JP2001331946A - 光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置及び光ディスク装置

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JP2001331946A
JP2001331946A JP2000145553A JP2000145553A JP2001331946A JP 2001331946 A JP2001331946 A JP 2001331946A JP 2000145553 A JP2000145553 A JP 2000145553A JP 2000145553 A JP2000145553 A JP 2000145553A JP 2001331946 A JP2001331946 A JP 2001331946A
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JP2000145553A
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Genichi Iizuka
源一 飯塚
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの傾き調整が容易、かつ、正確に
行え、また、再調整も容易に行えるようにする。 【解決手段】 光学ブロック部1に対し対物レンズ2の
光学的中心を中心とする回転移動可能に取付けられた対
物レンズ支持部材10と、光学ブロック部1に対して接
離する方向に移動調整可能に取付けられ対物レンズ支持
部材10の被接触部23,29に接触部22,28を当
接させこの対物レンズ支持部材10を光学ブロック部1
と共働して挟持する第1及び第2のスキュー調整部材1
7,24とを備える。各被接触部23,29及び各接触
部22,28の少なくとも一方は、接触部22,28か
ら対物レンズ2の光軸におろした垂線に平行で対物レン
ズ2の光学的中心を通る直線を中心とする円筒面形状と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ピックアップ
装置及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクの如き光学記録媒体に
対して情報信号の書き込み、または、読み出しを行う光
学ピックアップ装置が提案され、また、このような光学
ピックアップ装置を用いて構成された光ディスク装置が
提案されている。
【0003】このような光学ピックアップ装置は、図6
に示すように、半導体レーザの如き光源を内蔵した光学
ブロック部101と、該光源より発せられた光束を光デ
ィスクの如き光学記録媒体の信号記録面上に集光させる
対物レンズ102とを備えて構成されている。
【0004】対物レンズ102は、この対物レンズ10
2をこの対物レンズ102の光軸方向及び光軸に直交す
る方向に移動操作する図示しない2軸アクチュエータに
取付けられて支持されている。そして、この2軸アクチ
ュエータは、対物レンズ支持部材となるスキュー板10
3に取付けられている。このスキュー板103は、光学
ブロック部101に対して、移動調整可能に取付けられ
ている。
【0005】すなわち、光学ブロック部101内に内蔵
された光源から発せられた光束は、この光学ブロック部
101に設けられた光射出孔104から射出され、スキ
ュー板103に設けられた透孔105を通って、対物レ
ンズ102に入射する。対物レンズ102は、入射され
た光束を光学記録媒体の信号記録面上に集光させる。光
学記録媒体においては、対物レンズ102により集光さ
れた光束により情報信号が書き込まれ、または、対物レ
ンズ102により集光された光束を既に書き込まれてい
る情報信号に応じて変調して反射する。光学記録媒体に
より反射された光束は、再び対物レンズ102を経て、
光学ブロック部101内に戻る。このようにして戻った
反射光束は、光学ブロック部101内に設けられた光検
出器によって検出される。この光検出器が光学記録媒体
からの反射光束を受光して出力する信号に基づいて、該
光学記録媒体からの情報信号の読み出しを行うことがで
きる。
【0006】ところで、この光学ピックアップ装置の製
造過程においては、2軸アクチュエータに支持された対
物レンズ102の出射光束に対する傾きを補正するため
に、スキュー板103の光学ブロック部101に対する
傾きを調整している。
【0007】すなわち、光学ブロック部101のスキュ
ー板103が取付けられる面である上面部には、3個の
突起106,106,106が設けられている。そし
て、スキュー板103は、図7に示すように、周縁部の
3箇所を光学ブロック部101の3個の突起106,1
06,106に当接させて支持された状態となってい
る。このスキュー板103は、周縁部を突起106,1
06,106に当接させた状態を維持しつつ、これら突
起106,106,106に対して摺動して移動される
ことにより、対物レンズ102の光学的中心を中心とし
て回転移動する状態となる。
【0008】スキュー板103は、このスキュー板10
3に設けられた透孔を貫通して光学ブロック部101の
上面部に設けられたネジ穴に螺入された予圧用ネジ10
7のねじ頭部と、このスキュー板103との間に配設さ
れた予圧バネ108により、光学ブロック部101側に
押し付けられ、周縁部の突起106,106,106へ
の当接を維持する。予圧バネ108は、予圧用ネジ10
7に外嵌装されて配設されている。
【0009】そして、スキュー板103には、傾き調整
用の2個のネジ穴110,110が設けられている。こ
れらネジ穴110,110には、光学ブロック部101
に設けられた透孔をこの光学ブロック部101側よりス
キュー板103に向けて貫通された2本の調整ネジ10
9,109が螺入している。これら調整ネジ109,1
09の位置は、対物レンズ102の光軸を中心として異
なる2方向に該光軸より離間した位置となっている。
【0010】このスキュー板103においては、各調整
ネジ109,109を回転させることにより、これら調
整ネジ109,109が螺入しているネジ穴110,1
10が設けられている側が光学ブロック部101側に引
き込まれ、該光学ブロック部101に対する傾きが調節
される。このとき、このスキュー板103は、予圧バネ
108の押圧力により、周縁部の突起106,106,
106への当接を維持する。
【0011】スキュー板103は、調整ネジ109,1
09のうちの一方を調整することにより、ラジアル方向
ヘの傾きが調整され、他方を調整することにより、ラジ
アル方向に直交するタンジェンシャル方向ヘの傾きが調
整される。そして、スキュー板103は、光学ブロック
部101に対する傾きが適正な状態となったところで、
各調整ネジ109,109の回転が停止されることで、
傾き調整が完了された状態となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、スキュー板の傾き調整をすることにより対物レンズ
の傾き調整を行うように構成された光学ピックアップ装
置においては、このスキュー板103が光学ブロック部
101の上面部に対して平行となっている場合を除いて
は、各調整ネジ109,109のねじ頭部は、光学ブロ
ック部101に対して、一点のみで当接する状態とな
る。ねじ頭部は、略々円盤状の形状を有しているので、
光学ブロック部101の透孔に対して傾いて貫通してい
る状態では、該光学ブロック部101に対して一点のみ
でしか接触しないのである。この状態では、各調整ネジ
109,109の光学ブロック部101に対する接触位
置が変化し易く、安定性が低い。
【0013】すなわち、このように、各調整ネジ10
9,109のねじ頭部が光学ブロック部101に対して
一点のみでしか当接していないこと、及び、スキュー板
103に設けられたネジ穴には調整ネジ109に対する
あそびが僅かながら存在することにより、スキュー板1
03は、傾き調整を完了された後において、衝撃、振動
などが加わると、光学ブロック部101に対する傾きが
変化してしまう虞れがある。
【0014】そのため、各調整ネジ109,109は、
スキュー板103の傾き調整が完了した後、光学ブロッ
ク部101に対して接着しなければならなかった。各調
整ネジ109,109を光学ブロック部101に対して
接着することは、接着のための工数が増加することのみ
ならず、再調整が困難となるという問題がある。すなわ
ち、光学ピックアップ装置の製造と、この光学ピックア
ップ装置を用いた光ディスク装置の製造とを別の場所で
行っている場合において、光学ピックアップ装置を光デ
ィスク装置に搭載した後で、この光ディスク装置のシャ
ーシの形状誤差などに起因して、スキュー板103の傾
きについて再調整する必要が生じても、このような再調
整をすることは極めて困難であった。
【0015】また、上述の光学ピックアップ装置におい
ては、スキュー板103の調整工程においても、一方の
調整ネジ109を回転させてスキュー板103のある方
向の傾きを変化させたときに、図8に示すように、他方
の調整ネジ109も、このスキュー板103とともに傾
くことによる問題が生ずる。すなわち、一方の調整ネジ
109を調整したときに、他方の調整ネジ109もスキ
ュー板103とともに傾くことにより、この他方の調整
ネジ109の光学ブロック部101に対する当接位置が
変化してしまうので、ラジアル方向とタンジェンシャル
方向とについて、それぞれを独立的に調整することがで
きない。
【0016】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、対物レンズの傾き調整が容易、
かつ、正確に行え、また、再調整も容易に行うことがで
きるようになされた光学ピックアップ装置及びこのよう
な光学ピックアップ装置を備えた光ディスク装置を提供
しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、少なくとも
光源が取付けられている光学ブロック部と、少なくとも
該光源から発せられる光束を光学記録媒体に対して集光
させる対物レンズが取付けられ該光学ブロック部に対し
て該対物レンズの光学的中心を中心とする回転移動可能
に取付けられる対物レンズ支持部材と、該光学ブロック
部に対して接離する方向に移動調整可能に該光学ブロッ
ク部に取付けられ該対物レンズ支持部材の第1の被接触
部に接触部を当接させこの対物レンズ支持部材を該光学
ブロック部と共働して挟持して支持する第1のスキュー
調整部材と、該光学ブロック部に対して接離する方向に
移動調整可能に該光学ブロック部に取付けられ該対物レ
ンズ支持部材の第2の被接触部に接触部を当接させこの
対物レンズ支持部材を該光学ブロック部と共働して挟持
して支持する第2のスキュー調整部材とを備えて構成さ
れている。
【0018】そして、この光学ピックアップ装置におい
ては、第1及び第2の被接触部は、対物レンズの光軸を
中心として異なる2方向に該光軸より離間した位置に形
成されており、また、各被接触部及び該各スキュー調整
部材の接触部の少なくとも一方は、該接触部から該対物
レンズの光軸におろした垂線に平行で該対物レンズの光
学的中心を通る直線を中心とする円筒面形状となってい
ることを特徴とするものである。
【0019】そして、本発明に係る光ディスク装置は、
上述の光学ピックアップ装置と、光学記録媒体である光
ディスクを支持し回転操作する回転操作機構とを備え、
該光学ピックアップ装置により、該回転操作機構により
回転操作される光ディスク対して情報信号の書き込みま
たは読み出しを行うことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0021】本発明に係る光学ピックアップ装置及び光
ディスク装置は、図1に示すように、半導体レーザの如
き光源を内蔵した光学ブロック部1と、該光源より発せ
られた光束を光ディスクの如き光学記録媒体の信号記録
面上に集光させる対物レンズ2とを備えて構成されてい
る。
【0022】対物レンズ2は、この対物レンズ2をこの
対物レンズ2の光軸方向及び光軸に直交する方向に移動
操作する2軸アクチュエータ3に取付けられて支持され
ている。2軸アクチュエータ3は、アクチュエータベー
ス4と、このアクチュエータベース4上に設けられた支
持ブロック5と、この支持ブロック5に対して可撓性支
持椀6を介して取付けられたコイルボビン7とを有して
構成されている。このコイルボビン7には、対物レンズ
2及び駆動コイルが取付けられている。また、アクチュ
エータベース4上には、コイルボビン7の駆動コイルに
対向して、マグネット8が取付けられている。コイルボ
ビン7は、駆動コイルに駆動電流が駆動されると、この
駆動コイルが形成する磁場とマグネット8が形成する磁
場との相互作用により、対物レンズ2とともに、この対
物レンズ2の光軸方向及び光軸に直交する方向に移動す
る。
【0023】そして、この2軸アクチュエータ3は、ア
クチュエータベース4の一端側に設けられた取付け片部
9が、対物レンズ支持部材となるスキュー板10のアク
チュエータ取付け片部11に半田付けされることによ
り、該スキュー板10に取付けられている。このスキュ
ー板10は、光学ブロック部1に対して、移動調整可能
に取付けられている。
【0024】光学ブロック部1には、一側側にメインガ
イド軸挿通孔1aが設けられ、他側側にサブガイド軸受
け部1bが設けられている。この光学ピックアップ装置
を用いて構成される光ディスク装置においては、光学ブ
ロック部1は、メインガイド軸挿通孔1aに該光ディス
ク装置内のメインガイド軸を挿通されるとともに、サブ
ガイド軸受け部1bにおいて該光ディスク装置内のサブ
ガイド軸により支持されることにより、該メインガイド
軸に沿って移動可能に支持される。このとき、対物レン
ズ2は、光ディスク装置に装着された光学記録媒体であ
る光ディスクの信号記録面に対向されることとなる。
【0025】この光学ピックアップ装置においては、光
学ブロック部1内に内蔵された光源から発せられた光束
は、この光学ブロック部1に設けられた光射出孔12か
ら射出され、スキュー板10に設けられた透孔13を通
って、対物レンズ2に入射する。対物レンズ2は、光デ
ィスク装置においては、入射された光束を光ディスクの
信号記録面上に集光させる。光ディスクにおいては、対
物レンズ2により集光された光束により情報信号が書き
込まれ、または、対物レンズ2により集光された光束を
既に書き込まれている情報信号に応じて変調して反射す
る。光ディスクにより反射された光束は、再び対物レン
ズ2を経て、光学ブロック部1内に戻る。このようにし
て戻った反射光束は、光学ブロック部1内に設けられた
光検出器によって検出される。この光検出器が光ディス
クからの反射光束を受光して出力する信号に基づいて、
該光ディスクからの情報信号の読み出しを行うことがで
きる。
【0026】ところで、この光学ピックアップ装置の製
造過程、または、この光学ピックアップ装置を用いた光
ディスク装置の製造過程においては、2軸アクチュエー
タ3に支持された対物レンズ2の出射光束に対する傾き
を補正するために、スキュー板10の光学ブロック部1
に対する傾きを調整している。
【0027】すなわち、光学ブロック部1のスキュー板
10が取付けられる面である上面部には、3個の突起1
4,14,14が設けられている。そして、スキュー板
10は、図2に示すように、周縁部の3箇所を光学ブロ
ック部1の3個の突起14,14,14に当接させて支
持された状態となっている。このスキュー板10は、周
縁部を突起14,14,14に当接させた状態を維持し
つつ、これら突起14,14,14に対して摺動して移
動されることにより、対物レンズ2の光学的中心を中心
として回転移動する状態となる。
【0028】スキュー板10は、このスキュー板10に
設けられた透孔を貫通して光学ブロック部1の上面部に
設けられたネジ穴1cに螺入された予圧用ネジ15のね
じ頭部と、このスキュー板10との間に配設された予圧
バネ16により、光学ブロック部1側に押し付けられ、
周縁部の突起14,14,14への当接を維持する。予
圧バネ16は、予圧用ネジ15に外嵌装されて配設され
ている。
【0029】そして、光学ブロック部1の上面部には、
この光学ブロック部1に対して接離する方向に移動調整
可能な第1のスキュー調整部材17が取付けられてい
る。この第1のスキュー調整部材17は、一端側が光学
ブロック部1により回動可能に支持されている。この第
1のスキュー調整部材17は、バネ材により板バネ状に
形成されている。すなわち、この第1のスキュー調整部
材17は、一端部近傍を止めネジ18により光学ブロッ
ク部1に対して固定され、一端側部分が弾性を有して撓
むことにより、該一端側部分を中心として回動する状態
で該光学ブロック部1に対して接離する方向に移動可能
となっている。
【0030】そして、この第1のスキュー調整部材17
は、他端側にネジ穴19を有し、光学ブロック部1に形
成された透孔20に光学ブロック部1側よりこの第1の
スキュー調整部材17に向けて貫通された調整ネジ21
が該ネジ穴19に螺入されている。第1のスキュー調整
部材17は、調整ネジ21が回転されることによって、
光学ブロック部1に対して接離する方向に移動調整され
る。なお、この第1のスキュー調整部材17は、自然状
態においては、図3に示すように、光学ブロック部1の
透孔20に挿入された調整ネジ21がネジ穴19に届か
ない状態となっており、図2に示すように、調整ネジ2
1がネジ穴19に螺入された状態においては、自然状態
よりも光学ブロック部1側に偏倚された状態となってい
る。したがって、この第1のスキュー調整部材17は、
調整ネジ21がネジ穴19に螺入された状態において
は、この調整ネジ21を上方側に引っ張るので、該調整
ネジ21の弛みを防止する。
【0031】この第1のスキュー調整部材17は、略々
中央部分の光学ブロック部1側に、突起状の接触部22
を有している。この第1のスキュー調整部材17は、図
2に示すように、スキュー板10に設けられた凹部状の
第1の被接触部23に接触部22を当接させ、このスキ
ュー板10を光学ブロック部1と共働して挟持して支持
する。
【0032】また、光学ブロック部1の上面部には、こ
の光学ブロック部1に対して接離する方向に移動調整可
能な第2のスキュー調整部材24が取付けられている。
この第2のスキュー調整部材24は、第1のスキュー調
整部材17と同様に、一端側が光学ブロック部1により
回動可能に支持されている。この第2のスキュー調整部
材24は、バネ材により板バネ状に形成されている。す
なわち、この第2のスキュー調整部材24は、一端部近
傍を止めネジ18により光学ブロック部1に対して固定
され、一端側部分が弾性を有して撓むことにより、該一
端側部分を中心として回動する状態で該光学ブロック部
1に対して接離する方向に移動可能となっている。な
お、この第2のスキュー調整部材24は、一端部におい
て第1のスキュー調整部材17の一端部に繋がってお
り、この第1のスキュー調整部材17に対して略々直交
して設けられている。
【0033】そして、この第2のスキュー調整部材24
は、他端側にネジ穴25を有し、光学ブロック部1に形
成された透孔26に光学ブロック部1側よりこの第2の
スキュー調整部材24に向けて貫通された調整ネジ27
が該ネジ穴25に螺入されている。第2のスキュー調整
部材24は、調整ネジ27が回転されることによって、
光学ブロック部1に対して接離する方向に移動調整され
る。なお、この第2のスキュー調整部材24は、自然状
態においては、光学ブロック部1の透孔26に挿入され
た調整ネジ27がネジ穴25に届かない状態となってお
り、調整ネジ27がネジ穴25に螺入された状態におい
ては、自然状態よりも光学ブロック部1側に偏倚された
状態となっている。したがって、この第2のスキュー調
整部材24は、調整ネジ27がネジ穴25に螺入された
状態においては、この調整ネジ27を上方側に引っ張る
ので、該調整ネジ27の弛みを防止する。
【0034】この第2のスキュー調整部材24は、略々
中央部分の光学ブロック部1側に、突起状の接触部28
を有している。この第2のスキュー調整部材24は、第
1のスキュー調整部材17と同様に、スキュー板10に
設けられた凹部状の第2の被接触部29に接触部28を
当接させ、このスキュー板10を光学ブロック部1と共
働して挟持して支持する。
【0035】そして、スキュー板10の第1及び第2の
被接触部23,29は、対物レンズ2の光軸を中心とし
て異なる2方向、例えば略々直交する方向に、該光軸よ
り離間した位置に形成されている。すなわち、スキュー
板10は、第1及び第2の被接触部23,29を選択的
に光学ブロック部1側に押圧されることにより、対物レ
ンズ2の光学的中心を中心として異なる2方向、例え
ば、ラジアル方向及びこれに直交するタンジェンシャル
方向に傾きの調整を行われることができる。したがっ
て、このスキュー板10においては、各調整ネジ21,
27の第1及び第2のスキュー調整部材17,24に対
する螺入量を調整することにより、該各スキュー調整部
材17,24の他端側が光学ブロック部1側に引き込ま
れるので、これらスキュー調整部材17,24を介し
て、第1及び第2の被接触部23,29に対する押圧状
態をそれぞれ調整し、対物レンズ2の光学的中心を中心
とするあらゆる方向への傾きの調整を行うことができ
る。このとき、このスキュー板10は、予圧バネ16の
押圧力により、周縁部の突起14,14,14への当接
を維持する。
【0036】なお、第1及び第2のスキュー調整部材1
7,24においては、一端側が光学ブロック部1に固定
されて支持され、他端側のネジ穴19,25に調整ネジ
21,27が螺入され、これら一端側と他端側との略々
中央に接触部23,28が設けられているので、各調整
ネジ21,27を回転調整することによる接触部23,
28の移動量は、該調整ネジ21,27のネジ穴19,
25に対する移動量の略々半分となる。したがって、こ
の光学ピックアップ装置においては、スキュー板10に
ついての微妙な調整が容易となっている。
【0037】そして、第1及び第2の被接触部23,2
9及び各スキュー調整部材17,24の接触部22,2
8の少なくとも一方は、図4に示すように、該接触部2
2,28から対物レンズ2の光軸におろした垂線に平行
で該対物レンズ2の光学的中心を通る直線を中心とする
円筒面形状となっている。そのため、この光学ピックア
ップ装置においては、第1及び第2の被接触部23,2
9のいずれか一方を押圧してこの一方の被接触部の方向
への傾き調整を行った場合に、他方の被接触部の方向に
ついての傾きに影響を及ぼすことがない。すなわち、こ
の光学ピックアップ装置においては、調節ネジ21,2
7のいずれか一方を調整した場合には、他方の調整ネジ
に対応する被接触部及び接触部は、対物レンズ2の光学
的中心を通る直線を中心とする円筒面形状に沿って互い
に摺接することとなるので、この接触部の方向について
傾きを生じさせない。したがって、この光学ピックアッ
プ装置においては、ラジアル方向とタンジェンシャル方
向とについて、それぞれを独立的に調整することができ
る。
【0038】スキュー板10は、光学ブロック部1に対
する傾きが適正な状態となったところで、各調整ネジ2
1,27の回転が停止されることで、傾き調整が完了さ
れた状態となる。
【0039】なお、第1及び第2の被接触部23,29
及び各スキュー調整部材17,24の接触部22,28
については、図4に示すように、各被接触部23,29
を対物レンズ2の光学的中心を通る直線を中心とする円
筒面形状とし、各接触部22,28を各被接触部23,
29よりも小さい曲率半径を有する突起状に形成しても
よいが、これに限られず、各接触部22,28を対物レ
ンズ2の光学的中心を通る直線を中心とする円筒面形状
を有する突起状に形成し、各被接触部23,29を各接
触部22,28よりも大きい曲率半径を有する凹部状、
または、平面状としてもよい。さらに、各被接触部2
3,29を対物レンズ2の光学的中心を通る直線を中心
とする円筒面形状を有する凹部状に形成し、各接触部2
2,28を対物レンズ2の光学的中心を通る直線を中心
とする円筒面形状を有する突起状に形成してもよい。
【0040】また、光学ブロック部1においては、各調
整ネジ21,27が挿通される透孔の周囲部であって該
調整ネジ21,27のねじ頭部が当接する部分は、この
調整ネジ21,27の回転によって移動調節されるスキ
ュー調整部材17,24の光学ブロック部1に対する回
動中心軸に平行な軸を有する円筒面形状の円筒面形状部
30となされている。
【0041】したがって、この光学ピックアップ装置に
おいては、スキュー調整部材17,24が光学ブロック
部1の上面部に対して平行となっている場合のみなら
ず、該スキュー調整部材17,24が光学ブロック部1
の上面部に対して傾斜している場合においても、各調整
ネジ21,27のねじ頭部は、透孔の周囲の円筒面形状
部30に対して、該透孔の両側の少なくとも二点におい
て当接することとなる。したがって、各調整ネジ21,
27の光学ブロック部1に対する接触位置が変化し難
く、安定性が高い。
【0042】このように、この光学ピックアップ装置に
おいては、各調整ネジ21,27のねじ頭部が光学ブロ
ック部1に対して常に安定して当接していることによ
り、スキュー板10は、傾き調整を完了された後におい
て、衝撃、振動などが加わっても、光学ブロック部1に
対する傾き角度を維持することができる。そのため、各
調整ネジ21,27は、スキュー板10の傾き調整が完
了した後、光学ブロック部1に対して接着する必要がな
く、接着のための工数が増加することがなく、再調整も
容易である。したがって、光学ピックアップ装置の製造
と、この光学ピックアップ装置を用いた光ディスク装置
の製造とを別の場所で行っている場合において、光学ピ
ックアップ装置を光ディスク装置に搭載した後で、この
光ディスク装置のシャーシの形状誤差などに起因してス
キュー板10の傾きについて再調整する必要が生じて
も、このような再調整を容易に行うことができる。
【0043】そして、本発明に係る光ディスク装置は、
図5に示すように、上述したような本発明に係る光学ピ
ックアップ装置31と、光学記録媒体である光ディスク
32を支持し回転操作する回転操作機構33とを備えて
構成されるものである。光学ピックアップ装置31は、
回転操作機構33によって支持され回転操作される光デ
ィスク32の信号記録面に対して、対物レンズ2を対向
させた状態で支持されるとともに、図5中矢印Tで示す
ように、この光ディスク32の内外周に亘って移動操作
されることができる。
【0044】この光ディスク装置においては、光学ピッ
クアップ装置31は、回転操作される光ディスク32の
内外周に移動操作されることにより、該光ディスク32
の信号記録面の全面に亘って、情報信号の書き込み、ま
たは、読み出しを行うことができる。また、この光ディ
スク装置は、回転操作機構33及び光学ピックアップ装
置31の動作を制御する制御回路部34、外部より入力
された情報信号を変調して光ディスク32に書き込む情
報信号として光学ピックアップ装置31に供給する変調
回路部35、及び、光学ピックアップ装置31により光
ディスク32から読み出された情報信号を復調して外部
に出力する復調回路部36を備えて構成されている。
【0045】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光学ピック
アップ装置においては、光学ブロック部に対して対物レ
ンズの光学的中心を中心とする回転移動可能に取付けら
れた対物レンズ支持部材の第1及び第2の被接触部は、
対物レンズの光軸を中心として異なる2方向に該光軸よ
り離間した位置に形成されており、また、光学ブロック
部に取付けられ対物レンズ支持部材を該光学ブロック部
と共働して挟持して支持する各スキュー調整部材の接触
部及び各被接触部の少なくとも一方は、該接触部から対
物レンズの光軸におろした垂線に平行で該対物レンズの
光学的中心を通る直線を中心とする円筒面形状となって
いる。
【0046】そのため、この光学ピックアップ装置にお
いては、一方のスキュー調整部材を調整したときに、他
方のスキュー調整部材が対物レンズ支持部材とともに傾
くことがなく、ラジアル方向とタンジェンシャル方向と
について、それぞれを独立的に調整することができる。
また、スキュー調整部材は、光学ブロック部に対して接
離する方向に移動調整可能に該光学ブロック部に取付け
られているので、対物レンズ支持部材とともに傾くわけ
ではないので、対物レンズ支持部材の傾き調整を行った
後、光学ブロック部に対して接着等により固定しなくと
も、該光学ブロック部により安定して支持されることが
できる。
【0047】すなわち、本発明は、対物レンズの傾き調
整が容易、かつ、正確に行え、また、再調整も容易に行
うことができるようになされた光学ピックアップ装置及
びこのような光学ピックアップ装置を備えた光ディスク
装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】上記光学ピックアップ装置の要部の構成を示す
縦断面図である。
【図3】上記光学ピックアップ装置の要部おける組立て
前の状態を示す縦断面図である。
【図4】上記光学ピックアップ装置における傾き調整時
の動作を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る光ディスク装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来の光学ピックアップ装置の構成を示す分解
斜視図である。
【図7】上記従来の光学ピックアップ装置の要部の構成
を示す縦断面図である。
【図8】上記従来の光学ピックアップ装置における傾き
調整時の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 光学ブロック部、2 対物レンズ、3 二軸アクチ
ュエータ、10 スキュー板、14 突起、17,24
スキュー調整部材、21,27 調整ネジ、22,2
8 接触部、23,29 被接触部、30 円筒面形状

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光源が取付けられている光学
    ブロック部と、 少なくとも上記光源から発せられる光束を光学記録媒体
    に対して集光させる対物レンズが取付けられ、上記光学
    ブロック部に対して、該対物レンズの光学的中心を中心
    とする回転移動可能に取付けられる対物レンズ支持部材
    と、 上記光学ブロック部に対して接離する方向に移動調整可
    能に該光学ブロック部に取付けられ、上記対物レンズ支
    持部材の第1の被接触部に接触部を当接させ、この対物
    レンズ支持部材を該光学ブロック部と共働して挟持して
    支持する第1のスキュー調整部材と、 上記光学ブロック部に対して接離する方向に移動調整可
    能に該光学ブロック部に取付けられ、上記対物レンズ支
    持部材の第2の被接触部に接触部を当接させ、この対物
    レンズ支持部材を該光学ブロック部と共働して挟持して
    支持する第2のスキュー調整部材とを備え、 上記第1及び第2の被接触部は、上記対物レンズの光軸
    を中心として異なる2方向に該光軸より離間した位置に
    形成されており、 上記各被接触部及び上記各スキュー調整部材の接触部の
    少なくとも一方は、該接触部から上記対物レンズの光軸
    におろした垂線に平行で該対物レンズの光学的中心を通
    る直線を中心とする円筒面形状となっていることを特徴
    とする光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 スキュー調整部材は、一端側が光学ブロ
    ック部により回動可能に支持され、他端側にネジ穴を有
    し、該光学ブロック部に形成された透孔に該光学ブロッ
    ク部側よりスキュー調整部材に向けて貫通された調整ネ
    ジが該ネジ穴に螺入されており、この調整ネジが回転さ
    れることによって該光学ブロック部に対して接離する方
    向に移動調整されるものであって、 上記透孔の周囲部であって上記調整ネジのねじ頭部が当
    接する部分は、この調整ネジの回転によって移動調節さ
    れるスキュー調整部材の上記光学ブロック部に対する回
    動中心軸に平行な軸を有する円筒面形状となされている
    ことを特徴とする請求項1記載の光学ピックアップ装
    置。
  3. 【請求項3】 光学記録媒体である光ディスクを支持し
    回転操作する回転操作機構と、 上記回転操作機構により回転操作される光ディスクの信
    号記録面に対向されて配設され、該光ディスクに対して
    情報信号の書き込みまたは読み出しを行う光学ピックア
    ップ装置とを備え、 上記光学ピックアップ装置は、少なくとも光源が取付け
    られている光学ブロック部と、少なくとも該光源から発
    せられる光束を光ディスクに対して集光させる対物レン
    ズが取付けられ該光学ブロック部に対して該対物レンズ
    の光学的中心を中心とする回転移動可能に取付けられる
    対物レンズ支持部材と、該光学ブロック部に対して接離
    する方向に移動調整可能に該光学ブロック部に取付けら
    れ該対物レンズ支持部材の第1の被接触部に接触部を当
    接させこの対物レンズ支持部材を該光学ブロック部と共
    働して挟持して支持する第1のスキュー調整部材と、該
    光学ブロック部に対して接離する方向に移動調整可能に
    該光学ブロック部に取付けられ該対物レンズ支持部材の
    第2の被接触部に接触部を当接させこの対物レンズ支持
    部材を該光学ブロック部と共働して挟持して支持する第
    2のスキュー調整部材とを有し、該第1及び第2の被接
    触部が該対物レンズの光軸を中心として異なる2方向に
    該光軸より離間した位置に形成されているとともに、該
    各被接触部及び該各スキュー調整部材の接触部が、それ
    ぞれ、該接触部から該対物レンズの光軸におろした垂線
    に平行で該対物レンズの光学的中心を通る直線を中心と
    する円筒面形状となっているものであることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光学ピックアップ装置において、スキュ
    ー調整部材は、一端側が光学ブロック部により回動可能
    に支持され、他端側にネジ穴を有し、該光学ブロック部
    に形成された透孔に該光学ブロック部側よりスキュー調
    整部材に向けて貫通された調整ネジが該ネジ穴に螺入さ
    れており、この調整ネジが回転されることによって該光
    学ブロック部に対して接離する方向に移動調整されるも
    のであって、該透孔の周囲部であって該調整ネジのねじ
    頭部が当接する部分は、この調整ネジの回転によって移
    動調節されるスキュー調整部材の該光学ブロック部に対
    する回動中心軸に平行な軸を有する円筒面形状となされ
    ているものであることを特徴とする請求項3記載の光デ
    ィスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030063646A (ko) * 2002-01-23 2003-07-31 삼성전기주식회사 대물렌즈 경사 조정용 광픽업 액츄에이터

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KR20030063646A (ko) * 2002-01-23 2003-07-31 삼성전기주식회사 대물렌즈 경사 조정용 광픽업 액츄에이터

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