JP2001332962A - 周波数逓倍回路 - Google Patents

周波数逓倍回路

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JP2001332962A JP2000153384A JP2000153384A JP2001332962A JP 2001332962 A JP2001332962 A JP 2001332962A JP 2000153384 A JP2000153384 A JP 2000153384A JP 2000153384 A JP2000153384 A JP 2000153384A JP 2001332962 A JP2001332962 A JP 2001332962A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、周波数逓倍回路において、デジタル
回路のみで入力信号の2 n 倍の周波数に相当する逓倍出
力を発生できるようにすることを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】たとえば、基準クロックをもとに、入力信
号Aの周期を周期計測回路部11のカウンタ回路13で
カウントし、そのカウント値Cをラッチ回路14でラッ
チする。また、そのラッチデータDの下位5ビットデー
タDbと、カウンタ回路43からの逓倍出力をクロック
としてカウント動作するカウンタ回路51のカウント値
Eとを、大小比較器21により比較する。そして、その
比較結果に応じてデータセレクタ31を制御し、基準ク
ロックを分周する分周回路41内の上記カウンタ回路4
3の分周比を切り換える構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数逓倍回路
に関するもので、特に、テレビジョン用の3次元YC分
離回路などで使用され得るデジタル周波数逓倍回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力信号を周波数逓倍する方法と
しては、PLL(Phase Locked Loop)
回路を使用した方法がよく知られている。
【0003】図4は、PLL回路を使用した一般的な周
波数逓倍回路の構成例を示すものである。
【0004】この周波数逓倍回路は、たとえば、電圧制
御発振器(VCO)101、分周回路102、位相比較
器103およびフィルタ104を備えて構成されてい
る。この周波数逓倍回路では、入力信号と分周回路10
2の出力の位相差が一定になるような帰還制御が行われ
る。そして、最終的には、VCO101より入力信号の
逓倍の周波数に相当する出力信号(逓倍出力)が発生さ
れるようになっている。
【0005】すなわち、VCO101は、入力信号の逓
倍の周波数をセンター周波数として発振するもので、そ
の発振周波数がフィルタ104からの制御電圧によって
可変とされるようになっている。
【0006】分周回路102は、上記VCO101の出
力を入力信号と同じ周波数に分周するためのもので、そ
の分周した信号を位相比較器103に出力するようにな
っている。
【0007】位相比較器103は、入力信号と上記分周
回路102からの信号との位相差を検出し、その位相差
に応じた誤差信号をフィルタ104に出力するようにな
っている。
【0008】フィルタ104は、上記位相比較器103
からの誤差信号を平滑化するためのLPF(Low P
ass Filter)で、上記VCO101にフィー
ドバックされる制御電圧を生成するようになっている。
【0009】しかしながら、このようなPLL回路を使
用した周波数逓倍回路は、VCO101がアナログ回路
により構成されるものであるため、1チップ化してデジ
タル集積回路(以下、デジタルIC)に内蔵しようとす
る場合に、チップ面積を増大させるという問題があっ
た。
【0010】特に、専用の電源端子やLPFを接続する
ための端子を追加する必要から、端子数の増加をともな
うとともに、デジタルICの出荷試験の際にアナログ回
路のための専用テストを行わなければならないなど、製
品コストを高騰させる要因にもなっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、PLL回路を使用することにより入力信号
を周波数逓倍することができるものの、アナログ方式の
PLL回路を採用する周波数逓倍回路の場合、これを内
蔵するデジタルICのチップ面積を増大させるなどの問
題があった。
【0012】そこで、この発明は、アナログ方式のPL
L回路を採用することなく、入力信号の周波数の2n
の逓倍出力を発生でき、チップ面積の増大や製品コスト
の高騰を軽減することが可能な周波数逓倍回路を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の周波数逓倍回路にあっては、基準クロ
ックをもとに、入力信号の周期を計測する計測回路部
と、前記基準クロックを分周する分周回路と、この分周
回路の分周比を、前記計測回路部の計測結果と所望の逓
倍比とにもとづいて制御する制御回路とから構成されて
いる。
【0014】また、この発明の周波数逓倍回路にあって
は、(m+n)ビットのカウンタ回路とラッチ回路とを
備え、基準クロックを計数することによって入力信号の
周期を計測する計測回路部と、前記基準クロックの分周
を行うmビットの分周回路と、この分周回路の逓倍出力
をもとに、その計数データを算出するnビットのカウン
タ回路と、このnビットのカウンタ回路より供給される
前記計数データと、前記計測回路部で計測された前記入
力信号の周期データの下位nビットとを比較する比較器
と、この比較器の比較結果にもとづいて、前記分周回路
の分周比を選択するデータセレクタとを具備し、前記入
力信号の1周期の期間内に、前記入力信号の周波数の2
n 倍の逓倍出力を発生するように構成されている。
【0015】この発明の周波数逓倍回路によれば、デジ
タル回路のみで構成できるようになる。これにより、デ
ジタルICにも容易に内蔵することが可能となるもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかる、デ
ジタル周波数逓倍回路の構成を概略的に示すものであ
る。
【0018】ここで、このデジタル周波数逓倍回路は、
入力信号の周期データを1/2n した商Qとその余りR
とから、Rの値に応じて、周波数逓倍用カウンタの分周
比をQ分周とQ+1分周とに切り換えることにより、入
力信号の周波数の2n 倍となる逓倍出力を得るものであ
る。すなわち、2n 回の分周動作のうち、Rの値に相当
する回数をQ+1分周とし、それ以外(2n −R)をQ
分周とすることで、入力信号の1周期内の出力パルス数
が整数比(2n )となるようにするものである。
【0019】なお、説明を簡単化するために、ここで
は、入力信号の周期データを“910”とし、入力信号
の32倍の周波数に相当する逓倍出力が発生されるよう
に構成した場合を例に説明する(Q×32+R=910
→ Q=28、R=14)。
【0020】図1に示すように、このデジタル周波数逓
倍回路は、たとえば、周期計測回路部11と、大小比較
器21と、データセレクタ31と、分周回路41と、5
bit(アップ)カウンタ回路51とを有して構成され
ている。
【0021】周期計測回路部11は、入力信号Aを基準
クロックに同期させるための同期用フリップフロップ回
路(F/F)12、10(m+n)bitの(アップ)
カウンタ回路13、および、10bitのラッチ回路1
4により構成され、入力信号Aの立ち上がりエッジのタ
イミングで、上記F/F12の出力信号Bに同期して、
上記カウンタ回路13のカウント値(0〜909)Cを
上記ラッチ回路14にラッチするとともに、同時に上記
カウンタ回路13のカウント値Cを“0”クリアするこ
とによって、入力信号Aの周期を計測するようになって
いる。この場合、上記ラッチ回路14のラッチデータ
(計測結果)Dは、入力信号Aの周期データ“910”
よりも“1”だけ小さい“909”となる。
【0022】大小比較器21は、上記ラッチ回路14で
ラッチされたラッチデータDの下位5ビットデータ
(R)Dbと上記5bitカウンタ回路51のカウント
値Eとを比較し、その大小関係を算出するものである。
【0023】データセレクタ31は、上記大小比較器2
1の比較結果(大小関係)Fにもとづいて、上記ラッチ
データDの上位5ビットデータ(Q)Da、もしくは、
この上位5ビットデータDaから“1”を減算したデー
タ(Q−1)Da’のいずれか一方を、出力データGと
して上記分周回路41に出力するようになっている。す
なわち、上記大小比較器21での比較の結果、上記5b
itカウンタ回路51のカウント値Eよりも上記ラッチ
データDの下位5ビットデータDbの方が「大」の場
合、上記分周回路41に対して、上記ラッチデータDの
上位5ビットデータ(28)Daを出力し、それ以外
は、上記ラッチデータDの上位5ビットデータDaから
“1”が減算されたデータ(27)Da’を出力するよ
うに構成されている。
【0024】分周回路41は、上記データセレクタ31
より出力される出力データGに応じて基準クロックの分
周を行うもので、一致検出回路42および周波数逓倍用
カウンタとしての5bit(アップ)カウンタ回路43
を備えてなる構成とされている。そして、この分周回路
41からは、上記一致検出回路42の出力にしたがっ
て、上記カウンタ回路43のカウント値の最上位ビット
Hが、入力信号Aの32倍の周波数に相当する出力信号
(逓倍出力)として取り出されるようになっている。
【0025】なお、この分周回路41は、上記データセ
レクタ31からの出力データGよりも“1”だけ大きい
回数の分周動作を行うように構成されており、そのた
め、上記したように、上記5bitカウンタ回路51の
カウント値Eよりも上記ラッチデータDの下位5ビット
データ(R)Dbの方が「大」の場合を除いて、あらか
じめ上記ラッチデータDの上位5ビットデータDaより
も“1”だけ小さい値(Da’)が、上記データセレク
タ31より出力データGとして出力されるようになって
いる。
【0026】5bitカウンタ回路51は、上記カウン
タ回路43からの逓倍出力(最上位ビットH)をクロッ
クとしてカウント動作し、そのカウント値Eを上記大小
比較器21に出力するものである。このカウンタ回路5
1は、上記10bitカウンタ回路13の場合と同様
に、入力信号Aの立ち上がりエッジのタイミングでカウ
ント値Eが“0”クリアされるようになっている。
【0027】図2は、上記した構成の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【0028】同図(a)は入力信号Aであり、説明の都
合上、その周期データが“910”とされている。
【0029】同図(b)はF/F12の出力信号Bであ
り、10bitカウンタ回路13および5bitカウン
タ回路51のリセットパルス、並びに、ラッチ回路14
のラッチパルスである。
【0030】同図(c)は、10bitカウンタ回路1
3のカウント値Cを示す信号(0〜909)である。
【0031】同図(d)は、ラッチ回路14のラッチデ
ータ(909)Dである。
【0032】同図(e)は、上記ラッチデータDの上位
5ビットデータ(Q)Daである。
【0033】同図(f)は、上記ラッチデータDの下位
5ビットデータ(R)Dbである。この場合、ラッチデ
ータDが“909”となるため、上記下位5ビットデー
タDbは、入力信号Aの周期データを1/2n した際の
余りR(14)よりも“1”だけ小さい“13”とな
る。
【0034】同図(g)は、5bitカウンタ回路51
のカウント値Eを示す信号(0〜31)である。
【0035】同図(h)は大小比較器21の比較結果F
を示す信号であり、上記5bitカウンタ回路51のカ
ウント値Eが“0〜13”の場合に上記ラッチデータD
の下位5ビットデータDbの方が「大」となり、それ以
外(“14〜31”)の場合に「小」となる。
【0036】同図(i)はデータセレクタ31の出力デ
ータGを示す信号であり、上記比較結果Fが「大」の場
合には上記ラッチデータDの上位5ビットデータ(Q=
28)Daとなり、上記比較結果Fが「小」の場合には
上記データ(Q−1=27)Da’となる。
【0037】同図(j)は5bitカウンタ回路43の
カウント値の最上位ビットHを示す信号(逓倍出力)で
あり、その周期は、上記データセレクタ31の出力デー
タGが“28”のときには29クロック(CP)分の分
周となり、上記出力データGが“27”のときには28
クロック分の分周となる。
【0038】すなわち、入力信号Aの1周期期間内に2
9分周が14回行われ、残りの期間内に28分周が行わ
れる。したがって、Q×32+R=910 → Q=2
8、R=14だとすると、入力信号Aの1周期期間内に
おいて、28×(32−14)+29×14=910ク
ロック分のカウント動作が行われることになり、入力信
号Aの32倍の周波数に相当する逓倍出力が得られる。
【0039】上記したように、周波数逓倍回路をデジタ
ル回路のみで構成できるようにしている。
【0040】すなわち、基準クロックをもとに入力信号
の周期を計測するとともに、この計測結果と所望の逓倍
比とにもとづいて、上記基準クロックを分周する分周回
路の分周比を制御するようにしている。これにより、ア
ナログ方式のPLL回路を使用することなしに、入力信
号の周波数の2n 倍の逓倍出力を発生させることが可能
となる。したがって、周波数逓倍回路をデジタル回路の
みで構成できるようになる結果、デジタルICにも容易
に内蔵することが可能となり、チップ面積の増大や製品
コストの高騰を軽減できるようになるものである。
【0041】なお、上記した本発明の一実施形態におい
ては、入力信号の1周期期間内に行われる分周動作を2
分割し、その前半と後半とで、29分周と28分周とを
完全に分けて行うようにした場合について説明したが、
これに限らず、たとえば29分周と28分周とをランダ
ムに行うようにすることも可能である。
【0042】図3は、上記した構成において、5bit
カウンタ回路51のデータの並びを逆接続した場合の、
大小比較器21の比較結果を示すものである。
【0043】このような構成とした場合、入力信号の1
周期期間内における大小比較器21の比較結果(大小関
係)を、その総数を変えることなく、ランダムに出力さ
せることが可能となる。したがって、入力信号の1周期
期間内において、28分周と29分周の各分周動作をラ
ンダムに実行できるようになる。
【0044】特に、制御対象の周波数が逓倍出力の周波
数成分に依存するような場合においては、入力信号の1
周期期間内に行われる各分周動作をランダムに実行でき
るようにすることによって、より良好な制御が可能とな
る。すなわち、周波数発電機などから得た検出信号の周
期を計測して制御対象の周波数を制御するような場合、
周波数制御のサンプリング周波数(被計測信号の周波
数)を高くすることにより、制御性を改善できる。その
際、入力信号の1周期期間内に行われる各分周動作をラ
ンダムに実行できるようにした場合の方が、周波数検出
誤差の低域周波数成分が少なくなり、周波数制御の性能
が良好になる(一般に、高域周波数成分は制御ループ中
のLPFの特性により抑制されるため、低域周波数成分
に比べ除去される比率が高い)。
【0045】その他、本願発明は、上記各実施形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、
上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、
開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせに
より種々の発明が抽出され得る。たとえば、各実施形態
に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除さ
れても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題
が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得
られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明
として抽出され得る。
【0046】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、アナログ方式のPLL回路を採用することなく、入
力信号の周波数の2n 倍の逓倍出力を発生でき、チップ
面積の増大や製品コストの高騰を軽減することが可能な
周波数逓倍回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる、デジタル周波
数逓倍回路の構成例を示す概略ブロック図。
【図2】同じく、上記したデジタル周波数逓倍回路の動
作を説明するために示すタイミングチャート。
【図3】この発明の他の実施形態にかかり、大小比較器
の比較結果をランダムに出力できるようにした場合を例
に示す概略図。
【図4】従来技術とその問題点を説明するために、PL
L回路を使用した一般的な周波数逓倍回路の構成例を示
す概略ブロック図。
【符号の説明】
11…周期計測回路部 12…同期用フリップフロップ回路 13…10bitアップカウンタ回路 14…10bitラッチ回路 21…大小比較器 31…データセレクタ 41…分周回路 42…一致検出回路 43,51…5bitアップカウンタ回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックをもとに、入力信号の周期
    を計測する計測回路部と、 前記基準クロックを分周する分周回路と、 この分周回路の分周比を、前記計測回路部の計測結果と
    所望の逓倍比とにもとづいて制御する制御回路とを具備
    したことを特徴とする周波数逓倍回路。
  2. 【請求項2】 前記計測回路部は、入力信号を基準クロ
    ックに同期させるためのフリップフロップ回路、入力信
    号の周期をカウントするカウンタ回路、および、このカ
    ウンタ回路のカウント値をラッチするラッチ回路を有し
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載の周波数
    逓倍回路。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ回路は、入力信号の立ち上が
    りエッジのタイミングで、前記カウンタ回路のカウント
    値をラッチすることを特徴とする請求項2に記載の周波
    数逓倍回路。
  4. 【請求項4】 前記カウンタ回路は、入力信号の立ち上
    がりエッジのタイミングで、そのカウント値をクリアす
    ることを特徴とする請求項2に記載の周波数逓倍回路。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、前記分周回路からの逓
    倍出力をクロックとしてカウント動作するカウンタ回路
    と、このカウンタ回路のカウント値と前記ラッチ回路の
    ラッチデータの下位nビットとを比較する比較器と、こ
    の比較器の比較結果にもとづいて、前記分周回路の分周
    比を選択するセレクタとを有してなることを特徴とする
    請求項1に記載の周波数逓倍回路。
  6. 【請求項6】 前記セレクタは、前記入力信号の周期デ
    ータを1/2n した商Qとその余りRとから、Rの値に
    応じて、Q分周とQ+1分周のいずれかを前記分周比と
    して選択するものであることを特徴とする請求項5に記
    載の周波数逓倍回路。
  7. 【請求項7】 前記セレクタは、2n 回の分周動作のう
    ち、Rの値に相当する回数はQ+1分周を選択し、それ
    以外(2n −R)はQ分周を選択することを特徴とする
    請求項6に記載の周波数逓倍回路。
  8. 【請求項8】 前記カウンタ回路は、そのデータの並び
    を逆接続することによって、前記ラッチ回路のラッチデ
    ータの下位nビットとの比較のためのカウント値とする
    ことを特徴とする請求項5に記載の周波数逓倍回路。
  9. 【請求項9】 (m+n)ビットのカウンタ回路とラッ
    チ回路とを備え、基準クロックを計数することによって
    入力信号の周期を計測する計測回路部と、 前記基準クロックの分周を行うmビットの分周回路と、 この分周回路の逓倍出力をもとに、その計数データを算
    出するnビットのカウンタ回路と、 このnビットのカウンタ回路より供給される前記計数デ
    ータと、前記計測回路部で計測された前記入力信号の周
    期データの下位nビットとを比較する比較器と、 この比較器の比較結果にもとづいて、前記分周回路の分
    周比を選択するデータセレクタとを具備し、 前記入力信号の1周期の期間内に、前記入力信号の周波
    数の2n 倍の逓倍出力を発生するようにしたことを特徴
    とする周波数逓倍回路。
  10. 【請求項10】 前記計測回路部は、入力信号の立ち上
    がりエッジのタイミングで、前記カウンタ回路のカウン
    ト値を前記ラッチ回路にラッチすることを特徴とする請
    求項9に記載の周波数逓倍回路。
  11. 【請求項11】 前記計測回路部は、入力信号の立ち上
    がりエッジのタイミングで、前記カウンタ回路のカウン
    ト値をクリアすることを特徴とする請求項9に記載の周
    波数逓倍回路。
  12. 【請求項12】 前記データセレクタは、前記入力信号
    の周期データを1/2n した商Qとその余りRとから、
    Rの値に応じて、Q分周とQ+1分周のいずれかを前記
    分周比として選択するものであることを特徴とする請求
    項9に記載の周波数逓倍回路。
  13. 【請求項13】 前記データセレクタは、2n 回の分周
    動作のうち、Rの値に相当する回数はQ+1分周を選択
    し、それ以外(2n −R)はQ分周を選択することを特
    徴とする請求項12に記載の周波数逓倍回路。
  14. 【請求項14】 前記nビットのカウンタ回路は、その
    データの並びを逆接続することによって、前記入力信号
    の周期データの下位nビットとの比較のための計数デー
    タとすることを特徴とする請求項9に記載の周波数逓倍
    回路。
  15. 【請求項15】 前記計測回路部は、さらに、入力信号
    を基準クロックに同期させるためのフリップフロップ回
    路を有して構成されることを特徴とする請求項9に記載
    の周波数逓倍回路。
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