JP2001320721A - 撮像装置およびその動作処理方法およびその動作処理プログラムおよびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

撮像装置およびその動作処理方法およびその動作処理プログラムおよびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001320721A
JP2001320721A JP2001048257A JP2001048257A JP2001320721A JP 2001320721 A JP2001320721 A JP 2001320721A JP 2001048257 A JP2001048257 A JP 2001048257A JP 2001048257 A JP2001048257 A JP 2001048257A JP 2001320721 A JP2001320721 A JP 2001320721A
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signal
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image pickup
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JP2001048257A
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Hidetoshi Wada
秀俊 和田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巡回型の雑音低減処理を有する撮像装置にお
いて、電子的な処理による画像の拡大処理を行ったとし
ても適切な色再現が可能な撮像装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
ルタ配列を有する撮像手段と、前記撮像手段から読み出
された1フレーム分の信号と、所定時間メモリによって
遅延された1フレーム分の信号とに基づいて、雑音低減
処理を実行する雑音低減処理手段と、前記撮像手段から
読み出される信号の水平ラインの位置を制御することに
よって電子的に画像を拡大する画像拡大処理手段と、前
記画像拡大手段によって画像の拡大が進行している場
合、前記撮像手段から読み出される信号の水平ラインの
位置に対応して、前記メモリから読み出される信号のラ
インの位置を制御する制御手段とを有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雑音低減処理を有す
る撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はフィールド巡回型の雑音低減回路
を表わしたものであり、一方の入力端子からは撮像素子
から出力された画素信号をアナログデジタル変換回路に
おいてデジタル化して入力する。また、もう一方の入力
端子にはこの雑音低減回路から出力された1フィールド
前の画素信号がフィールドメモリより入力される。
【0003】撮像素子から入力された画素信号は動き成
分と雑音成分を有する。減算器によってフィールドメモ
リから出力された1フィールド前の信号から入力信号が
減算されると、その結果、減算器から出力される信号成
分は−(雑音成分+動き成分)となる。動き除去回路に
おいて減算器から出力された信号から動き成分だけを除
去する。この動き除去回路は制限回路(リシッタ)から
なり、ある設定した任意の周波数レベルよりも低い周波
数レベルの信号は出力しない。そのために周波数レベル
の低い動き成分は除去され、相対的に周波数レベルの高
い雑音成分のみが出力される。すなわち、動き除去回路
からは−(雑音成分)のみが出力される。そして加算器
において、撮像素子より入力された信号と動き除去回路
から出力された信号とが加算されると、(動き成分+雑
音成分)−(雑音成分)=動き成分となり雑音成分が除
去される。この雑音成分が除去された信号はフィールド
メモリに記憶され、次のフィールドで該記憶された信号
が減算器に出力されることとなる。
【0004】このように雑音低減処理を行うに当たり時
間軸方向の画像の相関性を利用するため、加算器で加算
される撮像素子から雑音低減回路に入力される画素信号
とフィールドメモリから雑音低減回路に入力される画素
信号とは、撮像装置に対して被写体が静止している場
合、すなわち、撮像された時刻だけが異なるだけであっ
て、画面上では同一の位置に配置される画素信号同士で
ある必要がある。もし画素信号の相関がない場合、すな
わち、例えば撮像装置に対して極端に被写体が動いてい
る場合には、雑音低減効果は少なくなるか、もしくはま
ったく得られない可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像処理装置において
雑音低減処理を行う方法として、撮像素子より出力され
た画素信号をカメラ信号処理回路において輝度信号と色
信号に変換した後に前記の雑音低減処理を行う方法の他
に、撮像素子より出力された画素信号をカメラ信号処理
回路に入力される前の画素信号のままの状態で雑音低減
処理を行うこともできる。
【0006】後者の方法の場合、カメラ信号処理回路に
おいて非線形に信号/雑音比の小さい周波数の低域から
中域のレベルを上げるガンマ処理を行う前に雑音を低減
処理するため、良好な雑音低減効果を得ることが出来
る。
【0007】ところで撮像した画像を画像処理により電
子的に拡大する方法として、撮像した画像をフレームメ
モリもしくはフィールドメモリに書き込んで、読み出す
ときに補間をして拡大する方法がある。この方法では撮
像素子から出力された画素信号をカメラ信号処理により
輝度信号と色信号に変換してから行う。
【0008】また、比較的高価なフレームメモリもしく
はフィールドメモリを使わない方法として、横方向の拡
大はラインメモリを使い、縦方向の拡大は撮像素子の制
御により行う方法がある。図12は、2倍の画像拡大処
理を説明するための概念図であり、各ボックスは撮像素
子(エリアセンサ)の各画素に対応する。図13は撮像
素子上に配設されるカラーフィルタの色配列の一例を示
す。なお、説明を簡略にするために8ラ8の画素アレイ
を示しているが、実際には非常に多くの画素から構成さ
れる。
【0009】まず、全水平ラインの上部1/4の部分の
ライン(図13のラインL1及びL2)の高速掃き出し
をして捨てる。そしてCCD撮像素子1−1の全水平ラ
インの中心の1/2の部分ライン(図13のラインL3
〜L6)は通常の速度で電荷を読み出して同時にライン
メモリに書き込む。ここで用いる撮像素子が1水平操作
期間に2ライン分を読み出すタイプの撮像素子であると
すると、この中心部分では色フィルターのセット毎に画
像信号を出力するように2ライン単位で1水平操作期間
おきに読み出し/停止を行い、読み出し停止期間にはラ
インメモリから読み出す。すなわち、撮像素子からの出
力とラインメモリからの出力により同じラインを2回づ
つ読み出す。そして、中心部分の1/2を読み出したら
残りの下部1/4(図12のラインL7及びL8)は高
速掃き出しをして捨てる。その結果、画像を縦方向に2
倍に拡大することができる。2回ずつ各ラインを読み出
すことで縦方向を2倍に拡大する例を述べたが、読み出
した画素信号を補間することにより連続的に拡大するこ
ともできる。
【0010】しかし、前記の撮像素子から読み出された
画素信号に直接雑音低減処理を行う画像処理と、撮像素
子を制御することにより縦方向の画像拡大を行う画像処
理とを同時に行うと問題が起こる場合がある。
【0011】撮像素子が図13に示すような原色市松配
列の色フィルターを有する場合、縦方向の画像拡大を撮
像素子を制御して行う方法で連続的に拡大率を変化させ
ているとき、拡大される画像の中心部においてあるフィ
ールドではRGRGの画素信号を出力するラインが先に
読み出され、次にフィールドではGBGBの画素信号を
出力するラインが先に読み出されることがある。すなわ
ち時間的に隣接するフィールド間で同じ色フィルタに配
列を有するラインの電荷が読み出される順番が前フィー
ルドのときとずれる場合がある。
【0012】このような場合、1フィールド前の画素信
号と現在の画素信号の色が混合してしまい、雑音低減回
路から出力される画素信号は輝度や色の情報が崩れた信
号となる。
【0013】また、画像拡大処理だけではなく電子的に
画像のブレを補正する処理においてもそのブレ補正処理
と前記雑音低減処理とを実行した場合に同様の問題が発
生する場合がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上述した課
題を解決することを目的とし、本願の発明によれば、所
定の水平ライン周期ごとに同じ色フィルタ配列を有する
撮像手段と、前記撮像手段から読み出された1フレーム
分の信号と、所定時間遅延された1フレーム分の信号と
に基づいて、雑音低減処理を実行する雑音低減処理手段
と、前記雑音低減処理手段によって処理された信号を記
憶し、前記所定時間遅延した後に前記雑音低減手段に読
み出すためのメモリと、前記撮像手段から読み出される
信号の水平ラインの位置を制御することによって電子的
に画像を拡大する画像拡大処理手段と、前記画像拡大手
段によって画像の拡大が進行している場合、前記撮像手
段から読み出される信号の水平ラインの位置に対応し
て、前記メモリから読み出される信号のラインの位置を
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】また、本願の他の発明によれば、所定の水
平ライン周期ごとに同じ色フィルタ配列を有する撮像手
段と、前記撮像手段から読み出された1フレーム分の信
号と、所定時間遅延された1フレーム分の信号とに基づ
いて、雑音低減処理を実行する雑音低減処理手段と、前
記雑音低減処理手段によって処理された信号を記憶し、
前記所定時間遅延した後に前記雑音低減手段に読み出す
ためのメモリと、前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検
出手段と、前記ぶれ検出手段の検出結果に基づいて、前
記撮像手段から読み出される信号の水平ラインの位置を
制御することにより電子的に画像のぶれを補正するぶれ
補正手段と、前記ぶれ補正手段による前記撮像手段から
読み出される信号の水平ラインの位置の制御に対応し
て、前記メモリから読み出される信号のラインの位置を
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0016】また、本願の他の発明によれば、所定の色
フィルタ配列を有する撮像手段と、前記撮像手段から出
力された色信号と該色信号に対して所定期間前の色信号
とに基づいて、雑音低減処理を実行する雑音低減処理手
段と、前記雑音低減処理手段によって処理された色信号
を所定期間保持し、該保持した色信号を前記雑音低減処
理手段に読み出すためのメモリと、前記撮像手段から出
力される色信号の読み出しを制御することにより、電子
的に画像を拡大する画像拡大処理手段と、前記画像拡大
処理手段による拡大処理にともなって前記撮像手段から
出力される色信号の読み出しが変更されている場合、前
記前記撮像手段から出力される信号の読み出しの変更に
対応して、前記メモリによって保持される色信号の読み
出しを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】また、本願の他の発明によれば、所定の色
フィルタ配列を有する撮像手段と、前記撮像手段から出
力された色信号と該色信号に対して所定期間前の色信号
とに基づいて、雑音低減処理を実行する雑音低減処理手
段と、前記雑音低減処理手段によって処理された色信号
を所定期間保持し、該保持した色信号を前記雑音低減処
理手段に読み出すためのメモリと、前記撮像装置のぶれ
を検出するぶれ検出手段と、前記ぶれ検出手段の検出結
果に基づいて、前記撮像手段から出力される色信号の読
み出しを制御することにより、ぶれを補正するぶれ補正
手段と、前記ぶれ補正手段による前記撮像手段からの色
信号の読み出しに対応して前記メモリからの読み出しを
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
に示す。
【0019】1−1は2ラインの画素信号を同時に読み
出すことにより1/60秒で1フレームの画像を出力す
る全画素読み出しのCCD撮像素子、1−2はCCD撮
像素子1−1を駆動する撮像素子駆動回路、1−3はC
CD撮像素子1−1で撮像した画素信号からスパイク状
の雑音を取り除く相関二重サンプリング回路、1−4は
相関二重サンプリング回路1−3にてスパイク状の雑音
を低減された画素信号の利得を調整する自動利得調整回
路、1−5は自動利得調整回路1ー4で利得調整された
画素信号をデジタル化するアナログデジタル変換回路、
1−6はデジタルアナログ変換回路1−5でデジタル化
された画素信号に対して雑音低減処理を行う雑音低減回
路、1−7は1フレーム分の画素信号を1フィールド期
間記憶するフィールドメモリ、1−8はフィールドメモ
リ1−7を制御するメモリ制御回路、1−9は雑音低減
回路1−6から出力された画素信号に対しガンマ処理や
ホワイトバランス処理を行ない輝度信号と色信号を生成
するカメラ信号処理回路、1−10はカメラ信号処理回
路1−9から出力された輝度信号と色信号を画像処理に
より横方向と縦方向に補間/拡大して画像拡大を行う画
像拡大回路、1−11は撮像素子駆動回路1−2とメモ
リ制御回路1−8と画像拡大回路1−10を制御する画
像拡大処理制御回路である。
【0020】なお、第1の実施の形態においては、画像
の拡大率に基づいてCCD撮像素子1−1から出力され
るラインの読み出しを制御する構成として以下に説明す
るが、CCD撮像素子1−1から出力される全ラインの
信号(1画面分の信号)を読み出してデジタルアナログ
変換回路1−5の直後に一旦1画面分の容量を有するメ
モリに格納し、該メモリから必要なラインのみを後段の
雑音低滅回路1−6に出力するように構成して電子的に
画像の拡大処理するようにしても本実施の形態の目的は
達成される。
【0021】図8は、上記構成を有する撮像装置の動作
を説明するフローチャートである。
【0022】まずステップS11において、画像拡大処
理制御回路1−11は拡大率を判定する。拡大率は、公
知の任意の方法により入力される。画像拡大制御回路1
−11は、拡大率に基づいてCCD撮像素子1−1の読
み出し領域を設定し(ステップS12)、設定した領域
から後述するように画素信号の読み出しを行う(ステッ
プS13)。なお、読み出し領域の設定は、撮像素子駆
動回路1−2が行うように構成することも可能である。
【0023】次にステップS14において、前回の読み
出しにより得られた、雑音低減回路1−6により雑音を
低減した後の画素信号をフィールドメモリ1−7から読
み出し、ステップS15で、雑音低減回路1−6にはス
テップS13でCCD撮像素子1−1から読み出した画
素信号と、フィールドメモリ1−7から読み出した画素
信号とを用いて、雑音低減処理を行う。ステップS15
で得られた雑音低減処理後の画素信号を、ステップS1
6でフィールドメモリ1−7に記憶する一方、ステップ
S15で得られた雑音低減処理後の画素信号に対して必
要に応じて(すなわち、ステップS17でYESの場
合)ステップS18で拡大処理を行い、得られた信号を
出力する。以下、ステップS12乃至ステップS18の
処理を詳しく説明する。
【0024】本実施の形態において画像雑音低減処理と
同時に撮像画像の中心部を2倍に拡大処理する場合を図
9のフローチャートを参照しながら説明する。図9は、
本実施の形態において、メモリ制御回路1−8フィール
ドメモリ1−7に対して後述する書き込み・読み出し制
御を行うための、画像拡大処理制御回路1−11による
メモリ制御回路1−8の動作の切り替え制御を示すフロ
ーチャートである。
【0025】ここでは2倍の画像拡大処理について述べ
るが、ラインメモリの使用量などを増やすことにより拡
大率は何倍でも実現できる。図12を参照して上述した
ように画像拡大処理制御回路1−11は撮像素子駆動回
路1−2を制御してCCD撮像素子1−1を駆動し、全
水平ラインの上部1/4の部分のライン(図13のライ
ンL1およびL2)の信号の高速掃き出しをして捨て
る。そしてCCD撮像素子1−1の全水平ラインの中心
の1/2の部分のライン(図13のラインL3〜L6)
を1水平走査期間毎に信号の読み出しと停止を繰り返す
ように制御する。CCD撮像素子1−1は1水平期間に
2ラインを同時に読み出す全画素読み出しタイプである
ので、図2に示すように1水平期間毎に間欠的に読み出
しを行うと、2ラインの信号を読み出したあとに1水平
走査期間読み出しを停止するという動作が繰り返される
こととなる。
【0026】雑音低減回路1−6では図3に示すよう
に、現行の画素信号とフィールドメモリ1−7から読み
出された過去の画素信号とから雑音低減処理を行う。図
2で言うと、画像を拡大しない場合(図9のステップS
101でNO)は例えば、a期間ではCCD撮像素子1
−1からnおよび(n+1)行目の画素信号を読み出
し、b期間では(n+2)及び(n+3)行目、c期間
では(n+4)及び(n+5)行目といったように続け
て読み出すため、フィールドメモリ1−7からも、a期
間ではnおよび(n+1)行目、b期間では(n+2)
及び(n+3)行目、c期間では(n+4)及び(n+
5)行目といったように、続けて読み出し、対応する行
の画素信号を用いて雑音低減処理が行われ、結果として
得られた信号をフィールドメモリ1−7の対応アドレス
に書き込む(ステップS102の制御)。
【0027】一方、画像拡大処理を行う場合(ステップ
S101でYES)、間欠的にしかCCD撮像素子1−
1からの画素信号が入力されないために、上記と同様に
フィールドメモリ1−7から連続して画素信号の読み出
しを行って雑音低減処理を行うことは出来ない。そのた
めに連続する画像間で同じ拡大率で画像拡大を行ってい
る間、すなわち、ズームイン、ズームアウトなどの拡大
率の変更が連続的に行われていない場合(ステップS1
03でNO)、ステップS103において、画素信号が
入力されない期間は画像拡大処理制御回路1−11はス
テップS104でメモリ制御回路1−8を制御してフィ
ールドメモリ1−7に対して画素信号の書き込みおよび
読み出しを停止する。具体的には、図2Aのa期間では
CCD撮像素子1−1からはn及び(n+1)行目の画
素信号が読み出され、b期間では読み出しを行わず、c
期間では(n+2)及び(n+3)行目といったよう
に、1水平走査期間おきに順次読み出しを行う。そし
て、対応する行の画素信号を用いて適切な雑音低減処理
を行うことができ、結果として得られた信号を、再びフ
ィールドメモリ1−7の対応アドレスに書き込む。
【0028】拡大率を変更中の処理については後述し、
先に、図4に画像拡大回路1−10の詳細を示す。
【0029】4−1と4−2はラインメモリであり、そ
れぞれ1水平期間分(本実施例では2ライン分)の映像
信号を記憶し出力する。4−3、4−4、4−5は係数
器であり、乗算器もしくはシフト演算器からなる。4−
6は垂直方向係数発生器であり係数器4−3、4−4、
4−5の乗算係数を設定する。4−7は加算器であり係
数器4−3、4−4、4−5から出力された信号を加算
する。
【0030】係数器4−4からの出力を基準とすると、
そのときに係数器4−3から出力される信号は1水平走
査期間後の信号であり、係数器4−5から出力する信号
は1水平走査期間前の信号である。垂直方向の画像拡大
処理が行われておらず、映像信号が連続的に出力されて
いるときには、垂直方向係数発生器4−6は、係数器4
−3の係数を0、係数器4−4の係数を1、係数器4−
5の係数を0に制御する。
【0031】すなわち加算器4−7にはラインメモリ4
−1によって1クロック遅延された信号がそのまま4−
15から入力される。前段の水平方向拡大部において水
平方向の拡大処理が行われることにより映像信号が間欠
的に入力されているときには、係数器4−14、4−1
5、4−16の係数を水平方向係数発生器4−17によ
って制御することにより水平方向に隣接する映像信号を
用いて補間を行い、水平方向拡大部から映像信号が出力
されないときの映像信号を生成する。具体的には、係数
器4−15に入力される信号がない場合は係数器4−1
4 、4−16の係数を0.5などに設定して補間信号
を生成する。これらの部分(4−1〜4−7)を垂直補
間部と呼ぶ。このように垂直方向はCCD撮像素子1−
1から間欠的に読み出される信号において、読み出され
ない期間のラインの信号を前後の期間のラインの信号か
ら補間して作ることにより垂直方向の拡大を実現する。
ラインメモリ4−8、4−9は加算器4−7から出力さ
れる信号を1水平期間記憶し出力する。セレクタ4−1
0はラインメモリ4−8もしくはラインメモリ4−9の
出力を選択する。水平方向拡大制御回路4−11ではラ
インメモリ4−8とラインメモリ4−9を制御し、1水
平期間毎に交互に書き込みと読み出しをするよう制御す
る。即ちある水平期間では一方のラインメモリは書き込
みを行い、もう一方のラインメモリは読み出しを行う。
そしてセレクタ4−10は読み出し対象のラインメモリ
の出力を1水平走査期間ごとに選択するよう制御され
る。ラインメモリ4−8とラインメモリ4−9では水平
方向の拡大を行う。これらラインメモリに情報が書き込
まれるときにはそのまま1水平期間分の情報が全て書き
込まれ、情報が読み出されるときには拡大される部分
(図13の網掛け部分)の画像データのみが出力され
る。ここで2倍に拡大するときは1クロック期間の信号
を読み出したら1クロック期間読み出しを停止すると言
うように、1クロック毎に信号の読み出しと停止を繰り
返すよう水平方向拡大制御回路4−11はラインメモリ
4−8、4−9を制御する。これらの制御により、拡大
する部分の画素データが1クロックおきに出力される。
これらの部分を前述したように水平方向拡大部と呼ぶ。
セレクタ4−10から出力される水平方向に拡大された
信号は、前述の通り2倍に拡大を行うと1クロックおき
に出力されるため、出力されない画素を補間して作る必
要がある。
【0032】Dフリップフロップ4−12、4−13は
1クロック期間の信号を記憶し出力する。係数器4−1
5からの出力を基準とすると、そのときに係数器4−1
4から出力される信号は1水平走査期間後の信号であ
り、係数器4−16から出力する信号は1水平走査期間
前の信号である。水平方向拡大部(ラインメモリ4−
8、4−9、セレクタ4−10、水平方向拡大制御回路
4−11)において水平方向の拡大処理が行われておら
ず、映像信号が連続的に出力されているときには、水平
方向係数発生器4−17は、係数器4−14の係数を
0、係数器4−15の係数を1、係数器4−16の係数
を0に制御する。すなわち加算器4−18にはDフリッ
プフロップ4−12によって1クロック遅延された信号
がそのまま4−15から入力される。前段の水平方向拡
大部において水平方向の拡大処理が行われることにより
映像信号が間欠的に入力されているときには、係数器4
−14、4−15、4−16の係数を水平方向係数発生
器4−17によって制御することにより水平方向に隣接
する映像信号を用いて補間を行い、水平方向拡大部から
映像信号が出力されないときの映像信号を生成する。具
体的には、係数器4−15に入力される信号がない場合
は係数器4−14、4−16の係数を0.5などに設定
して補間信号を生成する。これらの部分(4−12〜4
−18)を水平補間部と呼ぶ。以上に述べたように画像
拡大処理が行われる。
【0033】ここで、雑音低減回路1−6では前述した
ようにフィールドメモリ1−7からの1フィールド前の
信号と現在の信号を使って雑音低減処理を行っている。
拡大率の変化が進行している状態の場合(すなわち、ズ
ームイン、ズームアウトなどで、あるフィールド期間で
得た画像の拡大率と、次のフィールド期間で得た画像の
拡大率が変化している場合:ステップS103でYE
S)、あるフィールド期間ではCCD撮像素子1−1の
偶数ラインから画素信号が読み出され、拡大率の変化に
より次のフィールド期間ではCCD撮像素子1−1の奇
数ラインから画素信号が読み出される場合がある(ステ
ップS105でYES)。例えば、図2(a)の例で
は、CCD撮像素子1−1からの読み出しが1行ずれ
て、a期間では(n+1)と(n+2)行目、b期間で
は読み出しを行わず、c期間では(n+3)と(n+
4)行目といったように間欠読み出しが行われることが
ある。すると、拡大率が変化していない場合で行われる
ように、フィールドメモリ1−7からの間欠読み出しを
行っても、異なる色フィルタの組み合わせのラインの画
像信号同士で雑音低減処理を行ってしまうことになり、
雑音低減処理を行うと、結果的に画素信号の持つ色と輝
度の情報が崩れてしまう。
【0034】そのため第1の実施の形態では、ステップ
S106において、一連の画像拡大処理を制御する画像
拡大処理制御回路1−11において、CCD撮像素子1
−1から読み出される画素信号が1フィールド過去と比
較して奇数ライン分ずれたときには、フィールドメモリ
制御回路1−8を制御して読み出しアドレスと書き込み
アドレスを1ライン分ずらすよう制御を行うように構成
されている。上記の例に対応する場合、図2(b)に示
すようにフィールドメモリ1−7からは、a期間で(n
+1)と(n+2)行目、b期間では読み出しを行わ
ず、c期間で(n+3)と(n+4)行目といったよう
に読み出しが制御され、雑音低減回路1−6で雑音低減
処理を行い、結果として得られた信号をフィールドメモ
リ1−7の対応アドレスに再び書き込む。
【0035】雑音低減回路1−6におけるCCD撮像素
子1−1の色フィルタに対応する画素信号の関係を図5
に示す。
【0036】ここで5−2は奇数ラインから入力される
画素信号、5−3は画素信号5−2に対して奇数ライン
分ずれた画素信号、5−4は雑音低減回路1−6から出
力されるとともにフィールドメモリ1−7に格納される
画素信号、5−5は画素信号5−4から奇数ライン分ず
れて雑音低減回路5−1から出力されるとともにフィー
ルドメモリ1−7に書き込まれる画素信号、5−6はフ
ィールドメモリ1−7から読み出された画素信号、5−
7は奇数ライン分ずれてフィールドメモリ1−7から読
み出された画素信号である。
【0037】ここで画像拡大処理が行われないか、画像
拡大処理が行われていても拡大率が変化しないときに
は、CCD撮像素子1−1から読み出され雑音低減回路
1−6に入出力される画素信号と、フィールドメモリ1
−7から入力される1フィールド前の画素信号は、それ
ぞれ5−2、5−4、5−6のようになるか5−3、5
−5、5−7のようになり、同じ色フィルタに対応する
画素信号同士により雑音低減処理が行われる。
【0038】画像拡大処理において画像拡大率の変化が
進行している状態であってCCD撮像素子1−1から読
み出され雑音低減回路1−6に入力される画素信号が5
−2から5−3のように1フィールド前に入力された画
素信号から奇数ライン分ずれるとき、画像拡大処理制御
回路1−11はその拡大率の変化に対応してフィールド
メモリ制御回路1−8を制御し、フィールドメモリ1−
7の読み出しアドレスを1ライン分ずらして5−6から
5−7のようになるように出力し、CCD撮像素子1−
1から読み出された画素信号とフィールドメモリ1−7
から読み出された1フィールド前の画素信号とが同色の
色フィルタの信号同士になるように制御して適切な雑音
低減処理が行われるようにする。
【0039】このとき雑音低減回路1−6から出力され
る画素信号は、入力される画素信号に対応して5−4か
ら5−5となる。このときフィールドメモリ1−7に書
き込む書き込みアドレスを1ライン分ずらすよう制御す
る。これにより次のフィールドで色フィルタのずれが起
こらなかった場合(拡大率が変化しなかった場合、又は
偶数行ずれている場合)には、フィールドメモリ1−7
のアドレスは通常どおりの制御で良いことになる。
【0040】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図6に示す。なお、図6において6−2〜6−
9はそれぞれ図1の1−2〜1−9と同様の構成である
のでその説明を省略する。
【0041】CCD撮像素子6−1はNTSCやPAL
などの規格に必要な有効画素数よりも広い撮像画素数を
持ち、撮像時には水平方向は全ての画素を読み出すが、
垂直方向は必要なラインのみを読み出して不要なライン
は高速掃き出しを行う多画素全画素読み出しのCCD撮
像素子、6−10はカメラ信号処理回路6−9から出力
された信号から画像のぶれを補正するぶれ補正回路、6
−11は角速度センサなどにより撮像装置のぶれを検出
するぶれ検出センサ、6−12は、撮像素子駆動回路6
−2、メモリ制御回路6−8、ぶれ補正回路6−10を
制御するぶれ補正制御回路である。
【0042】なお、第2の実施の形態においては、ぶれ
検出センサ6−11の出力に基づいてCCD撮像素子6
−1から出力されるラインの読み出しを制御する構成と
して以下に説明するが、CCD撮像素子6−1から出力
される全ラインの信号(1画面分の信号)を読み出して
デジタルアナログ変換回路6−5の直後に一旦1画面分
の容量を有するメモリに格納し、該メモリから必要なラ
インのみを後段の雑音低滅回路6−6に出力するように
構成して電子的にぶれを補正するようにしても本実施の
形態の目的は達成される。
【0043】本実施の形態においては画像雑音低減処理
と共に撮像する画像のぶれ補正を行う場合の動作を説明
する。
【0044】図10は、上記構成を有する撮像装置の動
作を説明するフローチャートである。
【0045】まずステップS21において、ぶれ検出セ
ンサ6−11はぶれ情報を検出する。ぶれ情報は、公知
の任意の方法により検出される。ぶれ補正制御回路6−
12は、ぶれ情報に基づいてCCD撮像素子6−1の読
み出し領域を設定し(ステップS22)、設定した領域
から後述するように画素信号の読み出しを行う(ステッ
プS23)。なお、読み出し領域の設定は、撮像素子駆
動回路6−2が行なうように構成することも可能であ
る。
【0046】次にステップS24において、前回の読み
出しにより得られた、雑音低減回路6−6により雑音を
低減した後の画素信号をフィールドメモリ6−7から読
み出し、ステップS25で、雑音低減回路6−6はステ
ップS23でCCD撮像素子6−1から読み出した画素
信号とを用いて、雑音低減処理を行う。ステップS25
で得られた雑音低減処理後の画素信号を、ステップS2
6でフィールドメモリ6−7に記憶する一方、ステップ
S25で得られた雑音低減処理後の画素信号に対して、
ステップS27でぶれ補正処理を行い、得られた信号を
出力する。なお、ぶれ補正処理のON/OFFを制御す
るようにしてもよい。以下、ステップS22乃至ステッ
プS27の処理を詳しく説明する。
【0047】ぶれ検出センサ6−11は撮像装置のX方
向とY方向のぶれを検出するように各1個づつ設置され
た各速度センサなどからなる。ぶれ補正制御回路6−1
2は、ぶれ検出センサから入力されたぶれ情報より、垂
直方向のぶれを補正する方向に画像を読み出すよう撮像
素子駆動回路6−2を制御する。即ち、ぶれ補正制御回
路6−12は、ぶれにより撮像画像が前フィールドと比
較して現フィールドでは5ライン分下にずれた場合に
は、そのぶれをキャンセルするように5ライン分読み出
しを下にずらすよう制御する。
【0048】図11は、フィールドメモリ6−7の読み
出し制御を示すフローチャートである。雑音低減回路6
−6では前記に述べたようにフィールドメモリ6−7か
らの1フィールド過去の信号と現在の信号を使って雑音
低減処理を行っている。ここで画像のぶれ補正を行って
いない場合には問題は無く(図11のステップS201
でNO)、ステップS202ではフィールドメモリ6−
7から通常の読み出しを行えばよいが、ぶれ補正を行っ
ている場合には(ステップS201でYES)あるフィ
ールド期間において最初にCCD撮像素子6−1から出
力されるラインがRGRGであったとき、垂直方向の読
み出し位置の制御により次のフィールド期間では最初に
CCD撮像素子6−1から出力されるラインがGBGB
となってしまうように奇数ライン分ずれてしまうことが
考えられ、そのまま雑音低減処理を行うと異なる色の色
フィルターの画素信号同士を用いて雑音低減処理を行う
ことになってしまい、結果的に画素信号の持つ輝度と色
の情報が崩れてしまう。
【0049】そのため本実施の形態では、一連のぶれ補
正処理を制御するぶれ補正制御回路6−12によって、
CCD撮像素子6−1から読み出される画素信号が1フ
ィールド前の信号と比較して奇数ライン分ずれるように
制御されたときには(ステップS203でYES)、そ
の制御に伴ってフィールドメモリ制御回路6−8は読み
出しアドレスと書き込みアドレスを1ライン分(1ライ
ン分だけでなく奇数ライン分でもよい。)ずらすよう制
御を行う(ステップS204)。このような制御によっ
て雑音低減回路6−6による適切な処理が実行される。
【0050】本実施例の形態では、説明の簡略化のため
撮像素子の読み出し制御によるぶれ補正により、偶数ラ
イン分ずれるように制御された場合にはフィールドメモ
リ制御回路6−8は、通常の読み出しを行うことにする
が、本発明はこれに限るものではなく、ずれが生じたラ
イン数に対応するようにメモリの読み出しを制御すれば
よい。なお、ぶれ補正回路6−10では垂直方向のぶれ
補正をされた画素信号から、水平方向のぶれ補間と、垂
直方向の1ライン以下の補間を行う。
【0051】図7にぶれ補間回路6−10の詳細な構成
を示す。
【0052】7−1はラインメモリであり、1水平走査
期間分(1ライン)の映像信号を記憶し出力する。7−
2、7−3は係数器であり乗算器もしくはシフト演算器
からなる。7−4は垂直方向係数発生器であり係数器7
−2、7−3の乗算係数を設定する。7−5は加算器で
あり係数器7−2、7−3から出力された信号を加算す
る。これらの部分(7−1〜7−5)が画像の垂直方向
の補間を行う垂直方向補間部である。
【0053】撮像素子駆動回路6−2は垂直方向のぶれ
をキャンセルするようぶれ補正制御回路6−12で制御
され、その制御に従ってCCD撮像素子6−1は垂直方
向のぶれをキャンセルするようラインを読み出す。CC
D撮像素子6−1では垂直方向の制御は1ライン単位と
なるために、1ライン以下のぶれの補正は行えない。そ
のためぶれ補正回路6−10で1ライン以下の補正を行
う。補正すべきラインが現在読み出されているラインか
ら0.5ラインずれている場合には、係数器7−2に入
力されるラインと、その1ライン前の係数器7−3に入
力されるラインの中間の位置になる。この場合、垂直係
数発生回路7−4は係数器7−2と係数器7−3の計数
が共に0.5とするよう制御する。そしてそれぞれの乗
算結果は加算器7−5で加算し、この処理によって垂直
方向の1ライン以下のぶれ補正を実現する。またこれ以
外の位置に補正すべきときも同様に垂直方向係数発生回
路7−4で係数を決定する。そして加算器7−5で加算
しぶれ補正ラインを生成することにより1ライン以下の
ぶれ補正を行うことが可能となる。なお、1水平ライン
単位のぶれ補正は、前述したように、CCD撮像素子6
−1の読み出しを補正に必要なライン分ずらすことによ
って行われる。
【0054】ラインメモリ7−6、ラインメモリ7−7
は加算器7−5から出力された垂直方向にぶれ補正され
た信号を1水平期間記憶し出力する。セレクタ7−9は
ラインメモリ7−6もしくはラインメモリ7−7の出力
を選択する。水平方向拡大制御回路7−8ではラインメ
モリ7−6とラインメモリ7−7を制御し、1水平期間
毎に交互に書き込みと読み出しをするよう制御する。即
ちある水平期間では一方のラインメモリは書き込みを行
い、もう一方のラインメモリは読み出しを行う。
【0055】ラインメモリ7−6、ラインメモリ7−7
への書き込みと読み出し制御においては、水平方向の1
画素単位のぶれ補正が行われる。ぶれ補正を行うには
(1)ラインメモリ7−6とラインメモリ7−7への書
き込み時に先頭アドレスをぶれをキャンセルするように
あらかじめずらして書き込み、読み出すときは先頭アド
レスを固定にしておく方法と、(2)書き込み時にはア
ドレスは固定にしておき、ぶれをキャンセルするように
読み出すときに先頭アドレスをずらして読み出す方法と
がある。セレクタ7−9はラインメモリ制御回路7−8
により読み出しを行っているラインメモリの出力を選択
するよう制御される。そしてこれらの制御を1水平期間
毎に切り換える。このようにして水平方向の1画素単位
のぶれ補正を行う。そして水平方向の1画素以下のぶれ
補正を行うため、セレクタ7−9から出力された画素信
号は、そのまま係数器7−11と、Dフリップフロップ
7−10により1クロック遅延されて係数器7−12に
入力される。前記の垂直方向の1ライン以下のぶれ補正
と同様に、例えばある画素とその画素に隣接する画素の
ちょうど中間の位置にぶれ補正すべき画素があるべきだ
とすると、水平係数発生回路7−13は係数器7−11
と係数器7−12の係数が共に0.5とするよう制御す
る。
【0056】そしてそれぞれの乗算結果は加算器7−1
4で加算し、水平方向の1画素以下のぶれ補正を実現す
る。またこれ以外の位置に補正すべきときも同様に水平
方向係数発生回路7−13で係数を決定する。そして加
算器7−14で加算しぶれ補正画素を生成することによ
り1画素以下のぶれ補正を行う。
【0057】なお、第1、第2の実施の形態において
は、CCD撮像素子の色フィルタは原色フィルタで説明
したが、補色フィルタでも良い。また同様に全画素読み
出しタイプのCCD撮像素子で説明したが、インターレ
ースタイプのCCD撮像素子でも良い。
【0058】本発明は、一例として、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、
インターネットなどのネットワークを介して撮像装置に
供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによって達成できる。
【0059】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0060】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0062】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0063】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、
記憶媒体に格納することになる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、CCD撮像素子の駆動を制御して読み出すラインを
制御することにより画像拡大する場合においても、雑音
低減回路に入力されるCCD撮像素子からの画素信号と
フィールドメモリから入力される画素信号が任意の時刻
においてCCD撮像素子の撮像面にある同じ種類の色フ
ィルタから出力された画素信号同士を用いて雑音低減処
理をするように制御しているので、正しい輝度信号と色
信号を得ることができる。
【0065】また、CCD撮像素子の駆動を制御して読
み出すラインを制御することにより画像のぶれ補正をす
る場合においても、雑音低減回路に入力されるCCD撮
像素子からの画素信号とフィールドメモリから入力され
る画素信号が任意の時刻においてCCD撮像素子の撮像
面にある同じ種類の色フィルタから出力された画素信号
同士を用いて雑音低減処理をするように制御しているの
で、正しい輝度信号と色信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の撮像装置のブロック図
【図2】全画素CCD撮像素子から間欠的にラインを読
み出すことを説明するための図
【図3】フィールド巡回型雑音低減処理回路の一例を示
す図
【図4】画像拡大処理回路の詳細な構成を示す図
【図5】雑音低減処理回路およびフィールドメモリに入
出力する画素信号の順序の制御を説明するための図
【図6】第2の実施の形態の撮像装置のブロック図
【図7】ぶれ補正回路を説明する図
【図8】第1の実施の形態における撮像装置の動作を説
明するフローチャート
【図9】第1の実施の形態におけるフィールドメモリへ
の入出力の制御切り替えを示すフローチャート
【図10】第2の実施の形態における撮像装置の動作を
説明するフローチャート
【図11】第2の実施の形態におけるフィールドメモリ
への入出力の制御切り替えを示すフローチャート
【図12】2倍の画像拡大処理を説明するための概念図
【図13】撮像素子に付される原色カラーフィルタの色
配置例を示す図
【符号の説明】
1−1 全画素読み出しCCD撮像素子 1−2 撮像素子駆動回路 1−6 雑音低減処理回路 1−7 フィールドメモリ 1−8 フィールドメモリ制御回路 1−10 画像拡大回路 1−11 画像拡大制御回路 6−10 ぶれ補正回路 6−11 ぶれ検出装置 6−12 ぶれ補正制御回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA11 AB55 AB68 AC42 AC55 5C065 AA01 BB02 BB12 BB39 BB48 CC01 DD02 EE03 GG01 GG12 GG13 GG18 GG21 GG23 GG26 5C066 AA01 CA07 CA08 EA14 EC05 ED00 ED09 GA01 GA05 GB01 KE02 KE03 KE07 KE11 KG08 KM02 KM05 KP05

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像手段と、 前記撮像手段から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間遅延された1フレーム分の信号とに基づいて、
    雑音低減処理を実行する雑音低減処理手段と、 前記雑音低減処理手段によって処理された信号を記憶
    し、前記所定時間遅延した後に前記雑音低減処理手段に
    読み出すためのメモリと、 前記撮像手段から読み出される信号の水平ラインの位置
    を制御することによって電子的に画像を拡大する画像拡
    大処理手段と、 前記画像拡大手段によって画像の拡大が進行している場
    合、前記撮像手段から読み出される信号の水平ラインの
    位置に対応して、前記メモリから読み出される信号のラ
    インの位置を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像手段と、 前記撮像手段から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間遅延された1フレーム分の信号とに基づいて、
    雑音低減処理を実行する雑音低減処理手段と、 前記雑音低減処理手段によって処理された信号を記憶
    し、前記所定時間遅延した後に前記雑音低減処理手段に
    読み出すためのメモリと、 前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検出手段と、 前記ぶれ検出手段の検出結果に基づいて、前記撮像手段
    から読み出される信号の水平ラインの位置を制御するこ
    とにより電子的に画像のぶれを補正するぶれ補正手段
    と、 前記ぶれ補正手段による前記撮像手段から読み出される
    信号の水平ラインの位置の制御に対応して、前記メモリ
    から読み出される信号のラインの位置を制御する制御手
    段とを有することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    制御手段は、前記雑音低減処理手段に入力される前記撮
    像手段からの信号の色と前記メモリからの信号の色とが
    同じとなるように前記メモリを制御することを特徴とす
    る撮像装置。
  4. 【請求項4】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮像
    装置の動作処理プログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するモジュールと、 前記撮像素子から読み出される信号の水平ラインの位置
    を制御することによって電子的に画像を拡大するモジュ
    ールと、 画像の拡大処理が進行している状態の場合、前記撮像素
    子から読み出される信号の水平ラインの位置に対応し
    て、前記メモリから読み出される信号のラインの位置を
    制御するモジュールとを有するプログラムを記憶した記
    憶媒体。
  5. 【請求項5】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮像
    装置の動作処理プログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するモジュールと、 前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検出センサの検出結
    果に基づいて、前記撮像手段から読み出される信号の水
    平ラインの位置を制御することにより電子的に画像のぶ
    れを補正するモジュールと、 前記画像のぶれの補正による前記撮像素子から読み出さ
    れる信号の水平ラインの位置の制御に対応して、前記メ
    モリから読み出される信号のラインの位置を制御するモ
    ジュールとを有するプログラムを記憶した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、雑音
    低減処理に用いる前記撮像素子からの信号の色と前記メ
    モリからの信号の色とが同じとなるように前記メモリを
    制御するモジュールを有するプログラムを格納した記憶
    媒体。
  7. 【請求項7】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮像
    装置の動作処理方法であって、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するステップと、 前記撮像素子から読み出される信号の水平ラインの位置
    を制御することによって電子的に画像を拡大するステッ
    プと、 画像の拡大処理が進行している状態の場合、前記撮像素
    子から読み出される信号の水平ラインの位置に対応し
    て、前記メモリから読み出される信号のラインの位置を
    制御するステップとを有する撮像装置の動作処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フィ
    ルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮像
    装置の動作処理方法であって、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するステップと、 前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検出センサの検出結
    果に基づいて、前記撮像手段から読み出される信号の水
    平ラインの位置を制御することにより電子的に画像のぶ
    れを補正するステップと、 前記画像のぶれの補正による前記撮像素子から読み出さ
    れる信号の水平ラインの位置の制御に対応して、前記メ
    モリから読み出される信号のラインの位置を制御するス
    テップとを有する撮像装置の動作処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、前記
    ラインの位置を制御するステップは、雑音低減処理に用
    いる前記撮像素子からの信号の色と前記メモリからの信
    号の色とが同じとなるように前記メモリの読み出しを制
    御することを特徴とする撮像装置の動作処理方法。
  10. 【請求項10】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フ
    ィルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮
    像装置の動作処理プログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するモジュールと、 前記撮像素子から読み出される信号の水平ラインの位置
    を制御することによって電子的に画像を拡大するモジュ
    ールと、 画像の拡大処理が進行している状態の場合、前記撮像素
    子から読み出される信号の水平ラインの位置に対応し
    て、前記メモリから読み出される信号のラインの位置を
    制御するモジュールとを有することを特徴とするプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】 所定の水平ライン周期ごとに同じ色フ
    ィルタ配列を有する撮像素子によって画像を撮像する撮
    像装置の動作処理プログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記撮像素子から読み出された1フレーム分の信号と、
    所定時間メモリによって遅延された1フレーム分の信号
    とに基づいて、雑音低減処理を実行するモジュールと、 前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検出センサの検出結
    果に基づいて、前記撮像手段から読み出される信号の水
    平ラインの位置を制御することにより電子的に画像のぶ
    れを補正するモジュールと、 前記画像のぶれの補正による前記撮像素子から読み出さ
    れる信号の水平ラインの位置の制御に対応して、前記メ
    モリから読み出される信号のラインの位置を制御するモ
    ジュールとを有することを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11におい
    て、前記メモリから読み出される信号の位置を制御する
    モジュールは、雑音低減処理に用いる前記撮像素子から
    の信号の色と前記メモリからの信号の色とが同じとなる
    ように前記メモリを制御することを特徴とするプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 所定の色フィルタ配列を有する撮像手
    段と、 前記撮像手段から出力された色信号と該色信号に対して
    所定期間前の色信号とに基づいて、雑音低減処理を実行
    する雑音低減処理手段と、 前記雑音低減処理手段によって処理された色信号を所定
    期間保持し、該保持した色信号を前記雑音低減処理手段
    に読み出すための遅延メモリと、 前記撮像手段から出力される色信号の読み出しを制御す
    ることにより、電子的に画像を拡大する画像拡大処理手
    段と、 前記画像拡大処理手段による拡大処理にともなって前記
    撮像手段から出力される色信号の読み出しが変更されて
    いる場合、前記前記撮像手段から出力される信号の読み
    出しの変更に対応して、前記遅延メモリによって保持さ
    れる色信号の読み出しを制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 所定の色フィルタ配列を有する撮像手
    段と、 前記撮像手段から出力された色信号と該色信号に対して
    所定期間前の色信号とに基づいて、雑音低減処理を実行
    する雑音低減処理手段と、 前記雑音低減処理手段によって処理された色信号を所定
    期間保持し、該保持した色信号を前記雑音低減処理手段
    に読み出すための遅延メモリと、 前記撮像装置のぶれを検出するぶれ検出手段と、 前記ぶれ検出手段の検出結果に基づいて、前記撮像手段
    から出力される色信号の読み出しを制御することによ
    り、ぶれを補正するぶれ補正手段と、 前記ぶれ補正手段による前記撮像手段からの色信号の読
    み出しに対応して前記遅延メモリからの読み出しを制御
    する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14におい
    て、前記制御手段は、前記雑音低減処理手段に入力され
    る前記撮像手段から出力される色信号に対して、同じ種
    類の色信号が同じタイミングで前記雑音低減処理手段に
    入力されるように前記遅延メモリの読み出しを制御する
    ことを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項13において、さらに前記撮像
    手段によって出力された画像を1画面分記憶する画像メ
    モリを有し、前記画像拡大処理手段は、前記画像メモリ
    に記憶された前記撮像手段からの色信号の読み出しを制
    御することによって電子的に画像を拡大することを特徴
    とする撮像装置。
  17. 【請求項17】 請求項14において、前記撮像手段に
    よって出力された画像を1画面分記憶する画像メモリを
    有し、前記ぶれ補正手段は、前記画像メモリに記憶され
    た前記撮像手段からの色信号の読み出しを制御すること
    によって電子的に画像のぶれを補正することを特徴とす
    る撮像装置。
  18. 【請求項18】 所定の色フィルタ配列を有する撮像素
    子によって画像を撮像する撮像装置の動作処理方法であ
    って、 雑音低減処理され、かつ、前記撮像素子から出力された
    色信号に対して遅延メモリに所定期間保持された色信号
    を用いて、前記撮像素子から出力された色信号の雑音低
    減処理を実行する雑音低減処理ステップと、 前記撮像素子から出力される色信号の読み出しを制御す
    ることにより、電子的に画像を拡大する画像拡大処理ス
    テップと、 前記画像拡大処理ステップによる拡大処理にともなって
    前記撮像素子から出力される色信号の読み出しが変更さ
    れている場合、前記前記撮像素子から出力される信号の
    読み出しの変更に対応して、前記遅延メモリによって保
    持される色信号の読み出しを制御する制御ステップとを
    有することを特徴とする撮像装置の動作処理方法。
  19. 【請求項19】 所定の色フィルタ配列を有する撮像素
    子によって画像を撮像する撮像装置の動作処理方法であ
    って、 雑音低減処理され、かつ、前記撮像素子から出力された
    色信号に対して遅延メモリに所定期間保持された色信号
    を用いて、前記撮像素子から出力された色信号の雑音低
    減処理を実行する雑音低減処理ステップと、 前記撮像装置のぶれの検出に応じて、前記撮像素子から
    出力される色信号の読み出しを制御することにより、ぶ
    れを補正するぶれ補正ステップと、 前記ぶれ補正ステップによる前記撮像素子からの色信号
    の読み出しに対応して前記遅延メモリからの読み出しを
    制御する制御ステップとを有することを特徴とする撮像
    装置の動作処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項18または請求項19におい
    て、前記制御ステップは、前記雑音低減処理ステップに
    よって処理される前記撮像素子から出力される色信号
    が、当該色信号と同じ種類の色信号に基づいて、雑音低
    減処理されるように前記遅延メモリの読み出しを制御す
    ることを特徴とする撮像装置の動作処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項18において、前記撮像装置は
    画像を1画面分記憶する画像メモリを有し、前記画像拡
    大処理ステップは、前記画像メモリの読み出しを制御す
    ることにより、電子的に画像を拡大することを特徴とす
    る撮像装置の動作処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項19において、前記撮像素子か
    ら出力された画像を1画面分記憶する画像メモリを有
    し、前記ぶれ補正ステップは、前記画像メモリの読み出
    しを制御することにより、電子的に画像のぶれを補正す
    ることを特徴とする撮像装置の動作処理方法。
  23. 【請求項23】 所定の色フィルタ配列を有する撮像素
    子によって画像を撮像する撮像装置の動作処理プログラ
    ムであって、 雑音低減処理され、かつ、前記撮像素子から出力された
    色信号に対して遅延メモリに所定期間保持された色信号
    を用いて、前記撮像素子から出力された色信号の雑音低
    減処理を実行する雑音低減処理モジュールと、 前記撮像素子から出力される色信号の読み出しを制御す
    ることにより、電子的に画像を拡大する画像拡大処理モ
    ジュールと、 前記画像拡大処理モジュールによる拡大処理にともなっ
    て前記撮像素子から出力される色信号の読み出しが変更
    されている場合、前記前記撮像素子から出力される信号
    の読み出しの変更に対応して、前記メモリによって保持
    される色信号の読み出しを制御する制御モジュールとを
    有することを特徴とする撮像装置の動作処理プログラム
    を記憶した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 所定の色フィルタ配列を有する撮像素
    子によって画像を撮像する撮像装置の動作処理方法プロ
    グラムであって、 雑音低減処理され、該色信号に対してメモリに所定期間
    保持した色信号に基づいて、前記撮像素子から出力され
    た色信号の雑音低減処理を実行する雑音低減処理モジュ
    ールと、 前記撮像装置のぶれの検出に応じて、前記撮像素子から
    出力される色信号の読み出しを制御することにより、ぶ
    れを補正するぶれ補正モジュールと、 前記ぶれ補正モジュールによる前記撮像素子からの色信
    号の読み出しに対応して前記メモリからの読み出しを制
    御する制御モジュールとを有することを特徴とする撮像
    装置の動作処理プログラム。
  25. 【請求項25】 請求項23または請求項24におい
    て、前記制御モジュールは、前記雑音低減処理モジュー
    ルによって処理される前記撮像素子から出力される色信
    号が、当該色信号と同じ種類の色信号に基づいて、雑音
    低減処理されるように前記メモリの読み出しを制御する
    ことを特徴とする撮像装置の動作処理プログラム。
  26. 【請求項26】 請求項23において、前記撮像装置は
    画像を1画面分記憶するフレームメモリを有し、前記画
    像拡大処理モジュールは、前記フレームメモリの読み出
    しを制御することにより、電子的に画像を拡大すること
    を特徴とする撮像装置の動作処理プログラム。
  27. 【請求項27】 請求項24において、前記撮像素子か
    ら出力された画像を1画面分記憶するフレームメモリを
    有し、前記ぶれ補正モジュールは、前記フレームメモリ
    の読み出しを制御することにより、電子的に画像のぶれ
    を補正することを特徴とする撮像装置の動作処理プログ
    ラム。
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