JP2001320186A - 冷却装置及びファンの始動方法 - Google Patents

冷却装置及びファンの始動方法

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JP2001320186A
JP2001320186A JP2000136511A JP2000136511A JP2001320186A JP 2001320186 A JP2001320186 A JP 2001320186A JP 2000136511 A JP2000136511 A JP 2000136511A JP 2000136511 A JP2000136511 A JP 2000136511A JP 2001320186 A JP2001320186 A JP 2001320186A
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JP
Japan
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fan
cooling device
wind tunnel
air
flow path
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JP2000136511A
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English (en)
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Hideaki Shizu
秀明 志津
Ryuzo Adachi
龍三 足立
Takayuki Aoki
隆之 青木
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守のために停止させたファンの回転始動を
容易にする。 【解決手段】 回転始動するファン以外のファンは回転
を継続しているので、圧力の高い風胴1内から流路6へ
空気が逆流し、回転抵抗となることから、逆流を防止す
るために流路6を閉塞するための閉塞板12を回動自在
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却装置及びファン
の始動方法に関し、複数設けられたファンのうちのひと
つを回転始動させる場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体を用いた可変速装置においては、
半導体が発熱を伴うことから、冷却装置が用いられる。
【0003】冷却装置としては、ファンにより強制的に
送風して冷却する構成のものが用いられる。ファンを用
いることから、ファンを取り付けたモータの出力軸を回
転自在に支持するモータの軸受が磨耗し、定期的に軸受
を保守、点検することが必要になる。
【0004】例えば図7(a)に示す冷却装置において
は、風胴1の中にヒートシンク2を設け、仕切板3を介
して複数のファン4が設けられている。例えば中央のフ
ァン4を交換する場合は、他のファン4の回転を維持
し、可変速装置を連続運転させたままで行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7(b)
に示すように交換したファン4は回転していないため、
他のファン4により風胴1内の静圧が上昇して交換した
ファンの近傍を逆の方向へ空気が流れる。従って、交換
したファンは、モータにより回すべき方向とは反対方向
へ回そうとする回転力(回転抵抗)を空気流から受け、
モータの回転初期の始動トルクは小さいためにファンの
回転が始まらないという問題がある。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決した冷
却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る冷却装置の構成は、被冷却部を空冷
々却するための風胴を設け、当該風胴の内部へ外気を送
り込むための流路を複数設け、夫々の流路にファンを設
けた冷却装置において、前記流路を閉塞する閉塞手段を
設けたことを特徴とし、請求項2に係る冷却装置の構成
は、請求項1において、前記閉塞手段は流路を個別に閉
塞する(盲蓋)ようにしたことを特徴とし、請求項3に
係る冷却装置の構成は、請求項1において、前記閉塞手
段は全ての流路を閉塞する(閉塞板)ようにしたことを
特徴とし、請求項4に係る冷却装置の構成は、被冷却部
を空冷々却するための風胴を設け、当該風胴の内部へ外
気を送り込むための流路を複数設け、夫々の流路にファ
ンを設けた冷却装置において、前記風胴の内部圧力が上
昇するのを防止する昇圧阻止手段を設けたことを特徴と
し、請求項5に係る冷却装置の構成は、請求項4におい
て、前記昇圧阻止手段として、前記風胴に開閉自在(開
閉扉、ゴムキャップ、スライド蓋)な開口部を設けたこ
とを特徴とし、請求項6に係るファンの始動方法の構成
は、他のファンが回転している状態で特定のファンを回
転始動させる場合において、当該特定のファンと対応す
る流路を閉塞し、又は風胴の開口部を開いた状態で、特
定のファンを回転始動させるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】なお、本実施の形態は可変速装置を冷却す
るための冷却装置として示すが、他の装置を冷却するも
のでもよい。また、ファンが3つの場合を示すが、2つ
の場合あるいは4つ以上の場合でもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷却装置の実
施の形態を説明する。
【0010】(a)実施の形態1 図1に示すように、風胴1の内部には図示しないヒート
シンクが納められており、風胴1に円筒体5を設けるこ
とにより3つの流路6が形成されている。流路6内に
は、図示しない支持手段を介して取り付けられたモータ
7とモータ7の出力軸に固着された図示しないファン
(図2では符号8で示す)とが収容されている。
【0011】これらの3つの流路6を閉塞するために、
閉塞手段9が設けられている。即ち、風胴1の下面に取
付板10が設けられ、取付板10には蝶番11を介して
閉塞板12が回動自在に取り付けられている。
【0012】図示しない軸受を交換したのちに、ファン
8を回転させる際には、図1に仮想線で示すように閉塞
板12を立てて3つの流路6を閉塞したのちに、モータ
7に通電してファン8を回転させる。他のファン8が回
転しても全ての流路が閉じて風胴1の内部へ空気が流入
しないために内部の圧力が上昇せず、軸受を交換したフ
ァン8と対応する流路6での空気の逆流も生じないの
で、ファン8は容易に回転を開始する。ファン8の回転
が定常状態になったら、閉塞板12を回動させて元の位
置へ戻す。
【0013】なお、ファン8ごとに閉塞板を回動自在に
設けてもよい。
【0014】(b)実施の形態2 次に、実施の形態2を図2に示す。これは、円筒体5の
外側に盲蓋13を装着するようにしたものである。盲蓋
13は高さの低い有底円筒形状を有し、取手13aが設
けられている。盲蓋は空気の流れを遮断できるものであ
ればよく、回転数が定常になるまでの短時間だけ手で支
持できればよいことから鍋蓋のような形状でもよい。盲
蓋13は夫々の円筒体5ごとに3つ設けずに単一でもよ
く、必要時以外は保管されている。
【0015】軸受を交換したファンを回転させる際に
は、当該ファンの設けられた筒状体5に盲蓋13を装着
して行なう。この場合は風胴1内の圧力は上昇するが、
盲蓋13の存在により流路6内を空気が逆流することは
ないのでファン8は容易に回転をはじめる。ファン8の
回転が定常状態になったら盲蓋13を取り外す。ファン
の回転が定常状態になるまでの時間は僅かなので、手で
持って盲蓋13を支持することになる。
【0016】なお、軸受を交換したファンと対応する筒
状体5を除いた全ての筒状体5に盲蓋13を取り付ける
ようにすることもできる。この場合は盲蓋13が複数必
要になる。この場合は流路6内の逆流防止というより
も、風胴1内の圧力上昇を阻止することによって回転始
動しようとするファンに回転抵抗を与えないようにする
ものである。
【0017】(c)実施の形態3 次に、実施の形態3を図3に示す。実施の形態3〜6は
いずれも風胴の内部圧力が上昇するのを防止する昇圧阻
止手段を設けたものである。
【0018】図3に示すように風胴1の底面には四角形
の開口部1aが形成され、開口部1aを開閉可能に閉塞
する開閉扉(昇圧阻止手段)14が図示しない蝶番を介
して回動自在に設けられている。この開閉扉14には、
開閉扉14が閉じた状態で風胴1に開閉扉14の反蝶番
側を結合する結合手段(図示せず)が設けられている。
【0019】軸受を交換したいずれかのファンを回転始
動する際には図3に示すように開閉扉14を開く。する
と、他のファン8の回転によって風胴1の内部圧力が高
くなっていたのが、開口部1aからの空気の放出により
減圧され、大気圧に戻る。このため、回転始動するファ
ンを設けた流路6内を空気が逆流することはなく、ファ
ン8は容易に回転を始める。ファン8の回転が定常状態
になったら開閉扉14を閉じる。
【0020】(d)実施の形態4 次に、実施の形態4を図4に基づいて説明する。
【0021】この実施の形態4は、風胴1の底面に開口
部1bを形成し、開口部1bにゴムキャップ(昇圧阻止
手段)15を装着したものである。
【0022】斯かる冷却装置の作用は実施の形態3と略
同じなので、説明を省略する。
【0023】(e)実施の形態5 次に、実施の形態5を図5に基づいて説明する。
【0024】図のように、風胴1の前面側に開口部1c
が設けられ、開口部1cを閉塞する開閉扉(昇圧阻止手
段)16が蝶番11を介して回動自在に設けられてい
る。また、開口部1cが閉じた状態で開閉扉16の反蝶
番側を固定する図示しない結合手段が設けられている。
そして、開閉扉16に筒状体5及びファン等が取り付け
られている。
【0025】斯かる冷却装置においては、軸受を交換し
たファンを回転始動する際は、図5に示すように開閉扉
16を上方へ開いて行なう。その他の作用については前
記と同様なので説明を省略する。
【0026】なお、ファン8ごとに開閉扉16を設けて
もよい。
【0027】(f)実施の形態6 最後に、実施の形態6を図6に基づいて説明する。
【0028】風胴1の前面側に開口部1dが形成されて
いる。開口部1dを閉塞するためのスライド蓋(昇圧阻
止手段)17がスライド自在に設けられている。即ち、
以下のようになっている。スライド蓋17の両側にはス
ライド板17aが一体に形成されている。風胴1の両側
には夫々一対のガイド孔18が形成され、ガイド孔18
に挿通された固定ねじ19がスライド板17aにねじ込
まれている。そして、スライド蓋17に前記と同様に筒
状体5等が取り付けられている。
【0029】軸受を交換したファンを回転始動する際
は、図6における固定ねじ19を緩めてスライド蓋17
を引き出す。ファンの回転が定常状態になったらスライ
ド蓋17を押して元の位置へ戻し、固定ねじ19を締め
付ける。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜6に係る冷却装置及びファンの始動方法によれば回転
始動しようとするファンを設けた流路で空気が逆流しな
いようにしたので、回転しようとするファンに回転抵抗
が生じず、他のファンの回転を維持して冷却装置の運転
を継続させたままで特定のファンの軸受を交換して回転
始動することが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却装置の実施の形態1を示す要部の斜視図。
【図2】冷却装置の実施の形態2を示す要部の断面図。
【図3】冷却装置の実施の形態3を示す要部の斜視図。
【図4】冷却装置の実施の形態4を示す要部の断面図。
【図5】冷却装置の実施の形態5を示す要部の斜視図。
【図6】冷却装置の実施の形態6を示す要部の斜視図。
【図7】従来の冷却装置に係り、(a)は構成図、
(b)はファンの回転始動時の説明図。
【符号の説明】 1…風胴 6…流路 9…閉塞手段 12…閉塞板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 隆之 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 5E322 BA01 BA03 BA05 BB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却部を空冷々却するための風胴を設
    け、当該風胴の内部へ外気を送り込むための流路を複数
    設け、夫々の流路にファンを設けた冷却装置において、 前記流路を閉塞する閉塞手段を設けたことを特徴とする
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記閉塞手段は流路を個別に閉塞するよ
    うにした請求項1に記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記閉塞手段は全ての流路を閉塞するよ
    うにした請求項1に記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】 被冷却部を空冷々却するための風胴を設
    け、当該風胴の内部へ外気を送り込むための流路を複数
    設け、夫々の流路にファンを設けた冷却装置において、 前記風胴の内部圧力が上昇するのを防止する昇圧阻止手
    段を設けたことを特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記昇圧阻止手段として、前記風胴に開
    閉自在な開口部を設けた請求項4に記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】 他のファンが回転している状態で特定の
    ファンを回転始動させる場合において、 当該特定のファンと対応する流路を閉塞し、又は風胴の
    開口部を開いた状態で、特定のファンを回転始動させる
    ようにしたことを特徴とするファンの始動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022230073A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 ファナック株式会社 ファンモータを備えたモータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022230073A1 (ja) * 2021-04-27 2022-11-03 ファナック株式会社 ファンモータを備えたモータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法

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