JP2001323818A - 過給機付きエンジン - Google Patents

過給機付きエンジン

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JP2001323818A
JP2001323818A JP2000143066A JP2000143066A JP2001323818A JP 2001323818 A JP2001323818 A JP 2001323818A JP 2000143066 A JP2000143066 A JP 2000143066A JP 2000143066 A JP2000143066 A JP 2000143066A JP 2001323818 A JP2001323818 A JP 2001323818A
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engine
driving
crankshaft
electric motor
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Hiroshi Oba
大羽  拓
Hiroshi Iwano
岩野  浩
Isamu Kazama
勇 風間
Yasuhito Suzuki
康仁 鈴木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械駆動式の過給機を備えたエンジンにおい
て、エンジンの運転領域、バッテリの残容量に係らず良
好な過給を行うことを可能にする。 【解決手段】 吸気通路2に過給機5を備えた過給機付
きエンジン1は、バッテリ40と、バッテリ40によっ
て駆動される電気モータ4を備え、過給機5はエンジン
1のクランク軸出力あるいは電気モータ4の出力によっ
て駆動される。これにより、エンジン回転速度やバッテ
リ残容量等の運転条件に応じて最適な過給機駆動手段を
選択することができ、良好な加速性能を実現することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過給機付きエンジン、特
に機械駆動式の過給機を備えたエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】クランク軸出力を用いて過給機を機械的
に駆動し過給を行うエンジン(いわゆるスーパーチャー
ジャー付きエンジン)は既に市販車に多数採用されてい
る。
【0003】しかしながら、過給機をクランク軸出力で
駆動する場合、過給機の回転速度がエンジンの回転速度
に比例するため、エンジン低回転領域では十分な過給が
行えないという問題があった。また、過給機を駆動する
ためにエンジン出力の一部が消費されるので、その分だ
け過給による出力増大効果が目減りするという問題もあ
った。
【0004】そこで、電気モータで過給機を駆動し過給
を行うエンジンが提案されている(特開平10-159577
号、特開平9-317485号等)。過給機を電気モータの出力
で駆動するようにすれば、過給機の回転速度をエンジン
回転速度に係らず任意に設定可能となるのでエンジン低
回転域でも十分な過給が可能となり、また、過給機の駆
動にエンジン出力が消費されないので、過給による出力
増大効果が目減りすることもなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
このように電気モータで過給機を駆動する場合、バッテ
リ容量が不足すると過給機を十分に駆動することができ
なくなり、特に、加速時の運転性において運転者に違和
感を与える可能性がある。また、過給時間が長くなると
電気モータが過熱することから過給時間に制限を設ける
必要があり、加速途中で突然過給が停止された場合、運
転者に違和感を与える可能性がある。
【0006】このような事態に備えて大型のバッテリや
電気モータを備えることも考えられるが、その場合はコ
スト、サイズの上昇が著しく、車両への搭載性が悪くな
ってしまう。
【0007】本発明は、このような技術的課題を鑑みて
なされたもので、機械駆動式の過給機を備えたエンジン
において、エンジンの運転領域、バッテリの残容量に係
らず良好な過給を行うことを可能にすることを目的とす
る。
【0008】
【問題点を解決するための手段】第1の発明は、吸気通
路に過給機を備えた過給機付きエンジンにおいて、バッ
テリと、バッテリによって駆動される電気モータと、過
給機をエンジンのクランク軸出力によって駆動する第1
の駆動手段と、過給機を電気モータの出力によって駆動
する第2の駆動手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、エン
ジンの運転状態を判断する運転状態判断手段と、エンジ
ンの運転状態に応じて過給機を第1の駆動手段、第2の
駆動手段の何れで駆動するかを選択する駆動手段選択手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、運転
状態判断手段がエンジンの回転速度を検出する手段であ
り、エンジン回転速度が所定の低回転領域にあると判断
される場合、駆動手段選択手段が第2の駆動手段を選択
することを特徴とするものである。
【0011】第4の発明は、第2の発明において、運転
状態判断手段がバッテリの残容量を推定あるいは検出す
る手段であり、バッテリの残容量が所定量よりも小さい
場合、駆動手段選択手段が第1の駆動手段を選択するこ
とを特徴とするものである。
【0012】第5の発明は、第2の発明において、運転
状態判断手段が第2の駆動手段による過給機の駆動が開
始されてからの経過時間を判断する手段であり、この経
過時間が所定時間を超えた場合、駆動手段選択手段が第
1の駆動手段を選択することを特徴とするものである。
【0013】第6の発明は、第1から第5の発明におい
て、吸気通路の上流と下流を接続し過給機を迂回するバ
イパス通路と、バイパス通路を開閉するバイパスバルブ
とを備え、第1の駆動手段が選択された場合、バイパス
バルブの開度を調節することによって過給圧を制御する
ことを特徴とするものである。
【0014】第7の発明は、第1から第6の発明におい
て、第2の駆動手段が選択された場合、電気モータで過
給機の回転速度を制御することによって過給圧を制御す
ることを特徴とするものである。
【0015】第8の発明は、第1から第7の発明におい
て、クランク軸と過給機とが第1の連結手段によって連
結されており、電気モータと過給機とが第2の連結手段
によって連結されていることを特徴とするものである。
【0016】第9の発明は、第1から第7の発明におい
て、クランク軸と電気モータとが第1の連結手段によっ
て連結されており、電気モータと過給機とが第2の連結
手段によって連結されていることを特徴とするものであ
る。
【0017】第10の発明は、第1から第7の発明にお
いて、クランク軸と電気モータとが第1の連結手段によ
って連結されており、クランク軸と過給機とが第2の連
結手段によって連結されていることを特徴とするもので
ある。
【0018】第11の発明は、第1から第7の発明にお
いて、電動モータと過給機が同軸的に設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0019】
【作用及び効果】したがって、この発明が適用される過
給機付きエンジンにあっては、過給時、エンジンの吸気
管に設けられた過給機が駆動されるが、過給機の駆動は
エンジンのクランク軸出力(第1の駆動手段)あるいは
電気モータの出力(第2の駆動手段)のいずれによって
も行うことができる。これにより、エンジン回転速度や
バッテリ残容量等の運転条件に応じて最適な過給機駆動
手段を選択することができ、良好な加速性能を実現する
ことができる(第1、第2の発明)。
【0020】具体的には、エンジン低回転域でクランク
軸出力で過給機を駆動すると、過給機の回転速度も低く
なり十分な過給が得られないこと、また、過給機を駆動
することによるエンジン出力減少分が駆動特性に与える
影響が大きいことから、エンジン回転速度が低い場合は
電気モータによる駆動が選択される(第3の発明)。
【0021】また、バッテリの残容量が少ないときは、
電気モータで過給機を十分に駆動することができないの
でクランク軸出力による駆動が選択される(第4の発
明)。
【0022】さらに、電気モータによる過給機の駆動が
長くなると電気モータが過熱する可能性があるので、電
気モータによる駆動が長くなった場合は電気モータによ
る駆動からクランク軸による駆動に切り換えられる(第
5の発明)。
【0023】ここで、クランク軸出力により過給機を駆
動する場合は、過給機をバイパスする通路を開閉するバ
ルブの開度を調整すれば過給圧を制御することができ
(第6の発明)、電気モータの出力により駆動する場合
は、過給機の回転速度を電気モータを介して調整するこ
とによって過給圧を制御することができる(第7の発
明)。
【0024】また、第8から第10の発明のようにクラ
ンク軸、電気モータ及び過給機を接続すれば、それらの
回転速度比を自由に設定することができ、最適な回転速
度比を設定することができる。例えば、プーリとベルト
を用いたベルト駆動とした場合は、プーリ比を最適な値
に設定することができる。
【0025】また、第11の発明のように電動機と過給
機を同軸的に設ければ車両への搭載容量を小さく抑える
ことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施の形態について説明する。
【0027】図1は本発明に係る過給機付きエンジンの
概略構成を示したものである。
【0028】エンジン1の吸気管2の上流には、エンジ
ン1に吸入される空気量を計測するエフローメータ3が
設けられており、エアフローメータ3の下流にはエンジ
ン1のクランク軸出力或いはモータジェネレータ4の出
力によって駆動される機械駆動式の過給機5、その過給
機5で過給された空気を冷却するインタークーラー6が
設けられている。過給機5としては、例えばルーツ式ス
ーパーチャージャーが用いられる。
【0029】さらに吸気管2には、吸気管2の上流と下
流を接続し、過給機5とインタークーラー6を迂回する
バイパス通路7が設けられており、このバイパス通路7
には過給機5をクランク軸出力で駆動する際の過給圧を
調整するためのバイパスバルブ8が設けられている。
【0030】バイパス通路7が吸気管2と合流する地点
の下流には、エンジン1に吸入される空気量を調節する
ための電子制御式スロットルバルブ9が設けられてお
り、スロットルバルブ9のさらに下流には吸気管2内に
燃料を噴射するためのインジェクタ10が設けられてい
る。
【0031】図2はモータジェネレータ4、エンジン1
のクランク軸及び過給機5の接続状態を示したものであ
る。
【0032】エンジン1のクランク軸1Cに連結された
プーリ21、過給機5の駆動軸5Dに連結されたプーリ
22、モータジェネレータ4の回転軸4Rに連結された
プーリ23には1本のベルト24が掛け回されており、
過給機5をモータジェネレータ4の出力あるいはエンジ
ン1のクランク軸出力によって駆動することができるよ
うになっている。
【0033】エンジン1のクランク軸1Cとプーリ11
との間には電磁クラッチ31(以下、クランク軸クラッ
チ)が介装されており、過給機5をモータジェネレータ
4で駆動する際にエンジン1を切り離すことができるよ
うになっている。また、過給機5の駆動軸5Dとプーリ
12と間にも電磁クラッチ32(以下、過給機クラッ
チ)が介装されており、非過給時に過給機5を切り離す
ことができるようになっている。
【0034】また、モータジェネレータ4には、図1に
示すように、バッテリ40(例えば、リチウムイオン電
池)がバッテリスイッチ41を介して接続されており、
バッテリスイッチ41がON時にモータジェネレータ4
を発電機として機能させると、エンジン1のクランク軸
出力の一部を回生してバッテリ40の充電を行うことが
できる。
【0035】エンジン1を制御するエンジンコントロー
ラ50はマイクロプロセッサ、メモリ、入出力インター
フェース等で構成され、吸入空気量Qaを検出するエア
フローメータ3、アクセル操作量APOを検出するアク
セル操作量センサ51、エンジン1の回転速度Neを検
出するクランク角センサ52、バッテリ40の端子間電
圧Vbを検出する電圧計53等から各種信号が入力され
る。エンジンコントローラ50はこれらの信号に基づき
エンジン1の運転状態を判断し、エンジン1のスロット
ル開度、燃料噴射量、点火時期等を制御する。さらにエ
ンジンコントローラ50は、加速時等には必要に応じて
過給機5を駆動し、エンジン1の過給制御を行う。
【0036】過給時は過給機5がエンジン1のクランク
軸出力あるいはモータジェネレータ4の出力によって駆
動されるが、エンジン1の回転速度が低い場合はエンジ
ン負荷を小さく抑えかつ十分な過給圧が得られるよう
に、過給機クラッチ32を締結状態、クランク軸クラッ
チ31を解放状態とし、モータジェネレータ4で過給機
5を駆動するようにする。このときバイパスバルブ8は
閉じられ、過給圧の制御は過給機5の回転速度をモータ
ジェネレータ4で調整することによって行われる。
【0037】一方、バッテリ40の残容量が小さいとき
は、十分な電力をモータジェネレータ4に供給できない
場合があり、また、過給時間が長時間継続する場合はモ
ータジェネレータ4の温度が上昇する可能性があるの
で、このような場合はクランク軸クラッチ31及び過給
機クラッチ32を締結状態とし、エンジン1のクランク
軸出力で過給機5を駆動するようにする。このときの過
給圧の制御はバイパスバルブ8の開度を調節することに
よって行う。
【0038】さらに、エンジンコントローラ50はバッ
テリ40の端子間電圧Vbに基づきバッテリ40の充電
状態の判断も行い、バッテリ残容量SOCが小さいと判
断したときはバッテリスイッチ41をONにし、エンジ
ン1のクランク軸出力の一部をモータジェネレータ4で
回生してバッテリ40の充電を行う。
【0039】図3はエンジンコントローラ50が行う過
給制御の内容を示したフローチャートであり、所定時間
毎(例えば、10msec毎)に実行される。以下、こ
のフローを参照しながら過給制御の内容について詳しく
説明する。
【0040】このフローが実行されると、まずステップ
S1で、エンジン1の運転状態を判断するためにアクセ
ル操作量APO、エンジン回転速度Ne、バッテリ端子
間電圧Vbが読み込まれる。そして、ステップS2でア
クセル操作量APOとエンジン回転速度Neに基づき図
4に示すマップを参照してエンジン1の目標エンジント
ルクtTeが設定される。
【0041】ステップS3ではアクセル操作量APOと
エンジン回転速度Neに基づき図5に示すマップを参照
してスロットルバルブ9の目標スロットル開度tTVO
が設定され、スロットルバルブ9の開度が目標スロット
ル開度tTVOとなるように制御される。
【0042】ステップS4ではバッテリ端子間電圧Vb
に基づきバッテリ40の残容量SOCが演算される。バ
ッテリ端子間電圧Vbが大きくなるほど大きな残容量S
OCが演算される。バッテリ端子間電圧に基づいてバッ
テリの残容量を演算する方法としては既に種々のものが
提案されており、例えば本出願人による特開平11-32647
2号には、端子間電圧が所定値に達するときの状態をS
OC100%、バッテリ入出力可能電圧が等しくなった
ときの状態をSOC0%とし、バッテリ容残容量SOC
を演算する方法が開示されている。
【0043】ステップS5ではエンジン回転速度Neと
目標エンジントルクtTeに基づき図6に示すようなマ
ップを参照して目標過給圧TPC(ゲージ圧、絶対圧か
ら大気圧を差し引いた圧力、以下同じ)が設定される。
目標過給圧TPCはエンジン回転速度Neが高いほど、
また、目標エンジントルクtTeが大きいほど大きな値
が設定される。なお、目標過給圧TPCはアクセル操作
量APOとエンジン回転速度Neとに基づき図7に示す
マップを参照して設定するようにしてもよい。
【0044】ステップS6ではステップS5で設定され
た目標過給圧TPCに基づき、エンジン1の過給を行う
か否かを判断する。目標過給圧TPCがゼロよりも大き
いときは過給を行うと判断してステップS7以降へ進み
過給時制御を行う。そうでない場合は過給を行わないと
判断してステップS18以降へ進み非過給時制御を行
う。
【0045】[過給時制御]ステップS7以降で行われ
る過給時制御について説明すると、ここではまず、エン
ジン回転速度Neが所定値Nstよりも小さいか、バッ
テリ残容量SOCが所定値SOCTL#1以上あるか、
モータジェネレータ4による過給を開始してからの経過
時間SCTIMEが所定時間TLTIMEを超えていな
いかが判断される(ステップS7からS10)。そし
て、全ての条件を満たしている場合はステップS11以
降に進んでモータジェネレータ4を用いた過給が行わ
れ、条件を一つでも満たしていない場合はステップS1
3以降へ進んでクランク軸出力を用いた過給が行われ
る。
【0046】ここでエンジン回転速度Neが所定値Ns
tより小さいときにモータジェネレータ4を用いた過給
を行うのは、エンジン回転速度が低いと過給機5の回転
速度も低く十分な過給ができないからであり、また、エ
ンジン低回転領域でクランク軸出力で過給機5を駆動す
るとそれによるエンジン出力減少分が駆動特性に与える
影響が大きくなるからである。
【0047】また、バッテリ残容量SOCが所定値SO
CTL#1より小さいときはモータジェネレータ4によ
らずクランク軸出力によって過給を行うのは、バッテリ
残量量SOCが十分でないときにモータジェネレータ4
で過給機5を駆動すると十分な過給ができなくなるから
である。
【0048】また、モータジェネレータ4による過給開
始からの経過時間SCTIMEが所定時間TLTIME
を超えた場合にもクランク軸出力による過給としている
のは、モータジェネレータ4による過給が長時間に渡っ
て行われるとモータジェネレータ4の温度が過度に上昇
する可能性があるからである。
【0049】上記全ての条件を満たしステップS11に
進むと、過給機クラッチ32を締結し、クランク軸クラ
ッチ31を解放する。そして、バッテリスイッチ41を
ONとし、バイパスバルブ8を閉じる。
【0050】そして、ステップS12でエンジン回転数
Neと目標過給圧TPCとに基づき図8に示すマップを
参照して過給機5の目標回転速度TGNSCが設定され
る。目標過給機回転速度TGNSCはエンジン回転速度
Neが高いほど、また目標過給圧TPCが高いほど高く
なるように設定される。このとき用いられるマップはク
ランク軸出力を用いて過給機5を駆動したときと同等の
エンジン出力が得られるように設定されている。このよ
うにして目標過給機回転速度TGNSCが設定された
ら、過給機5の実回転速度が目標過給機回転速度TGN
SCとなるようにモータジェネレータ4が制御され、目
標とする過給圧が実現される。
【0051】なお、ここではエンジン回転速度Neが所
定の低回転領域にあるとき等にモータジェネレータ4に
よる過給を選択しているが、目標エンジントルクtTe
が所定値よりも大きい場合(要求されるエンジントルク
が大きい場合)にもモータジェネレータ4による過給が
選択されるようにしても良い。このようにすれば過給機
5の駆動に費やされるエンジン出力がなくなり、エンジ
ン負荷を低く抑えることができる。
【0052】また、ここではモータジェネレータ4によ
る過給が所定時間を超えた場合にクランク軸出力による
過給に切り換え、モータジェネレータ4の過度の温度上
昇を抑えているが、モータジェネレータ4の温度を直接
検出あるいは推定し、それが所定温度を超えた場合にク
ランク軸出力による過給に切り換えるようにしても良
い。
【0053】一方、クランク軸出力を用いて過給を行う
ステップS13では、過給機クラッチ32及びクランク
軸クラッチ31が締結される。そして、ステップS14
でバッテリ残容量SOCが所定値SOCTL#2以上か
判断され、バッテリ残容量SOCが所定値SOCTL#
2以上の場合はステップS15に進んでバッテリスイッ
チ41をOFFにする。バッテリスイッチ41をOFF
にすることによりバッテリ40の充電が禁止され、バッ
テリ充電のためにエンジン出力が消費されるのを防止す
ることができる。
【0054】これに対し、バッテリ残容量SOCが所定
値SOCTL#2よりも小さい場合はステップS16に
進んでバッテリスイッチ41をONにし、モータジェネ
レータ4でエンジン出力の一部を回生してバッテリ40
の充電を行う。
【0055】そして、ステップS17ではエンジン回転
速度Neと目標過給圧とに基づき図9に示すマップを参
照して目標バイパスバルブ開度TGVOSTが設定さ
れ、バイパスバルブ8の開度が制御される。目標バイパ
スバルブ開度TGVOSTは目標過給圧ゼロで全開、目
標過給圧が最大過給圧で全閉に設定される。図10はエ
ンジン回転速度Ne一定で目標過給圧TPCを変化させ
たときの目標バイパスバルブ開度TGVOSTの変化の
様子を示したものである。このように、クランク軸出力
を用いて過給する場合はバイパスバルブ8の開度を調整
することによって目標とする過給圧が実現される。
【0056】[非過給時制御]次に、ステップS18以
降の非過給時制御について説明すると、ここではまずス
テップS18でバッテリ残容量SOCが所定値SOCT
L#2以上かが判断される。
【0057】そして、バッテリ算容量SOCが所定値S
OCTL#2以上と判断されたときはステップS19に
進み、過給機クラッチ32及びクランク軸クラッチ31
が解放され、バッテリスイッチ41がOFFにされる。
【0058】一方、バッテリ残容量SOCが所定値SO
CTL#2よりも小さいと判断された場合は、ステップ
S20に進んで過給機クラッチ32が解放される。そし
て、クランク軸クラッチ31が締結され、バッテリスイ
ッチ41がONにされてバッテリの充電が行われる。
【0059】次に、上記過給制御を行うことによる作用
について説明する。
【0060】図11はバッテリ残容量が十分ある場合に
アクセルペダルが踏み込まれたときの各パラメータの変
化の様子を示したものである。
【0061】これによると、時刻t1で運転者によって
アクセルペダルが踏み込まれると、それに応じて目標過
給圧TPCが上昇する。
【0062】目標過給圧TPCが上昇すると過給機5に
よる過給が開始されるが、バッテリ容量が十分にあるの
で(SOC≧SOCTL#1)、モータジェネレータ4
で過給機5を駆動すべく、過給機クラッチ32が締結状
態、クランク軸クラッチ31が解放状態とされ、バイパ
スバルブ8が全閉とされる。そして、モータジェネレー
タ4によって過給機5が駆動され、実過給圧が目標過給
圧TPCに近づくように過給機5の回転速度が制御され
る。
【0063】このように、バッテリ残容量SOCが十分
にある場合はモータジェネレータ4を用いて過給を行う
ことにより、たとえエンジン1が低回転領域にあったと
しても実過給圧を運転者によるアクセルペダル踏み込み
に対して遅れることなく上昇させることができる。ま
た、エンジン出力の一部が過給機5の駆動のために使わ
れることもないので、過給による出力増大効果が目減り
することもない。
【0064】これに対し、図12はバッテリ残容量SO
Cが十分ない場合にアクセルペダルが踏み込まれた場合
の各パラメータの変化の様子を示したものである。
【0065】これによると、時刻t2でアクセルペダル
が踏み込まれると、それに応じて目標過給圧が上昇す
る。このときバッテリ容量SOCが十分でないので、ク
ランク軸出力で過給機5を駆動すべく、過給機クラッチ
32が締結状態、クランク軸クラッチ31は締結状態と
される。これによって、クランク軸出力によって過給機
5が駆動され、実過給圧が目標過給圧TPCとなるよう
にバイパスバルブ8の開度が制御される。
【0066】したがって、このようにバッテリ残容量S
OCが十分にない場合にはクランク軸出力を用いて十分
な過給を行うことができるので、バッテリ容量不足で十
分な過給が行えないといった状況を防止することができ
る。
【0067】また、図13は、過給途中でバッテリ残容
量が不足した場合の各パラメータの変化の様子を示した
ものである。
【0068】このように時刻t3でモータジェネレータ
4を用いて過給を行っている最中にバッテリ残容量が不
足すると(SOC<SOCCTL#1)、クランク軸出
力による駆動に切り換えるべくクランク軸クラッチ21
が締結され、過給機5の目標回転速度TGNSCOがゼ
ロにセットされる。そして、過給機5はクランク軸出力
でもって駆動され、過給圧の調整はバイパスバルブ8の
開度を調節することによって行われる。なお、過給機5
の目標回転速度TGNSCがゼロにセットされるのは過
給をやめるという意ではなく、モータジェネレータ4を
用いた過給機5の回転速度制御を行わないという意であ
る。
【0069】これにより、モータジェネレータ4による
過給中にバッテリ残容量SOCが不足しても、過給機5
の駆動力源が直ちにモータジェネレータ4からクランク
軸出力に切り換えられ、以後クランク軸出力でもって過
給が継続される。この結果、実過給圧には変動がなく、
過給が途中で中断されて運転者に違和感を与えるのを防
止することができる。
【0070】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、上記構成は本発明が適用可能な構成の一例を示し
たものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
例えば、図1に示した構成ではモータジェネレータ4、
エンジン1のクランク軸及び過給機5はベルト24で接
続されているが、ベルトに代えてチェーン、歯車で接続
するようにしてもよい。
【0071】また、図14に示すように第1のベルト6
1によってエンジン1のクランク軸と過給機5を接続
し、モータジェネレータ4と過給機5を第2のベルト6
2によって接続するようにしても良い。
【0072】あるいは、図15に示すようクランク軸と
モータジェネレータ4とを第1のベルト63によって接
続し、モータジェネレータ4と過給機5とを第2のベル
ト64により接続するようにしてもよく、またあるい
は、図16に示すようにモータジェネレータ4とクラン
ク軸とを第1のベルト65によって接続し、クランク軸
と過給機5とを第2のベルト66によって接続するよう
にしても良い。
【0073】何れの構成によっても先の実施形態と同様
の過給制御が可能であり、同様の作用効果が期待でき
る。さらに、図14から図16に示したように、過給機
5、モータジェネレータ4及びクランク軸を個別に接続
すれば、プーリ比を最適化することもできる。
【0074】また、図17、図18に示すようにモータ
ジェネレータと過給機5を同軸的に設けてもよい。これ
によって設置容積が低減され車両への搭載性が向上す
る。さらにこの場合、クランク軸クラッチ31に代えて
図19に示すようにプーリとモータジェネレータ4の間
にクラッチ67を設けることもでき、これによってさら
に設置容積の低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る過給機付きエンジンの概略構成を
示したものである。
【図2】モータジェネレータ、クランク軸及び過給機の
接続状態を説明するための図である。
【図3】過給制御の内容を示したフローチャートであ
る。
【図4】目標エンジントルク設定マップである。
【図5】目標スロットル開度設定マップである。
【図6】目標過給圧設定マップである。
【図7】目標過給圧設定マップの別の例である。
【図8】目標過給機回転速度設定マップである。
【図9】目標バイパスバルブ開度設定マップである。
【図10】目標過給圧と目標バイパスバルブ開度の関係
を示したテーブルである。
【図11】本発明の作用を説明するためのタイムチャー
トで、バッテリ残容量が十分なときの過給の様子を示
す。
【図12】本発明の作用を説明するためのタイムチャー
トで、バッテリ残容量が十分でないときの過給の様子を
示す。
【図13】本発明の作用を説明するためのタイムチャー
トで、モータジェネレータによる過給の途中でバッテリ
残容量が不足したときの様子を示す。
【図14】第2の実施形態を示した図である。
【図15】第3の実施形態を示した図である。
【図16】第4の実施形態を示した図である。
【図17】第5の実施形態を示した図である。
【図18】同じく第5の実施形態を示した図である。
【図19】第6の実施形態を示した図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 吸気管 3 エアフローメータ 4 モータジェネレータ 5 過給機(スーパーチャージャー) 7 バイパス通路 8 バイパスバルブ 9 スロットルバルブ 21 プーリ 22 プーリ 23 プーリ 31 クランク軸クラッチ 32 過給機クラッチ 40 バッテリ 41 バッテリスイッチ 50 エンジンコントローラ 51 アクセル操作量センサ 52 クランク角センサ 53 電圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 勇 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 鈴木 康仁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G005 EA06 EA19 EA20 FA04 GA02 GA12 GB18 GB46 GB48 GD17 GE01 GE08 GE09 HA02 HA05 HA13 HA14 HA19 JA39 JA45 JB02 JB20 JB25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気通路に過給機を備えた過給機付きエン
    ジンにおいて、 バッテリと、前記バッテリによって駆動される電気モー
    タと、 前記過給機を前記エンジンのクランク軸出力によって駆
    動する第1の駆動手段と、 前記過給機を前記電気モータの出力によって駆動する第
    2の駆動手段と、を備えたことを特徴とする過給機付き
    エンジン。
  2. 【請求項2】前記エンジンの運転状態を判断する運転状
    態判断手段と、 前記エンジンの運転状態に応じて前記過給機を第1の駆
    動手段、第2の駆動手段の何れで駆動するかを選択する
    駆動手段選択手段と、を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の過給機付きエンジン。
  3. 【請求項3】前記運転状態判断手段は前記エンジンの回
    転速度を検出する手段であり、 前記エンジン回転速度が所定の低回転領域にあると判断
    される場合、前記駆動手段選択手段が第2の駆動手段を
    選択することを特徴とする請求項2に記載の過給機付き
    エンジン。
  4. 【請求項4】前記運転状態判断手段は前記バッテリの残
    容量を推定あるいは検出する手段であり、 前記バッテリの残容量が所定量よりも小さい場合、前記
    駆動手段選択手段が第1の駆動手段を選択することを特
    徴とする請求項2に記載の過給機付きエンジン。
  5. 【請求項5】前記運転状態判断手段は第2の駆動手段に
    よる過給機の駆動が開始されてからの経過時間を判断す
    る手段であり、 前記経過時間が所定時間を超えた場合、前記駆動手段選
    択手段が第1の駆動手段を選択することを特徴とする請
    求項2に記載の過給機付きエンジン。
  6. 【請求項6】前記吸気通路の上流と下流を接続し前記過
    給機を迂回するバイパス通路と、 前記バイパス通路を開閉するバイパスバルブと、を備
    え、 前記第1の駆動手段が選択された場合、前記バイパスバ
    ルブの開度を調節することによって過給圧を制御するこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の
    過給機付きエンジン。
  7. 【請求項7】前記第2の駆動手段が選択された場合、前
    記電気モータで前記過給機の回転速度を制御することに
    よって過給圧を制御することを特徴とする請求項1から
    6のいずれか一つに記載の過給機付きエンジン。
  8. 【請求項8】前記クランク軸と過給機とが第1の連結手
    段によって連結されており、 前記電気モータと過給機とが第2の連結手段によって連
    結されていることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一つに記載の過給機付きエンジン。
  9. 【請求項9】前記クランク軸と電気モータとが第1の連
    結手段によって連結されており、 前記電気モータと過給機とが第2の連結手段によって連
    結されていることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一つに記載の過給機付きエンジン。
  10. 【請求項10】前記クランク軸と電気モータとが第1の
    連結手段によって連結されており、 前記クランク軸と過給機とが第2の連結手段によって連
    結されていることを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一つに記載の過給機付きエンジン。
  11. 【請求項11】前記電動モータと過給機が同軸的に設け
    られていることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    一つに記載の過給機付きエンジン。
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