JP2001323230A - 被覆型粘着フォーム - Google Patents
被覆型粘着フォームInfo
- Publication number
- JP2001323230A JP2001323230A JP2000185438A JP2000185438A JP2001323230A JP 2001323230 A JP2001323230 A JP 2001323230A JP 2000185438 A JP2000185438 A JP 2000185438A JP 2000185438 A JP2000185438 A JP 2000185438A JP 2001323230 A JP2001323230 A JP 2001323230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- paper
- coating
- release paper
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Paper (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の剥離紙付き粘着用紙に於いて、リサイク
ル困難でゴミとして捨てられる剥離紙を不要とすること
を目的とする。 【解決手段】1枚の用紙の裏面の一部分又は全面に粘着
剤を塗布し、その水分又は溶剤を蒸発・乾燥させた後、
その上に別の非粘着性物質を被覆剤として、薄く塗布・
乾燥させることにより、下層の粘着剤表面を被覆隠蔽し
て、その表面の粘着性を一時的に消失させることにより
剥離紙を使用しない粘着紙を提供する。
ル困難でゴミとして捨てられる剥離紙を不要とすること
を目的とする。 【解決手段】1枚の用紙の裏面の一部分又は全面に粘着
剤を塗布し、その水分又は溶剤を蒸発・乾燥させた後、
その上に別の非粘着性物質を被覆剤として、薄く塗布・
乾燥させることにより、下層の粘着剤表面を被覆隠蔽し
て、その表面の粘着性を一時的に消失させることにより
剥離紙を使用しない粘着紙を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在広く利用され
いる、プリンターによるプリント後対象物に貼り付けら
れる貼り付け用フォーム及び用紙に関するものである。
いる、プリンターによるプリント後対象物に貼り付けら
れる貼り付け用フォーム及び用紙に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来利用されている粘
着紙及び粘着フォームは、その裏面に粘着剤を塗布され
た粘着紙を台紙とし、粘着剤と結合し難い表面を持った
剥離紙を裏面に貼り合わした二層紙である。この粘着フ
ォームは、プリンターによってデーター・プリントされ
た後、裏面の剥離紙を剥がせば、色々な対象物に簡単に
貼り付け可能なので便利である。、然し比較的高価な剥
離紙が使われいて、使用済み後不要品となっても、これ
を紙としてリサイクルすることの困難なものが多く、大
抵はゴミとして捨てられ、省資源及び環境保護に反する
欠点を有する。本発明の課題は、このような剥離紙を省
略することを可能とする一層紙の粘着フォーム及び粘着
紙を提供することである。
着紙及び粘着フォームは、その裏面に粘着剤を塗布され
た粘着紙を台紙とし、粘着剤と結合し難い表面を持った
剥離紙を裏面に貼り合わした二層紙である。この粘着フ
ォームは、プリンターによってデーター・プリントされ
た後、裏面の剥離紙を剥がせば、色々な対象物に簡単に
貼り付け可能なので便利である。、然し比較的高価な剥
離紙が使われいて、使用済み後不要品となっても、これ
を紙としてリサイクルすることの困難なものが多く、大
抵はゴミとして捨てられ、省資源及び環境保護に反する
欠点を有する。本発明の課題は、このような剥離紙を省
略することを可能とする一層紙の粘着フォーム及び粘着
紙を提供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】通常、粘着フォームに塗
られている粘着剤は、ゴム系、アクリル系等が用いられ
ているが、これらは用紙の裏面に塗られ、これに含有さ
れている溶剤や水分が蒸発した後、粘着性をもったゴム
やアクリル樹脂面が残り、これによって対象物に貼り付
け可能となる。本発明では剥離紙を使用せず、その代わ
りに粘着剤の表面を、非粘着性で、これと化学的に結合
又は反応せず而も必要に応じて容易に除去することが可
能な被覆剤を塗布することによって、所期の目的を達成
する。これが本発明の手段である。
られている粘着剤は、ゴム系、アクリル系等が用いられ
ているが、これらは用紙の裏面に塗られ、これに含有さ
れている溶剤や水分が蒸発した後、粘着性をもったゴム
やアクリル樹脂面が残り、これによって対象物に貼り付
け可能となる。本発明では剥離紙を使用せず、その代わ
りに粘着剤の表面を、非粘着性で、これと化学的に結合
又は反応せず而も必要に応じて容易に除去することが可
能な被覆剤を塗布することによって、所期の目的を達成
する。これが本発明の手段である。
【0004】
【0005】
【実施例1】 図1,図2 図1に於いて、用紙1の裏面の一部分又は全面に粘着剤
2を塗布し、その水分又は溶剤を蒸発させた後、粘着剤
2の表面にこれと化学的に反応したり、結合したりする
ことなく、プリンターでプリントするときこれに影響を
与えず而も必要に応じて、容易に除去可能な被覆剤を薄
く塗布し、粘着剤の粘着面を被覆隠蔽することによって
所期の剥離紙を使用しない粘着フォームが得られる。図
2はその側面図である。ここで、被覆剤3としては、例
えばポバール、デンプン等を主成分とする水溶性再湿接
着剤が利用される。これを粘着剤の表面に薄く塗布・乾
燥させれば、粘着剤2と結合せず而も非粘着性なので、
用紙1を重ねたり、連続フォームのようにジグザグ状に
折り畳んでも粘着面が現れないので用紙同志が互いに貼
り付いたりしない。次に、1を対象物に貼り付ける場合
には、その裏面に水をつけて再湿接着剤3を溶解・除去
すれば、その下の粘着剤2が現れることによって1が対
象物に貼り付けられる。再湿接着剤3の皮膜はプリンタ
ーに対しても影響を及ぼさない。用紙1に与えられた水
分は、2に浸透して1の表面から蒸発・乾燥し、用紙1
は2によって対象物にしっかりと貼付される。また対象
物の表面が水分非浸透性(例えばプラスチック製フィル
ムや容器、金属等)でも1は2によって貼り付けられ
る。
2を塗布し、その水分又は溶剤を蒸発させた後、粘着剤
2の表面にこれと化学的に反応したり、結合したりする
ことなく、プリンターでプリントするときこれに影響を
与えず而も必要に応じて、容易に除去可能な被覆剤を薄
く塗布し、粘着剤の粘着面を被覆隠蔽することによって
所期の剥離紙を使用しない粘着フォームが得られる。図
2はその側面図である。ここで、被覆剤3としては、例
えばポバール、デンプン等を主成分とする水溶性再湿接
着剤が利用される。これを粘着剤の表面に薄く塗布・乾
燥させれば、粘着剤2と結合せず而も非粘着性なので、
用紙1を重ねたり、連続フォームのようにジグザグ状に
折り畳んでも粘着面が現れないので用紙同志が互いに貼
り付いたりしない。次に、1を対象物に貼り付ける場合
には、その裏面に水をつけて再湿接着剤3を溶解・除去
すれば、その下の粘着剤2が現れることによって1が対
象物に貼り付けられる。再湿接着剤3の皮膜はプリンタ
ーに対しても影響を及ぼさない。用紙1に与えられた水
分は、2に浸透して1の表面から蒸発・乾燥し、用紙1
は2によって対象物にしっかりと貼付される。また対象
物の表面が水分非浸透性(例えばプラスチック製フィル
ムや容器、金属等)でも1は2によって貼り付けられ
る。
【0006】
【本発明の効果】従来の剥離紙付き粘着用紙に於いて
は、事後に剥がして捨てられる剥離紙は、通常紙として
のリサイクルが困難で而も高価なものが多く、省資源と
環境保護に反する性質をもっている。これに対し本発明
による被覆型粘着紙は、次のよう特徴を有する。 1,高価でリサイクル困難な剥離紙を利用しないのでコ
ストダウンを図ることが可能で且つ省資源型である。 2.剥離紙を使用しないので、ゴミを発生せず環境保護
に役立つ。 3.粘着剤の被覆剤として、例えば水溶性再湿接着剤を
利用すれば、事後に於いてこれを水分によって容易に除
去でき、残った粘着紙を色々な対象物に貼り付けること
ができる。
は、事後に剥がして捨てられる剥離紙は、通常紙として
のリサイクルが困難で而も高価なものが多く、省資源と
環境保護に反する性質をもっている。これに対し本発明
による被覆型粘着紙は、次のよう特徴を有する。 1,高価でリサイクル困難な剥離紙を利用しないのでコ
ストダウンを図ることが可能で且つ省資源型である。 2.剥離紙を使用しないので、ゴミを発生せず環境保護
に役立つ。 3.粘着剤の被覆剤として、例えば水溶性再湿接着剤を
利用すれば、事後に於いてこれを水分によって容易に除
去でき、残った粘着紙を色々な対象物に貼り付けること
ができる。
【図1】:被覆型粘着フォームの裏面正面図
【図2】:被覆型粘着フォームの側面図
1 ‥‥‥‥‥用紙 2 ‥‥‥‥‥粘着剤 3 ‥‥‥‥‥被覆剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AJ07 AK21 AK25B AN00B BA03 BA07 BA10A BA10C DG10A EH46 EH462 EJ86 EJ862 GB90 JL13 JL13B JL14 JL14C 4J004 AA04 AA05 AA06 AA10 AB01 AB02 CB02 CE01 FA01 4J040 BA101 CA001 DD021 DF041 JA09 JB04 JB09 MA09 NA05 PA42 4L055 AG47 AG52 AG64 AG71 AH37 AJ01 AJ02 AJ03 BE09 FA20 GA42
Claims (1)
- 【請求項1】フォーム用紙の裏面にアクリル、ゴム系等
の粘着剤を塗布して、その水分や溶剤を蒸発・乾燥させ
た塗布面に、この粘着剤と化学反応や結合をしない非粘
着剤(例えば再湿接着剤等)を被覆剤として塗布乾燥さ
せることによって、粘着面を被覆・隠蔽し、その後必要
に応じて非粘着剤を除去して、粘着面を露出することに
よって対象物に貼り付けを可能とする剥離紙を必要とし
ないことを特徴とするラベルや配送伝票等に利用可能な
被覆型粘着フォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185438A JP2001323230A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 被覆型粘着フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185438A JP2001323230A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 被覆型粘着フォーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001323230A true JP2001323230A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18685757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000185438A Pending JP2001323230A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 被覆型粘着フォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001323230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013369A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 台紙なしラベルロールおよび台紙なしラベルロールの加工方法 |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000185438A patent/JP2001323230A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011013369A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 台紙なしラベルロールおよび台紙なしラベルロールの加工方法 |
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