JPH0832508A - ディジタル移動無線機、ディジタル移動無線受信方法、ディジタル移動無線送受信方法 - Google Patents

ディジタル移動無線機、ディジタル移動無線受信方法、ディジタル移動無線送受信方法

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JPH0832508A
JPH0832508A JP6166905A JP16690594A JPH0832508A JP H0832508 A JPH0832508 A JP H0832508A JP 6166905 A JP6166905 A JP 6166905A JP 16690594 A JP16690594 A JP 16690594A JP H0832508 A JPH0832508 A JP H0832508A
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JP
Japan
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noise
circuit
level
frequency signal
signal
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Application number
JP6166905A
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English (en)
Inventor
Kazuo Murata
和雄 村田
Masato Sakai
真人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前触れ無しの切断を防止し、かつ位置移動に
よる通話状態改善を容易にする。 【構成】 背景雑音付加回路7により音声コーデック5
の出力に雑音を付加し、かつその雑音レベルを、受信電
界が低下するのつれて大きくなるように制御部6により
制御する。 【効果】 受信電界Rの大きさを付加される雑音の大き
さで判断でき、通話断の予測や通話位置による通話状態
改善が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル移動無線機
及びディジタル移動無線受信および送受信方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電話機などの移動無線機において
は、通話中に電界の弱い場所へ移動すると受信S/N比
が低くなる。アナログ携帯無線機では、通常AGC(自
動利得制御)方式の増幅器が用いられるから、受信電界
が低下すると、増幅器出力側では雑音が相対的に増加
し、その雑音が聞こえるので通話の限界を知ることがで
きる。また、意識的に場所を移動して、雑音が少なくな
る場所へ移動することで通話状態を良好に保つこともで
きた。
【0003】一方、ディジタル移動無線機では、ディジ
タル方式の本来の特性により、受信S/N比がスレショ
ルドレベルと呼ばれるレベルにまで低下するまでは、ほ
とんど出力雑音が増加しない。しかし、スレショルドレ
ベル以下になると急激に出力雑音が増加し、前触れもな
く通話が切断されてしまうことがある。このため、受信
電界強度を表示する表示装置を設けるなどてして、通話
状態を把握するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル移動無線機
の場合、受信電界強度の表示装置を設けたとしても、通
話中にそれを見て確認するのは簡単ではなく、受信状態
の判断や通話状態のよいところへの移動が、アナログ式
のように雑音レベルを聞きながら行うのに比べると容易
ではなかった。
【0005】本発明の目的は、ディジタル移動無線機に
おいて、アナログ移動無線機同様に、前ぶれなしの回線
切断の防止、位置移動による通話状態改善が容易なディ
ジタル移動無線機及びディジタル移動無線受信または送
受信方法を提供するにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】上記の目的は、高周波信
号を受信してアナログ音声信号を取り出すためのディジ
タル受信回路と、該回路が出力するアナログ音声信号に
雑音を付加するための雑音付加回路と、上記受信した高
周波信号のレベルを検出するためのレベル検出回路と、
該回路により検出された受信レベルに応じて上記雑音付
加回路が上記音声信号に付加する雑音のレベルを制御す
るための制御回路とを備えることにより達成され、ま
た、上記雑音付加回路に代わって、上記制御信号に応じ
た駆動信号を発生するための駆動回路と、該駆動回路か
らの駆動信号に応じた機械的振動を発生して本無線機に
与える振動発生機構とを備えることにより達成される。
【0007】
【作用】雑音付加回路により付加する雑音レベルが、高
周波信号の受信レベルが低くなるにつれて大きくなり、
しかも雑音として聞き取れるが通話の妨害とはならない
程度のレベルになるようにしておけば、アナログ方式の
場合と同様に受信電界を通話しながら容易に認識でき、
前触れ無しの通話切断防止、通話状態改善のための位置
移動が容易に行える。また、高周波信号の受信レベル低
下とともに、その振動周波数や強度が変化する機械的振
動を振動発生機構から発生すれば、ユーザはこの振動を
体感を通じて容易に認識でき、同様な効果が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明になるディジタル移動無線機の一実施
例を示すブロック図である。同図において、アンテナ1
で受信された高周波信号はハイブリッド8を介して無線
部2へ入力され、ここで増幅された後変復調器3で復調
され、チャネルコーデック4で所用のチャネルが取り出
される。そして音声コーデック5でアナログ音声信号に
戻される。チャネルコーデック4及び音声コーデック5
の動作は、制御部6により制御される。
【0009】一方、音声入力は、制御部6の制御のもと
で音声コーデック5によりディジタル化され、チャネル
コーデック4で他のチャネルと多重化され、そして変復
調器3、無線部2経由で高周波信号に乗せられ、ハイブ
リッド8を介してアンテナ1から送信される。
【0010】以上は従来のディジタル移動無線機の構成
と同じであるが、図1の実施例では本発明の特徴とする
背景雑音付加回路7が設置されている。この背景雑音付
加回路7は、雑音を出力して音声コーデック5から出力
される音声信号に加算する。制御部6は、無線部2によ
り検出された受信電界レベルを示す信号Rにもとづいて
制御信号Cを出力し、受信電界レベルが低下するほど上
記の雑音付加回路7から出力する雑音の大きさを大きく
するように制御する。
【0011】図2は、受信電界レベルRと音声出力に含
まれる雑音レベルNの関係を示すもので、アナログ方式
では受信電界Rの低下にともなって雑音レベルNも増大
して行くが、ディジタル方式では、スレショルドレベル
Rth 以下で急速に雑音レベルNが増大する。これに対
して、本実施例では図示のように、スレショルドレベル
Rth より受信電界が大きいときでも、受信電界の低下
とともに雑音レベルが次第に大きくなる。そしてこの雑
音レベルは、通話の妨害とならないようにアナログ方式
よりは小さくかつ受信電界の低下が判断できる大きさに
設定しておく。また、アナログ方式の時の雑音は白色雑
音であるが、通話品質をなるべく低下させないという観
点から、雑音として単周波信号、あるいはメロディを用
いてもよい。例えばメロディの時は、小さい音のバック
グラウンドミュージックが聞こえ、その大きさが受信電
界に応じて変化するが、これによって、通話妨害無しで
電界の状態を容易に知ることができる。
【0012】また、上記の付加雑音を、受信信号のみで
なく送信信号にも付加すれば、通話の相手側に本発明の
雑音付加機能がなくても、双方で通話状態の把握が容易
となり、また自然な通話が行える。
【0013】本実施例によると、従来のアナログ方式の
場合と同様に、違和感無しに電界変動を知ることができ
る。またディジタル方式では、通常はノイズがほとんど
聞こえないので通話中シーンと静まり返った雰囲気にな
っていて違和感があったが、これも雑音の付加により軽
減できる効果がある。
【0014】図3は、本発明の別の実施例を示すもの
で、図1の背景雑音付加回路7を除去し、そのかわりに
振動発生機構10とその駆動回路9を付加したものであ
る。振動発生機構10の例としては、偏心したカムをそ
の回転軸に取り付けたモータであり、かつカムはその軸
の回転により移動機本体の一部、例えばケースあるいは
プリント板などに振動を与えるように取り付けておく。
そして駆動回路9は、制御部6から出力された制御信号
Cに応じて振動発生機構10のモータ回転数を変化させ
るもので、受信電界Rが小さくなるほどモータ回転数が
大きくなるように駆動する。
【0015】本実施例によると、ユーザは受信電界の状
態を移動機の機械的振動を体感で知ることによって認識
でき、受信電界の状態を容易に知ることができる。
【0016】また、図3に図1の雑音付加回路7とスイ
ッチを設けるとともに、雑音付加回路7の雑音源として
は白色雑音、単周波信号、あるいはメロディの内の1つ
または複数を用意しておき、用意された雑音源の内の1
つを雑音付加回路7から付加するか、あるいは振動発生
機構10による振動出力を行うか、あるいはこれらのど
の出力も行わないかの選択を、上記スイッチによって行
えるようにしておくと、受信状態やユーザの好みに応じ
た雑音/振動の付加/除去が行え、ユーザインタフェー
スが向上する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル移動無線機
の通常の通話品質を損なうことなく、アナログ方式の場
合と同様に、場所によって通話ができるかどうかを判断
できる効果があり、また、ディジタル方式特有の静寂さ
をなくし、ユーザに対して心理的に安心感を与える効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル移動無線機の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】受信電界レベルRと出力雑音レベルNの関係を
示す図である。
【図3】本発明のディジタル移動無線機の他の実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】 1 アンテナ 2 無線部 3 変復調部 4 チャネルコーデック 5 音声コーデック 6 制御部 7 背景雑音付加回路 8 ハイブリッド 9 駆動回路 10 振動発生機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を受信してアナログ音声信号
    を取り出すためのディジタル受信回路と、該回路が出力
    するアナログ音声信号に雑音を付加するための雑音付加
    回路と、上記受信した高周波信号のレベルを検出するた
    めのレベル検出回路と、該回路により検出された受信レ
    ベルに応じて上記雑音付加回路が上記音声信号に付加す
    る雑音のレベルを制御するための制御回路とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル移動無線機。
  2. 【請求項2】 前記雑音付加回路の出力する雑音は、前
    記受信高周波信号のレベルが低下するにつれてそのレベ
    ルが大きくなるように制御される白色雑音であることを
    特徴とする請求項1に記載のディジタル移動無線機。
  3. 【請求項3】 前記雑音付加回路の出力する雑音は、前
    記受信高周波信号のレベルが低下するにつれてそのレベ
    ルが大きくなるように制御される単周波信号またはメロ
    ディであることを特徴とする請求項1に記載のディジタ
    ル移動無線機。
  4. 【請求項4】 前記雑音付加回路の出力する雑音は、前
    記受信高周波信号のレベルが低下するにつれてそのレベ
    ルが大きくなるように制御される白色雑音、単周波信
    号、またはメロディのいずれかを、送信用変調音声入力
    に加えることを特徴とする請求項1に記載のディジタル
    移動無線機。
  5. 【請求項5】 高周波信号を受信してアナログ音声信号
    を取り出すためのディジタル受信回路と、上記受信した
    高周波信号のレベルを検出するためのレベル検出回路
    と、該回路により検出された受信レベルに応じた制御信
    号を発生するための制御回路と、上記制御信号に応じた
    駆動信号を発生するための駆動回路と、該駆動回路から
    の駆動信号に応じた機械的振動を発生して本無線機に与
    える振動発生機構とを備えたことを特徴とするディジタ
    ル移動無線機。
  6. 【請求項6】 高周波信号を受信してアナログ音声信号
    を取り出すためのディジタル受信回路と、該回路が出力
    するアナログ音声信号に複数の雑音源からの雑音を選択
    付加するための雑音付加回路と、駆動信号を発生するた
    めの駆動回路と、該駆動回路からの駆動信号に応じた機
    械的振動を発生して本無線機に与えるための振動発生機
    構と、上記受信した高周波信号のレベルを検出するため
    のレベル検出回路と、該回路により検出された受信レベ
    ルに応じて上記雑音付加回路が上記音声信号に付加する
    雑音のレベルおよび上記駆動信号を制御するための制御
    回路と、上記雑音付加回路によりどの雑音を付加する
    か、あるいは上記振動発生機構からの機械的振動を本無
    線機に与えるか、あるいはこれらいずれの雑音または機
    械的振動も与えないかの選択を行うためのスイッチとを
    備えたことを特徴とするディジタル移動無線機。
  7. 【請求項7】 ディジタル方式により送信されてきた高
    周波信号から復調及び復号化処理により取り出したアナ
    ログ信号に、上記高周波信号の受信レベルが低下するほ
    ど大きくなる雑音を付加することを特徴とするディジタ
    ル移動無線受信方法。
  8. 【請求項8】 ディジタル方式により送信されてきた高
    周波信号から復調及び復号化処理により取り出したアナ
    ログ信号に、上記高周波信号の受信レベルが低下するほ
    ど大きくなる雑音を付加し、および変調化処理および変
    調手段へ入力する送信用アナログ信号に、上記高周波信
    号の受信レベルが低下するほど大きくなる雑音を付加
    し、送信することを特徴とするディジタル移動無線送受
    信方法。
JP6166905A 1994-07-19 1994-07-19 ディジタル移動無線機、ディジタル移動無線受信方法、ディジタル移動無線送受信方法 Pending JPH0832508A (ja)

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