JP2001326000A - 圧縮分岐スリーブ - Google Patents

圧縮分岐スリーブ

Info

Publication number
JP2001326000A
JP2001326000A JP2000146446A JP2000146446A JP2001326000A JP 2001326000 A JP2001326000 A JP 2001326000A JP 2000146446 A JP2000146446 A JP 2000146446A JP 2000146446 A JP2000146446 A JP 2000146446A JP 2001326000 A JP2001326000 A JP 2001326000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main line
line
branch
insertion port
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000146446A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kiyohara
智之 清原
Takayoshi Mori
孝義 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP2000146446A priority Critical patent/JP2001326000A/ja
Publication of JP2001326000A publication Critical patent/JP2001326000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮時に本線がバラけて飛び出すのを防止す
る。 【解決手段】 張設されている配電線の本線が挿入され
る本線挿入口を備えた本線圧縮部と、その本線圧縮部と
一体的に形成され、かつ、その本線に接続される分岐線
の挿入される分岐線挿入口を備えた分岐線圧縮部とから
なる圧縮分岐スリーブにおいて、前記本線圧縮部の本線
挿入口に本線が挿入されたときのその本線の軸心方向か
ら見たその本線挿入口に、その本線の挿入される開口部
側に所定高さ突出した隆起部を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張設されている配
電線の本線の分岐線を接続するときに用いられる圧縮分
岐スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の圧縮分岐スリーブ(以
下、「スリーブ」という。)bを示すものであって、同
図(a)は、その斜視図、同図(b)は、同図(a)の
左側面図、同図(c)は、スリーブbを圧縮した状態を
示す説明図である。
【0003】このスリーブbは、配電線の本線L1 を挿
入して圧縮する本線圧縮部10aと、この本線圧縮部1
0aと一体的に形成された分岐線L2 を挿入して圧縮す
る分岐線圧縮部10bとから構成されている。このスリ
ーブbは、通常、本線L1 及び分岐線L2 と同じ材質の
銅製又はアルミニウム製で作られている。
【0004】本線圧縮部10aは、本線L1 の軸心方向
から見たときに、一方の側に開口部11aを備えたC字
状の本線挿入口11を有し、分岐線圧縮部10bは、分
岐線L2 の軸心方向から見たときに下端に開口部12a
を備えたO字状の分岐線挿入口12を有している(図2
(b)参照)。
【0005】本線圧縮部10a及び分岐線圧縮部10b
の幅、すなわち、本線圧縮部10aが本線L1 を圧縮す
る長さ、及び分岐線圧縮部10bが分岐線L2 を圧縮す
る長さは、本線L1 や分岐線L2 の太さによって一様で
ないが、例えば30mm、あるいは50mmのように決めら
れている。
【0006】上記構成のスリーブbを用いて分岐線L2
を本線L1 に接続するには、先ず、分岐線L2 を接続す
る本線L1 の部分の被覆が剥離される。そして、その被
覆の剥離された本線L1 に本線圧縮部10aが挿入され
る。すなわち、開口部11aから本線L1 を入れて本線
挿入口11内に本線L1 が挿入される。次いで、分岐線
挿入口12内に分岐線L2 の被覆の剥離された先端部が
挿入される。この挿入は、分岐線挿入口12の軸心方向
に沿って行われる。
【0007】なお、最初に分岐線挿入口12内に分岐線
L2 を挿入し、次に本線挿入口11内に本線L1 を挿入
するようにしてもよい。
【0008】本線挿入口11に本線L1 が挿入され、さ
らに、分岐線挿入口12に分岐線L2 が挿入された後、
スリーブbは、油圧式あるいは機械式の周知の圧縮機で
圧縮される。この圧縮により、本線挿入口11内の本線
L1 は、本線圧縮部10aに圧縮固定され、また、分岐
線挿入口12内の分岐線L2 は、分岐線圧縮部10bに
圧縮固定される(図2(c)参照)。したがって、分岐
線L2 は、スリーブbを介して本線L1 に接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスリーブbは、本線挿入口11内に挿入された本線
L1 が圧縮機で圧縮される際、本線L1 のよりが緩ん
で、いわゆるバラけて本線L1 の一部が開口部11aが
飛び出してしまうという欠点があった。図2(c)のイ
は、本線L1 の一部が飛び出した状態を示している。
【0010】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、本線挿入口内
の本線が圧縮時にバラけることなく本線圧縮部に圧縮固
定することのできるスリーブを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスリーブ
は、上記目的を達成するために、張設されている配電線
の本線が挿入される本線挿入口を備えた本線圧縮部と、
その本線圧縮部と一体的に形成され、かつ、その本線に
接続される分岐線の挿入される分岐線挿入口を備えた分
岐線圧縮部とからなる圧縮分岐スリーブにおいて、前記
本線圧縮部の本線挿入口に本線が挿入されたときのその
本線の軸心方向から見たその本線挿入口に、その本線の
挿入される開口部側に所定高さ突出した隆起部を設けた
ことを特徴としている。また、前記隆起部の高さは、前
記本線の直径の10〜15%であることを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るスリ
ーブaを示すものであって、同図(a)は、その斜視
図、同図(b)は、同図(a)の左側面図、同図(c)
は、スリーブbを圧縮した状態を示す説明図である。
【0013】このスリーブaは、配電線の本線L1 を挿
入して圧縮する本線圧縮部1aと、この本線圧縮部1a
と一体的に形成された分岐線L2 を挿入して圧縮する分
岐線圧縮部1bとから構成されている。このスリーブa
は、通常、本線L1 及び分岐線L2 と同じ材質の銅(銅
合金も含む)製又はアルミニウム(アルミニウム合金も
含む)製で作られている。
【0014】本線圧縮部1aは、本線L1 の軸心方向か
ら見たときに、一方の側に開口部2aを備えたC字状の
本線挿入口2を有し、分岐線圧縮部1bは、分岐線L2
の軸心方向から見たときに下端に開口部3aを備えたO
字状の分岐線挿入口3を有している(図1(b)参
照)。
【0015】図中、4は、隆起部であって、本線挿入口
2に本線L1 が挿入されたときのその本線L1 の軸心方
向から見たとき(図1(b)参照)、その本線挿入口2
の底部のうち、本線L1 を挿入するための開口部2a側
にその底部から所定の高さHだけ突出するように設けら
れている。この隆起部4の高さHは、本線挿入口2に挿
入される本線L1 の直径の10〜15%に決められてい
る。
【0016】隆起部4が本線L1 の直径の10%未満で
あると、本線挿入口2が圧縮機で圧縮された際の本線L
1 のバラけを防止する効果が薄れてくる。また、隆起部
4が本線L1 の直径の15%を越えると、開口部2aの
間隔が小さくなって本線挿入口2への本線L1 の挿入が
しづらくなるという不都合が出てくる。特に、このよう
な不都合は、本線L1 に電流が流れている状態で分岐線
L2 の接続作業を行う、いわゆる活線作業時において顕
著である。
【0017】本線圧縮部1a及び分岐線圧縮部1bの
幅、すなわち、本線圧縮部1aが本線L1 を圧縮する長
さ、及び分岐線圧縮部1bが分岐線L2 を圧縮する長さ
は、本線L1 や分岐線L2 の太さによって一様でない
が、例えば30mm、あるいは50mmのように決められて
いる。
【0018】上記構成のスリーブaを用いて分岐線L2
を本線L1 に接続するには、先ず、分岐線L2 を接続す
る本線L1 の部分の被覆が剥離される。そして、その被
覆の剥離された本線L1 に本線圧縮部1aが挿入され
る。すなわち、開口部2aから本線L1 を入れて本線挿
入口2内に本線L1 が挿入される。次いで、分岐線挿入
口3内に分岐線L2 の被覆の剥離された先端部が挿入さ
れる。この挿入は、分岐線挿入口3の軸心方向に沿って
行われる。
【0019】なお、最初に分岐線挿入口3内に分岐線L
2 を挿入し、次に本線挿入口2内に本線L1 を挿入する
ようにしてもよい。
【0020】本線挿入口2に本線L1 が挿入され、さら
に、分岐線挿入口3に分岐線L2 が挿入された後、スリ
ーブaは、油圧式あるいは機械式の周知の圧縮機で圧縮
される。この圧縮により、本線挿入口2内の本線L1
は、本線圧縮部1aに圧縮固定され、また、分岐線挿入
口3内の分岐線L2 は、分岐線圧縮部1bに圧縮固定さ
れる(図1(c)参照)。したがって、分岐線L2 は、
スリーブaを介して本線L1 に接続される。
【0021】しかも、このスリーブaは、本線挿入口2
内に挿入されたL1 が圧縮機で圧縮される際、隆起部4
により本線L1 の一部が開口部2aが飛び出してしまう
ことがないので、本線L1 は、本線挿入口2内に完全に
圧縮固定される(図1(c)参照)。
【0022】なお、上述の例では、分岐線挿入口3は下
部に開口部3aを有しているが、この開口部3aを有し
ない完全な貫通孔の分岐線挿入口であってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るスリーブは、本線圧縮部の
本線挿入口に本線が挿入されたときのその本線の軸心方
向から見たその本線挿入口に、その本線の挿入される開
口部側に所定高さ突出した隆起部を設けたので、圧縮時
に本線の一部が飛び出すのを防止することができる。ま
た、隆起部の高さを本線の直径の10〜15%としたと
きは、本線の飛び出しをより効果的に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態に係るスリー
ブの斜視図、(b)は、その左側面図、(c)は、圧縮
状態を示す説明図である。
【図2】(a)は、従来のスリーブの斜視図、(b)
は、その左側面図、(c)は、圧縮状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
a 圧縮分岐スリーブ(スリーブ) 1a 本線圧縮部 1b 分岐線圧縮部 2a,3a 開口部 2 本線挿入口 3 分岐線挿入口 4 隆起部 L1 本線 L2 分岐線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E085 BB03 CC03 CC05 DD16 EE11 EE23 EE24 FF01 FF19 HH06 JJ38 5G367 BA02 BB14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張設されている配電線の本線が挿入され
    る本線挿入口を備えた本線圧縮部と、その本線圧縮部と
    一体的に形成され、かつ、その本線に接続される分岐線
    の挿入される分岐線挿入口を備えた分岐線圧縮部とから
    なる圧縮分岐スリーブにおいて、 前記本線圧縮部の本線挿入口に本線が挿入されたときの
    その本線の軸心方向から見たその本線挿入口に、その本
    線の挿入される開口部側に所定高さ突出した隆起部を設
    けたことを特徴とする圧縮分岐スリーブ。
  2. 【請求項2】 前記隆起部の高さは、前記本線の直径の
    10〜15%であることを特徴とする請求項1に記載の
    圧縮分岐スリーブ。
JP2000146446A 2000-05-18 2000-05-18 圧縮分岐スリーブ Pending JP2001326000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146446A JP2001326000A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 圧縮分岐スリーブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000146446A JP2001326000A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 圧縮分岐スリーブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001326000A true JP2001326000A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18652802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000146446A Pending JP2001326000A (ja) 2000-05-18 2000-05-18 圧縮分岐スリーブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001326000A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5497208B1 (ja) * 2013-01-10 2014-05-21 中国電力株式会社 電線接続用スリーブ及び電線接続方法
WO2016089016A1 (ko) * 2014-12-04 2016-06-09 박미란 전선 접속용 분기 슬리브 및 그 제조방법
KR101686013B1 (ko) * 2016-01-27 2016-12-13 이재필 배전선로접속용 분기 슬리브의 이질판 고정장치
KR101702536B1 (ko) * 2016-09-08 2017-02-07 주식회사 석화디자인 무대장치용 와이어로프 마무리 고정장치
KR20190003032U (ko) 2018-05-31 2019-12-10 주식회사 지트리 전력선 분기접속용 슬리브

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5497208B1 (ja) * 2013-01-10 2014-05-21 中国電力株式会社 電線接続用スリーブ及び電線接続方法
WO2016089016A1 (ko) * 2014-12-04 2016-06-09 박미란 전선 접속용 분기 슬리브 및 그 제조방법
KR20160067557A (ko) * 2014-12-04 2016-06-14 박미란 전선 접속용 분기 슬리브 및 그 제조방법
KR101633875B1 (ko) 2014-12-04 2016-06-27 박미란 전선 접속용 분기 슬리브 및 그 제조방법
KR101686013B1 (ko) * 2016-01-27 2016-12-13 이재필 배전선로접속용 분기 슬리브의 이질판 고정장치
KR101702536B1 (ko) * 2016-09-08 2017-02-07 주식회사 석화디자인 무대장치용 와이어로프 마무리 고정장치
KR20190003032U (ko) 2018-05-31 2019-12-10 주식회사 지트리 전력선 분기접속용 슬리브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09185970A (ja) 雌端子
US5628652A (en) Terminal retaining structure for connector
JP2001326000A (ja) 圧縮分岐スリーブ
US6482034B2 (en) Connection structure for electric wire and terminal, connection method therefor and terminal connecting apparatus
EP1150395A3 (en) Electrical connector
WO2003021746A1 (fr) Bobine de moteur
US5558546A (en) Electrical wedge connector with preinstallment interconnector
US7963498B2 (en) Bracket assembly
JP2002237344A (ja) 雄端子金具と雄端子金具が装着される雄コネクタ
JP2002050428A (ja) 差込プラグ
JP3542318B2 (ja) コイル素子
JP2000107198A (ja) 内視鏡用スネア
JP2910663B2 (ja) 先端丸形圧着端子
JPH10255865A (ja) 電線接続用スリーブ
JP2005135675A (ja) スピーカーの接続線の接続構造
JP2618600B2 (ja) ケーブル分岐スリーブ
JPH0553133U (ja) ジョイント端子
JP2006092993A (ja) 端子
JPH06349343A (ja) 分岐回路付フラットケーブル
KR200222730Y1 (ko) 조립식 체결밴드
JP3158051B2 (ja) プレート端子の接続構造
US20020197904A1 (en) Press-contacting terminal for a flat cable
JP3584524B2 (ja) リード線接続端子板
JP3362837B2 (ja) バレル部の構造
JPH11187524A (ja) 電線引留クランプ用アルミスリーブと電線保護部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630