JP2006092993A - 端子 - Google Patents

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Tadahisa Sakaguchi
忠久 坂口
Masanori Onuma
雅則 大沼
Nobuyuki Asakura
信幸 朝倉
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Abstract

【課題】芯線にほつれや折り返しを発生させることなく電線に取り付けることができる端子を提供する。
【解決手段】端子1は、電気機器等に接続される側である前足部13と、電線2が挿入される側であり、電線2を加締めるための加締爪が形成された後足部11と、前足部13及び後足部11とをつなぐ部位であるつなぎ部12と、から基本構成されている。後足部11は、開いた状態になっており、一対の舌状の加締爪が立設されている。一対の加締爪は、折り曲げられたときには、重複しないように立設されている。また、前足部13は、芯線22が挿入可能なストロー状に形成され、カギ状に折り曲げられた先端部14を有している。そして、つなぎ部12は、先割れストロースプーンのような半とじ状に形成されている。つなぎ部12の内縁は、つぶし又は面取り121が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線に取り付けられる端子に関し、特に、露出された芯線にほつれや折り返しを発生させることなく電線に取り付けることができる端子に関する。
ワイヤーハーネスの組み付け工程においては、端子に対する電線の挿入や挿入された電線に対する加締め等の作業が、ハンドツールやスウェージング機等を利用して人手を介して行われることがある。このような組み付け工程において発生する従来の問題点を、以下に図面を用いて説明する。
図7は、従来の端子の構造及び電線の挿入方法を説明するための斜視図である。図8は、従来の問題点を説明するための図である。なお、図8は、図7の斜視図の断面形状に対応する。
図7に示すように、スリーブ状の端子9に取り付けられる電線2は複数本束ねられており、芯線22が被覆21から所定長だけ露出されている。芯線22は、1本の電線に対して複数本存在するため、上記束ねられた複数本の電線2全体では非常に多くの芯線22が存在することになる。このような電線2は芯線22がほつれないように、図7及び図8の矢印で示す方向に向かって端子9に挿入される。
なお、上記挿入方法に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特願2004−004032
ところが、上述した従来の端子の構造によると、全ての芯線22を端子9にほつれや折り返しなく挿入させることは非常に困難である。すなわち、図8に示すように、端子9の挿入端面91は、点線で示すように法線方向に揃っているため、間口Gが非常に狭くなっている。
このため、図8中、矢印方向に電線2を挿入するときには、挿入端面91のエッジを360度にわたって気にしながら、全ての芯線22を端子9にほつれや折り返しなく挿入する必要がある。これを人手を介して行うことは非常に困難であり、作業性がよくないという問題があった。また、ほつれや折り返しの発生は、電気抵抗の増加や固着力の低下をもたらし、接続信頼性を低下させる要因にもなっていた。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、芯線にほつれや折り返しを発生させることなく電線に取り付けることができる端子を提供することを課題としている。また、安定した信頼性を確保できる端子を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の端子は、芯線が露出されて束ねられた電線に取り付けられる端子であって、電気機器等に接続される側である前足部と、前記電線が挿入される側であり、前記電線を加締めるための加締爪が形成された後足部と、前記前足部及び前記後足部とをつなぐ部位であるつなぎ部と、から構成され、前記前足部を前記芯線が挿入可能なストロー状にし、前記つなぎ部を先割れストロースプーンのような半とじ状にし、前記後足部を開いて前記加締爪を立設させた、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ストロー状の前足部と電線が挿入される後足部とをつなぐつなぎ部は、先割れストロースプーンのような半とじ状になっている。また、後足部は開かれ加締爪が立設されている。このため、電線が挿入される間口が広くなる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の端子は、請求項1記載の端子において、前記つなぎ部の内縁を面取りした、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、つなぎ部の内縁は面取りされている。したがって、電線が挿入される間口が更に広くなる。
請求項1記載の発明によれば、ストロー状の前足部と電線が挿入される後足部とをつなぐつなぎ部は、先割れストロースプーンのような半とじ状になっている。また、後足部は開かれ加締爪が立設されている。このため、電線が挿入される間口が広くなる。したがって、芯線にほつれや折り返しを発生させることなく、電線に端子を取り付けることができる。また、これにともなって、安定した信頼性も確保できる。
請求項2記載の発明によれば、つなぎ部の内縁は面取りされている。したがって、電線が挿入される間口が更に広くなる。したがって、芯線にほつれや折り返しを発生させることなく、電線に端子を取り付けることができる。また、これにともなって、信頼性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る端子の構造を示す斜視図である。図2は、図1の端子に対する電線の挿入方法を説明するための図である。図3は、電線がセットされて加締爪が折り曲げられた状態を示す側面図である。なお、図2は、図1の斜視図の断面形状に対応する。
図1に示すように、本端子1は、例えば、複数本の電線2が束ねらた撚り線に取り付けられる。それぞれの電線2においては、芯線22が被覆21から所定長だけ露出されている。端子1は、導線性を有する金属で一体形成されており、電気機器等に接続される側である前足部13と、電線2が挿入される側であり、電線2を加締めるための加締爪が形成された後足部11と、前足部13及び後足部11とをつなぐ部位であるつなぎ部12と、から基本構成されている。
図1に示すように、後足部11は、開いた状態になっており、一対の舌状の加締爪が立設されている。一対の加締爪は、折り曲げられたときには、重複しないように立設されている。また、前足部13は、芯線22が挿入可能なストロー状に形成され、カギ状に折り曲げられた先端部14を有している。そして、つなぎ部12は、先割れストロースプーンのような半とじ状に形成されている。つなぎ部12の内縁は、つぶし又は面取り121が形成されている。なお、端子1の詳細は、図4〜図6を用いた説明でより明確になる。
図1に示すように、端子2のつなぎ部12は、先割れストロースプーンのような半とじ状になっていて、後足部11は開かれ加締爪が立設されているので、電線2が挿入される間口Gは図2に示すように広くなっている(図8と比較すれば明らかである)。また、つなぎ部12の内縁は面取りされているので、間口Gは更に広くなっている。
電線2に端子1を取り付けるときには、芯線22が被覆21から露出された電線2を、図1及び図2中、矢印方向に挿入する。このとき、つなぎ部12は半とじ状になっており、後足部11は開かれているので、図2の矢印で示すように、芯線22は端子1の内壁(開口してない部位)にガイドされながら、前足部13に挿入される。また、上述のように、間口Gは広くなっているので、芯線22にほつれや折り返しの発生が抑制される。
そして、芯線22にほつれや折り返しがない状態で、電線2が端子1にセットされ、加締爪が折り曲げらると、図3に示すような状態になる。なお、図3に示すように、電線2の被覆21が後足部11に対応し、芯線22が前足部13に対応するようにセットされる。
続いて、図4〜図6を用いて、端子1の構造を詳細に説明する。図4(A)、図4(B)及び図4(C)はそれぞれ、本発明の一実施形態に係る端子の上面図、正面図及び側面図である。図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、図1におけるXX線断面図及びYY線断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る端子を展開した図である。
図4(A)〜図4(C)、図5(A)〜図5(B)に示すように、本端子1は、前足部13と、加締爪が形成された後足部11と、つなぎ部12と、から基本構成されている。後足部11は、開いた状態になっている。後足部11の加締爪は、対になって立設されているが、折り曲げられたときには、重複しないようになっている。対になった加締爪は、逆ハ字状に立設されている。
図4(A)〜図4(C)、図5(A)〜図5(B)に示すように、つなぎ部12は、先割れストロースプーンのような半とじ状に形成されている。詳しくは、つなぎ部12は、後足部11から前足部13に向かって徐々に狭くなるような半とじ状になっている。つなぎ部12の内縁には、つぶし又は面取り121が形成されている。また、つなぎ部12の後足部11に近い内壁(半とじになっていない部位)には、電線2の芯線22に止水剤等がまわりこみやすいように、楕円状の穴15が穿設されている。
また、図4(A)〜図4(C)、図5(A)〜図5(B)に示すように、前足部13は、基本的に、芯線22が挿入可能なようにストロー状に形成されるが、対になって内側にカギ状に折り曲げられた先端部14も有している。前足部13は、合わせ面に形成された凹凸が組み合わされて、ストロー状に折り曲げられている。前足部13は、芯線22の外径に対応する大きさになっている。
また、図5(A)に示すように、前足部13の内壁には3本の凸状のセレーション16が形成されている。セレーション16は、電線挿入時の目印となるもので、芯線22とは垂直方向に形成されている。
このような構成において、図1及び図2で示したように、電線2が挿入され、図3で示したように、後足部11の加締爪及び前足部13が、ハンドツールやスウェージング機等を利用して人手を介して加締められる。なお、加締爪が加締められると同時に、半とじ状のつなぎ部12も閉じるように変形される。
なお、端子1は、図1に示したような形状にされる前は、図6に示すような平面状になっている。図6における参照番号は、上記図1〜図5に付した参照番号と同等の部位を示す。図6に示したような平面形状の端子1に対して、後足部11が開いた状態に変形され、前足部13がストロー状に変形され、先端部14がカギ状に折り曲げられ、つなぎ部12が半とじ状に変形され、図1に示したような形状の端子1が作られる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、つなぎ部12は、先割れストロースプーンのような半とじ状になっている。また、後足部11は開かれ加締爪が立設されている。このため、電線2が挿入される間口Gが広くなる。したがって、芯線22にほつれや折り返しを発生させることなく、電線2に端子1を取り付けることができる。また、これにともなって、安定した接続信頼性を確保できる。
また、本発明の実施形態によれば、つなぎ部12の内縁は面取りされている。したがって、電線2が挿入される間口Gが更に広くなる。したがって、芯線22にほつれや折り返しを発生させることなく、より確実に、電線2に端子1を取り付けることができる。また、これにともなって、接続信頼性をより向上させることができる。更に、前足部13の内壁には凸状のセレーション16が形成されている。したがって、挿入後の電線2がより確実に固着されるので、信頼性を更に向上させることができる。
なお、本発明は、複数本の電線が束ねらた撚り線に限定されず、他のタイプの電線にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る端子の構造を示す斜視図である。 図1の端子に対する電線の挿入方法を説明するための図である。 電線がセットされて加締爪が折り曲げられた状態を示す側面図である。 図4(A)、図4(B)及び図4(C)はそれぞれ、本発明の一実施形態に係る端子の上面図、正面図及び側面図である。 図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、図1におけるXX線断面図及びYY線断面図である。 本発明の一実施形態に係る端子を展開した図である。 従来の端子の構造及び電線の挿入方法を説明するための斜視図である。 従来の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 端子
11 後足部
12 つなぎ部
13 前足部
14 先端部
15 穴
16 セレーション
121 面取り

Claims (2)

  1. 芯線が被覆から露出されて束ねられた電線に取り付けられる端子であって、
    前記芯線の収束部であり、電気機器等に接続される側である前足部と、
    前記被覆の収束部であり、前記電線を加締めるための加締爪が形成され、前記電線が挿入される側である後足部と、
    前記前足部及び前記後足部とをつなぐ部位であるつなぎ部と、から構成され、
    前記前足部を前記芯線が挿入可能なストロー状にし、
    前記つなぎ部を先割れストロースプーンのような半とじ状にし、
    前記後足部を開いて前記加締爪を立設させた、
    ことを特徴とする端子。
  2. 請求項1記載の端子において、
    前記つなぎ部の内縁を面取りした、
    ことを特徴とする端子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008077840A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Jst Mfg Co Ltd 圧着コンタクトおよびこれを装着したコネクタ
JP2010226520A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Sharp Corp コンテンツ表示制御装置、コンテンツ表示制御方法、プログラム、記録媒体
EP2607010A1 (de) * 2011-12-23 2013-06-26 Nexans Verfahren zum Verschweißen eines elektrischen Leiters mit einem Kontaktelement und bei demselben verwendeter Verbinder

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