JP2001328497A - ラジエータグリル取付構造 - Google Patents

ラジエータグリル取付構造

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JP2001328497A
JP2001328497A JP2000152851A JP2000152851A JP2001328497A JP 2001328497 A JP2001328497 A JP 2001328497A JP 2000152851 A JP2000152851 A JP 2000152851A JP 2000152851 A JP2000152851 A JP 2000152851A JP 2001328497 A JP2001328497 A JP 2001328497A
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JP
Japan
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male element
radiator grill
female
male
hood
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Application number
JP2000152851A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Nishi
広文 西
Ayako Yakabe
綾子 矢ヶ部
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組付精度と組付作業性を向上し、かつ脱着時に
おけるクリップの破損の恐れをなくしたラジエータグリ
ル取付構造を提供する。 【解決手段】ラジエータグリル1側に係合爪8と凸条9
形成されているプレート状の雄要素4をラジエータグリ
ル1の裏面上部に後方に向けて突設し、フード2側には
前記雄要素4を係止する雌要素5を取り付け、前記雌要
素5は前記雄要素4が挿入する隙間を有し、この隙間内
に雄要素4の係合爪8を係止する係止爪11と前記凸条
9を挿入案内する凹溝12が形成されており、開口部を
前方に向けた横U字形状の挾持部10と、この挾持部1
0の下面に突設された脚部13と、この脚部13に嵌め
込まれて係着するキャップ状部材15とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジエータグリル
を車両のフードに取り付けるラジエータグリル取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラジエータグリルを車両のフードに取り
付けるクリップとして例えば特開平7−42717号で
開示されている。このようなクリップを用いてラジエー
タグリルを車両のフードに取り付ける従来の技術として
は図8で示すように、ラジエータグリル1の裏面上部に
負角成形部材16を固設し、この負角成形部材16に軸
状の雄要素17と、この雄要素17が挿入されて径方向
に拡張する雌要素18からなるクリップを車幅方向に間
隔をおいて複数個を取り付けて前記雌要素18をフード
2に形成されているラジエータグリル取付部3に開設し
た図略の穴に差し込み係着した構造であった。尚、符号
6はフード補強部材7に固定されているフードロックの
ストライカを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の取付構造で
はラジエータグリル1に固設されている負角成形部材1
6に予め取り付けられている雌雄要素18、17のクリ
ップは負角成形部材16に対しフローチング可能に取り
付けられており、ラジエータグリル取付部3に開設した
図略の小さめの穴にフローチングしながら嵌め込まれる
ため、フード2に対するラジエータグリル1のセンタ部
断面位置における組付精度出しに難点があった。また、
ラジエータグリル1の取り付けにはフード2を開いた状
態にして図9で示すように、下方向から手前に斜視B方
向のクリップの軸線方向にクリップをラジエータグリル
取付部3の穴に押し込む組付作業形態となり、組付作業
性にも難点がある上に脱着時には穴に対する窮屈な抜き
差しによってクリップが破損し易く、破損した場合には
破片がフードパネル内部に落下して異音発生の原因とな
る等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、組付精度と組付作業性を
向上し、かつ脱着時におけるクリップの破損の恐れをな
くしたラジエータグリル取付構造を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、ラジエータグリルをフードの所定部位に雌
雄要素よりなるクリップにて固定するラジエータグリル
の取付構造であって、前記ラジエータグリル側には係合
爪が先端部に形成されているプレート状の雄要素がラジ
エータグリルの裏面上部に後方に向けて突設され、前記
フード側には前記雄要素を係止する雌要素が取り付けら
れ、前記雌要素は前記雄要素が挿入する隙間を有し、こ
の隙間内に雄要素の係合爪を係止する係止爪が形成され
ており、開口部を前方に向けた横U字形状の挾持部と、
この挾持部の下面に突設された脚部と、この脚部に嵌め
込まれて係着するキャップ状部材とから構成されている
ことを特徴とする。
【0006】前記雄要素のプレート面に凸条を前後方向
に設け、前記雌要素の挾持部の内面に前記凸条を挿入案
内する凹溝を前後方向に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1はラジエータグリ
ル、2は前記ラジエータグリル1が取り付けられるフー
ド2であり、3はフード2の前端に形成されているラジ
エータグリル取付部3である。前記ラジエータグリル1
の裏面上部にはクリップの雄要素4が設けられており、
ラジエータグリル取付部3には前記雄要素4に対するク
リップの雌要素5が取り付けられている。6はフードロ
ックのストライカであり、フード補強部材7に固設され
ている。前記雄要素4は樹脂又は金属であり、前記雌要
素5は樹脂である。
【0008】前記雄要素4は図2に示すように、ラジエ
ータグリル1の裏面上部に後方に向けて突設したプレー
ト状であり、その先端部の上面には係合爪8が形成され
ており、下面には凸条9がプレートの長手方向の前後方
向に設けられている。
【0009】前記雌要素5は図3に示すように、前記雄
要素4が挿入する隙間を有し、この隙間内に雄要素4の
係合爪8を係止する係止爪11と、この係止爪11の後
方にストッパ片14と、前記凸条9を挿入案内する凹溝
12が形成されており、開口部を前方に向けた横U字形
状の挾持部10と、この挾持部10の下面に突設された
脚部13と、この脚部13に嵌め込まれて係着する図4
に示すキャップ状部材15とから構成されている。前記
脚部13には図6で示すように、外面に突起13aを有
しており、キャップ状部材15の内面には前記脚部13
の突起13aに係合する突起15aを有している。ま
た、キャップ状部材15の上端にはフランジ15bが形
成されている。
【0010】前記雌要素5は前記ラジエータグリル取付
部3において車幅方向の中央位置の1箇所に開設されて
いる図略の穴に装着され、雄要素4はラジエータグリル
1の車幅方向の中央位置の1箇所に突設している。
【0011】図5はラジエータグリル1をフード2に組
み付けた状態を示すものである。この組み付けには、予
め雌要素5をラジエータグリル取付部3に装着する。ラ
ジエータグリル取付部3への雌要素5の装着はキャップ
部材15をラジエータグリル取付部3の穴に挿入してフ
ランジ15bをラジエータグリル取付部3の上面に密接
し、挾持部10の開口部を前向きにして脚部13を前記
キャップ部材15に嵌め込むことにより脚部13の突起
13aとキャップ部材15の突起15aとが係合して抜
け止めされて雌要素5はラジエータグリル取付部3に装
着される。
【0012】前記ラジエータグリル取付部3に予め装着
されている雌要素5の挾持部10の隙間にラジエータグ
リル1側の雄要素4を差し込むことにより、雄要素4の
先端が雌要素10に形成されているストッパ片14に当
接して雄要素4の係合爪8が雌要素10の係止爪11と
前記ストッパ片14とによって挾み込まれて係止爪11
で係止され、ラジエータグリル1が組み付けられる。
【0013】前記フード2に組み付けられたラジエータ
グリル1は、ラジエータグリル取付部3の車幅方向の中
央位置に予め装着されている雌要素5を位置決め基準部
材として雄要素4が雌要素5の挾持部10に挾み込まれ
ることにより上下方向の動きが規制され、雄要素4の係
合爪8が雌要素10の係止爪11とストッパ片14とに
よって挾み込まれて係止爪11で係止されることにより
前後方向の動きが規制される。さらに、雄要素4側の凸
条9が雌要素5側の凹溝12に挿入案内されることによ
り左右方向の動きを規制することができ、センタ部の位
置決め精度向上が容易に得られる。
【0014】前記ラジエータグリル1の組み付けは従来
と同様にフード2を開いた状態で図7の矢視Aに示すよ
うに、フード2の前方に向かって押し込むことで組み付
けられるため、フード2が安定した状態で組み付けるこ
とができ、組付作業性を向上する。
【0015】ラジエータグリル1の取り外しは、ラジエ
ータグリル1を前記矢視Aとは反対方向に引き動かすこ
とにより雄要素4が雌要素5の挾持部10から引き抜か
れてフード2から分離する。雄要素4が抜き取られた後
の雌要素5は挾持部10の脚部13をキャップ状部材1
5から抜き取ることによりラジエータグリル取付部3の
穴に対する係止量の減ったキャップ状部材15を容易に
外すことができるのでクリップは破損することがなく、
クリップの破損による破片がフードパネル内部に落下し
て異音を発生する要因がなくなる。
【0016】尚、上記の実施形態では、雌要素5はラジ
エータグリル取付部3において車幅方向の中央位置の1
箇所に装着され、雄要素4はラジエータグリル1の車幅
方向の中央位置の1箇所に突設した構成で説明したが、
これを基準として複数個配置することも可能であり本発
明の範疇である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ラジエー
タグリル側に係合爪と凸条形成されているプレート状の
雄要素をラジエータグリルの裏面上部に後方に向けて突
設し、フード側には前記雄要素を係止する雌要素を取り
付け、前記雌要素は前記雄要素が挿入する隙間を有し、
この隙間内に雄要素の係合爪を係止する係止爪と前記凸
条を挿入案内する凹溝が形成されており、開口部を前方
に向けた横U字形状の挾持部と、この挾持部の下面に突
設された脚部と、この脚部に嵌め込まれて係着するキャ
ップ状部材とから構成した雌雄要素のクリップによるラ
ジエータグリル取付構造であるから、クリップを位置決
め基準とする組み付け精度の向上と組み付け作業性を向
上する。また、ラジエータグリル脱着時のクリップの破
損の恐れをなくし、クリップの破損による破片がフード
パネル内部に落下して異音を発生する要因を解消した利
点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の断面側面図
【図2】本発明構造のクリップ雄要素の斜視図
【図3】本発明構造のクリップ雌要素の斜視図
【図4】本発明構造のクリップ雌要素側のキャップ部材
の斜視図
【図5】本発構造の要部拡大断面図
【図6】本発構造のクリップ雌要素の脚部とキャップ部
材との嵌め込み状態を示す図
【図7】本発明構造におけるラジエータグリルの組み付
け説明図
【図8】従来のラジエータグリル取付構造の断面側面図
【図9】従来構造におけるラジエータグリルの組み付け
説明図
【符号の説明】
1 ラジエータグリル 2 フード 3 ラジエータグリル取付部 4 雄要素 5 雌要素 6 ストライカ 7 補強部材 8 係合爪 9 凸条 10 挾持部 11 係止爪 12 凹溝 13 脚部 13a 突起 14 ストッパ片 15 キャップ部材 15a 突起 15b フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータグリルをフードの所定部位に
    雌雄要素よりなるクリップにて固定するラジエータグリ
    ルの取付構造であって、前記ラジエータグリル側には係
    合爪が先端部に形成されているプレート状の雄要素がラ
    ジエータグリルの裏面上部に後方に向けて突設され、前
    記フード側には前記雄要素を係止する雌要素が取り付け
    られ、前記雌要素は前記雄要素が挿入する隙間を有し、
    この隙間内に雄要素の係合爪を係止する係止爪が形成さ
    れており、開口部を前方に向けた横U字形状の挾持部
    と、この挾持部の下面に突設された脚部と、この脚部に
    嵌め込まれて係着するキャップ状部材とから構成されて
    いることを特徴とするラジエータグリル取付構造。
  2. 【請求項2】 雄要素のプレート面に凸条を前後方向に
    設け、雌要素の挾持部の内面に前記凸条を挿入案内する
    凹溝を前後方向に設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のラジエータグリル取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8850671B2 (en) 2009-01-27 2014-10-07 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Clip and attaching structure
CN113978754A (zh) * 2021-10-27 2022-01-28 大新华飞机维修服务有限公司 一种波音737客机客舱回气格栅修理工艺

Cited By (3)

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