JP2001327408A - コーヒーフィルタ - Google Patents

コーヒーフィルタ

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JP2001327408A
JP2001327408A JP2000152354A JP2000152354A JP2001327408A JP 2001327408 A JP2001327408 A JP 2001327408A JP 2000152354 A JP2000152354 A JP 2000152354A JP 2000152354 A JP2000152354 A JP 2000152354A JP 2001327408 A JP2001327408 A JP 2001327408A
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coffee
filter
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dripper
shape
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Naoki Wada
直樹 和田
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TOOYO KK
Toyo Co Ltd
Original Assignee
TOOYO KK
Toyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抽出後のコーヒー豆の粉末を捨てるときにコー
ヒー豆の粉末をこぼす心配がなく、美味しいコーヒーを
いれることができ、コーヒーメーカーへの取り付けも容
易にできるコーヒーフィルタを提供する。 【解決手段】一枚の紙を折って、前面部11と、背面部
12と、一対の側面部13, 13とからなるバケット状
に形成されたコーヒーフィルタ10であって、前面部1
1および背面部12が、上端が下端より長い略台形状に
形成されており、前面部11の下端に、背面部12の下
端がつながり、前面部11の側端15,15と背面部1
2の側端16,16との間に、一対の側面部13, 13
が互いに向かい合って形成され、一対の側面部13, 1
3が逆三角形状に形成されており、一対の側面部13,
13の両側端間が、蛇腹状に形成されている。使用後捨
てるときに、底抜けを防ぐことができ、美味しいコーヒ
ーを入れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーフィルタ
に関する。さらに詳しくは、家庭用のコーヒーメーカー
やドリッパに使用されるコーヒーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のコーヒーフィルタ110 の
(I) 正面図、(II)展開図である。同図に示すように、
従来のコーヒーフィルタ110 は、正面視で上辺115 が下
辺114 より長く、上辺115 が円弧状をした略台形状の濾
紙であり、一対の濾過面111 ,112 を有している。図9
(II)に示すように、従来のコーヒーフィルタ110 は、濾
過面111 と濾過面112 とが、一方の側端116 でつなが
り、側端116 に対して軸対称に形成された一枚の紙120
から形成されている。この紙120 を側端116 で折って、
圧着側端113a,113bおよび下辺114a,114bを重ね合わ
せ、圧着側端113a,113bおよび下辺114a,114bを圧着
し、コーヒーフィルタ110 を形成している。このコーヒ
ーフィルタ110 をドリッパに取り付け、コーヒー豆の粉
末を入れる。そして、ドリッパをコーヒーメーカーに取
り付けたり、単にコーヒーカップの上に載せたりして、
コーヒーフィルタ110 の開口部からコーヒー豆の粉末に
湯を注げば、簡単にコーヒーを抽出することができる。
【0003】しかるに、コーヒーを抽出した後に、コー
ヒーフィルタ110 をドリッパから持ち上げ、ゴミ箱に捨
てようとすると、コーヒーフィルタ110 が水分を含み、
圧着側端113 や底辺114 の圧着強度が弱くなっているた
め、圧着が外れ、コーヒー豆の粉末がこぼれてしまうと
いう問題があった。
【0004】上記のごとき、問題を解決するコーヒーフ
ィルタとして、特開平8−187178号公報に記載さ
れた技術(以下、従来例1で示す。)がある。図10は
従来例1のコーヒーフィルタ130 の(I) 概略斜視図であ
り、(II)展開図である。同図に示すように、従来例1の
コーヒーフィルタは、略四角形状の一枚の紙を、対抗す
る一対の頂点131 ,131 を結ぶ線132 で、二つ折りに
し、一対の濾過面133 ,133 を形成し、さらに、前記一
対の頂点131 ,131 を前記一対の濾過面133 ,133 の間
に折り込んだものである。
【0005】すると、従来例1のコーヒーフィルタ130
には、圧着部等のつなぎ目がないため、コーヒー豆の粉
末を捨てるときに、圧着が外れて、コーヒー豆の粉末が
こぼれることを防ぐことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来例1の
コーヒーフィルタ130 では、以下に示す(1) 〜(4) の問
題点がある。 (1) 一対の頂点131 ,131 を一対の濾過面133 ,133 の
間に折り込んでいるので、一対の濾過面133 ,133 の間
に折り込まれた面は、ドリッパの内面に密着させること
ができない。このため、コーヒーの濾過面として使用す
ることができず、コーヒー豆の粉末の量が多くなると、
コーヒーを抽出する時間が長くなり、コーヒーの味が悪
くなる可能性がある。 (2) 一対の頂点131 ,131 の折り込み量が大きくなれ
ば、コーヒーを入れる部分の容積が小さくなるので、フ
ィルタを大きくしなければならないし、折り込み量が小
さければ、熱湯を注いだときに、折り目がのびてしまう
可能性がある。すると、横からコーヒー豆の粉末がこぼ
れてしまうという問題がある。 (3) 折り込んだ部分が、濾過面133 ,133 に重なってし
まうと、濾過面の厚さが均一でなくなり、コーヒーを抽
出する時間が場所によって異なり、コーヒーの味が悪く
なる可能性がある。 (4) 濾過面133 は、正面視で、底辺134 を一辺とし、1
つの頂点を濾過面133 の上端中央部に有する略五角形状
となる。したがって、濾過面133 において、その底辺13
4 から上端までの高さは、上端の両側端から中央部に向
かうに従い高くなり、両側端と中央部との間で高さの差
が大きくなる。このため、濾過面133 の中央部の高さ
を、ドリッパの高さに合わせると、コーヒーフィルタ13
0 をドリッパに取り付けたときに、濾過面133 の上端の
両側端は、ドリッパの中ぐらいの高さに位置する。する
と、熱湯を濾過面133 の上端の両側端より上まで注ぐ
と、熱湯とともにコーヒー豆の粉末がコーヒーフィルタ
130 からあふれてしまうので、熱湯を注ぐときに注意が
必要であるし、一度に入れることができるコーヒーの量
が少なくなる。逆に濾過面133 の両側端の高さをドリッ
パの高さに合わせると、濾過面133 の上端全体がドリッ
パよりも上にはみ出し、ドリッパをコーヒーメーカーに
取り付ける邪魔になるという問題がある。しかも、濾過
面133 の上部は、コーヒーの抽出に有効に使用できな
い。
【0007】本発明はかかる事情に鑑み、抽出後のコー
ヒー豆の粉末を捨てるときにコーヒー豆の粉末をこぼす
心配がなく、美味しいコーヒーをいれることができ、コ
ーヒーメーカーへの取り付けも容易にできるコーヒーフ
ィルタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のコーヒーフィ
ルタは、一枚の紙を折って、前面部と、背面部と、一対
の側面部とからなるバケット状に形成されたフィルタで
あって、前記前面部が、上端が下端より長い略台形状に
形成されており、該前面部の下端に、前記背面部の下端
がつながり、該背面部が、上端が下端より長い略台形状
に形成されており、前記前面部の側端と前記背面部の側
端との間に、前記一対の側面部が互いに向かい合って形
成され、該一対の側面部が、逆三角形状に形成されてお
り、前記一対の側面部の両側端間が、蛇腹状に形成され
たことを特徴とする。請求項2のコーヒーフィルタは、
一枚の紙を折って、前面部と、背面部と、一対の側面部
と、底部とからなるバケット状に形成されたフィルタで
あって、前記前面部が、上端が下端より長い略台形状に
形成されており、前記背面部が、上端が下端より長い略
台形状に形成されており、前記前面部の側端と前記背面
部との間に、前記一対の側面部が互いに向かい合って形
成され、該一対の側面部が上端が下端より長い略台形状
に形成されており、前記底部が、前記前面部の下端と、
前記背面部の下端と、前記一対の側面部の下端との間に
形成され、前記一対の側面部の両側端間が、蛇腹状に形
成されたことを特徴とする。請求項3のコーヒーフィル
タは、請求項1または2記載の発明において、前記前面
部の両側端間が、蛇腹状に形成され、前記背面部の両側
端間が、蛇腹状に形成されたことを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、ドリッパに取り
付け、コーヒー豆の粉末を入れ、湯を注げば、コーヒー
をいれることができる。しかも、一枚の紙を折って前面
部、背面部および一対の側面部を一体に形成しており、
各面のつなぎ目が全くないので、使用後捨てるときに底
抜けを防ぐことができる。また、蛇腹状の側面部をたた
めば、薄くすることができるので、収納スペースが小さ
くなる。しかも、収納状態から取り出せば、側面部が自
然に広がり、前面部と背面部の上端間が広がるので、ド
リッパに取り付けたときに、コーヒー豆の粉末を入れる
のが容易である。さらに、側面部が蛇腹状であり、熱湯
を注いだときに、蛇腹が広がり、濾過面の厚さがどの位
置でも均一となり、濾過面積も広くなる。しかも、側面
部もドリッパ内面に密着するので、コーヒー豆の粉末の
量が多くなっても、コーヒーの抽出に時間がかからず、
効率よく抽出でき、美味しいコーヒーをいれることがで
きる。請求項2の発明によれば、ドリッパが平坦な内底
を有していても、その内底に底部を密着させることがで
きるので、ドリッパへの取り付けが容易であり、コーヒ
ーメーカーにセットしても邪魔にならない。また、一枚
の紙を折って前面部、背面部、底部および一対の側面部
を一体に形成しており、各面のつなぎ目が全くないの
で、使用後捨てるときに底抜けを防ぐことができる。さ
らに、側面部が蛇腹状であり、熱湯を注いだときに、蛇
腹が広がり、濾過面の厚さがどの位置でも均一となり、
濾過面積も広くなる。しかも、側面部もドリッパ内面に
密着するので、コーヒー豆の粉末の量が多くなっても、
コーヒーの抽出に時間がかからず、効率よく抽出でき、
美味しいコーヒーをいれることができる。請求項3の発
明によれば、全体が蛇腹状であり、熱湯を注いだとき
に、蛇腹が広がり、濾過面の厚さがどの位置でも均一と
なり、濾過面積も広くなるので、コーヒー豆の粉末の量
が多くなっても、コーヒーの抽出に時間がかからず、効
率よく抽出でき、美味しいコーヒーをいれることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は第1実施形態のコーヒーフィ
ルタ10A の(I) 概略斜視図であり、(II)展開図である。
図2は第1実施形態のコーヒーフィルタ10A の(I) 側面
図であり、(II)正面図である。図1および2に示すよう
に、第1実施形態のコーヒーフィルタ10A は、楕円形状
をした1枚の濾紙20A を折って、前面部11A と、背面部
12Aと、一対の側面部13A ,13A とからなるバケット状
に形成されたものである。
【0011】まず、コーヒーフィルタ10A の材料である
濾紙20A を説明する。図1(II)において、符号20A は、
コーヒーフィルタ10A の材料である1枚の濾紙を示して
いる。この濾紙20A は楕円形状をしている。この濾紙20
A の材質は、コーヒーフィルタ用の濾紙であればよく、
晒した白色のものであっても未晒しの茶色のものであっ
てもよい。
【0012】なお、濾紙20A の形状は楕円形に限らず、
長方形の向かいあった一対の短辺が外方に凸の円弧とな
った形状、つまり、陸上のトラックのような形状(以下
トラック状という)であってもよい。この場合、一対の
短辺を、所望の曲率を有する円弧に形成すればよい。さ
らになお、トラック状の濾紙20A の一対の長辺も、所望
の曲率を有する外方に凸の円弧としてもよい。
【0013】つぎに、濾紙20A からコーヒーフィルタ10
A を形成するための折り形状について、図1(II)に基づ
いて説明する。図1(II)において、破線は谷折りする部
分を示し、二点鎖線は山折りする部分を示している。
【0014】図1(II)において、符号P1,P2は、そ
れぞれ濾紙20A の長軸上にあって、中心点から同じ距離
だけ離れた位置の放射始点を示している。この点P1,
P2間の中折部24は、常に、谷折りされる部分であ
る。濾紙20A の中折部24に対して点P1,P2よりも
左右外方の部分は、各点P1,P2のそれぞれから濾紙
20A の外周に向けて各点P1,P2を中心にして、放射
状に等角度で交互に谷折り山折りされる部分である。つ
まり、左右の谷折り山折りされる部分の両端の内折部2
5,25、内折部26,26および谷折部27は、いず
れも谷折りされる部分であり、山折部28は、山折りさ
れる部分である。
【0015】この濾紙20A において、中折部24と、内
折部25,25と、濾紙20A の外周に囲まれた部分が前
記前面部11A となる。中折部24と、内折部26,26
と濾紙20A の外周に囲まれた部分が前記背面部12A とな
る。内折部25,25間の濾紙20A の外周および内折部
26,26の間の濾紙20A の外周は、ほぼ直線状になっ
ており、曲率が小さい。また、隣接する内折部25,2
6間の扇形の部分が、前記一対の側面部13A ,13A とな
る。
【0016】つぎに、濾紙20を折ってコーヒーフィル
タ10A を形成する製造方法を説明する。図1および図2
に示すように、濾紙20A を、中折部24、内折部25,
25および内折部26,26で谷折りする。すると、中
折部24が底辺14となり、内折部25,25が、前側
端15,15となり、内折部26,26が後側端16,
16となる。
【0017】この前面部11A および背面部12A の上端は
正面視で、上方に凸の円弧状になるが、ほぼ直線状にな
っており、その曲率が小さいので、底辺14から前面部
11Aおよび背面部12A の上端までの高さは、上端の中央
部と上端の両側端との間で高さの差が小さく、ほぼ同じ
高さとなる。
【0018】また、側面部13A ,13A は、側面視で、逆
三角形状となり、前側端15と後側端16との間は、山
折りと谷折りを交互に繰り返して蛇腹状に形成されてい
る。この側面部13A ,13A の上端は、側面視で、上方に
凸の円弧状であり、底辺14から側面部13A ,13A の上
端までの高さは、その上端の中央部と上端の両側端との
間で高さの差が小さい。しかも、隣接する山折り間の間
隔が、上端における間隔よりも下端における間隔が狭く
なる。このため、左右一対の側面部13A ,13A の蛇腹の
下端部分は、上部よりも折り目が強く、しっかりとして
いる。
【0019】なお、濾紙20A が、前記トラック状の形状
の場合において、外方に凸の円弧状の短辺を、ほぼ直線
状、つまり円弧の曲率を小さくすれば、底辺14から側
面部13A ,13A の上端までの高さは、その上端の中央部
と上端の両側端との間でほぼ同じ高さにできる。
【0020】上記のごとく、コーヒーフィルタ10A は、
1枚の濾紙20A を折って前面部11Aと、背面部12A と、
左右一対の側面部13A ,13A とが一体に形成された側面
が逆三角形のバケット状になる。この一対の側面部13A
,13A が蛇腹状に形成されているので、左右一対の側
面部13A ,13A をたためば、コーヒーフィルタ10A を薄
くして収納することができる。逆に、複数のコーヒーフ
ィルタ10A を束ねた収納状態から1枚のコーヒーフィル
タ10A を取り出せば、左右一対の側面部13A ,13A が蛇
腹状に形成されているので、前面部11A の上端と背面部
12A の上端との間が自然に広がり、側面視で逆三角形状
になる。しかも、図1(I) に示すように、左右一対の側
面部13A ,13A の谷折り部分は、前面部11A 、背面部12
A の向かい合った面の間には、少ししか突出していない
ので、コーヒー豆の粉末を入れる邪魔にならない。
【0021】つぎに、第1実施形態のコーヒーフィルタ
10A の作用と効果を説明する。図3は第1実施形態のコ
ーヒーフィルタ10A の使用状況説明図である。図4は第
1実施形態のコーヒーフィルタ10A をドリッパDAに取
り付けた状態の概略断面図である。図3および図4にお
いて、符号DAは、ドリッパを示している。このドリッ
パDAは、断面視V字状のバケット形状をしたものであ
る。このドリッパDAは、コーヒーカップC上に載せら
れ、その内部にコーヒーフィルタ10A が取り付けられる
ものである。
【0022】まず、折り畳んだ状態で束ねて収容された
複数のコーヒーフィルタ10A から、1枚のコーヒーフィ
ルタ10A を取り出す。すると、コーヒーフィルタ10A
は、前側端15と後側端16の間で、左右一対の側面部
13A ,13A が蛇腹状になっているため、側面部13A ,13
A が伸びようとする力によって、自然に前面部11A の上
端と、背面部12A の上端との間が広がる。また、その広
がりが小さくても、前面部11A の上端と背面部12A の上
端を少し外方へ引っ張るだけで前面部11A の上端と背面
部12A の上端との間を大きく開くことができる。
【0023】ついで、取り出したコーヒーフィルタ10A
を、コーヒーカップC上に載せられたドリッパDAに取
り付ける。図4に示すように、コーヒーフィルタ10A
は、側面部視で逆三角形状をしており、側面部13A ,13
A が蛇腹状なので、前面部11A と背面部12A のなす角度
が自在に変化する。このため、ドリッパDAの前面部お
よび背面部に、コーヒーフィルタ10A の前面部11A およ
び背面部12A を密着させることができる。
【0024】この状態で、前面部11A の上端と背面部12
A の上端との間からコーヒー豆の粉末Sを入れる。この
とき、前面部11A の上端と背面部12A の上端との間が大
きく開いており、しかも蛇腹状の側面部13A ,13A の谷
折り部分は、前面部11A と背面部12A との間には、ほと
んど突出していない。このため、コーヒー豆の粉末Sを
入れるときに、側面部13A ,13A の外側にコーヒー豆の
粉末Sをこぼす心配がない。しかもコーヒー豆の粉末S
を入れる容積が大きくなる。
【0025】ついで、コーヒー豆の粉末Sに熱湯を注い
でコーヒーを抽出する。熱湯を注ぐと、コーヒーフィル
タ10A は水分を吸収するので、左右一対の側面部13A ,
13Aの上部の折り目が伸びて、ドリッパDAの両内側面
部に密着する。すると、前面部11A 、背面部12A だけで
なく側面部13A の上部も、コーヒーを抽出する有効な濾
過面として使用することができる。したがって、コーヒ
ーフィルタ10A に入れるコーヒー豆の粉末Sの量が多く
なっても、コーヒーをこし取る時間を短くでき、美味し
いコーヒーを入れることができる。
【0026】しかも、底辺14から前面部11A の上端ま
での高さは、前面部11A の上端の中央部と両側端との間
で差が小さい。このため、底辺14から前面部11A の上
端中央部までの高さをドリッパDAの高さと同じ高さに
なるように形成し、底辺14をドリッパDAの内底に密
着させて取り付ければ、前面部11A および背面部12Aの
上端は、中央部であっても、両側端であっても、ドリッ
パDAの上端とほぼ同じ高さとなる。
【0027】前記底辺14から左右一対の側面部13A ,
13A の上端までの高さも、左右一対の側面部13A ,13A
の上端の中央部と両側端との間で高さの差が小さい。し
かも、左右一対の側面部13A ,13A の両端は前面部11A
,12A の両端と一致する。このため、左右一対の側面
部13A ,13A の上端は、中央部であっても、両側端であ
っても、ドリッパーDAの上端とほぼ同じ高さとなる。
【0028】したがって、ドリッパDA一杯まで熱湯を
注いでも、熱湯がコーヒーフィルタ10A の上端からあふ
れることがなく、熱湯とともにコーヒー豆の粉末Sがコ
ーヒーフィルタ10A からあふれることもない。よって、
一度に多くのコーヒーを入れることができる。しかも、
前面部11A 、背面部12A の上部まで、コーヒーの抽出に
有効に使用することができる。
【0029】なお、濾紙20A がトラック状の場合には、
前面部11A および背面部12A の上端は、底辺14と平行
な直線状に形成される。このため、底辺14から前面部
11Aの上端および背面部12A の上端までの高さは、前面
部11A 等の上端のどの位置でも同じ高さになる。しか
も、左右一対の側面部13A ,13A の上端の円弧の曲率が
小さいので、底辺14から左右一対の側面部13A ,13A
の上端までの高さも、側面部13A の上端のどの位置でも
ほぼ同じ高さになる。したがって、前面部11A 、背面部
12A および左右一対の側面部13A ,13A の上端とドリッ
パDAの上端がほぼ同じ高さとなり、前面部11A および
背面部12A の全面と、左右一対の側面部13A ,13A の上
端の大部分を、コーヒーの抽出に使用できる。
【0030】また、コーヒーメーカーによってコーヒー
を抽出するときでも、ドリッパDAにコーヒーフィルタ
10A を取り付けたときに、前面部11A ,背面部12A ,お
よび左右一対の側面部13A ,13A の上端が、ドリッパD
Aの上端からほとんどはみ出さないので、ドリッパDA
をコーヒーメーカーに取り付けるときに邪魔にならな
い。
【0031】コーヒーを抽出後、コーヒーフィルタ10A
の前面部11A および背面部12A の上端をつかみ、コーヒ
ーフィルタ10A をドリッパDAから持ち上げれば、その
ままゴミ箱に捨てることができる。このときに、コーヒ
ーフィルタ10A は1枚の紙を折って形成されているの
で、底抜けしてコーヒー豆の粉末Sがこぼれる心配がな
い。また、側面部13A ,13A の上端は水分を含むことに
よって伸びているが、側面部13A ,13A の下端は、折り
目の間隔が上部よりも狭くなっているので、水分を含ん
でも蛇腹状の折り目がしっかりと残っており、側面部13
A ,13A が伸びてコーヒー豆の粉末Sをこぼすこともな
い。
【0032】上記のごとく、第1実施形態のコーヒーフ
ィルタ10A によれば、ドリッパDAに取り付け、コーヒ
ー豆の粉末Sを入れ、湯を注げば、コーヒーをいれるこ
とができる。しかも、一枚の紙を折って前面部11A 、背
面部12A および一対の側面部13A ,13A を一体に形成し
ており、各面部間につなぎ目が全くないので、使用後捨
てるときに底抜けを防ぐことができる。また、蛇腹状の
側面部13A をたためば、薄くすることができるので、収
納スペースが小さくなる。しかも、収納状態から取り出
せば、側面部13A が自然に広がり、前面部11A と背面部
12A の上端間が広がるので、ドリッパDAに取り付けた
ときに、コーヒー豆の粉末Sを入れるのが容易である。
さらに、熱湯を注いだときに、側面部13A の蛇腹が広が
り、濾過面の厚さがどの位置でも均一となり、濾過面積
も広くなる。しかも、側面部13AもドリッパDA内面に
密着するので、コーヒー豆の粉末Sの量が多くなって
も、コーヒーの抽出に時間がかからず、効率よく抽出で
き、美味しいコーヒーをいれることができる。
【0033】本発明のコーヒーフィルタは以下のような
形状でもよい。図5は他の実施形態のコーヒーフィルタ
10B の(I) 概略斜視図であり、(II)展開図である。同図
に示すように、コーヒーフィルタ10B は、コーヒーフィ
ルタ10A と同様に、1枚の紙を折って、前面部11B 、背
面部12B および左右一対の側面部13B ,13B を有するバ
ケット状に形成されたものであり、前面部11B が、その
前側端15,15の間で蛇腹状に形成され、背面部12B
がその後側端16,16の間で蛇腹状に形成された点が
コーヒーフィルタ10A と異なる。
【0034】つまり、コーヒーフィルタ10B では、側面
部13B ,13B だけでなく、前面部11B 、背面部12B も蛇
腹状に形成されているので、前面部11B 、背面部12B お
よび左右一対の側面部13B ,13B の全てを折り畳めば、
コーヒーフィルタ10B を非常にコンパクトに収納するこ
とができる。しかも、収納した状態から取り出せば、蛇
腹が伸びて自然にバケット状になる。
【0035】また、コーヒー豆の粉末を入れて熱湯を注
いだときに、前面部11B 、背面部12B および側面部13B
,13B の全ての蛇腹が広がり、濾過面の厚さがどの位
置でも均一となり、濾過面積も広くなるので、コーヒー
豆の粉末の量が多くなっても、コーヒーの抽出に時間が
かからず、効率よく抽出でき、美味しいコーヒーをいれ
ることができる。
【0036】さらに本発明のコーヒーフィルタは以下の
ような形状でもよい。図6は他の実施形態のコーヒーフ
ィルタ10C の(I) 概略斜視図であり、(II)展開図であ
る。同図に示すように、コーヒーフィルタ10C は、1枚
の円形の濾紙20C を折り畳んで、前面部11C、背面部12C
および側面部13C ,13C が形成されたものである。
【0037】図6(II)に示すように、濾紙20C は、その
中心から、90度間隔で、一対の内折部25,25およ
び一対の内折部26,26で谷折りされる。また、隣接
する内折部25,26の間は、濾紙20C の中心から放射
状に、交互に山折りと谷折りされる。
【0038】よって、この濾紙20C を、一対の内折部2
5,25および一対の内折部26,26で折ると、前面
部11Cおよび背面部12C が形成される。ついで、隣接す
る側端15, 16の間を交互に山折りと谷折りすれば、
蛇腹状の側面部13C, 13Cを形成することができる。する
と、濾紙20C を、側面部13C, 13Cが蛇腹状になった漏斗
状に形成することができる。最後に、漏斗状に形成され
た濾紙20C の下端部19を折り曲げて、直線状の底辺19
a を形成すれば、コーヒーフィルタ10C を形成すること
ができる。
【0039】つぎに、第2実施形態のコーヒーフィルタ
30を説明する。図7は第2実施形態のコーヒーフィル
タ30の(I) 概略斜視図であり、(II)展開図である。同
図に示すように、第2実施形態のコーヒーフィルタ30
は、楕円形状をした1枚の濾紙40を折って、前面部3
1と、背面部32と、一対の側面部33,33と、底部
39とからなるバケット状に形成されたものである。
【0040】まず、コーヒーフィルタ30の材料である
濾紙40を説明する。図7(II)において、符号40は、
コーヒーフィルタ30の材料である1枚の濾紙を示して
いる。この濾紙40は楕円形状をしている。この濾紙4
0の材質は、コーヒーフィルタ用の濾紙であればよく、
晒した白色のものであっても未晒しの茶色のものであっ
てもよい。
【0041】なお、濾紙40の形状は楕円形に限らず、
長方形の向かいあった一対の短辺が外方に凸の円弧とな
った形状、つまりトラック状の形状であってもよい。こ
の場合、一対の短辺を、所望の曲率を有する円弧に形成
すればよい。さらになお、トラック状の濾紙40の一対
の長辺も、所望の曲率を有する外方に凸の曲率の小さい
円弧としてもよい。
【0042】つぎに、濾紙40からコーヒーフィルタ3
0を形成するための折り形状について、図7(II)に基づ
いて説明する。図7(II)において、破線は谷折りする部
分を示し、二点鎖線は山折りする部分を示している。
【0043】図7(II)において、濾紙40の中央部に
は、濾紙40の長軸方向に長い角丸四角形状の中折部49
a が形成されており、この中折部49a は、常に谷折りさ
れる部分である。なお、中折部49a の形状は角丸四角形
に限られず、円形や楕円形等、種々の形状を採択しう
る。
【0044】濾紙40の中折部49a の左右外方部分は、
中折部49a 両側端縁のそれぞれから濾紙40の外周に向
けて放射状に、等角度で交互いに谷折り山折りされる部
分である。つまり、左右の谷折り山折りされる部分の両
端の内折部45,45、内折部46,46および谷折部
47は、いずれも谷折りされる部分であり、山折部48
は山折りされる部分である。
【0045】この濾紙40において、中折部49a に囲ま
れた部分が底部39となる。また、中折部49a の前端縁
と、内折部45,45と、濾紙40の外周に囲まれた部
分が前記前面部31となる。中折部49a の後端縁と、内
折部46,46と濾紙40の外周に囲まれた部分が前記
背面部32となる。内折部45,45間の濾紙40の外
周および内折部46,46の間の濾紙40の外周は、ほ
ぼ直線状になっており曲率が小さい。さらに、隣接する
内折部45,46の間の部分が、前記一対の側面部3
3,33となる。
【0046】つぎに、濾紙40を折ってコーヒーフィル
タ30を形成する製造方法を説明する。図7に示すよう
に、濾紙40を、中折部49a 、内折部45,45および
内折部46,46で谷折りする。すると、中折部49a が
外周39a となり、内折部45,45が、前側端35,3
5となり、内折部46,46が後側端36,36とな
る。
【0047】この前面部31および背面部32の上端は
正面視で、上方に凸の円弧状となるが、ほぼ直線状にな
っており、その曲率が小さいので、外周39a の前後端縁
から前面部31および背面部32の上端までの高さは、
上端の中央部と上端の両側端との間で高さの差が小さ
く、ほぼ同じ高さとなる。
【0048】さらに、側面部33,33の前記前面部3
1および背面部32の隣接する側端45, 46との間
は、山折りと谷折りを交互に繰り返して蛇腹状に形成さ
れている。この側面部33,33の上端は、側面視で、
上方に凸の円弧状であり、底部39から側面部33,3
3の上端までの高さは、その上端の中央部と上端の両端
縁との間で高さの差が小さい。
【0049】なお、濾紙40が、前記トラック状の形状
の場合において、外方に凸の円弧状の短辺を、ほぼ直線
状、つまり円弧の曲率を小さくすれば、底部39から側
面部33,33の上端までの高さは、その上端の中央部
と上端の両側端との間でほぼ同じ高さになる。
【0050】上記のごとく、コーヒーフィルタ30は、
1枚の濾紙40を折って前面部31と、背面部32と、
左右一対の側面部33,33および底部39とが一体に
形成された、バケット状に形成される。また、図1(I)
に示すように、左右一対の側面部33,33は蛇腹状に
形成され、その谷折り部分は、前記前面部31、背面部
32の向かい合った面の間には、少ししか突出していな
いのでコーヒー豆の粉末を入れる邪魔にならない。
【0051】つぎに、第2実施形態のコーヒーフィルタ
30の作用と効果を説明する。図8は第2実施形態のコ
ーヒーフィルタ30をドリッパDBに取り付けた状態の
概略断面図である。図8において、符号DBはドリッパ
を示している。このドリッパDBは、断面視U字状のバ
ケット形状をしたものである。このドリッパDBは、図
示しないコーヒーカップC上に載せられ、その内部にコ
ーヒーフィルタ30が取り付けられるものである。
【0052】まず、コーヒーフィルタ30を、コーヒー
カップC上に載せられたドリッパDBに取り付ける。す
ると、コーヒーフィルタ30は、平坦な底部39を有し
ているので、平坦な内底面を有するドリッパDBの内底
面に底部39を密着させることができる。しかも、側面
部33,33が蛇腹状なので、前面部11および背面部
12が底部39となす角度が自在に変化する。このた
め、ドリッパDBの前面および背面にも、コーヒーフィ
ルタ30の前面部31および背面部32を密着させるこ
とができる。
【0053】ドリッパDBにコーヒーフィルタ30を取
り付けた状態で、前面部31の上端と背面部32の上端
との間からコーヒー豆の粉末Sを入れる。このとき、前
面部31の上端と背面部32の上端との間が大きく開い
ており、しかも蛇腹状の側面部33,33は、前面部3
1と背面部32との間には、わずかしか侵入していな
い。このため、コーヒー豆の粉末Sを入れるときに、側
面部33,33の外側にコーヒー豆の粉末Sをこぼす心
配がない。しかもコーヒー豆の粉末Sを入れる容積が大
きくなる。
【0054】ついで、コーヒー豆の粉末Sに熱湯を注い
でコーヒーを抽出する。熱湯を注ぐと、コーヒーフィル
タ30も水分を吸収するので、左右一対の側面部33,
33が蛇腹状なので、この上部の折り目が伸びて、ドリ
ッパDBの両内側面部に密着する。すると、前面部3
1、背面部32だけでなく側面部33の上部も、コーヒ
ーを抽出する有効な濾過面として使用することができ
る。したがって、コーヒーフィルタ30に入れるコーヒ
ー豆の粉末Sの量が多くなっても、コーヒーをこし取る
時間を短くでき、美味しいコーヒーを入れることができ
る。
【0055】しかも、底部39から前面部31の上端の
頂点までの高さは、前面部31の上端の中央部と両側端
との間で差が小さい。このため、底部39から前面部3
1の上端中央部までの高さをドリッパDBの高さと同じ
高さになるように形成し、底部39をドリッパDBの内
底に底部39を密着させて取り付ければ、前面部31お
よび背面部32の上端は上端は中央部であっても、両端
であっても、ドリッパDBの上端とほぼ同じ高さにな
る。
【0056】前記底部39から左右一対の側面部33,
33の上端までの高さも、左右一対の側面部33,33
の上端中央部と両側端との間で高さの差が小さい。しか
も、左右一対の側面部33,33の両端は、前面部3
1,背面部32の両端と一致する。このため、左右一対
の側面部33,33の上端は、中央部であっても、両側
端であっても、ドリッパーDBの上端とほぼ同じ高さに
なる。
【0057】したがって、ドリッパDB一杯まで熱湯を
注いでも、熱湯がコーヒーフィルタ30の上端からあふ
れることがなく、熱湯とともにコーヒー豆の粉末Sがコ
ーヒーフィルタ30からあふれることもない。よって、
多くのコーヒーを一度に入れることができる。しかも、
前面部31および背面部32の上部まで、コーヒーの抽
出に有効に使用できる。
【0058】なお、濾紙40がトラック状の場合には、
前面部31および背面部32の上端は、外周39a の前後
端縁と平行な直線状に形成される。このため、底部39
から前面部31の上端および背面部32の上端までの高
さは、前面部31等の上端のどの位置でも同じ高さとな
る。しかも、左右一対の側面部33,33の上端の円弧
の曲率が小さいので、底部39から左右一対の側面部3
3,33の上端までの高さも、側面部33の上端のどの
位置でもほぼ同じ高さになる。前面部31、背面部32
および左右一対の側面部33,33の上端とドリッパD
Bの上端がほぼ同じ高さとなり、コーヒーフィルタ30
の全面をコーヒーの抽出に使用できる。
【0059】また、コーヒーメーカーによってコーヒー
を抽出するときでも、ドリッパDBにコーヒーフィルタ
30を取り付けたときに前面部31,背面部32および
左右一対の側面部33,33の上端が、ドリッパDBの
上端からほとんどはみ出さないので、ドリッパDBをコ
ーヒーメーカーに取り付けるときに邪魔にならない。
【0060】コーヒーを抽出後、コーヒーフィルタ30
の前面部31および背面部32の上端をつかみ、コーヒ
ーフィルタ30をドリッパDAから持ち上げれば、その
ままゴミ箱に捨てることができる。このときに、コーヒ
ーフィルタ30は1枚の紙を折って形成されているの
で、底抜けしてコーヒー豆の粉末がこぼれる心配がな
い。
【0061】上記のごとく、第2実施形態のコーヒーフ
ィルタ30によれば、ドリッパDBが平坦な内底を有し
ていても、その内底に底部39を密着させることができ
るので、ドリッパDBへの取り付けが容易であり、コー
ヒーメーカーにセットしても邪魔にならない。しかも、
一枚の紙を折って前面部31、背面部32、底部39お
よび一対の側面部33,33を一体に形成しており、各
面部間のつなぎ目が全くないので、使用後捨てるときに
底抜けを防ぐことができる。また、側面部33が蛇腹状
であり、熱湯を注いだときに、蛇腹が広がり、濾過面の
厚さがどの位置でも均一となり、濾過面積も広くなる。
しかも、側面部33もドリッパ内面に密着するので、コ
ーヒー豆の粉末の量が多くなっても、コーヒーの抽出に
時間がかからず、効率よく抽出でき、美味しいコーヒー
をいれることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1のコーヒーフィルタによれば、
ドリッパに取り付け、開口部からコーヒー豆の粉末を入
れ、湯を注げば、コーヒーをいれることができる。しか
も、一枚の紙を折って前面部、背面部および一対の側面
部を一体に形成しており、各面のつなぎ目が全くないの
で、使用後捨てるときに底抜けを防ぐことができ、収納
スペースが小さく、コーヒー豆の粉末の量が多くなって
も、コーヒーの抽出に時間がかからず、効率よく抽出で
き、美味しいコーヒーをいれることができる。請求項2
のコーヒーフィルタによれば、ドリッパへの取り付けが
容易であり、コーヒーメーカーにセットしても邪魔にな
らず、使用後捨てるときに底抜けを防ぐことができ、収
納スペースが小さく、コーヒー豆の粉末の量が多くなっ
ても、コーヒーの抽出に時間がかからず、効率よく抽出
でき、美味しいコーヒーをいれることができる。請求項
3のコーヒーフィルタによれば、コーヒー豆の粉末の量
が多くなっても、コーヒーの抽出に時間がかからず、効
率よく抽出でき、美味しいコーヒーをいれることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のコーヒーフィルタ10A の(I) 概
略斜視図であり、(II)展開図である。
【図2】第1実施形態のコーヒーフィルタ10A の(I) 側
面図であり、(II)正面図である。
【図3】第1実施形態のコーヒーフィルタ10A の使用状
況説明図である。
【図4】第1実施形態のコーヒーフィルタ10A をドリッ
パDAに取り付けた状態の概略断面図である。
【図5】他の実施形態のコーヒーフィルタ10B の(I) 概
略斜視図であり、(II)展開図である。
【図6】他の実施形態のコーヒーフィルタ10C の(I) 概
略斜視図であり、(II)展開図である。
【図7】第2実施形態のコーヒーフィルタ30の(I) 概
略斜視図であり、(II)展開図である。
【図8】第2実施形態のコーヒーフィルタ30をドリッ
パDBに取り付けた状態の概略断面図である。
【図9】従来のコーヒーフィルタ110 の(I) 正面図であ
り、(II)展開図である。
【図10】従来例1のコーヒーフィルタ130 の(I) 概略
斜視図であり、(II)展開図である。
【符号の説明】
10 コーヒーフィルタ 11 前面部 12 背面部 13 側面部 15 前側端 16 後側端 20 濾紙 30 コーヒーフィルタ 31 前面部 32 背面部 33 側面部 35 前側端 36 後側端 40 濾紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の紙を折って、前面部と、背面部と、
    一対の側面部とからなるバケット状に形成されたフィル
    タであって、前記前面部が、上端が下端より長い略台形
    状に形成されており、該前面部の下端に、前記背面部の
    下端がつながり、該背面部が、上端が下端より長い略台
    形状に形成されており、前記前面部の側端と前記背面部
    の側端との間に、前記一対の側面部が互いに向かい合っ
    て形成され、該一対の側面部が、逆三角形状に形成され
    ており、前記一対の側面部の両側端間が、蛇腹状に形成
    されたことを特徴とするコーヒーフィルタ。
  2. 【請求項2】一枚の紙を折って、前面部と、背面部と、
    一対の側面部と、底部とからなるバケット状に形成され
    たフィルタであって、前記前面部が、上端が下端より長
    い略台形状に形成されており、前記背面部が、上端が下
    端より長い略台形状に形成されており、前記前面部の側
    端と前記背面部との間に、前記一対の側面部が互いに向
    かい合って形成され、該一対の側面部が上端が下端より
    長い略台形状に形成されており、前記底部が、前記前面
    部の下端と、前記背面部の下端と、前記一対の側面部の
    下端との間に形成され、前記一対の側面部の両側端間
    が、蛇腹状に形成されたことを特徴とするコーヒーフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】前記前面部の両側端間が、蛇腹状に形成さ
    れ、前記背面部の両側端間が、蛇腹状に形成されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のコーヒーフィル
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102434839B1 (ko) * 2021-03-05 2022-08-22 주식회사 베덱 가변구조를 포함하는 드리퍼

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