JP2001327904A - ロール塗布方法及びその装置 - Google Patents
ロール塗布方法及びその装置Info
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- JP2001327904A JP2001327904A JP2000153357A JP2000153357A JP2001327904A JP 2001327904 A JP2001327904 A JP 2001327904A JP 2000153357 A JP2000153357 A JP 2000153357A JP 2000153357 A JP2000153357 A JP 2000153357A JP 2001327904 A JP2001327904 A JP 2001327904A
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープの製造工程において、グラビアロ
ール塗布方式による磁性塗料塗布の際に、フィルムの静
電気が発生しない塗布方法及び塗布装置を提供するこ
と。 【解決手段】 バックロール3上を走行するフィルム4
に塗料1を塗布する以前は、バックニップロール5でバ
ックロール3をニップせず、バックロール3が動作して
フィルム4をグラビアロール2に接触させ、フィルム4
に塗料1の塗布開始後にバックニップロール5が動作し
て、バックロール3をニップし、塗布終了後はバックニ
ップロール5、バックロール3の順に押圧動作が解除と
なるようにそれぞれの動作を制御する。これにより、非
塗布時はバックニップロール5がバックロール3に対し
て非接触状態となるので静電気は発生せず、塗布時はバ
ックニップロール5がバックロール3に接触状態であっ
ても、発生する静電気は塗料1を介してアースし、放電
を防止できる。
ール塗布方式による磁性塗料塗布の際に、フィルムの静
電気が発生しない塗布方法及び塗布装置を提供するこ
と。 【解決手段】 バックロール3上を走行するフィルム4
に塗料1を塗布する以前は、バックニップロール5でバ
ックロール3をニップせず、バックロール3が動作して
フィルム4をグラビアロール2に接触させ、フィルム4
に塗料1の塗布開始後にバックニップロール5が動作し
て、バックロール3をニップし、塗布終了後はバックニ
ップロール5、バックロール3の順に押圧動作が解除と
なるようにそれぞれの動作を制御する。これにより、非
塗布時はバックニップロール5がバックロール3に対し
て非接触状態となるので静電気は発生せず、塗布時はバ
ックニップロール5がバックロール3に接触状態であっ
ても、発生する静電気は塗料1を介してアースし、放電
を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気テープ
等の磁気記録媒体に磁性塗料を好適に塗布するロール塗
布方法及びその装置に関するものである。
等の磁気記録媒体に磁性塗料を好適に塗布するロール塗
布方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープはその製造工程において、磁
性粉、接着剤、各種の添加剤及び有機溶剤等を混合機で
混練して磁性塗料を作製し、その後、塗布装置によって
この磁性塗料がポリエステルフィルム等の非磁性支持体
上に塗布され、続いて乾燥工程後にスーパーカレンダー
処理を行い、このフィルムをスリッティング工程におい
て規定の幅にスリットし、これがカセット等に組み込ま
れて作成される。
性粉、接着剤、各種の添加剤及び有機溶剤等を混合機で
混練して磁性塗料を作製し、その後、塗布装置によって
この磁性塗料がポリエステルフィルム等の非磁性支持体
上に塗布され、続いて乾燥工程後にスーパーカレンダー
処理を行い、このフィルムをスリッティング工程におい
て規定の幅にスリットし、これがカセット等に組み込ま
れて作成される。
【0003】このような非磁性支持体への磁性塗料(以
下、塗料と称する。)の塗布装置としては、ダイレクト
グラビア塗布方式やダイ塗布方式等がある。
下、塗料と称する。)の塗布装置としては、ダイレクト
グラビア塗布方式やダイ塗布方式等がある。
【0004】ダイレクトグアラビア塗布方式は図7に示
すように、ノズル8からニーダロール6上に供給された
塗料1が、ニーダロール6からグラビアロール(金属
製)2の外周面に移され、塗料1の乗ったグラビアロー
ル2に対して、バックロール3(ゴム製によって帯電防
止)上を走行するフィルム4を密着させることによっ
て、塗料1をフィルム4の一方の面に転写して塗布を行
なう塗布方式である。
すように、ノズル8からニーダロール6上に供給された
塗料1が、ニーダロール6からグラビアロール(金属
製)2の外周面に移され、塗料1の乗ったグラビアロー
ル2に対して、バックロール3(ゴム製によって帯電防
止)上を走行するフィルム4を密着させることによっ
て、塗料1をフィルム4の一方の面に転写して塗布を行
なう塗布方式である。
【0005】しかし、フィルム4の走行速度が100m
/min以上になると、バックロール3とフィルム4と
の間に空気を抱き込み、バックロール3にフィルム4が
密着しなくなって安定走行しないので、高速で安定した
走行を行うために、バックニップロール(金属製)5で
フィルム4をバックロール3に押圧して密着させる。
/min以上になると、バックロール3とフィルム4と
の間に空気を抱き込み、バックロール3にフィルム4が
密着しなくなって安定走行しないので、高速で安定した
走行を行うために、バックニップロール(金属製)5で
フィルム4をバックロール3に押圧して密着させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すように、バックロール3に密着したフィルム4が、
バックロール3から離れる時に、剥離エネルギーによっ
て多量の静電気10が発生し、付近の金属に放電し、塗
料1に含まれる溶剤成分に引火する危険性があった。
示すように、バックロール3に密着したフィルム4が、
バックロール3から離れる時に、剥離エネルギーによっ
て多量の静電気10が発生し、付近の金属に放電し、塗
料1に含まれる溶剤成分に引火する危険性があった。
【0007】しかし、走行速度が100m/min以上
では、バックニップロール5なしでは安定したフィルム
4の走行は行なえない。しかも高速時に静電気は発生し
易い。とは言え、バックロール3と下流側ガイドロール
との間隔は約20cmであり、出口付近はスペースに余
裕がなく、イオンガンのような除電装置の設置も困難で
ある。
では、バックニップロール5なしでは安定したフィルム
4の走行は行なえない。しかも高速時に静電気は発生し
易い。とは言え、バックロール3と下流側ガイドロール
との間隔は約20cmであり、出口付近はスペースに余
裕がなく、イオンガンのような除電装置の設置も困難で
ある。
【0008】そこで本発明の目的は、静電気が発生しな
いようなロール塗布方法及びその装置を提供することに
ある。
いようなロール塗布方法及びその装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、塗料供
給ロールと、この塗料供給ロールに対向したバックロー
ルと、このバックロールに支持体を押圧する押圧ロール
とを使用して、連続走行する前記支持体に塗料をロール
塗布するに際し、前記支持体を前記塗料供給ロールと前
記バックロールとの間に挟着する以前は、前記バックロ
ールに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、前記支持
体を前記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟
着して前記塗布を開始する時点では、前記バックロール
に対し前記押圧ロールを押圧状態とする、ロール塗布方
法(以下、本発明の塗布方法と称する。)に係るもので
ある。
給ロールと、この塗料供給ロールに対向したバックロー
ルと、このバックロールに支持体を押圧する押圧ロール
とを使用して、連続走行する前記支持体に塗料をロール
塗布するに際し、前記支持体を前記塗料供給ロールと前
記バックロールとの間に挟着する以前は、前記バックロ
ールに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、前記支持
体を前記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟
着して前記塗布を開始する時点では、前記バックロール
に対し前記押圧ロールを押圧状態とする、ロール塗布方
法(以下、本発明の塗布方法と称する。)に係るもので
ある。
【0010】本発明の塗布方法によれば、支持体と塗料
供給ロールとバックロールとの間に挟着する以前は、押
圧ロールでバックロールを押圧しないので、支持体のバ
ックロールへの密着が弱いため、静電気発生の原因とな
る密着した支持体の剥離エネルギーを伴うことがない。
従って、支持体から静電気が放電する如き現象を防止す
ることができ、また、支持体を塗料供給ロールとバック
ロールとの間に挟着して塗布開始する時点では、押圧ロ
ールがバックロールを押圧する状態であっても、バック
ロールに密着した支持体の剥離に伴って生じた静電気
は、支持体に塗布された塗料を介してアースされるの
で、放電することを防止することができる。
供給ロールとバックロールとの間に挟着する以前は、押
圧ロールでバックロールを押圧しないので、支持体のバ
ックロールへの密着が弱いため、静電気発生の原因とな
る密着した支持体の剥離エネルギーを伴うことがない。
従って、支持体から静電気が放電する如き現象を防止す
ることができ、また、支持体を塗料供給ロールとバック
ロールとの間に挟着して塗布開始する時点では、押圧ロ
ールがバックロールを押圧する状態であっても、バック
ロールに密着した支持体の剥離に伴って生じた静電気
は、支持体に塗布された塗料を介してアースされるの
で、放電することを防止することができる。
【0011】また、本発明は、塗料供給ロールと、この
塗料供給ロールに対向したバックロールと、このバック
ロールに支持体を押圧する押圧ロールとを有し、連続走
行する前記支持体に塗料をロール塗布するロール塗布装
置において、前記塗料供給ロール、前記バックロール及
び前記押圧ロールの各動作を制御する制御部を有し、こ
の制御部によって、前記支持体が前記塗料供給ロールと
前記バックロールとの間に挟着される以前は、前記バッ
クロールに対し前記押圧ロールが非押圧状態とされ、か
つ前記支持体が前記塗料供給ロールと前記バックロール
との間に挟着されて前記塗布が開始される時点では、前
記バックロールに対し前記押圧ロールが押圧状態とされ
る、ロール塗布装置(以下、本発明の塗布装置と称す
る。)に係るものである。
塗料供給ロールに対向したバックロールと、このバック
ロールに支持体を押圧する押圧ロールとを有し、連続走
行する前記支持体に塗料をロール塗布するロール塗布装
置において、前記塗料供給ロール、前記バックロール及
び前記押圧ロールの各動作を制御する制御部を有し、こ
の制御部によって、前記支持体が前記塗料供給ロールと
前記バックロールとの間に挟着される以前は、前記バッ
クロールに対し前記押圧ロールが非押圧状態とされ、か
つ前記支持体が前記塗料供給ロールと前記バックロール
との間に挟着されて前記塗布が開始される時点では、前
記バックロールに対し前記押圧ロールが押圧状態とされ
る、ロール塗布装置(以下、本発明の塗布装置と称す
る。)に係るものである。
【0012】本発明の塗布装置によれば、上記した本発
明の塗布方法に基づく装置であるので、本発明の塗布方
法と同様な効果が奏せられる、再現性の良い塗布装置を
提供することができる。
明の塗布方法に基づく装置であるので、本発明の塗布方
法と同様な効果が奏せられる、再現性の良い塗布装置を
提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】上記した本発明の塗布方法及び塗
布装置においては、前記支持体を前記塗料供給ロールと
前記バックロールとの間に挟着しない状態で、前記バッ
クロールに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、次い
で前記支持体を低速で走行させながら、前記支持体を前
記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着して
塗布を開始し、次いでこの低速走行状態のまま、前記バ
ックロールに対し前記押圧ロールを押圧状態とし、次い
で前記支持体を高速走行に切換えることが望ましい。
布装置においては、前記支持体を前記塗料供給ロールと
前記バックロールとの間に挟着しない状態で、前記バッ
クロールに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、次い
で前記支持体を低速で走行させながら、前記支持体を前
記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着して
塗布を開始し、次いでこの低速走行状態のまま、前記バ
ックロールに対し前記押圧ロールを押圧状態とし、次い
で前記支持体を高速走行に切換えることが望ましい。
【0014】この場合、前記支持体の前記高速走行を生
産ライン速度とするのが望ましい。
産ライン速度とするのが望ましい。
【0015】また、前記塗料供給ロールとしてグラビア
ロールを使用することが望ましいが、これ以外のロール
(例えばリバースロール)であってもよい。
ロールを使用することが望ましいが、これ以外のロール
(例えばリバースロール)であってもよい。
【0016】そして、前記塗料として磁性塗料を使用
し、磁気記録媒体の製造に適用することができる。
し、磁気記録媒体の製造に適用することができる。
【0017】以下、本発明の実施の形態を具体的に説明
する。図1は、本実施の形態によるダイレクトグラビア
ロール塗布装置のシーケンスを示し、グラビアロール上
の塗料をフィルムに塗布する際のバックロール及びバッ
クニップロール(押圧ロール)の動作順序と、これに伴
うフィルムへの塗料の塗布状況等を段階的に図示したも
のである。
する。図1は、本実施の形態によるダイレクトグラビア
ロール塗布装置のシーケンスを示し、グラビアロール上
の塗料をフィルムに塗布する際のバックロール及びバッ
クニップロール(押圧ロール)の動作順序と、これに伴
うフィルムへの塗料の塗布状況等を段階的に図示したも
のである。
【0018】既述したように、グラビアロール塗布方式
における従来のシーケンスにおいては、バックロールの
出口で多量の静電気が発生し、付近の金属に放電し、塗
料に含まれる溶剤成分に引火、爆発を起こす危険性があ
る。そこで、塗布開始時は、バックニップロール5を使
用せずに、ラインを低速(50m/min)で走行さ
せ、その状態でバックロール3をグラビアロール2に接
触させ、塗布を開始し、次にバックニップロール5をニ
ップさせ、速度を高速(350m/min)にするよう
にシーケンス制御を行なうことにより、バックロール3
の出口での静電気を防止し、安全に塗布を行なうことが
できる。
における従来のシーケンスにおいては、バックロールの
出口で多量の静電気が発生し、付近の金属に放電し、塗
料に含まれる溶剤成分に引火、爆発を起こす危険性があ
る。そこで、塗布開始時は、バックニップロール5を使
用せずに、ラインを低速(50m/min)で走行さ
せ、その状態でバックロール3をグラビアロール2に接
触させ、塗布を開始し、次にバックニップロール5をニ
ップさせ、速度を高速(350m/min)にするよう
にシーケンス制御を行なうことにより、バックロール3
の出口での静電気を防止し、安全に塗布を行なうことが
できる。
【0019】即ち、図1(a)に示すように、最初はフ
ィルム4を低速(50m/min)で走行させる。この
とき、バックニップロール5は未使用とする。従って、
バックロール3の出口で静電気の放電は発生しない。
ィルム4を低速(50m/min)で走行させる。この
とき、バックニップロール5は未使用とする。従って、
バックロール3の出口で静電気の放電は発生しない。
【0020】次に図1(b)に示すように、バックロー
ル3を下降させ、フィルム4をグラビアロール2と接触
させる。これにより、塗料1がフィルム4上に転写さ
れ、塗布が開始される。従って、フィルム4は塗料が塗
布されたフィルム4Aとなるが、塗布開始直後の低速走
行中に塗布された部分は製品としては使用できない部分
である。
ル3を下降させ、フィルム4をグラビアロール2と接触
させる。これにより、塗料1がフィルム4上に転写さ
れ、塗布が開始される。従って、フィルム4は塗料が塗
布されたフィルム4Aとなるが、塗布開始直後の低速走
行中に塗布された部分は製品としては使用できない部分
である。
【0021】次に、図1(c)に示すように、バックニ
ップロール5をバックロール3にニップさせ、図1
(d)に示すように、速度を高速(350m/min)
に増速する。従って、バックニップロール5をバックロ
ール3にニップさせたことにより静電気は発生するが、
フィルム4に塗布された塗料1を介して静電気はアース
されるため放電はしない。
ップロール5をバックロール3にニップさせ、図1
(d)に示すように、速度を高速(350m/min)
に増速する。従って、バックニップロール5をバックロ
ール3にニップさせたことにより静電気は発生するが、
フィルム4に塗布された塗料1を介して静電気はアース
されるため放電はしない。
【0022】このような各部の動作は、図2に示すよう
な制御部11によって制御される。即ち、不図示の駆動
源によるフィルムの走行及び走行速度、ニーダロール6
及びグラビアロール2の駆動、ノズル8による塗料1の
供給、バックロール3の動作、バックニップロール5の
動作等は所定のシーケンスに基づいて制御される。
な制御部11によって制御される。即ち、不図示の駆動
源によるフィルムの走行及び走行速度、ニーダロール6
及びグラビアロール2の駆動、ノズル8による塗料1の
供給、バックロール3の動作、バックニップロール5の
動作等は所定のシーケンスに基づいて制御される。
【0023】また、本実施の形態における塗布装置の主
要部の構成機器、塗料及び塗布条件を次に示す。 1.使用機器 グラビアロール ソニー(株)製オリジナル バックロール ソニー(株)製オリジナル バックニップロール ソニー(株)製オリジナル 制御装置 安川電機(株)製CP−317 2.使用塗料 磁性塗料混合比: Feメタル粉(比表面積52m2/g) 100重量部 エスレックA 10重量部 ポリエステル系ポリウレタン 10重量部 カーボンブラック 3重量部 アルミナ 5重量部 ステアリン酸 1重量部 ステアリン酸ブチル 1重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 100重量部 3.塗布条件 走行速度 350m/min 塗布部張力 200N/1200mm 塗布厚 3μm
要部の構成機器、塗料及び塗布条件を次に示す。 1.使用機器 グラビアロール ソニー(株)製オリジナル バックロール ソニー(株)製オリジナル バックニップロール ソニー(株)製オリジナル 制御装置 安川電機(株)製CP−317 2.使用塗料 磁性塗料混合比: Feメタル粉(比表面積52m2/g) 100重量部 エスレックA 10重量部 ポリエステル系ポリウレタン 10重量部 カーボンブラック 3重量部 アルミナ 5重量部 ステアリン酸 1重量部 ステアリン酸ブチル 1重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 100重量部 3.塗布条件 走行速度 350m/min 塗布部張力 200N/1200mm 塗布厚 3μm
【0024】上記した本実施の形態により、バックロー
ル3及びバックニップロール5を制御後の静電気量を測
定し、非制御状態との比較を行った。この測定には春日
電機(株)製の測定器(KS−533)を使用した。
ル3及びバックニップロール5を制御後の静電気量を測
定し、非制御状態との比較を行った。この測定には春日
電機(株)製の測定器(KS−533)を使用した。
【0025】図3はその測定位置を示す。図示の如く、
バックニップロール5にニップされてバックロール3に
密着したフィルム4が、バックロール3から離れる際の
剥離エネルギーにより多量の静電気を発生する位置(図
8参照)が測定ポイントである。
バックニップロール5にニップされてバックロール3に
密着したフィルム4が、バックロール3から離れる際の
剥離エネルギーにより多量の静電気を発生する位置(図
8参照)が測定ポイントである。
【0026】塗料の溶媒である有機溶剤(MEK:メチ
ルエチルケドン)やトルエン、シクロヘキサノン等の最
小着火エネルギーは電圧に換算すると約20kV(カロ
リー換算値では0.27mJ)であるが、この1/8位
が溶剤の着火に作用すると考えられる。従って、これ以
下であれば着火することがなく安全性が得られるとし
て、本発明者の社内における安全規格は2.5kV(2
0kV×1/8)以下と定めている。
ルエチルケドン)やトルエン、シクロヘキサノン等の最
小着火エネルギーは電圧に換算すると約20kV(カロ
リー換算値では0.27mJ)であるが、この1/8位
が溶剤の着火に作用すると考えられる。従って、これ以
下であれば着火することがなく安全性が得られるとし
て、本発明者の社内における安全規格は2.5kV(2
0kV×1/8)以下と定めている。
【0027】図4はその測定結果を示す。また図4にお
いて、バックニップロールの使用はニップ状態、未使用
は非ニップ状態、及び塗布の無しは塗布されていない状
態、有りは塗布されている状態を意味し、上記測定ポイ
ントにおける静電気量を示す。
いて、バックニップロールの使用はニップ状態、未使用
は非ニップ状態、及び塗布の無しは塗布されていない状
態、有りは塗布されている状態を意味し、上記測定ポイ
ントにおける静電気量を示す。
【0028】この結果、バックロール3の出口で発生す
る静電気量は、バックニップロール5の使用と未使用で
は大きく異なり、未使用時はほとんど静電気は発生しな
いと言える程の微々たるものであり、また、フィルム4
上に塗料1が塗布されている時は、塗料1を介してアー
スされるため静電気はほとんど上昇しないことが判明し
た。
る静電気量は、バックニップロール5の使用と未使用で
は大きく異なり、未使用時はほとんど静電気は発生しな
いと言える程の微々たるものであり、また、フィルム4
上に塗料1が塗布されている時は、塗料1を介してアー
スされるため静電気はほとんど上昇しないことが判明し
た。
【0029】また、同じ塗布装置により、ラインスター
ト後のA〜Dの位置における静電気量を、塗料の塗布な
し状態と塗布有り状態に分けて経時的に測定した。この
場合の測定位置Aはバックロールの入口、Bはその出
口、Cはサクションロールの入口、Dはその出口であ
る。この測定結果を図5及び図6に示す。
ト後のA〜Dの位置における静電気量を、塗料の塗布な
し状態と塗布有り状態に分けて経時的に測定した。この
場合の測定位置Aはバックロールの入口、Bはその出
口、Cはサクションロールの入口、Dはその出口であ
る。この測定結果を図5及び図6に示す。
【0030】図5は塗布なし状態を示す。即ち、測定は
ラインスピード52m/minの低速でのフィルムの走
行状態において、A〜D位置におけるバックニップロー
ル5のニップ前とニップ後の静電気量の変化を示す。
ラインスピード52m/minの低速でのフィルムの走
行状態において、A〜D位置におけるバックニップロー
ル5のニップ前とニップ後の静電気量の変化を示す。
【0031】この結果、バックロール3の入口、即ち、
A位置においては、バックニップロール5の影響がない
のでほぼ同じレベルの静電気量で推移しているが、バッ
クロール3より下流においては、バックニップロール5
をニップ(ON)すると同時に静電気量が上昇し、バッ
クロール3に最も近いB位置での上昇が顕著である。ま
た、それより下流位置では少ないものの、サクションロ
ール9の下流のD位置ではこの反対側の入口C位置より
も上昇するのは、サクションロール9との摩擦によって
フィルム4に更に静電気が帯電するためと考えられる。
A位置においては、バックニップロール5の影響がない
のでほぼ同じレベルの静電気量で推移しているが、バッ
クロール3より下流においては、バックニップロール5
をニップ(ON)すると同時に静電気量が上昇し、バッ
クロール3に最も近いB位置での上昇が顕著である。ま
た、それより下流位置では少ないものの、サクションロ
ール9の下流のD位置ではこの反対側の入口C位置より
も上昇するのは、サクションロール9との摩擦によって
フィルム4に更に静電気が帯電するためと考えられる。
【0032】また、バックニップロール5をニップさせ
る以前は、いずれの測定位置においても既述した安全規
格以内であるが、バックニップロール5をニップさせる
と同時に、バックロール3より下流側では、いずれも安
全規格を超える数値まで静電気が上昇し、危険度が上が
ることが分かる。
る以前は、いずれの測定位置においても既述した安全規
格以内であるが、バックニップロール5をニップさせる
と同時に、バックロール3より下流側では、いずれも安
全規格を超える数値まで静電気が上昇し、危険度が上が
ることが分かる。
【0033】図6は塗布有り状態を示す。即ち、図6に
示すように、矢印で示すラインスタート、塗布開始及び
バックニップロールONと共に、ラインスピード増速
(50m→350m/min)に至る静電気量の経時的
変化を、図5に示したA〜D位置において測定したもの
である。
示すように、矢印で示すラインスタート、塗布開始及び
バックニップロールONと共に、ラインスピード増速
(50m→350m/min)に至る静電気量の経時的
変化を、図5に示したA〜D位置において測定したもの
である。
【0034】この結果、図5の場合と同様に、ラインス
タートしてもバックニップロール5がONする以前は静
電気量は少なく、塗布開始に伴いバックロール3より下
流では静電気量が若干上昇し、バックロール3に近いB
位置で高いが、これはバックロール3との接触摩擦によ
るためと考えられる。そして、バックニップロール5の
ONに伴い、特にバックロール3に近いB位置では、既
述した如く剥離エネルギーに伴う静電気が加わり一時的
に上昇しているが、その後は再び塗布開始直後のレベル
に戻り、更に下流のC及びD位置においてもサクション
ロールの影響も微々たるものであり、全体的には塗布開
始直後の静電気量で推移している。
タートしてもバックニップロール5がONする以前は静
電気量は少なく、塗布開始に伴いバックロール3より下
流では静電気量が若干上昇し、バックロール3に近いB
位置で高いが、これはバックロール3との接触摩擦によ
るためと考えられる。そして、バックニップロール5の
ONに伴い、特にバックロール3に近いB位置では、既
述した如く剥離エネルギーに伴う静電気が加わり一時的
に上昇しているが、その後は再び塗布開始直後のレベル
に戻り、更に下流のC及びD位置においてもサクション
ロールの影響も微々たるものであり、全体的には塗布開
始直後の静電気量で推移している。
【0035】しかも、いずれも安全規格以内であり、こ
れは既述した如く、塗布に伴いフィルム4に塗布された
塗料を介してアースされるためであり、本実施の形態に
よるバックロール3とバックニップロール5のシーケン
ス制御の効果により、安全性が得られることが分かる。
れは既述した如く、塗布に伴いフィルム4に塗布された
塗料を介してアースされるためであり、本実施の形態に
よるバックロール3とバックニップロール5のシーケン
ス制御の効果により、安全性が得られることが分かる。
【0036】上記したように、フィルム4上に塗料1が
塗布されていない時は、バックニップロール5を絶対に
ニップさせないようにすることが重要である。また、塗
布終了時や異常で装置を停止する時も同様に、はじめに
バックニップロール5を解放し、それからバックロール
3を上昇させ、ラインを停止するシーケンスとすること
により静電気を防止することができる。
塗布されていない時は、バックニップロール5を絶対に
ニップさせないようにすることが重要である。また、塗
布終了時や異常で装置を停止する時も同様に、はじめに
バックニップロール5を解放し、それからバックロール
3を上昇させ、ラインを停止するシーケンスとすること
により静電気を防止することができる。
【0037】従って、運転開始から塗布までのシーケン
スを見直し、バックロール3とバックニップロール5を
適時に動作させることによって、上記の問題を解決する
ことができた。
スを見直し、バックロール3とバックニップロール5を
適時に動作させることによって、上記の問題を解決する
ことができた。
【0038】本実施の形態によれば、塗布開始以前の低
速状態では、静電気の発生要因となるバックニップロー
ル5のニップ動作を行わず、バックロール3がフィルム
4をグラビアロール5に接触させて塗布開始後に、バッ
クニップロール5をニップさせるので、静電気が発生し
てもフィルム4に塗布された塗料1を介してアースさ
れ、静電気の放電を防ぐことができる。
速状態では、静電気の発生要因となるバックニップロー
ル5のニップ動作を行わず、バックロール3がフィルム
4をグラビアロール5に接触させて塗布開始後に、バッ
クニップロール5をニップさせるので、静電気が発生し
てもフィルム4に塗布された塗料1を介してアースさ
れ、静電気の放電を防ぐことができる。
【0039】このように、バックロール3及びバックニ
ップロール5の動作をシーケンス制御で適時に行うこと
により、作業者等の感覚に依存せず、常に安全な状態を
保つことができると共に、従来、除電器等では完全に除
去することが困難であったバックロール3の出口での静
電気の放電を根本から防止することができる。
ップロール5の動作をシーケンス制御で適時に行うこと
により、作業者等の感覚に依存せず、常に安全な状態を
保つことができると共に、従来、除電器等では完全に除
去することが困難であったバックロール3の出口での静
電気の放電を根本から防止することができる。
【0040】上記した実施の形態は本発明の技術的思想
に基づいて変形することができる。
に基づいて変形することができる。
【0041】例えば、実施の形態におけるバックニップ
ロールのニップのタイミングは、バックロールがテープ
をグラビアロールに接触させて塗布開始後であるが、バ
ックロールがテープをグラビアロールに接触させるのと
同時(図1(b)のとき)でもよく、これにより発生し
た静電気は塗料を介してアースさせることができる。
ロールのニップのタイミングは、バックロールがテープ
をグラビアロールに接触させて塗布開始後であるが、バ
ックロールがテープをグラビアロールに接触させるのと
同時(図1(b)のとき)でもよく、これにより発生し
た静電気は塗料を介してアースさせることができる。
【0042】また、構成各部の機種や構造、或いは使用
材料、塗布条件等も適宜であってもよく、磁気テープ製
造以外の塗料の塗布にも適用することができる。また、
上述のグラビアロール塗布以外のロール塗布にも適用可
能である。
材料、塗布条件等も適宜であってもよく、磁気テープ製
造以外の塗料の塗布にも適用することができる。また、
上述のグラビアロール塗布以外のロール塗布にも適用可
能である。
【0043】
【発明の作用効果】上述した如く、本発明は、塗料供給
ロールと、この塗料供給ロールに対向したバックロール
と、このバックロールに支持体を押圧する押圧ロールと
を使用して、連続走行する前記支持体に塗料をロール塗
布するに際し、前記支持体を前記塗料供給ロールと前記
バックロールとの間に挟着する以前は、前記バックロー
ルに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、前記支持体
を前記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着
して前記塗布を開始する時点では、前記バックロールに
対し前記押圧ロールを押圧状態とするので、支持体を塗
料供給ロールとバックロールとの間に挟着する以前は、
押圧ロールでバックロールが押圧されず、支持体のバッ
クロールへの密着が弱いため、静電気発生の原因となる
密着した支持体の剥離エネルギーを伴うことがない。従
って、支持体から静電気が放電する如き現象を防止する
ことができ、また、支持体を塗料供給ロールとバックロ
ールとの間に挟着して塗布開始する時点では、押圧ロー
ルがバックロールを押圧する状態であっても、バックロ
ールに密着した支持体の剥離に伴って生じた静電気は、
支持体に塗布された塗料を介してアースされるので、放
電することを防止することができる。
ロールと、この塗料供給ロールに対向したバックロール
と、このバックロールに支持体を押圧する押圧ロールと
を使用して、連続走行する前記支持体に塗料をロール塗
布するに際し、前記支持体を前記塗料供給ロールと前記
バックロールとの間に挟着する以前は、前記バックロー
ルに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、前記支持体
を前記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着
して前記塗布を開始する時点では、前記バックロールに
対し前記押圧ロールを押圧状態とするので、支持体を塗
料供給ロールとバックロールとの間に挟着する以前は、
押圧ロールでバックロールが押圧されず、支持体のバッ
クロールへの密着が弱いため、静電気発生の原因となる
密着した支持体の剥離エネルギーを伴うことがない。従
って、支持体から静電気が放電する如き現象を防止する
ことができ、また、支持体を塗料供給ロールとバックロ
ールとの間に挟着して塗布開始する時点では、押圧ロー
ルがバックロールを押圧する状態であっても、バックロ
ールに密着した支持体の剥離に伴って生じた静電気は、
支持体に塗布された塗料を介してアースされるので、放
電することを防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態による塗布装置の塗布開始
時の制御フロー図である。
時の制御フロー図である。
【図2】同、塗布装置の制御機構を示す概略図である。
【図3】同、塗布装置における静電気測定ポイントを示
す図である。
す図である。
【図4】同、測定ポイントにおける条件別の静電気量測
定値を示す図である。
定値を示す図である。
【図5】同、塗布装置の他の位置におけるニップロール
のニップ動作に伴う静電気量測定値を示すグラフであ
る。
のニップ動作に伴う静電気量測定値を示すグラフであ
る。
【図6】同、測定位置における塗布開始時の静電気量測
定値を示すグラフである。
定値を示すグラフである。
【図7】従来例による塗布装置の塗布状態を示す概略図
である。
である。
【図8】同、塗布装置における静電気発生のメカニズム
を示す図である。
を示す図である。
1…塗料、2…グラビアロール、3…バックロール、4
…フィルム、4A…塗布後のフィルム、5…バックニッ
プロール、6…ニーダロール、7…ガイドロール、8…
ノズル、9…サクションロール、10…静電気、11…
制御部、A…バックロール入口、B…バックロール出
口、C…サクションロール入口、D…サクションロール
出口
…フィルム、4A…塗布後のフィルム、5…バックニッ
プロール、6…ニーダロール、7…ガイドロール、8…
ノズル、9…サクションロール、10…静電気、11…
制御部、A…バックロール入口、B…バックロール出
口、C…サクションロール入口、D…サクションロール
出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC25 AC28 AC72 AC80 AC88 AC93 AC94 CA24 CA47 DA04 DB48 DC28 EA07 EB35 EB38 4F040 AA14 AA22 AB04 AC01 BA14 BA24 BA26 CB15 CB26 DA03 DA15 DA20 5D112 AA05 AA22 CC09 KK03 KK05
Claims (10)
- 【請求項1】 塗料供給ロールと、この塗料供給ロール
に対向したバックロールと、このバックロールに支持体
を押圧する押圧ロールとを使用して、連続走行する前記
支持体に塗料をロール塗布するに際し、前記支持体を前
記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着する
以前は、前記バックロールに対し前記押圧ロールを非押
圧状態とし、前記支持体を前記塗料供給ロールと前記バ
ックロールとの間に挟着して前記塗布を開始する時点で
は、前記バックロールに対し前記押圧ロールを押圧状態
とする、ロール塗布方法。 - 【請求項2】 前記支持体を前記塗料供給ロールと前記
バックロールとの間に挟着しない状態で前記バックロー
ルに対し前記押圧ロールを非押圧状態とし、次いで前記
支持体を低速で走行させながら前記支持体を前記塗料供
給ロールと前記バックロールとの間に挟着して塗布を開
始し、次いでこの低速走行状態のまま前記バックロール
に対し前記押圧ロールを押圧状態とし、次いで前記支持
体を高速走行に切換える、請求項1に記載したロール塗
布方法。 - 【請求項3】 前記支持体の前記高速走行を生産ライン
速度とする、請求項2に記載したロール塗布方法。 - 【請求項4】 前記塗料供給ロールとしてグラビアロー
ルを使用する、請求項1に記載したロール塗布方法。 - 【請求項5】 前記塗料として磁性塗料を使用し、磁気
記録媒体の製造に適用する、請求項1に記載したロール
塗布方法。 - 【請求項6】 塗料供給ロールと、この塗料供給ロール
に対向したバックロールと、このバックロールに支持体
を押圧する押圧ロールとを有し、連続走行する前記支持
体に塗料をロール塗布するロール塗布装置において、前
記塗料供給ロール、前記バックロール及び前記押圧ロー
ルの各動作を制御する制御部を有し、この制御部によっ
て、前記支持体が前記塗料供給ロールと前記バックロー
ルとの間に挟着される以前は、前記バックロールに対し
前記押圧ロールが非押圧状態とされ、かつ前記支持体が
前記塗料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着さ
れて前記塗布が開始される時点では、前記バックロール
に対し前記押圧ロールが押圧状態とされる、ロール塗布
装置。 - 【請求項7】 前記支持体が前記塗料供給ロールと前記
バックロールとの間に挟着されない状態で前記バックロ
ールに対し前記押圧ロールが非押圧状態とされ、次いで
前記支持体が低速で走行されながら前記支持体が前記塗
料供給ロールと前記バックロールとの間に挟着されて塗
布が開始され、次いでこの低速走行状態のまま前記バッ
クロールに対し前記押圧ロールが押圧状態とされ、次い
で前記支持体が高速走行に切換えられる、請求項6に記
載したロール塗布装置。 - 【請求項8】 前記支持体の前記高速走行が生産ライン
速度とされる、請求項7に記載したロール塗布装置。 - 【請求項9】 前記塗料供給ロールとしてグラビアロー
ルが使用される、請求項6に記載したロール塗布装置。 - 【請求項10】 前記塗料として磁性塗料が使用され、
磁気記録媒体の製造に適用される、請求項6に記載した
ロール塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153357A JP2001327904A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | ロール塗布方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153357A JP2001327904A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | ロール塗布方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327904A true JP2001327904A (ja) | 2001-11-27 |
Family
ID=18658625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000153357A Pending JP2001327904A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | ロール塗布方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001327904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010044316A1 (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | コニカミノルタオプト株式会社 | ハードコートフィルム、及びその製造方法、並びにハードコートフィルムを用いた反射防止フィルム |
-
2000
- 2000-05-24 JP JP2000153357A patent/JP2001327904A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010044316A1 (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | コニカミノルタオプト株式会社 | ハードコートフィルム、及びその製造方法、並びにハードコートフィルムを用いた反射防止フィルム |
JP5601200B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2014-10-08 | コニカミノルタ株式会社 | ハードコートフィルム、及びその製造方法、並びにハードコートフィルムを用いた反射防止フィルム |
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