JP2001327526A - 盲人の歩行誘導装置 - Google Patents

盲人の歩行誘導装置

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JP2001327526A
JP2001327526A JP2000146908A JP2000146908A JP2001327526A JP 2001327526 A JP2001327526 A JP 2001327526A JP 2000146908 A JP2000146908 A JP 2000146908A JP 2000146908 A JP2000146908 A JP 2000146908A JP 2001327526 A JP2001327526 A JP 2001327526A
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JP
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road
blind
main body
person
stick main
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JP2000146908A
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English (en)
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Yoshihisa Someya
善久 染谷
Yoshihiko Anami
義彦 阿波
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APUTO KK
Someya KK
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APUTO KK
Someya KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少なくとも道路の曲がり角や、坂道で登る
(下る)であるとか、階段があって登る(下る)と言っ
た平坦な道とは異なる情報を杖本体を携えた盲人の当該
杖本体を介して盲人に伝えられるようにしたこと。 【解決手段】 盲人が携帯する杖本体1と盲人が歩行
する盲人誘導性材料を埋め込んだ道路2からなる。杖本
体の握手部分12内に振動モーター11を設け、杖本体
の末端近く内にはコイル13と摺動可能なマグネット芯
14を設ける。コイルと振動モータの間即ち杖本体の中
間部に周波数変換回路15、アンプ16及びイヤホーン
17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩行中の盲人を安全に誘
導する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来表面が凸凹で合成ゴムや樹脂などで
造られた、平らな誘導板を道路上に埋め込み、盲人はこ
の凸凹によって道路の方向に導かれるようにしたことは
公知である。しかしながらこのような構造のものは、雪
や泥が積もったりするとその凸凹の存在が確認できなく
なる。
【0003】そこで道路上に鉄材のような磁性物を埋め
込み、かつ盲人の杖に当該磁性体を感知する手段を設け
て、盲人を導くことようにした盲人の誘導装置は知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而してこれにより盲人
に確かに道路の存在を確認させることができたがこれに
加え、さらに盲人にとって重要なことは当該道路が曲が
るとか、坂道で登る(下る)であるとか、階段があって
登る(下る)と言ったことを直前に盲人に情報として伝
えられることであって、本発明は正にこの要望に添った
ものであり盲人の福音となるものである。
【0005】
【発明が解決するための手段】本発明の特徴は少なくと
も道路(2)の曲がり角や、坂道で登る(下る)である
とか、階段があって登る(下る)と言った平坦な道とは
異なる情報を杖本体(1)を携えた盲人に、当該杖本体
(1)を介して盲人に伝えられるようにしたことであ
り、かつその情報は道路(2)に埋め込んだ誘導性材料
(3)によってもたらされるものであるが、該情報は杖
本体(1)の振動and/or杖本体(1)を介して盲
人に伝えられる音声によるものとしたことである。
【0006】而して上記情報は、道路(2)の曲がり角
や、階段や坂道の直前にあって平坦な時とは異なったサ
イクルand/or,インターバルの振動and/or
サイクル若しくは音声によって盲人に伝えられるように
したものである。
【0007】
【実施例1】本発明盲人の歩行誘導装置は、盲人が携帯
する杖本体(1)と盲人が歩行する盲人誘導性材料
(3)を埋め込んだ道路(2)からなる。
【0008】まず本発明杖本体(1)を実施例に述べる
と、それは図1のように杖本体(1)が振動する構造に
なっているもの、図2のように振動and/orスイッ
チ音声で盲人に道路(2)の状況を伝えることができる
ようにしたものが考えられる。
【0009】而して図3で(1)は杖本体であり、(1
1)は杖本体(1)の握手部分(12)内に設けた振動
モータであり、(13)は杖本体(1)の末端近く内に
設けられたコイルであって、該コイル内には摺動可能と
したマグネット芯(14)がある。
【0010】このマグネット芯(14)とコイル(1
3)の関連構造は具体的に示してないが、マグネット芯
(14)の末端は通常道路(2)と接するようになって
おり、後述の道路(2)内の所定の誘導性材料(3)と
直接あるいは間接的に触れることによりコイル(13)
が励磁されるようになっている。
【0011】これらコイル(13)と振動モータ(1
1)の間、即ち杖本体(1)の中間部には、必要なら人
間の聴覚で感知しやすい周波数にするため、周波数変規
回路(15)及びアンプ(16)やバッテリー(17)
が設けられている。
【0012】なお、図2の実施例は、道路(2)の状況
を杖本体(1)の振動によって盲人に知らせる外、音声
によっても伝えるもので、当然のこと乍らコイル(1
3)とマグネット芯(14)によって発生した信号は、
杖本体(1)内のアンプ(16)に伝えられ、該アンプ
(16)に接続されたイヤホン(17)から聴取できる
ようになっている。
【0013】盲人用の道路(2)の構成は図4以下にそ
の一例を示した。即ち通常各種の磁性体などの盲人誘導
製材料(3)は、表面に空条を平坦な合成ゴム製などの
平板(4)内に整然と埋め込まれている。
【0014】即ち図4のようにこの誘導性材料(3)は
これが直線上の道路(2)の場合、盲人の進行方向とは
直角方向にそれぞれ間隔(5)を置いて平行に並べら
れ、これらの盲人の進行方向からみて左右方向の一組の
誘導性材料(3)群が、進行方向に並べられている。な
お図8で示した鋸歯状の図形(13)は盲人の杖本体
(1)が道路(2)を「ナゾル」状態をしめしたもの、
即ち、杖本体(1)のマグネット芯(14)は当該誘導
性材料(5)が、左右方向に一定間隔で設けられている
ことを信号としてとらえ、その信号は周波数変換回路
(15)や増幅器(16)などを経て、振動モータ(1
1)に伝えられ、杖本体(1)は特にその握手部分(1
2)が一定間隔で振動することになり、その結果盲人は
道路(2)に添って安全に歩行することが出来るのであ
る。
【0015】なおこの時耳の不自由でない盲人は、イヤ
ホン(17)を耳に入れておけば、上記道路状況の信号
情報がアンプ(16)を介して、適宜の音声で伝えられ
るのである。
【0016】今道路(2)が右折れの時は、同図4のよ
うに上記左右方向の一組の誘導性材料(3)群の間隔
(5)を、直線の場合に比べて1/2とすれば、杖本体
(1)に与えられる振動が直線の場合の2倍となり、盲
人に曲がり角が来たことを知らせることができるのであ
る。
【0017】同時に図5のように誘導性材料(3)の配
列を坂道の最初や最後、階段の最初や最後にも、直線の
場合、曲がり角の場合とは異なった間隔(5)とするこ
とで、図8A乃至Cのような図形(18)のようにそれ
ぞれが異なった波長の振動あるいは異なったメロディー
を含む音声で、盲人にその情報を伝えることが出来るの
である。
【0018】またこのメロディーを含む音声による情報
の伝達は直線や坂道,曲がり角といった道路の状況を伝
えるだけではなく、盲人が日常生活において立ち寄る場
所仮令えば役所,警察署,図書館,公民館,銀行,郵便
局,バス停,トイレといった公共施設の前にさしかかっ
た場合、その存在の情報も伝えられることは言うまでも
ない。
【0019】
【効果】以上のように本発明は、仮令道路(2)に雪が
積もったり、泥が積もったりして従来の盲人誘導の道路
の凸凹が消えてしまっても、道路(2)内に埋め込んだ
誘導性材料(3)の存在で、道路(2)の曲がり角や、
坂道とか階段とかの状況や公共施設の存在をいち早く盲
人に振動and/or音声で教えることができ、盲人の
歩行の安全を確保できたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】盲人用杖本体の一例の正面図
【図2】他の実施例の杖本体の正面図
【図3】杖本体内の構成のブロック説明図
【図4】道路に埋め込んだ誘導性材料の配置図
【図5】同坂道における状態説明図
【図6】同階段における状況の説明図
【図7】誘導性材料を埋め込んだ道路の断面説明図
【図8】杖本体に伝えられる振動もしくは盲人の聴覚に
伝えられる音声の波長の説明図
【符号の説明】
1, 杖本体 2, 道路 3, 誘導性材料 4, 平板 5, 間隔 11, 振動モーター 12, 握手部分 13, コイル 14, マグネット芯 15, 周波数変換回路 16, アンプ 17, イヤホン 18, 図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿波 義彦 北海道札幌市北区新川5条16−5−12 株 式会社アプト内 Fターム(参考) 2D064 AA02 AA17 AA22 BA00 BA13 EA12 EA13 EA14 EA15 GA02 GA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種磁性体などの盲人誘導性材料
    (3)を埋め込んだ道路(2)と、該誘導性材料(3)
    の存在を確認できる杖本体(1)からなり、 少なくとも上記道路(2)の曲がり角や階段や坂道など
    では、平坦な道とは異なった情報を杖本体(1)に伝え
    るようにしたことを特徴とする盲人の歩行誘導装置。
  2. 【請求項2】 上記杖本体(1)に伝えられた情報は
    振動に変えられることを特徴とする請求項1の盲人の歩
    行誘導装置。
  3. 【請求項3】 上記振動は道路(2)の曲がり角や、
    階段や、坂道などのそれぞれが平坦な道とは異なったサ
    イクルor/andインターバルであることをことを特
    徴とする請求項1及び2の盲人の歩行誘導装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1乃至3の情報は音声によ
    って変えられ盲人に伝えられるようにしたことを特徴と
    する盲人の歩行誘導装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4の音声は、道路(2)の
    曲り道や階段や坂道などのそれぞれが平坦な道とは異な
    った音声であることを特徴とする盲人の歩行誘導装置。
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