JP2001332517A - 基板の化学機械研磨方法 - Google Patents

基板の化学機械研磨方法

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JP2001332517A
JP2001332517A JP2000149134A JP2000149134A JP2001332517A JP 2001332517 A JP2001332517 A JP 2001332517A JP 2000149134 A JP2000149134 A JP 2000149134A JP 2000149134 A JP2000149134 A JP 2000149134A JP 2001332517 A JP2001332517 A JP 2001332517A
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polishing
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abrasive grains
chemical mechanical
polishing pad
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Tsutomu Yamada
山田  勉
Tomio Kubo
富美夫 久保
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラッチ傷のないCMP加工基
板をスル−プット時間を短くして得る化学機械研磨方法
の提供。 【解決手段】 基板の金属膜面または絶縁膜面
と、研磨パッド面との間に研磨液を介在させつつ、基板
と研磨パッドを摺動させて基板表面の金属膜または絶縁
膜の少なくとも一部を除去する化学機械研磨方法であっ
て、前記化学機械研磨方法は、砥粒が固定された研磨パ
ッドと遊離砥粒が含有された研磨液を用いる粗研磨工程
と、該粗研磨工程の後で行われる砥粒が固定されていな
い研磨パッドを用いる仕上研磨工程の2つの研磨工程を
経て行われ、仕上研磨工程の際に用いられる研磨液に
は、固形の潤滑剤粒子が含有されていることを特徴とす
る、基板の化学機械研磨方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨速度が速く、
化学機械研磨された基板表面にスクラッチ傷のない基板
を与えることができる化学機械研磨方法に関する。本発
明の化学機械研磨方法は、AlTiC基板の上にパ−マ
ロイ層が形成され、その上に絶縁皮膜の形成された磁気
ヘッド基板や、シリコン基板の絶縁層の上に形成された
金属膜の除去、金属膜のパタ−ン模様の上に絶縁層膜が
施された基板表面の絶縁層膜の除去、STI(Shallow
Trench Insulator)のP−TEOS層の除去等に有
用である。
【0002】
【従来の技術】スピンドル軸に軸承された研磨パッドを
用い、該研磨パッド面に研磨剤スラリ−を供給しながら
チャックに保持された基板を圧接し、研磨パッドと基板
を同一方向または逆方向に回転摺動させつつ、かつ、研
磨パッドを基板上で一方向に往復移動(揺動)させて基
板を化学機械研磨(CMP研磨する)する化学機械研磨
装置は知られている(特開平10−303152号、特
開平11−156711号、特許第2968784号、
英国公開特許第2331948号公報等)。図1、図
2、図3および図4にその化学機械研磨装置を示す。
【0003】図1は、化学機械研磨装置の一例を示す斜
視図、図2は研磨パッドの移送機構を示す斜視図、図3
は研磨パッドとコンディショニング装置の部分断面図、
図4は研磨ヘッドの断面図である。
【0004】図1、図2および図3に示すインデックス
型化学機械研磨装置1において、2は研磨ヘッド、2a
は粗研磨用研磨ヘッド、2bは仕上研磨用ヘッド、3,
3は回転軸、3aはモ−タ−、3bは歯車、3cはプ−
リ−、3dは歯車、4,4は研磨パッド、5,5はパッ
ドコンディショニング機構、5aはドレッシングディス
ク,5bは噴射ノズル、5cは保護カバ−、6,6は回
転可能な洗浄ブラシ、7は研磨ヘッドの移送機構、7a
はレ−ル、7bは送りネジ、7cは送りネジに螺着させ
た移動体で研磨ヘッド2を具備させる。7d,7eは歯
車、7fはモ−タ−、8はヘッドの昇降機構であるエヤ
−シリンダ−、9はウエハw収納カセット、10はロ−
ディング搬送用ロボット、11はウエハ仮置台、12は
軸12eを軸芯として同一円周上に等間隔に設けられた
回転可能な4基のウエハチャック機構12a,12b,
12c,12dを備えるインデックステ−ブルで、テ−
ブル12はs1のウエハロ−ディングゾ−ン、s2の粗
研磨ゾ−ン、s3のウエハ仕上研磨ゾ−ン、s4のウエ
ハアンロ−ディングゾ−ンに仕分けされている。
【0005】13はアンロ−デヂィング用搬送ロボッ
ト、14aはチャックドレサ−、14bはチャック洗浄
機構、15はウエハ仮置台、16はベルトコンベア、1
7はウエハ洗浄機構である。
【0006】図4に示す研磨ヘッド2において、ヘッド
2は基板21の張り出し縁21aが加圧シリンダ−20
のフランジ部分20aに支えられ、研磨パッド(環状研
磨布)4は研磨布取付板22を介して基板21に保持さ
れている。加圧シリンダ−20内の加圧室20b内には
ダイヤフラム23が張り渡され、スピンドル軸3内を通
じて加圧室20b内に圧縮空気が圧入され、その圧力に
よって基板21は3次元(X,Y,Z)方向に揺動自在
に支えられ、研磨パッド4はウエハ表面に対して平行に
保もたてられる。研磨ヘッド2の中央に研磨液または洗
浄液供給パイプ24が設けられ、パイプの先は研磨パッ
ドの中央刳り貫き部4aを避けて研磨パッド環状体裏面
に臨み、環状体を経由して基板の金属層表面に研磨液ま
たはエッチング液が供給される。
【0007】前記の化学機械研磨装置1を用いて絶縁層
の上に金属膜を有するウエハ(基板)を研磨する工程
は、次のように行われる。 1)ウエハ(基板)w1は、搬送ロボット10のア−ム
によりカセット9より取り出され仮置台11上に金属膜
面を上向きにして載せられ、ここで裏面を洗浄され、つ
いで搬送ロボットによりインデックステ−ブル12のウ
エハロ−ディングゾ−ンs1に移送され、チャック機構
12aにより吸着される。
【0008】2)インデックステ−ブル12を90度時
計回り方向に回動させてウエハw1を第1研磨ゾ−ンs
2に導き、スピンドル軸3を下降させてヘッド2aに取
り付けられた研磨パッド4をウエハw1に押圧し、スピ
ンドル軸3とチャック機構の軸を回転させることにより
ウエハの化学機械研磨を行う。この間、新たなウエハw
2が仮置台の上に載せられ、ウエハロ−ディングゾ−ン
s1に移送され、チャック機構12bにより吸着され
る。ウエハのCMP加工時、スピンドル軸3の中空部に
設けた供給管24より環状体4裏面に研磨剤液が10〜
100ml/分の割合で供給される。チャックテ−ブル
に吸着されたウエハの回転数は、200〜800rp
m、好ましくは200〜600rpm、研磨パッドの回
転数は400〜3000rpm、好ましくは400〜1
000rpm、基板にかかる圧力は1.2〜3psiで
ある。
【0009】CMP加工中、研磨パッド4をボ−ルネジ
でウエハの中心点より左へ基板の半径の8分点ないし2
分点(200mm径のウエハで、外径150mmの研磨
パッドのときは4分点の25mm前後)の位置を揺動開
始点とし、この開始点位置より左方向(ウエハ外周方
向)に約10〜50mm幅、好ましくは20〜40mm
のところを揺動回帰点とし、この間の距離を左右方向
(X軸方向)に往復揺動させる。
【0010】第一研磨ゾ−ンs2での化学機械研磨が所
望時間行なわれると、スピンドル軸3を上昇させ、右方
向に後退させ、研磨パッド洗浄機構5上に導き、ここで
高圧ジェット水をノズル5bより吹き付けながら回転ブ
ラシ5で研磨パッド表面に付着した砥粒、金属研磨屑を
取り除き、再び右方向に研磨パッドを移送し、研磨ゾ−
ンs2上に待機させる。
【0011】3)インデックステ−ブルを時計回り方向
に90度回動させ、研磨されたウエハw1を第二研磨ゾ
−ンs3に導き、スピンドル軸3を下降させて研磨ヘッ
ド2bに取り付けられた研磨パッド4を粗研磨されたウ
エハw1に押圧し、スピンドル軸3とチャック機構の軸
を回転させることによりウエハの化学機械仕上研磨を行
う。仕上げ研磨終了後は、スピンドル軸3を上昇、右方
向に後退させ、ヘッド2bに取り付けられた研磨パッド
を洗浄機構5で洗浄し、再び右方向に移送し、第二研磨
ゾ−ンs3上に待機させる。この間、新たなウエハw3
が仮置台の上に載せられ、ウエハロ−ディングゾ−ンs
1に移送され、チャック機構12cにより吸着される。
また、第一研磨ゾ−ンs2ではウエハw2の化学機械粗
研磨が実施される。
【0012】4)インデックステ−ブル12を時計回り
方向に90度回動させ、研磨されたウエハw1をアンロ
−ディングゾ−ンs4に導く。ついで、アンロ−ディン
グ搬送ロボット13で仕上研磨されたウエハを仮置台1
5へ搬送し、裏面を洗浄した後、更に搬送ロボット13
でベルトコンベアを利用した移送機構へと導き、研磨さ
れたウエハのパタ−ン面に洗浄液をノズル17より吹き
付け洗浄し、さらにウエハを次工程へと導く。この間、
新たなウエハw4が仮置台の上に載せられ、ウエハロ−
ディングゾ−ンs1に移送され、チャック機構12dに
より吸着される。また、第一研磨ゾ−ンs2ではウエハ
w3の化学機械粗研磨が、第二研磨ゾ−ンs3ではウエ
ハw2の化学機械仕上研磨が実施される。
【0013】5)インデックステ−ブル12を時計方向
に90度回転させ、以下前記2)から4)の工程と同様
の操作を繰り返し、ウエハの化学機械研磨を行う。
【0014】上記例において、化学機械研磨加工を第一
粗研磨と第二仕上研磨の二段に分けたのは、スル−プッ
ト時間を短縮するためであるが、CMP加工を一段で行
うこともあるし、粗研磨、中仕上研磨、仕上研磨と三段
階に分け、よりスル−プット時間を短縮することも行わ
れる。三段階のCMP加工工程をとるときは、s1をウ
エハロ−ディングとウエハアンロ−ディングの兼用ゾ−
ンとし、s2を第一研磨ゾ−ン、s3を第二研磨ゾ−
ン、s4を第三研磨ゾ−ンとする(図5に示すCMP装
置の例)。
【0015】このようなインデックステ−ブルのチャッ
クテ−ブルに基板の金属膜面または絶縁層面(両者が混
在する面も含む)を上向きにして保持し、該基板に対し
て軸芯を鉛直方向に有するスピンドル軸に軸承された取
付板に貼付された研磨パッド面を遊離研磨砥粒を介して
押圧し、該基板と研磨パッドを摺動させ、かつ、研磨パ
ッドを往復揺動させて基板表面の金属膜または絶縁膜の
少なくとも一部を除去するインデックステ−ブル型化学
機械研磨装置の他に、トップリングやキャリアに基板を
固定し、これを比較的目が粗の第一研磨プラテンに押圧
し、プラテンと基板の間に遊離砥粒を含有する研磨剤ス
ラリ−を介在させつつ、両者を回転させて基板を粗研磨
した後、基板表面を洗浄し、ついで、粗研磨された基板
を比較的目の細かい第二研磨プラテンに押圧し、プラテ
ンと基板の間に遊離砥粒を含有しない研磨液を介在させ
つつ、両者を回転させて基板を仕上研磨する2プラテン
を備えるCMP装置(特開平8−66865号、同10
−58317号、特開2000−94317号)もCM
P研磨される基板のスル−プット時間を短縮する装置と
して提案されている。
【0016】基板の径が200mmから300mm、4
00mmと拡径するにつれて、またはより高集積化につ
れて、ますますスル−プット時間を短縮することが要求
されている。研磨時間を短縮するために研磨パッド、研
磨プラテン(以下、両者を纏めて研磨パッドという。)
として、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化セリ
ウム等の固定砥粒をパッド内に固定(含有)する研磨パ
ッドを使用することが提案されている(USP6022
807号)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリ
カ、アルミナ等の硬質の砥粒を研磨パッドに固定させる
と、研磨速度は大幅に改良されるが、CMP研磨された
基板にはスクラッチ傷が残る欠点があり、スクラッチ傷
を消滅させるために基板の研磨面をエッチングする必要
がある。一方、炭酸カルシウム、酸化セリウム等の軟質
の砥粒を研磨パッドに固定させると、CMP研磨された
基板にはスクラッチ傷は残らないが研磨速度の改良効果
が充分でない。本発明は、スクラッチ傷が残らない、研
磨速度の改良効果が大きい基板の化学機械研磨方法の提
供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の1は、基板の金
属膜面または絶縁膜面と、研磨パッド面との間に研磨液
を介在させつつ、基板と研磨パッドを摺動させて基板表
面の金属膜または絶縁膜の少なくとも一部を除去する化
学機械研磨方法であって、前記化学機械研磨方法は、砥
粒が固定された研磨パッドと遊離砥粒が含有された研磨
液を用いる粗研磨工程と、該粗研磨工程の後で行われる
砥粒が固定されていない研磨パッドを用いる仕上研磨工
程の2つの研磨工程を経て行われ、仕上研磨工程の際に
用いられる研磨液には、固形の潤滑剤粒子が含有されて
いることを特徴とする、基板の化学機械研磨方法を提供
するものである。
【0019】粗研磨工程で研磨速度を速めるために用い
られた研磨液中の遊離砥粒や研磨パッド中の硬質の砥粒
が基板表面に突き刺さっていてスクラッチ傷発生の原因
となるので、仕上研磨工程の際には砥粒が固定されてい
ない研磨パッドおよび固形の潤滑剤粒子が含有されてい
る研磨液を用い、基板表面に突き刺さっていている硬質
の砥粒を除去し、仕上研磨された基板にはスクラッチ傷
が発生しないようにする。
【0020】本発明の請求項2は、基板の金属膜面また
は絶縁膜面と、研磨パッド面との間に研磨液を介在させ
つつ、基板と研磨パッドを摺動させて基板表面の金属膜
または絶縁膜の少なくとも一部を除去する化学機械研磨
方法であって、前記化学機械研磨方法は、硬質の砥粒が
固定された研磨パッドと遊離砥粒が含有された研磨液を
用いる粗研磨工程と、該粗研磨工程の後で行われる軟質
の砥粒が固定された研磨パッドを用いる中仕上研磨工程
と、該中仕上研磨工程の後で行われる砥粒が固定されて
いない研磨パッドを用いる仕上研磨工程の3つの研磨工
程を経て行われ、前記中仕上研磨工程および仕上研磨工
程の際に用いられるどちらかの研磨液には、固形の潤滑
剤粒子が含有されていることを特徴とする、基板の化学
機械研磨方法を提供するものである。
【0021】粗研磨工程で研磨速度を速めるために用い
られた研磨液中の遊離砥粒や研磨パッド中の硬質の砥粒
が基板表面に突き刺さっていてスクラッチ傷発生の原因
となるので、中仕上工程または仕上研磨工程の際には固
形の潤滑剤粒子が含有されている研磨液を用い、基板表
面に突き刺さっていている硬質の砥粒を除去し、仕上研
磨された基板にはスクラッチ傷が発生しないようにす
る。中仕上工程では研磨パッドに固定されている砥粒は
軟質であり、仕上研磨工程では砥粒が固定されていない
研磨パッドを用いるのでスクラッチ傷発生の原因となる
硬質の砥粒が基板表面に突き刺ささることはない。
【0022】本発明の請求項3は、前記化学機械研磨方
法において、粗研磨工程に用いられる研磨パッドは、シ
リカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ダイアモンド、窒化
珪素、炭化珪素、窒化硼素、二酸化マンガンおよびガラ
ス粉より選ばれた硬質の砥粒を含有するものであり、中
仕上研磨工程に用いられる研磨パッドは、コロイダルシ
リカ、ベ−マイト、酸化セリウムおよび炭酸カルシウム
より選ばれた軟質の砥粒を含有するものであることを特
徴とする。
【0023】硬質の砥粒は研磨速度を向上させる効果を
有し、軟質の砥粒は基板を平坦化する効果を有する。
【0024】本発明の請求項4は、前記化学機械研磨方
法において、粗研磨工程に用いられる研磨パッドは、
(a)シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ダイアモン
ド、窒化珪素、炭化珪素、窒化硼素、二酸化マンガンお
よびガラス粉より選ばれた硬質の砥粒と、(b)コロイ
ダルシリカ、ベ−マイト、酸化セリウムおよび炭酸カル
シウムより選ばれた軟質の砥粒を含有するものであり、
硬質の砥粒(a)と軟質の砥粒(b)の重量比は3/7
〜7/3であることを特徴とする。
【0025】粗研磨工程の際、硬質の砥粒は研磨速度を
向上させる効果を有し、軟質の砥粒は基板を平坦化する
効果を有する。仕上研磨工程の際、研磨液中の潤滑剤に
より基板表面に突き刺さっていている硬質の砥粒を除去
し、仕上研磨された基板にはスクラッチ傷が発生しない
ようにする。
【0026】本発明の請求項5は、前記化学機械研磨方
法において、潤滑剤粒子として、粒径が0.01〜0.
3μmであり、硫化モリブテン、酸化モリブテン、メラ
ミンシアヌレ−ト、尿素、メラミン、シアヌル酸より選
らばれたものを使用する。
【0027】粒径の細かい固体潤滑剤を用い、基板に突
き刺さっている硬質の砥粒の除去を容易とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 研磨パッド:粗研磨工程、中仕上研磨工程に用いられる
研磨パッドは、固定砥粒を5〜50重量%、好ましくは
8〜35重量%含有するもので、パッド素材としては、
硬質発泡ウレタンシ−ト、ポリ弗化エチレンシ−ト、ポ
リエステル繊維不織布、フェルト、ポリビニ−ルアルコ
−ル繊維不織布、ナイロン繊維不織布、これら不織布上
に発泡性ウレタン樹脂溶液を流延させ、ついで発泡・硬
化させたもの等が使用される。仕上研磨工程に用いられ
る研磨パッドは、固定砥粒を含有しない。固定砥粒を含
有させる手段としては、発泡性ウレタン溶液に固形砥粒
を均一に分散させて発泡硬化させるか、固形砥粒を均一
に分散したウレタン樹脂溶液あるいは架橋型アクリル径
樹脂エマルジョンを不織布上に流延させ、硬化させる。
【0029】研磨工程が3工程の場合は、粗研磨工程で
は硬質の砥粒が固定された研磨パッドを、中仕上研磨工
程では軟質の砥粒が固定された研磨パッドを、仕上研磨
工程では砥粒が固定されていない研磨パッドを用いる。
硬質の砥粒(a)としては、粒径が0.003〜0.5
μmのシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ダイアモン
ド、窒化珪素、炭化珪素、窒化硼素、二酸化マンガンお
よびガラス粉より選ばれた砥粒が単独で、または2種以
上混合して使用される。軟質の砥粒(b)としては、粒
径が0.003〜0.5μmのコロイダルシリカ、ベ−
マイト、酸化セリウムおよび炭酸カルシウムより選ばれ
た砥粒が単独で、または2種以上混合して使用される。
粗研磨工程で使用される研磨パッドは軟質の固定砥粒を
固定砥粒中、30重量%以下で含有していてもよい。
【0030】研磨工程が2工程の場合は、粗研磨工程に
用いられる固定砥粒を含有する研磨パッドは、(a)硬
質の砥粒を単独で含有するものであってもよいが、
(a)硬質の砥粒と、(b)軟質の砥粒を重量比で3/
7〜7/3の割合で含有するものの方が仕上研磨時間を
短くできる利点を有する。
【0031】パッド形状としては、円板状、ド−ナッツ
状、楕円状のものが用いられ、厚み3〜7mmのものが
アルミニウム板やステンレス板などの取付板に貼付され
て使用される。パッド径と基板の大きさは用いるCMP
研磨装置の種類に依存し、いずれが大きくてもよい。
【0032】研磨液:研磨液は、粗研磨工程では遊離砥
粒を含有する研磨液が、仕上研磨工程では遊離砥粒を含
有しない研磨液が使用される。研磨工程が3工程の場合
における中仕上研磨工程においては、研磨液は、遊離砥
粒を含有していても、含有していなくてもよい。
【0033】粗研磨工程で使用される研磨液の一例とし
ては、(a)コロイダルアルミナ、フ−ムドシリカ、酸
化セリウム、チタニア、コロイダルシリカ、二酸化マン
ガン等の砥粒を0.01〜20重量%、(b)硝酸銅、
硝酸アルミニウム、クエン酸鉄、過酸化マンガン、エチ
レンジアミンテトラ酢酸、ヘキサシアノ鉄、フッ化水素
酸、フルオロチタン酸、ヘキサメタリン酸ソ−ダ、ジペ
ルサルフェ−ト、フッ化アンモニウム、二フッ化水素ア
ンモニウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、等の酸
化剤1〜15重量%、(c)界面活性剤0.3〜3重量
%、(d)pH調整剤、(e)分散溶媒 残余などを含
有するスラリ−が使用される(特開平6−313164
号、特開平8−197414号、特表平8−51043
7号、特開平10−67986号、特開平10−226
784号等)。銅、銅−チタン、銅−タングステン、チ
タン−アルミニウム等の金属研磨に適した研磨剤スラリ
−は、株式会社フジミインコ−ポレ−テッド、ロデ−ル
・ニッタ株式会社、米国のキャボット社、米国ロデ−ル
社、米国オ−リン ア−チ(Olin Arch)社等
より入手できる。
【0034】仕上研磨工程で使用される固体潤滑剤含有
研磨液の例としては、固体潤滑剤0.5〜15重量%を
界面活性剤あるいは保護コロイド剤 0.05〜1重量
%を用いて市販の研磨液、例えば純水、過酸化水素
水、塩酸、硫酸、硝酸等の酸含有水、酸含有過酸化
水素水、KOH、テトラメチルアンモニウム、アンモ
ニア等のアルカリ含有水など、に分散させたものが用い
られる。研磨液の種類は、研磨される対象が金属層か、
絶縁層かにより適宣選択される。
【0035】固体潤滑剤としては、粒径が0.01〜
0.3μmであり、硫化モリブテン、酸化モリブテン、
メラミンシアヌレ−ト、尿素、メラミン、シアヌル酸な
どが単独で、または2種以上混合して使用される。
【0036】
【実施例】実施例1 純水 4060g、粒径0.25μmのα−アルミナ
100g、硝酸アルミニウム 5g、コロイダルアルミ
ナ(ベ−マイト) 固形分量で10gおよびヘキサメタ
燐酸ソ−ダ 10gを混合・攪拌し、pH 4.8、粘
度 1.1cps、比重 1.015の磁気ヘッド基板
粗研磨用研磨剤スラリ−を調製した。純水に35%過酸
化水素水、および粒径0.1μmのメラミンシアヌレ−
トを混合し、過酸化水素濃度0.5重量%、メラミンシ
アヌレ−ト5重量%の仕上研磨用研磨液を調製した。
【0037】研磨される磁気ヘッド基板として、AlT
iC基盤の表面に鉄−ニッケル−リンパ−マロイ層を、
そのパ−マロイ層の上に銅電極を、更にパ−マロイ層お
よび銅電極の表面に蒸着された酸化アルミニウム絶縁層
を有する基板を用いた。
【0038】化学機械研磨装置として、アルミナを5重
量%含有するショア硬度94の表面層ウレタンパッドに
ショア硬度65のウレタン支持層を積層した積層物をア
ルミニウム板に貼付した第一プラテンと、ショア硬度9
2の表面層ウレタンパッドにショア硬度65のウレタン
支持層を積層した積層物をアルミニウム板に貼付した第
二プラテンを備え、前記磁気ヘッド基板をインデックス
ヘッドに備えられたキャリアで保持するCMP装置を用
いた用いた。
【0039】前記研磨剤スラリ−を第一研磨プラテン上
に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラテンに基
板を押し当て、第一研磨プラテンの回転数と基板の回転
数を次の条件で基板を研磨し、酸化アルミニウム層の一
部を剥離し、銅電極を露出させた。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 400g/cm2 粗研磨時間 1.5分間
【0040】ついで、この粗研磨された磁気ヘッド基板
を第二プラテン上に移動させ、前記研磨液を第二研磨プ
ラテン上に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラ
テンに基板を押し当て、第二研磨プラテンの回転数と基
板の回転数を次の条件で基板を仕上研磨した。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 100g/cm2 仕上研磨時間 1.0分間
【0041】仕上研磨後、研磨基板をスクラブ洗浄し、
研磨基板の露出された複数の銅電極の表面を観察した。
いずれの銅電極表面にも銅スカムおよび砥粒残滓は見い
出されなかった。仕上研磨後、レ−ザ−光による表面欠
陥解析装置で銅電極の表面を測定し、幅1〜3μm、長
さ20μm以下のスクラッチの数を測定したところ、マ
イクロスクラッチは検出されなかった。
【0042】実施例2 純水 4060g、粒径0.25μmのα−アルミナ
100g、硝酸アルミニウム 5g、コロイダルアルミ
ナ(ベ−マイト) 固形分量で10gおよびヘキサメタ
燐酸ソ−ダ 10gを混合・攪拌し、pH 4.8、粘
度 1.1cps、比重 1.015の磁気ヘッド基板
粗研磨用研磨剤スラリ−を調製した。純水に35%過酸
化水素水、および粒径0.1μmのメラミンシアヌレ−
トを混合し、過酸化水素濃度0.5重量%、メラミンシ
アヌレ−ト5重量%の仕上研磨用研磨液を調製した。
【0043】研磨される磁気ヘッド基板として、AlT
iC基盤の表面に鉄−ニッケル−リンパ−マロイ層を、
そのパ−マロイ層の上に銅電極を、更にパ−マロイ層お
よび銅電極の表面に蒸着された酸化アルミニウム絶縁層
を有する基板を用いた。
【0044】化学機械研磨装置として、アルミナ 5重
量%および酸化セリウム3重量%を含有するショア硬度
93の表面層ウレタンパッドにショア硬度65のウレタ
ン支持層を積層した積層物をアルミニウム板に貼付した
第一プラテンと、ショア硬度92の表面層ウレタンパッ
ドにショア硬度65のウレタン支持層を積層した積層物
をアルミニウム板に貼付した第二プラテンを備え、前記
磁気ヘッド基板をインデックスヘッドに備えられたキャ
リアで保持するCMP装置を用いた。
【0045】前記研磨剤スラリ−を第一研磨プラテン上
に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラテンに基
板を押し当て、第一研磨プラテンの回転数と基板の回転
数を次の条件で基板を研磨し、酸化アルミニウム層の一
部を剥離し、銅電極を露出させた。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 400g/cm2 粗研磨時間 1.5分間
【0046】ついで、この粗研磨された磁気ヘッド基板
を第二プラテン上に移動させ、前記研磨液を第二研磨プ
ラテン上に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラ
テンに基板を押し当て、第二研磨プラテンの回転数と基
板の回転数を次の条件で基板を仕上研磨した。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 100g/cm2 仕上研磨時間 0.5分間
【0047】仕上研磨後、研磨基板を純水でスクラブ洗
浄し、研磨基板の露出された複数の銅電極の表面を観察
した。いずれの銅電極表面にも銅スカムおよび砥粒残滓
は見い出されなかった。仕上研磨後、レ−ザ−光による
表面欠陥解析装置で銅電極の表面を測定し、幅1〜3μ
m、長さ20μm以下のスクラッチの数を測定したとこ
ろ、マイクロスクラッチは検出されなかった。
【0048】実施例3 純水 4060g、粒径0.25μmのα−アルミナ
100g、硝酸アルミニウム 5g、コロイダルアルミ
ナ(ベ−マイト) 固形分量で10gおよびヘキサメタ
燐酸ソ−ダ 10gを混合・攪拌し、pH 4.8、粘
度 1.1cps、比重 1.015の磁気ヘッド基板
粗研磨用研磨剤スラリ−を調製した。純水に35%過酸
化水素水、および粒径0.05μmの硫化モリブテンを
混合し、過酸化水素濃度0.5重量%、硫化モリブテン
濃度8重量%の中仕上研磨用研磨液を調製した。仕上研
磨液として純水を用いた。
【0049】研磨される磁気ヘッド基板として、AlT
iC基盤の表面に鉄−ニッケル−リンパ−マロイ層を、
そのパ−マロイ層の上に銅電極を、更にパ−マロイ層お
よび銅電極の表面に蒸着された酸化アルミニウム絶縁層
を有する基板を用いた。
【0050】化学機械研磨装置として、アルミナを8重
量%含有するショア硬度95の表面層ウレタンパッドに
ショア硬度65のウレタン支持層を積層した積層物をア
ルミニウム板に貼付した第一プラテンと、ベ−マイトを
5重量%含有するショア硬度92の表面層ウレタンパッ
ドにショア硬度65のウレタン支持層を積層した積層物
をアルミニウム板に貼付した第二プラテンと、ショア硬
度92の表面層ウレタンパッドにショア硬度65のウレ
タン支持層を積層した積層物をアルミニウム板に貼付し
た第三プラテンを備え、前記磁気ヘッド基板をインデッ
クスヘッドに備えられたキャリアで保持するCMP装置
を用いた用いた。
【0051】前記研磨剤スラリ−を第一研磨プラテン上
に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラテンに基
板を押し当て、第一研磨プラテンの回転数と基板の回転
数を次の条件で基板を研磨し、酸化アルミニウム層の一
部を剥離させた。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 400g/cm2 研磨時間 1.2分間
【0052】ついで、この粗研磨された磁気ヘッド基板
を第二プラテン上に移動させ、前記研磨液を第二研磨プ
ラテン上に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラ
テンに基板を押し当て、第二研磨プラテンの回転数と基
板の回転数を次の条件で基板を中仕上研磨し、酸化アル
ミニウム層の一部を剥離し、銅電極を露出させた。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 100g/cm2 研磨時間 1.0分間
【0053】更に、この中仕上研磨された磁気ヘッド基
板を第三プラテン上に移動させ、純水を第三研磨プラテ
ン上に滴下しつつ磁気ヘッド基板を下降させてプラテン
に基板を押し当て、第三研磨プラテンの回転数と基板の
回転数を次の条件で基板を中仕上研磨した。 プラテン回転数 50 r.p.m. 基板回転数 50r.p.m. 基板加圧 100g/cm2 研磨時間 0.5分間
【0054】仕上研磨後、研磨基板を純水を用いてスク
ラブ洗浄し、研磨基板の露出された複数の銅電極の表面
を観察した。いずれの銅電極表面にも銅スカムおよび砥
粒残滓は見い出されなかった。仕上研磨後、レ−ザ−光
による表面欠陥解析装置で銅電極の表面を測定し、幅1
〜3μm、長さ20μm以下のスクラッチの数を測定し
たところ、マイクロスクラッチは検出されなかった。
【0055】
【発明の効果】本発明の化学機械研磨方法は、基板のス
ル−プット時間を短縮でき、スクラッチ傷のない研磨加
工基板を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2基の研磨ヘッドを備えるインデックス型C
MP装置の斜視図である。
【図2】 図1に示すCMP装置の研磨ヘッドの移動機
構を示す斜視図である。
【図3】 図1に示すCMP装置の研磨ヘッドとコンデ
ィショニング機構との位置関係を示す断面図である。
【図4】 研磨ヘッドの断面図である。
【図5】 3基の研磨ヘッドを備えるインデックス型C
MP装置のインデックステ−ブルの平面図である。
【符号の説明】
1 化学機械研磨装置 w 基板 2 研磨ヘッド 3 スピンドル軸 4 研磨パッド 7 研磨ヘッド移送機構 8 研磨ヘッド昇降機構 12 インデックステ−ブル 12a,12b,12c,12d チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24B 37/00 B24B 37/00 H C09K 3/14 550 C09K 3/14 550D 550Z 13/00 13/00 G11B 5/31 G11B 5/31 M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の金属膜面または絶縁膜面と、研磨
    パッド面との間に研磨液を介在させつつ、基板と研磨パ
    ッドを摺動させて基板表面の金属膜または絶縁膜の少な
    くとも一部を除去する化学機械研磨方法であって、 前記化学機械研磨方法は、砥粒が固定された研磨パッド
    と遊離砥粒が含有された研磨液を用いる粗研磨工程と、
    該粗研磨工程の後で行われる砥粒が固定されていない研
    磨パッドを用いる仕上研磨工程の2つの研磨工程を経て
    行われ、仕上研磨工程の際に用いられる研磨液には、固
    形の潤滑剤粒子が含有されていることを特徴とする、基
    板の化学機械研磨方法。
  2. 【請求項2】 基板の金属膜面または絶縁膜面と、研磨
    パッド面との間に研磨液を介在させつつ、基板と研磨パ
    ッドを摺動させて基板表面の金属膜または絶縁膜の少な
    くとも一部を除去する化学機械研磨方法であって、 前記化学機械研磨方法は、硬質の砥粒が固定された研磨
    パッドと遊離砥粒が含有された研磨液を用いる粗研磨工
    程と、該粗研磨工程の後で行われる軟質の砥粒が固定さ
    れた研磨パッドを用いる中仕上研磨工程と、該中仕上研
    磨工程の後で行われる砥粒が固定されていない研磨パッ
    ドを用いる仕上研磨工程の3つの研磨工程を経て行わ
    れ、前記中仕上研磨工程および仕上研磨工程の際に用い
    られるどちらかの研磨液には、固形の潤滑剤粒子が含有
    されていることを特徴とする、基板の化学機械研磨方
    法。
  3. 【請求項3】 粗研磨工程に用いられる研磨パッドは、
    シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ダイアモンド、窒
    化珪素、炭化珪素、窒化硼素、二酸化マンガンおよびガ
    ラス粉より選ばれた硬質の砥粒を含有するものであり、
    中仕上研磨工程に用いられる研磨パッドは、コロイダル
    シリカ、ベ−マイト、酸化セリウムおよび炭酸カルシウ
    ムより選ばれた軟質の砥粒を含有するものであることを
    特徴とする、請求項2に記載の基板の化学機械研磨方
    法。
  4. 【請求項4】 粗研磨工程に用いられる研磨パッドは、
    (a)シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ダイアモン
    ド、窒化珪素、炭化珪素、窒化硼素、二酸化マンガンお
    よびガラス粉より選ばれた硬質の砥粒と、(b)コロイ
    ダルシリカ、ベ−マイト、酸化セリウムおよび炭酸カル
    シウムより選ばれた軟質の砥粒を含有するものであり、
    硬質の砥粒(a)と軟質の砥粒(b)の重量比は3/7
    〜7/3であることを特徴とする、請求項1に記載の基
    板の化学機械研磨方法。
  5. 【請求項5】 潤滑剤粒子は、粒径が0.01〜0.3
    μmであり、硫化モリブテン、酸化モリブテン、メラミ
    ンシアヌレ−ト、尿素、メラミン、シアヌル酸より選ら
    ばれたものである、請求項1または2に記載の基板の化
    学機械研磨方法。
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