JP2001332993A - 無線機 - Google Patents

無線機

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JP2001332993A
JP2001332993A JP2000148845A JP2000148845A JP2001332993A JP 2001332993 A JP2001332993 A JP 2001332993A JP 2000148845 A JP2000148845 A JP 2000148845A JP 2000148845 A JP2000148845 A JP 2000148845A JP 2001332993 A JP2001332993 A JP 2001332993A
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JP
Japan
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switch
microphone
circuit
speaker
audio signal
Prior art date
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JP2000148845A
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English (en)
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Jiyungo Tsubakihara
潤吾 椿原
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強盗がハンドマイクを奪い去ったときでも、
緊急通信時に車内の会話を送信することができる無線機
を提供すること。 【解決手段】 スピーカ17の入力部と送信回路の音声
信号入力レベル調整用電子ボリューム5の入力部間にス
ピーカスイッチ21を接続する。フットスイッチ19が
押された緊急通信時は、スピーカスイッチ21をオンし
て、スピーカ17を送信回路にマイクとして接続する。
すなわち、緊急通信時は、スピーカ17をマイクとして
使用する。このとき、音声信号入力レベル調整用電子ボ
リューム5の抵抗値を通常時より下げることにより、マ
イクとしてのスピーカ17より充分な音声信号が送信回
路に入力されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線機に係り、特に
緊急時送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】タクシなど業務用で使われる無線機に
は、強盗による襲撃時などの緊急時に送信する機能があ
る。これは足元などに設置された隠しスイッチ(以下フ
ットスイッチという)を押すことによって動作し、その
動作状態は強盗には知られないように表示部の表示を消
す(無線機の電源が入っていないように見せかける)、
または表示部を受信状態に維持したまま、秘密裏にマイ
クをオンにし車内でのやり取りを送信するものである。
その緊急時送信回路を備えた従来の無線機の回路図を図
2に示す。
【0003】図2において、1は本体4にケーブルで接
続されたハンドマイクセットであり、ハンドマイク2と
送信スイッチ(以下PTTスイッチという)3を有す
る。PTTスイッチ3は本体4内の制御用マイコン18
に接続される。一方、ハンドマイク2は送信時に音声を
入力するもので、入力された音声信号は本体4内の入力
レベル調整用電子ボリューム(電子式可変抵抗)5、マ
イクアンプ6、変調波の周波数帯域制限用スプラッタフ
ィルタ7、変調波のレベル調整用電子ボリューム(電子
式可変抵抗)8を順次介してVCO(電圧制御発振器)
9に供給され、このVCO9でFM送信信号となる。F
M送信信号は送信RF回路10およびハイパスフィルタ
11を介してアンテナ12より電波として送信される。
このような送信動作は通常はPTTスイッチ3を押すこ
とによって制御用マイコン18による制御のもと行われ
る。このとき、電子ボリューム5および8のレベルも制
御用マイコン18により調整される。一方、PTTスイ
ッチ3の押しを解除することによって受信状態となる。
受信時は、アンテナ12で受信された信号がハイパスフ
ィルタ11および受信RF回路13を介して受信AF処
理回路14に供給されて音声信号に復調され、復調され
た音声信号はオーディオアンプ15およびミュートスイ
ッチ16を介してスピーカ17に供給され、音声に再生
される。このとき、AF信号の断続を行うミュートスイ
ッチ16は、受信レベルに応じて制御用マイコン18に
より制御される。19はフットスイッチで人目につかな
い場所に設置される隠しスイッチで、制御用マイコン1
8に接続される。20はバッテリで、本体4内の各回路
に電力を供給する。
【0004】上記の無線機において、通常の交信ではP
TTスイッチ3を押すことで送信を行うが、強盗に押し
入られた時は犯人に気付かれないようにフットスイッチ
19を押す。すると、制御用マイコン18はこれを検出
し表示部の表示を消す(無線機の電源が入っていないよ
うに見せかける)、または表示部を受信状態に維持した
まま、送信を開始させる。場合によっては、この通信が
緊急であることを知らせる警報音や信号を送信信号に重
畳させこともある。勿論、これらの警報および信号は、
犯人に気付かれないように無線機のスピーカ17から音
を出したりはしない。これらの動作はいずれもフットス
イッチ19が押されたことを制御用マイコン18が検出
し、制御用マイコン18のプログラムによってフットス
イッチ19が押されたことに伴う緊急通信動作として行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強盗に
襲われたとき、犯人が無線機での通報を恐れてハンドマ
イク2そのものを奪い去ることがある。この場合、上記
の従来の無線機では、音を拾う手段がなくなってしま
い、会話を送信することができなくなってしまう。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
強盗がハンドマイクを奪い去ったときでも、緊急通信時
に車内の会話を送信することができる無線機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線機は、マイ
クから入力された音声信号をアンテナから電波として送
信する送信回路と、アンテナで受信された信号から音声
信号を復調し、スピーカで音声を再生する受信回路と、
緊急通信時に操作される第1のスイッチと、この第1の
スイッチが操作されると前記送信回路を動作させる制御
回路と、前記受信回路のスピーカと前記送信回路間に接
続され、前記第1のスイッチが操作された緊急通信時に
前記制御回路によりオンされて前記スピーカをマイクと
して前記送信回路に接続する第2のスイッチとを具備す
ることを特徴とする。
【0008】上記無線機において、送信回路は、入力さ
れる音声信号レベルを調整するボリュームを有し、スピ
ーカがマイクとして接続された際は、前記制御回路によ
り制御して前記ボリュームの抵抗値を通常時より下げる
ことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる無線機の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発
明の無線機の実施の形態を示す回路図である。この図に
おいて、図2の従来と同一部分には図2の従来と同一符
号を付す。図1において、1は本体4にケーブルで接続
されたハンドマイクセットであり、ハンドマイク2と送
信スイッチ(以下PTTスイッチという)3を有する。
PTTスイッチ3は本体4内の制御用マイコン18に接
続される。一方、ハンドマイク2は送信時に音声を入力
するもので、入力された音声信号は本体4内の入力レベ
ル調整用電子ボリューム(電子式可変抵抗)5、マイク
アンプ6、変調波の周波数帯域制限用スプラッタフィル
タ7、変調波のレベル調整用電子ボリューム(電子式可
変抵抗)8を順次介してVCO(電圧制御発振器)9に
供給され、このVCO9でFM送信信号となる。FM送
信信号は送信RF回路10およびハイパスフィルタ11
を介してアンテナ12より電波として送信される。この
ような送信動作は通常はPTTスイッチ3を押すことに
よって制御用マイコン18による制御のもと行われる。
このとき、電子ボリューム5および8のレベルも制御用
マイコン18により調整される。一方、PTTスイッチ
3の押しを解除することによって受信状態となる。受信
時は、アンテナ12で受信された信号がハイパスフィル
タ11および受信RF回路13を介して受信AF処理回
路14に供給されて音声信号に復調され、復調された音
声信号はオーディオアンプ15およびミュートスイッチ
16を介してスピーカ17に供給され、音声に再生され
る。このとき、AF信号の断続を行うミュートスイッチ
16は、受信レベルに応じて制御用マイコン18により
制御される。19はフットスイッチで人目につかない場
所に設置される隠しスイッチで、制御用マイコン18に
接続される。20はバッテリで、本体4内の各回路に電
力を供給する。21は本発明で設けられたスピーカスイ
ッチで、受信回路のスピーカ17の入力部と送信回路の
音声信号入力レベル調整用電子ボリューム5の入力部間
に接続される。このスピーカスイッチ21は、制御用マ
イコン18によって制御される。
【0010】上記のような無線機においては、従来例と
同様に、緊急時通信は、フットスイッチ19を使って行
われる。すなわち、フットスイッチ19を押すと、制御
用マイコン18がこれを検出し表示部の表示を消す(無
線機の電源が入っていないように見せかける)、または
表示部を受信状態に維持したまま、送信を開始させる。
このとき、上記無線機においては、制御用マイコン18
によって制御されてスピーカスイッチ21がオンする。
したがって、スピーカ17がスピーカスイッチ21を介
して送信回路、詳細には送信回路の音声信号入力レベル
調整用電子ボリューム5の入力部にマイクとして接続さ
れる。したがって、強盗がハンドマイク2を奪い去った
ときでも、本体4に内蔵されたスピーカ17をマイクと
して使用して緊急通信時に車内の会話を送信することが
可能となる。
【0011】スピーカ17はマイクとして使用するには
ゲインが低い。したがって、スピーカ17をマイクとし
て使用する緊急通信時は、音声信号入力レベル調整用電
子ボリューム5の抵抗値を通常時より下げる。これによ
りマイクとしてのスピーカ17から充分な音声信号を送
信回路に入力させて、良好な明瞭度で車内の会話を送信
できる。
【0012】なお、スピーカスイッチ21と電子ボリュ
ーム5の制御は、いずれもフットスイッチ19が押され
たことを制御用マイコン18が検出すると、制御用マイ
コン18のプログラムによってフットスイッチ19が押
されたことに伴う緊急通信動作として行われる。一方、
通常の送受信時は、制御用マイコン18により制御され
て電子ボリューム5の抵抗値が通常の値に戻されるとと
もに、スピーカスイッチ21がオフされるので、スピー
カ17は送信回路から分離される。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の無線
機によれば、強盗がハンドマイクを奪い去ったときで
も、本体に内蔵されたスピーカをマイクとして使用して
緊急通信時に車内の会話を送信することができる。ま
た、スピーカをマイクとして使用することにより、新た
なマイク素子は不要なので安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線機の実施の形態を示す回路
図。
【図2】従来の無線機を示す回路図。
【符号の説明】
2 ハンドマイク 5 電子ボリューム 10 送信RF回路 13 受信RF回路 17 スピーカ 18 制御用マイコン 19 フットスイッチ 21 スピーカスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクから入力された音声信号をアンテ
    ナから電波として送信する送信回路と、 アンテナで受信された信号から音声信号を復調し、スピ
    ーカで音声を再生する受信回路と、 緊急通信時に操作される第1のスイッチと、 この第1のスイッチが操作されると前記送信回路を動作
    させる制御回路と、 前記受信回路のスピーカと前記送信回路間に接続され、
    前記第1のスイッチが操作された緊急通信時に前記制御
    回路によりオンされて前記スピーカをマイクとして前記
    送信回路に接続する第2のスイッチとを具備することを
    特徴とする無線機。
  2. 【請求項2】 送信回路は、入力される音声信号レベル
    を調整するボリュームを有し、スピーカがマイクとして
    接続された際は、前記制御回路により制御して前記ボリ
    ュームの抵抗値を通常時より下げることを特徴とする請
    求項1に記載の無線機。
JP2000148845A 2000-05-19 2000-05-19 無線機 Pending JP2001332993A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1312918C (zh) * 2003-01-14 2007-04-25 台达电子工业股份有限公司 投影装置以及投影机运转保护方法
JP2020123821A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 アイコム株式会社 無線通信機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1312918C (zh) * 2003-01-14 2007-04-25 台达电子工业股份有限公司 投影装置以及投影机运转保护方法
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