JP2001324361A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2001324361A
JP2001324361A JP2000139830A JP2000139830A JP2001324361A JP 2001324361 A JP2001324361 A JP 2001324361A JP 2000139830 A JP2000139830 A JP 2000139830A JP 2000139830 A JP2000139830 A JP 2000139830A JP 2001324361 A JP2001324361 A JP 2001324361A
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Tsutomu Mochizuki
勉 望月
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路のアース電極と、電源の低レベル側端子
とがショート状態になっても正常に作動するようにす
る。差動増幅器に使うOPアンプに単一電源用の安い汎
用品を使えるようにする。部品点数を少なくする。数V
のどこでも得られる単一の直流電源で作動させる。 【解決手段】 電源端子P1,P2に外部から電圧が5
Vの単一の直流電源V1を接続する。分圧器7Aで電圧
が2Vの第2電源V2を作り、この第2電源V2を差動
増幅器3aの基準電位とする。管路1の電極2a,2b
の信号電圧をハイパスフィルタ9,10を介して差動増
幅器3に伝える。ハイパスフィルタ9,10の抵抗R1
とR2の各一端を第2電源V2に接続する。アース電極
は共通OVライン11に接続して電源端子P2と同電位
のOVとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁流量計に係り、
特に直流電源1個で動作する電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】単一電源で使用できるオペレーショナル
・アンプ(以下OPアンプという)が市販されており、
入力信号を増幅する時、OPアンプ電源のOVに等しい
値から増幅可能とされているものの、厳密には0〜10
mV程度の不動作範囲がある。
【0003】このようなOPアンプを用い、電磁流量計
の電極信号の増幅に不可欠な差動増幅器を単一電源で使
用するように構成した場合、電源のOVから数拾mVの
不動作範囲ができる。
【0004】電磁流量計の電極に発生する信号電圧は一
般に1mV以下で、前記不動作範囲より小さい電圧であ
るため、単一電源のOPアンプでは増幅できないことに
なり、正と負の2電源が不可欠であった。そのため、外
部から供給される直流電源が1個だけでも、電磁流量計
の変換器内部で正と負の2電源とする必要があった。
【0005】このような増幅回路と電源を用いた電磁流
量計用変換器の第1の従来技術の構成を図4に示す。管
路1に絶縁して対向配置された電極2a,2bに誘起す
る信号電圧は差動増幅回路3で増幅される。2cはアー
ス電極である。5Vの外部直流電源V1から電源端子P
1,P2を経て、差動増幅回路3、A/D変換回路4、
演算回路5及び出力回路6に5Vの作動電力が供給され
る。第2電源回路7は、直流電源V1からの電力を受け
て約2.5Vの定電圧電源V2を作り、差動増幅回路3
の基準電位V2となる。こうして、差動増幅器は+2.
5Vと−2.5Vの2電源で作動する。
【0006】図示されていない励磁回路から、図示され
てないコイルに励磁電流が流れることにより、電極2
a,2b間に流量に比例した信号電圧がアース電極2c
を基準電位として発生する。アース電極2cは前記基準
電位V2に接続されていて、差動増幅回路3は信号電圧
が基準電位V2を中心とした電圧レベルであるため、前
述のように1mV以下という小さい電圧でも増幅可能で
ある。
【0007】増幅された後、A/D変換回路4でデジタ
ル量に変換され、演算回路5で流量を演算し、出力回路
6から流量信号VQ として出力される。
【0008】図5は第2の従来技術で、5Vの外部直流
電源V1から、電源端子P1,P2を経て、A/D変換
回路4A、演算回路5及び出力回路6に作動電力を供給
する。
【0009】負電圧発生回路8は直流電源V1からの+
5Vの電圧を受けて、−5Vの電圧に変換して差動増幅
回路3の負電源V3とする。前記図4で説明した第1の
従来技術では差動増幅回路3が基準電位V2に対して+
2.5Vと−2.5Vの2電源で作動するのに対し、図
5に示す第2の従来技術では、電源端子P2の基準電位
にOVに対して+5Vと−5Vの2電源で作動する点以
外は同じ構成である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に電磁流量計では
アース電極は水に接液するとともに、雷サージ対策や安
全上の配慮から大地に接地される場合が多い。大地に接
地されないで塩化ビニール等の絶縁性のパイプで配管さ
れた場合でも、流体(液体)が導電性であるため一定の
抵抗値で大地に導通する可能性が高い。
【0011】外部から供給される直流電源V1も一般に
大地から絶縁されているが、避雷器又は受信計器によっ
て大地に接地される可能性がある。
【0012】このような場合、前記図4に示す第1の従
来技術では、アース電極2cと電源端子P2間がショー
ト状態となり、第2電源回路7の出力電圧V2が短絡さ
れて計測不能となるおそれがある。実際には電極2cと
電源端子P2間の完全なショート状態は少なく、電源端
子P2の外側、つまり電源V1のOV側の絶縁状態又は
アース電極2c側の大地に対する接地状態により定まる
ある値の抵抗値で電極2cと電源端子P2間が接続され
ることになる。
【0013】この場合は計測不能にはならず、ある程度
の測定誤差が生じたり、絶縁状態の時間的な変化で測定
誤差が変動するという問題点があった。
【0014】前記第2の従来技術では、負電圧発生回路
8で負電圧V3を作って+5Vと−5Vの2電源の構成
として、アース電極2cと電源端子P2間がショートす
るおそれは解消しているが、次の問題点がある。
【0015】即ち、図5に示す第2の従来技術では、負
電圧V3を作るため高価な負電圧発生回路8が必要とな
り、電磁流量計のコストが上昇するという問題点があ
る。
【0016】また、差動増幅回路3の出力は電源端子P
2の電位OVを中心にして正負の値に振れる電圧となる
ため、A/D変換回路4Aとして、両極性入力のA/D
変換回路が必要になる。両極性入力のA/D変換回路は
高価であり、種類も限定されるため、この点からも電磁
流量計のコストが上がるという問題点があるばかりでな
く、使用するA/D変換回路が制約されるという問題点
があった。
【0017】そこで、本発明はかかる問題点を解消で
き、かつ単一の直流電源(V1)からの電力で差動する
電磁流量計を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、第1の電源として作動する単一
の直流電源から電力の供給を受けて作動する電磁流量計
であって、前記単一の電源から電力の供給を受けて、前
記第1の電源の電圧と異なる第2の電圧を発生すると共
に、そのOVラインを第1の電源と共有する第2電源回
路を有し、電極に発生する流量に比例した信号電圧を増
幅する差動増幅器は、前記第2電源回路の高レベル側を
基準電位として作動し、増幅された信号電圧をA/D変
換するA/D変換回路、該A/D変換回路の出力である
デジタル量から流量を演算する演算回路とを有する電磁
流量計において、アース電極を基準として発生する信号
電圧をコンデンサと抵抗からなるハイパスフィルタを介
して前記差動増幅器に伝えることにより、単一電源で作
動することを特徴とする電磁流量計である。
【0019】請求項2の発明は、第1の電源として作動
する単一の直流電源から電力の供給を受けて作動する電
磁流量計であって、前記単一の電源から電力の供給を受
けて、前記第1の電源の電圧と異なる第2の電圧を発生
すると共に、そのOVラインを第1の電源と共有する第
2電源回路を有し、電極に発生する流量に比例した信号
電圧を増幅する差動増幅器は、前記第2電源回路の高レ
ベル側を基準電位として作動し、増幅された信号電圧を
A/D変換するA/D変換回路、該A/D変換回路の出
力であるデジタル量から流量を演算する演算回路とを有
する電磁流量計において、アース電極を基準として各電
極に発生する信号電圧を、それぞれコンデンサと抵抗と
からなるハイパスフィルタを介して前記差動増幅器に伝
えるとともに、各ハイパスフィルタの抵抗の一端を前記
第2電源回路の高レベル側に接続し、更に、アース電極
を第1の電源と第2電源回路とが共有する前記OVライ
ンに接続したことを特徴とする電磁流量計である。
【0020】請求項3の発明は、請求項1又は2の電磁
流量計において、第2電源回路が2つの抵抗の直列接続
からなる分圧器であることを特徴とするものである。
【0021】請求項4の発明は、請求項2又は3の電磁
流量計において、第2電源回路が発生する第2の電圧
を、第1の電源の電圧から前記差動増幅器の高レベル側
の不動域を除いた残りの値のほぼ1/2に定めたことを
特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図面の実施例に従って説明する。
【0023】〔実施例1〕図1は実施例1の電磁流量計
変換器の電気回路図で、請求項1と2に対応する。図2
はその信号波形図である。
【0024】外部から電源端子P1とP2に接続された
単一の直流電源V1からの電力は、差動増幅回路3、A
/D変換回路4、演算回路5、出力回路6及び第2電源
回路7に供給されて、これらの回路を作動させる。
【0025】直流電源V1の電圧は5Vで、第2電源回
路7はこの5Vの電圧を受けて、2.5Vの第2電源V
2を作る定電圧電源を構成している。この第2電源V2
は差動増幅回路3が増幅動作をするための基準電位を与
えている。
【0026】管路1に絶縁して互いに対向配置された電
極2a,2bはそれぞれ結合コンデンサC1,C2を通
じて差動増幅回路3のバッファアンプA1とA2に接続
されている。
【0027】コンデンサC1は、これに接続された抵抗
R1とで第1のハイパスフィルタ9を構成し、コンデン
サC1と抵抗R1の共通接続点9aが差動増幅回路3の
バッファアンプA1に接続される。そして、抵抗R1の
他端は第2電源回路7が作る基準電位の前記第2電源V
2に接続される。
【0028】コンデンサC2は、これに接続された抵抗
R2とで第2のハイパスフィルタ10を構成し、コンデ
ンサC2と抵抗R2の共通接続点10aが差動増幅回路
3のバッファアンプA2に接続される。そして抵抗R2
の他端は第2電源回路7が作る基準電位の前記第2電源
V2に接続されている。
【0029】管路1のアース電極2cは、直流電源V1
と第2電源回路7の共通のOVライン11に接続されて
いる。
【0030】図示されてない励磁回路から図示されてな
い励磁コイルへ、図2(a)のタイミングで励磁電流が
流れると、電極2a−2bには流量に比例した信号電圧
が発生する。この信号電圧はアース電極2cが共通のO
Vライン11に接続されているため、電磁流量計の変換
器にとっては、図2(b)のようなOVを基準とした信
号電圧となる。
【0031】第1と第2のハイパスフィルタ9と10の
各抵抗R1とR2の各一端は前述のように2.5Vの第
2電源V2に接続されているため、図2(b)に示す信
号電圧が結合コンデンサC1とC2を通過した後には、
図2(c)のように図2(b)の信号電圧の下にV2の
下駄を履いた形の信号、つまり第2電源V2を基準電位
とした信号となる。
【0032】この図2(c)に示す信号が、第2電源V
2を基準電位として作動する差動増幅器3aで増幅され
て図2(d)に示す信号電圧となる。この信号電圧は図
のように第2電源V2を中心にして電圧OVとV1との
間で正負に振れる信号電圧である。この信号電圧は、A
/D変換回路4でデジタル量に変換される。
【0033】図2(d)で、励磁の前半周期t0 〜t2
では、時刻t1 からt2 の間の斜線部の信号電圧がデジ
タル量に変換されて演算回路5に送られ、励磁の後半周
期t 2 〜t4 では、時刻t3 からt4 の間の斜線部の信
号電圧がデジタル量に変換され、前半周期に続いて後半
周期のデジタル信号として演算回路に送られる。
【0034】これらのデジタル信号は、励磁の1周期毎
に、演算回路5で前半周期の値と後半周期の値の差を取
ることにより流量に比例した値だけが取り出され、更に
所定の係数を掛けて、m3 /hとかリットル/mといっ
た単位の流量値に変換される。この流量値は出力回路6
から流量信号VQ として出力される。
【0035】この実施例1では、管路1のアース電極2
cは電磁流量計変換器の共通OVライン11に接続され
ていて、アース電極2cとOV側の電源端子P2の2点
が同電位である。従って、これらの2点間がショート状
態になっても、前記第1の従来技術のような、計測不能
になったり、計測誤差が出たり、その計測誤差が変動す
るという問題は生じない。
【0036】また、ハイパスフィルタ9,10を構成す
る抵抗R1,R2の各一端を第2電源V2に接続したの
で、電位がOVのアース電極2cを基準レベルとして発
生する図2(a)の信号電圧を、電位が2.5Vの第2
電源V2を中心とした電位の図2(c)に示すような信
号に変換している。そのため、差動増幅器が自分の電源
電圧の完全なOVまでの小さい入力信号を増幅できない
一般的な事情を克服すべく、電極間に発生した起電力を
差動増幅器が増幅可能な電圧レベルにすることができ
た。
【0037】こうして、図1の実施例1では、どこにで
もある5V程度の直流電源1個で作動する簡便な電磁流
量計が安価に実現できる。
【0038】なお、外部から給電する直流電源V1は、
5Vの電圧として例示したが、5Vに限らず12V又は
24V等の入手容易な他の電圧の電源を用いることがで
きる。そして、第2電源回路7で作る第2電源V2の電
圧は、第1の電源V1の電圧のほぼ1/2に定めると良
い。
【0039】〔実施例2〕図3は本発明の実施例2の変
換器部の電気回路で、請求項1,2及び3に対応す。こ
の実施例2は図1の実施例1と比較して、第2電源回路
の構成だけが違うので、異なる部分だけを説明し、同じ
部分は説明を省略する。
【0040】図3では、第2電源回路7Aは2個の抵抗
RaとRbを直列に接続した分圧器で構成されている。
両抵抗Ra,Rbの共通接続点7aが2.5Vの電圧の
第2電源V2となる。抵抗Raの他端は5Vの第1電源
V1である電源端子P1に接続される。抵抗Rbの他端
は共通OVライン11に、即ち電源端子P2に接続され
る。
【0041】第2電源V2の電圧V2は、第1電源V1
の電圧V1と、分圧器の分圧比を掛けた次式の値にな
る。
【0042】 V2=V1・Rb/(Ra+Rb) ・・・(1) 抵抗R1とR2は一般に100MΩ程度の高抵抗を用
い、差動増幅回路3の抵抗R6も数拾kΩ以上の抵抗値
とすることできて、第2電源V2に流れ込む電流は実質
的に無視できるため、電圧V2は分圧比と電圧V1とか
ら(1)式のように求められる。
【0043】上述の実施例1と実施例2では、第2電源
V2の電圧は第1電源V1のほぼ1/2としたが、これ
に限定することはなく、差動増幅器を構成するOPアン
プの出力動作範囲を有効に利用するように定めることが
望ましい。
【0044】増幅回路の電源電圧が5Vと小さい場合に
は、単一電源用のOPアンプを用いた方が有利である
が、この種のOPアンプの出力は低レベル側はほぼOV
まで作動するものの、高レベル側は電源電圧に対して約
1Vの不動域がある。そのため、第2電源V2の電圧
は、第1電源V1の電圧5Vから、高レベル側の不動域
1Vを除いた残りの4Vの値の1/2である2Vとする
と、OPアンプの動作範囲を有効に活用できる。
【0045】こうすることで、差動増幅器は2Vを中心
として、正側と負側にそれぞれ約2Vの動作範囲が可能
となり、5Vの電源電圧を最も有効に利用した信号増幅
が可能となる(請求項4)。
【0046】
【発明の効果】本発明の電磁流量計は上述のように構成
されているので、外部から供給される5V程度の単一の
直流電源で作動する簡便な電磁流量計を作るに当り、ア
ース電極と電源の低レベル側がショート状態となっても
計測に悪影響を受けない電磁流量計を安価なOPアンプ
を使って少ない部品点数で構成でき、電磁流量計のコス
ト低減に役立つ。
【0047】また、請求項3の発明では、更に、第2電
源回路が2個の抵抗だけ安く構成できる。
【0048】そして、請求項4では、請求項2又は3の
発明の効果に加え、OPアンプの能力を有効に活用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電磁流量計の変換器の電気回
路図である。
【図2】図1の実施例の信号波形図である。
【図3】本発明の他の実施例の電磁流量計変換器の電気
回路図である。
【図4】従来技術の電気回路図である。
【図5】他の従来技術の電気回路図である。
【符号の説明】
1 管路 2a,2b 電極 2c アース電極 3 差動増幅回路 3a 差動増幅器 A3 差動増幅器を構成するOPアンプ 4 A/D変換回路 5 演算回路 7,7A 第2電源回路 9,10 ハイパスフィルタ 11 共通OVライン C1,C2 コンデンサ R1,R2,R6,Ra,Rb 抵抗 P1,P2 電源端子 V1 第1の電源 V2 第2の電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源として作動する単一の直流電
    源から電力の供給を受けて作動する電磁流量計であっ
    て、 前記単一の電源から電力の供給を受けて、前記第1の電
    源の電圧と異なる第2の電圧を発生すると共に、そのO
    Vラインを第1の電源と共有する第2電源回路を有し、 電極に発生する流量に比例した信号電圧を増幅する差動
    増幅器は、前記第2電源回路の高レベル側を基準電位と
    して作動し、 増幅された信号電圧をA/D変換するA/D変換回路、
    該A/D変換回路の出力であるデジタル量から流量を演
    算する演算回路とを有する電磁流量計において、 アース電極を基準として発生する信号電圧をコンデンサ
    と抵抗からなるハイパスフィルタを介して前記差動増幅
    器に伝えることにより、単一電源で作動することを特徴
    とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】 第1の電源として作動する単一の直流電
    源から電力の供給を受けて作動する電磁流量計であっ
    て、 前記単一の電源から電力の供給を受けて、前記第1の電
    源の電圧と異なる第2の電圧を発生すると共に、そのO
    Vラインを第1の電源と共有する第2電源回路を有し、 電極に発生する流量に比例した信号電圧を増幅する差動
    増幅器は、前記第2電源回路の高レベル側を基準電位と
    して作動し、 増幅された信号電圧をA/D変換するA/D変換回路、
    該A/D変換回路の出力であるデジタル量から流量を演
    算する演算回路とを有する電磁流量計において、 アース電極を基準として各電極に発生する信号電圧を、
    それぞれコンデンサと抵抗とからなるハイパスフィルタ
    を介して前記差動増幅器に伝えるとともに、各ハイパス
    フィルタの抵抗の一端を前記第2電源回路の高レベル側
    に接続し、 更に、アース電極を第1の電源と第2電源回路とが共有
    する前記OVラインに接続したことを特徴とする電磁流
    量計。
  3. 【請求項3】 第2電源回路が2つの抵抗の直列接続か
    らなる分圧器であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電磁流量計。
  4. 【請求項4】 第2電源回路が発生する第2の電圧を、
    第1の電源の電圧から前記差動増幅器の高レベル側の不
    動域を除いた残りの値のほぼ1/2に定めたことを特徴
    とする請求項2又は3記載の電磁流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0727580A (ja) * 1993-07-12 1995-01-27 Aichi Tokei Denki Co Ltd 電磁流量計の前置増幅器

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