JP2001323606A - 折版屋根板の取付構造、及び折版屋根板取付用タイトフレーム - Google Patents

折版屋根板の取付構造、及び折版屋根板取付用タイトフレーム

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JP2001323606A JP2000144881A JP2000144881A JP2001323606A JP 2001323606 A JP2001323606 A JP 2001323606A JP 2000144881 A JP2000144881 A JP 2000144881A JP 2000144881 A JP2000144881 A JP 2000144881A JP 2001323606 A JP2001323606 A JP 2001323606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根の下地材1の上にタイトフレーム2を介
して折版屋根板3が取り付けられる折版屋根板の取付構
造において、折版屋根板3のタイトフレーム2への嵌合
係止作業がスムーズに容易かつ確実に行えるようにす
る。 【解決手段】 タイトフレーム2は、折版屋根板3の嵌
合用リブ6に嵌合する突出嵌合部18,18を両側に備
えた上部フレーム11を、屋根の下地材1に固定される
下部フレーム10に対し結合具21を介して水平移動可
能に結合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根の下地材の上
にタイトフレームを介して折版屋根板が取り付けられる
折版屋根板の取付構造、及び折版屋根板取付用タイトフ
レームに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の折版屋根板の取付構造として、
例えば、図20に示すように屋根の梁、母屋などの下地
材1に固定したタイトフレーム40の頂部付近に突出爪
片41を設け、この突出爪片41に折版屋根板42の立
上り側板43に設けた係止用の突出部44を嵌合係止す
るというものがある(例えば、実公昭57−53773
号公報参照)。その係止に際しては、図21に示すよう
に、先ず折版屋根板42の底板45をタイトフレーム4
0の谷部46に落し込み、次いで突出部44を押し下げ
ることでこの突出部44にタイトフレーム40の突出爪
片41が嵌まり込んで係止される。これによれば、折版
屋根板42の突出部44をタイトフレーム40の突出爪
片41に嵌合係止するので、折版屋根板42はこれの馳
締め部で吊子を用いることなく取り付けることができ、
また負圧荷重による折版屋根板42の飛散を防止できる
というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、折版屋根板
42の突出部44をタイトフレーム40の突出爪片41
に嵌合係止する上記折版屋根板の取付構造では、折版屋
根板42の底板45をタイトフレーム40の谷部46に
落し込んだ後、折版屋根板42の立上り側板43の弾性
に抗して突出部44を強い力で無理に押し下げる必要が
あり、このため、折版屋根板42の突出部44の下部付
近に突出爪片41により擦り傷や変形が加えられる恐れ
があり、とくに厚手で弾性の少ない折版屋根板42では
かかる無理な嵌合係止作業が困難である。かと言って、
その嵌合作業が容易に行えるように突出爪片41の突出
量を少なくすると、突出部44との係止力が低下半減す
るため折版屋根板42に負圧荷重が大きくかかったとき
にタイトフレーム40から外れ易くなる。
【0004】そこで、本発明の目的は、折版屋根板のタ
イトフレームへの嵌合係止作業がスムーズに容易かつ確
実に行えて折版屋根板の取付け施工の容易化を図れ、ま
た折版屋根板に傷や変形を加えることのない折版屋根板
の取付構造、及び折版屋根板取付用タイトフレームを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、屋根の下地材の上にタイトフレームを介して折
版屋根板が取り付けられる折版屋根板の取付構造におい
て、前記折版屋根板が、谷底板と、この谷底板の両側に
斜め上方へ拡開状に立ち上げた左右の傾斜側板と、この
左右の各傾斜側板の中途部から外方へ突設した嵌合用リ
ブ、及び前記左右の各傾斜側板の上端に連設した水平板
部とを有しており、前記タイトフレームが屋根の下地材
の上に固定された下部フレームと、この下部フレームの
上側に左右水平方向に移動可能に結合された上部フレー
ムとからなり、上部フレームは下部フレームの上側に左
右水平方向に移動可能に結合される底板部と、この底板
部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに
連設された傾斜側板部とを備え、前記傾斜側板部と前記
底板部の交わる角部に前記嵌合用リブに嵌合する突出嵌
合部を設けていることに特徴を有するものである。
【0006】上記構成の折版屋根板の取付構造によれ
ば、上部フレームを下部フレーム上の中立位置に静止さ
せた状態下で、隣り合う折版屋根板のうち先に葺かれる
一方の折版屋根板の谷底板をタイトフレームどうし間の
一側方の谷部に落し込むに伴い、その折版屋根板の嵌合
用リブが上部フレームの一側の傾斜側板部上を滑り下
り、この滑り下りにより該傾斜側板部に働く力の関係に
より上部フレームが下部フレーム上を他方の折版屋根板
の葺かれる方向に水平移動し、嵌合用リブが前記傾斜側
板部の下方の突出嵌合部に達するや否や該突出嵌合部に
嵌合係止する。このように上部フレームを水平移動させ
るに伴って、一方の折版屋根板の嵌合用リブを上部フレ
ームの一側の傾斜側板部の突出嵌合部に無理なくスムー
ズに嵌合係止させることができる。次いで、他方の折版
屋根板の谷底板をタイトフレームどうし間の他側方の谷
部に落し込むに伴って、その折版屋根板の嵌合用リブが
上部フレームの他側の傾斜側板部上を滑り下りながら上
部フレームを元の中立位置に押し戻すと同時に該傾斜側
板部の下方の突出嵌合部に嵌合係止する。したがって、
一方の折版屋根板の嵌合用リブと突出嵌合部との嵌合状
態を確保しつつ、他方の折版屋根板の嵌合用リブも上部
フレームの他側の傾斜側板部の突出嵌合部に無理なくス
ムーズに容易かつ確実に嵌合係止させることができる。
また、上部フレームと下部フレームを結合することによ
り高い強度のタイトフレームを得ることができる。
【0007】上記上部フレームは、請求項2記載の発明
のように、下部フレームに対し水平軸まわり回転可能に
結合することが、屋根の勾配に対応することができる点
で好ましい。
【0008】上記折版屋根板の嵌合用リブは、請求項3
に記載の発明のように、上記傾斜側板の中途部から外方
へ略直角に折曲したリブ上面板と、このリブ上面板の突
出端から斜め下方へ折り返したリブ斜面板とを有する断
面V形状に形成し、上記リブ斜面板の下端部と上記谷底
板の端部とは上記傾斜側板とほぼ同じ勾配の傾斜側板下
部でつないだ形に形成することができる。これによれ
ば、嵌合用リブはリブ斜面板の下端部と谷底板の端部と
を傾斜側板とほぼ同じ勾配の傾斜側板下部を介してつな
いでおり、つまりリブ斜面板と傾斜側板下部とをくの字
状に曲げた形に形成してあるので、折版屋根板に負圧が
かかって谷底板が湾曲変形するときも、リブ上面板が傾
斜側板の下端部との連接部まわりに回転するような曲り
変形を抑止することができるため、谷底板の変形をリブ
上面板に伝達することを妨げることができ、したがって
折版屋根板の嵌合用リブがタイトフレームの突出嵌合部
から外れるのをより効果的に防止できる。
【0009】請求項4に係る発明は、屋根の下地材の上
にタイトフレームを介して折版屋根板が取り付けられる
折版屋根板の取付構造において、前記折版屋根板が、谷
底板と、この谷底板の両側に斜め上方へ拡開状に立ち上
げた左右の傾斜側板と、この左右の各傾斜側板の中途部
から外方へ突設した嵌合用リブ、及び前記左右の各傾斜
側板の上端に連設した水平板部とを有しており、前記タ
イトフレームが、屋根の下地材の上に固定された下部フ
レームと、この下部フレームの上側に左右水平方向に移
動可能に結合された上部フレームとからなり、下部フレ
ームはこれの左右のいずれか一方に、前記左右の嵌合用
リブのうちの一方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部を
設けており、上部フレームは、下部フレームの上側に左
右水平方向に移動可能に結合される底板部と、この底板
部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに
連設された傾斜側板部とを備え、前記左右の傾斜側板部
のいずれか一方と前記底板部の交わる角部に、前記左右
の嵌合用リブのうちの他方の嵌合用リブに嵌合する突出
嵌合部を設けていることに特徴を有するものである。
【0010】この請求項4に係る発明によれば、上部フ
レームを下部フレーム上の中立位置に静止させた状態下
で、隣り合う折版屋根板のうち先に葺かれる一方の折版
屋根板の谷底板をタイトフレームどうし間の一側方の谷
部に落し込むに伴い、その折版屋根板の嵌合用リブが上
部フレームの一側の傾斜側板部上を滑り下り、この滑り
下りにより該傾斜側板部に働く力の関係により上部フレ
ームが下部フレーム上を他方の折版屋根板の葺かれる方
向に水平移動し、嵌合用リブが前記傾斜側板部の下方の
突出嵌合部に達するや否や該突出嵌合部に嵌合係止す
る。このように上部フレームを水平移動させるに伴っ
て、一方の折版屋根板の嵌合用リブを上部フレームの一
側の傾斜側板部の突出嵌合部に無理なくスムーズに嵌合
係止させることができる。次いで、他方の折版屋根板の
谷底板をタイトフレームどうし間の他側方の谷部に落し
込むに伴って、その折版屋根板の嵌合用リブが下部フレ
ームの突出嵌合部に嵌合係止するとともに、その折版屋
根板の傾斜側板が上部フレームの他側の傾斜側板部を押
圧しながら上部フレームを元の中立位置に押し戻す。し
たがって、一方の折版屋根板の嵌合用リブと突出嵌合部
との嵌合状態を確保しつつ、他方の折版屋根板の嵌合用
リブも下部フレームの突出嵌合部に無理なくスムーズに
容易かつ確実に嵌合係止させることができる。また、上
部フレームと下部フレームを結合することにより高い強
度のタイトフレームを得ることができる。
【0011】請求項5に係る発明は、谷底板の左右両側
に傾斜側板を斜め上方へ拡開状に立ち上げ、この左右の
各傾斜側板の上端に水平板部を連設し、前記傾斜側板の
中途部から嵌合用リブを外方へ突設した折版屋根板を、
屋根の下地材の上に取り付けるのに用いられるタイトフ
レームであって、屋根の下地材の上に固定される下部フ
レームと、この下部フレームの上側に左右水平方向に移
動可能に結合された上部フレームとからなり、前記上部
フレームは、前記下部フレームの上側に左右水平方向に
移動可能に結合された左右の底板部と、この左右の各底
板部の外端に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに連
設された傾斜側板部と、この左右の傾斜側板部の上端ど
うしをつないで前記水平板部を受ける頂板部とを備え、
前記傾斜側板部と前記底板部の交わる角部に前記嵌合用
リブに嵌合する突出嵌合部を設けており、前記下部フレ
ームは、前記上部フレームの左右の底板部を受ける上部
フレーム受板部と、この上部フレーム受板部の中央部を
前記左右の底板部の内端どうし間より上方へ立ち上げて
前記上部フレームの頂板部を受ける頂部を有する門形状
に形成された立上り部とを備えていることに特徴を有す
るものである。これによれば、上記請求項1記載の発明
と同様の作用を発揮し、また折版屋根板の水平板部が下
部フレームの立上り部で受止め支持される上部フレーム
の頂板部で支持されることになるため、正圧の風荷重に
対して十分に対抗することができる。
【0012】上記折版屋根板取付用タイトフレームは、
請求項6に記載の発明のように、屋根の下地材の上に固
定される下部フレームと、この下部フレームの上側に左
右水平方向に移動可能に結合された上部フレームとから
なり、前記上部フレームは、前記下部フレームの上側に
左右水平方向に移動可能に結合された底板部と、この底
板部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向き
に連設された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前記底板
部の交わる角部に設けられて前記嵌合用リブに嵌合する
突出嵌合部と、前記底板部の中央部を立ち上げて前記折
版屋根板の水平板部を受ける頂板部を有する門形状に形
成された立上り部とを備え、前記傾斜側板部の上端板部
は前記立上り部に向けて略水平に折曲形成し、この上端
板部の先端と前記立上り部との間に隙間を形成すること
ができる。これによれば、上記請求項1記載の発明と同
様の作用を発揮し、また立上り部との間に隙間を形成す
る上端板部の先端は負圧荷重の時に立上り部に当たって
上部フレームの変形を防止できる。
【0013】この場合において、前記上部フレームは、
請求項7に記載の発明のように、左右の分割上部フレー
ムと、この左右の分割上部フレームの立上り部の頂板部
どうし間に介在させた吊子とを備えた構造に構成するこ
とができる。これによれば、さらに、折版屋根板は嵌合
用リブをタイトフレームの突出嵌合部に嵌合係止するに
加えて、折版屋根板をタイトフレーム上の吊子に馳締め
することができるので、タイトフレームに対し二重に係
合固定されることになる。したがって、折版屋根板をき
わめて強固に取付けることができ、また仮に折版屋根板
の嵌合用リブとタイトフレームの突出嵌合部との嵌合係
止部分が外れるようなことがあっても折版屋根板は吊子
に馳締めされているので飛散するのを防止できて安全性
を一層高めることができる。
【0014】また、上記折版屋根板取付用タイトフレー
ムは、請求項8に記載の発明のように、屋根の下地材の
上に固定される下部フレームと、この下部フレームの上
側に左右水平方向に移動可能に結合された上部フレーム
とからなり、前記下部フレームは、上部フレーム受板部
と、この上部フレーム受板部の中央部を上方へ立ち上げ
て頂部を有する門形状に形成された立上り部とを備えて
おり、前記上部フレームは、前記上部フレーム受板部の
上側に左右水平方向に移動可能に結合された底板部と、
この底板部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう
上向きに連設された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前
記底板部の交わる角部に設けられ前記嵌合用リブに嵌合
する突出嵌合部と、前記底板部の中央部を前記立上り部
の内側に向けて立ち上げて前記立上り部の頂部上に載せ
られるとともに前記折版屋根板の水平板部を受ける頂板
部を有する門形状に形成された立上り部とを備え、前記
傾斜側板部の上端板部は前記上部フレームの立上り部に
向けて略水平に折曲形成し、この上端板部の先端と前記
立上り部との間に隙間を形成することができる。これに
よれば、上記請求項1記載の発明と同様の作用を発揮
し、また下部フレームの立上り部と上部フレームの立上
り部との二重構造により正圧荷重に極めて強いタイトフ
レームを得ることができる。
【0015】また、上記折版屋根板取付用タイトフレー
ムは、請求項9に記載の発明のように、屋根の下地材の
上に固定される下部フレームと、この下部フレームの上
側に左右水平方向に移動可能に結合された上部フレーム
とからなり、前記下部フレームは、上部フレーム受板部
と、この上部フレーム受板部の中央部を上方へ立ち上げ
て頂部を有する門形状に形成された立上り部とを備えて
おり、前記上部フレームは、前記上部フレーム受板部の
上側に左右水平方向に移動可能に結合された底板部と、
この底板部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう
上向きに連設された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前
記底板部の交わる角部に設けられ前記嵌合用リブに嵌合
する突出嵌合部と、前記底板部の中央部を前記立上り部
の内側に向けて立ち上げて前記立上り部の頂部上に載せ
られるとともに前記折版屋根板の水平板部を受ける頂板
部を有する門形状に形成された立上り部とを備え、前記
傾斜側板部の上端板部は前記上部フレームの立上り部に
向けて略水平に折曲形成し、この上端板部の先端と前記
立上り部との間に隙間を形成してあり、前記上部フレー
ムの立上り部と下部フレームの立上り部に水平軸を挿通
して前記上部フレームが下部フレームに対し前記水平軸
まわりに回転可能に結合される。これによれば、上記請
求項1記載の発明と同様の作用を発揮し、また屋根の勾
配に対応することができるとともに、下部フレームの立
上り部と上部フレームの立上り部との二重構造により正
圧荷重に極めて強いタイトフレームを得ることができ
る。
【0016】また、上記折版屋根板取付用タイトフレー
ムは、請求項10に記載の発明のように、屋根の下地材
の上に固定される下部フレームと、この下部フレームの
上側に左右水平方向に移動可能に結合された上部フレー
ムとからなり、前記下部フレームはこれの左右が高低段
差を有する段状に形成された上部フレーム受板部を備
え、この上部フレーム受板部の高い側に、前記左右の嵌
合用リブのうちの一方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合
部を設けており、前記上部フレームは、前記上部フレー
ム受板部の上側に左右水平方向に移動可能に結合され、
前記上部フレーム受板部の高低段差に対応すべく左右に
高低段差を有する段状に形成された底板部と、この底板
部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに
連設された傾斜側板部と、前記底板部の低い側と前記傾
斜側板部の交わる角部に設けられ、前記左右の嵌合用リ
ブのうちの他方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部とを
備えている。
【0017】請求項10に記載の発明によれば、上記請
求項4記載の発明と同様の作用を発揮することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る折版屋根板の取付構
造の一実施例を図1ないし図7に基き説明する。
【0019】図1において、1は梁、母屋など屋根の下
地材、2はタイトフレーム、3は馳締め型の折版屋根板
である。
【0020】折版屋根板3は長尺の鋼板などの金属板で
折り曲げ加工され、図5に示すように、谷底板4と、こ
の谷底板4の左右両端から斜め上方へ拡開状に立ち上げ
た左右の傾斜側板5,5と、各傾斜側板5の底寄りの中
途部から外方へ突設した嵌合用リブ6と、傾斜側板5の
上端から外向きに水平に連設した水平板部7、及びこの
水平板部7の外端部に設けたフック形状の馳締め片8と
を有する。嵌合用リブ6は傾斜側板5の中途部から外方
へ略直角に折曲したリブ上面板6aと、このリブ上面板
の突出端から斜め下方へ折り返したリブ斜面板6bとを
有する断面V形状に形成し、リブ斜面板6bの下端部と
谷底板4の端部とは傾斜側板5と略同じ勾配の傾斜側板
下部9を介してつないでいる。
【0021】図1に示すように、タイトフレーム2は帯
状の鋼板などの金属板で形成され、屋根の下地材1の上
に溶接等で固定される下部フレーム10と、この下部フ
レーム10の上側に左右の水平方向に所定距離だけ移動
可能に結合される上部フレーム11からなる。下部フレ
ーム10は下地材1より浮上する水平な上部フレーム受
板部12と、この上部フレーム受板部12の中央部を立
ち上げた門形状の立上り部13と、上部フレーム受板部
12の左右両端に連設した座板部14,14とを有する
形に形成され、その座板部14,14が下地材1上に重
合固定される。
【0022】上部フレーム11は、折版屋根板3の水平
板部7を受け、下部フレーム10の立上り部13の頂部
13a上に配される水平な頂板部15と、この頂板部1
5の左右両端から下方へ斜めに連設されて折版屋根板3
の傾斜側板5の外側に沿うよう形成された左右の傾斜側
板部16,16と、左右の傾斜側板部16,16の各下
端を略直角に内向きに屈曲し、この屈曲片17と傾斜側
板部16の下端とで形成された左右の断面L形の突出嵌
合部18,18と、左右の屈曲片17,17の各下端を
内方へ略水平に延出して形成され、下部フレーム10の
上部フレーム受板部12,12上に載置される左右の底
板部19,19とを備えている。左右の傾斜側板部1
6,16の上端板部どうしをつなぐ上記頂板部15の左
右方向中央部には、折版屋根板3の端の馳締め片8の位
置を決めるための位置決め片34を切り起こし、溶接あ
るいはかしめ等で固定している。
【0023】上部フレーム11を下部フレーム10の上
側に左右の水平方向に移動可能に結合する手段として
は、図2に示すように、上部フレーム11の左右の各底
板部19に左右方向に長い長孔20を設け、この長孔2
0に通すリベットあるいはボルト・ナット等からなる結
合具21を用いる。図示例の結合具21はリベットから
なり、長孔20の短辺方向長さより大きい頭22を軸部
23の一端に形成し、軸部23の頭22との付根部には
軸部22よりも径大でかつ長孔20に遊嵌する角軸部2
3aを設けている。この結合具21は底板部19の上方
から長孔20、上部フレーム受板部12に設けた孔24
に挿通して、上部フレーム受板部12の下面側に突出す
る軸部23の先端部23bをかしめる。その際、角軸部
23aの径は上部フレーム受板部12の孔24の径より
も大きく、角軸部23aの軸方向長さは底板部19の板
厚よりも僅かに長く形成しているので、上部フレーム1
1の底板部19の長孔20と結合具21との間には上部
フレーム11を下部フレーム10の上部フレーム受板部
12上で左右方向に水平移動可能にする融通性が確保さ
れる。
【0024】次に、折版屋根板3の取付け要領について
説明する。タイトフレーム2は下地材1の上に所定間隔
おきに並べられ、各下部フレーム10の左右の座板部1
4が下地材1に固定される。図3に示すように、上部フ
レーム11を下部フレーム10上の中立位置に静止させ
た状態(鎖線Mの状態)下で、隣り合う折版屋根板3,
3のうち先に葺かれる一方の折版屋根板3の谷底板4を
タイトフレーム2,2どうし間の一側方の谷部に落し込
む。この落し込みに伴い折版屋根板3の嵌合用リブ6
が、上部フレーム11の一側の傾斜側板部16上を滑り
下って該上部フレーム11を下部フレーム10上で他方
の折版屋根板3の葺かれる右方向Rへ水平移動させなが
ら、傾斜側板部16の下方の突出嵌合部18に嵌合係止
する。したがって、一方の折版屋根板3の嵌合用リブ6
は上部フレーム11の一側の傾斜側板部16の突出嵌合
部18に無理なくスムーズに嵌合係止させることができ
る。
【0025】次いで、図4に示すように、他方の折版屋
根板3の谷底板4をタイトフレーム2,2どうし間の他
側方の谷部に落し込むに伴い、その折版屋根板3の嵌合
用リブ6が上部フレーム11の他側の傾斜側板部16上
を滑り下りながら上部フレーム11を前記と反対方向L
に押し返して元の中立位置に戻すと同時に、その嵌合用
リブ6が他側の傾斜側板部16の下方の突出嵌合部18
に嵌合係止する。したがって、一方の折版屋根板3の嵌
合用リブ6と突出嵌合部18との嵌合状態を確保しつ
つ、他方の折版屋根板3の嵌合用リブ6も上部フレーム
11の他側の傾斜側板部16の突出嵌合部18に無理な
くスムーズに容易かつ確実に嵌合させることができる。
【0026】かくして、このように取り付けた折版屋根
板3の馳締め片8は先に取り付けた折版屋根板3の馳締
め片8に馳締めすることにより、図1に示すように隣り
合う折版屋根板3,3どうしが連結される。このように
してタイトフレーム2に嵌合した折版屋根板3を順次馳
締めすることにより屋根を葺くことができる。
【0027】上記のように取り付けられた折版屋根板3
は、この水平板部7が下部フレーム10の立上り部13
の頂部13aで受止め支持される上部フレーム11の頂
板部15で支持されることで、正圧の風荷重に対して十
分に対抗することができ、また嵌合用リブ6が上部フレ
ーム11の突出嵌合部18に嵌合係止して支持されるこ
とで負圧の風圧力に対して高い強度を得ることができ、
正・負の両方向の風荷重に対して十分に対抗できる。嵌
合用リブ6は傾斜側板5のできる限り下方寄り側の部位
に設けて突出嵌合部18に嵌合係止させることが大きい
負圧荷重の場合にも効果的に対抗できて外れにくい点で
好ましい。
【0028】上記折版屋根板3は傾斜側板5に断面V形
の嵌合用リブ6を設けることで、曲げ変形に対する抵抗
力も増加する。また上記折版屋根板3の嵌合用リブ6部
分の形状はリブ斜面板6bの下端部と谷底板4の端部と
は傾斜側板5と略同じ勾配の傾斜側板下部9を介してつ
ないでおり、つまりリブ斜面板6bと傾斜側板下部9と
をくの字状に曲げる形に形成してある。これによれば、
負圧がかかった際の変形過程をみると、図6に示すよう
に、谷底板4が外方へ膨らみ状に湾曲変形し(破線状
態)、リブ斜面板6bと傾斜側板下部9の成す角度A、
及び傾斜側板下部9と谷底板4の成す角度Bがそれぞれ
増加するが、リブ上面板6aとリブ斜面板6bの成す角
度Cが減少し、割付芯Sから嵌合用リブ6までの寸法X
が変化しないため、嵌合用リブ6のリブ上面板6aが傾
斜側板5の下端部との連接部まわりに回転するような曲
り変形を抑止することができ、つまり谷底板4の変形を
リブ上面板6aに伝達することを妨げることができてタ
イトフレーム2から折版屋根板3が外れにくくなる。
【0029】これに対して、例えば図7に示す折版屋根
板3のように、嵌合用リブ6部分がリブ上面板6aと谷
底板4の端部とがストレートに傾斜側板下部9でつなが
れた形状では、負圧がかかったとき谷底板4が湾曲し、
傾斜側板下部9と谷底板4との成す角度B、及びリブ上
面板6aの上部と傾斜側板5の下部との成す角度Dがそ
れぞれ増加し、上記寸法Xが増加するため、嵌合用リブ
6のリブ上面板6aが傾斜側板5との連接部まわりに回
転するように曲り変形してタイトフレーム2から折版屋
根板3が外れるおそれがある。したがって、図6に示す
断面形状の折版屋根板3の方が図7に示すそれよりも好
ましいといえる。
【0030】屋根に勾配がある場合は、その屋根勾配に
対応できるように上部フレーム11を下部フレーム10
に対して水平軸28まわりに回転できるものとする。そ
のために、図8及び図9に示すように、上部フレーム1
1は左右の底板部19,19間に、下部フレーム10の
門形状の立上り部13の外側に被さる門形状とする立上
り部25を一体に形成するとともに、底板部19を断面
円弧形状に形成する。そして上部フレーム11の立上り
部25と下部フレーム10の立上り部13に孔26,2
7を同一軸心上に設け、この孔26,27に頭付きボル
トよりなる水平軸28を挿通して該水平軸28の先端ね
じ部にナット29を螺合することにより上部フレーム1
1を下部フレーム10に対し水平軸28まわりに回転可
能に結合する。この場合、下部フレーム10上での上部
フレーム11の水平移動が妨げられることのないように
下部フレーム10の孔27の径は水平軸28の軸径より
も大きく形成している。
【0031】この実施例の上部フレーム11は上記実施
例の上部フレーム11とは少し変形しており、頂板部1
5は立上り部25の頂部に形成し、突出嵌合部18を形
成する傾斜側板部16の上端板部16aは立上り部25
に向けて略水平に折曲して頂板部15とは縁切り状態に
形成している。立上り部25の頂板部15は下部フレー
ム10の立上り部13の頂部13aで受止め支持され
る。また傾斜側板部16の略水平な上端板部16aの先
端16bは立上り部25との間に隙間(例えば、2mm程
度)を形成している。このように立上り部25との間に
隙間を形成する上端板部16aの先端16bは、負圧荷
重の時に立上り部25に当たって上部フレーム11の変
形を防止でき、増強できる。このことは図11〜図14
に示すタイトフレーム2においても同じことが言える。
【0032】タイトフレーム2の形態は上記形状のほ
か、図10ないし図12に示すような形状に形成するも
のであってもよい。図10に示すタイトフレーム2で
は、下部フレーム10は図1に示す下部フレーム10の
形状と同じであるが、上部フレーム11は、図1に示す
上部フレーム11のごとき屈曲片17を無くして傾斜側
板部16と底板部19の交わる角部に突出嵌合部18を
形成してある。
【0033】図11に示すタイトフレーム2では、下部
フレーム10が図1に示す下部フレーム10とは立上り
部13の無い形状に形成してある点が異なり、上部フレ
ーム11は図8に示す上部フレーム11の形状と略同じ
である。図12に示すタイトフレーム2は、図8に示す
タイトフレーム2とは水平軸28で連結されていない
点、上部フレーム11を屈曲片17の無い形に形成して
いる点が異なるだけで、そのほかは同じ形状である。図
12に示すタイトフレーム2のように下部フレーム10
の立上り部13と上部フレーム11の立上り部25との
二重構造にすると正圧荷重にきわめて強いタイトフレー
ム2を得ることができる。
【0034】折版屋根板3は、図13、図14に示すよ
うな形状に形成するものであってもよい。図13に示す
折版屋根板3は、図5に示す折版屋根板3と類似してお
り、ただ、それと異なるところは、傾斜側板5の嵌合用
リブ6の上部に、図12に示す上部フレーム11の突出
嵌合部18が傾斜側板部16ごと嵌合する凹部30を設
けている点である。
【0035】図14に示す折版屋根板3は、図7に示す
折版屋根板3と類似しており、ただそれと異なるところ
は傾斜側板5の嵌合用リブ6の上部に、図12に示す上
部フレーム11の突出嵌合部18が傾斜側板部16ごと
嵌合する凹部30を設けている点である。
【0036】図13、図14に示す折版屋根板3の凹部
30は、嵌合用リブ6のリブ上面板6aと、このリブ上
面板6aに連続して傾斜側板5と略同一勾配に上向きに
形成される凹部底面板30a、及びこの凹部底面板30
aの上端に連続して略水平に外向きに形成される凹部上
面板30bとで形成される。このように凹部30を形成
した折版屋根板3は凹部底面板30aと凹部上面板30
bが交わる折曲部、及び凹部上面板30bと傾斜側板5
の下部が交わる折曲部を有する断面形状を呈することに
なり、折曲部が増える分だけ屋根板強度を増強すること
ができ、負圧荷重や正圧荷重により変形しにくくなる。
また、折版屋根板3は傾斜側板5の凹部30を上部フレ
ーム11の突出嵌合部18に傾斜側板部16ごと嵌合す
るとき、凹部底面板30aと凹部上面板30bが交わる
折曲部と、凹部上面板30bと傾斜側板5の下部が交わ
る折曲部の二箇所の折曲部をも突出嵌合部18に係合す
ることになるので、折版屋根板3の突出嵌合部18への
嵌合係止力を増強でき、この点でも負圧荷重及び正圧荷
重に十分に対抗できる。
【0037】上記実施例では、折版屋根板3の嵌合用リ
ブ6をタイトフレーム2の突出嵌合部18に嵌合係止す
るので、負圧荷重により折版屋根板3の馳締め片8の馳
締め部が壊れず、折版屋根板3の飛散を防止でき、した
がって吊子を用いることなく取り付けることができ、ま
た吊子の材料費を節約できるとともに吊子の取付作業の
手間も省ける。
【0038】しかし、本発明はこれに限定されるもので
はなく、図15に示すように、タイトフレーム2の上部
フレーム11を左右に二分割する形に形成し、この左右
の分割上部フレーム11a,11aの立上り部25,2
5の頂板部15,15どうし間に吊子31を介在させた
うえで左右の分割上部フレーム11a,11aどうしを
吊子31ごとボルト32及びナット33で共締めし、こ
の吊子31に隣り合う折版屋根板3,3の馳締め片8,
8を馳締めするようにしたものであってもよい。これに
よれば、折版屋根板3は嵌合用リブ6をタイトフレーム
2の突出嵌合部18に嵌合係止するとともに、馳締め片
8をタイトフレーム2上の吊子31に馳締めすることで
タイトフレーム2に対し二重に係合固定してあるので、
折版屋根板3をきわめて強固に取付けることができ、ま
た仮に折版屋根板3の嵌合用リブ6とタイトフレーム2
の突出嵌合部18との嵌合係止部分が外れるようなこと
があっても折版屋根板3,3は吊子31に馳締めされて
いるので飛散するのを防止できて安全性を高めることが
できる。
【0039】タイトフレーム2上で隣り合う折版屋根板
3,3の水平板部7,7どうしを連結する手段として
は、折版屋根板3の水平板部7の端部に設けた馳締め片
8どうしを馳締めする方式に限られない。図16に示す
ように、下部フレーム10の立上り部13の頂部13a
と上部フレーム11の頂板部15の孔部15aに、剣先
ボルト34を通してこの先端部34aを頂板部15の孔
部15aより上方へ突出させ、この剣先ボルト34の先
端部34aに隣り合う折版屋根板3,3の水平板部7,
7を通し、防水パッキン35及びワッシャ36を介して
ナット37で締め付ける。その際、上部フレーム11の
水平移動を確保するために上部フレーム11の頂板部1
5の孔部15aの内径は剣先ボルト34の軸径よりも大
きく形成している。
【0040】剣先ボルト34で折版屋根板3の水平板部
7をタイトフレーム2の頂板部15上に完全に締結固定
していると、折版屋根板3に負圧荷重がかかった際折版
屋根板3の嵌合用リブ6がタイトフレーム2の突出嵌合
部18から外れやすくなる。そこで、剣先ボルト34の
軸部中間には孔部15aの内径よりも大きい径の鍔部材
38を頂板部15上に重なるよう挿通して固定すること
により、剣先ボルト34の頭部34bと下部フレーム1
0の頂部13aの下面との間に所定の隙間(例えば、1
0mm程度)を形成し、その隙間分だけ剣先ボルト34が
自由に上下動できるようにしている。したがって、負圧
荷重時には折版屋根板3の水平板部7が剣先ボルト34
ごと自由に上下動することで嵌合用リブ6がタイトフレ
ーム2の突出嵌合部18から外れるのを防止できる。
【0041】そのほかに、タイトフレーム2上で隣り合
う折版屋根板3,3の水平板部7,7どうしを連結する
手段としては、折版屋根板3は、図17(b)に示すよ
うに、左右の傾斜側板5,5の一方の水平板部7の外端
部に被係合片7aを下向きに連設し、他方の傾斜側板5
の上部寄りに係合凹部5aを形成する。かくして、図1
7(a)に示すように、先にタイトフレーム2に嵌合し
た折版屋根板3の水平板部7の上に、後で該タイトフレ
ーム2に嵌合する折版屋根板3の水平板部7を重ね合す
とともに、被係合片7aを先に嵌合した折版屋根板3の
係合凹部5aに係合させる、という折版屋根板3,3の
水平板部7,7どうしの連結手段を採用することもでき
る。
【0042】左右一対の突出嵌合部18,18を備えた
上記タイトフレーム2では、左右の突出嵌合部18,1
8を共に上部フレーム11に設けているが、これに代え
て図18、図19に示すように、左右の突出嵌合部1
8,18のうちの一方を上部フレーム11に、左右の突
出嵌合部18,18のうちの他方を下部フレーム10に
それぞれ設けることもできる。もちろん、この場合にお
いても上部フレーム11は下部フレーム10の上側に左
右の水平方向に所定距離だけ移動可能に結合される。
【0043】図18、図19に示す実施例では、下部フ
レーム10が、左右が高低段差を有する段状に形成され
て高い側の上部フレーム受板部12aと低い側の上部フ
レーム受板部12bと、これら上部フレーム受板部12
a,12bの内端どうしを連結する垂直な連結板部12
cを有する上部フレーム受板部12と、高い側の上部フ
レーム受板部12aの外端に設けた突出嵌合部18と、
この突出嵌合部18の下側に連設した座板部14、及び
低い側の上部フレーム受板部12bの外端に連設した座
板部14とを備える形に形成されている。
【0044】一方、上部フレーム11は、下部フレーム
10の上部フレーム受板部12の高低段差に対応すべく
段状に形成されて高い側の底板部19aと低い側の底板
部19bとを有する底板部19と、低い側の底板部19
bの外端及び高い側の底板部19aの外端からそれぞれ
上向きに連設されて折版屋根板3の傾斜側板5の外側に
沿う形の長短の傾斜側板部16a,16bと、長い側の
傾斜側板部16aの上端から内方へ連設した段状の頂板
部15aと、短い側の傾斜側板部16bの上端から内方
へ連設した頂板部15bと、低い側の底板部19bと長
い側の傾斜側板部16aの交わる角部に設けた突出嵌合
部18とを備える形に形成されている。頂板部15a,
15bどうしは互いに重ね合わされてかしめ又は溶接な
どで一体的に結合される。
【0045】そして、上部フレーム11は下部フレーム
10の上側に左右の水平方向に移動可能に、2本の長短
の段付きボルト39a及びナット39bからなる結合具
21で結合される。その際、上部フレーム11の底板部
19a,19b、及び底板部19aの真上に対向する頂
板部15a,15bの重合部にそれぞれ左右方向に長い
長孔20を設ける一方、下部フレーム10の高い側の上
部フレーム受板部12a,に下方から挿通された長い方
の段付きボルト39aを、高い側の底板部19aの長孔
20及びこの真上の頂板部15a,15bの重合部の長
孔20に挿通し、該頂板部15a,15bの重合部から
上方へ突出する端部にナット39bをワッシャ39cを
介して締め付ける。また、下部フレーム10の低い側の
上部フレーム受板部12bに下方から挿通された短い方
の段付きボルト39aを、低い側の底板部19bの長孔
20に挿通し、該底板部19bから上方へ突出する端部
にナット39bをワッシャ39cを介して締め付ける。
【0046】このように構成されたタイトフレーム2は
下地材1の上に所定間隔おきに並べられ、各下部フレー
ム10の左右の座板部14が下地材1に固定される。か
くして、折版屋根板3を取付けるには、図18に示すよ
うに、上部フレーム11を下部フレーム10上の中立位
置に静止させた状態(実線状態)下で、隣り合う折版屋
根板3,3のうち先に葺かれる一方の折版屋根板3の谷
底板4をタイトフレーム2,2どうし間の一側方の谷部
に落し込む。この落し込みに伴い折版屋根板3の嵌合用
リブ6が、上部フレーム11の一側の傾斜側板部16a
上を滑り下って該上部フレーム11を下部フレーム10
上で他方の折版屋根板3の葺かれる右方向Rへ水平移動
させながら、傾斜側板部16aの下方の突出嵌合部18
に嵌合係止する。したがって、一方の折版屋根板3の嵌
合用リブ6は上部フレーム11の一側の傾斜側板部16
aの突出嵌合部18に無理なくスムーズに嵌合させるこ
とができる。
【0047】次いで、他方の折版屋根板3の谷底板4を
タイトフレーム2,2どうし間の他側方の谷部に落し込
むに伴い、その折版屋根板3の嵌合用リブ6が下部フレ
ーム10の突出嵌合部18に嵌合係止するとともに、そ
の折版屋根板3の傾斜側板5が上部フレーム11の他側
の傾斜側板部16bを押圧しながら上部フレーム11を
前記と反対方向Lに押し返して元の中立位置に戻す。し
たがって、一方の折版屋根板3の嵌合用リブ6と突出嵌
合部18との嵌合状態を確保しつつ、他方の折版屋根板
3の嵌合用リブ6を下部フレーム10の突出嵌合部18
に無理なくスムーズに容易かつ確実に嵌合させることが
できる。なお、隣り合う折版屋根板3,3の水平板部
7,7の馳締め片8,8どうしは上部フレーム11の頂
板部15a上で馳締めされる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、下地材に固定される下
部フレームの上側に上部フレームを左右水平方向に移動
可能に結合するとともに、その上部フレームの左右両側
に、または上部フレームの左右一側と下部フレームの左
右他側に、折版屋根板の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合
部を設けてあるので、折版屋根板は傷や変形を加えられ
ることなく嵌合用リブをタイトフレームの突出嵌合部に
スムーズに容易かつ確実に嵌合係止させることができ、
その取付け施工性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折版屋根板の取付け構造の正面図である。
【図2】(a)は図1におけるP部分の平面図、(b)
は図2(a)におけるK−K線断面図である。
【図3】隣り合う折版屋根板のうち一方の折版屋根板の
取付け過程を示す正面図である。
【図4】隣り合う折版屋根板のうち他方の折版屋根板の
取付け過程を示す正面図である。
【図5】折版屋根板の正面図である。
【図6】折版屋根板に負圧がかかった際の変形過程を示
す説明図である。
【図7】他の実施例の折版屋根板に負圧がかかった際の
変形過程を示す説明図である。
【図8】他の実施例の折版屋根板の取付け構造の正面図
である。
【図9】(a)は図8に示すタイトフレームの側面図、
(b)は図8に示すタイトフレームの上部フレームの回
転状態を示す側面図である。
【図10】他の実施例の折版屋根板の取付け構造の正面
図である。
【図11】更に他の実施例の折版屋根板の取付け構造の
正面図である。
【図12】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け構
造の正面図である。
【図13】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け構
造の正面図である。
【図14】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け構
造の正面図である。
【図15】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け構
造の正面図である。
【図16】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け構
造の正面図である。
【図17】(a)は更に又、他の実施例の折版屋根板の
取付け構造の正面図、(b)はその折版屋根板の正面図
である。
【図18】更に又、他の実施例の折版屋根板の取付け過
程を示す正面図である。
【図19】図18に示すタイトフレームの斜視図であ
る。
【図20】従来例の折版屋根板の取付け構造の斜視図で
ある。
【図21】従来例の折版屋根板の取付け過程を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 屋根の下地材 12 上部
フレーム受板部 2 タイトフレーム 13 下部
フレームの立上り部 3 折版屋根板 15 頂板
部 4 谷底板 16 傾斜
側板部 5 傾斜側板 18 突出
嵌合部 6 嵌合用リブ 19 底板
部 6a リブ上面板 21 結合
具 6b リブ斜面板 25 上部
フームの立上り部 7 水平板部 28 水平
軸 8 馳締め片 30 凹部 9 傾斜側板下部 30a 凹
部底面板 10 下部フレーム 30b 凹
部上面板 11 上部フレーム 31 吊子 11a 分割上部フレーム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の下地材の上にタイトフレームを介
    して折版屋根板が取り付けられる折版屋根板の取付構造
    において、 前記折版屋根板が、谷底板と、この谷底板の両側に斜め
    上方へ拡開状に立ち上げた左右の傾斜側板と、この左右
    の各傾斜側板の中途部から外方へ突設した嵌合用リブ、
    及び前記左右の各傾斜側板の上端に連設した水平板部と
    を有しており、 前記タイトフレームが、屋根の下地材の上に固定された
    下部フレームと、この下部フレームの上側に左右水平方
    向に移動可能に結合された上部フレームとからなり、上
    部フレームは下部フレームの上側に左右水平方向に移動
    可能に結合される底板部と、この底板部の左右両側に前
    記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに連設された傾斜側
    板部とを備え、前記傾斜側板部と前記底板部の交わる角
    部に、前記嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部を設けてい
    ることを特徴とする折版屋根板の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記上部フレームは前記下部フレームに
    対し水平軸まわりに回転可能に結合されている請求項1
    記載の折版屋根板の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌合用リブは、前記傾斜側板の中途
    部から外方へ略直角に折曲したリブ上面板と、このリブ
    上面板の突出端から斜め下方へ折り返したリブ斜面板と
    を有する断面V形状に形成し、前記リブ斜面板の下端部
    と前記谷底板の端部とは前記傾斜側板とほぼ同じ勾配の
    傾斜側板下部でつないでいる請求項1又は2記載の折版
    屋根板の取付構造。
  4. 【請求項4】 屋根の下地材の上にタイトフレームを介
    して折版屋根板が取り付けられる折版屋根板の取付構造
    において、 前記折版屋根板が、谷底板と、この谷底板の両側に斜め
    上方へ拡開状に立ち上げた左右の傾斜側板と、この左右
    の各傾斜側板の中途部から外方へ突設した嵌合用リブ、
    及び前記左右の各傾斜側板の上端に連設した水平板部と
    を有しており、 前記タイトフレームが、屋根の下地材の上に固定された
    下部フレームと、この下部フレームの上側に左右水平方
    向に移動可能に結合された上部フレームとからなり、下
    部フレームはこれの左右のいずれか一方に、前記左右の
    嵌合用リブのうちの一方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌
    合部を設けており、 上部フレームは、下部フレームの上側に左右水平方向に
    移動可能に結合される底板部と、この底板部の左右両側
    に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに連設された傾
    斜側板部とを備え、前記左右の傾斜側板部のいずれか一
    方と前記底板部の交わる角部に、前記左右の嵌合用リブ
    のうちの他方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部を設け
    ていることを特徴とする折版屋根板の取付構造。
  5. 【請求項5】 谷底板の左右両側に傾斜側板を斜め上方
    へ拡開状に立ち上げ、この左右の各傾斜側板の上端に水
    平板部を連設し、前記傾斜側板の中途部から嵌合用リブ
    を外方へ突設した折版屋根板を、屋根の下地材の上に取
    り付けるのに用いられるタイトフレームであって、 屋根の下地材の上に固定される下部フレームと、この下
    部フレームの上側に左右水平方向に移動可能に結合され
    た上部フレームとからなり、 前記上部フレームは、前記下部フレームの上側に左右水
    平方向に移動可能に結合された左右の底板部と、この左
    右の各底板部の外端に前記傾斜側板の外側に沿うよう上
    向きに連設された傾斜側板部と、この左右の傾斜側板部
    の上端どうしをつないで前記水平板部を受ける頂板部と
    を備え、前記傾斜側板部と前記底板部の交わる角部に前
    記嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部を設けており、 前記下部フレームは、前記上部フレームの左右の底板部
    を受ける上部フレーム受板部と、この上部フレーム受板
    部の中央部を前記左右の底板部の内端どうし間より上方
    へ立ち上げて前記上部フレームの頂板部を受ける頂部を
    有する門形状に形成された立上り部とを備えていること
    を特徴とする折版屋根板取付用タイトフレーム。
  6. 【請求項6】 谷底板の左右両側に傾斜側板を斜め上方
    へ拡開状に立ち上げ、この左右の各傾斜側板の上端に水
    平板部を連設し、前記傾斜側板の中途部から嵌合用リブ
    を外方へ突設した折版屋根板を、屋根の下地材の上に取
    り付けるのに用いられるタイトフレームであって、 屋根の下地材の上に固定される下部フレームと、この下
    部フレームの上側に左右水平方向に移動可能に結合され
    た上部フレームとからなり、 前記上部フレームは、前記下部フレームの上側に左右水
    平方向に移動可能に結合された底板部と、この底板部の
    左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに連設
    された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前記底板部の交
    わる角部に設けられて前記嵌合用リブに嵌合する突出嵌
    合部と、前記底板部の中央部を立ち上げて前記折版屋根
    板の水平板部を受ける頂板部を有する門形状に形成され
    た立上り部とを備え、前記傾斜側板部の上端板部は前記
    立上り部に向けて略水平に折曲形成し、この上端板部の
    先端と前記立上り部との間に隙間を形成してあることを
    特徴とする折版屋根板取付用タイトフレーム。
  7. 【請求項7】 前記上部フレームは左右の分割上部フレ
    ームと、この左右の分割上部フレームの立上り部の頂板
    部どうし間に介在させた吊子とを備えている請求項6記
    載の折版屋根板取付用タイトフレーム。
  8. 【請求項8】 谷底板の左右両側に傾斜側板を斜め上方
    へ拡開状に立ち上げ、この左右の各傾斜側板の上端に水
    平板部を連設し、前記傾斜側板の中途部から嵌合用リブ
    を外方へ突設した折版屋根板を、屋根の下地材の上に取
    り付けるのに用いられるタイトフレームであって、 屋根の下地材の上に固定される下部フレームと、この下
    部フレームの上側に左右水平方向に移動可能に結合され
    た上部フレームとからなり、 前記下部フレームは、上部フレーム受板部と、この上部
    フレーム受板部の中央部を上方へ立ち上げて頂部を有す
    る門形状に形成された立上り部とを備えており、 前記上部フレームは、前記上部フレーム受板部の上側に
    左右水平方向に移動可能に結合された底板部と、この底
    板部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向き
    に連設された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前記底板
    部の交わる角部に設けられ前記嵌合用リブに嵌合する突
    出嵌合部と、前記底板部の中央部を前記立上り部の内側
    に向けて立ち上げて前記立上り部の頂部上に載せられる
    とともに前記折版屋根板の水平板部を受ける頂板部を有
    する門形状に形成された立上り部とを備え、前記傾斜側
    板部の上端板部は前記上部フレームの立上り部に向けて
    略水平に折曲形成し、この上端板部の先端と前記立上り
    部との間に隙間を形成してあることを特徴とする折版屋
    根板取付用タイトフレーム。
  9. 【請求項9】 谷底板の左右両側に傾斜側板を斜め上方
    へ拡開状に立ち上げ、この左右の各傾斜側板の上端に水
    平板部を連設し、前記傾斜側板の中途部から嵌合用リブ
    を外方へ突設した折版屋根板を、屋根の下地材の上に取
    り付けるのに用いられるタイトフレームであって、 屋根の下地材の上に固定される下部フレームと、この下
    部フレームの上側に左右水平方向に移動可能に結合され
    た上部フレームとからなり、 前記下部フレームは、上部フレーム受板部と、この上部
    フレーム受板部の中央部を上方へ立ち上げて頂部を有す
    る門形状に形成された立上り部とを備えており、 前記上部フレームは、前記上部フレーム受板部の上側に
    左右水平方向に移動可能に結合された底板部と、この底
    板部の左右両側に前記傾斜側板の外側に沿うよう上向き
    に連設された傾斜側板部と、この傾斜側板部と前記底板
    部の交わる角部に設けられ前記嵌合用リブに嵌合する突
    出嵌合部と、前記底板部の中央部を前記立上り部の内側
    に向けて立ち上げて前記立上り部の頂部上に載せられる
    とともに前記折版屋根板の水平板部を受ける頂板部を有
    する門形状に形成された立上り部とを備え、前記傾斜側
    板部の上端板部は前記上部フレームの立上り部に向けて
    略水平に折曲形成し、この上端板部の先端と前記立上り
    部との間に隙間を形成してあり、 前記上部フレームの立上り部と下部フレームの立上り部
    に水平軸を挿通して前記上部フレームが下部フレームに
    対し前記水平軸まわりに回転可能に結合されていること
    を特徴とする折版屋根板取付用タイトフレーム。
  10. 【請求項10】 谷底板の左右両側に傾斜側板を斜め上
    方へ拡開状に立ち上げ、この左右の各傾斜側板の上端に
    水平板部を連設し、前記傾斜側板の中途部から嵌合用リ
    ブを外方へ突設した折版屋根板を、屋根の下地材の上に
    取り付けるのに用いられるタイトフレームであって、 屋根の下地材の上に固定される下部フレームと、この下
    部フレームの上側に左右水平方向に移動可能に結合され
    た上部フレームとからなり、 前記下部フレームはこれの左右が高低段差を有する段状
    に形成された上部フレーム受板部を備え、この上部フレ
    ーム受板部の高い側に、前記左右の嵌合用リブのうちの
    一方の嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部を設けており、 前記上部フレームは、前記上部フレーム受板部の上側に
    左右水平方向に移動可能に結合され、前記上部フレーム
    受板部の高低段差に対応すべく左右に高低段差を有する
    段状に形成された底板部と、この底板部の左右両側に前
    記傾斜側板の外側に沿うよう上向きに連設された傾斜側
    板部と、前記底板部の低い側と前記傾斜側板部の交わる
    角部に設けられ、前記左右の嵌合用リブのうちの他方の
    嵌合用リブに嵌合する突出嵌合部とを備えていることを
    特徴とする折版屋根板取付用タイトフレーム。
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JP2009084926A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Jfe Galvanizing & Coating Co Ltd 嵌合式金属製屋根板、嵌合式屋根構造および嵌合式屋根構造の施工方法

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