JP2001332010A - ディスク再生装置、ディスク記録装置およびディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置、ディスク記録装置およびディスク記録再生装置

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JP2001332010A JP2000148249A JP2000148249A JP2001332010A JP 2001332010 A JP2001332010 A JP 2001332010A JP 2000148249 A JP2000148249 A JP 2000148249A JP 2000148249 A JP2000148249 A JP 2000148249A JP 2001332010 A JP2001332010 A JP 2001332010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク挿入から記録再生可能になるまでの
時間を短縮したディスク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 使用したディスク毎に、夫々のディスク
を個別に識別する個別識別情報を記憶するディスク個別
識別情報記憶手段(フラッシュROM13)と、使用し
たディスク毎に、夫々のディスクに個別に対応した自動
調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段(フラッシュ
ROM13)と、挿入されたディスクの個別識別情報を
検出する個別識別情報検出手段(デジタル信号処理回路
7,CPU10)とを備え、挿入されたディスクに対す
る個別識別情報がディスク個別識別情報記憶手段に格納
されている場合には、自動調整情報記憶手段から個別識
別情報に対応した自動調整情報を取り出し、記録または
再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク再生装置、
ディスク記録装置およびディスク記録再生装置に関し、
特にディスクの記録時または再生時における立ち上げ時
間を短くしたディスク再生装置、ディスク記録装置およ
びディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク(光ディスクを含む)と
しては、CD(Compact Disc、読み出し専
用)やCD−RW(CD−Rewritable、書き
換え可能型)やDVD−ROM(Digital Ve
rsatile Disc−ROM、読み出し専用)や
DVD+RW(DVD+Rewritable、書き換
え可能型)等が知られており、各ディスクでは物理フォ
ーマット,ファイルシステム,ビデオフォーマット等の
物理特性が異なる。
【0003】従って、ディスク記録再生装置(光ディス
ク再生装置を含む)では、ディスク挿入時にディスク種
類の判別を行い、ディスクの再生・記録性能を最適化す
る為に、幾つかの調整処理(自動調整)を行っている。
【0004】一方、大容量の不揮発性メモリは非常に高
価であったが、近年は比較的安価になってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
(ユーザ)側にしてみれば、前記自動調整の調整時間
(立ち上げ時間)の間は待たされるので好ましいことで
はない(応答性が悪い)。しかも、例えば記録容量の増
加等によるディスク回転速度の増加に伴い、スキュー
(ディスクの傾き)や振動等についても調整処理を行わ
なければならないので、この応答性の悪さは益々増大す
る傾向にある。
【0006】そこで本発明の第1の目的は、ディスク挿
入から再生可能になるまでの時間を短縮したディスク再
生装置を提供することである。また、本発明の第2の目
的は、ディスク挿入から記録可能になるまでの時間を短
縮したディスク記録装置を提供することである。さら
に、本発明の第3の目的は、ディスク挿入から記録再生
可能になるまでの時間を短縮したディスク記録再生装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るめ、本発明のディスク再生装置(第1発明)は、再生
に使用したディスク毎に、夫々のディスクを識別するデ
ィスク個別識別情報を記憶するディスク個別識別情報記
憶手段と、前記再生に使用したディスク毎に、夫々のデ
ィスクに対応した自動調整情報を記憶する自動調整情報
記憶手段と、挿入されたディスクの個別識別情報を検出
する個別識別情報検出手段とを備え、前記挿入されたデ
ィスクに対する前記個別識別情報が前記ディスク個別識
別情報記憶手段に格納されている場合には、前記自動調
整情報記憶手段から前記個別識別情報に対応した自動調
整情報を取り出し、再生を行うことを特徴とする。
【0008】このディスク再生装置では、一度再生した
ディスクの個別識別情報をディスク個別識別情報記憶手
段に記憶しておき、次にそのディスクを再生する場合に
は自動調整情報記憶手段からそのディスクに対応した自
動調整情報を読み出して再生を行うので、使用者の待ち
時間を短縮することができる。
【0009】前記第2の目的を達成するため、本発明の
ディスク記録装置(第2発明)は、記録に使用したディ
スク毎に、夫々のディスクを識別するディスク個別識別
情報を記憶するディスク個別識別情報記憶手段と、前記
記録に使用したディスク毎に、夫々のディスクに対応し
た自動調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段と、挿
入されたディスクの個別識別情報を検出する個別識別情
報検出手段とを備え、前記挿入されたディスクに対する
前記個別識別情報が前記ディスク個別識別情報記憶手段
に格納されている場合には、前記自動調整情報記憶手段
から前記個別識別情報に対応した自動調整情報を取り出
し、記録を行うことを特徴とする。
【0010】このディスク記録装置では、一度記録した
ディスクの個別識別情報をディスク個別識別情報記憶手
段に記憶しておき、次にそのディスクに記録する場合に
は自動調整情報記憶手段からそのディスクに対応した自
動調整情報を読み出して記録を行うので、使用者の待ち
時間を短縮することができる。
【0011】前記第3の目的を達成するめ、本発明のデ
ィスク記録再生装置(第2発明)は、使用したディスク
毎に、夫々のディスクを個別に識別するディスク個別識
別情報を記憶するディスク個別識別情報記憶手段と、前
記使用したディスク毎に、夫々のディスクに個別に対応
した自動調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段と、
挿入されたディスクの前記個別識別情報を検出する個別
識別情報検出手段とを備え、前記挿入されたディスクに
対する前記個別識別情報が前記ディスク個別識別情報記
憶手段に格納されている場合には、前記自動調整情報記
憶手段から前記個別識別情報に対応した自動調整情報を
取り出し、記録または再生を行うことを特徴とする。
【0012】このディスク記録再生装置では、一度再生
または記録したディスクの個別識別情報をディスク個別
識別情報記憶手段に記憶しておき、次にそのディスクに
再生または記録する場合には自動調整情報記憶手段から
そのディスクに対応した自動調整情報を読み出して再生
または記録を行うので、使用者の待ち時間を短縮するこ
とができる。
【0013】前記第1〜第3発明では、前記ディスク個
別識別情報記憶手段および自動調整情報記憶手段が、フ
ラッシュROMからなることが好ましい。フラッシュR
OM(例えば、フラッシュEEPROM)は安価なの
で、上記手段を安価に構成することができる。
【0014】また、前記第2,第3発明では、前記ディ
スク個別識別情報手段にディスクの使用履歴情報を、優
先順位を定めて記憶しておき、優先順位の低いものから
上書き、または消去するように構成することが望まし
い。このようにすれば、優先順位の低い情報から上書
き、または消去して記憶領域を確保するので、使用頻度
の高いディスクや最近使用したディスクは記録再生可能
になるまでの時間を短縮することができる。また、ディ
スク個別識別情報手段を小さい規模で構成することがで
きる。
【0015】さらに、前記第1〜第3発明に係る装置で
は、当該装置内の温度を検出する機内温度検出手段を設
け、該機内温度手段の検出値に応じて前記自動調整情報
記憶手段の記憶値を補正することが望ましい。このよう
にして前記自動調整情報記憶手段の記憶値を補正するこ
とにより、記録または再生を、より正確に行うことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は、光ディスク記録再生装置
HDの主要部の構成を示したブロック図である。
【0017】ピックアップ4は、挿入されたディスク1
に記録された情報を再生し、サーボ回路6によってフォ
ーカス方向・トラッキング方向の制御を行う。また、サ
ーボ回路6は、スレッドモーター3を制御し、ピックア
ップ4をトラッキング方向に移動させることによって、
ディスク1の全トラックの追従および目標位置への移動
を行う。すなわち、このスレッドモーター3は、ピック
アップ(光学ヘッド)を半径方向に駆動するためのモー
ターである。
【0018】ピックアップ4によって再生された信号は
RFアンプ回路5で増幅され、デジタル信号処理回路7
にて再生信号の誤り訂正、アドレス情報の検出、データ
の読み出しなどを行う。また、サーボ回路6はスピンド
ルモーター2を駆動してディスク1の回転を制御する。
【0019】CPU10はROM12に記録された制御
プログラムを読み出して実行する。CPU10は、ディ
スク挿入検出回路9によってディスク1が挿入されたタ
イミングを検出することができる。また、CPU10は
サーボ回路6を制御して再生を行い、デジタル信号処理
回路7からディスク1に記録されたアドレス情報を読み
出し、ピックアップ4を目標位置へシークさせる。
【0020】また、「個別識別情報検出手段」であるC
PU10は、デジタル信号処理回路7からディスク1に
記録された情報を読み出す。さらに、CPU10はディ
スク1が挿入された場合に読み出し性能を最適化するた
めに、サーボエラー信号のオフセットキャンセルや振幅
調整などの再生用回路の自動調整および記録用回路の自
動調整を行う。
【0021】ここに、自動調整用の信号(自動調整情
報)としては、次のものがある。 再生信号,サーボ信号のオフセット調整 RF信号オフセット調整,Focus Error信号
オフセット調整,Tracking Error信号オ
フセット調整,Sled Error信号オフセット調
整,Skew Error信号オフセット調整,Foc
us Bias調整 再生信号,サーボ信号の振幅調整 RF調整,Focus Servo Gain調整,T
racking Servo Gain調整,Sled
Servo Gain調整,Sled Hall素子
出力レベル調整,Skew調整 なお、前記,以外に記録装置が行うものとしてはO
PC(記録用レーザーパワーの最適化調整)がある。
【0022】また、CPU10は「ディスク個別識別情
報記憶手段,自動調整情報記憶手段」であるRAM11
や不揮発性メモリのフラッシュROM(例えば、フラッ
シュEEPROM)13に、ディスク1から読み出した
情報や自動調整の調整値等の情報を読み書き・消去を行
う。ここに、ROM12のデータはフラッシュROM1
3内にあってもよく、また、RAM11あるいはROM
12あるいはフラッシュROM13はCPU10に内蔵
されていてもよい。また、CPU10は光ディスク記録
再生装置HDの装置内温度(機内温度)を検出する機内
温度検出回路8により、機内温度を測定することが可能
である。
【0023】次に、ディスク1に記録された情報の構造
を説明する。ディスク1は例えば書き込み・消去可能な
光学ディスクであり、図2に示す構成を持つ(DVD+
RWに関するECMA規格)。図2において、左から順
にディスクの中心からの半径位置の規定、記録情報の先
頭データのアドレス(先頭データPSN)、記録データ
数(Physical sector数)、記録データ
の内容、記録データの分類を示す。
【0024】これら項目の中で本実施の形態に関与する
ものは「Lead−in分類」の「Inner Dis
c Information Zone」と「Lead
−out分類」の「Outer Disc Infor
mation Zone」である。この2つの情報の内
容は同じものである。これらの領域において、2048
バイトのセクターを16個まとめて、1個のDisc
control Block(以下、DCB)を構成
し、更に16個のDCBで「Inner/Outer
Disc Information Zone」を構成
している。
【0025】図3は「DCB」の構成を示す。最初の4
バイトにDCBの内容を示す「Content Des
criptor」が書かれている。「Content
Descriptor」に“46444300"(図4参
照、アスキーコードでFDC+バージョンナンバー00
を意味する)が書かれているDCBは、「Format
ting DCB」の内容となる。
【0026】図4に「Formatting DCB」
の構成を示す。この中で本発明と関与するものは、0〜
3バイトの「Content Descriptor」
と8〜39バイトの「Drive ID」と64〜71
バイトの「Disc ID」である。「Drive I
D」は図3に示したように、この「Formattin
gDCB」を記録した装置の製造会社に対応した情報
と、記録装置のモデルネーム/タイプナンバーと、記録
装置のシリアルナンバーで構成される。「Disc I
D」は、記録装置がこの「Formatting DC
B」を記録する際に、ディスク1枚1枚に固有の番号を
自動計算して記録した8バイトの情報である。
【0027】ディスクはFormat処理を行うことに
よって使用可能な状態になる。そして、Format処
理を行うと必ず「Formatting DCB」が記
録される。「Drive ID」は各記録装置において
唯一無二の値であるので、「Formatting D
CB」を記録した記録装置を1台に特定することができ
る。また、各記録装置がFormatしたディスクは、
「Disc ID」によって特定・識別することができ
る。従って、「Drive ID」と「Disc I
D」を読み出すことによって、ディスクの1枚1枚を個
別に識別することができる。
【0028】なお、ここでは、ディスクを1枚1枚識別
する方法として「Formatting DCB」の
「Drive ID」と「Disc ID」を使用した
が、ディスク1枚1枚の識別ができるものであれば、他
のものでもよい。
【0029】次に、上記のように構成された光ディスク
記録再生装置HDの動作について、図5および図6に示
すフローチャートに基づいて説明する。図5はフローチ
ャートの前半を、図6は後半をそれぞれ示すものであ
る。また、図6(ステップ4〜11、但しステップ10
を除く)は、本発明の要部を示している。CPU10は
ディスク挿入検出回路9によってディスク1が挿入され
るタイミングを監視し、挿入されるまで待機する(ステ
ップ1)。
【0030】ディスク1が挿入されるとCPU10はデ
ィスクの種類を判別し、ディスク1に対応した記録再生
用回路に切替える(ステップ2)。次のようにディスク
の種類を分類する。 CD(含むCD−R) CD−RW DVD・ROM(Single/Dual Laye
r) DVD−R DVD+RW
【0031】次に、図5に示すように、CPU10は各
ディスクの再生用回路の自動調整を行う(ステップ
3)。次に、図6に示すように、CPU10はディスク
1の識別情報(「Drive ID」と「Disc I
D」からなる)が書かれているか否かを判断する(ステ
ップ4)。ここで、ディスク1がDVD+RW以外であ
る場合は識別情報が書かれていない。ディスク1がDV
D+RWの場合、CPU10はデジタル信号処理回路7
から「Inner/Outer Disc Infor
mation Zone」の各DCBの先頭4バイトを
読み出して、46444300である(つまり「For
matting DCB」が存在する)か否かを調べ
る。CPU10が全てのDCBにおける先頭4バイトの
チェックを終了した時点で、「Formatting
DCB」が存在しない場合は未フォーマットのディスク
であり、ディスク個別識別情報は書かれていない(フォ
ーマットする際に書かれる)と判断する。
【0032】ディスク個別識別情報が書かれていない場
合、CPU10は従来通りの処理である記録用回路の自
動調整処理を行った(ステップ10)後、ディスク情報
の記録再生が可能となる。ディスク個別識別情報が書か
れている場合、CPU10はフラッシュROM13内に
蓄積した全ての「過去の再生したディスプレイの識別情
報」とディスク1の識別情報とを比較し、同一の識別情
報であるかを検索する(ステップ5〜7)。
【0033】同一の識別情報がある場合、CPU10は
フラッシュROM13からその識別情報に対応した記録
用回路の自動調整情報(調整値と機内温度値)を読み出
し、機内温度検出回路8から得た現在の機内温度値によ
る調整値の補正を行ってからサーボ回路6内にある調整
回路に設定し、履歴情報(そのディスクの挿入回数ある
いは各ディスクが挿入された順番の並べ替え)を更新し
(ステップ8)、調整処理を省略してディスク情報の記
録再生が可能となる。
【0034】同一の識別情報がない場合、CPU10は
従来通りの処理である自動調整処理を行い(ステップ
9)、ディスク1の識別情報と記録用回路の自動調整情
報(調整値と、機内温度検出回路8から得た機内温度
値)と履歴情報を、フラッシュROM13に記録し(ス
テップ11)、ディスク情報の記録再生が可能となる。
【0035】ここで参考として、図7にフラッシュRO
M13に蓄積される各ディスクの情報を示す。各ディス
クの情報は、識別情報(40バイト)と調整情報(4バ
イト)と履歴情報(4バイト)で構成される。この内、
履歴情報の挿入回数は対応したディスクが挿入される度
に更新され、履歴情報の挿入順番は識別情報を持つディ
スクが挿入される度に全てのデータが並べ替えられ、更
新される。
【0036】なお、以上の実施の形態は、ディスク記録
再生装置に係るものであるが、ディスク記録装置(単
独)またはディスク再生装置(単独)を本実施の形態の
ように構成することもできる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のディスク再生装置によれ
ば、一度再生したことのあるディスクに対して、再生用
回路の自動調整の過程を省略することができる。従っ
て、ディスク挿入後にディスク情報が再生可能状態にな
るまでの時間が短縮され、使用者に応答性の良い環境を
提供することができる。
【0038】また、請求項4記載のディスク記録装置に
よれば、一度記録したことのあるディスクに対して、記
録用回路の自動調整の過程を省略することができる。従
って、ディスク挿入後にディスク情報が記録可能状態に
なるまでの時間が短縮され、使用者に応答性の良い環境
を提供することができる。
【0039】さらに、請求項8記載のディスク記録再生
装置によれば、一度記録または再生したことのあるディ
スクに対して、記録用回路または再生用回路の自動調整
の過程を省略することができる。従って、ディスク挿入
後にディスク情報が記録または再生可能状態になるまで
の時間が短縮され、使用者に応答性の良い環境を提供す
ることができる。
【0040】請求項2のディスク再生装置、請求項5の
ディスク記録装置または、請求項9のディスク記録再生
装置では、ディスク個別識別情報記憶手段および自動調
整情報記憶手段として安価なフラッシュROM(例え
ば、EEPROM)を設けたので、これらの手段を経済
的に構成することができる。
【0041】請求項6のディスク記録装置または、請求
項10のディスク記録再生装置では、多くのディスク個
別識別情報を蓄積したことにより不揮発性メモリの未使
用領域が少なくなった状態で、新たにディスク個別識別
情報を蓄積する場合に、履歴情報を使って、使用頻度の
低いディスクの情報や、最も古い時点で使用されたディ
スクの情報から、優先順位に応じて上書きまたは消去
し、あるいは挿入回数(使用回数)が少ないディスクに
ついて優先して上書きまたは消去する。このため、使用
頻度の高いディスクや、最近使用したディスクにおいて
は、記録再生可能になるまでの時間を短縮することがで
きる。また、不揮発性メモリの使用領域を小さくするこ
とができる。
【0042】請求項3のディスク再生装置、請求項7の
ディスク記録装置または、請求項11のディスク記録再
生装置は、装置内の温度を検出する機内温度検出手段を
備え、該機内温度手段の検出値に応じて前記自動調整情
報記憶手段の記憶値を補正するようにしたものである。
これらの装置においては、不揮発性メモリに機内温度調
整値と、温度調整時の機内温度値とを蓄積するので、デ
ィスクが再挿入されて機内温度が変化した場合にも、自
動調整情報記憶手段の記憶値を最適値に補正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】従来のDVD+RW規格の構成を示す図であ
る。
【図3】従来のDVD+RW規格の構成を示す図であ
る。
【図4】従来のDVD+RW規格の構成を示す図であ
る。
【図5】同実施の形態のフローチャートであって、その
前半を示すものである。
【図6】同実施の形態のフローチャートであって、その
後半を示すものである。
【図7】同実施の形態におけるフラッシュROMに蓄積
される各ディスクの情報を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スピンドルモーター、3…スレッド
モーター、4…ピックアップ、5…RFアンプ、6…サ
ーボ回路、7…デジタル信号処理回路、8…機内温度検
出回路、9…ディスク挿入検出回路、10…CPU、1
1…RAM、12…ROM、13…フラッシュROM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生に使用したディスク毎に、夫々のデ
    ィスクを識別するディスク個別識別情報を記憶するディ
    スク個別識別情報記憶手段と、 前記再生に使用したディスク毎に、夫々のディスクに対
    応した自動調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段
    と、 挿入されたディスクの個別識別情報を検出する個別識別
    情報検出手段とを備え、 前記挿入されたディスクに対する前記個別識別情報が前
    記ディスク個別識別情報記憶手段に格納されている場合
    には、前記自動調整情報記憶手段から前記個別識別情報
    に対応した自動調整情報を取り出し、再生を行うことを
    特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク個別識別情報記憶手段およ
    び自動調整情報記憶手段が、フラッシュROMからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク再生装置は、当該装置内の
    温度を検出する機内温度検出手段を備え、該機内温度手
    段の検出値に応じて前記自動調整情報記憶手段の記憶値
    を補正するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 記録に使用したディスク毎に、夫々のデ
    ィスクを識別するディスク個別識別情報を記憶するディ
    スク個別識別情報記憶手段と、 前記記録に使用したディスク毎に、夫々のディスクに対
    応した自動調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段
    と、 挿入されたディスクの個別識別情報を検出する個別識別
    情報検出手段とを備え、 前記挿入されたディスクに対する前記個別識別情報が前
    記ディスク個別識別情報記憶手段に格納されている場合
    には、前記自動調整情報記憶手段から前記個別識別情報
    に対応した自動調整情報を取り出し、記録を行うことを
    特徴とするディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスク個別識別情報記憶手段およ
    び自動調整情報記憶手段が、フラッシュROMからなる
    ことを特徴とする請求項4記載のディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク個別識別情報手段にディス
    クの使用履歴情報を優先順位を定めて記憶しておき、優
    先順位の低いものから上書きまたは消去するようにした
    ことを特徴とする請求項4記載のディスク記録装置。お
    よびディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスク記録装置は、当該装置内の
    温度を検出する機内温度検出手段を備え、該機内温度手
    段の検出値に応じて前記自動調整情報記憶手段の記憶値
    を補正するようにしたことを特徴とする請求項4記載の
    ディスク記録装置。
  8. 【請求項8】 使用したディスク毎に、夫々のディスク
    を個別に識別するディスク個別識別情報を記憶するディ
    スク個別識別情報記憶手段と、 前記使用したディスク毎に、夫々のディスクに個別に対
    応した自動調整情報を記憶する自動調整情報記憶手段
    と、 挿入されたディスクの前記個別識別情報を検出する個別
    識別情報検出手段とを備え、 前記挿入されたディスクに対する前記個別識別情報が前
    記ディスク個別識別情報記憶手段に格納されている場合
    には、前記自動調整情報記憶手段から前記個別識別情報
    に対応した自動調整情報を取り出し、記録または再生を
    行うことを特徴とするディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスク個別識別情報記憶手段およ
    び自動調整情報記憶手段が、フラッシュROMからなる
    ことを特徴とする請求項8記載のディスク記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ディスク個別識別情報手段にディ
    スクの使用履歴情報を優先順位を定めて記憶しておき、
    優先順位の低いものから上書きまたは消去するようにし
    たことを特徴とする請求項8記載のディスク記録再生装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ディスク記録再生装置は、当該装
    置内の温度を検出する機内温度検出手段を備え、該機内
    温度手段の検出値に応じて前記自動調整情報記憶手段の
    記憶値を補正するようにしたことを特徴とする請求項8
    記載のディスク記録再生装置。
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