JP2001329924A - 燃料タンクのバルブ取付構造 - Google Patents

燃料タンクのバルブ取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製のタンク本体にフロートバルブを
溶着で確実に取り付ける。 【解決手段】 高膨潤率の合成樹脂製タンク本体11の
上壁11aに形成した開口部11bの外周に、その開口
部11bを覆う高膨潤率の合成樹脂製カバー16に設け
た溶着フランジ16cを溶着Wし、フロートバルブ12
のフロートケース17を凹凸係合により支持する低膨潤
率の合成樹脂製プロテクタ15の上部に設けた固定フラ
ンジ15aを、タンク本体11の開口部11bの外周お
よびカバー16の溶着フランジ16c間に挟んで固定す
る。プロテクタ15が膨潤率の小さい合成樹脂で形成さ
れているため、それが膨潤してフロートケース17が脱
落する事態を確実に防止することができ、またプロテク
タ15はタンク本体11およびカバー16間に取付フラ
ンジ15aを挟まれて固定されるので、前記膨潤率の差
を効果的に吸収してプロテクタ15を強固に固定するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料液面の昇降に
応じて昇降するフロートをフロートケース内に収納した
フロートバルブを、タンク本体の上壁に取り付ける燃料
タンクのバルブ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用燃料タンクのタンク本体の上壁
にフロートバルブを取り付けるために、タンク本体の上
壁に形成した開口部からタンク本体の内部にフロートバ
ルブを挿入し、フロートバルブの外周面に形成したフラ
ンジを前記開口部の外周にシール部材を介して当接させ
てボルト止めするものが、特開平7−293382号公
報に記載されている。
【0003】また合成樹脂製のタンク本体を備えるもの
では、合成樹脂製のカバーの内周に合成樹脂製のフロー
トバルブを嵌合させて凹凸係合により結合し、このフロ
ートバルブをタンク本体の上壁の開口部から挿入してカ
バーを前記開口部の外周に溶着により固定するものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記後者の
タンク本体は燃料との接触による膨張率(以下、膨潤率
という)がフロートバルブの本体部の膨潤率よりも大き
い合成樹脂で構成されており、このタンク本体に溶着さ
れるカバーも溶着強度を確保するためにタンク本体と同
じ材質で構成されている。そのため、カバーが燃料との
接触により膨潤してフロートバルブとの凹凸係合が緩む
と、フロートバルブがカバーから脱落し易くなる問題が
あった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、合成樹脂製のタンク本体にフロートバルブを溶着で
確実に取り付けることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、燃料液面の昇
降に応じて昇降するフロートをフロートケース内に収納
したフロートバルブを、タンク本体の上壁に取り付ける
燃料タンクのバルブ取付構造において、合成樹脂製のタ
ンク本体の上壁に形成した開口部の外周に、その開口部
を覆う合成樹脂製のカバーに設けた溶着フランジを溶着
し、フロートバルブのフロートケースを凹凸係合により
支持するプロテクタの上部に設けた固定フランジを、タ
ンク本体のバルブ開口部の外周およびカバーの溶着フラ
ンジ間に挟んで固定してなり、プロテクタの膨潤率はタ
ンク本体およびカバーの膨潤率よりも低いことを特徴と
する燃料タンクのバルブ取付構造が提案される。
【0007】上記構成によれば、タンク本体およびカバ
ーの両方が膨潤率が大きい合成樹脂で形成されているた
め、相互に溶着されたタンク本体およびカバーが略等し
い比率で膨潤して溶着部に負荷が加わるのが防止され、
しかもプロテクタはタンク本体およびカバーよりも膨潤
率が小さい材料で形成されているため、それが膨潤して
フロートケースが脱落する事態を確実に防止することが
できる。またプロテクタはタンク本体およびカバーに直
接溶着されず、タンク本体およびカバー間に取付フラン
ジを挟まれて固定されるので、タンク本体およびカバー
の膨潤率とプロテクタの膨潤率とが異なっていても、そ
の膨潤率の差を効果的に吸収しながらプロテクタを強固
に固定することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はタンク本体およびフロートバルブの縦断面
図、図2は図1の2部拡大図、図3はカバーの溶着前の
状態を示す、前記図2に対応する図である。
【0010】図1に示すように、自動車用の燃料タンク
は合成樹脂でブロー成形されたタンク本体11を備えて
おり、その上壁11aに形成した円形の開口部11bに
フロートバルブ12が取り付けられる。フロートバルブ
12は、給油時にタンク本体11内の燃料液面が上昇し
て満タン液面に接近すると閉弁し、燃料蒸気をキャニス
タ13に供給するチャージ通路14を閉塞することによ
り、フィラーパイプ内の燃料液面を上昇させて給油ガン
のオートストップ装置を作動させる。またフロートバル
ブ12は、車両が横転してタンク本体11内の燃料液面
が大きく変動したときに閉弁し、チャージ通路14を介
して燃料が流出するのを防止する。フロートバルブ12
はタンク本体11の内側から取り付けることができない
ため、フロートバルブ12を合成樹脂製のプロテクタ1
5に凹凸係合させた状態でタンク本体11の開口部11
bから挿入し、その外側に合成樹脂製のカバー16を被
せて高周波溶着により固定する。
【0011】フロートバルブ12は有底円筒状のフロー
トケース17を備えており、その上端に一体に連なる上
壁17aの中央に円筒状の弁座17bが形成され、その
下端の開放部にボトムプレート18が係止される。フロ
ートバルブ12のロアフロート19は、外周面に形成し
た複数のリブ19a…をフロートケース17の内面に昇
降可能にガイドされ、ボトムプレート18との間に配置
されたコイルばね20で上向きに付勢される。ロアフロ
ート19の上部には首部19bを介して頭部19cが形
成されており、この頭部19cにフロートケース17の
内面に昇降可能にガイドされるアッパーフロート21が
上下方向に相対移動可能に装着される。即ち、環状に形
成されたアッパーフロート21の内周にハウジング22
が嵌合しており、このハウジング22の内部にロアフロ
ート19の頭部19cが微小な隙間α分だけ昇降し得る
ように嵌合する。頭部19cの上面に突設した弁体19
dがハウジング22に形成した弁座22aに着座可能に
対向する。またハウジング22の上面に支持部材23を
介して支持された弁体24は、フロートケース17の上
壁17aに設けた弁座17bに着座可能に対向する。
【0012】フロートケース17の外周に嵌合するプロ
テクタ15は概略円筒状の部材であって、その上面に半
径方向外側に延びる固定フランジ15aが一体に形成さ
れる。外周に係止爪17c…およびストッパ段部17d
…が設けられたフロートケース17をプロテクタ15の
下方から挿入すると、前記係止爪17c…がプロテクタ
15の係止段部15b…を乗り越えて係合し、かつ前記
ストッパ段部17d…にプロテクタ15のストッパ突起
15c…が当接することにより、フロートケース17が
プロテクタ15に結合される。ロアフロート19の内部
をタンク本体11の内部に連通させるべく、フロートケ
ース17を貫通する第1連通孔25と、フロートケース
17およびプロテクタ15を貫通する第2、第3連通孔
26,27とが設けられる。
【0013】タンク本体11の開口部11bを覆う円板
状のカバー16は、Oリング28を介してフロートケー
ス17の弁座17bの外周に嵌合する環状の本体部16
aと、本体部16aの外側に同心に形成されてフロート
ケース17およびプロテクタ15間の隙間に嵌合するス
ペーサ部16bと、スペーサ部16bから半径方向外側
に延びた後に下向きに延びる断面L字状の溶着フランジ
16cと、本体部16aから半径方向外側に延びてチャ
ージ通路14に連なる継ぎ手16dとを備える。溶着フ
ランジ16cの下端はタンク本体11の上壁11aに溶
着Wにより固定される。
【0014】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0015】フロートバルブ12が図1に示す開弁状態
にあるとき、タンク本体11内で発生した燃料蒸気はプ
ロテクタ15およびフロートケース17に形成した第3
連通孔27と、フロートケース17の弁座17bと、カ
バー16の継ぎ手16dと、チャージ通路14とを経て
キャニスタ13に供給される。
【0016】給油ガンからの給油によりタンク本体11
内の燃料液面が上昇すると、タンク本体11内の燃料蒸
気はチャージ通路14を経てキャニスタ13に押し出さ
れる。そして燃料液面が満タン液面に達すると、浮力で
上昇したアッパーフロート21に設けた弁体24がフロ
ートケース17に設けた弁座17bに着座し、かつロア
フロート19の頭部19cに設けた弁体19dがアッパ
ーフロート21に設けた弁座22aに着座し、タンク本
体11内の燃料蒸気がチャージ通路14を介してキャニ
スタ13に流出するのが防止される。その結果、タンク
本体11の内圧が増加してフィラーパイプ内の燃料液面
が上昇することにより、給油ガンのオートストップ装置
を作動させることができる。
【0017】給油ガンから供給される燃料の流量が大き
いと、上昇する燃料液面に押されてチャージ通路14に
流出する燃料蒸気の揚力でロアフロート19およびアッ
パーフロート21が上昇するため、燃料液面が満タン液
面に達する前にフロートバルブ12が閉弁する場合があ
る。このような場合、フロートバルブ12が一旦閉弁す
ると燃料液面の更なる上昇に伴うタンク内圧の増加によ
り、フロートバルブ12が閉弁状態に保持されて給油ガ
ンのオートストップ装置が早期に作動してしまい、満タ
ン液面まで燃料を供給できなくなってしまう。
【0018】しかしながら、本実施例では、燃料の僅か
な揺れでロアフロート19が動くとロアフロート19の
弁体19dがアッパーフロート21の弁座22aから離
反し、タンク本体11の正圧がチャージ通路14に逃が
されるため、アッパーフロート21の弁体24がフロー
トケース17の弁座17bから離反してフロートバルブ
12が開弁状態になる。これにより、給油ガンのオート
ストップ装置が早期に作動するのを防止して燃料を満タ
ン液面まで確実に供給することができる。
【0019】また車両が横転してフロートバルブ12が
燃料液面下に没するとロアフロート19およびアッパー
フロート21が浮力で上昇し、アッパーフロート21に
設けた弁体24がフロートケース17に設けた弁座17
bに着座し、かつロアフロート19の頭部19cに設け
た弁体19dがアッパーフロート21に設けた弁座22
aに着座することにより、タンク本体11内の燃料がチ
ャージ通路14を介してキャニスタ13に流出するのが
防止される。このとき、車両が完全に横向きになってロ
アフロート19およびアッパーフロート21に閉弁方向
の浮力が作用しない場合でも、コイルばね20の付勢力
でフロートバルブ12は支障なく閉弁することができ
る。
【0020】さて、上記構造のフロートバルブ12をタ
ンク本体11に取り付けるには、フロートバルブ12の
フロートケース17をプロテクタ15の内部に下方から
挿入し、フロートケース17の係止爪17c…をプロテ
クタ15の係止段部15b…に係合させ、フロートケー
ス17のストッパ段部17d…にプロテクタ15のスト
ッパ突起15c…を当接させる。続いて、プロテクタ1
5およびフロートケース17にカバー16を装着した状
態で、プロテクタ15およびフロートバルブ12をタン
ク本体11の開口部11bから該タンク本体11の内部
に挿入する(図3参照)。この状態では、タンク本体1
1の開口部11bに嵌合するプロテクタ15の固定フラ
ンジ15aの半径方向内側にカバー16のスペーサ16
bが当接し、半径方向外側にカバー16の溶着フランジ
16cが当接する。
【0021】続いて、カバー16の溶着フランジ16c
を高周波溶着でタンク本体11の上壁11aに溶着Wす
る(図2参照)。これにより、プロテクタ15の固定フ
ランジ15aがカバー16のスペーサ部16bおよび溶
着フランジ16cと、タンク本体11の上壁11aとに
挟まれて強固に固定され、フロートケース17がプロテ
クタ15を介してタンク本体11に取り付けられる。
【0022】タンク本体11およびカバー16は共に膨
潤率が比較的に大きい合成樹脂で形成されているため、
溶着により一体化されたタンク本体11およびカバー1
6が同じ比率で膨潤して溶着部に負荷が加わるのが防止
される。またプロテクタ15はタンク本体11およびカ
バー16よりも膨潤率が小さい合成樹脂で形成されてい
るため、それが膨潤してフロートケース17が脱落する
事態を確実に防止することができる。しかも、タンク本
体11およびカバー16の膨潤率と、プロテクタ15の
膨潤率とが異なっていても、プロテクタ15はタンク本
体11およびカバー16に直接溶着されるのでなく、タ
ンク本体11およびカバー16間に取付フランジ15a
を挟まれて固定されるので、膨潤率の差を効果的に吸収
しながらプロテクタ15を強固に固定することが可能と
なる。
【0023】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱することなく種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0024】例えば、プロテクタ15の材質は合成樹脂
に限定されず、金属であっても良い。またフロートバル
ブ12の用途は実施例のものに限定されず、給油時に燃
料液面の上昇に応じて閉弁し、タンク本体の上部とフィ
ラーパイプのネック部との連通を遮断するものであって
も良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、タンク本体およびカバーの両方が膨潤率が大
きい合成樹脂で形成されているため、相互に溶着された
タンク本体およびカバーが略等しい比率で膨潤して溶着
部に負荷が加わるのが防止され、しかもプロテクタはタ
ンク本体およびカバーよりも膨潤率が小さい材質で形成
されているため、それが膨潤してフロートケースが脱落
する事態を確実に防止することができる。またプロテク
タはタンク本体およびカバーに直接溶着されず、タンク
本体およびカバー間に取付フランジを挟まれて固定され
るので、タンク本体およびカバーの膨潤率とプロテクタ
の膨潤率とが異なっていても、その膨潤率の差を効果的
に吸収しながらプロテクタを強固に固定することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク本体およびフロートバルブの縦断面図
【図2】図1の2部拡大図
【図3】カバーの溶着前の状態を示す、前記図2に対応
する図
【符号の説明】
11 タンク本体 11a 上壁 11b 開口部 12 フロートバルブ(バルブ) 15 プロテクタ 15a 固定フランジ 16 カバー 16c 溶着フランジ 17 フロートケース 19 ロアフロート(フロート) 21 アッパーフロート(フロート)
フロントページの続き Fターム(参考) 3D038 CA03 CB01 CC14 CC20 3H051 AA01 BB01 BB02 CC11 CC12 CC14 DD07 EE06 EE07 FF15 3H055 AA05 BC01 CC04 CC21 GG27 JJ03 3H068 AA01 BB52 BB53 CC01 EE12 FF06 GG07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料液面の昇降に応じて昇降するフロー
    ト(19,21)をフロートケース(17)内に収納し
    たフロートバルブ(12)を、タンク本体(11)の上
    壁(11a)に取り付ける燃料タンクのバルブ取付構造
    において、 合成樹脂製のタンク本体(11)の上壁(11a)に形
    成した開口部(11b)の外周に、その開口部(11
    b)を覆う合成樹脂製のカバー(16)に設けた溶着フ
    ランジ(16c)を溶着し、フロートバルブ(12)の
    フロートケース(17)を凹凸係合により支持するプロ
    テクタ(15)の上部に設けた固定フランジ(15a)
    を、タンク本体(11)の開口部(11b)の外周およ
    びカバー(16)の溶着フランジ(16c)間に挟んで
    固定してなり、プロテクタ(15)の膨潤率はタンク本
    体(11)およびカバー(16)の膨潤率よりも低いこ
    とを特徴とする燃料タンクのバルブ取付構造。
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