JP2001320078A - 光半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
光半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
光の反射率を出来る限り抑え、かつ、表面保護膜の膜厚
のばらつきによる入射光の反射率のばらつきを抑えるこ
とが要望されている。この要望に答えるために簡便な光
半導体装置を提供する。 【解決手段】この光半導体装置は、ホトダイオード21
上に表面保護膜36を形成する。そして、その表面保護
膜36上にはシリコン酸化膜45等は形成されず、直接
空気に接する。そのことにより、光が入射する表面保護
膜36の膜厚のばらつきが小さくなり、反射光量を低減
し、ホトダイオード21の光電流変換効率を向上でき
る。
Description
バイポーラICとを一体化した光半導体装置に関し、ホ
トダイオードを被覆する表面保護膜であるシリコン窒化
膜に光を直接あてることでホトダイオードの感度のばら
つきを抑える光半導体装置に関する。
リシックに形成した光半導体装置は、受光素子と回路素
子とを別個に作ってハイブリットIC化したものと異な
り、コストダウンが期待でき、また、外部電磁界による
雑音に対して強いというメリットを持つ。
て、例えば特開平1―205564号公報に記載された
ものが公知である。これを図10に示す。この光半導体
装置は、ホトダイオード10とNPNトランジスタ11
とを一体化してモノリシックに形成することができた。
そして、光半導体装置はP型の半導体基盤1、P型のエ
ピタキシャル層2、N型のエピタキシャル層3、P+型
分離領域4、N+型分離領域5、N+型埋め込み層6、P
型ベース領域7、N+型エミッタ領域8等から成る。こ
こで、ホトダイオード10はP型のエピタキシャル層2
とN型のエピタキシャル層3とのPN接合で形成し、N
+型分離領域5をカソード取出し、P+型分離領域4をア
ノード取出しとしたものである。NPNトランジスタ1
1はP型のエピタキシャル層2とN型のエピタキシャル
層3との間にN+型埋め込み層6を設け、N型のエピタ
キシャル層3をコレクタとしたものである。そして、P
型の半導体基盤1からのオートドープ層12によって加
速電界を形成し、空乏層より深部の領域で発生したキャ
リアの移動を容易にしたものである。
されたシリコン酸化膜9は、膜厚1200(nm)で形
成された。そして、このシリコン酸化膜9は直接空気に
さらされて形成され、光信号の波長がこのシリコン酸化
膜9を通過してホトダイオード10に入射していた。
ダイオード10上にパッシベーションされたシリコン酸
化膜9は、その後の作業工程による各種のエッチングや
シリコン酸化膜により、膜厚にばらつきが生じる。おお
よそこのシリコン酸化膜9のばらつきは、1200(n
m)±200(nm)の範囲で生じる。この結果、シリ
コン酸化膜9を通過した光はエピタキシャル層のシリコ
ン表面で反射するが、その厚みにより反射する量に差が
生じる。具体的には図11に示したように、このシリコ
ン酸化膜9の膜厚のばらつきにより、反射率は5〜32
%の範囲で変動する。
厚にばらつきが生じることにより、光信号を規則的にホ
トダイオード10で受光することができない。そのこと
により、ホトダイオード10の光電流変換効率を向上さ
せることが困難となり、ホトダイオード10を用いた製
品における信頼性が得られないという問題が生じた。
の問題に鑑みてなされたもので、ホトダイオード10上
にパッシベーションされる表面保護膜は、容量形成用の
窒化膜とする。シリコン窒化膜の膜厚を90(nm)±
9(nm)の範囲で管理する。そして、シリコン窒化膜
上にはシリコン酸化膜は形成されず、直接光がシリコン
窒化膜に入射する構造になっている。このことで、従来
のシリコン酸化膜の膜厚のばらつきによる入射光の反射
率のばらつきを無くすことに特徴を有する。また、本発
明では、表面保護膜として形成されるシリコン窒化膜上
にシリコン酸化膜を形成しない。そのため、シリコン窒
化膜上に形成されたシリコン酸化膜はその都度エッチン
グされるのではなく、最後にシリコン窒化膜上のシリコ
ン酸化膜をウエットエッチングで完全に除去することに
特徴を有する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
2、およびNPNトランジスタ23とを組み込んだIC
の断面図である。同図において、P型の単結晶シリコン
基板24に気相成長法によりノンドープで積層した厚さ
10〜20μmの第1のエピタキシャル層25を形成
し、第1のエピタキシャル層25上に気相成長法により
リン(P)ドープで積層した厚さ4〜7μmの第2のエ
ピタキシャル層26を形成する。P型の単結晶シリコン
基板24は一般的なバイポーラICのものより不純濃度
の低い40〜60Ω・cmの比抵抗のものを用い、第1
のエピタキシャル層25はノンドープで積層することに
より、積層時で1000Ω・cm以上、拡散領域を形成
するための熱処理を与えた後の完成時で200Ω・cm
以上の比抵抗を有する。第2のエピタキシャル層26
は、リン(P)を1015〜1016cm-3程ドープするこ
とにより、0.5〜3.0Ω・cmの比抵抗を有する。
は、両者を完全に貫通するP+型分離領域27によって
ホトダイオード21を形成する第1の島領域28と、容
量素子22を形成する第2の島領域29と、NPNトラ
ンジスタ23を形成する第3の島領域30とに電気的に
分離される。この分離領域27は、P型の単結晶シリコ
ン基板24表面から上下方向に拡散した第1の分離領域
31と、第1と第2のエピタキシャル層25、26の境
界から上下方向に拡散した第2の分離領域32と、第2
のエピタキシャル層26表面から形成した第3の分離領
域33から成り、3者が連結することで第1と第2のエ
ピタキシャル層25、26を島状に分離する。
ャル層26表面には、ホトダイオード21のカソード取
り出しとなるN+型分離領域34を形成する。N+型分離
領域34を第1の島領域の略全面に拡大すると、カソー
ドの取り出し直列抵抗を低減できる。
5は部分的に開放され、この開口部を覆うようにしてシ
リコン表面に直に接触する表面保護膜36を形成する。
表面保護膜36の膜厚は、90(nm)±9(nm)の
範囲内で管理され、その材料はシリコン窒化膜から成
る。
の表面には、容量素子22の一方の電極となるN+型の
下部電極領域37を形成する。下部電極領域37の表面
はシリコン酸化膜35が除去され、表面を覆うようにし
て容量素子22の誘電体被膜38を形成する。誘電体被
膜38はホトダイオード21の表面保護膜36と共通の
工程で形成され、材質、膜厚が共通である。誘電体被膜
38の上部には下部電極領域37と対向するようにAl
から成る上部電極39を形成する。尚、N+型埋め込み
層40は第1と第2のエピタキシャル層25、26の境
界部に埋め込まれている。
エピタキシャル層25、26の境界部には、N+型埋め
込み層41が埋め込まれている。埋め込み層41上方の
第2のエピタキシャル層26表面には、NPNトランジ
スタ23のP型のベース領域42、N+型のエミッタ領
域43、およびN+型のコレクタコンタクト領域44を
形成する。
量素子22の誘電体被膜38およびNPNトランジスタ
23上のシリコン酸化膜35には再びシリコン酸化膜4
5で覆われる。そして、これらのシリコン酸化膜35、
45を貫通するコンタクトホールを介して、容量素子2
2およびNPNトランジスタ23上に1stAlによる
電極配線がコンタクトする。容量素子22の上部電極3
9は上記した1stAlによるものである。ホトダイオ
ード21においては、分離領域27の表面にアノード電
極(図示せず)が配設され、N+型分離領域34の表面
保護膜36を一部除去した部分にはカソード(図示せ
ず)が配設される。
膜による層間絶縁膜47が被覆し、その上に2ndAl
層、ポリイミド系のジャケット・コート48が覆う。ホ
トダイオード21上のシリコン酸化膜45、層間絶縁膜
47およびジャケット・コート48は光入射のため除去
される。
5Vの如きVCC電位を、アノード電極GND電位を印加
した逆バイアス状態で動作させる。このような逆バイア
ス状態を与えると、ホトダイオード21の第1と第2の
エピタキシャル層25、26の境界から空乏層が拡が
り、第1のエピタキシャル層25が高比抵抗層であるこ
とから特に第1のエピタキシャル層25中に大きく拡が
る。その空乏層はP型の単結晶シリコン基板24に達す
るまで容易に拡がり、厚さ10〜15μmの極めて厚い
空乏層を得ることができる。そのため、ホトダイオード
21の接合容量を低減し、高速応答を可能にする。
ドープで積層すると、エピタキシャル成長工程中、エピ
タキシャル層はP型の単結晶シリコン基板24や第1の
分離領域31から飛散したボロン(B)がシリコン原子
と再結合して堆積したり、外界からの予期せぬ不純物
(主としてボロン)の侵入によって、イントリシック層
に極めて近いP型層となり得る。しかしながら、N型反
転することはまずあり得ないので、N型の第2のエピタ
キシャル層26を形成することにより空乏層形成に適し
たPIN接合又はPN接合を容易に形成できる。
は、アノード側では低抵抗の分離領域27を介してアノ
ード電極に達するので、ホトダイオード21の直列抵抗
を小さくできる。カソード側は全面を覆うように形成し
たN+型拡散領域34で回収するので、直列抵抗を小さ
くできる。
の表面保護膜36を説明する。
1の表面が表面保護膜36で覆われ、表面保護膜36は
直接空気と接することになる。上記したように、表面保
護膜36の膜厚は、90(nm)±9(nm)の範囲内
で管理され、その材料はシリコン窒化膜から成る。ま
た、本発明では表面保護膜36上にはシリコン酸化膜が
形成されないため、入射する光に対して表面保護膜3
6、つまりシリコン窒化膜の膜厚だけを考慮して、光の
反射量に対処すればよい。
の光がシリコン窒化膜内に入射したときの反射率(%)
をシリコン窒化膜の厚みに応じて示した表である。この
ホトダイオード21のシリコン窒化膜の膜厚は、90
(nm)±9(nm)の範囲内で管理されるので、図9
より入射光の反射率のばらつきは、0.5〜3.1の範
囲内で抑えられる。これは、従来における入射光の反射
率のばらつきである5〜32%(図11参照)に比べ
て、大幅に改善される。つまり、表面保護膜36上にシ
リコン酸化膜45を形成しないことで、光が入射する表
面保護膜36の膜厚のばらつきが小さくなり、光の入射
する場所による反射光量のばらつきを低減し、ホトダイ
オード21の光電流変換効率を向上できる。
量素子22にあっては、誘電体被膜38を膜厚90(n
m)程のシリコン窒化膜にできるので、耐圧と容量密度
のバランスがとれた容量素子22とすることができる。
構造が以下の製造方法によって形成される工程について
説明する。
リコン基板24の表面を熱酸化して酸化膜を形成し、酸
化膜をホトエッチングして選択マスクとする。そして、
P型の単結晶シリコン基板24表面に分離領域27の第
1の分離領域31を形成するボロン(B)を拡散する。
て用いた酸化膜を全て除去した後、P型の単結晶シリコ
ン基板24をエピタキシャル成長装置のサセプタ上に配
置し、ランプ加熱によってP型の単結晶シリコン基板2
4に1140℃程度の高温を与えると共に反応管内にS
iH2Cl2ガスとH2ガスを導入することにより、ノン
ドープの第1のエピタキシャル層25を10〜20(n
m)成長させる。この様にノンドープで成長させると、
全工程が終了し完成時で200〜1500Ω・cmの高
比抵抗層に形成できる。
ピタキシャル層25表面を熱酸化して選択マスクを形成
する。そして、NPNトランジスタ23のN+型埋め込
み層41と容量素子22のN+型埋め込み層40を形成
するアンチモンを拡散する。この熱処理で第1の分離領
域31も少し拡散される。次いで選択マスクを変更し、
分離領域27の第2分離領域32を形成するボロン
(B)を拡散する。そして酸化膜付けを行いながらP型
の単結晶シリコン基板24全体に熱処理を与え、第1と
第2の分離領域31、32を拡散することにより両者を
連結する。
分離領域31は8〜10μm、第2の分離領域32は6
〜8μm拡散される。その後、酸化膜を除去して第1の
エピタキシャル層25の上に膜厚4〜7μmのリンドー
プの第2のエピタキシャル層26を形成する。そして、
第2のエピタキシャル層26表面を熱酸化して選択マス
クを形成し、分離領域27の第3分離領域33を形成す
るボロン(B)を拡散し、熱処理を加えて第2と第3の
分離領域32、33を連結する。この工程で第2の分離
領域32は上方向へ4〜5μm、第3の分離領域33は
2〜3μm拡散される。そしてベース拡散を行って第3
の島領域30にNPNトランジスタ23のベース領域4
2を形成する。尚、分離領域27の第3の分離領域33
とベース領域42とを同時に形成しても良い。
行って第3の島領域30にNPNトランジスタ23のエ
ミッタ領域43とコレクタコンタクト領域44を形成す
る。そして同時に、第2の島領域29に容量素子22の
下部電極領域37を、第1の島領域28にホトダイオー
ド21のN+型拡散領域34を形成する。
34と下部電極領域37上のシリコン酸化膜35を除去
し、CVD法によって上記膜厚のシリコン窒化膜を堆積
し、ホトエッチングすることでホトダイオード21の表
面保護膜36と容量素子22の誘電体被膜38とを形成
する。
膜45の形成、コンタクトホールの形成、Alの堆積と
ホトエッチングによる1stAlの電極46の形成、層
間絶縁膜47と2ndAl電極の形成、パッシベーショ
ン被膜48の形成によって図1の光半導体装置の構造と
なる。
のN+型拡散領域34上のシリコン窒化膜36が形成さ
れた後、上記したように、シリコン窒化膜36上に他の
工程による形成されたシリコン酸化膜45等を最後まで
連続して堆積させる。
た後、ホトダイオード21上にも容量素子22およびN
PNトランジスタ23上に形成されるシリコン酸化膜4
5等を同様に形成する。しかし、ホトダイオード21上
に形成されるシリコン酸化膜45等は、容量素子22お
よびNPNトランジスタ23の工程に合わせてエッチン
グされずに堆積したままである。そして、容量素子22
およびNPNトランジスタ23の工程に合わせて最後の
パッシベーション被膜48の形成まで、ホトダイオード
21上にはシリコン酸化膜45等を連続して堆積させ
る。
酸化膜45等はこの部分だけをウエットエッチングされ
ることで、表面保護膜36が露出する。その結果、図1
に示した光半導体装置の構造となる。
基づき作業を行うことで、効率よく、かつ、シリコン窒
化膜の膜厚の精度も良く形成する作業を行うことができ
る。つまり、図1に示したように、各ICごとに形成さ
れる膜厚も異なり、また、エッチングされる厚さも異な
る。そのことにより、一度入射光の反射率等を考慮して
適した膜厚に形成されたシリコン窒化膜が、エッチング
により膜厚にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
き、シリコン窒化膜は除去されないエッチング液を使用
する。その結果、完全にシリコン窒化膜が露出するまで
ウエットエッチングを行うことができ、またその時、シ
リコン窒化膜が除去されることがない。
半導体装置は以下のような効果を有する。
て、ホトダイオード上にシリコン窒化膜から成る表面保
護膜が、入射光の反射率を考慮して適した膜厚に形成さ
れる。そして、その表面保護膜上にはシリコン酸化膜等
は形成されず、表面保護膜は直接空気にさらされてい
る。そのことにより、表面保護膜上にシリコン酸化膜を
形成しないことで、光が入射する表面保護膜の膜厚のば
らつきが小さくなる。その結果、入射光の反射光量を低
減し、ホトダイオードの光電流変換効率を向上できる。
方法において、ホトダイオードのN +型拡散領域上のシ
リコン窒化膜が形成された後、シリコン窒化膜上に他の
工程により形成されたシリコン酸化膜を最後まで連続し
て堆積させる。そして最後に、シリコン窒化膜上に他の
工程により形成されたシリコン酸化膜をシリコン窒化膜
は除去されないエッチング液を用いてウエットエッチン
グをすることにより一度に除去する。そのことにより、
シリコン窒化膜上のシリコン酸化膜が完全にエッチング
され、また、シリコン窒化膜はエッチングされないので
膜厚にばらつきが生じることが避けられる。
である。
を示す図である。
である。
を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、 前記半導体基板の表面に形成したエピタキシャル層と、 前記エピタキシャル層を複数の島領域に形成する一導電
型の分離領域と、 島領域のエピタキシャル層表面に形成したホトダイオー
ドの一方の取り出し領域となる拡散領域と、 前記ホトダイオードを形成する領域のエピタキシャル層
表面を被覆する表面保護膜とを備え、 前記表面保護膜は、単層のシリコン窒化膜であることを
特徴とする光半導体装置。 - 【請求項2】 前記表面保護膜は、受光した光を直接受
けることを特徴とする請求項1に記載した光半導体装
置。 - 【請求項3】 一導電型の半導体基板を準備する工程
と、 前記半導体基板上にほぼノンドープの第1のエピタキシ
ャル層を形成する工程と、 前記第1のエピタキシャル層上に逆導電型の第2エピタ
キシャル層を形成する工程と、 前記第2のエピタキシャル層表面にホトダイオードの一
方の取り出し領域となる拡散領域を形成する工程と、 前記拡散領域上に単層の窒化膜より成る表面保護膜を形
成する工程と、 前記窒化膜を被覆する酸化膜を形成する工程と、 前記窒化膜上の前記酸化膜をウェットエッチングにより
完全に除去する工程とを具備する光半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 一導電型の半導体基板を準備する工程
と、 前記半導体基板上にほぼノンドープの第1のエピタキシ
ャル層を形成する工程と、 前記第1のエピタキシャル層上に逆導電型の第2エピタ
キシャル層を形成する工程と、 前記第2のエピタキシャル層表面にホトダイオードの一
方の取り出し領域となる拡散領域を形成する工程と、 前記拡散領域上に単層のシリコン窒化膜より成る表面保
護膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜を被覆するシリコン酸化膜を形成す
る工程と、 前記シリコン窒化膜上の前記シリコン酸化膜をウェット
エッチングにより完全に除去する工程とを具備する光半
導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 一導電型の半導体基板を準備する工程
と、 前記半導体基板上にほぼノンドープの第1のエピタキシ
ャル層を形成する工程と、 前記第1のエピタキシャル層上に逆導電型の第2エピタ
キシャル層を形成する工程と、 前記第1および第2のエピタキシャル層を貫通する一導
電型の分離領域を形成し、第1の島領域と第2の島領域
に分離する工程と、 前記第1の島領域の前記第2のエピタキシャル層表面に
ホトダイオードの一方の取り出し領域となる拡散領域
を、前記第2の島領域に容量素子の下部電極領域を形成
する工程と、 前記拡散領域および前記下部電極領域上に単層の窒化膜
より成る表面保護膜と誘電体被膜を同時に形成する工程
と、 前記表面保護膜および誘電体被膜上を酸化膜で被覆する
工程と、 前記表面保護膜上の前記酸化膜をウェットエッチングに
より完全に除去する工程とを具備する光半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137475A JP2001320078A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | 光半導体装置およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2001320078A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7067347B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-06-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method of manufacturing optical semiconductor integrated circuit device |
US7235418B2 (en) | 2003-09-29 | 2007-06-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Manufacturing method of optical semiconductor integrated circuit device |
JP2009027203A (ja) * | 2008-11-06 | 2009-02-05 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 光センサ用ダイオード、これを用いた画像入力回路、および画像入力回路の駆動方法 |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000137475A patent/JP2001320078A/ja active Pending
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US7067347B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-06-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method of manufacturing optical semiconductor integrated circuit device |
US7235418B2 (en) | 2003-09-29 | 2007-06-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Manufacturing method of optical semiconductor integrated circuit device |
JP2009027203A (ja) * | 2008-11-06 | 2009-02-05 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 光センサ用ダイオード、これを用いた画像入力回路、および画像入力回路の駆動方法 |
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