JP2001329590A - 床部材 - Google Patents
床部材Info
- Publication number
- JP2001329590A JP2001329590A JP2000148797A JP2000148797A JP2001329590A JP 2001329590 A JP2001329590 A JP 2001329590A JP 2000148797 A JP2000148797 A JP 2000148797A JP 2000148797 A JP2000148797 A JP 2000148797A JP 2001329590 A JP2001329590 A JP 2001329590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor member
- floor
- hollow molded
- molded body
- filled
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全体の剛性が高まり、断熱効果も有して、し
かも容易にマテリアルリサイクルを行うことができる床
部材の提供を目的とする。 【構成】 ユニットルームの床面を構成する床部材1で
あって、床部材1は、熱可塑性樹脂の中空成形体2内に
発泡材3が充填されて構成されている。
かも容易にマテリアルリサイクルを行うことができる床
部材の提供を目的とする。 【構成】 ユニットルームの床面を構成する床部材1で
あって、床部材1は、熱可塑性樹脂の中空成形体2内に
発泡材3が充填されて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニットバス,ユニ
ットシャワーブース等の床面を構成する床部材に関する
ものである。
ットシャワーブース等の床面を構成する床部材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ユニットバス,ユニ
ットシャワーブース等のユニットルームの床面を構成す
る床部材51は、図2の平面図で、また図3の裏面図
で、さらに図4の断面図で示すような構造となってお
り、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂にガラス繊
維,骨材を含有させた弾性率の高い材料を用いて、プレ
ス成形し、裏面には格子状にリブ52を一体形成して強
度を確保するように構成されている。このような従来の
床部材51においては、熱硬化性樹脂で形成されている
ため、廃棄する際などに、溶かして再利用することがで
きず、リサイクル化が困難であるという問題点があっ
た。
ットシャワーブース等のユニットルームの床面を構成す
る床部材51は、図2の平面図で、また図3の裏面図
で、さらに図4の断面図で示すような構造となってお
り、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂にガラス繊
維,骨材を含有させた弾性率の高い材料を用いて、プレ
ス成形し、裏面には格子状にリブ52を一体形成して強
度を確保するように構成されている。このような従来の
床部材51においては、熱硬化性樹脂で形成されている
ため、廃棄する際などに、溶かして再利用することがで
きず、リサイクル化が困難であるという問題点があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、容易にリサイクル化で
きる剛性の高い床部材を提供せんことを目的とし、その
第1の要旨は、ユニットルームの床面を構成する床部材
であって、該床部材は、熱可塑性樹脂の中空成形体内に
発泡材が充填された構造であることである。また、第2
の要旨は、前記中空成形体が、ブロー成形または押出成
形されたものであることである。
点に鑑み案出したものであって、容易にリサイクル化で
きる剛性の高い床部材を提供せんことを目的とし、その
第1の要旨は、ユニットルームの床面を構成する床部材
であって、該床部材は、熱可塑性樹脂の中空成形体内に
発泡材が充填された構造であることである。また、第2
の要旨は、前記中空成形体が、ブロー成形または押出成
形されたものであることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ユニットバス等のユニットルームの床面
を構成する床部材1の断面構成図であり、この床部材1
は、中空成形体2内に発泡材3を充填して構成したもの
で、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン,ポリスチ
レン,ABSなどの熱可塑性樹脂を用いて、ブロー成形
または押出成形により前記中空成形体2が成形され、そ
の中空成形体2内に、発泡材3を成形と同時に充填する
か、または中空成形体2の成形後に充填させて製造する
ことができ、発泡材3が内部に充填されているため全体
としての剛性が高められて、足下荷重の部分的剛性も得
られるものとなる。
する。図1は、ユニットバス等のユニットルームの床面
を構成する床部材1の断面構成図であり、この床部材1
は、中空成形体2内に発泡材3を充填して構成したもの
で、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン,ポリスチ
レン,ABSなどの熱可塑性樹脂を用いて、ブロー成形
または押出成形により前記中空成形体2が成形され、そ
の中空成形体2内に、発泡材3を成形と同時に充填する
か、または中空成形体2の成形後に充填させて製造する
ことができ、発泡材3が内部に充填されているため全体
としての剛性が高められて、足下荷重の部分的剛性も得
られるものとなる。
【0005】また、発泡材3が充填されているため断熱
効果も発揮することができ、さらには、発泡材3と共に
中空成形体2内に温水管等を設置することも容易であ
り、温水管を内部に設置した場合には、温水管内に温水
を通して床暖房機能を発揮させることができるものであ
る。
効果も発揮することができ、さらには、発泡材3と共に
中空成形体2内に温水管等を設置することも容易であ
り、温水管を内部に設置した場合には、温水管内に温水
を通して床暖房機能を発揮させることができるものであ
る。
【0006】また、全体として、従来のプレス成形した
床部材よりも軽量化させることができるものである。さ
らに中空成形体2と同じ材料の発泡材3であれば、廃棄
する時に分別する手間が掛からず、中空成形体2と発泡
材3を同時に溶かして再利用することができるものとな
り、マテリアルリサイクルを容易に行うことができるも
のとなる。
床部材よりも軽量化させることができるものである。さ
らに中空成形体2と同じ材料の発泡材3であれば、廃棄
する時に分別する手間が掛からず、中空成形体2と発泡
材3を同時に溶かして再利用することができるものとな
り、マテリアルリサイクルを容易に行うことができるも
のとなる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、ユニットルームの床面を構成
する床部材であって、床部材は、熱可塑性樹脂の中空成
形体内に発泡材が充填された構造であることにより、全
体の剛性及び部分的な剛性を確保することができ、また
断熱効果がある軽量な床部材となり、しかも廃棄する際
には溶かして再利用することが可能であり、容易にマテ
リアルリサイクルを行うことができる効果を有する。
する床部材であって、床部材は、熱可塑性樹脂の中空成
形体内に発泡材が充填された構造であることにより、全
体の剛性及び部分的な剛性を確保することができ、また
断熱効果がある軽量な床部材となり、しかも廃棄する際
には溶かして再利用することが可能であり、容易にマテ
リアルリサイクルを行うことができる効果を有する。
【0008】また、中空成形体が、ブロー成形または押
出成形されたものであることにより、中空成形体の成形
と同時に発泡材を充填させて、容易かつ短時間で床部材
を製造することができるものとなる。
出成形されたものであることにより、中空成形体の成形
と同時に発泡材を充填させて、容易かつ短時間で床部材
を製造することができるものとなる。
【図1】床部材の断面構成図である。
【図2】従来の床部材の平面図である。
【図3】従来の床部材の裏面図である。
【図4】従来の床部材の断面構成図である。
1 床部材 2 中空成形体 3 発泡材
Claims (2)
- 【請求項1】 ユニットルームの床面を構成する床部材
であって、該床部材は、熱可塑性樹脂の中空成形体内に
発泡材が充填された構造であることを特徴とする床部
材。 - 【請求項2】 前記中空成形体が、ブロー成形または押
出成形されたものであることを特徴とする請求項1に記
載の床部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148797A JP2001329590A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 床部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148797A JP2001329590A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 床部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001329590A true JP2001329590A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18654762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148797A Pending JP2001329590A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 床部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001329590A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004183243A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Kyoraku Co Ltd | 浴室の防水パン |
JP2008025122A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Toto Ltd | 防水機能を備えた床 |
JP2011149272A (ja) * | 2011-03-17 | 2011-08-04 | Toto Ltd | 洗い場床 |
JP2020051175A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室床構造 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148797A patent/JP2001329590A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004183243A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Kyoraku Co Ltd | 浴室の防水パン |
JP2008025122A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Toto Ltd | 防水機能を備えた床 |
JP2011149272A (ja) * | 2011-03-17 | 2011-08-04 | Toto Ltd | 洗い場床 |
JP2020051175A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室床構造 |
JP7164168B2 (ja) | 2018-09-28 | 2022-11-01 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室床構造 |
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