JPH09191432A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH09191432A
JPH09191432A JP8000733A JP73396A JPH09191432A JP H09191432 A JPH09191432 A JP H09191432A JP 8000733 A JP8000733 A JP 8000733A JP 73396 A JP73396 A JP 73396A JP H09191432 A JPH09191432 A JP H09191432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal pixel
read
signal
accumulation time
elapsed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8000733A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Yanai
敏和 柳井
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
Akira Suga
章 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8000733A priority Critical patent/JPH09191432A/ja
Publication of JPH09191432A publication Critical patent/JPH09191432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子を有する撮像装置において、ダ
イナミックレンジを拡大するとともに、垂直解像度を向
上させる。 【解決手段】 4画素当たり8電極の4相駆動が行われ
る撮像素子に対し、第1の撮像期間T1 には、電荷掃き
出しパルス15を印加してから第1の蓄積時間T1A経過
時に電荷読み出しパルス11、12で第1、第2水平画
素列の信号電荷を読み出し、垂直電荷転送素子でこれら
を加算する。第2の蓄積時間T1B経過時に電荷読み出し
パルス13、14で第3、第4水平画素列の信号電荷を
読み出す。そして、第2の撮像期間T2 では、先に第
3、第4水平画素列の信号電荷を読み出してこれらを加
算し、第1、第2水平画素列の信号電荷を読み出す。第
2、第4の蓄積時間経過時に読み出される第1〜第4水
平画素列の信号出力のそれぞれに、第1、第3の蓄積時
間経過時に読み出され且つ加算された信号出力を加算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を有
する撮像装置に関し、特に、ダイナミックレンジを拡大
させ且つ垂直解像度を向上させることのできる撮像装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平7−177433号公報に、全画
素読み出し可能なインターライン型固体撮像素子を用い
てダイナミックレンジを拡大することのできる方法が開
示されている。
【0003】以下、従来例として、上記公報に開示され
た全画素読み出し可能なインターライン型固体撮像素子
を有する撮像装置について説明する。
【0004】図8にインターライン型固体撮像素子の概
略図を示す。図8において、41は画素、42は垂直電
荷転送素子、43は水平電荷転送素子、44は出力部、
45は画像信号出力端子である。画素41で光電変換さ
れた信号電荷は、読み出しパルスにより垂直電荷転送素
子42に送られ、4相駆動パルスφV1 、φV2 、φV
3 、およびφV4 により水平電荷転送素子43の方向へ
順に転送される。水平電荷転送素子43は、垂直電荷転
送素子42から転送されて来た水平一列分の信号電荷を
2相駆動パルスφH1 およびφH2 により出力部44に
転送する。信号電荷は出力部44で電圧に変換され、画
像信号出力端子45より出力される。また、特開平7−
177433号公報には明記されていないが、全画素読
み出しを可能にするためには、1画素につき1転送段が
必要であるので、垂直電荷転送素子42の構成として、
従来例では1画素当たり4電極の4相駆動としている。
さらに、水平奇数画素列の読み出しと水平偶数画素列の
読み出しが独立に行えるように、4相駆動パルスのうち
読み出しパルスの加わるφV1 を、φV1AとφV1Bとの
2つに分けて駆動できるようにしてある。
【0005】図9に図8の固体撮像素子を用いた撮像装
置における撮像期間のタイミングチャートを示す。VD
は垂直同期信号であり、垂直ブランキング期間がLow
電位で示され、HD は水平同期信号であり、水平ブラン
キング期間がLow電位で示されている。また、φV1A
およびφV1Bは垂直電荷転送素子42の4相駆動パルス
を代表して示したものであり、φH1 は水平電荷転送素
子43の2相駆動パルスを代表して示したものである。
VSUB は、画素41に蓄積された電荷を基板に掃き出す
ことのできる電荷掃き出しパルスを示している。
【0006】51は水平奇数列の画素41の信号電荷を
垂直電荷転送素子42に読み出す第1の電荷読み出しパ
ルスであり、52は水平偶数列の画素41の信号電荷を
垂直電荷転送素子42に読み出す第2の電荷読み出しパ
ルスである。TA は、電荷掃き出しパルスVSUB が印加
されてから第1の電荷読み出しパルス51が印加される
までの期間で、水平奇数画素列の画素41の信号電荷蓄
積時間に相当する。TB は、電荷掃き出しパルスVSUB
が印加されてから第2の電荷読み出しパルス52が印加
されるまでの期間で、水平偶数画素列の画素41の信号
電荷蓄積時間に相当する。これにより、水平奇数画素列
の画素41は、ほぼ垂直同期信号の一周期分電荷の蓄積
を行うのに対して、水平偶数画素列の画素は、垂直ブラ
ンキング期間より短い期間しか電荷の蓄積を行わないの
で、異なる光電変換特性を持つ出力信号が得られる。
【0007】図10および図11に、それぞれ、水平奇
数画素列の画素41および水平偶数画素列の画素41の
撮像面照度と画素電荷量の関係を示す。これらの図にお
いて、PSAT ’は画素電荷の飽和量を示している。つま
り、図10から明らかなように、水平奇数画素列の画素
41は撮像面照度E1 ’で飽和する。また、図11から
明らかなように、水平奇数画素列の画素41より信号電
荷蓄積時間が短い水平偶数画素列の画素41は、E1 ’
より大きな撮像面照度E2 ’で飽和する。
【0008】図12に、ダイナミックレンジの拡大処理
をした後の撮像面照度と映像信号出力の関係を示す。ダ
イナミックレンジの拡大処理は、水平奇数画素列の画素
41からの出力信号と水平偶数画素列の画素41からの
出力信号とを加算することにより行う。図12から明ら
かなように、映像信号出力の飽和量はSSAT ’になって
おり、この関係は、撮像面照度と映像信号出力における
ニー(knee)の特性として知られているものであ
る。これにより、ダイナミックレンジが拡大されている
ことがわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては、垂直方向に連続する2つの水平画
素列からダイナミックレンジを拡大した1本の信号を作
っているので、垂直解像度が悪くなるという問題点があ
る。また、ダイナミックレンジの拡大率も、さらに向上
させることが必要とされている。さらに、従来例では、
構造の複雑な全画素読み出し可能なインターライン型固
体撮像素子を用いなければならないという問題点があ
る。
【0010】そこで、本発明の第1の目的は、固体撮像
素子を有する撮像装置において、ダイナミックレンジを
拡大した場合であっても垂直解像度が劣化しない撮像装
置を提供することである。
【0011】また、本発明の第2の目的は、固体撮像素
子を有する撮像装置において、ダイナミックレンジをさ
らに拡大することができる撮像装置を提供することであ
る。
【0012】さらに、本発明の第3の目的は、固体撮像
素子を有する撮像装置において、全画素読み出し可能な
インターライン型固体撮像素子を用いることなくダイナ
ミックレンジの拡大率を向上させることができる撮像装
置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の撮像装置は、水平および垂直に配列され
た複数の画素と、垂直画素列毎に設けられ垂直方向に電
荷を転送する複数の垂直電荷転送素子と、前記複数の垂
直電荷転送素子の一方に接続され且つ前記複数の垂直電
荷転送素子から転送される電荷を水平方向に転送する水
平電荷転送素子と、前記水平電荷転送素子により転送さ
れる電荷を電気信号に変換する出力回路とを備えた固体
撮像素子を有しており、前記固体撮像素子においては、
垂直方向に連続する第1水平画素列、第2水平画素列、
第3水平画素列および第4水平画素列の4つの水平画素
列で一つの水平画素列組が構成されており、第1の蓄積
時間経過時に前記水平画素列組から選択された連続する
2つの水平画素列の信号電荷を読み出し、第2の蓄積時
間経過時に前記水平画素列組の残りの2つの水平画素列
の信号電荷を読み出し、第3の蓄積時間経過時に前記水
平画素列組から選択された連続する2つの水平画素列の
信号電荷を読み出し、第4の蓄積時間経過時に前記水平
画素列組の残りの2つの水平画素列の信号電荷を読み出
すことができるように構成されている。
【0014】また、請求項2の撮像装置は、前記第1〜
第4の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画
素列が、垂直方向に連続している。
【0015】また、請求項3の撮像装置は、前記第1の
蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列と
前記第4の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水
平画素列とが同じ水平画素列であり、前記第2の蓄積時
間経過時に読み出される前記2つの水平画素列と前記第
3の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素
列とが同じ水平画素列である。
【0016】また、請求項4の撮像装置は、前記第1の
蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列の
信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算し、前記第3
の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列
の信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算することが
できるように構成されている。
【0017】また、請求項5の撮像装置は、前記第1の
蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電荷転送素子
内で加算された信号出力と、前記第4の蓄積時間経過時
に読み出される信号出力とから、前記第4の蓄積時間経
過時に読み出される前記2つの水平画素列の位置に相当
する映像信号を形成し、前記第3の蓄積時間経過時に読
み出され且つ前記垂直電荷転送素子内で加算された信号
出力と、前記第2の蓄積時間経過時に読み出される信号
出力とから、前記第2の蓄積時間経過時に読み出される
前記2つの水平画素列の位置に相当する映像信号を形成
することができるように構成されている。
【0018】また、請求項6の撮像装置は、前記第2の
蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列の
信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算し、前記第4
の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列
の信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算することが
できるように構成されている。
【0019】また、請求項7の撮像装置は、前記第2の
蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電荷転送素子
内で加算された信号出力と、前記第3の蓄積時間経過時
に読み出される信号出力とから、前記第3の蓄積時間経
過時に読み出される前記2つの水平画素列の位置に相当
する映像信号を形成し、前記第4の蓄積時間経過時に読
み出され且つ前記垂直電荷転送素子内で加算された信号
出力と、前記第1の蓄積時間経過時に読み出される信号
出力とから、前記第1の蓄積時間経過時に読み出される
前記2つの水平画素列の位置に相当する映像信号を形成
することができるように構成されている。
【0020】また、請求項8の撮像装置は、前記第1の
蓄積時間経過時に前記第1水平画素列および前記第2水
平画素列の信号電荷を読み出し、前記第2の蓄積時間経
過時に前記第3水平画素列および前記第4水平画素列の
信号電荷を読み出し、前記第3の蓄積時間経過時に前記
第3水平画素列および前記第4水平画素列の信号電荷を
読み出し、前記第4の蓄積時間経過時に前記第1水平画
素列および前記第2水平画素列の信号電荷を読み出すこ
とができるように構成されている。
【0021】また、請求項9の撮像装置は、前記第1の
蓄積時間経過時に読み出した前記第1水平画素列および
前記第2水平画素列の信号電荷を前記垂直電荷転送素子
内で加算し、前記第3の蓄積時間経過時に読み出した前
記第3水平画素列および前記第4水平画素列の信号電荷
を前記垂直電荷転送素子内で加算することができるよう
に構成されている。
【0022】また、請求項10の撮像装置は、前記第1
の蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電荷転送素
子内で加算された前記第1水平画素列および前記第2水
平画素列の信号出力と、前記第4の蓄積時間経過時に読
み出される前記第1水平画素列および前記第2水平画素
列の信号出力とから、前記第1水平画素列および前記第
2水平画素列の位置に相当する映像信号を形成し、前記
第3の蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電荷転
送素子内で加算された前記第3水平画素列および前記第
4水平画素列の信号出力と、前記第2の蓄積時間経過時
に読み出される前記第3水平画素列および前記第4水平
画素列の信号出力とから、前記第3水平画素列および前
記第4水平画素列の位置に相当する映像信号を形成する
ことができるように構成されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を一実施形態につき
図面を参照して説明する。
【0024】図1に、本実施形態におけるインターライ
ン型固体撮像素子(CCDイメージセンサ)の概略図を
示す。図1において、1は画素、2は垂直電荷転送素
子、3は水平電荷転送素子、4は出力部、5は画像信号
出力端子である。画素1で光電変換された信号電荷は、
読み出しパルスにより垂直電荷転送素子2に送られ、8
相駆動パルスφV1 、φV2 、φV3 、φV4 、φV5
、φV6 、φV7 およびφV8 により水平電荷転送素
子3の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子3は、
垂直電荷転送素子2から転送されて来た水平一列分の信
号電荷を2相駆動パルスφH1 およびφH2 により出力
部4に転送する。信号電荷は出力部4で電圧に変換さ
れ、画像信号出力端子5より出力される。垂直電荷転送
素子2の構成として、1画素当たり2電極つまり4画素
当たり8電極の8相駆動としている。また、画素1で光
電変換された信号電荷を垂直電荷転送素子2に読み出す
パルスは、8相駆動パルスのうちφV1 、φV3 、φV
5 およびφV7 に印加される。
【0025】図2に、図1の固体撮像素子を用いた撮像
装置における撮像期間のタイミングチャートを示す。V
D は垂直同期信号であり、垂直ブランキング期間がLo
w電位で示され、HD は水平同期信号であり、水平ブラ
ンキング期間がLow電位で示されている。また、φV
1 、φV3 、φV5 およびφV7 は垂直電荷転送素子2
の8相駆動パルスを代表して示したものであり、φH1
は水平電荷転送素子3の2相駆動パルスを代表して示し
たものである。VSUB は、画素1に蓄積された電荷を基
板に掃き出すことのできる電荷掃き出しパルス15,1
6,17,18を示している。
【0026】11は、垂直方向に連続する4画素で構成
する4組の水平画素列のうち第1水平画素列の信号電荷
を垂直電荷転送素子2に読み出す第1の電荷読み出しパ
ルスφV1 である。また、12は第2水平画素列の信号
電荷を垂直電荷転送素子2に読み出す第2の電荷読み出
しパルスφV3 であり、13は第3水平画素列の信号電
荷を垂直電荷転送素子2に読み出す第3の電荷読み出し
パルスφV5 であり、14は第4水平画素列の信号電荷
を垂直電荷転送素子2に読み出す第4の電荷読み出しパ
ルスφV7 である。
【0027】T1 は第1の撮像期間を示し、T2 は第2
の撮像期間を示している。本実施形態の撮像装置におい
ては、第1の撮像期間T1 および第2の撮像期間T2 を
交互に繰り返すことで、撮像と出力を行うようになって
いる。T1Aは、第1の撮像期間T1 における第1の蓄積
時間である。この第1の蓄積時間T1Aは、電荷掃き出し
パルス15が印加されてから第1の電荷読み出しパルス
11および第2の電荷読み出しパルス12が印加される
までの期間であり、第1水平画素列および第2水平画素
列の画素1の信号電荷蓄積時間に相当する。T1Bは、第
1の撮像期間T1 における第2の蓄積時間である。この
第2の蓄積時間T1Bは、電荷掃き出しパルス16が印加
されてから第3の電荷読み出しパルス13および第4の
電荷読み出しパルス14が印加されるまでの期間であ
り、第3水平画素列および第4水平画素列の画素1の信
号電荷蓄積時間に相当する。
【0028】T2Aは、第2の撮像期間T2 における第3
の蓄積時間である。この第3の蓄積時間T2Aは、電荷掃
き出しパルス17が印加されてから第3の読み出しパル
ス13および第4の電荷読み出しパルス14が印加され
るまでの期間であり、第3水平画素列および第4水平画
素列の画素1の信号電荷蓄積時間に相当する。T2Bは、
第2の撮像期間T2 における第4の蓄積時間である。こ
の第4の蓄積時間T2Bは、電荷掃き出しパルス18が印
加されてから第1の電荷読み出しパルス11および第2
の電荷読み出しパルス12が印加されるまでの期間であ
り、第1水平画素列および第2水平画素列の画素1の信
号電荷蓄積時間に相当する。
【0029】本実施形態では、第1の撮像期間T1 と第
2の撮像期間T2 、第1の蓄積時間T1Aと第3の蓄積時
間T2A、および、第2の蓄積時間T2Bと第4の蓄積時間
T2Bは、それぞれ等しい時間としている。これは、後で
行う信号処理のバランスがよくなるようにするためであ
る。これにより、第1の蓄積時間T1Aおよび第3の蓄積
時間T2Aは、ほぼ第1、第2の撮像期間T1 、T2 から
垂直ブランキング期間を引いた時間だけ電荷の蓄積を行
うのに対して、第2の蓄積時間T1Bおよび第4の蓄積時
間T2Bは、垂直ブランキング期間より短い期間しか電荷
の蓄積を行わないので、それぞれについて2種類の異な
る光電変換特性を持つ出力信号が得られる。
【0030】また、時刻t1 は、第1の撮像期間T1 に
おいて、第1の電荷読み出しパルス11および第2の電
荷読み出しパルス12が印加されるタイミングを示し、
時刻t2 は、第1の撮像期間T1 において、第3の電荷
読み出しパルス13および第4の電荷読み出しパルス1
4が印加されるタイミングを示す。また、時刻t3 は、
第2の撮像期間T2 において、第3の読み出しパルス1
3および第4の電荷読み出しパルス14が印加されるタ
イミングを示し、時刻t4 は、第2の撮像期間T2 にお
いて、第1の電荷読み出しパルス11および第2の電荷
読み出しパルス12が印加されるタイミングを示す。
【0031】図3は、4画素当たり8電極で構成した垂
直電荷転送素子2を8相駆動したときの第1の撮像期間
T1 における信号電荷の転送状態を模式的に表した図で
あり、垂直方向に連続する4つの水平画素列(各列の代
表画素をP1 、P2 、P3 およびP4 で示す)で一つの
水平画素列組が構成されている。図3において、21
は、信号電荷が蓄積状態にある垂直電荷転送素子2の電
極を示しており、22は、信号電荷が存在していないバ
リア状態にある垂直電荷転送素子2の電極を示してい
る。時刻t1 および時刻t2 は、図2の時刻t1 および
時刻t2 にそれぞれ対応しており、時刻t1 において、
第1の画素P1 および第2の画素P2 の信号電荷が読み
出され、時刻t2 において、第3の画素P3 および第4
の画素P4 の信号電荷が読み出される。
【0032】この図3から明らかなように、本実施形態
では、第1の画素P1 および第2の画素P2 の2画素分
を加算した信号電荷と、第3の画素P3 および第4の画
素P4 の2つの画素の加算されていない信号電荷との3
つの信号電荷を、それぞれ独立に読み出しおよび転送す
ることができる。なお、垂直方向に連続する4画素P1
、P2 、P3 、P4 の組からの信号電荷を読み出す画
素の組み合わせは、連続する2画素を組にするのであれ
ば、第1の画素P1 および第2の画素P2 と第3の画素
P3 および第4の画素P4 とに限らず、第2の画素P2
および第3の画素P3 と第4の画素P4 および次の4画
素の組の第1の画素P1 とでもよい。
【0033】また、図示省略するが、第2の撮像期間T
2 では、時刻t3 において、第3の画素P3 および第4
の画素P4 の信号電荷が読み出され、時刻t4 におい
て、第1の画素P1 および第2の画素P2 の信号電荷が
読み出される。そして、第3の画素P3 および第4の画
素P4 の2画素分を加算した信号電荷と、第1の画素P
1 および第2の画素P2 の2つの画素の加算されていな
い信号電荷との3つの信号電荷が、それぞれ独立に転送
される。
【0034】図4は、図1に示す固体撮像素子を備えた
本実施形態の撮像装置のブロック図である。図4におい
て、32は図1に示す固体撮像素子であり、31は、固
体撮像素子32に被写体像を投影するための撮像光学系
であって、レンズ、絞り、機械式シャッタ等で構成され
ている。また、33は撮像光学系31および固体撮像素
子32を駆動するための駆動回路、34は固体撮像素子
32からの信号を処理する信号処理回路である。35は
信号処理回路34からの信号を記憶する画像メモリ、3
6は映像信号出力端子、37は駆動回路33、画像メモ
リ35および信号処理回路34に制御信号を与えて撮像
装置全体を制御する同期制御回路である。この撮像装置
は、図2に示すタイミングで駆動される。
【0035】図5に、第1の撮像期間T1 における第1
水平画素列および第2水平画素列の画素(第1の蓄積時
間T1Aに対応)、並びに、第2の撮像期間T2 における
第3水平画素列および第4水平画素列の画素(第3の蓄
積時間T2Aに対応)の撮像面照度と画素電荷量の関係を
示す。図5において、PSAT は、画素電荷の飽和量を示
している。つまり、図5から明らかなように、これらの
画素は、撮像面照度E1 で飽和する。
【0036】図6に、第1の撮像期間T1 における第3
水平画素列および第4水平画素列の画素(第2の蓄積時
間T1Bに対応)、並びに、第2の撮像期間T2 における
第1水平画素列および第2水平画素列の画素(第4の蓄
積時間T2Bに対応)の撮像面照度と画素電荷量の関係を
示す。第2の蓄積時間T1Bおよび第4の蓄積時間T2B
は、第1の蓄積時間T1Aおよび第3の蓄積時間T2Aより
信号電荷蓄積時間が短いので、図6で画素電荷が飽和量
PSAT となるときの撮像面照度E2 は、図5で説明した
撮像面照度E1 より大きい。
【0037】図7に、ダイナミックレンジの拡大処理を
した後の撮像面照度と映像信号出力の関係を示す。ダイ
ナミックレンジの拡大処理は、画像信号の加算で行って
いる。
【0038】次に、本実施形態の撮像装置の動作につい
て、図1〜図7を用いて説明する。
【0039】まず、撮像光学系31により、被写体像が
固体撮像素子32に投影される。本実施形態において
は、第1の撮像期間T1 および第2の撮像期間T2 を繰
り返すことで、撮像と出力を行うようになっている。第
1の撮像期間T1 においては、固体撮像素子32に電荷
掃き出しパルス15が印加されてから第1の蓄積時間T
1Aだけ電荷の蓄積が行われ、t1 のタイミングで第1の
電荷読み出しパルス11および第2の電荷読み出しパル
ス12が印加される。これにより、第1水平画素列およ
び第2水平画素列の画素の信号電荷が、垂直電荷転送素
子2に読み出され、さらに、図3に示したように垂直電
荷転送素子2において加算される。
【0040】次に、電荷掃き出しパルス16が印加され
てから第2の蓄積時間T1Bだけ電荷の蓄積が行われ、t
2 のタイミングで第3の電荷読み出しパルス13および
第4の電荷読み出しパルス14が印加される。これによ
り、第3水平画素列および第4水平画素列の画素の信号
電荷が、垂直電荷転送素子2にそれぞれ読み出される。
このときの状態は図3の時刻t2 の状態であり、垂直電
荷転送素子2の8相の電極下には、第1の画素P1 およ
び第2の画素P2 の信号電荷を加算した信号電荷、第3
の画素P3 の信号電荷、並びに、第4の画素P4 の信号
電荷の3つが独立に読み出されて存在している。
【0041】これらの第1の撮像期間T1 に画素1から
読み出された3つの独立した信号電荷は、つづく第2の
撮像期間T2 の間の水平ブランキング期間毎に8相の垂
直転送パルスにより1列づつ水平電荷転送素子3に転送
され、水平有効期間に2相の水平転送により出力部4に
転送される。そして、出力部4で電圧に変換され、画像
信号出力端子5より画像信号として出力される。第1の
撮像期間T1 で撮像され、つづく第2の撮像期間T2 で
出力された画像信号は、信号処理回路34において必要
な信号処理を施された後、画像メモリ35に記憶され
る。
【0042】第2の撮像期間T2 においては、固体撮像
素子32に電荷掃き出しパルス17が印加されてから第
3の蓄積時間T2Aだけ電荷の蓄積が行われ、t3 のタイ
ミングで第3の電荷読み出しパルス13および第4の電
荷読み出しパルス14が印加される。これにより、第3
水平画素列および第4水平画素列の画素の信号電荷が、
垂直電荷転送素子2に読み出され、さらに、垂直電荷転
送素子2において加算される。
【0043】つぎに、電荷掃き出しパルス18が印加さ
れてから第4の蓄積時間T2Bだけ電荷の蓄積が行われ、
t4 のタイミングで第1の電荷読み出しパルス11およ
び第2の電荷読み出しパルス12が印加される。これに
より、第1水平画素列および第2水平画素列の画素の信
号電荷が、垂直電荷転送素子2にそれぞれ読み出され
る。このとき、垂直電荷転送素子2の8相の電極下に
は、第3の画素P3 および第4の画素P4 の信号電荷を
加算した信号電荷、第1の画素P1 の信号電荷、並び
に、第2の画素P2 の信号電荷の3つが独立に読み出さ
れて存在している。
【0044】これらの第2の撮像期間T2 に画素1から
読み出された信号電荷は、つづく第1の撮像期間T1 の
間の水平ブランキング期間毎に8相の垂直転送パルスに
より1列づつ水平電荷転送素子3に転送され、水平有効
期間に2相の水平転送により出力部4に転送される。そ
して、出力部4で電圧に変換され、画像信号出力端子5
より画像信号として出力される。第2の撮像期間T2 で
撮像され、つづく第1の撮像期間T1 で出力された画像
信号は、信号処理回路34において必要な信号処理を施
された後、画像メモリ35に記憶されている第1の撮像
期間T1 に撮像された画像信号とともにダイナミックレ
ンジの拡大処理を施される。
【0045】ダイナミックレンジの拡大処理は、画像信
号の加算で行われる。まず、第2の撮像期間T2 に撮像
された第1水平画素列および第2水平画素列の2つの画
像信号(第4の蓄積時間T2Bに対応)のそれぞれに、第
1の撮像期間T1 に撮像されて画像メモリ35に記憶さ
れている第1水平画素列および第2水平画素列を加算し
た画像信号(第1の蓄積時間T1Aに対応)が加算され
て、それぞれ第1水平画素列の画像信号および第2水平
画素列の画像信号とされる。
【0046】さらに、第1の撮像期間T1 で撮像された
画像メモリ35に記憶されている第3水平画素列および
第4水平画素列の画像信号(第2の蓄積時間T1Bに対
応)のそれぞれに、第2の撮像期間T2 で撮像されて第
3水平画素列および第4水平画素列を加算した画像信号
(第3の蓄積時間T2Aに対応)が加算されて、それぞれ
第3水平画素列の画像信号および第4水平画素列の画像
信号とされる。
【0047】これらダイナミックレンジの拡大処理を施
された画像信号は、映像信号として必要な信号処理を施
された後、映像信号出力端子36から出力される。この
映像信号の特性は、図7に示すように、図5に示された
光電変換特性の画素2つ分の飽和量PSAT と、図6に示
された光電変換特性の画素1つ分の飽和量PSAT とを加
算した画素電荷の飽和量SSAT を持つものとなる。本実
施形態では、図5で示す光電変換特性の画素2つからの
信号電荷を加算しているので、感度と映像信号出力の飽
和量SSAT も従来例より高くなっている。この関係は、
撮像面照度と映像信号出力におけるニー(knee)特
性として知られているもので、これにより、従来以上に
ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
【0048】さらに、第1水平画素列、第2水平画素
列、第3水平画素列および第4水平画素列の映像信号す
べてを作ることができるので、垂直解像度も向上させる
ことができる。さらに、本実施形態では、固体撮像素子
が全画素読み出し可能なインターライン型固体撮像素子
ではなく、4画素当たり8電極の8相駆動で動作するの
で、撮像素子の構造を簡略化でき、撮像装置が安価であ
る。
【0049】以上説明した本実施形態では、垂直電荷転
送素子2を1画素2電極つまり4画素8電極の組で構成
したインターライン型固体撮像素子を用いて、垂直電荷
転送素子2を8相駆動させることで、第1の撮像期間T
1 に撮像された第1水平画素列および第2水平画素列の
信号電荷を加算した信号電荷、第3水平画素列の信号電
荷、並びに、第4水平画素列の信号電荷の3つを独立に
読み出し、第2の撮像期間T2 に撮像された第3水平画
素列および第4水平画素列の信号電荷を加算した信号電
荷、第1水平画素列の信号電荷、並びに、第2水平画素
列の信号電荷の3つを独立に読み出し、これらを適宜組
み合わせて加算することにより第1〜第4水平画素列の
それぞれについて得られる信号電荷の飽和量を大きくす
ることができるので、構造の簡単なインターライン型固
体撮像素子を用いて、ダイナミックレンジが拡大処理さ
れた映像信号を作ることができるとともに、垂直解像度
も向上させることができる。
【0050】なお、本実施形態では、第1の撮像期間T
1 と第2の撮像期間T2 とが同じタイミングで繰り返さ
れる前提で説明しているが、第2の撮像期間T2 に撮像
された画像信号を、第1の撮像期間T1 と異なるタイミ
ングで読み出してもよい。この場合は、第1の撮像期間
T1 に撮像された画像信号と第2の撮像期間T2 に撮像
された画像信号から1画面分だけのダイナミックレンジ
の拡大処理を施された映像信号を作ることもできる。ま
た、第2の撮像期間T2 に撮像された画像信号に必要な
信号処理を施した後、画像メモリ35に記憶してもよ
い。この場合は、第2の撮像期間T2 につづく第1の撮
像期間T1 に撮像された画像信号と画像メモリ35に記
憶されている第2の撮像期間T2 に撮像された画像信号
からダイナミックレンジの拡大処理を施された映像信号
を作ることもできる。さらに、ダイナミックレンジの拡
大処理を施された画像信号、あるいは、ダイナミックレ
ンジの拡大処理を施された映像信号を画像メモリ35に
記憶してもよい。
【0051】また、本実施形態では、第1の蓄積時間T
1Aおよび第3の蓄積時間T2Aに読み出した信号電荷を加
算するようにしたが、第2の蓄積時間T1Bおよび第4の
蓄積時間T2Bに読み出した信号電荷を加算するようにし
てもよい。
【0052】また、本実施形態において、撮像素子32
として、全画素読み出し可能なインターライン型固体撮
像素子を用いてもよい。この場合、第1の撮像期間T1
に撮像された第1水平画素列、第2水平画素列、第3水
平画素列および第4水平画素列の画素の信号電荷を独立
に読み出すことができ、かつ、第2の撮像期間T2 に撮
像された第1水平画素列、第2水平画素列、第3水平画
素列および第4水平画素列の画素の信号電荷も独立に読
み出すことができる。従って、第1の撮像期間T1 に撮
像された第1水平画素列の画像信号と第2の撮像期間T
2 に撮像された第1水平画素列の画像信号、第1の撮像
期間T1 に撮像された第2水平画素列の画像信号と第2
の撮像期間T2 に撮像された第2水平画素列の画像信
号、第1の撮像期間T1 に撮像された第3水平画素列の
画像信号と第2の撮像期間T2 に撮像された第3水平画
素列の画像信号、および、第1の撮像期間T1 に撮像さ
れた第4水平画素列の画像信号と第2の撮像期間T2 に
撮像された第4水平画素列の画像信号をそれぞれ加算す
ることで、ダイナミックレンジの拡大処理が行われ、か
つ、垂直解像度の改善された映像信号を作ることができ
る。なお、この場合、画素信号電荷を読み出すに当たっ
ては連続する2つの水平画素列から読み出すひつようが
ない。また、第1〜第4水平画素列を撮像するための蓄
積時間T1A、T1B、T2A、T2Bはすべて同じとする。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、固
体撮像素子を有する撮像装置において、ダイナミックレ
ンジを拡大させることおよび垂直解像度を向上させるこ
とが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における固体撮像素子の概
略を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるタイミングチャー
トを示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における垂直電荷転送素子
の信号電荷の転送状態を模式的に表した図である。
【図4】本発明の一実施形態における撮像装置のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の一実施形態における画素の光電変換特
性を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における画素の光電変換特
性を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における撮像特性を示す図
である。
【図8】従来例における固体撮像素子の概略を示す図で
ある。
【図9】従来例におけるタイミングチャートを示す図で
ある。
【図10】従来例における画素の光電変換特性を示す図
である。
【図11】従来例における画素の光電変換特性を示す図
である。
【図12】従来例における撮像特性を示す図である。
【符号の説明】
1 画素 2 垂直電荷転送素子 3 水平電荷転送素子 4 出力部 5 信号出力端子 31 撮像光学系 32 撮像素子 33 駆動回路 34 信号処理回路 35 画像メモリ 36 映像信号出力端子 37 制御信号発生回路 VD 垂直同期信号 HD 水平同期信号 VSUB 電荷掃き出しパルス T1 第1の撮像期間 T2 第2の撮像期間 T1A 第1の蓄積時間 T1B 第2の蓄積時間 T2A 第3の蓄積時間 T2B 第4の蓄積時間 PSAT 画素の飽和電荷量 E1 、E2 画素が飽和したときの撮像面照度

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平および垂直に配列された複数の画素
    と、垂直画素列毎に設けられ垂直方向に電荷を転送する
    複数の垂直電荷転送素子と、前記複数の垂直電荷転送素
    子の一方に接続され且つ前記複数の垂直電荷転送素子か
    ら転送される電荷を水平方向に転送する水平電荷転送素
    子と、前記水平電荷転送素子により転送される電荷を電
    気信号に変換する出力回路とを備えた固体撮像素子を有
    しており、 前記固体撮像素子においては、垂直方向に連続する第1
    水平画素列、第2水平画素列、第3水平画素列および第
    4水平画素列の4つの水平画素列で一つの水平画素列組
    が構成されており、 第1の蓄積時間経過時に前記水平画素列組から選択され
    た2つの水平画素列の信号電荷を読み出し、第2の蓄積
    時間経過時に前記水平画素列組の残りの2つの水平画素
    列の信号電荷を読み出し、 第3の蓄積時間経過時に前記水平画素列組から選択され
    た2つの水平画素列の信号電荷を読み出し、第4の蓄積
    時間経過時に前記水平画素列組の残りの2つの水平画素
    列の信号電荷を読み出すことができるように構成されて
    いることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1〜第4の蓄積時間経過時に読み
    出される前記2つの水平画素列が、垂直方向に連続して
    いることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の蓄積時間経過時に読み出され
    る前記2つの水平画素列と前記第4の蓄積時間経過時に
    読み出される前記2つの水平画素列とが同じ水平画素列
    であり、前記第2の蓄積時間経過時に読み出される前記
    2つの水平画素列と前記第3の蓄積時間経過時に読み出
    される前記2つの水平画素列とが同じ水平画素列である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の蓄積時間経過時に読み出され
    る前記2つの水平画素列の信号電荷を前記垂直電荷転送
    素子内で加算し、 前記第3の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水
    平画素列の信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算す
    ることができるように構成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の蓄積時間経過時に読み出され
    且つ前記垂直電荷転送素子内で加算された信号出力と、
    前記第4の蓄積時間経過時に読み出される信号出力とか
    ら、前記第4の蓄積時間経過時に読み出される前記2つ
    の水平画素列の位置に相当する映像信号を形成し、 前記第3の蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電
    荷転送素子内で加算された信号出力と、前記第2の蓄積
    時間経過時に読み出される信号出力とから、前記第2の
    蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列の
    位置に相当する映像信号を形成することができるように
    構成されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の蓄積時間経過時に読み出され
    る前記2つの水平画素列の信号電荷を前記垂直電荷転送
    素子内で加算し、 前記第4の蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水
    平画素列の信号電荷を前記垂直電荷転送素子内で加算す
    ることができるように構成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の蓄積時間経過時に読み出され
    且つ前記垂直電荷転送素子内で加算された信号出力と、
    前記第3の蓄積時間経過時に読み出される信号出力とか
    ら、前記第3の蓄積時間経過時に読み出される前記2つ
    の水平画素列の位置に相当する映像信号を形成し、 前記第4の蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電
    荷転送素子内で加算された信号出力と、前記第1の蓄積
    時間経過時に読み出される信号出力とから、前記第1の
    蓄積時間経過時に読み出される前記2つの水平画素列の
    位置に相当する映像信号を形成することができるように
    構成されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の蓄積時間経過時に前記第1水
    平画素列および前記第2水平画素列の信号電荷を読み出
    し、前記第2の蓄積時間経過時に前記第3水平画素列お
    よび前記第4水平画素列の信号電荷を読み出し、 前記第3の蓄積時間経過時に前記第3水平画素列および
    前記第4水平画素列の信号電荷を読み出し、前記第4の
    蓄積時間経過時に前記第1水平画素列および前記第2水
    平画素列の信号電荷を読み出すことができるように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の蓄積時間経過時に読み出した
    前記第1水平画素列および前記第2水平画素列の信号電
    荷を前記垂直電荷転送素子内で加算し、 前記第3の蓄積時間経過時に読み出した前記第3水平画
    素列および前記第4水平画素列の信号電荷を前記垂直電
    荷転送素子内で加算することができるように構成されて
    いることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の蓄積時間経過時に読み出さ
    れ且つ前記垂直電荷転送素子内で加算された前記第1水
    平画素列および前記第2水平画素列の信号出力と、前記
    第4の蓄積時間経過時に読み出される前記第1水平画素
    列および前記第2水平画素列の信号出力とから、前記第
    1水平画素列および前記第2水平画素列の位置に相当す
    る映像信号を形成し、 前記第3の蓄積時間経過時に読み出され且つ前記垂直電
    荷転送素子内で加算された前記第3水平画素列および前
    記第4水平画素列の信号出力と、前記第2の蓄積時間経
    過時に読み出される前記第3水平画素列および前記第4
    水平画素列の信号出力とから、前記第3水平画素列およ
    び前記第4水平画素列の位置に相当する映像信号を形成
    することができるように構成されていることを特徴とす
    る請求項9に記載の撮像装置。
JP8000733A 1996-01-08 1996-01-08 撮像装置 Pending JPH09191432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8000733A JPH09191432A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8000733A JPH09191432A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09191432A true JPH09191432A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11481936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8000733A Pending JPH09191432A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09191432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211358A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の信号処理方法
JP2008092248A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Sanyo Electric Co Ltd 固体撮像素子の駆動装置及び駆動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211358A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の信号処理方法
JP2008092248A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Sanyo Electric Co Ltd 固体撮像素子の駆動装置及び駆動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4161384B2 (ja) 固体撮像装置、これを用いたカメラおよび固体撮像装置の駆動方法
JP3213529B2 (ja) 撮像装置
JPH08331461A (ja) 固体撮像装置の駆動方法
JP3906496B2 (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法、並びにカメラ
JP3492029B2 (ja) 撮像装置
JPH0522668A (ja) 固体撮像装置
JP3459738B2 (ja) 撮像装置
JPH09191432A (ja) 撮像装置
JPH10285467A (ja) 撮像装置
JPH09233394A (ja) 撮像装置
JP4634953B2 (ja) 固体撮像装置および駆動方法
JP2993492B2 (ja) 固体撮像装置の駆動方法及び駆動装置
JP3893667B2 (ja) 固体撮像素子の駆動装置、撮像信号の検波方法およびこれらを用いたカメラ
JP2966740B2 (ja) 固体撮像素子及びその駆動方法
JPH10200819A (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラ
JP2002027332A (ja) 撮像装置
JP3244444B2 (ja) 固体撮像装置
JPH05167932A (ja) 固体撮像装置
JP2004328314A (ja) 固体撮像素子の駆動方法およびその駆動装置並びに固体撮像装置および撮像装置モジュール
JP2931531B2 (ja) 固体撮像装置
JP2620643B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP3392607B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP2675678B2 (ja) 固体撮像装置
JPH11196336A (ja) Hdtv/sdtv共用カメラの駆動方法
JP2004312496A (ja) 固体撮像素子および固体撮像素子の駆動方法