JP2001332799A - モールド型半導体レーザ - Google Patents

モールド型半導体レーザ

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JP2001332799A JP2000148673A JP2000148673A JP2001332799A JP 2001332799 A JP2001332799 A JP 2001332799A JP 2000148673 A JP2000148673 A JP 2000148673A JP 2000148673 A JP2000148673 A JP 2000148673A JP 2001332799 A JP2001332799 A JP 2001332799A
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laser
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Naotaro Nakada
直太郎 中田
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    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に正確なレーザチップの出力を検出するこ
とにより、正確な光出力制御回路を形成し得るモールド
型半導体レーザを提供する。 【解決手段】 一端部にダイパッド部2aが形成された
第1のリード2のダイパッド部2aにレーザチップ8お
よびモニタ用の受光素子5とが設けられたサブマウント
7がボンディングされている。そして、レーザチップ8
および受光素子5の電極が図示しない金線などのワイヤ
により、第2のリード3、4と電気的にそれぞれ接続さ
れ、レーザチップ8の出射面側を除いた側面および後面
を覆うと共に、第1のリード2および第2のリード3、
4の一端部側を一体に保持するように樹脂製枠体6が設
けられている。そして、レーザチップ8後端面に対向す
る枠体6部分に受光素子5への反射を防止する反射防止
手段9が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)、LB
P(レーザビームプリンタ)、DVD−ROMなどのピ
ックアップ用光源に用いるのにとくに適した、半導体レ
ーザに関する。さらに詳しくは、リードフレームにレー
ザチップがダイボンディングされ、その周囲を樹脂成形
による枠体により保護しながら、枠体による反射の影響
をなくする構造のモールド型半導体レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】モールド型半導体レーザは、たとえば特
許第2951077号に示され、図5に示されるような
構造になっている。図5において、リードフレーム1と
して一体に形成された3本のリード2、3、4の内、共
通リード2の先端のダイパッド部2aにレーザ(LD)
チップ8がボンディングされたサブマウント7が搭載さ
れている。そのLDチップ8およびモニタ用受光素子5
が図示しないワイヤにより、他のリード3、4とワイヤ
ボンディングされている。そして、図5に示されるよう
に、合成樹脂により、たとえばトランスファモールドさ
れ、枠体6がビームの出射側を除く周囲に形成されるこ
とにより、各リード2、3、4が一体化され、リードフ
レーム1から分離されても、各リード2〜4は固定され
ている。
【0003】この半導体レーザは、たとえば回折格子や
コリメータレンズまたは有限系対物レンズなどの光軸と
合せて取り付けられることにより、ピックアップ装置な
どの光源として用いられる。この場合、図5に示される
ように、サブマウント7をシリコン基板により形成し、
そのサブマウント7の表面で、LDチップ8の出射面と
反対の後ろ側に受光素子5を作り込み、LDチップ8の
出力をモニタしながら、自動的に出力を一定にして(A
PC:自動光出力制御)、常に一定出力でコンパクトデ
ィスクのピットなどを検出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、レーザ
チップの出力を受光素子によりモニタしながらAPCを
行う場合、レーザの動作による温度上昇などにより、雰
囲気温度が変動すると、受光素子により受光する出力が
変動する。たとえば、レーザ出力を一定にして、雰囲気
温度を変化させると、周期的に検出出力が変化すること
が検出された。そのため、実際にはレーザチップの出力
が変動していなくても、受光素子により検出する出力は
温度により変動し、その変動出力に基づいてレーザ出力
を制御すると、却ってレーザ出力を一定にできていない
ということを見出した。
【0005】本発明はこのような問題を解決し、常に正
確なレーザチップの出力を検出することにより、正確な
光出力制御回路を形成し、常に一定出力で動作し得るモ
ールド型半導体レーザを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のように、レーザチ
ップの後ろ側に受光素子を設け、その受光素子によりレ
ーザチップの後端面から出射される光ビームの出力をモ
ニタしながら、レーザチップの出力を一定にする自動光
出力制御回路により自動制御するモールド型半導体レー
ザでは、キャンタイプ(ステム上にレーザチップをマウ
ントして、キャップを被せるタイプ)と異なり、レーザ
チップ出力の変動とは別に受光素子による検出出力が変
動していることを、本発明者は見出した。そして、さら
に鋭意検討を重ねてその原因を調べた結果、レーザチッ
プおよび受光素子部分の雰囲気温度を変えると周期的に
変化することを見出した。
【0007】すなわち、図4に示されるように、従来の
キャンタイプの半導体レーザEでは、レーザチップおよ
び受光素子部分の雰囲気温度を変化させても受光素子に
よる検出出力は変化しないで一定なのに対して、前述の
従来のモールド型半導体レーザDでは、温度の変化に対
して周期的に光出力が変化している。そして、さらによ
く観察すると、受光素子上に干渉縞が形成され、温度に
よりその干渉縞が動き、その干渉縞はレーザチップの後
ろ側から出て直接受光素子の表面にあたる光と、レーザ
チップの後側から出て、枠体で反射して受光素子の表面
にあたる光とが相互に干渉して形成されることを見出し
た。この原因は、周囲温度が変化すると、レーザチップ
の発振波長の変化により、干渉縞が形成されたり、形成
されなくなることが原因で、検出する出力が変動するこ
とにあるのが判明した。そして、レーザチップ後端面に
対向する枠体部分で反射する光が受光素子の表面に余り
戻ってこないようにすることにより、その変動をなくす
ることができることを見出した。
【0008】本発明によるモールド型半導体レーザは、
一端部にダイパッド部が形成された第1のリードと、該
ダイパッド部に搭載されるレーザチップおよび受光素子
と、該レーザチップおよび受光素子の電極と電気的に接
続される第2のリードと、前記レーザチップの出射面側
を除いた側面および後端面側を覆い、第1および第2の
リードの一端部側を一体に保持する樹脂製枠体とからな
り、前記レーザチップ後端面に対向する前記枠体部分に
前記受光素子への反射を防止する反射防止手段が形成さ
れている。
【0009】ここにレーザチップ後端面とは、レーザチ
ップからビームを出射する出射面と反対側の端面を意味
する。
【0010】この構造にすることにより、レーザチップ
の後端面から出た光ビームが、枠体で反射して、受光素
子面上で干渉することがなくなり、レーザチップの後端
面から直接受光素子に達する光のみを受光し、安定した
光出力の検出をすることができる。その結果、レーザチ
ップの出力を正確にモニタし、本当のレーザチップの出
力変動を補正するように自動光出力制御をすることがで
きる。
【0011】前記反射防止手段は、前記レーザチップの
後端面に対向する部分における枠体に傾斜面が形成され
たり、前記レーザチップの後端面に対向する部分におけ
る枠体の一部が除去されることにより形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明のモールド型半導体レーザについて説明をする。本発
明によるモールド型半導体レーザは、図1にその一実施
形態の説明図が示されるように、一端部にダイパッド部
2aが形成された第1のリード(共通リード)2のダイ
パッド部2aにレーザチップ8およびモニタ用の受光素
子5とが設けられたサブマウント7が搭載されている。
そして、レーザチップ8および受光素子5の電極が図示
しない金線などのワイヤにより、第2のリード3、4と
電気的にそれぞれ接続され、レーザチップ8の出射面側
を除いた側面および後端面側を覆うと共に、第1および
第2のリード2、3、4の一端部側を一体に保持するよ
うに樹脂製の枠体6が設けられている。そして、レーザ
チップ8後端面に対向する枠体6部分に受光素子5への
反射を防止する反射防止手段9(9a)が形成されてい
る。
【0013】前述のように、本発明者は、リードフレー
ムのダイパッド部2a上に、レーザチップ8をボンディ
ングすると共に受光素子5が形成されたシリコン製のサ
ブマウント7を搭載し、その周囲を樹脂製の枠体6によ
り囲うモールド型半導体レーザでは、レーザチップ8の
後方に存在する後壁面の反射により、受光素子5上に干
渉縞が形成され、レーザチップ8の出力が変化しなくて
も、検出する出力が温度により変動することを見出し
た。すなわち、レーザチップ8の後ろ側に、壁面を設
け、その壁面を垂直面に対して前後に傾けると、図3に
示されるように、検出出力の変化の割合が変動した。
【0014】図3において、Aは後壁面10の垂直面に
対する角度が+15°(外側への傾斜)の場合、Bは0
°(垂直)の場合、Cは−15°(内側への傾斜)の場
合についてそれぞれ示している。図3から明らかなよう
に、受光素子5側への反射が大きくなる内側への傾きが
あると、非常に出力変動が大きくなる。一方、外側に傾
かせると、受光素子5への反射光の照射は非常に少なく
なるため、検出出力の変動は非常に小さくなっている。
このことから、レーザチップ8の後端面から出射するビ
ームが、レーザチップ8の後壁面10で、受光素子5側
に反射しないようにすることにより、受光素子5による
検出出力の変動を抑制することができることが判明し
た。これは、トランスファモールド成形により形成され
る枠体6の露出面が、金型の鏡面仕上げに伴って、枠体
6の表面も鏡面に近い滑らかな面で形成されており、反
射しやすいためと考えられる。
【0015】この反射を防止するためには、前述のよう
に傾斜面にして外側に反射させる他に、枠体6の光ビー
ムが照射する部分を除去して後方に光ビームを進ませた
り、光ビーム照射部分の表面を乱反射するように凹凸面
にしたり、光吸収体を塗布することなどにより達成でき
る。
【0016】図1に示される例では、この反射防止手段
9が、枠体6のレーザチップ8の後端面に対向する部分
の内壁に傾斜面9aが形成されることにより形成されて
いる。すなわち、図1(b)にサブマウント7部と枠体
6の傾斜面9aが形成されている部分のみの拡大説明図
が示されるように、傾斜面9aが設けられることによ
り、レーザチップ8の後端面から出射する光ビームP
は、傾斜面9aに当って上方に反射し、受光素子5の方
には殆ど戻らなくすることができる。そのため、受光素
子5の表面で、レーザチップ8から直接入射する光ビー
ムと、枠体6の内壁で反射して受光素子5の表面に達す
る光ビームとが相互に干渉することはない。
【0017】この傾斜面9aが形成される幅は、レーザ
チップ8から出射する光ビームPの広がりと、レーザチ
ップ8および枠体6間の距離により定まるが、レーザチ
ップ8の中心部(光ビームの出射部)から±15°、す
なわちθ=30°の範囲に形成されれば、光ビームの殆
どが傾斜面9aに当る。また、傾斜面9aの垂直面との
角度αは、10°以上に形成されれば、受光素子5側へ
の光ビームの反射を、殆ど完全に防止することができる
ことが確認された。
【0018】レーザチップ8は、従来と同様のたとえば
AlGaAs系またはInGaAlP系化合物半導体の
ダブルヘテロ構造からなり、シリコンからなるサブマウ
ント7などにボンディングされ、そのシリコンサブマウ
ント7が共通リードである第1のリード2のダイパッド
部2aに搭載されている。サブマウント7には、前述の
ように、レーザチップ8の光出力を自動的にコントロー
ルすることができるように、モニタ用の受光素子5が形
成されており、それぞれの一方の電極は第1(共通)の
リード2に導電性のボンディング剤などにより電気的に
接続され、他方の電極は、図示しない金線などのワイヤ
により第2のリード3、4とそれぞれ電気的に接続され
ている。
【0019】枠体6は、第1のリード2および第2のリ
ード3、4がリードフレームから切り離されても、保持
できるように、サブマウントの搭載およびワイヤボンデ
ィングがされた状態で、各リードを一体にできるように
レーザチップの出射面側を除いて、サブマウント7の周
囲が覆われるように、エポキシ樹脂などをトランスファ
モールドすることにより、形成されている。図1に示さ
れる例では、上面および下面には樹脂成形がなされてお
らず、上面は開放され、下面はダイパッド部2aが露出
した構造になっている。そして、図1に示される例で
は、前述のように、周囲を覆う枠体6の開放された出射
面側と対向するレーザチップ8の後端面に対向する部分
に、傾斜面9aが形成されることにより、受光素子5へ
の反射を防止する反射防止手段9が設けられている。
【0020】前述の例は、枠体6のレーザチップ8の後
端面に対向する部分に、傾斜面9aを形成することによ
り、受光素子5側への反射を防止する反射防止手段9と
したが、前述のように、傾斜面でなくても、受光素子5
の受光面に光ビームが反射しないようにすればよい。図
2に示される例は、枠体6のレーザチップ8の後端面に
対向する部分を削除した例である。
【0021】図2に示される例も、図2(b)にサブマ
ウント7部と枠体6の除去部分9bのみの拡大説明図が
示されるように、除去部分9bが形成されることによ
り、レーザチップ8の後端面から漏れる光ビームPは、
除去部9bを通過して後方に進み、受光素子5の方には
殆ど戻らなくすることができる。そのため、受光素子5
の表面で、レーザチップ8から直接入射する光ビーム
と、枠体6の内壁で反射して受光素子5の表面に達する
光ビームとが相互に干渉することはない。この除去部9
bが形成される幅は、前述の例と同様に、レーザチップ
8の中心部(光ビームの出射部)から±15°、すなわ
ちθ=30°の範囲に形成されれば、光ビームPの殆ど
が除去部9bを通過する。
【0022】この反射防止手段9は、このような傾斜面
や除去部によらなくても、たとえばその表面に凹凸がで
きるようなざらざらな面にすれば、乱反射して、たとえ
いくらかの光が受光素子5の表面に戻っても、光の位相
が乱れ、レーザチップ8から直接受光素子5の表面に入
射する光ビームと干渉することはなく、温度変化による
出力変化を大幅に減らすことができる。さらに、黒色塗
料などの光吸収材をその部分に塗布しても、反射を防止
することができ、同様の効果を得ることができる。しか
し、モールド金型の離型性という面、またはモールド後
の加工を省くという面からは、図1および2に示される
ような構造にすることにより、モールド成形時の金型を
そのような形状に形成しておくだけで、工数増にならず
に形成できるため好ましい。
【0023】本発明によるモールド型半導体レーザは、
枠体におけるレーザチップの後端面に対向する部分に、
受光素子側への反射を防止する反射防止手段が設けられ
ているため、レーザチップの後端面から出る光ビームが
枠体により反射して受光素子に入り、レーザチップから
直接受光素子に入る光ビームと干渉することがなくな
る。その結果、周囲温度の変化があり、その温度変化に
よる発振波長が変っても、検出する光出力が干渉により
周期的に変動することがなくなり、レーザチップの正確
な光出力を検出でき、APC回路により、自動的に精度
よく光出力を制御することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受光素子を形成したサブマウントにレーザチップをボン
ディングして、ダイパッド上に搭載し、周囲を覆うよう
に樹脂製枠体で各リードを固定するモールド型半導体レ
ーザにおいても、モニタ用の光ビームと、枠体で反射し
た光ビームとが干渉することがなくなるため、受光素子
により非常に正確にレーザ出力を検出することができ
る。その結果、APC回路により、非常に精度よくレー
ザ出力を制御することができ、高精細なDVDなどでも
きれいに再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモールド型半導体レーザの一実施
形態を示す説明図である。
【図2】本発明によるモールド型半導体レーザの他の実
施形態を示す説明図である。
【図3】レーザチップ後端面に対向して設けられる壁面
を傾けたときの受光素子により検出される光出力の温度
による変化を示す図である。
【図4】従来のモールド型半導体レーザで温度を変化さ
せたときの受光素子による出力変化を示す図である。
【図5】従来のモールド型半導体レーザの構造例を示す
説明図である。
【符号の説明】
2 第1のリード 3、4 第2のリード 5 受光素子 6 枠体 7 サブマウント 8 レーザチップ 9 反射防止手段 9a 傾斜面 9b 除去部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にダイパッド部が形成された第1
    のリードと、該ダイパッド部に搭載されるレーザチップ
    および受光素子と、該レーザチップおよび受光素子の電
    極と電気的に接続される第2のリードと、前記レーザチ
    ップの出射面側を除いた側面および後端面側を覆い、第
    1および第2のリードの一端部側を一体に保持する樹脂
    製枠体とからなり、前記レーザチップ後端面に対向する
    前記枠体部分に前記受光素子への反射を防止する反射防
    止手段が形成されてなるモールド型半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記反射防止手段が、前記レーザチップ
    の後端面に対向する部分における枠体に形成された傾斜
    面である請求項1記載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 前記反射防止手段が、前記レーザチップ
    の後端面に対向する部分における枠体の一部が除去され
    ることにより形成されてなる請求項1記載の半導体レー
    ザ。
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