JP2001329507A - アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法 - Google Patents

アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法

Info

Publication number
JP2001329507A
JP2001329507A JP2000150288A JP2000150288A JP2001329507A JP 2001329507 A JP2001329507 A JP 2001329507A JP 2000150288 A JP2000150288 A JP 2000150288A JP 2000150288 A JP2000150288 A JP 2000150288A JP 2001329507 A JP2001329507 A JP 2001329507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screed
vehicle body
asphalt finisher
traveling vehicle
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000150288A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nakajima
理 中島
Nobuyuki Baba
信行 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2000150288A priority Critical patent/JP2001329507A/ja
Publication of JP2001329507A publication Critical patent/JP2001329507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキアップ専用装置を用いることなく、
軟弱地盤であっても安全、且つ、簡単にアスファルトフ
ィニッシャーの走行車体後部をジャッキアップできるよ
うにする。 【解決手段】 前後輪タイヤ2,2及び3,3を備えた
走行車体4の両側にピボットピン6,6によってスクリ
ードアーム5,5の前端部を枢支すると共に、前記走行
車体4後部上端に回動可能に吊下したリフトシリンダ
7,7に前記スクリードアーム5,5の後端近傍を枢着
し、且つ、該スクリードアーム5,5の後端部にスクリ
ード8を挟持して成るアスファルトフィニッシャー1に
於いて、前記リフトシリンダ7を伸長し、前記ピボット
ピン6を支点として前記スクリードアーム5,5を下方
に回動させることにより前記スクリード8を接地させ、
更に、前記リフトシリンダ7,7を伸長することによ
り、前記スクリード8及び前記前輪タイヤ2,2を支点
として、前記走行車体4の後部を持ち上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アスファルトフ
ィニッシャーのジャッキアップ方法に関するものであ
り、特に、ジャッキアップ専用装置を用いることなく、
アスファルトフィニッシャーのスクリードを上下動させ
るリフトシリンダを伸長することにより、該スクリード
及び前輪タイヤを支点として走行車体の後部を持ち上
げ、後輪タイヤの交換を行えるようにしたアスファルト
フィニッシャーのジャッキアップ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
此種アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法
について説明する。従来、アスファルトフィニッシャー
の後輪タイヤがパンクすると、走行車体の下側に配設さ
れたフレームと地面との間にジャッキアップ専用装置を
挿入し、該ジャッキアップ専用装置の力で前記フレーム
をジャッキアップして前記走行車体を地面から持ち上げ
ていた。そして、これにより生じた隙間に台座を挿入
し、該台座に前記走行車体の後部を支持させてタイヤ交
換を行っていた。
【0003】然しながら、前記アスファルトフィニッシ
ャーは車体本体のみでもかなりの重量があり、誤った方
法や誤った位置でジャッキアップすると非常に危険であ
り、特に、前記ジャッキアップ方法を用いた場合、軟弱
地盤での作業が危険であり、実際に軟弱地盤で作業を行
うことは不可能であった。又、前記フレームの構造上、
ジャッキアップが可能な位置はフレーム中央付近に限定
されており、前記ジャッキアップ方法を用いて、例えば
前記ジャッキアップ専用装置の挿入位置が不適正のまま
ジャッキアップしてしまうと前記フレームを損傷する等
の問題があった。更に、前記ジャッキアップ専用装置を
挿入する隙間がない場合も発生する等、種々の問題が発
生した。
【0004】そこで、ジャッキアップ専用装置を用いる
ことなく、軟弱地盤であっても安全、且つ、簡単にアス
ファルトフィニッシャーの走行車体後部をジャッキアッ
プするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、前後輪タイヤを備え
た走行車体の両側にピボットピンによってスクリードア
ームの前端部を枢支すると共に、前記走行車体後部上端
に回動可能に吊下したリフトシリンダに前記スクリード
アームの後端近傍を枢着し、且つ、該スクリードアーム
の後端部にスクリードを挟持して成るアスファルトフィ
ニッシャーに於いて、前記リフトシリンダを伸長し、前
記ピボットピンを支点として前記スクリードアームを下
方に回動させることにより前記スクリードを接地させ、
更に、前記リフトシリンダを伸長することにより、前記
スクリード及び前記前輪タイヤを支点として、前記走行
車体の後部を持ち上げるようにしたアスファルトフィニ
ッシャーのジャッキアップ方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図1に於いて、1はアス
ファルトフィニッシャーを示し、該アスファルトフィニ
ッシャー1は前輪タイヤ2,2及び後輪タイヤ3,3を
備えた走行車体4の両側にスクリードアーム5,5が設
けられ、該スクリードアーム5,5は前端を前記走行車
体4に設けたピボットピン6,6に枢着され、後端近傍
を前記走行車体4に回転自在に吊下されたリフトシリン
ダ7,7に枢支されている。そして、前記スクリードア
ーム5,5の後端部にはスクリード8が挟持されてい
る。
【0007】而して、前記後輪タイヤ3がパンクする
と、パンクした側の前記走行車体4のフレーム9が接地
するが、この状態で前記リフトシリンダ7,7を伸長さ
せると、図2に示す如く、該リフトシリンダ7,7は前
記スクリードアーム5,5を下方に押し、該スクリード
アーム5,5は前記ピボットピン6,6を回転中心とし
て図に於いて時計回りに回転し、該スクリードアーム
5,5の後端部に挟持された前記スクリード8が下動し
て接地する。
【0008】そして、更に、前記リフトシリンダ7,7
を伸長させると前記スクリード8と前記前輪タイヤ2,
2とを支点として前記走行車体4の後部が持ち上げられ
る(ジャッキアップされる)と共に、前記後輪タイヤ
3,3が地面から離間する。而して、前記走行車体4が
十分に持ち上がった時、地面と前記フレーム9の隙間に
台座10を挿入し、更に、前記リフトシリンダ7,7を
縮小させて前記車体本体4の後部を前記台座10に支持
させ、この状態で前記後輪タイヤ3の交換を行う。
【0009】前記ジャッキアップ方法によると、前記ス
クリード8はジャッキアップ専用装置よりも広い面積で
接地できるため、安定性がよく、多少の悪い地盤でもジ
ャッキアップ作業が可能となる。又、前記ジャッキアッ
プ方法は前記走行車体4の前記フレーム9に当接させて
ジャッキアップしないので該フレーム9を損傷すること
もない。従って,ジャッキアップ専用装置を用いること
なく、軟弱地盤であっても安全に、且つ、簡単にアスフ
ァルトフィニッシャーの前記車体本体4をジャッキアッ
プすることができる。
【0010】次に、前述の動作を行わせるための油圧回
路を図3に従って説明する。図に於いて、11は油圧回
路であり、該油圧回路11の動力源12及び油圧源13
はリリーフ弁14を介して方向切換弁15に接続され、
該方向切換弁15はダブルパイロットチェック弁16を
介して前記リフトシリンダ7,7に接続されている。
【0011】前記方向切換弁15は4ポート3位置切換
弁であり、中立位置に於いて、前記油圧源13の油路で
あるPポートを遮断し、前記ダブルパイロットチェック
弁16側の2つのポートA及びBをTポートに繋ぎタン
ク17に連通させるように構成されている。
【0012】又、前記ダブルパイロットチェック弁16
は前記方向切換弁15側の2つの油路R,Sが同時に前
記タンク17に連通された時、前記リフトシリンダ7,
7側からの圧油の逆流を阻止するように構成されてお
り、且つ、前記2つの油路R,Sの内、一方の油路に前
記油圧源13からの圧力がかかった時、該圧力によって
他方の油路側の前記ダブルパイロットチェック弁16に
よる前記逆流阻止動作を解除し、該ダブルパイロットチ
ェック弁16内を連通させるように構成されている。更
に、前記リフトシリンダ7,7は分岐点18,18によ
り前記リフトシリンダ7,7のロッド側ポートC及びC
が連通し、且つ、ピストン側ポートD及びDが連通して
いると共に、前記リフトシリンダ7,7のロッドが前記
スクリードアーム(図2に於いて5,5)に枢支されて
いる。
【0013】而して、前記動力源12及び油圧源13に
より発生した圧油は前記リリーフ弁14によりその最高
圧力を規制されながら前記方向切換弁15の前記Pポー
トに圧力を加えている。そして、前記スクリード(図2
に於いて8)を上昇させる時は、前記方向切換弁15を
(イ)位置に切換えて前記Pポートと前記Bポートを繋
ぎ、且つ、前記Tポートと前記Aポートを繋ぐと、前記
Pポートの圧油は前記Bポートから前記ダブルパイロッ
トチェック弁16を介して前記リフトシリンダ7,7の
前記ロッド側ポートC,Cに圧力を加え、これによって
該リフトシリンダ7,7は縮小し前記スクリードが引き
上げられる。この時、前記リフトシリンダ7,7の前記
ロッド側ポートC及びCは連通しているので該リフトシ
リンダ7,7の動作は連動し、該リフトシリンダ7,7
によって上下動される前記スクリードは左右同じ力で引
き上げられ水平を保持する。尚、前記リフトシリンダ
7,7の前記ピストン側ポートD,Dの圧油は前記ダブ
ルパイロットチェック弁16及び前記方向切換弁15を
介して前記タンク17に還流する。
【0014】次に、前記スクリードを所定高さで保持す
る時は、前記方向切換弁15を中立位置(ロ)に切換え
ると、前記Pポートは遮断され、前記A、B及びTポー
トは前記タンク17に連通して、前記ダブルパイロット
チェック弁16と前記リフトシリンダ7,7間の圧油は
該ダブルパイロットチェック弁16によって遮断される
ので前記リフトシリンダ7,7はロックされる。これに
よって、前記スクリードは所定高さに保持される。
【0015】更に、前記スクリードを下げる時、又は、
前記走行車体(図2に於いて4)の後部をジャッキアッ
プする時は、前記方向切換弁15を(ハ)位置に切換え
前記Pポートと前記Aポートを繋ぎ、前記Tポートと前
記Bポートを繋ぐと、前記動力源12及び前記油圧源1
3により発生した圧油は前記方向切換弁15から前記ダ
ブルパイロットチェック弁16を通り、前記リフトシリ
ンダ7,7の前記ピストン側ポートD,Dに圧力を加
え、前記スクリードを下方に下げ、該スクリードが地面
に到達する。
【0016】尚、前記リフトシリンダ7の前記シリンダ
側ポートC,Cの圧油は前記ダブルパイロットチェック
弁16及び前記方向切換弁15を介して前記タンク17
に還流する。
【0017】そして、更に、前記リフトシリンダ7,7
の前記ピストン側ポートD,Dに圧力を加え続けると、
該スクリード及び前記前輪タイヤ(図2に於いて2,
2)を支点として前記走行車体(図2に於いて4)後部
を持ち上げると共に、前記後輪タイヤ(図2に於いて
3,3)を地面から離間させる。
【0018】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、アスファルトフィニッシャーのスクリードアーム
に枢支したリフトシリンダを伸長し、ピボットピンを支
点として前記スクリードアームを下方に回動させること
により前記スクリードを接地させ、更に、前記リフトシ
リンダを伸長することにより、前記スクリード及び前輪
タイヤを支点として、前記アスファルトフィニッシャー
の走行車体の後部を持ち上げるようにしたから、前記ス
クリードはジャッキアップ専用装置よりも広い面積で安
定して接地できるため、安定性がよく、軟弱地盤でも安
全なジャッキアップ作業が可能となる。
【0020】斯くして、本発明は、ジャッキアップ専用
装置を用いることなく、軟弱地盤であっても安全、且
つ、簡単にアスファルトフィニッシャーの走行車体後部
をジャッキアップできる等、正に著大なる効果を奏する
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、後輪タイヤがパ
ンクした時の状態を示すアスファルトフィニッシャーの
側面図。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、走行車体後部を
ジャッキアップした状態を示すアスファルトフィニッシ
ャーの側面図。
【図3】本発明の一実施の形態を示し、アスファルトフ
ィニッシャーのスクリードを上下動させるための油圧回
路。
【符号の説明】
1 アスファルトフィニッシャー 2 前輪タイヤ 3 後輪タイヤ 4 走行車体 5 スクリードアーム 6 ピボットピン 7 リフトシリンダ 8 スクリード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪タイヤを備えた走行車体の両側に
    ピボットピンによってスクリードアームの前端部を枢支
    すると共に、前記走行車体後部上端に回動可能に吊下し
    たリフトシリンダに前記スクリードアームの後端近傍を
    枢着し、且つ、該スクリードアームの後端部にスクリー
    ドを挟持して成るアスファルトフィニッシャーに於い
    て、前記リフトシリンダを伸長し、前記ピボットピンを
    支点として前記スクリードアームを下方に回動させるこ
    とにより前記スクリードを接地させ、更に、前記リフト
    シリンダを伸長することにより、前記スクリード及び前
    記前輪タイヤを支点として、前記走行車体の後部を持ち
    上げるようにしたことを特徴とするアスファルトフィニ
    ッシャーのジャッキアップ方法。
JP2000150288A 2000-05-22 2000-05-22 アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法 Pending JP2001329507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150288A JP2001329507A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150288A JP2001329507A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001329507A true JP2001329507A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18656021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000150288A Pending JP2001329507A (ja) 2000-05-22 2000-05-22 アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001329507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109914201A (zh) * 2017-12-13 2019-06-21 约瑟夫福格勒公司 带有可提升底盘的路面整修机
US11060249B2 (en) 2017-12-13 2021-07-13 Joseph Voegele Ag Adjustment of the leveling cylinder setting in a road finisher

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109914201A (zh) * 2017-12-13 2019-06-21 约瑟夫福格勒公司 带有可提升底盘的路面整修机
CN109914201B (zh) * 2017-12-13 2021-06-29 约瑟夫福格勒公司 带有可提升底盘的路面整修机
US11060249B2 (en) 2017-12-13 2021-07-13 Joseph Voegele Ag Adjustment of the leveling cylinder setting in a road finisher

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06344922A (ja) パレットリフトトラック
US2762313A (en) Railway track appliances
JP2001329507A (ja) アスファルトフィニッシャーのジャッキアップ方法
JP4104202B2 (ja) カウンタウエイト脱着装置
JP2002079817A (ja) 車両用車輪走行装置
CN204367811U (zh) 底盘调平安装结构
JP3634943B2 (ja) 軌陸車の車輪位置保持装置
JP3688387B2 (ja) 高所作業車
JP2506489B2 (ja) 重量物脱着機構を備えたジャッキ
JP5926114B2 (ja) 車両搭載型クレーン
JP2598415Y2 (ja) 自走式薪割機
JP6974790B2 (ja) 軌陸車
CN104512393B (zh) 一种清障车前支腿结构
JPH092795A (ja) 作業車用油圧回路
JP2002067649A (ja) 作業車両用車輪走行装置
JP2602045Y2 (ja) トラックの突入防止装置
JP6932471B2 (ja) 杭打機及び杭打機の使用方法
JPH082187Y2 (ja) ブルドーザのブレード制御油圧回路
JP6231338B2 (ja) 軌道走行作業車両の制動力制御装置
JPH0714410Y2 (ja) ロータリ除雪車の除雪装置
KR20020039038A (ko) 차량용 견인 후크의 강도 및 내구성 시험장치
JP3834456B2 (ja) 軌陸作業車
JPH0667683B2 (ja) ホイ−ル式建設車両の車輪軸懸架装置
JPH0543322B2 (ja)
JP5972004B2 (ja) 軌陸車