する円筒形として半径CIELab空
間において視覚化され得る。
【0037】段階220は、画像中の全ての色又は色の
組中の色に対する各色磁石、遮蔽、及び、ドラグネット
の磁気効果場の計算である。色磁石の中心からの距離の
関数としての色磁石の効果場は、全ての様々な関数の一
つを使用して説明され得る。しかしながら、このような
関数の実際の選択は、色磁石のマッピングに対する望ま
しい特徴の必要性によって制限される。望ましい特徴と
は、マッピングが滑らか且つ連続的であり、画像に適用
されるとき急激な遷移又は輪郭を生じさせないこと、及
び、磁石の挙動が予測不可能であり適度であることであ
る。これはつまり、磁気効果場は磁石の中心の場所にお
いて最も強く、距離と共に減少される。十分に大きい距
離では、磁石は効果場を有しない。
【0038】これらの特徴を実現するためには、色磁石
の効果場を距離の関数として説明する数学的関数が以下
の特性を有することが好ましい。
【0039】関数は、零の距離において最大値を有す
る。
【0040】関数は、距離が増加されると共に円滑且つ
連続的に減少される。
【0041】関数は、距離が無限に近付くと零に漸近的
に近付けられる。
【0042】関数は、常に零以外である。
【0043】関数は、距離が零の場所で零の傾きを有す
る。
【0044】上述の望ましい特性に少なくとも近づく様
々な関数が使用されてもよい一方で、色磁石の最初のバ
ージョンは、色磁石mから結果として生じられる色の場
所cにおける磁石の効果場qc,mを距離dc,mの関
数として説明するために上述の特性を夫々有する以下の
2つの関数のいずれかが使用される。これら関数の一方
は、擬ガウス型(pseudo-Gaussian)の関数(式
[9])であり、他方は逆多二次関数(multi-quadric
function)(式[10])
【0045】
【数2】 である。
【0046】式[9]及び[10]では、σは傾きを制
御するパラメータであり、ρは効果場の関数の幅を制御
するパラメータである。[10]の分母にある10ρの
倍数を使用することは任意であり、「10」の半値幅を
[9]の半値幅に等しくさせるために選択される。
【0047】アルゴリズムのこの時点(段階230)で
は、他の磁石及びドラグネットから遮蔽型の磁石を分離
させることが必要である。これは、他の磁石及びドラグ
ネットと遮蔽との挙動が基本的に異なるタイプのもので
あることにより、つまり、磁石及びドラグネットは色空
間内の色を移動させるために動作される一方で遮蔽は磁
石及びドラグネットの影響を減衰させることで色の動き
を防止させるために動作される。
【0048】段階240は、全ての他の磁石又はドラグ
ネットに対する各磁石又はドラグネットの効果場の計算
である。この計算は、式[9]及び式[10]に要約さ
れる計算に全体的に類似し、効果場の関数の2つの例に
対して式[11]及び[12]
【0049】
【数3】 によって与えられる。
【0050】これらの式では、qm1,m2は磁石m
に対する磁石mの磁気効果場であり、dm1,m2
磁石mに割り当てられる距離の異方性の重み付けを使
用して計算される磁石mから磁石mへの色空間距離
であり、σm1は磁石mに割り当てられる傾きのパラ
メータであり、ρm1は磁石mに割り当てられる幅の
パラメータである。
【0051】複の磁石及びドラグネットによって色が同
時に影響を与えられているとき、色空間内の色の滑らか
且つ一貫した動きを確実にするために、効果場の正規化
を実施しなくてはならない。これは、段階250におい
て実現される。一般に、一組の色中全てのκ色に対して
同時に作用するj磁石の組がある。これらj磁石は、合
計でμの引力型及び斥力型磁石とηのドラグネットとを
有する。引力型の磁石の場所に正確にある色が他の磁石
の影響によって遠ざけられないことが望ましい。この問
題は、データ点を正確に再現する一方でデータ点の間を
円滑に補間することが望ましい多次元の散乱されたデー
タ補間問題に類似する。この問題への一つの簡単なアプ
ローチ法は、Richard FrankeによるMathematics of
Computation,Volume 38,pp181-200,(1982)におい
て説明されるように逆距離補間の方法である。この参考
文献において記載される他の補間方法も同様に適用可能
である。
【0052】この方法に続き、引力タイプの色磁石に対
する補間は以下の通りに実行される。各色に対する各磁
石の磁気効果場は、マトリクスQc,mによって表わさ
れ、各他の磁石に対する各磁石の磁気効果場はマトリク
スPm,mによって表わされる。
【0053】
【数4】 (注:各磁石は固有の異方性を表わし得るため、マトリ
クスPm,mは一般に対称的でない)。正規化された引
力マトリクスNc,mは、
【0054】
【数5】 のように計算される。
【0055】正規化された引力マトリクスは
【0056】
【数6】 のようにk行及びj列を有する。
【0057】段階260において、全ての遮蔽の組み合
わされた効果からの各色に対する遮蔽の合計が計算され
る。色磁石の中心と色の間の色空間距離の関数としての
色磁石に対する色の遮蔽挙動は、マトリクスを用いて説
明され得る。色の組又画像中のk色に対してiの遮蔽が
同時に作用される場合、各遮蔽による各色に対する遮蔽
効果場は、
【0058】
【数7】 としてRs,mによって表わされ得る。
【0059】明度、クロマ、及び、色相のディメンショ
ンにおいて各色に対する遮蔽の合計を計算する。マトリ
クス合計LCHcでは、明度の遮蔽の合計が列1、ク
ロマ遮蔽の合計が列2、及び、色相遮蔽の合計が列3で
ある。
【0060】
【数8】 定数ALα、ACα、及び、AHαは夫々、明度、クロ
マ、及び、色相の色のディメンションに対する遮蔽αの
強さの値である。
【0061】方法の段階270では、遮蔽を考慮して各
色に対する各磁石の「力」が計算される。式[20]で
は、nのタームは正規化された引力マトリクス(式[1
6])から得られ、rのタームは遮蔽の合計のマトリク
ス(式[19])から得られる。
【0062】
【数9】 方法の段階280、290、及び、300では、全ての
磁石の作用による各色に対する明度、色相、及び、クロ
マにおける変化が計算される。ここでの計算は、磁石及
びドラグネットに対して僅かに異なり、それにより段階
280においてドラグネットは引力型及び斥力型磁石か
ら区別される。
【0063】段階290においてだけ引力型及び斥力型
磁石を取扱い、遮蔽を可能にさせる全ての磁石の組み合
わされた作用による各色の明度、クロマ、及び、色相に
おける変化は、以下の式[21]
【0064】
【数10】 において計算される。式[21]では、μは引力型及び
斥力型磁石の合計数であり、gαは磁石αが引力型磁石
である場合+1の値をとり磁石αが斥力型磁石の場合−
1の値をとる。定数ALα、ACα、及び、AHαは夫
々、明度、クロマ、及び、色相の色のディメンションに
対する磁石αの強さの値である。明度における変化はマ
トリクスの列1にある一方で色相及びクロマにおける変
化は夫々列2及び3にみられ得る。
【0065】段階300において、遮蔽を可能にさせる
全ての磁石の組み合わされる作用による各色の明度、ク
ロマ、及び、色相における変化は、
【0066】
【数11】 と計算される。
【0067】式[22]において、ηはドラグネットの
合計数である。定数ΔL* mα、ΔC* mα、及び、ΔH
* mαは夫々、明度、クロマ、及び、色相の色のディメ
ンションにおけるドラグネットαに対するシフト(又は
ドラグ)の距離である。
【0068】変換された色は、式[23]に従って段階
310において計算され、元の色がLCHとして表わさ
れる場合新しいLCH’は
【0069】
【数12】 である。式[23]はベクトルの加算を表わし、色相は
断続的なディメンションであることを覚えていなくては
ならない。
【0070】本発明の全体的な方法が上述される一方
で、本発明は、幾つかの異なるタイプのシステム全てに
おいて包含され得、当業者に公知の幾つかの異なる方法
全てにおいて実行され得る。例えば、図8に示すよう
に、本発明による情報取扱い/コンピュータシステムの
典型的なハードウェア構造は、少なくとも一つのプロセ
ッサ又は中央処理ユニット(CPU)400を有するこ
とが好ましい。CPU400は、システムバス410を
介して、ランダムアクセスメモリ(RAM)420と、
読取り専用メモリ(ROM)430と、(バス410に
ディスクユニット450並びにテープドライブのような
周辺装置を接続させる)入力/出力(I/O)アダプタ
440と、(データ処理ネットワークに情報取扱いシス
テムを接続させる)通信アダプタ470と、(バス41
0にキーボード、マウス、ディジタル画像入力ユニッ
ト、マイクロホン、スピーカ、及び/又は、他のユーザ
インタフェース装置を接続させる)ユーザインタフェー
スアダプタ480と、プリンタ520と、(ディスプレ
イ装置540にバス410を接続させる)ディスプレイ
アダプタ530とに相互接続される。
【0071】本発明は、本発明による方法を記憶装置4
50に記憶されるコンピュータプログラム内に含むこと
で図8に示される構造を使用して実行され得る。このよ
うなコンピュータプログラムは、インタフェースユニッ
ト490、500、510、又は、ネットワークコネク
ション470を通じて供給される画像フレームに対して
動作される。システムは、所望の色空間変換を自動的に
発生させ、改善された画像をディスプレイ540、プリ
ンタ520、又は、ネットワーク470に提供する。好
ましい実施例では、変換のための係数は、所与の好まし
い場所にある所与の磁石に対して所定であり(予め計算
され)、ディスクドライブ450のようなメモリのルッ
クアップテーブルに記憶される。次に、ディジタル色デ
ータの実際の変換は、各入力コード値に対して変換され
たコード値を決定するためにルックアップテーブルにア
クセスすることを含む。
【0072】自然画像が本発明を実施して処理されると
き、色又は複数の色の間におけるぼかしが元の画像のよ
うにレンダリングされた画像において滑らか又は鮮明に
みられる。特定的には、連続的な遷移は滑らか且つ連続
的でありアーチファクト、不連続性、又は、輪郭を発生
させない。更に、画像の構成の全体的な印象は、レンダ
リングされた画像がアルゴリズムによって処置される前
よりもより好ましい。画像を処理するために要求される
時間は、変換がオフラインで計算されるため最小化され
る。これは、変換が画像の小さいサブクラスだけでなく
全ての自然画像に対して全般的に適用可能であるため成
され得る。従って、演算上の使用において、要求される
計算は、画像中のピクセルに対して単一の三次元ルック
アップテーブルの適用だけが要求されるため非常に速
い。変換は、ハイボリュームのディジタル現像適用法に
実時間で適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】色磁石の挙動を制御する要素を概略的に示す図
である。
【図2】本発明によるディジタル色データを変換する処
理の図である。
【図3A】色磁石アルゴリズムを計算する処理の図であ
る。
【図3B】色磁石アルゴリズムを計算する処理の図であ
る。
【図4A】CIELabのb*対a*の図に示されるよう
に、色相及び明度に影響を与える引力型磁石の効果の例
を示す図である。色は、色磁石アルゴリズムの適用前は
星印、色磁石アルゴリズムの適用後は三角印で示され
る。
【図4B】CIELabのL*対C*の図に示されるよう
に、色相及び明度に影響を与える引力型磁石の効果の例
を示す図である。色は、色磁石アルゴリズムの適用前は
星印、色磁石アルゴリズムの適用後は三角印で示され
る。
【図5A】CIELabのb*対a*の図に示されるよう
に、中間レベルの明度を有する緑色の色相及び明度に影
響を与える斥力型磁石の効果の例を示す図である。色
は、色磁石アルゴリズムの適用前は星印、色磁石アルゴ
リズムの適用後は三角印で示される。
【図5B】CIELabのL*対C*の図に示されるよう
に、中間レベルの明度を有する緑色の色相及び明度に影
響を与える斥力型磁石の効果の例を示す図である。色
は、色磁石アルゴリズムの適用前は星印、色磁石アルゴ
リズムの適用後は三角印で示される。
【図6A】CIELabのb*対a*の図に示されるよう
に、クロマ及び明度を10だけ増加させ色相を20だけ
減少させることで緑色を変化させるドラグネットの効果
の例を示す図である。色は、色磁石アルゴリズムの適用
前は星印、色磁石アルゴリズムの適用後は三角印で示さ
れる。
【図6B】CIELabのL*対C*の図に示されるよう
に、クロマ及び明度を10だけ増加させ色相を20だけ
減少させることで緑色を変化させるドラグネットの影響
の例を示す図である。色は、色磁石アルゴリズムの適用
前は星印、色磁石アルゴリズムの適用後は三角印で示さ
れる。
【図7A】CIELabのb*対a*の図に示されるよう
に、全ての色相のクロマ及び明度を変更する磁石に対し
て作用される肌の色
【外2】 を保護する遮蔽の効果の例を示す図である。色は、色磁
石アルゴリズムの適用前は星印、色磁石アルゴリズムの
適用後は三角印で示される。
【図7B】CIELabのL*対C*の図に示されるよう
に、全ての色相のクロマ及び明度を変更する磁石に対し
て作用される肌の色
【外3】 を保護する遮蔽の効果の例を示す図である。色は、色磁
石アルゴリズムの適用前は星印、色磁石アルゴリズムの
適用後は三角印で示される。
【図8】本発明を実行するコンピュータシステムの斜視
図である。
【符号の説明】
10 色磁石の挙動 12 影響領域 14 影響 16 中心の場所 18 色空間距離計算 20 磁気挙動 22 関数 24 強さの係数 100−170 段階 200−310 段階 400 CPU 410 バス 420 RAM 430 ROM 440 I/Oアダプタ 450 ディスクユニット 460 テープドライブ 470 通信アダプタ 480 インタフェースアダプタ 490 キーボード 500 マウス 510 ディジタル画像入力ユニット 520 プリンタ 530 ディスプレイアダプタ 540 ディスプレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン アール デリコ アメリカ合衆国 ニューヨーク 14617 ロチェスター インペリアル・サークル 100

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再現が好ましいとされる一つ以上の色が
    一つ以上の新しい色の場所に変換される、色画像を表わ
    すディジタル色データのファイルをディジタル色データ
    の新しいファイルに変換する方法であって、 (a)多次元の色空間中に上記ディジタル色データを提
    供する段階と、 (b)所定の影響領域を夫々有する一つ以上の色磁石と
    して上記色空間中の一つ以上の好ましい色の場所を特定
    する段階と、 (c)上記色空間中の上記ディジタル色データの一つ以
    上の色の場所と一つ以上の上記色磁石の間の色空間距離
    を計算する段階と、 (d)上記各色磁石の上記影響領域内の上記色空間中の
    上記色の場所に影響を与える特定の動作を上記各色磁石
    に対して指定する段階と、 (e)上記動作の程度又は強さが少なくとも上記色空間
    距離又は上記色空間中の方向の関数である、上記色空間
    距離及び上記動作の関数として上記多次元の色空間中の
    新しい場所へ又は上記新しい場所の方向へ上記ディジタ
    ル色データをマッピングする段階とを有する方法。
  2. 【請求項2】 上記指定段階(d)において指定される
    上記動作は、吸引、反発、遮蔽、及び、ドラグを含む群
    から選択される少なくとも一つの動作を含む請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 上記吸引動作において上記色磁石は色を
    上記色磁石へ又は上記色磁石の方向に吸引させる請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記反発動作において上記色磁石は上記
    色磁石から色を反発させる請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記遮蔽動作において上記色磁石は他の
    色磁石の影響から近傍にある色を遮蔽させる請求項2記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 上記ドラグ動作において上記色磁石自体
    が上記色空間中で移動され指定される円滑に変化させる
    方法で近傍の色を一緒に引きずる請求項2記載の方法。
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