JP2001329605A - 点検蓋の取付構造 - Google Patents

点検蓋の取付構造

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JP2001329605A
JP2001329605A JP2000149199A JP2000149199A JP2001329605A JP 2001329605 A JP2001329605 A JP 2001329605A JP 2000149199 A JP2000149199 A JP 2000149199A JP 2000149199 A JP2000149199 A JP 2000149199A JP 2001329605 A JP2001329605 A JP 2001329605A
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JP
Japan
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lid
adjusting cylinder
mounting structure
cover
short pipe
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Pending
Application number
JP2000149199A
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English (en)
Inventor
Yoji Nishibori
洋史 西堀
Takehiko Watabe
武彦 渡部
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の下水管の合流部から立ち上げられた掃
除口管の上端部における点検蓋の取付構造に係り、特に
蓋支持体が輪荷重によって破損したり妄りに沈み込むこ
とがなく、また蓋が支持体より外れて紛失するのを防止
した点検蓋の取付構造を提供する。 【解決手段】 地表面の近傍位置まで立ち上がった合成
樹脂製の掃除口管と、短管の上端外周に係止突起が突設
された合成樹脂製の調整筒と、短管の下端内周に鍔が突
設された鋳鉄製の蓋支持体及び蓋体との部材からなり、
掃除口管の上端内面に調整筒の下部が挿入接着され、ま
た調整筒の係止突起に蓋支持体の短管が外挿されると共
に蓋支持体の鍔が掃除口管の上端と調整筒の係止突起と
の間に挟持固定され、蓋支持体の短管の内面と調整筒の
係止突起の上面とで形成される凹部に蓋体が着脱自在に
装着されることを特徴とする点検蓋の取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の下水管の合
流部から立ち上げられた掃除口管の上端部における点検
蓋の取付構造に係り、特に蓋支持体が輪荷重によって破
損したり妄りに沈み込むことがなく、また蓋が蓋支持体
より外れて紛失するのを防止した点検蓋の取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の下水管の合流部から立ち上げられ
た掃除口管の上端部に設けられた点検蓋の取付構造の従
来例を、図3に部分断面図で示す。この点検蓋は、地表
面の近傍位置まで立ち上がった掃除口管7の上端内面に
蓋支持体8の下端が挿入されて接着接合され、該蓋支持
体8の上部内面に蓋体9が着脱自在に装着されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の点検
蓋の取付構造は、蓋支持体8が掃除口管7と同様な塩化
ビニル樹脂等の合成樹脂からなるため、地表面に露出し
た上端部に輪荷重等が作用すると、破損することがあっ
た。そこで、合成樹脂からなる蓋支持体8の上端外周面
を金属部材8aで覆って補強することも提案されている
が、この金属材8aに輪荷重等が作用したとき蓋支持体
8と分離して沈み込むことがあった。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は、上記問題を解決した
点検蓋の取付構造を提供しようとするものでその要旨
は、(1)地表面の近傍位置まで立ち上がった合成樹脂
製の掃除口管1と、短管21の上端外周に係止突起22
が突設された合成樹脂製の調整筒2と、短管31の下端
内周に鍔32が突設された鋳鉄製の蓋支持体3及び蓋体
4との部材からなり、掃除口管1の上端内面に調整筒2
の下部が挿入接着され、また調整筒の係止突起22に蓋
支持体の短管31が外挿されると共に蓋支持体の鍔32
が掃除口管1の上端と調整筒の係止突起22との間に挟
持固定され、蓋支持体の短管31の内面と調整筒の係止
突起22の上面とで形成される凹部に蓋体4が着脱自在
に装着されることを特徴とする点検蓋の取付構造であ
る。 (2)調整筒の短管内面に設けられたフック23と、蓋
体の下面に設けたフック41とが鎖等の連結部材5で接
続されていることを特徴とする上記(1)の点検蓋の取
付構造である。 (3)調整筒の短管内面に設けられたフック23には、
連結部材のリング体51が保持される支持穴23aと該
支持穴23aに連通するスリット23bとを有し、また
該スリット23bの幅が支持穴23aに接近するにつれ
て縮小してリング体51の幅よりも狭くなっていること
を特徴とする上記(2)の点検蓋の取付構造である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明の点検蓋の取付構
造の一例を示す部分断面図、図2は調整筒の短管内面に
設けたフックの平面図である。
【0006】図1において、1は合製樹脂製の掃除口管
で、地表面の近傍位置まで立ち上がって設けられてい
る。2は合製樹脂製の調整筒で、短管21とその上端外
周に突設された係止突起22とよりなり、また当該短管
21の内面にはフック23を有する。3は鋳鉄製の蓋支
持体で、短管31とその下端内周に突設された鍔32と
よりなる。4は蓋体で鋳鉄または塩化ビニル樹脂等で製
造され、その下面の中心部にはフック41と下面外周部
に鍔42とを有する。
【0007】5は鎖等の連結部材で、調整筒の短管21
の内面に設けたフック23と蓋体の下面に設けたフック
41とを連結するものである。上記フック23には図2
に示す如く連結部材のリング体51が保持される支持穴
23aと当該支持穴23aに連通するスリット23bと
を有しており、またこのスリット23bの幅が支持穴2
3aに接近するにつれて縮小してリング体51の幅より
も狭く形成してあり、支持穴23aの内面とスリット2
3bとの交差部が内側に突出した鋭角部23cを有して
いる。
【0008】本発明の点検蓋の取付構造の組立て手順を
説明する。まず、調整筒2を蓋支持体3内に挿入して蓋
支持体の鍔32の上面に調整筒の係止突起22の下面を
接触させて、調整筒2と蓋支持体3とを予め一体化す
る。次いで、当該調整筒2と蓋支持体3とが一体化され
た部材を、地表面の近傍位置まで立ち上がって設けられ
た掃除口管1内に調整筒2の下部を挿入接着すると共に
蓋支持体の鍔32が掃除口管1の上端と調整筒の係止突
起22とによって挟持固定されるように設定する。
【0009】最後に、蓋体のフック41に連結された連
結部材5の他端に設けられたリング体51を、調整筒の
フック23内に設けた支持穴23aにスリット23b押
し広げながら嵌め込んで接続する。そして支持穴23a
内に嵌め込まれたリング体51はスリット23bから抜
け出すことがなく、特に支持穴23aの内面とスリット
23bとの交差部が内側に突出した鋭角部23cを設け
るとリング体51の抜け出し防止機能がより完全とな
る。また、蓋体4の下面に設けた鍔42の周囲に雨水侵
入防止や臭気止め等の為にパッキン6を介して調整筒2
上部内面に挿入すると共に蓋支持体の短管31の内面と
調整筒の係止突起22の上面とで形成される凹部に当該
蓋体4を着脱自在に装着することによって組立ての作業
を完了する。
【0010】
【発明の効果】本発明の点検蓋の取付構造、従来構造に
比較して次のような優位な特徴を有している。蓋支持体
3は、鋳鉄製であるので輪荷重によって破損することが
なく、また当該支持体の鍔32が掃除口管1の上面と調
整筒の係止突起22との間で挟持固定されているので輪
荷重が作用しても沈み込んだり、がたついたりあるいは
浮き上がったりすることがない。掃除口管1と調整筒2
は共に合成樹脂製であるので両者を接着剤によって容易
に而も強固に接着接合することができ。連結部材のリン
グ体51を保持する支持穴23aに連通するスリット2
3bが上記の通り特殊な形状をしているので、支持穴2
3a内にリング体51を容易に嵌め込むことができ、一
度嵌め込まれたらリング体51は支持穴23aから外れ
ることがないので、 連結部材5の他端に連結されてい
る蓋体4が粉失することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点検蓋の取付構造の一例を示す部分断
面図。
【図2】本発明の調整筒の短管内面に設けたフックの平
面図。
【図3】従来の点検蓋の取付構造の一例を示す部分断面
図。
【符号の説明】
1 掃除口管 2 調整筒 21 調整筒の短管 22 調整筒の係止突起 23 調整筒のフック 23a フックの支持穴 23b スリット 3 蓋支持体 31 蓋支持体の短管 32 蓋支持体の鍔 4 蓋体 41 蓋体のフック 5 連結部材 51 連結部材のリング体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面の近傍位置まで立ち上がった合成
    樹脂製の掃除口管(1)と、短管(21)の上端外周に
    係止突起(22)が突設された合成樹脂製の調整筒
    (2)と、短管(31)の下端内周に鍔(32)が突設
    された鋳鉄製の蓋支持体(3)及び蓋体(4)との部材
    からなり、掃除口管(1)の上端内面に調整筒(2)の
    下部が挿入接着され、また調整筒の係止突起(22)に
    蓋支持体の短管(31)が外挿されると共に蓋支持体の
    鍔(32)が掃除口管(1)の上端と調整筒の係止突起
    (22)との間に挟持固定され、蓋支持体の短管(3
    1)の内面と調整筒の係止突起(22)の上面とで形成
    される凹部に蓋体(4)が着脱自在に装着されることを
    特徴とする点検蓋の取付構造。
  2. 【請求項2】 調整筒の短管内面に設けられたフック
    (23)と、蓋体の下面に設けたフック(41)とが鎖
    等の連結部材(5)で接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の点検蓋の取付構造。
  3. 【請求項3】 調整筒の短管内面に設けられたフック
    (23)には、連結部材のリング体(51)が保持され
    る支持穴(23a)と該支持穴(23a)に連通するス
    リット(23b)とを有し、また該スリット(23b)
    の幅が支持穴(23a)に接近するにつれて縮小してリ
    ング体(51)の幅よりも狭くなっていることを特徴と
    する請求項2記載の点検蓋の取付構造。
JP2000149199A 2000-05-22 2000-05-22 点検蓋の取付構造 Pending JP2001329605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007309047A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 蓋紛失防止部材およびその製造方法
JP2010070936A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Aron Kasei Co Ltd ますの蓋枠

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007309047A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 蓋紛失防止部材およびその製造方法
JP4625426B2 (ja) * 2006-05-22 2011-02-02 前澤化成工業株式会社 蓋紛失防止部材およびその製造方法
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