JP2001326045A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP2001326045A JP2000144484A JP2000144484A JP2001326045A JP 2001326045 A JP2001326045 A JP 2001326045A JP 2000144484 A JP2000144484 A JP 2000144484A JP 2000144484 A JP2000144484 A JP 2000144484A JP 2001326045 A JP2001326045 A JP 2001326045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひび割れや空回りを防止して信頼性の向上を
図ると共に、部品点数の削減及び成形コストの低下を図
る電気部品用ソケットを提供する。 【解決手段】 基板Pにネジ45止めされて配設される
ソケット本体13を有し、このソケット本体13には、
「電気部品」としてのICパッケージが収容されると共
に、このICパッケージの端子に接触されて、この端子
と基板Pと電気的に接続されるコンタクトピン14が配
設された「電気部品用ソケット」としてのICソケット
11において、ソケット本体13には、サポートプレー
ト42が取り付けられ、このサポートプレート42に雌
ねじ部42dが設けられ、この雌ねじ部42dに基板P
を取り付けるネジ45が螺合されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に収容する電気部品用ソケット、特に、この電気部品用
ソケットを基板に取り付けるための改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の「電気部品用ソケッ
ト」としては、例えば「電気部品」であるICパッケー
ジを収容するICソケットがある。
【0003】このICパッケージとしては、例えばPG
A(Pin Grid Array)と称されるタイプのものがあり、
これは方形のパッケージ本体の下面に端子としての多数
のピン状端子が突設されている。
【0004】一方、ICソケットは、バーンインボード
等の基板上に取り付けられて配設されるようになってお
り、そのICパッケージが収容されるソケット本体を有
し、このソケット本体に前記ピン状端子に離接されるコ
ンタクトピンが配設されると共に、このコンタクトピン
を弾性変形させて変位させる移動板が配設され、更にそ
の移動板をスライドさせる操作部材が前記ソケット本体
に上下動自在に配設されている。
【0005】そして、ICパッケージ収容時には、前記
操作部材を下降させて、移動板をスライドさせることに
よりコンタクトピンを弾性変形させて、前記ピン状端子
挿入範囲から待避させる。この状態で、ICパッケージ
をソケット本体上に収容した後、操作部材を上昇させる
ことにより、移動板を元の位置まで復帰させて行く。す
ると、コンタクトピンが弾性力により復帰して、ピン状
端子に接触され、このピン状端子と基板とがコンタクト
ピンを介して電気的に接続され、ICパッケージのバー
ンインテスト等が行われるようになっている。
【0006】かかるICソケットの基板への取付けは、
合成樹脂製のソケット本体にナットをインサート成形に
より埋め込んでおき、基板への取付時に、そのナットに
ネジを螺合させることにより、基板へ取り付けるように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ICソケットを基板に取り
付けるのに、合成樹脂製のソケット本体にナットをイン
サート成形により埋め込んでいたため、このインサート
部分にひび割れが発生したり、ソケット本体とナットと
の間の結合強度が十分でないとナットにボルトをねじ込
んだときに空回りしたりする虞がある。また、複数のナ
ットが別途必要になるため、部品点数が増加すると共
に、インサート成形であるため、成形コストが増加する
という問題がある。
【0008】そこで、この発明は、ひび割れや空回りを
防止して信頼性の向上を図ると共に、部品点数の削減及
び成形コストの低下を図る電気部品用ソケットを提供す
ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、基板にネジ止めされて
配設されるソケット本体を有し、該ソケット本体には、
電気部品が収容されると共に、該電気部品の端子に接触
されて、該端子と前記基板とを電気的に接続するコンタ
クトピンが配設された電気部品用ソケットにおいて、前
記ソケット本体には、サポートプレートが取り付けら
れ、該サポートプレートに雌ねじ部が設けられ、該雌ね
じ部に前記基板を取り付けるネジが螺合されるようにし
た電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の構成に加え、前記金属板は、前記電気部品の上
面に接触する開閉部材を回動自在に支持する部材である
ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の構成に加え、前記開閉部材には、前記電気部品
に接触して放熱を行うヒートシンクが設けられたことを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0013】図1乃至図10には、この発明の実施の形
態を示す。
【0014】まず構成を説明すると、図中符号11は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット11は、「電気部品」であるICパッケー
ジ12の性能試験を行うために、このICパッケージ1
2と、測定器(テスター)の基板Pとの電気的接続を図
るものである。
【0015】このICパッケージ12は、例えば図10
の(c)にその一部を示すように、いわゆるPGA(Pi
n Grid Array)タイプと称されるもので、パッケージ本
体12aの下面にピン状端子12bが下方に突出してマ
トリックス状に配置されている。
【0016】一方、ICソケット11は、大略すると、
バーンインボード等の基板P上に装着されるソケット本
体13を有し、このソケット本体13には、前記ピン状
端子12bに接触されるコンタクトピン14が配設され
ている。
【0017】このソケット本体13の上側には、図5に
示すように、ICパッケージ12(図示せず)が載置さ
れると共に、コンタクトピン14を弾性変形させる移動
板16が横方向にスライド自在に配設され、この移動板
16の上側には、その移動板16を横方向にスライドさ
せる操作部材17がソケット本体13に対して上下動自
在に配設されている。
【0018】そのコンタクトピン14は、バネ性を有
し、導電性に優れた板材がプレス加工により図10等に
示すような形状に形成されている。
【0019】詳しくは、このコンタクトピン14は、上
側に、前記ピン状端子12bを挟持する固定側弾性片1
4a及び可動側弾性片14bが形成され、下側に、基板
Pに接続される1本のリード部14cが形成されてい
る。
【0020】それら両弾性片14a,14bには、それ
ぞれICパッケージ12のピン状端子12bの側面部に
離接する接触部14d,14eが形成され、この両接触
部14d,14eでピン状端子12bが図10の(c)
に示すように挟持されるようになっている。
【0021】そして、これらコンタクトピン14が、図
10等に示すように、ソケット本体13に形成された圧
入孔13aに圧入され、ソケット本体13から下方に突
出したリード部14cは、基板Pの各貫通孔に挿通され
て半田付けされることにより接続されるようになってい
る。
【0022】一方、移動板16は、図10中左右方向
(水平方向)にスライド自在に配設され、この移動板1
6をスライドさせることにより、ソケット本体13に配
設されたコンタクトピン14の可動側弾性片14bが弾
性変形されて変位されるようになっている。
【0023】この移動板16は、操作部材17を上下動
させることにより、図3及び図4に示すX字形リンク2
2を介してスライドされるようになっており、この移動
板16には、図10に示すように、可動側弾性片14b
を押圧して弾性変形させる押圧部16aが形成されてい
る。また、この移動板16には、ICパッケージ12が
上側に載置される載置面部16bを有すると共に、IC
パッケージ12を所定の位置に位置決めするガイド部1
6cが図1に示すようにパッケージ本体12a(図示せ
ず)の周縁部に対応して設けられている。
【0024】そのX字形リンク22は、四角形の移動板
16のスライド方向に沿う両側面部に対応して配設され
ており、トグルジョイントを構成するようになってい
る。
【0025】具体的には、このX字形リンク22は、図
3及び図4に示すように、略同じ長さの第1リンク部材
23と第2リンク部材25とを有し、これらが中央連結
ピン27にて回動自在に連結されている。
【0026】そして、この第1リンク部材23の下端部
23aが、ソケット本体13に下端連結ピン29にて回
動自在に連結される一方、第2リンク部材25の下端部
25aが、移動板16のスライド方向に沿う側面部の一
方の端部に下端連結ピン30にて回動自在に連結されて
いる。また、これら第1,第2リンク部材23,25の
上端部23b,25bが操作部材17に上端連結ピン3
3,34にて回動自在に連結されている。この第1リン
ク部材23の上端部23bには長孔23cが設けられ、
この長孔23cを介して、上端連結ピン33により、操
作部材17に連結されている。
【0027】さらに、操作部材17は、図1等に示すよ
うに、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口1
7aを有し、この開口17aを介してICパッケージ1
2が挿入されて、移動板16の載置面部16b上の所定
位置に載置されるようになっている。また、この操作部
材17は、ソケット本体13に対して上下動自在に配設
され、スプリング36により上方に付勢されると共に、
一対の開閉部材38を回動させる作動凸部17bが形成
されている(図2参照)。
【0028】これら一対の開閉部材38は、いわゆる観
音開きするように回動自在に配設されており、これら開
閉部材38は、略門型の回動アーム39の中央部にIC
パッケージ12のチップ部に当接してこの部分の熱を放
散させるヒートシンク40が配設されている。このヒー
トシンク40は、例えばアルミダイキャスト製で、熱伝
導率が良好なものである。
【0029】また、回動アーム39は、ソケット本体1
3に取り付けられたサポートプレート42に回動軸43
にて回動自在に配設されると共に、スプリング44によ
り閉じる方向に付勢されている(図2参照)。また、こ
の回動アーム39には、前記操作部材17の作動凸部1
7bにより押圧される被押圧部39aが設けられてい
る。
【0030】さらに、そのサポートプレート42は、図
2及び図7に示すように、ステンレス製で、ソケット本
体13にネジ45にて固定される略水平方向に延びる一
対の固定片42aと、これら固定片42aの間に形成さ
れた圧入片42bとを有していると共に、これら固定片
42a及び圧入片42bに対して略直角に折曲されて鉛
直方向に延びる支持片42cが形成されている。
【0031】それら固定片42aには、それぞれタップ
加工により雌ねじ部42dが一体に形成され、これら雌
ねじ部42dに、ソケット本体13及び基板Pにそれぞ
れ形成された貫通孔13b,P1に挿通されたネジ45
が螺合されることにより、ICソケット11が基板Pに
固定されるようになっている。
【0032】また、その圧入片42bは、図8及び図9
に示すように、ソケット本体13に形成された圧入溝1
3cに横方向から挿入されて圧入されるようになってお
り、これにより、サポートプレート42がソケット本体
13に取り付けられるようになっている。
【0033】さらに、その支持片42cは、図7に示す
ように、開閉部材38の回動軸43が挿入される軸支孔
42eが形成されると共に、この軸支孔42eに隣接し
て、固定ピン46が取り付けられる取付孔42fが形成
されている。この支持片42cは、図6に示すように、
第1,第2リンク部材23,25の内側に配置されてい
る。
【0034】そして、その回動軸43に回動アーム39
が回動自在に取り付けられると共に、その回動軸43及
び固定ピン46にスプリング44のコイル部44aが巻
回され、その端部が回動軸43に係止されて回り止めが
されると共に、このスプリング44の棒状部44bの先
端部側が、回動アーム39の被係止部39bに係止され
ることにより、スプリング44にて開閉部材38が閉じ
る方向に付勢されている。
【0035】このようなICソケット11の基板Pへの
取付けは、予め、一対のサポートプレート42の圧入片
42bが、ソケット本体13の圧入溝13cに圧入され
て取り付けられた状態から、これらサポートプレート4
2の固定片42aの計4箇所の雌ねじ部42dに、ネジ
45を基板Pの貫通孔P1,ソケット本体13の貫通孔
13bを介して挿通して螺合させる。これにより、IC
ソケット11を基板Pに取り付けることができる。
【0036】このように開閉部材38を支持する金属製
のサポートプレート42に雌ねじ部42dを形成し、こ
のサポートプレート42をソケット本体13に圧入して
取り付けることにより、従来と異なり合成樹脂製のソケ
ット本体13にナットをインサート成形する必要がな
い。従って、インサート部分がひび割れたり、ナットが
空回りしたりすることがなく、信頼性の向上を図ること
ができると共に、インサートナットを別途用意したり、
インサート成形を行う必要がないため、部品点数の削減
が図られると共に、成形コストも削減することができ
る。
【0037】特に、ここでは、サポートプレート42に
雌ねじ部42dを形成しているため、部品の有効利用を
図ることができる。すなわち、このICソケット11に
は開閉部材38が設けられており、この開閉部材38に
は比較的重量のあるヒートシンク40が設けられている
ため、これを支持するには、強度の強いものでなければ
ならない。しかし、ICソケット11の大型化を招かず
に、ソケット本体13に開閉部材38を支持する壁を一
体成形しようとすると、この壁をそれ程厚くできないた
め、合成樹脂製の壁では支持強度を確保するのが難し
い。このため、開閉部材38を支持するのに、金属製の
サポートプレート42を用いていることから、このサポ
ートプレート42に雌ねじ部42dを一体成形するだけ
で良く、部品点数の増加を招かずに、このサポートプレ
ート42を有効活用することができる。また、かかる重
量物を支持するサポートプレート42の雌ねじ部42d
にネジ45を螺合させて、ICソケット11を基板Pに
固定することにより、サポートプレート42とソケット
本体13とをネジ45により強固に固定することができ
る。従って、サポートプレート42がガタ付いたりする
ことなく、重量物の開閉部材38を確実に支持すること
ができる。
【0038】次に、このように構成されたICソケット
11の動作について説明する。
【0039】まず、ICパッケージ12をICソケット
11にセットするには、操作部材17を下方に押し下げ
る。すると、X字形リンク22を介して移動板16が図
4中二点鎖線に示すように左方向にスライドされ、この
移動板16の押圧部16aにてコンタクトピン14の可
動側弾性片14bが押圧されて図10の(a)に示す状
態から図10の(b)に示すように弾性変形される。こ
れで、コンタクトピン14の一対の接触部14d,14
eが開かれる。
【0040】また、これと同時に、操作部材17の作動
凸部17bにより、回動アーム39の被押圧部39aが
押圧されて、一対の開閉部材38がスプリング44の付
勢力に抗して、回動軸43を中心に回動して開かれる。
【0041】そして、操作部材17の下降限位置では、
ICパッケージ12の挿入範囲から開閉部材38が待避
することとなる(図5参照)。
【0042】この状態で、ICパッケージ12が移動板
16の載置面部16b上に、ガイド部16cにガイドさ
れて所定位置に載置され、ICパッケージ12の各ピン
状端子12bが、コンタクトピン14の開かれた一対の
接触部14d,14eの間に、非接触状態で挿入され
る。
【0043】その後、操作部材17の下方への押圧力を
解除すると、この操作部材17がスプリング36の付勢
力で、上昇されることにより、この上昇力がX字形リン
ク22を介して移動板16に伝達されると共に、コンタ
クトピン14の可動側弾性片14bが元の位置に復帰し
ようとする力により、その移動板16が図10の(b)
に示す状態から右方向にスライドされ、可動側弾性片1
4bの接触部14eと固定側弾性片14aの接触部14
dとにより、ピン状端子12bが挟持される(図10の
(c)参照)。
【0044】これにより、ICパッケージ12のピン状
端子12bと基板Pとがコンタクトピン14を介して電
気的に接続されることとなる。
【0045】一方、開閉部材38は、操作部材17が上
昇すると、作動凸部17bによる回動アーム39の被押
圧部39aへの押圧力が解除されるため、スプリング4
4の付勢力により、図5に示す状態から閉じる方向に回
動して行く。
【0046】そして、全開状態から略90度回動するこ
とにより、ヒートシンク40がICパッケージ12上に
当接されて、ICパッケージ12のチップ部の放熱が行
われることとなる。
【0047】なお、上記実施の形態では、「電気部品用
ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用
したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは
勿論である。また、上記実施の形態では、サポートプレ
ートは金属製のものを用いたが、これに限らず、セラミ
ック製や硬質の樹脂製等、剛性を有するものならば適用
できる。また、サポートプレート42に雌ねじ部42d
がタップ加工により形成されているが、これに限らず、
ソケット本体13に圧入や嵌合等により取り付けられる
剛性を有する板材であれば、補強用又はそれ以外の目的
のものでもよく、又、雌ねじ部の設け方も、別体のナッ
トを金属板に溶接等により配設することもできる。ま
た、上記実施の形態のいわゆるオープントップのICソ
ケット11に限らず、開閉蓋式のいわゆるクラムシェル
タイプのICソケットにも適用できることは勿論であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載の発明によれば、ソケット本体に圧入等により取り付
けられたサポートプレートに雌ねじ部が設けられ、この
雌ねじ部に基板を取り付けるネジが螺合されるようにし
たため、従来のように合成樹脂製のソケット本体にナッ
トをインサート成形する必要がない。従って、インサー
ト部分がひび割れたり、ナットが空回りしたりすること
がなく、信頼性の向上を図ることができると共に、イン
サートナットを別途用意したり、インサート成形を行う
必要がないため、部品点数の削減が図られると共に、成
形コストも削減することができる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、サポートプレートは、電気部品の上面に接触す
る開閉部材を回動自在に支持する部材とすることによ
り、このサポートプレートに雌ねじ部を形成することに
より、部品点数を増加させることがなく、部品の有効利
用を図ることができる。また、このサポートプレートと
ソケット本体とをネジにて強固に固定することができる
ため、重量物である開閉部材の支持強度を向上させるこ
とができる。
【0050】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、開閉部材に、電気部品に接触して放熱を行うヒ
ートシンクが設けられたものにあっては、ソケットの大
型化を招かないためには、サポートプレートが必須であ
ることから、このサポートプレートに雌ねじ部を形成す
ることは、極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの平
面図で、上半分は開閉部材を開いた状態、下半分は開閉
部材を閉じた状態の平面図である。
【図2】同実施の形態に係る図1のA−A線に沿う断面
図である。
【図3】同実施の形態に係る図1のBーB線に沿う断面
図である。
【図4】同実施の形態に係るX字形リンク及び移動板等
の動作を示す説明図である。
【図5】同実施の形態に係る図1のCーC線に沿う断面
図である。
【図6】同実施の形態に係る一部を破断した図1の右側
面図である。
【図7】同実施の形態に係るサポートプレートを示す図
で、(a)は正面図、(b)は(a)の平面図、(c)
は(a)の底面図、(d)は(a)の右側面図である。
【図8】同実施の形態に係るソケット本体からサポート
プレートを外した状態の平面図である。
【図9】同実施の形態に係る図8のD−D線に沿う断面
図である。
【図10】同実施の形態に係るコンタクトピン等の動作
を示す断面図で、(a)はコンタクトピンが閉じた状
態、(b)はコンタクトピンを開いた状態、(c)はコ
ンタクトピンでICパッケージのピン状端子を挟持した
状態を示す図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b ピン状端子(端子) 13 ソケット本体 14 コンタクトピン 14a 固定側弾性片 14b 可動側弾性片 16 移動板 16a 押圧部 17 操作部材 17b 作動凸部 22 X字形リンク 38 開閉部材 39 回動アーム 40 ヒートシンク 42 サポートプレート 42a 固定片 42b 圧入片 42c 支持片 42d 雌ねじ部 43 回動軸 P 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 昌人 埼玉県川口市並木2の30の1 株式会社エ ンプラス内 Fターム(参考) 5E023 AA22 BB17 BB22 CC22 HH22 5E024 CA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にネジ止めされて配設されるソケッ
    ト本体を有し、該ソケット本体には、電気部品が収容さ
    れると共に、該電気部品の端子に接触されて、該端子と
    前記基板とを電気的に接続するコンタクトピンが配設さ
    れた電気部品用ソケットにおいて、 前記ソケット本体には、サポートプレートが取り付けら
    れ、該サポートプレートに雌ねじ部が設けられ、該雌ね
    じ部に前記基板を取り付けるネジが螺合されるようにし
    たことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記サポートプレートは、前記電気部品
    の上面に接触する開閉部材を回動自在に支持する部材で
    あることを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記開閉部材には、前記電気部品に接触
    して放熱を行うヒートシンクが設けられたことを特徴と
    する請求項2記載の電気部品用ソケット。
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Cited By (5)

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