JP2001320138A - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

Info

Publication number
JP2001320138A
JP2001320138A JP2000137309A JP2000137309A JP2001320138A JP 2001320138 A JP2001320138 A JP 2001320138A JP 2000137309 A JP2000137309 A JP 2000137309A JP 2000137309 A JP2000137309 A JP 2000137309A JP 2001320138 A JP2001320138 A JP 2001320138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
printed circuit
circuit board
signal line
crosstalk noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000137309A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Murayama
和彦 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000137309A priority Critical patent/JP2001320138A/ja
Publication of JP2001320138A publication Critical patent/JP2001320138A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線面積が過大となることを回避しつつクロ
ストークノイズを低減することができるプリント基板を
提供する。 【解決手段】 プリント基板は絶縁層9を2層の導体層
8(8a、8b)で挟んで構成される。各導体層8に
は、信号ラインIDが所定間隔で配されると共に、各信
号ラインID間にはそれぞれグランドラインGNDが等
間隔に配される。第1、第2導体層8a、8bのグラン
ドライン(GND1〜6)は、第2、第1導体層8b、
8aの信号ラインID(1、3、5)、ID(2、4、
6)にそれぞれ対向して配置される。信号ラインIDの
幅Ws、グランドラインGNDの幅Wg及び絶縁層厚H
は、H≦0.5mmで且つWg≧Wsが最適とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、コンピュータの
電気配線等に用いられるプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの電気配線等には一
般にプリント基板が用いられるが、デジタル回路で用い
る信号には高次の周波数成分が含まれており、この高調
波成分によるノイズ問題が深刻化している。このノイズ
問題の1つとして、デジタル回路間のデータバスライン
において顕著に表れるクロストークノイズの発生が挙げ
られる。
【0003】図22は、一般的なデータバスラインを示
す図である。
【0004】1は信号ライン(データライン)ID0〜
ID7、2は信号ラインID0〜ID7を駆動するため
のドライバOUT0〜OUT7、3はレシーバIN0〜
IN7である。
【0005】ここで、ドライバOUT3がLOWレベル
を出力し、他のドライバOUT0〜OUT2、OUT4
〜OUT7が同時にHIGHレベルからLOWレベルに
遷移したとする。このとき、信号ラインID3に容量結
合や誘導結合を通じて電流が流れ、電圧変動が生じる。
これがクロストークノイズである。このクロストークノ
イズの発生要因について、2ライン平行配線モデルを用
いて説明する。
【0006】図23は、長さlの2ライン平行配線モデ
ルを表す図である。
【0007】4は誘導ラインL1、5は非誘導ラインL
2、6は電源Vin、7は抵抗Rである。同図のよう
に、信号ラインを並列配置することによって、ストレキ
ャパシタによる容量結合Cm及び信号ライン間の相互イ
ンダクタンスLmが現れる。
【0008】端子Aに、図24に示すような立ち上がり
時間Tr、電圧値Vsからなる電圧波形Vin(t)を
印加した場合を考える。この電圧波形Vin(t)の印
加により誘導ラインL1に電流が流れ、非誘導ラインL
2には、容量結合Cmを通じて流れ込む電流成分(容量
結合モード)と相互インダクタンスLmにより発生する
誘導電流成分(誘導結合モード)の2つの電流成分が発
生する。
【0009】容量結合Cmを通じて流れ込んだ電流は、
電源Vin6に近い側の端子(以下、「近端」と称す
る)A’と遠い側の端子(以下、「遠端」と称する)
B’とに向かって流れる(Ic)。従って、近端A’と
遠端B’とでは、極性の異なる電流が流れることにな
る。一方、相互インダクタンスLmにより発生した電流
Ilは、近端A’と遠端B’とで極性が同じである。よ
って、近端A’では、2つのモードは重畳され、遠端
B’では打ち消し合うように作用する。
【0010】この2ライン平行配線モデルにおける非誘
導ラインL2上のクロストーク電圧V(x,t)は、下
記数式1により表される。
【0011】
【数1】V(x,t)=kf×x×d/dt[Vin
(t−(Td×x/l))]+kb×{[Vin(t−
(Td×x/l))]−[Vin(t−2Td+(Td
×x/l))]} ここで、kf=−(l/2)×[(Lm/Z0)−(C
m×Z0)] kb=l/(4×Td)×[(Lm/Z0)+(Cm×
Z0)] Td=線路長lの信号伝搬時間 Z0=配線の特性インピーダンス である。
【0012】従って、クロストークノイズを低減させる
ためには、信号ライン間の容量結合、誘導結合が小さく
なるようにするのが望ましい。信号ライン間の容量結合
を小さくする手段としては、信号ライン間隔を広くと
る、あるいは信号ライン−グランドライン間の低インピ
ーダンス化を図る等が有効である。
【0013】具体的にクロストークノイズの低減を図っ
た技術として、従来では、信号ラインを複数の配線層に
配するようにしたプリント基板が知られている(特開平
5−198954号公報)。
【0014】図25は、この従来のプリント基板の構成
を示す部分断面図である。
【0015】同図に示すように、導体層8は複数層(第
1導体層8a、第2導体層8b、第3導体層8c、第4
導体層8d)で構成される。また、絶縁層9は、導体層
8の各層間に介在している(第1絶縁層9a、第2絶縁
層9b、第3絶縁層9c)。そして、信号ラインID
は、第1導体層8a及び第2導体層8bに分けて互い違
いの位置に配置されている。これにより、各信号ライン
間の間隔を広げ、容量結合を小さくしてクロストークノ
イズの低減を図っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
デジタル機器の高機能化、小型化に伴い、使用されるデ
ジタル信号の高速化が進んでおり、デジタル回路の動作
クロックは数百MHzを超え、またバスラインについて
もデータ転送クロックは100MHzを超えている。今
後、一層の高機能化が求められ、それに伴う動作クロッ
クの高速化、バス幅の増大、データ転送クロックの高速
化、配線の高密度化が進むのは必至であり、クロストー
クノイズの増大が一層懸念されている。
【0017】このような状況の中、上記図4に示すよう
な従来のプリント基板では、絶縁層厚が厚い場合は有効
であるが、多層プリント基板等のように絶縁層厚が薄い
ものでは信号ライン間隔を十分に確保することができ
ず、ノイズ低減効果が小さくなる。
【0018】また、グランドガード配線を採用すること
も考えられるが、信号ラインの配線領域が通常の2倍程
度に大きくなるという短所があり、高密度化の要請に沿
わない。
【0019】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、配線面積が過大
となることを回避しつつクロストークノイズを低減する
ことができるプリント基板を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1のプリント基板は、電気回路を構成
するための複数の導体層と、該複数の導体層を絶縁する
ために各導体層間に設けられた少なくとも1つの絶縁層
とを備えたプリント基板において、信号ラインを前記複
数の導体層に配すると共に、少なくとも1つの導体層に
おいて、該導体層に配された信号ライン間にグランドラ
インを配したことを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2のプリント基板は、上記請求項1記載の構成におい
て、前記少なくとも1つの導体層において配されたグラ
ンドラインは、該導体層に隣接する少なくとも一方の導
体層に配された信号ラインに対向して配置されたことを
特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3のプリント基板は、上記請求項1または2記載の構成
において、前記絶縁層の層厚は約0.5mm以下で、且
つ前記グランドラインの配線幅は前記信号ラインの配線
幅に対して同等以上の値に設定されたことを特徴とす
る。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4のプリント基板は、電気回路を構成するための複数の
導体層と、該複数の導体層を絶縁するために各導体層間
に設けられた少なくとも1つの絶縁層とを備えたプリン
ト基板において、第1の信号ラインを前記複数の導体層
のうち少なくとも1つの導体層に配すると共に、前記少
なくとも1つの導体層に配された第1の信号ライン間に
第2の信号ラインを複数配したことを特徴とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5のプリント基板は、電気回路を構成するための複数の
導体層と、該複数の導体層を絶縁するために各導体層間
に設けられた少なくとも1つの絶縁層とを備えたプリン
ト基板において、第1の信号ラインを前記複数の導体層
のうち少なくとも1つの導体層に配すると共に、前記少
なくとも1つの導体層に配された第1の信号ライン間に
第2の信号ライン及びグランドラインを配したことを特
徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6のプリント基板は、上記請求項4または5記載の構成
において、前記第1の信号ラインは、複数同時にスイッ
チングされ得るラインである一方、前記第2の信号ライ
ンは、前記第1の信号ラインとは同時にスイッチングさ
れないラインであることを特徴とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7のプリント基板は、上記請求項4〜6のいずれか1項
に記載の構成において、前記絶縁層の層厚は約1mm以
下で、且つ前記第1、第2の信号ラインの配線ピッチは
約0.5mm以下に設定されたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るプリント基板の構成を示す図であ
る。同図(a)は部分断面図を示し、同図(b)は配線
レイアウトを示す平面図である。本実施の形態では2層
構造の基板を例にとるが、3層以上の複数層の基板にも
適用可能である。
【0029】同図(a)に示すように、本プリント基板
は絶縁層9を2層の導体層8(第1導体層8a及び第2
導体層8b)で挟んで構成される。第1導体層8aに
は、データラインである信号ラインID(ID0、ID
2、ID4、ID6)が所定間隔で配されると共に、各
信号ラインID間にはそれぞれグランドラインGND
(GND1、GND2、GND3)が等間隔に配されて
いる。第2導体層8bにも同様に、信号ラインID1、
ID3、ID5、ID7が所定間隔で配されると共に、
各信号ラインID間にはそれぞれグランドラインGND
4、GND5、GND6が等間隔に配されている。ただ
し、第1導体層8aと第2導体層8bとでは、信号ライ
ンIDの配置位置が互い違いとなっており、信号ライン
ID2、ID4、ID6に対向してグランドラインGN
D4、GND5、GND6が配置され、信号ラインID
1、ID3、ID5に対向してグランドラインGND
1、GND2、GND3が配置されている。
【0030】すなわち、信号ラインIDは2層に分散さ
れ、且つ各信号ラインIDの左右及び上下方向の対向位
置(直下または真上)にグランドラインGNDが配置さ
れる構成となっている。これにより、信号ラインIDと
グランドラインGNDとの間の容量結合が強まり、信号
ラインID間の容量結合Cmが相対的に弱まることか
ら、クロストークノイズが低減する。さらに、後述する
ように、信号ラインID間の誘導結合Lmが低下するの
で、クロストークノイズが一層低減する。しかも、2層
に分散したことにより、基板の小型化にも寄与する。
【0031】図2は、従来の一般的なバスライン構成の
プリント基板の構成を示す断面図である。本プリント基
板は絶縁層を2層の導体層で挟んで構成されるが、信号
ラインは全て上層の導体層に等間隔で配されており、信
号ライン間にはグランドラインは配されていない。
【0032】本実施の形態のプリント基板のノイズ低減
効果を確認するために、クロストークノイズの測定を行
った。比較のために、上記従来の一般的なバスライン構
成のプリント基板(図2)、及び前述した従来のプリン
ト基板(特開平5−198954号公報)(図25)に
ついても同様にしてクロストークノイズの測定を行っ
た。
【0033】測定は、導体層8の厚さを12μm、絶縁
層9の厚さを1mm、信号ラインIDの幅を200μ
m、ライン間隔を200μm、信号ラインIDのライン
長を100mmに設定して作成したプリント基板で行
い、振幅3V、立ち上がり時間約500psの電圧を信
号ラインID0〜ID2、ID4〜ID7に同時に印加
した場合に、信号ラインID3に現れたクロストークノ
イズ波形を観測した。
【0034】図3〜図5は、この信号ラインID3に現
れたクロストークノイズの波形を示す図である。図3は
従来の一般的なバスライン構成のプリント基板(図2)
の場合、図4は従来のプリント基板(図25)の場合、
図5は本実施の形態のプリント基板(図1)の場合を示
す。各図共、横軸が時間(time)(ns)、縦軸が
電圧値Volts(V)を示す。また、各図共、図
(a)は信号ラインID0〜ID2、ID4〜ID7に
印加した波形を示し、図(b)は電源に近い側の端子
(以下、「近端」と称する)(図23参照)側のクロス
トークノイズの波形を示し、図(c)は電源に遠い側の
端子(以下、「遠端」と称する)側のクロストークノイ
ズの波形を示す。
【0035】図3(b)、(c)と図4(b)、(c)
とを比較すると、図2の構成に対して図25の構成では
ほとんど改善効果がみられない。しかし、これらと図5
(b)、(c)とを比較すると、図1の構成では、図
2、図25の構成に対してクロストークノイズが大幅に
低減していることがわかる。これは、クロストークノイ
ズの大きさが、信号ライン−電源間の容量結合だけでな
く、非誘導ラインに流れる電流の経路及びそのリターン
電流の経路によって形成されるループ面積にも依存する
ためである。
【0036】図6は、2ライン平行配線モデルを表す図
である。一般に、同図に示す非誘導ラインL2に流れる
電流Ic、Ilとそのリターン電流Ir(グランドに流
れる電流)の電流の経路ILOによって囲まれた面積
(ループ面積AS)が小さいほど信号ライン間の誘導結
合が低下する。しかし、従来の図25の構成では、図7
に示すように、非誘導ラインL2’に流れる電流のリタ
ーン電流Ir’は、そのほとんどが内層の導体層(8
c)に流れる。従って、ループ面積AS(AS’)は大
きなものとなっている。
【0037】これに対し、本実施の形態では、図1に示
すように、グランドラインGNDを信号ラインIDに対
向する位置、及び信号ラインIDの両側に配置したこと
により、信号ラインID−グランドラインGND間で形
成されるリターン電流の経路のループ面積ASが小さく
なり、誘導結合Lmが低下する。よって、クロストーク
ノイズが効果的に低減されるのである。
【0038】このように、信号ラインID間の容量結合
Cmを弱めると共に、信号ラインID間の誘導結合Lm
を低下させて、クロストークノイズを効果的に低減する
ことができる。
【0039】次に、本実施の形態のプリント基板におい
て、最適な配線ピッチ、線幅等を検討する。
【0040】図8は、本プリント基板の配線レイアウト
の一例を示す部分断面図である。
【0041】同図に示すように、信号ラインIDの幅中
心からグランドラインGNDの幅中心までの距離(以
下、「配線ピッチD」と称する)を略一定に設定した場
合、信号ラインIDの幅Ws、グランドラインGNDの
幅Wg、信号ラインIDとグランドラインGNDとのラ
イン間隔S、及び絶縁層9の厚さHの組み合わせを種々
変更し、それに対する発生クロストークノイズを測定し
た。
【0042】測定は、上記と同様に、振幅3V、立ち上
がり時間約500psの電圧を信号ラインID0〜ID
2、ID4〜ID7に同時に印加した場合に、信号ライ
ンID3に現れたクロストークノイズレベルを観測する
ことにより行った。
【0043】図9は、この信号ラインID3に現れたク
ロストークノイズのレベルを示す図である。同図(a)
は近端側、同図(b)は遠端側のクロストークノイズの
レベルをそれぞれ示す。横軸が絶縁層厚H(mm)、縦
軸がノイズレベル(mV)を示す。
【0044】組み合わせとしては、第1の組み合わせ
(Ws=0.2mm、Wg=0.6mm、S=0.1m
m)、第2の組み合わせ(Ws=0.4mm、Wg=
0.4mm、S=0.1mm)、第3の組み合わせ(W
s=0.6mm、Wg=0.2mm、S=0.1mm)
で行った。
【0045】Wg<Wsの場合(第3の組み合わせ)で
は、絶縁層厚Hが薄く(特に0.5mm以下に)なると
クロストークノイズが上昇している。これは、グランド
ライン幅Wgが小さくなることによって信号ラインID
とグランドラインGNDとの容量結合が小さくなり、信
号ラインID間の容量結合が強くなることに加えて、絶
縁層厚Hが薄くなることで、隣接する導体層の信号ライ
ンID間の間隔が狭くなりそれらの容量結合が強くなる
からであると考えられる。
【0046】Wg≧Wsの場合(第1または第2の組み
合わせ)ではこれとは逆に、絶縁層厚Hが薄く(特に
0.5mm以下に)なるとクロストークノイズが低下し
ている。これは、グランドライン幅Wgが大きくなるこ
とによってグランドラインGNDとの容量結合が強くな
り、さらに絶縁層厚Hが薄くなることでその傾向が一層
強くなって、信号ラインID間の容量結合が相対的に弱
まることに加えて、非誘導ラインに流れる電流の経路及
びそのリターン電流の経路によって形成されるループ面
積ASが小さくなって誘導結合が低下するからであると
考えられる。
【0047】一方、絶縁層厚Hが0.5mm以上である
ときは、ノイズレベルはあまり変化しなくなる。これ
は、信号ラインIDに対向するグランドラインGNDと
の容量結合が小さくなり、隣接するグランドラインGN
Dとの結合が支配的になるからであると考えられる。
【0048】以上の結果から、絶縁層厚Hが0.5mm
以下である場合において、Wg≧Wsに設定したとき、
従来に対して最もクロストークノイズの低減効果が大き
く、好ましい配線レイアウトであるといえる。
【0049】本実施の形態によれば、信号ラインIDを
複数の導体層に配すると共に、信号ラインID間にグラ
ンドラインGNDを配したので、信号ラインIDとグラ
ンドラインGNDとの間の容量結合を強めることがで
き、さらにグランドラインGNDを信号ラインIDに対
向して配置したので、対向するグランドラインGNDと
の間の容量結合も強めることができ、それらの結果、信
号ラインID間の容量結合Cmを相対的に小さくするこ
とができる。しかも非誘導ラインに流れる電流の経路及
びそのリターン電流の経路によって形成されるループ面
積ASを小さくして誘導結合Lmを低下させることがで
きる。従って、クロストークノイズを効果的に低減する
ことができる。しかも、信号ラインIDを複数層に分散
したことで、配線面積が過大となることを回避すること
ができる。さらに、絶縁層厚H≦0.5mmで且つWg
≧Wsに設定することで、小型化及び配線の高密度化の
要請に応えつつクロストークノイズを効果的に低減する
ことができる。
【0050】なお、本実施の形態では2層構造を例示し
たが、例えば4層以上の多層基板に適用してもよい。多
層構造に適用した場合は、信号ラインID−電源ライン
間の容量結合を一層強めることができ、信号ラインID
間の容量結合Cmを一層低下させることができること、
及びグランドラインGND及び電源ライン自体の低イン
ピーダンス化が実現できること、等から非常に有効であ
る。
【0051】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係るプリント基板の構成を示す図で
ある。同図(a)は部分断面図を示し、同図(b)は配
線レイアウトを示す平面図である。本実施の形態では2
層構造の基板を例にとるが、3層以上の複数層の基板に
も適用可能である。
【0052】同図(a)に示すように、本プリント基板
は絶縁層9を2層の導体層8(第1導体層8a及び第2
導体層8b)で挟んで構成される。第1導体層8aに
は、データラインである信号ラインID(ID0、ID
1、ID2)が所定間隔で配されると共に、各信号ライ
ンID間にはそれぞれコントロールラインCNTが2本
ずつ(CNT0及びCNT1、CNT2及びCNT3)
配されている。
【0053】本実施の形態で用いられる信号ラインID
は同時にスイッチングされる可能性が高いものである。
一方、コントロールラインCNTは信号ラインIDとは
同時にスイッチングされることがない。信号ラインID
間にコントロールラインCNTを2本ずつ配置したこと
で、同時スイッチングされ得る信号ラインIDの隣接配
置を回避し、後述するように、コントロールラインCN
Tに過大なクロストークノイズを発生させることなく、
信号ラインIDに発生するクロストークノイズを低減し
ている。
【0054】図11は、従来の一般的な構成のプリント
基板の構成を示す断面図である。本プリント基板は絶縁
層を2層の導体層で挟んで構成されるが、信号ラインI
D0〜ID2は上層の導体層にまとまって等間隔で3本
配されており、コントロールラインCNT0〜CNT3
は、信号ラインID0〜ID2の左方にまとまって等間
隔で4本配されている。信号ライン間にはコントロール
ラインは配されていない。
【0055】本実施の形態のプリント基板のノイズ低減
効果を確認するために、クロストークノイズの測定を行
った。比較のために、上記従来の一般的な構成のプリン
ト基板(図11)についても同様にしてクロストークノ
イズの測定を行った。
【0056】測定は、導体層8の厚さを12μm、絶縁
層9の厚さを0.8mm、信号ラインID及びコントロ
ールラインCNTの各幅を200μm、各ライン間隔を
300μm、ライン長を100mmに設定して作成した
プリント基板で行い、振幅3V、立ち上がり時間約50
0psの電圧を信号ラインID0、ID2に同時に印加
した場合に、信号ラインID1及びコントロールライン
CNT3(図10では信号ラインID2に隣接してい
る)に現れたクロストークノイズ波形を観測した。
【0057】図12〜図15は、測定したクロストーク
ノイズの波形を示す図である。図12、図13は従来の
一般的な構成のプリント基板(図11)の場合、図1
4、図15は本実施の形態のプリント基板(図10)の
場合を示す。各図共、横軸が時間(time)(n
s)、縦軸が電圧値Volts(V)を示す。
【0058】また、図12(a)は、信号ラインID0
に印加した波形、同図(b)は信号ラインID1の近端
側のクロストークノイズの波形、同図(c)は信号ライ
ンID1の遠端側のクロストークノイズの波形、図13
(a)はコントロールラインCNT3の近端側のクロス
トークノイズの波形、同図(b)はコントロールライン
CNT3の遠端側のクロストークノイズの波形をそれぞ
れ示す。同様に、図14(a)は、信号ラインID0に
印加した波形、同図(b)は信号ラインIDの近端側の
クロストークノイズの波形、同図(c)は信号ラインI
Dの遠端側のクロストークノイズの波形、図15(a)
はコントロールラインCNT3の近端側のクロストーク
ノイズの波形、同図(b)はコントロールラインCNT
3の遠端側のクロストークノイズの波形をそれぞれ示
す。
【0059】図12(b)、(c)と図14(b)、
(c)を比較すると、従来の一般的な構成(図11)よ
りも本実施の形態の構成(図10)の方が、信号ライン
ID1のノイズレベルが低下していることがわかる。ま
た、図13(a)、(b)と図15(a)、(b)を比
較すると、本実施の形態の構成(図10)でコントロー
ルラインCNT3に現れるクロストークノイズのレベル
は、従来の一般的な構成(図11)とほとんど変わらず
に維持されていることがわかる。
【0060】すなわち、信号ラインID同士が隣接せず
離間しているので、信号ラインID間の容量結合が弱ま
ることから、信号ラインIDに現れるクロストークノイ
ズを低減することができる。また、仮に信号ラインID
間にコントロールラインCNTを1本しか配置しなかっ
た場合は、コントロールラインCNTの両側に信号ライ
ンIDが配されることになり、両側の信号ラインIDが
同時にスイッチングしたとき、挟まれたコントロールラ
インCNTに大きなクロストークノイズが発生する。し
かし、本実施の形態では信号ラインID間にコントロー
ルラインCNTを2本配したので、信号ラインIDの同
時スイッチングによるコントロールラインCNTへのク
ロストークノイズの発生が抑えられている。
【0061】本実施の形態によれば、同時スイッチング
される信号ラインIDの隣接配置を回避して、同時スイ
ッチングによるクロストークノイズを効果的に低減する
ことができる。
【0062】なお、本実施の形態における配線レイアウ
トの最良の形態については後述する。
【0063】(第3の実施の形態)図16は、本発明の
第3の実施の形態に係るプリント基板の構成を示す部分
断面図である。本実施の形態では、第2の実施の形態に
係るプリント基板(図10)に対し、信号ラインID間
に配置された2本のコントロールラインCNTのうちの
一方をグランドラインGNDに代えた点が相違する。
【0064】同図に示すように、本プリント基板は絶縁
層9を2層の導体層8(第1導体層8a及び第2導体層
8b)で挟んで構成される。第1導体層8aには、デー
タラインである信号ラインID(ID0、ID1、ID
2)が所定間隔で配されると共に、各信号ラインID間
にはそれぞれコントロールラインCNT及びグランドラ
インGNDが1本ずつ(コントロールラインCNT0及
びグランドラインGND0、コントロールラインCNT
2及びグランドラインGND1)が配されている。
【0065】本実施の形態のプリント基板のノイズ低減
効果を確認するために、クロストークノイズの測定を行
い、従来の一般的な構成(図11)及び第2の実施の形
態の構成(図10)の構成との比較を行った。
【0066】測定は、第2の実施の形態で説明したのと
同様であり、導体層8の厚さを12μm、絶縁層9の厚
さを0.8mm、信号ラインID、コントロールライン
CNT及びグランドラインGNDの各幅を200μm、
各ライン間隔を300μm、ライン長を100mmに設
定して作成したプリント基板で行い、振幅3V、立ち上
がり時間約500psの電圧を信号ラインID0、ID
2に同時に印加した場合に、信号ラインID1及びコン
トロールラインCNT0に現れたクロストークノイズ波
形を観測した。
【0067】図17、図18は、本実施の形態のプリン
ト基板(図16)の場合における測定したクロストーク
ノイズの波形を示す図である。図の見方は図12〜図1
5と同様である。
【0068】図17(a)は、信号ラインID0に印加
した波形、同図(b)は信号ラインID1の近端側のク
ロストークノイズの波形、同図(c)は信号ラインID
1の遠端側のクロストークノイズの波形、図18(a)
はコントロールラインCNT0の近端側のクロストーク
ノイズの波形、同図(b)はコントロールラインCNT
0の遠端側のクロストークノイズの波形をそれぞれ示
す。
【0069】図14(b)、(c)と図17(b)、
(c)を比較すると、信号ラインID1におけるクロス
トークノイズが一層低減されていることがわかる。これ
は、グランドラインGNDが配されたことで、信号ライ
ンID−グランドラインGND間の容量結合が大きくな
り、信号ラインID間の容量結合が相対的に小さくなっ
たからであると考えられる。
【0070】本実施の形態によれば、第2の実施の形態
と同様の効果を奏するだけでなく、信号ラインIDにお
ける一層のクロストークノイズの低減を図ることができ
る。
【0071】次に、第2、第3の実施の形態のプリント
基板において、最適な配線レイアウトを考える。
【0072】信号ラインID、コントロールラインCN
T及びグランドラインGNDの各ラインの幅中心とそれ
に隣接するラインの幅中心との距離(以下、「配線ピッ
チD」と称する)と絶縁層9の厚さHの組み合わせを種
々変更し、それに対する発生クロストークノイズを測定
した。
【0073】測定は、上記と同様に、振幅3V、立ち上
がり時間約500psの電圧を信号ラインID0、ID
2に同時に印加した場合に、信号ラインID1に現れた
クロストークノイズレベルを観測することにより行っ
た。比較のために、従来の一般的な構成(図11)、第
2の実施の形態の構成(図10)についても同様に測定
した。
【0074】図19〜図21は、この信号ラインID1
に現れたクロストークノイズのレベルを示す図である。
図19は従来の一般的な構成(図11)、図20は第2
の実施の形態の構成(図10)、図21は、第3の実施
の形態の構成(図16)におけるレベルを示す。各図
共、図(a)は近端側、図(b)は遠端側のクロストー
クノイズのレベルをそれぞれ示す。横軸が絶縁層厚H
(mm)、縦軸がノイズレベル(mV)を示す。配線ピ
ッチDは0.3mm、0.5mm、0.7mmというよ
うに変え、絶縁層厚Hも種々変えてみた。
【0075】図19と図20を比較すると、図20では
図19に比べ、全体的にクロストークノイズが低減され
ており、特にH<1mmの領域で低減効果が大きいこと
がわかる。近端側におけるD=0.3mmのときはそれ
が顕著である。
【0076】図19と図21を比較すると、図21では
図19に比べ、全体的にクロストークノイズが低減さ
れ、図20の場合よりも一層低減効果が大きいことがわ
かる。
【0077】以上の結果から、特に配線ピッチDが小さ
く(D≦0.5mm)、且つ絶縁層厚Hも薄い(H≦1
mm)場合においては、従来の一般的な構成(図11)
ではクロストークノイズがほとんど低減されないが、第
2、第3の実施の形態では、クロストークノイズが効果
的に低減されることがいえる。従って、第2、第3の実
施の形態では、D≦0.5mmで且つH≦1mmに設定
するのが、従来に対して最もクロストークノイズの低減
効果が大きく、小型化や配線の高密度化の要請に応える
上で好ましい配線レイアウトであるといえる。
【0078】なお、第2の実施の形態において、信号ラ
インID間に配されるコントロールラインCNTの数は
2本に限ることなく、複数であれば何本でもよい。また
第3の実施の形態においては、信号ラインID間に配さ
れるコントロールラインCNTの数、及びグランドライ
ンGNDの数は複数であってもよい。さらに、第1の実
施の形態においても、信号ラインID間に配されるグラ
ンドラインGNDの数は複数であってもよい。
【0079】なお、第2、第3の実施の形態において、
信号ラインIDが配される導体層は複数であってもよ
い。
【0080】各実施の形態では信号ラインIDのクロス
トークノイズ低減を例示したが、これ以外の例えばアド
レスライン等の信号線について同様に適用してもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るプリント基板によれば、信号ラインとグランドラ
イン間の容量結合を強めて信号ライン間の容量結合を小
さくすること、並びに非誘導ラインに流れる電流の経路
及びリターン電流の経路により形成されるループ面積を
小さくして誘導結合を小さくすることにより、配線面積
が過大となることを回避しつつクロストークノイズを低
減することができる。
【0082】本発明の請求項2に係るプリント基板によ
れば、対向する信号ライン及びグランドライン間の容量
結合を強めて信号ライン間の容量結合を小さくすると共
に、誘導結合を小さくすることにより、配線面積が過大
となることを回避しつつクロストークノイズを低減する
ことができる。
【0083】本発明の請求項3に係るプリント基板によ
れば、機器の小型化、配線の高密度化を図りつつクロス
トークノイズを低減することができる。
【0084】本発明の請求項4に係るプリント基板によ
れば、第1の信号ラインの隣接配置を回避して、配線面
積が過大となることを回避しつつ、信号ラインの同時ス
イッチングによるクロストークノイズを効果的に低減す
ることができる。
【0085】本発明の請求項5に係るプリント基板によ
れば、第1の信号ラインの隣接配置を回避して、配線面
積が過大となることを回避しつつ、信号ラインの同時ス
イッチングによるクロストークノイズを効果的に低減す
ることができる。
【0086】本発明の請求項6に係るプリント基板によ
れば、同時スイッチングされる信号ラインの隣接配置を
回避してクロストークノイズを効果的に低減することが
できる。
【0087】本発明の請求項7に係るプリント基板によ
れば、機器の小型化、配線の高密度化を図りつつクロス
トークノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプリント基板
の構成を示す図である。
【図2】従来の一般的なバスライン構成のプリント基板
の構成を示す断面図である。
【図3】信号ラインID3に現れたクロストークノイズ
の波形を示す図である(従来の一般的なバスライン構
成)。
【図4】信号ラインID3に現れたクロストークノイズ
の波形を示す図である(従来の構成)。
【図5】信号ラインID3に現れたクロストークノイズ
の波形を示す図である(第1の実施の形態の構成)。
【図6】2ライン平行配線モデルを表す図である。
【図7】非誘導ラインに流れる電流の経路及びそのリタ
ーン電流の経路によって形成されるループを説明するた
めの図である。
【図8】第1の実施の形態に係るプリント基板の配線レ
イアウトの一例を示す部分断面図である。
【図9】信号ラインID3に現れたクロストークノイズ
のレベルを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るプリント基
板の構成を示す図である。
【図11】従来の一般的な構成のプリント基板の構成を
示す断面図である。
【図12】測定したクロストークノイズの波形を示す図
である(従来の一般的な構成)。
【図13】測定したクロストークノイズの波形を示す図
である(従来の一般的な構成)。
【図14】測定したクロストークノイズの波形を示す図
である(第2の実施の形態の構成)。
【図15】測定したクロストークノイズの波形を示す図
である(第2の実施の形態の構成)。
【図16】本発明の第3の実施の形態に係るプリント基
板の構成を示す部分断面図である。
【図17】第3の実施の形態における測定したクロスト
ークノイズの波形を示す図である。
【図18】第3の実施の形態における測定したクロスト
ークノイズの波形を示す図である。
【図19】信号ラインID1に現れたクロストークノイ
ズのレベルを示す図である(従来の一般的な構成)。
【図20】信号ラインID1に現れたクロストークノイ
ズのレベルを示す図である(第2の実施の形態の構
成)。
【図21】信号ラインID1に現れたクロストークノイ
ズのレベルを示す図である(第3の実施の形態の構
成)。
【図22】一般的なデータバスラインを示す図である。
【図23】長さlの2ライン平行配線モデルを表す図で
ある。
【図24】印加される電圧波形Vin(t)を示す図で
ある。
【図25】従来のプリント基板の構成を示す部分断面図
である。
【符号の説明】
8 導体層 9 絶縁層 ID 信号ライン GND グランドライン CNT コントロールライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路を構成するための複数の導体層
    と、該複数の導体層を絶縁するために各導体層間に設け
    られた少なくとも1つの絶縁層とを備えたプリント基板
    において、 信号ラインを前記複数の導体層に配すると共に、 少なくとも1つの導体層において、該導体層に配された
    信号ライン間にグランドラインを配したことを特徴とす
    るプリント基板。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの導体層において配
    されたグランドラインは、該導体層に隣接する少なくと
    も一方の導体層に配された信号ラインに対向して配置さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層の層厚は約0.5mm以下
    で、且つ前記グランドラインの配線幅は前記信号ライン
    の配線幅に対して同等以上の値に設定されたことを特徴
    とする請求項1または2記載のプリント基板。
  4. 【請求項4】 電気回路を構成するための複数の導体層
    と、該複数の導体層を絶縁するために各導体層間に設け
    られた少なくとも1つの絶縁層とを備えたプリント基板
    において、 第1の信号ラインを前記複数の導体層のうち少なくとも
    1つの導体層に配すると共に、 前記少なくとも1つの導体層に配された第1の信号ライ
    ン間に第2の信号ラインを複数配したことを特徴とする
    プリント基板。
  5. 【請求項5】 電気回路を構成するための複数の導体層
    と、該複数の導体層を絶縁するために各導体層間に設け
    られた少なくとも1つの絶縁層とを備えたプリント基板
    において、 第1の信号ラインを前記複数の導体層のうち少なくとも
    1つの導体層に配すると共に、 前記少なくとも1つの導体層に配された第1の信号ライ
    ン間に第2の信号ライン及びグランドラインを配したこ
    とを特徴とするプリント基板。
  6. 【請求項6】 前記第1の信号ラインは、複数同時にス
    イッチングされ得るラインである一方、前記第2の信号
    ラインは、前記第1の信号ラインとは同時にスイッチン
    グされないラインであることを特徴とする請求項4また
    は5記載のプリント基板。
  7. 【請求項7】 前記絶縁層の層厚は約1mm以下で、且
    つ前記第1、第2の信号ラインの配線ピッチは約0.5
    mm以下に設定されたことを特徴とする請求項4〜6の
    いずれか1項に記載のプリント基板。
JP2000137309A 2000-05-10 2000-05-10 プリント基板 Withdrawn JP2001320138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000137309A JP2001320138A (ja) 2000-05-10 2000-05-10 プリント基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000137309A JP2001320138A (ja) 2000-05-10 2000-05-10 プリント基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001320138A true JP2001320138A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18645101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000137309A Withdrawn JP2001320138A (ja) 2000-05-10 2000-05-10 プリント基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001320138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128227A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 赤外線検出器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128227A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 赤外線検出器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3143565B2 (ja) フレキシブルプリント配線、その接続装置、及び電気回路装置
KR100378511B1 (ko) 집적회로용볼그리드어레이패키지
JP2877132B2 (ja) 多層プリント基板とその製造方法
US8063480B2 (en) Printed board and semiconductor integrated circuit
US10470296B2 (en) Printed circuit board, printed wiring board, and differential transmission circuit
US7271348B1 (en) Providing decoupling capacitors in a circuit board
KR20000062832A (ko) 자기 디스크 장치
JP2008288505A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2009252816A (ja) 配線回路基板
JPH0685459B2 (ja) プリント回路の結線パタ−ン構造及びその経路指示方法
JPH09199818A (ja) グランド間接続構造
JPH11233951A (ja) プリント配線板
TW201230485A (en) Crosstalk reduction for microstrip routing
JPH11261238A (ja) 多層プリント配線板と該多層プリント配線板を搭載した電子機器
JP2001320138A (ja) プリント基板
US9078352B2 (en) Low inductance flex bond with low thermal resistance
US7375978B2 (en) Method and apparatus for trace shielding and routing on a substrate
JP2006121377A (ja) 入力回路及び半導体装置
JP4227985B2 (ja) プリント回路基板を用いた電源
JPS61104868A (ja) 感熱記録ヘツド
JPH0936504A (ja) プリント基板の信号伝送線路の配線構造
JP2002151917A (ja) 配線基板及び電子機器
JP2009026909A (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP2000223799A (ja) 配線基板及びその製造方法
JP2004304134A (ja) 配線基板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060316

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807