JPH11183040A - 焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット - Google Patents
焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケットInfo
- Publication number
- JPH11183040A JPH11183040A JP35460997A JP35460997A JPH11183040A JP H11183040 A JPH11183040 A JP H11183040A JP 35460997 A JP35460997 A JP 35460997A JP 35460997 A JP35460997 A JP 35460997A JP H11183040 A JPH11183040 A JP H11183040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- bracket
- bush
- wire bracket
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚さ寸法をより小さくできるワイヤ−ブラケ
ットを提供しもってパレット幅方向の通気性のバラツキ
を小さくする。 【解決手段】 焼結原料をパレット上に供給するスクリ
−ン式シュ−トを構成しワイヤ−ロ−プを支持、案内す
るワイヤ−ブラケット1のブッシュ孔1cの内周面にね
じを刻設し、該ねじ孔に外周面にねじを刻設したブッシ
ュ4をねじ込み固定した焼結機スクリ−ン式シュ−トの
ワイヤ−ブラケット
ットを提供しもってパレット幅方向の通気性のバラツキ
を小さくする。 【解決手段】 焼結原料をパレット上に供給するスクリ
−ン式シュ−トを構成しワイヤ−ロ−プを支持、案内す
るワイヤ−ブラケット1のブッシュ孔1cの内周面にね
じを刻設し、該ねじ孔に外周面にねじを刻設したブッシ
ュ4をねじ込み固定した焼結機スクリ−ン式シュ−トの
ワイヤ−ブラケット
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼結原料をパレット
上に供給するスクリ−ン式シュ−トを構成しワイヤ−ロ
−プを支持、案内するワイヤ−ブラケットに関するもの
である。
上に供給するスクリ−ン式シュ−トを構成しワイヤ−ロ
−プを支持、案内するワイヤ−ブラケットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】焼結機のパレット上に原料層の下部に粗
粒原料を上層に細粒原料を装入させ、原料層の焼結性を
向上させるスクリン式シュ−トが開発されている。この
ようなシュ−トの一つとして特開平7−190635号
に開示されたものがある。これは、その上端が原料供給
装置の近傍に位置し、その下端がパレットの上方に位置
してパレットの移動方向と反対の方向に向けて所定角度
で傾斜する篩面で形成されたスクリ−ン式シュ−トであ
って、前記篩面はその上端から下端に向けて互いに所定
の間隔を空けてパレットの幅方向に配設された複数本の
ワイヤ−ロ−プからなり、これら複数本のワイヤ−ロ−
プは複数のパレットの進行方向に沿って配設されたワイ
ヤ−ブラケットによって支持されている。
粒原料を上層に細粒原料を装入させ、原料層の焼結性を
向上させるスクリン式シュ−トが開発されている。この
ようなシュ−トの一つとして特開平7−190635号
に開示されたものがある。これは、その上端が原料供給
装置の近傍に位置し、その下端がパレットの上方に位置
してパレットの移動方向と反対の方向に向けて所定角度
で傾斜する篩面で形成されたスクリ−ン式シュ−トであ
って、前記篩面はその上端から下端に向けて互いに所定
の間隔を空けてパレットの幅方向に配設された複数本の
ワイヤ−ロ−プからなり、これら複数本のワイヤ−ロ−
プは複数のパレットの進行方向に沿って配設されたワイ
ヤ−ブラケットによって支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スクリ−ン式シュ
−トの篩面は、図6に示す、複数のブッシュ打ち込み孔
2に後に説明するブッシュを組み込んだワイヤ−ブラケ
ット1をパレットの幅方向に複数本を配設し、前記ブッ
シュの内径孔にワイヤ−ロ−プを通して形成する。な
お、1aは硬化肉盛である。
−トの篩面は、図6に示す、複数のブッシュ打ち込み孔
2に後に説明するブッシュを組み込んだワイヤ−ブラケ
ット1をパレットの幅方向に複数本を配設し、前記ブッ
シュの内径孔にワイヤ−ロ−プを通して形成する。な
お、1aは硬化肉盛である。
【0004】前記ブッシュ打ち込み孔2は図7に示すよ
うに、その両端部に座ぐり穴3a,3bを有している。そし
て、この孔に図8に示すブッシュ4を打ち込み、該ブッ
シュの両端部に形成された大径部5および6をしっかり
と嵌合させ取付ける。その内径孔4aにワイヤ−ロ−プ
を挿通する。
うに、その両端部に座ぐり穴3a,3bを有している。そし
て、この孔に図8に示すブッシュ4を打ち込み、該ブッ
シュの両端部に形成された大径部5および6をしっかり
と嵌合させ取付ける。その内径孔4aにワイヤ−ロ−プ
を挿通する。
【0005】従来のワイヤ−ブラケット1は、上述した
ように両端部に座ぐり穴3a,3bを形成させねばなら
ないため、その厚さ寸法を大きくしなければならない。
このため、厚さ寸法d(図7参照)を12mm以上にする
必要があった。しかし、厚さ寸法dが大きいと、ワイヤ
−ブラケットの原料付着量が最大となったとき、図4に
示すように、パレット10の長さ方向に断面が200mm
幅×200mm深さの溝12が生じる。この溝は下流で表
面均し装置により平らに均すのであるが、パレット幅方
向の通気性のバラツキが発生し焼結歩留りおよび焼結鉱
の品質低下をきたしていた。
ように両端部に座ぐり穴3a,3bを形成させねばなら
ないため、その厚さ寸法を大きくしなければならない。
このため、厚さ寸法d(図7参照)を12mm以上にする
必要があった。しかし、厚さ寸法dが大きいと、ワイヤ
−ブラケットの原料付着量が最大となったとき、図4に
示すように、パレット10の長さ方向に断面が200mm
幅×200mm深さの溝12が生じる。この溝は下流で表
面均し装置により平らに均すのであるが、パレット幅方
向の通気性のバラツキが発生し焼結歩留りおよび焼結鉱
の品質低下をきたしていた。
【0006】本発明は、厚さ寸法をより小さくできるワ
イヤ−ブラケットを提供しもってパレット幅方向の通気
性のバラツキを小さくすることを目的とする。
イヤ−ブラケットを提供しもってパレット幅方向の通気
性のバラツキを小さくすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を、
焼結原料をパレット上に供給するスクリ−ン式シュ−ト
を構成しワイヤ−ロ−プを支持、案内するワイヤ−ブラ
ケットのブッシュ孔の内周面にねじを刻設し、該ブッシ
ュ孔に外周面にねじを刻設したブッシュをねじ込み固定
した焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット
によって達成する。
焼結原料をパレット上に供給するスクリ−ン式シュ−ト
を構成しワイヤ−ロ−プを支持、案内するワイヤ−ブラ
ケットのブッシュ孔の内周面にねじを刻設し、該ブッシ
ュ孔に外周面にねじを刻設したブッシュをねじ込み固定
した焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット
によって達成する。
【0008】「作用」ワイヤ−ブラケットのブッシュ孔
に外周にねじを刻設したブッシュをねじ込み取り付ける
ようにしたから、ワイヤ−ブラケットの厚さを薄くでき
る。これによりブラケットにより原料層11の表層に生
じる溝12の大きさが図5に示すように、幅が半減し
(100mm)特に深さが1/4(50mm)に減少し
て、パレット幅方向の通気性のバラツキが小さくなる。
に外周にねじを刻設したブッシュをねじ込み取り付ける
ようにしたから、ワイヤ−ブラケットの厚さを薄くでき
る。これによりブラケットにより原料層11の表層に生
じる溝12の大きさが図5に示すように、幅が半減し
(100mm)特に深さが1/4(50mm)に減少し
て、パレット幅方向の通気性のバラツキが小さくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き以下に説明する。図1は、本発明のワイヤ−ブラケッ
トの一部を示した側面図、図2は、図1のA−A矢視
図、図3は、本発明のワイヤ−ブラケットの螺合孔にね
じ込ませるブッシュの縦断面図である。ワイヤ−ブラケ
ット1の傾斜面(硬化肉盛1aがしてある縁)に沿って
所定の間隔でその内周にねじを刻設したブッシュ孔1c
が設けられている。20はブッシュで、この外周にはね
じ20bが刻設されている。
き以下に説明する。図1は、本発明のワイヤ−ブラケッ
トの一部を示した側面図、図2は、図1のA−A矢視
図、図3は、本発明のワイヤ−ブラケットの螺合孔にね
じ込ませるブッシュの縦断面図である。ワイヤ−ブラケ
ット1の傾斜面(硬化肉盛1aがしてある縁)に沿って
所定の間隔でその内周にねじを刻設したブッシュ孔1c
が設けられている。20はブッシュで、この外周にはね
じ20bが刻設されている。
【0010】ブッシュ孔1cにブッシュ20をねじ込
み、その内径孔20aをワイヤ−ロ−プの挿通孔として
いる。このようにすれば、従来の打ち込みブッシュは、
それをワイヤ−ブラケット1にしっかりと固定するため
その両端部に大径部を設けねばならずその分ブッシュが
長くなり、それが取付けられるワイヤ−ブラケット1の
厚さを厚くしなければならなかった。これに対し、本発
明に係るブッシュ20はねじ係合によりワイヤ−ブラケ
ット1に固定するものであるから、前記のような大径部
を必要としないからその分だけワイヤ−ブラケットの厚
さを薄く(例;8mm)また、ブッシュを短くすること
ができる。
み、その内径孔20aをワイヤ−ロ−プの挿通孔として
いる。このようにすれば、従来の打ち込みブッシュは、
それをワイヤ−ブラケット1にしっかりと固定するため
その両端部に大径部を設けねばならずその分ブッシュが
長くなり、それが取付けられるワイヤ−ブラケット1の
厚さを厚くしなければならなかった。これに対し、本発
明に係るブッシュ20はねじ係合によりワイヤ−ブラケ
ット1に固定するものであるから、前記のような大径部
を必要としないからその分だけワイヤ−ブラケットの厚
さを薄く(例;8mm)また、ブッシュを短くすること
ができる。
【0011】図9は、従来のワイヤ−ブラケットを使用
したときと本発明のワイヤ−ブラケットを使用したとき
の焼結鉱の品質および操業諸元を比較したグラフであ
る。この図は、本発明のワイヤ−ブラケットを使用する
ことにより、強度および焼結歩留りが向上し、返鉱が減
少したことを示している。
したときと本発明のワイヤ−ブラケットを使用したとき
の焼結鉱の品質および操業諸元を比較したグラフであ
る。この図は、本発明のワイヤ−ブラケットを使用する
ことにより、強度および焼結歩留りが向上し、返鉱が減
少したことを示している。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤ−ブラケットの
厚さを薄くできるので、焼結原料層のパレット幅方向の
装入密度のバラツキが均一となり、焼結鉱の品質等を向
上させることができる。
厚さを薄くできるので、焼結原料層のパレット幅方向の
装入密度のバラツキが均一となり、焼結鉱の品質等を向
上させることができる。
【図1】本発明のワイヤ−ブラケットの一部をの正面図
である。
である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明に係るブッシュの縦断面図である。
【図4】従来のワイヤ−ブラケットを使用したときの溝
を示す原料層の幅方向断面図である。
を示す原料層の幅方向断面図である。
【図5】本発明のワイヤ−ブラケットを使用したときの
溝を示す原料層の幅方向断面図である。
溝を示す原料層の幅方向断面図である。
【図6】従来のワイヤ−ブラケットの正面図である。
【図7】図6のB−B矢視図である。
【図8】従来のブッシュの縦断面図である。
【図9】従来のワイヤ−ブラケットを使用したときと本
発明のワイヤ−ブラケットを使用したときの焼結鉱の品
質および操業諸元を比較したグラフである。
発明のワイヤ−ブラケットを使用したときの焼結鉱の品
質および操業諸元を比較したグラフである。
1 ワイヤ−ブラケット 1a 硬化肉盛 1c ブッシュ孔 2 ブッシュ打ち込み孔 3a,3b 座ぐり穴 4 ブッシュ 5,6 大径部 10 パレット 11 原料層 20 ブッシュ(ねじ付き) 20a 内径孔 20b ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 焼結原料をパレット上に供給するスクリ
−ン式シュ−トを構成しワイヤ−ロ−プを支持、案内す
るワイヤ−ブラケットのブッシュ孔の内周面にねじを刻
設し、該ブッシュ孔に外周面にねじを刻設したブッシュ
をねじ込み固定したことを特徴とする焼結機スクリ−ン
式シュ−トのワイヤ−ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35460997A JPH11183040A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35460997A JPH11183040A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11183040A true JPH11183040A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18438722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35460997A Pending JPH11183040A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11183040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001328723A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Nkk Corp | コンベア乗り継ぎ部構造 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35460997A patent/JPH11183040A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001328723A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Nkk Corp | コンベア乗り継ぎ部構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0938984A (ja) | プラテン | |
JPH11183040A (ja) | 焼結機スクリ−ン式シュ−トのワイヤ−ブラケット | |
KR100833007B1 (ko) | 소결기 내 통기성 향상을 위한 그레이트바들 | |
JPH11159968A (ja) | 焼結機におけるパレット台車の拡幅装置 | |
KR100843912B1 (ko) | 폭 확장부에서의 풍량을 증대시킨 철광석 소결대차 | |
KR20140017580A (ko) | 스크린 패널 | |
JP5464807B2 (ja) | 焼結機パレットおよびグレートバー押え方法 | |
JP4960555B2 (ja) | 焼結機パレット台車の拡幅装置 | |
KR100793567B1 (ko) | 소결광용 배합원료 장입장치 | |
KR100341279B1 (ko) | 소결설비에 있어서의 팰릿 트럭 | |
US7140222B2 (en) | Apparatus and method for uniform shear deformation | |
KR20040026749A (ko) | 소결 장입층내의 통기도 균배제어장치 | |
JP3439687B2 (ja) | 焼結設備におけるパレット台車 | |
CN1044247A (zh) | 制造金属线的方法和实施这种方法的设备 | |
KR20020050448A (ko) | 소결기의 분할게이트 높이 제어장치 | |
JP5884188B2 (ja) | パレット台車のサイドウォールの摩耗防止構造および摩耗防止方法 | |
JP2732115B2 (ja) | 焼結原料層の通気性調整装置 | |
JPS6148538A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
KR20020020510A (ko) | 소결광용 배합원료의 편석유도장치 | |
JPH0781786B2 (ja) | 焼結用パレット | |
JPH05295456A (ja) | 焼結原料層の通気性制御方法及び装置 | |
JPH0343225Y2 (ja) | ||
KR100406397B1 (ko) | 소결배합원료의장입방법 | |
US728331A (en) | Concentrating apparatus. | |
JP2995775B2 (ja) | 燒結機への床敷鉱供給方法 |