JP2001326494A - 電子部品実装装置の指示装置 - Google Patents

電子部品実装装置の指示装置

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JP2001326494A JP2000141950A JP2000141950A JP2001326494A JP 2001326494 A JP2001326494 A JP 2001326494A JP 2000141950 A JP2000141950 A JP 2000141950A JP 2000141950 A JP2000141950 A JP 2000141950A JP 2001326494 A JP2001326494 A JP 2001326494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品実装装置において、各電子部品フィ
ーダの装着位置や、電子部品が少なくなったり、無くな
ったりしている電子部品フィーダの装着位置等の電子部
品フィーダに関する情報を瞬時に認識できるように指示
する。 【解決手段】 幅の異なる電子部品フィーダ11が装着
可能で、かつ、電子部品フィーダ11の基準ピンが係合
されて該電子部品フィーダ11の位置を決める位置決め
ピン孔12cが備えられたフィーダバンク12を有する
電子部品実装装置の指示装置である。この指示装置は、
フィーダバンク12の各位置決めピン孔12c毎に対応
して設けられ、かつ、電子部品フィーダ11のフィーダ
バンク12上の装着位置を視覚的に認識させるように指
示するLED15を備える。前記LED15は、フィー
ダバンク12上の電子部品フィーダ11が占有する範囲
を視覚的に指示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子部品実装装置において電
子部品を供給する電子部品フィーダに関する情報に基づ
いて指示を出力する電子部品実装装置の指示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子部品実装装置では、電子部
品を吸引した状態で保持する吸着ノズルを有し、当該吸
着ノズルにより電子部品をプリント基板上の実装位置に
搬送し、電子部品をプリント基板上に実装する。
【0003】また、電子部品実装装置には、吸着ノズル
の吸着位置に電子部品を一つずつ供給する電子部品フィ
ーダが横一列に複数並んだ状態で装着されている。そし
て、上記電子部品装着装置には、複数の電子部品フィー
ダを横一列に並んだ状態に装着するためのフィーダバン
クが設けられている。また、各電子部品フィーダは、該
当する電子部品フィーダ自体を上記フィーダバンクに取
り付けるための位置決め固定手段と、フィーダバンク上
の各スロット毎に設けられた位置決めピン孔に挿入され
る位置決め用の基準ピンを備えている。それら電子部品
フィーダは上記位置決め固定手段と基準ピンとにより位
置決めされて、上記フィーダバンクに固定される。
【0004】また、上記電子部品フィーダは、供給する
部品の大きさによって異なる幅のものが用意されてい
る。フィーダバンクの位置決めピン孔等の位置決め用の
部材は、最小幅の電子部品フィーダに対応して配置され
ている。従って、最小幅の電子部品フィーダより幅の広
い電子部品フィーダをフィーダバンクに装着した場合に
は、幅の広い電子部品フィーダの基準ピンが挿入された
位置決めピン孔の周囲の位置決めピン孔の部分が、幅の
広い電子部品フィーダに排他的に占有されてしまう場合
があり、この位置決めピン孔に、他の電子部品フィーダ
が装着できないことになる。
【0005】また、電子部品実装装置においては、予め
プログラミングされた動作で吸着ノズルが移動するよう
になっているので、吸着ノズルが所定の電子部品をフィ
ーダバンクの所定の吸着位置に取りに行くように移動し
た際に、その吸着位置に、前記所定の電子部品を供給す
る電子部品フィーダが配置されている必要がある。従っ
て、各電子部品フィーダは、フィーダバンクの予め決め
られた位置にそれぞれ装着される必要がある。言い換え
れば、電子部品実装装置において、フィーダバンクの各
位置に配置された電子部品フィーダが、どの電子部品を
供給するものかを示すデータを記憶している必要があ
る。
【0006】なお、各電子部品フィーダの装着位置を、
基板上の電子部品のレイアウトに対応して、たとえば、
吸着ノズルの移動距離を短くするように決めることで、
作業時間を短縮することができる。また、吸着ノズルが
複数あるような場合には、それに対応して電子部品フィ
ーダの配置を変えることで作業時間を短縮することがで
きる。従って、フィーダバンク上の各電子部品フィーダ
の配置は、オペレータが設定できるようになっていると
ともに、周知の最適化プログラムにより、基板上の電子
部品のレイアウトに対応して、作業時間を短縮できる最
適な配置となるように各電子部品フィーダの位置を設定
できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィーダバ
ンクに電子部品フィーダを装着する際には、上述のよう
に各電子部品フィーダ毎に予め設定された位置に装着す
る必要があった。そこで、たとえば、電子部品フィーダ
の装着位置がわかりやすいように、フィーダバンクの上
記位置決めピン孔毎に対応して、フィーダバンクにナン
バープレートが設置されている場合があった。そして、
電子部品フィーダの装着時にナンバープレートの数値を
見ることで、電子部品フィーダの装着位置を確認してい
た。
【0008】しかし、電子部品フィーダを装着すべき位
置を示すナンバープレートの数値を探しながら電子部品
フィーダを装着するようにした場合には、瞬時に、電子
部品フィーダの装着位置を見つけることができず、作業
性が悪く、少し時間がかかるといった問題がある。ま
た、位置決めピン孔は、比較的狭い間隔で一列に並んで
いるので、基準ピンを挿入する際に隣の位置決めピン孔
に間違って挿入する可能性もあった。
【0009】また、電子部品実装装置においては、電子
部品フィーダに格納された電子部品の数と、供給した電
子部品の数から、電子部品の残数量を求め、電子部品の
残数が少なくなった電子部品フィーダや、電子部品がな
くなった電子部品フィーダを求められるようになってい
る。しかし、この場合にも、電子部品実装装置におい
て、電子部品が少なくなったり、無くなったりした電子
部品フィーダがどこに装着されているかを瞬時に知るこ
とができず、該当する電子部品フィーダを探す手間と時
間とがかかっていた。
【0010】本発明の課題は、電子部品実装装置におい
て、各電子部品フィーダの装着位置や、電子部品が少な
くなったり、無くなったりしている電子部品フィーダの
装着位置等の電子部品フィーダに関する情報を瞬時に認
識できるように指示する電子部品実装装置の指示装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0012】請求項1記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、複数の幅の異なる電子部品フィーダ11
が装着可能で、かつ、前記電子部品フィーダに設けられ
た係合手段(基準ピン)が係合することにより該電子部
品フィーダの位置を決める位置決め手段(位置決めピン
孔12c)が備えられたフィーダバンク12を有する電
子部品実装装置の指示装置であって、前記フィーダバン
クの各位置決め手段毎に対応して設けられ、かつ、装着
すべき電子部品フィーダのフィーダバンク上の装着位置
を視覚的に認識させるように指示する視覚的指示手段
(LED15)を備え、装着時に複数の互いに隣接する
位置決め手段の範囲を排他的に占有する幅を有する電子
部品フィーダをフィーダバンクに装着する際に、前記視
覚的認識手段のうちの前記電子部品フィーダの係合手段
が係合する位置決め手段に対応する第一の視覚的指示手
段が視覚的な指示を出力し、かつ、前記視覚的指示手段
のうちの前記電子部品フィーダの係合手段に係合するこ
となく、前記電子部品フィーダに排他的に占有される位
置決め手段に対応する第二の視覚的指示手段が、第一の
視覚的指示手段と異なる方法で視覚的な指示を出力する
ことを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、フィーダバンクに電子
部品フィーダを設置する際に、該電子部品フィーダのフ
ィーダバンク上の設置位置が、フィーダバンクの電子部
品フィーダの位置を決める位置決め手段毎に対応して設
けられた視覚的指示手段により視覚的に指示されること
になる。従って、フィーダバンクに設けられたナンバー
プレートの特定の数値を探して装着位置を確認するよう
な必要がなく、視覚的な指示を出力している視覚的指示
手段に対応する位置決め手段を瞬時に認識することがで
きる。
【0014】また、装着すべき電子部品フィーダの幅が
広い場合に、この電子部品フィーダの係合手段が係合す
るフィーダバンクの位置決め手段に対応する第一の視覚
的指示手段が上述のように指示を出力する。さらに、前
述の幅の広い電子部品フィーダにより他の電子部品フィ
ーダが装着できないように、幅の広い電子部品フィーダ
に排他的に占有された位置決め手段に対応する第二の視
覚的指示手段が、第一の視覚的指示手段と異なる方法
で、視覚的な指示を出力する。従って、幅の広い電子部
品フィーダを装着する際には、第一の視覚的指示手段に
より、係合手段を係合させる位置決め手段の位置が瞬時
に認識できるとともに、電子部品フィーダがフィーダバ
ンクに装着された際に占める範囲を瞬時に認識すること
ができる。
【0015】これらのことから、幅の異なるものがある
電子部品フィーダをそれぞれフィーダバンクに装着する
際に、瞬時に装着位置を認識して、短時間で電子部品フ
ィーダを正しい装着位置に装着できるとともに、電子部
品フィーダの占有範囲を瞬時に認識できるので、電子部
品フィーダの装着時に、装着位置をより容易かつ確実に
認識して、正しい装着位置に正確かつ迅速に電子部品フ
ィーダを装着することができる。また、装着すべき電子
部品フィーダと異なる幅の電子部品フィーダを間違って
装着してしまうようなミスも確実に防止できる。
【0016】なお、電子部品フィーダをフィーダバンク
に順次装着していくような場合には、電子部品実装装置
においては、たとえば、そのモニターなどに、次に装着
すべき電子部品フィーダを示すコードや名称等が表示さ
れて指示されるので、それにより次に装着すべき電子部
品フィーダがわかるようになっている。また、上記視覚
的指示手段は、たとえば、各種ランプ等の発光体や、部
材を出没させるような視覚的に動作を認識可能な機械的
な装置などや、液晶ディスプレイ等のディスプレイなど
である。また、上述の機械的な装置において、部材の出
没等の移動に用いられる駆動装置は、モータ、エアシリ
ンダ、ソレノイドなどである。
【0017】また、第一の視覚的指示手段と第二の視覚
的指示手段とでの異なる視覚的な指示方法とは、たとえ
ば、視覚的指示手段が発光体の場合に、異なる色で発光
させたり、一方を連続的に点灯させ、他方、点滅するよ
うに点灯させたり、一方と他方とで点滅の仕方を変えた
りするものである。また、視覚的指示手段が機械的な装
置の場合には、たとえば、出没する部材の色や形状を変
えたり、一方を部材が出た状態に保持し、他方を部材の
出没を繰り返すようにしたりするものである。また、視
覚的指示手段が液晶ディスプレイのようなディスプレイ
においては、表示画像の色や形状を変えたり、一方にお
いて同じ画像を連続的に出力し、他方において異なる画
像を切り替えながら出力させたりするものである。ま
た、フィーダバンクは、電子部品実装装置に固定的に設
けられているものでも良いし、電子部品実装装置本体に
対して着脱自在で移動自在な、たとえば、フロアトロリ
ー型等の一括交換台車に設けられているものとしても良
い。また、一括交換台車にフィーダバンクがある場合に
は、一括交換台車側に視覚的指示手段を設けることが好
ましい。
【0018】請求項2記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、複数の電子部品フィーダを装着するフィ
ーダバンクを備えた電子部品実装装置の指示装置であっ
て、前記電子部品フィーダに関する情報に基づく指示を
視覚的に認識させるように出力する視覚的指示手段が、
前記フィーダバンクに装着された電子部品フィーダの後
部の上側から見通せる位置に設けられていることを特徴
とする。
【0019】上記構成によれば、視覚的指示手段が電子
部品実装装置のフィーダバンクに装着された電子部品フ
ィーダの後部の上側から見通せる位置に設けられている
ので、フィーダバンクに電子部品が装着されていない状
態ではもちろん容易にオペレータが視認することができ
るとともに、電子部品フィーダをフィーダバンクに装着
した状態でも容易に視認することができる。また、視覚
的指示手段の設置位置は、電子部品フィーダではなく、
電子部品実装装置であり、電子部品フィーダは、既存の
ものを用いることができる。なお、視覚的指示手段の設
置位置は、上述のように、電子部品実装装置の一括交換
台車であっても良い。
【0020】また、具体的な、視覚的指示装置の設置位
置は、たとえば、フィーダバンクに装着された電子部品
フィーダと電子部品実装装置に設けられ電子部品が装着
される基板を搬入搬出する基板搬送装置との間で、電子
部品フィーダの後方の上から視認できる位置に設けられ
るものとしても良い。また、視覚的指示手段は、指示を
出力した際に、該指示に対応する電子部品フィーダの装
着位置を容易に認識できる必要がり、フィーダバンクの
各電子部品の装着位置の近傍にそれぞれ設けられている
ことが好ましい。なお、液晶ディスプレイのようなディ
スプレイの場合には、フィーダバンクの複数の電子部品
フィーダの装着位置に跨って形成さていても良い。ま
た、視覚的指示手段は、上述のように、発光体、機械的
装置、ディスプレイ等のいずれでも良い。
【0021】請求項3記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、前記視覚的指示手段が前記電子部品フィ
ーダを前記フィーダバンクに装着する際に、前記電子部
品フィーダを装着すべきフィーダバンクの装着位置を視
覚的に認識できるように指示することを特徴とする。
【0022】上記構成によれば、装着すべき電子部品フ
ィーダの装着位置が視覚的指示手段に視覚的に指示でき
るので、電子部品フィーダの装着位置を瞬時に認識でき
る。また、電子部品フィーダを装着した後にも、請求項
2記載の構成により、視覚的指示手段を容易に視認する
ことができるので、たとえば、装着された電子部品フィ
ーダと視覚的指示手段とを見比べることにより、装着位
置が正しいか否かを容易に確認することができる。
【0023】請求項4記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、前記視覚的指示手段が、前記フィーダバ
ンクに装着された電子部品フィーダのうちの電子部品の
供給が完了した電子部品フィーダの装着位置を視覚的に
認識できるように指示することを特徴とする。
【0024】上記構成によれば、電子部品フィーダにお
いて、電子部品の供給が完了して空の状態の電子部品フ
ィーダの装着位置が視覚的指示手段により視覚的に指示
されるので、空になって交換する必要のある電子部品フ
ィーダの装着位置を瞬時に認識することができる。従っ
て、供給すべき電子部品が無くなった電子部品フィーダ
の交換を容易かつ迅速に、他の電子部品フィーダと間違
えることなく、行うことができる。
【0025】請求項5記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、前記視覚的指示手段が、前記フィーダバ
ンクに装着された電子部品フィーダのうちの電子部品の
残数量が所定数量以下になった電子部品フィーダの装着
位置を視覚的に認識できるように指示することを特徴と
する。
【0026】上記構成によれば、電子部品フィーダにお
いて、電子部品の残量数が少なくなった電子部品フィー
ダの装着位置が視覚的指示手段により視覚的に指示され
るので、次に、交換する必要のある電子部品フィーダの
装着位置を瞬時に認識することができる。従って、電子
部品フィーダの交換を容易かつ迅速に、他の電子部品フ
ィーダと間違えることなく、行うことができる。
【0027】請求項6記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置は、前記視覚的指示手段が、視覚的に断続す
る指示と、視覚的に連続する指示とを切り替えて出力す
ることを特徴とする。
【0028】上記構成によれば、たとえば、請求項1記
載のように第一の視覚的指示手段と第二の視覚的指示手
段とのように異なる方法で指示を出力するような場合
に、連続的な指示と、断続的な指示とにより、指示の方
法を変えることができる。また、電子部品フィーダの電
子部品の残数量が所定量以下となった場合と、0となっ
た場合とで、断続的指示と連続的指示とを切り替えるの
も有効である。なお、連続する指示とは、たとえば、視
覚的指示手段が発光体の場合に点灯した状態であり、断
続する指示とは、点滅する状態であるが、視覚的指示手
段が機械的装置の場合に、連続する指示は、部材が出た
状態を保持することであり、断続する指示は、部材の出
没を繰り返す状態である。また、ディスプレイにおい
て、連続する指示とは、同じ画像を表示することであ
り、断続する指示とは、異なる画像を切り替えて表示す
ることである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例の
電子部品実装装置の指示装置を図面を参照して説明す
る。図1に示すように、この実施の形態例の電子部品実
装装置1には、多数の電子部品フィーダ11を装着可能
な一括交換台車10、電子部品実装装置1を制御するコ
ントローラ20、図示しない電子部品実装部、後述する
フィーダバンク12上の指示部13等が備えられてい
る。なお、電子部品実装装置1にはコントローラ20上
の電子部品実装装置1の天板に当たる部分の上にコント
ローラ20のモニタ21が設けられている。また、電子
部品実装装置1の天板上のモニタ21の後方には、電子
部品実装装置1の作動、停止、警報等を報知するランプ
30が設けられている。そして、この実施の形態例の指
示装置は、上述のコントローラ20と指示部13とを主
要構成とするものである。
【0030】そして、電子部品実装装置1のカバー2内
には、以下のような装置を備えた上述の電子部品実装部
が備えられている。すなわち、前記カバー2内には、電
子部品フィーダ11の横並び方向に沿って、電子部品フ
ィーダ11の奥側に、その両端部だけを図示した基板搬
送装置3が設けられ、図中左右方向に基板を搬送(搬
入、搬出)するようになっている。また、電子部品実装
装置1のカバー2内には、図示しないが、吸着ヘッドを
備えたヘッド部を水平で互いに直交するY方向とX方向
とに移動するXY移動装置、該XY移動装置により移動
されるヘッド部において吸着ヘッドをZ方向(上下方
向)に移動させる昇降装置、前記ヘッド部において吸着
ヘッドを左右に回転させる回転装置を備えている。
【0031】そして、電子部品実装装置1おいては、前
記吸着ヘッドがXY移動装置により、所定の電子部品フ
ィーダ11の電子部品の供給位置に移動させた後に、昇
降装置により下降して電子部品を吸着し、次いで、昇降
装置により電子部品を吸着した吸着ヘッドを上昇させる
とともに電子部品の実装時の角度に回転させる。次い
で、吸着ヘッドを、基板搬送装置3により搬入されると
ともに所定位置に搬送された基板上の所定位置にXY移
動装置により移動させ、昇降装置により下降させること
で、基板上に電子部品を実装するようになっている。ま
た、電子部品実装装置1には、セットされた各電子部品
フィーダ11を駆動するフィーダ駆動手段を有し、該フ
ィーダ駆動手段の駆動力が電子部品フィーダ11に伝動
されて、電子部品フィーダ11に格納された電子部品を
電子部品フィーダ11の電子部品供給位置に送るように
なっている。
【0032】また、上記一括交換台車10には、複数の
電子部品フィーダ11を装着するフィーダバンク12が
備えられている。図2に概略を示すように、フィーダバ
ンク12は、電子部品フィーダ11が載置される底板部
12aと、該底板部12aに接続されるとともに、電子
部品フィーダ11の先端面が当接するとともに、フィー
ダバンク12の左右に延在する当接板部12bと、電子
部品フィーダ11の後部の下側に設けられた図示しない
固定手段が固定される図示しない位置決め固定部とを備
えている。そして、前記当接板部12bには、異なる幅
の電子部品フィーダ11のうちの最小幅の電子部品フィ
ーダ11が、ほとんど隙間無く左右に配置できる間隔で
多数の位置決めピン孔12cが形成されている。この位
置決めピン孔12cには、電子部品フィーダ11の先端
面に設けられた図示しない基準ピン(係合手段)が挿入
されて電子部品フィーダが位置決めされるようになって
いる。従って、電子部品フィーダ11は、位置決めピン
孔12cに基準ピンが挿入され、かつ、上述の位置決め
固定部に固定手段が固定されることで、フィーダバンク
に位置決め固定されるようになっている。
【0033】そして、前記フィーダバンク12の当接板
部12bの上には、当接板部12bとほぼ同様に左右に
延在する指示部13が設けられている。そして、指示部
13の位置は、フィーダバンク12に電子部品フィーダ
11を装着した状態で、電子部品フィーダ11の後部の
上から見通せる位置となっている。また、一括交換台車
10を電子部品実装装置1に取り付けた状態で、電子部
品フィーダ11と基板搬送装置3との間の位置となって
いる。従って、指示部13は、電子部品フィーダ11を
装着した状態でも、容易に視認できるようになってい
る。
【0034】そして、指示部13の前面には、ナンバー
プレート14が設けられている。ナンバープレート14
には、当接板部12bの各位置決めピン孔12cの真上
となる位置に、それぞれ、数値が、たとえば、左から連
番で表示されている。すなわち、ナンバープレートの各
数値が、各位置決めピン孔12cの位置を示すようにな
っている。そして、ナンバープレート14の各数値の上
となる位置に、それぞれ視覚的指示手段となるLED1
5(light emitting diode)が、位置決めピン孔12c
及びナンバープレート14の数値と、一対一で対応する
ように取り付けられている。そして、これらLED15
と前記ナンバープレート14とがフィーダポジションイ
ンジケータとなっている。そして、各LED15の点灯
及び消灯は、前記コントローラ20により制御されるよ
うになっている。
【0035】また、フィーダバンク12は、一括交換台
車10に設けられており、電子部品実装装置1本体に対
して着脱自在となっているので、上記LED15の駆動
を制御する図示しないドライバ回路と、コントローラ2
0とは、無線もしくは有線により接続された状態となっ
ており、コントローラ20からLED15の点灯及び消
灯を制御できるようになっている。
【0036】そして、上述のようなXY移動装置、昇降
装置、回転装置、基板搬送装置3、LED15、電子部
品フィーダ11の後述する駆動手段等の電子部品実装装
置中の各装置は、前記コントローラ20により制御され
るようになっている。コントローラ20は、データの入
力及びコントローラの操作等を行うための各種キー等を
備えた操作盤22と、データの入力及び出力に用いるこ
とが可能な着脱式の記憶媒体(フロッピーディスクや着
脱可能なハードディスクやマグネティックオプティカル
ディスク(MO)、フラッシュメモリ等の不揮発性の半
導体メモリなど)を備えた補助記憶装置23と、CP
U、RAM、ROM等を備えた図示しない演算処理部
と、各種データや電子部品搬送装置の作動状態等を表示
する前記モニタ21等とを備えている。そして、コント
ローラ20のCPUが、ROMもしくは補助記憶装置2
3等に記憶された生産プログラムに基づいて、各種処理
を行い、コントローラ20が電子部品実装装置を制御す
るようになっている。
【0037】たとえば、コントローラ20は、予め、操
作盤22や補助記憶装置23にセットされた記憶媒体等
により入力された吸着データ、たとえば、基板上の電子
部品のレイアウトを示すデータや、各電子部品フィーダ
のフィーダバンク12上の配置等のデータに基づいて、
基板上に決められたレイアウトどおりに電子部品を実装
するように上述の各装置等を制御するものである。な
お、LED15の点灯及び消灯以外の制御は、基本的に
周知のものである。
【0038】また、コントローラ20においては、操作
盤22等からフィーダバンク12のナンバープレート1
4の数値で示される電子部品フィーダ11の各設置位置
に、どの電子部品フィーダ11を配置するかを設定でき
るようになっており、各電子部品フィーダ11(各電子
部品フィーダ11に格納された各電子部品)と、それら
の電子部品フィーダ11のフィーダバンク12上の装着
位置とが、一対一で対応づけられたデータが、RAMや
補助記憶装置23に記憶されるようになっている。
【0039】各電子部品フィーダ11のフィーダバンク
12上の配置を基板上の電子部品のレイアウト等に対応
して決定する最適化プログラムにより、各電子部品フィ
ーダ11のフィーダバンク12上の装着位置とが、一対
一で対応づけられたデータが、RAMや補助記憶装置2
3に記憶されるようになっている。すなわち、各電子部
品フィーダ11のフィーダバンク12上の装着位置は、
マニュアル操作で設定することもでき、かつ、周知の最
適化プログラムにより自動で設定することもできる。ど
ちらにしても、コントローラ20に各電子部品フィーダ
11のフィーダバンク12上の装着位置を示すデータが
保存される。
【0040】コントローラ20は、上述のデータに基づ
き、たとえば、一括交換台車10上のフィーダバンク1
2に電子部品フィーダ11を順次装着する際に、モニタ
21及びLED15を制御するようになっている。
【0041】また、コントローラ20においては、各電
子部品フィーダ11の部品格納数が入力されるととも
に、電子部品実装装置において各電子部品フィーダ11
から部品が供給される毎に、部品格納数から供給された
部品数を減算することにより、各電子部品フィーダの残
量数を算出するようになっている。また、残量数に基づ
いて、モニタ21やLED15等を制御するようになっ
ている。
【0042】また、コントローラ20は、フィーダ駆動
手段のマニュアル制御を可能としており、操作盤22か
らの指示に基づいてフィーダ駆動手段を制御できるよう
になっている。なお、前記フィーダ駆動手段は、上記当
接板部12bの各位置決めピン孔の直下より少し手前の
位置にそれぞれ配置されたフィーダノックピン(図示
略)を、シリンダ装置、ソレノイド、モータ等のアクチ
ュエータで上下動させるものである。そして、電子部品
フィーダ11には、前記ノックピンの位置にリンク機構
の末端部が配置され、ノックピンの上下動が伝動されて
電子部品を移動させるようになっている。そして、コン
トローラ20は、前記ノックピンの上下動に基づいて上
記LED15を制御するようになっている。
【0043】以下に、前記コントローラ20、モニタ2
1及び指示部13等からなる電子部品実装装置の指示装
置の動作について説明する。まず、フィーダバンク12
に各電子部品フィーダ11を装着する際の指示装置の動
作を説明する。なお、この際には、フィーダバンク12
を備えた一括交換台車10は、電子部品実装装置1本体
から外された状態となっているが、取り付けた状態で電
子部品フィーダ11をフィーダバンク12に装着するも
のとしても良い。
【0044】そして、電子部品フィーダ11の装着にお
いては、指示部13のLED15が表1に示すように動
作する。すなわち、上述のコントローラ20のRAMも
しくは補助記憶装置23に記憶された各電子部品フィー
ダ11とフィーダバンク12の各装着位置を関連づけた
データ(電子部品実装装置を上述の電子部品実装部を制
御するための吸着データの一部)に基づいて、次に装着
すべき電子部品フィーダ11を示すコードもしくは名称
(たとえば、電子部品フィーダ11に格納された電子部
品の名称でも良く、電子部品フィーダ11を特定できる
データならば良い。)がモニタ21に表示される。すな
わち、コントローラ20が、吸着データの中から上述の
データを読出して、モニタ21に出力する。
【0045】また、ほぼ同時に、モニタ21に表示され
た電子部品フィーダ11のフィーダバンク12の装着位
置のLED15がコントローラ20の制御の基に点灯す
る。すなわち、前記電子部品フィーダ11の基準ピンが
挿入される位置決めピン孔12cのほぼ真上に配置され
たLED15が連続的に点灯する。また、前記電子部品
フィーダ11には、幅の広いものがあり、基準ピンを位
置決めピン孔12cに挿入した際に、その左右の位置決
めピン孔12cを他の電子部品フィーダ11の基準ピン
がさせない状態に占有してしまうものがある。そして、
上記吸着データには、フィーダバンク12に装着される
電子部品フィーダ11の幅のデータも含まれているの
で、コントローラ20は、装着される電子部品フィーダ
11の幅のデータを読みとれるようになっている。
【0046】なお、電子部品フィーダ11は、最小幅の
電子部品フィーダ11の幅もしくはそれに近い値が基準
幅とされるとともに、各電子部品フィーダ11の幅が基
準幅のほぼ整数倍となるようにされている。従って、上
記電子部品フィーダ11の幅のデータは、基準幅に対す
る倍率のデータでも良い。そして、コントローラ20
は、装着すべきい電子部品フィーダ11の幅のデータに
基づいて、該電子部品フィーダ11の基準ピンが挿入さ
れる位置決めピン孔12cの周囲で、電子部品フィーダ
11に排他的に占有される位置決めピン孔12cの真上
にあるLED15を、上記基準ピンが挿入された位置決
めピン孔12cの真上のLED15とは異なる指示方法
として、点滅した状態に点灯させる。
【0047】以上のことから、作業者は、モニタ21に
表示されたコード等に対応する電子部品フィーダ11
を、その基準ピンが点灯したLED15の下の位置決め
ピン孔に挿入されるようにして、フィーダバンク12に
装着することで、正しい位置に電子部品フィーダ11を
装着することができる。特に、幅の広い電子部品フィー
ダ11の場合には、点滅するLED15の範囲と電子部
品フィーダ11の幅とを見比べながら電子部品フィーダ
11をフィーダバンク12に装着することで、より正確
に電子部品フィーダ11を装着することができる。
【0048】また、LED15が点灯及び点滅すること
で、電子部品フィーダ11の装着位置を瞬時に知ること
ができるので、電子部品フィーダ11を容易、かつ、迅
速に装着することができる。また、幅の広い電子部品フ
ィーダ11を装着する際には、その電子部品フィーダ1
1の基準ピンが挿入される位置決めピン孔12cと、隣
にくる電子部品フィーダ11の基準ピンが挿入される位
置決めピン孔12cとの間に、基準ピンが挿入されない
位置決めピン孔12cがあることになり、基準ピンを挿
入する位置決めピン孔12cを間違える可能性が高くな
る。しかし、基準ピンが挿入されずに電子部品フィーダ
11に排他的に占有される位置決めピン孔12cに対応
するLED15が、基準ピンが挿入される位置決めピン
孔12cと視覚的に異なる指示を行うことで、上述のよ
うな間違いを低減することができる。
【0049】また、上述のように装着位置を間違える可
能性が高い状態で、隣に既に電子部品フィーダ11が装
着されている場合に、点滅するLED15の位置と、隣
に既に装着された電子部品フィーダ11の位置を見比べ
ることにより、既に装着された電子部品フィーダ11の
装着位置が間違っているか否かを容易に確認することが
できる。また、これにより、一つの電子部品フィーダ1
1の装着位置を位置決めピン孔12c一つ分だけ間違っ
た際に、その後に続けて装着される電子部品フィーダ1
1の装着位置が順にひとつずつずれてしまうような事態
を防止することができる。
【0050】次に、フィーダバンク12に各電子部品フ
ィーダ11が装着されるとともに、一括交換台車10が
電子部品実装装置1本体に設置され、電子部品の実装が
開始されている状態での指示装置の動作を図3の表2及
び表3を参照して説明する。この際には、上述のように
コントローラにおいて、各電子部品フィーダ11におけ
る電子部品の残数量が算出されている。また、コントロ
ーラにおいては、生産プログラムのデータ入力におい
て、基板生産画面データ切替という項目の部品残数設定
の警告レベル入力値として、予め、電子部品フィーダ1
1における電子部品の残数量が少なくなったことを警告
する際の残数量が入力されている。
【0051】そして、コントローラ20においては、各
電子部品フィーダ11において、設定された残数量と算
出された残数量とを比較し、算出された残数量が設定さ
れた残数量以下となった電子部品フィーダ11がある場
合に、その電子部品フィーダ11の基準ピンの挿入位置
の真上にあるLED15を点滅表示するようになってい
る。
【0052】さらに、電子部品の残数量が設定された残
数量以下となった電子部品フィーダ11において、残数
量が0となった場合には、上述のように点滅表示されて
いたLED15を連続して点灯するようにコントローラ
20が制御するようになっている。なお、LED15を
点灯や点滅させる際に、ランプ30を点灯するものとし
ても良い。上述のようにLED15が作業中に、点滅も
しくは点灯することにより、交換すべき電子部品フィー
ダ11が存在することがわかるとともに、その電子部品
フィーダ11の装着位置を一目で瞬時にオペレータに認
識させることができる。また、LED15が点滅してい
るか連続して点灯しているかで、すぐに電子部品フィー
ダを交換すべきなのか、まだ、少し時間的に余裕がある
のかを判断することができる。
【0053】次に、マニュアル制御で、上述のようにフ
ィーダ駆動手段のノックピン制御を行う際の指示装置の
動作を図3の表4を参照して説明する。この際には、マ
ニュアル制御によるノックピン制御に必要な事項とし
て、操作盤22から操作するノックピンの位置データが
入力されるとともに、フィーダの種類等が入力される。
そして、コントローラ20は、操作盤22からの入力デ
ータと指示とに基づき、指定された位置のノックピンを
上下動させるとともに、該ノックピンの位置に対応する
LED15、すなわち、ノックピンの上方の位置決めピ
ン孔12cのさらに上にあるLED15の点灯及び消灯
を行う。すなわち、ノックピンが上昇した場合には、L
ED15を点灯させ、ノックピンが下降した際には、L
ED15を消灯させる。
【0054】これにより、操作盤22から指定した位置
にある電子部品フィーダ11もしくは電子部品フィーダ
11が装着されていない状態で指定した位置にあるノッ
クピンと、LED15の点灯と消灯とを見比べることに
より、指定された位置のノックピンが正常に動作してい
るか否かを容易に確認することができる。
【発明の効果】請求項1記載の本発明の電子部品実装装
置の指示装置によれば、幅の異なるものがある電子部品
フィーダをそれぞれフィーダバンクに装着する際に、瞬
時に装着位置を認識して、短時間で電子部品フィーダを
正しい装着位置に装着できるとともに、電子部品フィー
ダの占有範囲を瞬時に認識できるので、電子部品フィー
ダの装着時に、装着位置をより容易かつ確実に認識し
て、正しい装着位置に正確かつ迅速に電子部品フィーダ
を装着することができる。また、装着すべき電子部品フ
ィーダと異なる幅の電子部品フィーダを間違って装着し
てしまうようなミスも確実に防止できる。
【0055】請求項2記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置によれば、視覚的指示手段が電子部品実装装
置のフィーダバンクに装着された電子部品フィーダの後
部の上側から見通せる位置に設けられているので、フィ
ーダバンクに電子部品が装着されていない状態ではもち
ろん容易にオペレータが視認することができるととも
に、電子部品フィーダをフィーダバンクに装着した状態
でも容易に視認することができる。また、視覚的指示手
段の設置位置は、電子部品フィーダではなく、電子部品
実装装置であり、電子部品フィーダは、既存のものを用
いることができる。
【0056】請求項3記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置によれば、装着すべき電子部品フィーダの装
着位置が視覚的指示手段に視覚的に指示できるので、電
子部品フィーダの装着位置を瞬時に認識できる。また、
電子部品フィーダを装着した後にも、請求項2記載の構
成により、視覚的指示手段を容易に視認することができ
るので、たとえば、装着された電子部品フィーダと視覚
的指示手段とを見比べることにより、装着位置が正しい
か否かを容易に確認することができる。
【0057】請求項4記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置によれば、電子部品フィーダにおいて、電子
部品の供給が完了して空の状態の電子部品フィーダの装
着位置が視覚的指示手段により視覚的に指示されるの
で、空になって交換する必要のある電子部品フィーダの
装着位置を瞬時に認識することができる。従って、供給
すべき電子部品が無くなった電子部品フィーダの交換を
容易かつ迅速に、他の電子部品フィーダと間違えること
なく、行うことができる。
【0058】請求項5記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置によれば、電子部品フィーダにおいて、電子
部品の残量数が少なくなった電子部品フィーダの装着位
置が視覚的指示手段により視覚的に指示されるので、次
に、交換する必要のある電子部品フィーダの装着位置を
瞬時に認識することができる。従って、電子部品フィー
ダの交換を容易かつ迅速に、他の電子部品フィーダと間
違えることなく、行うことができる。
【0059】請求項6記載の本発明の電子部品実装装置
の指示装置によれば、たとえば、請求項1記載のように
第一の視覚的指示手段と第二の視覚的指示手段とのよう
に異なる方法で指示を出力するような場合に、連続的な
指示と、断続的な指示とにより、指示の方法を変えるこ
とができる。また、電子部品フィーダの電子部品の残数
量が所定量以下となった場合と、0となった場合とで、
断続的指示と連続的指示とを切り替えるのも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の電子部品実装装置の正
面図である。
【図2】上記例の電子部品実装装置の指示装置の視覚的
認識手段となるLEDを備えたフィーダバンクを示すも
のである。
【図3】上記例の電子部品実装装置におけるLEDの点
灯条件等を説明するための図表である。
【符号の説明】
11 電子部品フィーダ 12 フィーダバンク 12c 位置決めピン孔 15 LED(視覚認識手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 AA15 CC04 DD02 DD03 DD05 DD22 DD32 DD41 DD49 EE24 EE35 EE37 FF01 FG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の幅の異なる電子部品フィーダが装
    着可能で、かつ、前記電子部品フィーダに設けられた係
    合手段が係合することにより該電子部品フィーダの位置
    を決める位置決め手段が備えられたフィーダバンクを有
    する電子部品実装装置の指示装置であって、 前記フィーダバンクの各位置決め手段毎に対応して設け
    られ、かつ、装着すべき電子部品フィーダのフィーダバ
    ンク上の装着位置を視覚的に認識させるように指示する
    視覚的指示手段を備え、 装着時に複数の互いに隣接する位置決め手段の範囲を排
    他的に占有する幅を有する電子部品フィーダをフィーダ
    バンクに装着する際に、前記視覚的認識手段のうちの前
    記電子部品フィーダの係合手段が係合する位置決め手段
    に対応する第一の視覚的指示手段が視覚的な指示を出力
    し、 かつ、前記視覚的指示手段のうちの前記電子部品フィー
    ダの係合手段に係合することなく、前記電子部品フィー
    ダに排他的に占有される位置決め手段に対応する第二の
    視覚的指示手段が、第一の視覚的指示手段と異なる方法
    で視覚的な指示を出力することを特徴とする電子部品実
    装装置の指示装置。
  2. 【請求項2】 複数の電子部品フィーダを装着するフィ
    ーダバンクを備えた電子部品実装装置の指示装置であっ
    て、 前記電子部品フィーダに関する情報に基づく指示を視覚
    的に認識させるように出力する視覚的指示手段が、前記
    フィーダバンクに装着された電子部品フィーダの後部の
    上側から見通せる位置に設けられていることを特徴とす
    る電子部品実装装置の指示装置。
  3. 【請求項3】 前記視覚的指示手段が前記電子部品フィ
    ーダを前記フィーダバンクに装着する際に、前記電子部
    品フィーダを装着すべきフィーダバンクの装着位置を視
    覚的に認識できるように指示することを特徴とする請求
    項2記載の電子部品実装装置の指示装置。
  4. 【請求項4】 前記視覚的指示手段が、前記フィーダバ
    ンクに装着された電子部品フィーダのうちの電子部品の
    供給が完了した電子部品フィーダの装着位置を視覚的に
    認識できるように指示することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一つに記載の電子部品実装装置の指示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記視覚的指示手段が、前記フィーダバ
    ンクに装着された電子部品フィーダのうちの電子部品の
    残数量が所定数量以下になった電子部品フィーダの装着
    位置を視覚的に認識できるように指示することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子部品実装
    装置の指示装置。
  6. 【請求項6】 前記視覚的指示手段が、視覚的に断続す
    る指示と、視覚的に連続する指示とを切り替えて出力す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載
    の電子部品実装装置の指示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003347790A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Juki Corp 電子部品実装装置
JP2004047571A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Yamagata Casio Co Ltd 一括交換台車、部品実装システム、及び接続確認方法
JP2005347352A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yamaha Motor Co Ltd フィーダ交換台車およびそれを備えた実装機
JP2010161262A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Fuji Mach Mfg Co Ltd 部品実装基板生産方法及び部品実装基板生産システム

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