JP2001332378A - 加熱装置および画像形成装置 - Google Patents
加熱装置および画像形成装置Info
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Abstract
効率が低下し、加熱ローラを所定の温度にするのに時間
が掛かり、大きな電力供給が必要である。自然対流に
より外部に漏れた空気が、この加熱装置を内蔵した画像
形成装置内の温度を上昇させるという課題があった。 【解決手段】 前記加熱ローラの一端を開口させ他端を
袋状に形成し、その開口に略閉鎖状に蓋状部材を固定
し、この蓋状部材の材質は、前記加熱ローラの芯金より
熱伝導率を低くしたものである。
Description
を有するスリーブ状の回転体である加熱ローラと、その
加熱ローラの内側に設けら、発生させた磁束を前記加熱
ローラに作用させて、誘導電流により該加熱ローラを発
熱させる励磁コイルとを備えた加熱装置および該加熱装
置の加熱ローラに加圧ローラを圧接させて、両部材間に
未定着のトナー像を有する記録材としてのシートを通し
て該トナー像を定着する加熱定着装置を備えた電子写真
式の複写機、プリンタおよびファクシミリ等の画像形成
装置に関するものである。
ーラ方式、フィルム加熱方式などの接触加熱方式が広く
用いられている。その中でも、電磁誘導発熱機能を有す
る加熱ローラに磁束を作用させ、電磁誘導作用によって
加熱ローラに渦電流を発生させ、その渦電流と加熱ロー
ラ自体の表皮抵抗によるジュール熱によって加熱する加
熱装置が提案されている。
発生を利用することで発熱位置を被加熱材としてのシー
ト通過位置に近くすることができ、ハロゲンランプを用
いた熱ローラ方式の加熱装置よりも消費エネルギーの効
率アップが達成できる。
加熱装置を適用した加熱定着装置の横断面模式図、図8
はその縦断面模式図である。図中110はスリーブ状の
加熱ローラであり、外表面に導電性の発熱層110aを
有している。この加熱ローラ110は、両端部を断熱ブ
ッシュ111、ベアリング112を介して装置側板11
3に回動可能に支持されている。コイル120はコア1
21に巻き付けられ、このコア121はステー122を
介して加熱ローラ110内に位置決め支持されている。
接しばね123により加圧される。加熱ローラ110の
駆動は該加熱ローラに装着されたギア140により図示
しない入力ギアから与えられる駆動力で行われる。励磁
コイル120により発生された磁束を加熱ローラ110
の発熱層110aに作用させ、この磁束による電磁誘導
作用により加熱ローラ110の発熱層110aに渦電流
を発生させ、その渦電流と加熱ローラ自体の表示抵抗に
よるジュール熱によって発熱させることにより、加熱ロ
ーラ110と加圧ローラ130のニップ部Nに導入され
た被加熱材としてのシートSを挟持搬送しつつ、発熱層
110aの熱をシートに付与して加熱する。
加熱装置では、加熱ローラ両端部が開口になっているた
め、加熱ローラの発熱により暖められた空気が自然対流
によって該加熱ローラの外に漏れ、代わって加熱ローラ
内に冷たい空気が流れ込む。この結果 加熱ローラを加熱する効率が低下し、加熱ローラを所
定の温度にするのに時間が掛かり、大きな電力供給が必
要である。 自然対流により外部に漏れた空気が、この加熱装置を
内蔵した装置内の温度を上昇させる。という弊害があっ
た。
るためになされたもので、加熱ローラ内部の熱が自然対
流により外部に逃げず、加熱効率がよい加熱装置を得る
こと、この加熱装置を加熱定着装置として適用して、高
品質の画像を形成することのできる画像形成装置を得る
ことを目的とする。
することを特徴とする加熱装置および画像形成装置であ
る。 (1).電磁誘導発熱機能を有するスリーブ状の回転体
である加熱ローラと、その加熱ローラの内側に設けら、
発生させた磁束を前記加熱ローラに作用させて、誘導電
流により該加熱ローラを発熱させる励磁コイルとを備え
た加熱装置において、前記加熱ローラの一端を開口させ
他端を袋状に形成し、その開口に略閉鎖状に蓋状部材を
固定し、この蓋状部材の材質は、前記加熱ローラの芯金
より熱伝導率を低くしたことを特徴とする加熱装置。 (2).(1)において、加熱ローラは蓋状部材、軸受
を介して筐体に支持されることを特徴とする加熱装置。 (3).(1)において、蓋状部材は加熱ローラへの駆
動伝達の一部をなすことを特徴とする加熱装置。 (4).電磁誘導発熱機能を有するスリーブ状の回転体
である加熱ローラと、その内側に設けら、発生させた磁
束を前記加熱ローラに作用させて、誘導電流により該加
熱ローラを発熱させる励磁コイルとを備えた加熱装置に
おいて、前記加熱ローラの両端を関口させ、その両端の
開口に略閉鎖状に蓋状部材を固定し、この蓋状部材の材
質は、前記加熱ローラの芯金より熱伝導率を低くしたこ
とを特徴とする加熱装置。 (5).(4)において、加熱ローラは蓋状部材、軸受
を介して筐体に支持されることを特徴とする加熱装置。 (6).(4)において、蓋状部材は加熱ローラへの駆
動伝達の一部をなすことを特徴とする加熱装置。 (7).(1)〜(5)のうちのいずれか1項に記載の
加熱装置の加熱ローラに加圧ローラを圧接させ、この圧
接部を、表面に未定着のトナー像を有するシートを通過
させ、その通過時に前記加熱ローラからの熱と前記加圧
ローラの加圧力によって、前記未定着のトナー像を前記
シートに定着させる加熱定着装置を備えたことを特徴と
する画像形成装置。
付図面について説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1における加熱装置を
熱源とする加熱定着装置の概略縦断面図、図2はその加
熱定着装置の要部の分解斜視図、図3は加熱ローラ、加
圧ローラの層構成模型図、図4は加熱原理の説明図であ
る。図1〜図4において、この実施の形態1における加
熱装置は、芯金としての導電層(発熱層)を有する加熱
ローラ15と、この導電層に磁場を作用させることで渦
電流を発生させて発熱させるための交番磁場発生手段1
0を有し、加熱ローラ15と加圧ローラ20の圧接部N
にシートSを挟持搬送させる。
7とこれに巻いた励磁コイル18からなり、ホルダース
テー11に支持させ、横断面T型の高透磁率コア17の
中央脚部17aの下端を定着ニップ部Nに対応接近させ
ている。19はコイル18に接続した通電回路(励磁回
路)である。
速度で回転駆動される。この加熱ローラ15の回転に伴
い、アイドルローラである加圧ローラー20は反時計方
向に従動回転する。そして、この加熱ローラ15と加圧
ローラ20との圧接部NにシートSが導入されること
で、このシートSは加熱ローラ15に密着して該ローラ
と一緒に圧接部Nを挟持搬送される。
模型図を示す図3において、15aは加熱ローラ15の
基層となる金属ローラ等でできた導電層であり、より好
ましくはニツケル・鉄・ステンレスといった強磁性体の
金属を用いると良い。金属の厚みは厚すぎると、熱容量
が大きくなるので立ち上がり時間がかかり、薄すぎる
と、加圧による撓みが大きくなり、交番磁場発生手段1
0とのギャップが加熱ローラ15の母線方向に不均一に
なったり紙しわが発生するので、0.4mmから1mm
ぐらいがよい。
させたシリコーン樹脂、フッ素樹脂、フッ素樹脂シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム等の離型性かつ耐熱性の良い耐熱
樹脂層である。
シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱性の良い弾性層2
0bを設け、最外層にはフッ素樹脂やシリコン樹脂とい
う耐熱性かつ離型性の優れた樹脂層20cを被覆して設
けてある。交番磁場発生手段10の高透磁率コア17は
フェライトやパーマロイといったトランスのコアに用い
られる材料を用いるが、より好ましくは、100kHz
以上でも損失の少ないフェライトを用いるのがよい。
2の高周波をスイッチング電源で発生させるようになっ
ている。交番磁場発生手段10のコイル18に励磁回路
19から高周波電流を供給することで、圧接部Nの加熱
ローラ15の導電層15aの部分に磁場が作用し、その
導電層15aに渦電流が発生してジュール発熱を生じ、
圧接部Nが加熱される。
0との間の圧接部NにシートSを導入して挟持搬送させ
ることで、シートS上のトナー像が加熱定着される。こ
のような構成で磁気誘導加熱定着を行うことによって熱
容量が少なく、熱伝導に時間を要さないため、立ち上が
り時間の大幅な短縮ができる。
て説明する。励磁回路19によってコイル18に高周波
電流を供給すると、高透磁率コア17に導かれて圧接部
N内で加熱ローラ15の導電層15aに磁束23と渦電
流24を発生させる。この渦電流24と導電層15aの
固有抵抗によってジュール熱が発生する。この熱をシー
トSに供給し、トナーTを溶融させた後、冷却して永久
固着像とする。
の金属でも良いが、より好ましくは磁束の吸収の良いニ
ッケル、鉄、磁性ステンレス等の金属がよい。加熱ロー
ラ15の外面側の耐熱樹脂層15bは5μm以上25μ
mまでの離型性の良いものを用いる。25μm以上厚く
する事は、熱伝導を悪化させ、また塗膜の強度が低下し
たり、一回の工程で作れない、材料が多くかかるといっ
た問題の割りにメリットがなくなる。一方、5μm以下
は塗膜ムラで離型性の悪い部分ができたり、耐久性が不
足するといった問題が生じる。 (構成詳細)(加熱ローラおよび蓋状部材) 実施の形態1では加熱ローラ15の導電層15aとし
て、内径30mm・肉厚0.5mm・長さ320mmの
鉄の芯金の表面にNiメッキを施し、外周面に耐熱樹脂
層15bとしてPFA/PTFEの被覆層を形成したも
のを使用した。
ーラ15の一端(図1の左端)は導電層15aが袋状に
形成され該端部からの空気の出入りができない。この端
面に凹部15cを形成し、この凹部15cに軸受28を
装着させ、ホルダーステー11の支持軸41を勘合する
ことで該ホルダーステーに加熱ローラ15の一端を回転
自在に支持する。
端)には、キャップ状の蓋状部材21が圧入装着されて
いる。この蓋状部材21は加熱ローラ側に切られた切欠
溝15dに該蓋状部材から出された突起部21aを係合
させて回転不能に固定される。また、この蓋状部材21
は断熱性、耐熱性に優れたポリアミドイミド樹脂ででき
ており、この材質の熱伝導係数は加熱ローラ15の導電
層15aの材質である鉄の熱伝導係数より小さく、断熱
効果を有する。
合し、加熱ローラ15をユニット側板43に対して回転
自在に支持する軸受支持部21bを有する。この軸受支
持部21bを介して加熱ローラ15を支持するので、ポ
一ルベアリング22は加熱ローラ15の熱を直接受け
ず、熱によるベアリングの故障(ベアリング内における
グリスの劣化、焼き付き等)を防止する。
ギア21cが切られており、図示しない入力ギアより加
熱ローラ15への駆動入力を受ける。一方、蓋状部材2
1の中央部には貫通穴21dが設けられ、この貫通穴2
1dの加熱ローラ15に対する組み付け側端部には軸受
27が嵌合装着されている。この軸受27でホルダース
テー11の円筒部26を加熱ローラ15に対して回転自
在に支持する。軸受27およびヒーターホルダの円筒部
が蓋状部材21の穴部21e,21fに装着されること
により、円筒内の電線を通したあとの隙間を除いて、加
熱ローラ15の右端部も外部と遮断される。 (加圧ローラ)加圧ローラー20として、外径30mm
の芯金20aの上に、耐熱弾性層20bとして層厚2m
m・面長320mmのシリコーンゴム層を設け、その上
に耐熱樹脂層20cとしてPFA/PTFEの被覆層を
形成したものを用いた。加圧ローラ20は加圧手段とし
てのばね50により加熱ローラ15へ10Kgfの力で
付勢され加熱ローラ15の回転に伴い従動回転する。 (交番磁場発生手段)ホルダーステー11はフェノー
ル、PPS,PI,PAI,PBT等の耐熱樹脂ででき
ており、コイル18、ホルダーステー11、コア17、
およびガイドステー12で1ユニット10を構成してい
る。コイル18はコア17に固着したPPSのガイドス
テー12の外面に沿って円弧状の断面を形成するように
7回巻かれている。
電圧が250kHの周期で、オンデューティーが50%
になるように印加される。ホルダーステー11の両端部
は前記したように軸受27,28により支持される。コ
イル電線を引き出す右端部は、パイプ状の円筒部11a
を持ち、外径部を軸受27が支持し、円筒部内を電線が
通っている。円筒部11aの先端部は円弧の一部が切り
取られたDカット形状26をしており、ステー42に開
けられたD形穴42aと嵌合し、ホルダーステー11の
回転止めとして機能する。
に最小限の開口部しか持たないため、加熱ローラ内部の
熱を持った空気が自然対流により外部に逃げるのを最小
限に抑えることができる。その結果 1.加熱ローラの加熱効率が良くなり、加熱ローラの温
度上昇がすばやくなされ、消費電力の低減、ウエイトタ
イムの短縮が可能である。 2.逃げた熱気が加熱装置の外部の温度を上げることが
なくなるので、この加熱装置を熱源とする加熱定着装置
を備えた画像形成装置内の昇温を抑えることができる。
層より熱伝導率が低くしたことにより、 1.加熱ローラの熱気を外部に出さない加熱機能。 2.加熱ローラの導電層の熱をボールベアリングに直接
伝えない断熱機能。 3.加熱ローラに駆動を与える駆動力伝達機能。 の3つの機能を挙ねることで部品点数を減らし、装置の
簡略化をはかることができる。 (第2の実施例)図5は本発明の第2の実施例による加
熱装置の概略断面図を示すもので、前記第1の実施例と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図
5において、加熱ローラ15bはスリーブ状で両端が開
放されている。この一端側開口は前記第1,2図に示し
た蓋状部材21で密閉し、他端側開口は外部から蓋状部
材29bで密閉する。この蓋状部材29bの材質はポリ
アミドイミドで、中心部内側に軸受28を保持し、ホル
ダーステー11の1端を支持する。この蓋状部材29b
は加熱ローラ15bを支持するベアリング22bと該加
熱ローラの間に狭まることで断熱部材を兼ねる。この第
2の実施例による効果は、第1の実施例と同じである。 実施の形態3.図6は本発明の画像形成装置の概略構成
を示す電子写真方式を採用した複写機の断面図である。
この複写機は走査光学系を有するリーダー部1で読み取
った画像情報を、光電変換して画像形成部2に転送し、
給紙部3によって給送されたシートSに画像形成部2に
おいて画像形成が行われる。画像形成後のシートSは定
着装置4に搬送され、熱および圧力を印加されてシート
上の未定着トナー像が該シートに定着される。以下、各
部を詳細に説明する。
された原稿Dは、光源及び反射ミラー群を有する走査光
学系1bにより光照射され、その反射光は縮小レンズ1
cを介してCCD1dに結像され光電変換がなされ、こ
の画像情報は画像形成部2に転送される。
て読み取られた画像情報に基ずき、レーザー発光部2a
はレーザー光を発光し、ポリゴンミラー2bの回転によ
って感光ドラム2cの母線方向に走査させ、予め帯電器
2dによって帯電させてある感光ドラム2cの表面に潜
像を形成する。この潜像は感光ドラム2cの周囲に設け
た現像機2eによって現像され、レジストローラ対2f
によって、感光ドラム2cに対するトナー像形成と同期
取りして搬送されたシートSに、転写帯電器2gによっ
て未定着のトナー像が転写される。画像転写後に感光ド
ラム2cの表面に残留するトナーはクリーニング器2h
によって除去され該感光ドラムは順次画像形成に供され
る。尚本実施例では露光部レーザービームプリンタ方式
を採用しているが、照明光学方式を用いてよい。
なるシートSを積載収納した給紙カセット3a、3bが
着脱可能に装着されており、ピックアップローラ3c,
3dによって1枚づつ給送を行なう。仮に複数枚のシー
トSをピックアップしてしまった場合でも、搬送ローラ
3e,3f及びリタードローラ3f,3hに挟持された
ときに、図示しないトルクリミッタを介して搬送方向と
は逆方向に駆動するリクードローラ3f,3hによって
最上側の1枚のみが給送され重送されることはない。
像を転写されたシートSは、搬送ベルト8によって前記
第1、第2の実施例に示した加熱装置を熱源とする加熱
定着装置4に導かれ、加熱ローラ15と加圧ローラ20
間を通過する際に熱および圧力が印加されてトナー像を
シートSに融着させる。
出ローラ対5a,5bを介して装置外へ排出される。
ーラの少なくとも一端部に支持軸を通す最小限の開口部
しか有しないように構成したので、加熱ローラ内部の熱
が自然対流により外部に逃げず加熱効率がよくなり、加
熱ローラの温度上昇が素早くなされ、且つ、消費電力を
減らすことが可能である。その結果、加熱装置の外部の
昇温を最小に抑えることが可能である。
状部材を加熱ローラの芯金としての導電層より熱伝導率
が低い部材としたので、 加熱ローラが熱を外部に出さない遮熱機能。 加熱ローラと軸受の間に断熱部材が入ることで、加熱
ローラの熱を軸受けに直接伝えない断熱機能。 加熱ローラに駆動を与える駆動力伝達機能。 の3つの機能を兼ねることで部品点数を減らし、装置の
簡略化をはかることができる。
表面に未定着トナー像を有するシートを通過させ、その
通過時に前記加熱部材からの熱と前記加圧部材の加圧力
によって、前記未定着のトナー像を前記シートに定着さ
せる加熱定着装置として、上記の加熱装置を適用したの
で、ウォームアップタイムの短縮を図ってユーザの操作
性を向上させるとともに、定着を確実強固に行って高品
質の画像を形成できるた画像形成装置を得ることができ
るという効果がある。
熱定着装置の縦断面図である。
る。
である。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】電磁誘導発熱機能を有するスリーブ状の回
転体である加熱ローラと、その加熱ローラの内側に設け
ら、発生させた磁束を前記加熱ローラに作用させて、誘
導電流により該加熱ローラを発熱させる励磁コイルとを
備えた加熱装置において、前記加熱ローラの一端を開口
させ他端を袋状に形成し、その開口に略閉鎖状に蓋状部
材を固定し、この蓋状部材の材質は、前記加熱ローラの
芯金より熱伝導率を低くしたことを特徴とする加熱装
置。 - 【請求項2】請求項1において、加熱ローラは蓋状部
材、軸受を介して筐体に支持されることを特徴とする加
熱装置。 - 【請求項3】請求項1において、蓋状部材は加熱ローラ
への駆動伝達の一部をなすことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項4】電磁誘導発熱機能を有するスリーブ状の回
転体である加熱ローラと、その内側に設けら、発生させ
た磁束を前記加熱ローラに作用させて、誘導電流により
該加熱ローラを発熱させる励磁コイルとを備えた加熱装
置において、前記加熱ローラの両端を開口させ、その両
端の開口に略閉鎖状に蓋状部材を固定し、この蓋状部材
の材質は、前記加熱ローラの芯金より熱伝導率を低くし
たことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項5】請求項4において、加熱ローラは蓋状部
材、軸受を介して筐体に支持されることを特徴とする加
熱装置。 - 【請求項6】請求項4において、蓋状部材は加熱ローラ
への駆動伝達の一部をなすことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項7】請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項
に記載の加熱装置の加熱ローラに加圧ローラを圧接さ
せ、この圧接部を、表面に未定着のトナー像を有するシ
ートを通過させ、その通過時に前記加熱ローラからの熱
と前記加圧ローラの加圧力によって、前記未定着のトナ
ー像を前記シートに定着させる加熱定着装置を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。
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