JP2001320817A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JP2001320817A JP2001320817A JP2000137057A JP2000137057A JP2001320817A JP 2001320817 A JP2001320817 A JP 2001320817A JP 2000137057 A JP2000137057 A JP 2000137057A JP 2000137057 A JP2000137057 A JP 2000137057A JP 2001320817 A JP2001320817 A JP 2001320817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- bus bar
- wiring sheet
- main cover
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電気接続箱において、回路基板上の布線シー
トに電線やバスバーを布線して回路を構成するにあた
り、布線シート上で自動布線機の作動に制約を受けない
ようにすることで布線作業の能率アップを実現する。 【解決手段】 布線シート13上で移動する自動布線機
に干渉しない位置のメインカバー11にバスバー15を
取り付けて固定することで、自動布線機が布線シート1
3で移動して電線14を布線する作業時、バスバー15
がメインカバー11側に固定されているので、布線シー
ト13上で移動中の自動布線機のヘッド20がバスバー
15のタブ15aに干渉して衝突しない。したがって、
布線シート13上で電線14を布線する際の引き回し自
由度が高められ、また自動布線機のの動作速度に制約を
受けずに済み、布線作業の能率をアップする。
トに電線やバスバーを布線して回路を構成するにあた
り、布線シート上で自動布線機の作動に制約を受けない
ようにすることで布線作業の能率アップを実現する。 【解決手段】 布線シート13上で移動する自動布線機
に干渉しない位置のメインカバー11にバスバー15を
取り付けて固定することで、自動布線機が布線シート1
3で移動して電線14を布線する作業時、バスバー15
がメインカバー11側に固定されているので、布線シー
ト13上で移動中の自動布線機のヘッド20がバスバー
15のタブ15aに干渉して衝突しない。したがって、
布線シート13上で電線14を布線する際の引き回し自
由度が高められ、また自動布線機のの動作速度に制約を
受けずに済み、布線作業の能率をアップする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車の車体
に装備された電気・電子機器などの各配線回路に電力供
給する電源ラインにおいて、その上流側のリレー,ヒュ
ーズおよびヒュージブルリンクなどに接続された各配線
回路を集約化するジャンクションブロック(電気接続
箱:以下J/Bという)に関する。
に装備された電気・電子機器などの各配線回路に電力供
給する電源ラインにおいて、その上流側のリレー,ヒュ
ーズおよびヒュージブルリンクなどに接続された各配線
回路を集約化するジャンクションブロック(電気接続
箱:以下J/Bという)に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a),(b)は、アンダカバー,
布線シートおよびメインカバーなどからなる従来構造の
J/B1にあって、その布線シート2だけを示す平面図
と、この平面図の矢印A−A線からの側面断面図であ
る。
布線シートおよびメインカバーなどからなる従来構造の
J/B1にあって、その布線シート2だけを示す平面図
と、この平面図の矢印A−A線からの側面断面図であ
る。
【0003】J/B1内部には回路基板が備わってお
り、この回路基板上に設けた上記布線シート2上に電線
3やバスバー4などを布線して回路を構成している。布
線は布線シート2上を自動布線機5によって左右縦横の
全方位へ移動させながら行われる。
り、この回路基板上に設けた上記布線シート2上に電線
3やバスバー4などを布線して回路を構成している。布
線は布線シート2上を自動布線機5によって左右縦横の
全方位へ移動させながら行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図3
(a),(b)に示す従来のJ/B構造にあっては、バ
スバー4に立ち上げて設けたタブ4aに作動中の自動布
線機5のヘッドが干渉して衝突を防ぐ必要から、バスバ
ー4の配置や電線3の引き回しルートを考慮せざるを得
ない。そうした制約で回路形成の自由度を損なうほか、
自動布線機5の動作速度を抑えるなど、布線作業の能率
低下を招く不具合がある。
(a),(b)に示す従来のJ/B構造にあっては、バ
スバー4に立ち上げて設けたタブ4aに作動中の自動布
線機5のヘッドが干渉して衝突を防ぐ必要から、バスバ
ー4の配置や電線3の引き回しルートを考慮せざるを得
ない。そうした制約で回路形成の自由度を損なうほか、
自動布線機5の動作速度を抑えるなど、布線作業の能率
低下を招く不具合がある。
【0005】したがって、本発明の目的は、回路基板上
の布線シートに電線やバスバーを布線して回路を構成す
るにあたって、布線シート上で自動布線機の作動に制約
を受けないようにすることで布線作業の能率アップを実
現できる電気接続箱を提供することにある。
の布線シートに電線やバスバーを布線して回路を構成す
るにあたって、布線シート上で自動布線機の作動に制約
を受けないようにすることで布線作業の能率アップを実
現できる電気接続箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる請求項1に記載の電気接続箱は、布
線シート13を設けた回路基板12上に結合されてメイ
ンカバー11が備わり、前記布線シート13上で自動布
線機を移動させて電線14を布線して回路を構成してな
っているものであって、前記布線シート13上で移動す
る自動布線機に干渉しない位置の前記メインカバー11
に、バスバー15を取り付けて固定してなっていること
を特徴とする。
に、本発明にかかる請求項1に記載の電気接続箱は、布
線シート13を設けた回路基板12上に結合されてメイ
ンカバー11が備わり、前記布線シート13上で自動布
線機を移動させて電線14を布線して回路を構成してな
っているものであって、前記布線シート13上で移動す
る自動布線機に干渉しない位置の前記メインカバー11
に、バスバー15を取り付けて固定してなっていること
を特徴とする。
【0007】〔作用〕以上の構成により、自動布線機が
布線シート13で移動して電線14を布線する作業時、
バスバー15がメインカバー11側に固定されているの
で、布線シート13上で移動中の自動布線機がバスバー
15のタブ15aに干渉して衝突しない。
布線シート13で移動して電線14を布線する作業時、
バスバー15がメインカバー11側に固定されているの
で、布線シート13上で移動中の自動布線機がバスバー
15のタブ15aに干渉して衝突しない。
【0008】また、請求項2に記載の電気接続箱は、前
記布線シート13上に支持ボス16を立ち上げて設け、
この支持ボス16で前記メインカバー11側のバスバー
15を下方から支持してなっていることを特徴とする。
記布線シート13上に支持ボス16を立ち上げて設け、
この支持ボス16で前記メインカバー11側のバスバー
15を下方から支持してなっていることを特徴とする。
【0009】〔作用〕この場合、布線シート13上で自
動布線機の移動に干渉しない位置に支持ボス16を設け
て、この支持ボス16で上位のメインカバー11側のバ
スバー15を支持することで、バスバー15のメインカ
バー11からの脱落防止に万全を期している。
動布線機の移動に干渉しない位置に支持ボス16を設け
て、この支持ボス16で上位のメインカバー11側のバ
スバー15を支持することで、バスバー15のメインカ
バー11からの脱落防止に万全を期している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電気接続箱
の実施の形態について、図1および図2(a),(b)
の各図を参照して詳細に説明する。
の実施の形態について、図1および図2(a),(b)
の各図を参照して詳細に説明する。
【0011】図1はJ/B10を構成するメインカバー
11を示す平面図、図2(a),(b)は同じくJ/B
10を構成する回路基板12を示す平面図と上記メイン
カバー11との一部組立断面図である。
11を示す平面図、図2(a),(b)は同じくJ/B
10を構成する回路基板12を示す平面図と上記メイン
カバー11との一部組立断面図である。
【0012】図1に示すように、メインカバー11の適
所にバスバー15が配置して固定されている。本来、こ
のバスバー15は上記回路基板12側に配置されるのを
通例としてきたが、本例ではメインカバー11側に設け
ている。したがって、図2(a)で明らかなように、回
路基板12上に設けた布線シート13には電線14だけ
を布線して回路を構成してなっている。
所にバスバー15が配置して固定されている。本来、こ
のバスバー15は上記回路基板12側に配置されるのを
通例としてきたが、本例ではメインカバー11側に設け
ている。したがって、図2(a)で明らかなように、回
路基板12上に設けた布線シート13には電線14だけ
を布線して回路を構成してなっている。
【0013】かかる布線シート13上において、自動布
線機のヘッド20を作動させて電線14を順番に積み重
ねて布線する。布線作動時、布線機ヘッド20は布線シ
ート13上を全方位へ移動するが、バスバー15はメイ
ンカバー11側に固定されているので、従来構造のよう
に、そのタブ15aが布線機ヘッド20に干渉して衝突
するなどといった不都合を生じる心配はない。
線機のヘッド20を作動させて電線14を順番に積み重
ねて布線する。布線作動時、布線機ヘッド20は布線シ
ート13上を全方位へ移動するが、バスバー15はメイ
ンカバー11側に固定されているので、従来構造のよう
に、そのタブ15aが布線機ヘッド20に干渉して衝突
するなどといった不都合を生じる心配はない。
【0014】図2(b)の組立断面図に示すように、布
線機ヘッド20の作動に干渉しない位置の布線シート1
3上に「塚」的な支持ボス16を立ち上げて設け、この
支持ボス16でバスバー15を下方から支持している。
それにより、メインカバー11からバスバー15が下方
に脱落しないよう万全を期し、仮にも自動布線機が作動
中に脱落したバスバー15に衝突するといった不都合を
確実に防ぐことができる。
線機ヘッド20の作動に干渉しない位置の布線シート1
3上に「塚」的な支持ボス16を立ち上げて設け、この
支持ボス16でバスバー15を下方から支持している。
それにより、メインカバー11からバスバー15が下方
に脱落しないよう万全を期し、仮にも自動布線機が作動
中に脱落したバスバー15に衝突するといった不都合を
確実に防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1に記載の電気接続箱は、自動布線機が布線シート
で移動して電線を布線する作業時、バスバーがメインカ
バー側に固定されているので、従来構造のように、布線
シート上で移動中の自動布線機がバスバーのタブに干渉
して衝突しない。その結果、布線シート上での電線の布
線の自由度が高められ、また自動布線機の動作速度に制
約を受けないで済むから、布線作業の能率を高めるのに
有効である。
求項1に記載の電気接続箱は、自動布線機が布線シート
で移動して電線を布線する作業時、バスバーがメインカ
バー側に固定されているので、従来構造のように、布線
シート上で移動中の自動布線機がバスバーのタブに干渉
して衝突しない。その結果、布線シート上での電線の布
線の自由度が高められ、また自動布線機の動作速度に制
約を受けないで済むから、布線作業の能率を高めるのに
有効である。
【0016】また、請求項2に記載の電気接続箱は、布
線シート上で自動布線機の移動に干渉しない位置に支持
ボスを設けて、上位のメインカバー側のバスバーを下方
から支持することで、バスバーのメインカバーからの脱
落防止に確実性が増す。
線シート上で自動布線機の移動に干渉しない位置に支持
ボスを設けて、上位のメインカバー側のバスバーを下方
から支持することで、バスバーのメインカバーからの脱
落防止に確実性が増す。
【図1】本発明にかかる電気接続箱の実施の形態のJ/
Bにおいてメインカバー側にバスバーを設けた態様を示
す平面図である。
Bにおいてメインカバー側にバスバーを設けた態様を示
す平面図である。
【図2】同図(a),(b)は、本実施の形態のJ/B
を構成する回路基板上の布線シートに電線を布線した回
路を示す平面図と、その布線シート上にメインカバーを
組み立てた態様を示す組立断面図である。
を構成する回路基板上の布線シートに電線を布線した回
路を示す平面図と、その布線シート上にメインカバーを
組み立てた態様を示す組立断面図である。
【図3】同図(a),(b)は、従来例のJ/Bにおい
て布線シート上にバスバーを設けた回路を示す平面図
と、自動布線機のヘッドが移動中にそのバスバーに干渉
する態様を示す断面図である。
て布線シート上にバスバーを設けた回路を示す平面図
と、自動布線機のヘッドが移動中にそのバスバーに干渉
する態様を示す断面図である。
10 ジャンクションブロック(J/B) 11 メインカバー 12 回路基板 13 布線シート 14 電線 15 バスバー 15a タブ 16 バスバーの支持ボス 20 自動布線機のヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 布線シートを設けた回路基板上に結合さ
れたメインカバーが備わり、前記布線シート上で自動布
線機を移動させて電線を布線して回路を構成してなって
いる電気接続箱であって、 前記布線シート上で移動する自動布線機に干渉しない位
置の前記メインカバーにバスバーを取り付けて固定して
なっていることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 前記布線シート上に支持ボスを立ち上げ
て設け、この支持ボスで前記メインカバー側のバスバー
を下方から支持してなっていることを特徴とする請求項
1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137057A JP2001320817A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137057A JP2001320817A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001320817A true JP2001320817A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18644898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137057A Abandoned JP2001320817A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001320817A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09182251A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用電気接続箱 |
JPH10243525A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-11 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2000115959A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000137057A patent/JP2001320817A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09182251A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用電気接続箱 |
JPH10243525A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-11 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2000115959A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060607 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060710 |