JP2001328723A - コンベア乗り継ぎ部構造 - Google Patents

コンベア乗り継ぎ部構造

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JP2001328723A
JP2001328723A JP2000149405A JP2000149405A JP2001328723A JP 2001328723 A JP2001328723 A JP 2001328723A JP 2000149405 A JP2000149405 A JP 2000149405A JP 2000149405 A JP2000149405 A JP 2000149405A JP 2001328723 A JP2001328723 A JP 2001328723A
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conveyor
belt
downstream
connection part
plate
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JP2000149405A
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English (en)
Inventor
Kosaku Kashiro
幸作 嘉代
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り継がれるコンベアベルトの搬送物の落下
衝撃を緩和してベルトの長命化が可能なコンベア乗り継
ぎ部構造を提供する。 【解決手段】 上流コンベア2から下流コンベア8にば
ら物を乗り継がせる乗り継ぎ部構造において、乗り継ぎ
部シュートの排出部5と下流ベルトコンベアとの間に分
粒板20を取り付けたコンベア乗り継ぎ部構造。さらな
るものは、前記構造において、複数の長穴20aを有す
る分粒板を下流ベルトコンベアの進行方向に下り傾斜す
るように取付けた構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ばら物を輸送する
コンベアの乗り継ぎ部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上流コンベアで搬送されてきたばら物
は、乗り継ぎ部を介して下流コンベアに乗り継ぐ。この
乗り継ぎのとき、ばら物はある高さから移動している下
流コンベアに落下して乗る。そして、乗り継ぎ部におい
てコンベアベルトの寿命影響する要因としては、次のこ
とが知られている。
【0003】ばら物の落下高さが高い程、短命とな
る。ばら物が、比重が大きい、塊が大きい、角を持っ
ている程、短命となる。ベルトが受ける落下衝撃回数
が多い程、短命となる。
【0004】これらを考慮して、ベルトの寿命を長くす
るために、「乗り継ぎ部シュートにおけるばら物の落下
高さを低くする。落下高さが高い場合、シュート内に落
下衝撃緩衝手段として複数受け部(セルフライニング
等)を設ける。」ことが行われている。また、実開平6
−76227号には、シュートの排出口を上流コンベア
の搬送物の落下地点から下流コンベアの進行方向前方に
偏心させた位置に設け、さらに、落下した搬送物が集積
して搬送物の落下地点から前記排出口に向かう連続した
傾斜面形成する落下物集積用ポケットを形成して構成
し、搬送物の落下地点から排出口に向かう連続した傾斜
面に沿って転がりながら排出口から下流コンベアに移し
換え時の衝撃を少なくすることにより、下流コンベアの
ベルトの損傷を軽減することが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高炉におい
ては、溶融・還元性に優れている焼結鉱を多く装入、使
用している。この焼結鉱は粒度範囲が5〜50mmで角
ばっており、ばら物の中ではコンベアベルトに対して非
常に摩耗性の高いものの一つである。このため、焼結鉱
を搬送するコンベアのベルトは、カバーゴムを耐熱性、
耐摩耗および耐剥離・摩耗性の高いものを使用し、上カ
バーゴム厚さも他のばら物を扱うものより厚くしてい
る。しかしながら、同じ焼結鉱を扱うコンベアベルトで
も、そのベルト長さによって、ベルトの寿命は相当のバ
ラツキがある。例えば、ベルト幅1200mm×ベルト
長さ148m;寿命約20月〜23月、ベルト幅120
0mm×ベルト長さ244m;寿命約18月〜26月、
ベルト幅1200mm×ベルト長さ28m;寿命約6月
〜7月である。このように、ベルト長さ(または、コン
ベア機長)の短いものが、ベルト長さの長いベルトに比
較して著しく寿命が短い。この理由は、ベルト長さの短
いものは、ベルト長さの長いものに比較して、乗り継ぎ
部で焼結鉱の落下によってベルトが受ける落下衝撃回数
が著しく多いからである。ベルトの寿命が短いことは、
設備補修コストを上昇させることになるため、寿命の短
いコンベアベルトの寿命の延命化が要望されている。
【0006】実開平6−76227号のように構成すれ
ば、搬送物の乗り移り時の衝撃が幾分緩和されるが、大
きな塊がベルトに直接落下するのでベルトの摩耗軽減の
程度は僅かである。
【0007】本発明は、このような要望に鑑みなされた
もので、乗り継がれるコンベアベルトの搬送物の落下衝
撃を緩和してベルトの長命化が可能なコンベア乗り継ぎ
部構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を、以
下の乗り継ぎ部シュートによって達成する。請求項1の
ものは、上流コンベアから下流コンベアにばら物を乗り
継がせる乗り継ぎ部構造において、乗り継ぎ部シュート
の排出部と下流ベルトコンベアとの間に分粒板を取り付
けたコンベア乗り継ぎ部構造である。
【0009】請求項2のものは、請求項1において、複
数の長穴を有する分粒板を下流ベルトコンベアの進行方
向に下り傾斜するように取付けたものである。
【0010】本発明でいう分粒板とは、ばら物の粒度を
分別(ふるい分け)するもので、棒鋼製のグリズリー、
鋼板に長穴または丸穴を打ち抜き成形したスクリーンプ
レート、線材で編んだスクリーン網が使用される。
【0011】この乗り継ぎ部構造によれば、下流コンベ
アベルト上に最初に小粒径のばら物が乗り、下流で小粒
径のばら物の層上に大粒径ばら物が乗るようになる。こ
れにより、大粒径焼結鉱の落下による大きな衝撃力は、
上流で形成された小粒径焼結鉱の層により吸収され、ま
た、大粒径焼結鉱がベルトに直接当たることが無いか
ら、大粒径焼結鉱によるベルトの上カバーゴムの削り取
り摩耗(カット摩耗)が無くなる。したがって、下流ベ
ルトコンベアのベルト摩耗が大幅に軽減され、コンベア
ベルトの寿命を延命できる。
【0012】請求項3のものは、請求項1または2にお
いて、分粒板に振動手段を付設したものである。
【0013】これによれば、分粒板の長穴(ふるい目)
の目詰まりが防止されるので、ばら物のふるい分け機能
を長期間維持することができる。すなわち、大塊による
落下衝撃を長期間、軽減することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。図1は、本発明に係るコンベア乗
り継ぎ部の正面図、図2は、本発明に係るコンベア乗り
継ぎ部の側面図である。図において、1はコンベア乗り
継ぎ部シュート、2は上流ベルトコンベア、3はヘッド
プーリー、4はスナッププーリーである。上流ベルトコ
ンベア2で運ばれてきた焼結鉱は、ヘッドプーリーで放
出され、破線矢印のように落下しシュート1の焼結鉱で
セルフライニングされた壁に当たり、方向を変えてシュ
ート出口5から矢印の方向に移動している下流ベルトコ
ンベア8に落下して乗る。本発明においては、シュート
出口5の内部に図1に示すように、分粒板20を下流ベ
ルトコンベア8の進行方向に下り傾斜するように取付け
ている。21,21は、シュート出口5内部に下流ベル
トコンベア8の幅方向に前記分粒板20の傾斜に見合う
高低差を付けて取り付けた分粒板20の取付け部材であ
る。分粒板としては、棒鋼製のグリズリー、鋼板に長穴
または丸穴を打ち抜き成形したスクリーンプレート、線
材で編んだスクリーン網が使用される。
【0015】分粒板(スクリーンプレート)20は、図
3および4に示すように、矩形の鋼板に複数の長穴20
aが形成されている。また、分粒板20の裏面には、こ
れを前記取付け部材21、21に固着するための4本の
ボルト22〜22が取付けてある。そしてまた、スクリ
ープレート20の上面には、摩耗から保護するために、
硬化肉盛り23が施されている。
【0016】この分粒板20は、図1および2に示すよ
うに、焼結鉱に含まれる小粒径焼結鉱10(例えば、2
0mm未満3mm以上)をふるい下としてベルトに乗せ
小粒径焼結鉱10の層をベルト上に形成させ、ふるい上
となる大粒径焼結鉱(例えば、20mm以上50mm以
下)9を小粒径焼結鉱10の層上にの乗せるためのもの
である。このようにして焼結鉱をベルトに乗せれば、従
来、焼結鉱に含まれている大粒径焼結鉱9がベルトに直
接当たることを防ぐことができる。
【0017】即ち、大粒径焼結鉱9の落下による大きな
衝撃力は、上流で形成された小粒径焼結鉱10の層によ
り吸収され、また、大粒径焼結鉱9がベルトに直接当た
ることが無いから、大粒径焼結鉱9によるベルトの上カ
バーゴムの削り取り摩耗(カット摩耗)が無くなる。し
たがって、下流ベルトコンベア8のベルト摩耗が大幅に
軽減され、コンベアベルトの寿命がベルト長さの長いベ
ルトと同程度になる。
【0018】分粒板にバイブレーター等の振動手段を取
り付ければ、長穴(ふるい目)の目詰まりを防止できる
ので、ばら物のふるい分け機能を長期間維持することが
できる。
【0019】
【実施例】本発明の乗り継ぎ部構造を、ベルト幅120
0mm×水平機長11、5m×ベルト速度105m/m
in×能力1370t/hのシャトルコンベアの乗り継
ぎ部に実施した。分粒板は、幅370mm×長さ600
mm×厚さ22mm、開き目20mm×長さ120mm
×穴個数24、上面に硬化肉盛りしたもので、ベルト幅
方向に2枚並べて取付けた。
【0020】実施後12月経過したときのベルト上カバ
ーゴムの摩耗量から推定すると、寿命は20月に達する
ものと予想される。焼結鉱の粒度分布は、50mm以下
25mm以上;16%、25mm未満10mm以上;2
5%、10mm未満5mm以上;30%、5mm未満;
9%である。
【0021】本発明は、上述の焼結鉱ばかりでなく、摩
耗性の大きい他の鉱石等のばら物を扱うコンベア等の乗
り継ぎ部にも適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上流コンベアから放出
されたばら物が、分粒板により小粒径ばら物と大粒径ば
ら物に分離され、下流コンベアベルト上に最初に小粒径
のばら物が乗り、下流で小粒径のばら物の層上に大粒径
ばら物が乗るようになる。これにより、大粒径焼結鉱の
落下による大きな衝撃力は、小粒径焼結鉱の層により吸
収され、また、大粒径焼結鉱がベルトに直接当たること
が無いから、大粒径焼結鉱によるベルトの上カバーゴム
の削り取り摩耗(カット摩耗)が無くなる。したがっ
て、下流ベルトコンベアのベルトの寿命を延命できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベア乗り継ぎ部の正面図であ
る。
【図2】本発明に係るコンベア乗り継ぎ部の側面図であ
る。
【図3】本発明に係る分粒板の平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 乗り継ぎ部シュート 2 上流ベルトコンベア 3 ヘッドプーリー 5 シュート出口 8 下流ベルトコンベア 9 大粒径焼結鉱 10 小粒径焼結鉱 20 分粒板(スクリーンプレート) 20a 長穴 21 取付け部材 22 ボルト 23 硬化肉盛り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流コンベアから下流コンベアにばら物
    を乗り継がせる乗り継ぎ部構造において、乗り継ぎ部シ
    ュートの排出部と下流ベルトコンベアとの間に分粒板を
    取り付けたことを特徴とするコンベア乗り継ぎ部構造。
  2. 【請求項2】 複数の長穴を有する分粒板を下流ベルト
    コンベアの進行方向に下り傾斜するように取付けた請求
    項1記載のコンベア乗り継ぎ部構造。
  3. 【請求項3】 分粒板に振動手段を付設した請求項1ま
    たは2記載のコンベア乗り継ぎ部構造。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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