JP2001319584A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその製造方法

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JP2001319584A
JP2001319584A JP2000139066A JP2000139066A JP2001319584A JP 2001319584 A JP2001319584 A JP 2001319584A JP 2000139066 A JP2000139066 A JP 2000139066A JP 2000139066 A JP2000139066 A JP 2000139066A JP 2001319584 A JP2001319584 A JP 2001319584A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程における電極形成基板の品質検査で
の不具合を防止することができると共に輝度を向上させ
ることができるプラズマディスプレイパネル及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 ガラス基板1の表示領域2上には、相互
に平行な複数の透明電極6a及び6bが形成され、その
上には、透明電極に沿って線状の夫々バス電極4a及び
4bが形成されている。そして、バス電極4a及び4b
の両端は、表示領域2の外部において夫々正方形の検査
端子部10a及び10bに接続されている。バス電極4
aの一方の端部は検査端子部10aに接続され、更に引
き出し部7aにより外部の駆動回路に接続される端子接
続部5に接続され、他方の端部は表示領域外で検査端子
部10bに接続されている。検査端子部10a、10b
の1辺の長さL、及び引き出し部7a、7bの線幅は、
バス電極4a、4bの線幅より大きく、例えば100μ
mとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP(Plasma Display Panel))及びそ
の製造方法に関し、特に、製造工程で生じる不具合の防
止を図ったプラズマディスプレイパネル及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、PDP用基板の製造工程では、電
極形成基板の品質検査として、電極の断線及び短絡を検
出するためのプロービング検査が行われる。プロービン
グ検査とは、テスターに接続されたピンプローブを、透
明電極上のバス電極の両端にコンタクトさせ、抵抗値の
違いで断線の有無を判定する方法である。
【0003】図7は、従来のPDPの前面基板を示す平
面図である。図7に示すように、PDPの前面基板とな
るガラス基板101の表示領域102には、1対の維持
電極及び走査電極から構成される放電電極(表示電極)
となる透明電極106a、106bが相互に平行に複数
本形成されている。PDPでは透明電極間のプラズマ放
電に比較的大電流を要し、大型であるために生じる電圧
降下を抑制するため、透明電極106a、106bのみ
では抵抗が高いので、各透明電極106a、106b上
に、この透明電極106a、106bの抵抗値を低くす
るための夫々金属バス電極104a、104bが夫々透
明電極106a、106bに沿うように形成されてい
る。PDPにおいては、例えば、後面基板(図示せず)
上に透明電極106a、106bとは直交するように形
成されるデータ電極(図示せず)と共に3電極面放電型
のPDPが構成され、予備放電期間に放電電極間に放電
電圧を超える電圧を印加して予備放電を行い、書き込み
期間にデータ電極に書き込みパルスを印加して表示を行
わない表示セルの壁電荷を消去して放電を停止させる。
そして、維持期間に放電電極に維持パルスを印加して、
放電セルの放電を維持する。そして、1対の走査電極及
び維持電極からなる透明電極106a、106bに駆動
パルスを印加するため、透明電極106a、106b上
に夫々形成されたバス電極104a及び104bは、相
互に逆方向の1端が引き出し部によって放電電極を駆動
する外部の駆動回路(図示せず)に接続する端子接続部
105と接続される。従って、図7に示す表示領域の1
端側においては、バス電極104a及び104bのう
ち、バス電極104aのみが引き出し部107aによっ
て端子接続部105に接続されている。従来のPDPの
前面基板においては、バス電極104aと端子接続部1
05とを接続する引き出し部107aはバス電極104
aと同じ線幅を有して形成されている。このような前面
基板101のバス電極104a、104bのプロービン
グ検査をする際に、ピンプローブを接触させるプロービ
ング検査部として、バス電極の一方側の端部に接続され
る端子接続部105と、バス電極の表示領域102にお
ける端部とを使用する。従って、例えばバス電極104
aの検査は、バス電極104aが接続されている端子接
続部105と、これとは反対側のバス電極104aの表
示領域102側の端部(図示せず)とを使用し、これら
にピンプローブを接触させ、その抵抗値により断線等を
検査する。また、対となるバス電極104a及び104
bの表示領域102における夫々端部110a及び11
0bをピンプローブに接触させることにより、対となる
バス電極104a及び104bがショートしているか否
かを検査することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バス電
極104a、104bの線幅を極めて細く設計するとプ
ロービング検査でピンプローブとバス電極104a、1
04bの表示領域102における端部110a、110
bとの接触面積が十分に取れずコンタクト不良が頻繁に
発生する。また、ピンプローブの打痕でバス電極104
a、104bが断線し、表示領域内に不点灯セル、又
は、不点灯ラインが発生する。PDP固有の問題とし
て、バス電極が蛍光体の発光を遮蔽することで生じる輝
度の低下が挙げられるが、PDPでは、上述した如く、
プラズマ放電に比較的大電流を要し、大型であるために
生じる電圧降下を抑制するため、表示電極の抵抗値を低
くする金属バス電極は欠かせない。よって、バス電極
は、蛍光体の発光の遮蔽を最小限にするため、更に細く
なる傾向にあり、また、パネルの解像度が更に高精細な
ものになると、更に一層細くする必要がある。従って、
従来の構造では、輝度向上を目的にバス電極を極めて細
く設計するとプロービング検査で不具合が多発するとい
う問題点がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、製造工程における電極形成基板の品質検査
での不具合を防止することができると共に輝度を向上さ
せることができるプラズマディスプレイパネル及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラズマデ
ィスプレイパネルは、前面基板と、前記前面基板に放電
空間を介して対向配置される後面基板と、この後面基板
の前記前面基板と対向する面に一方に延びるように形成
されたデータ電極と、前記前面基板の前記後面基板と対
向する面に前記データ電極と直交するように形成された
複数個の透明な放電電極と、前記各放電電極上に前記放
電電極に沿って形成された複数個の線状のバス電極と、
前記データ電極と前記放電電極とが対向する表示領域の
外部に形成され前記バス電極の両端に接続された矩形の
複数対の検査端子部と、前記放電電極を駆動する駆動回
路に接続される端子接続部と、前記検査端子部と前記端
子接続部とを接続する引き出し部と、を有し、前記検査
端子部の隣り合う2辺の長さが共に前記バス電極の線幅
Wよりも大きいことを特徴とする。
【0007】本発明に係る他のプラズマディスプレイパ
ネルは、前面基板と、前記前面基板に放電空間を介して
対向配置される後面基板と、この後面基板の前記前面基
板と対向する面に一方に延びるように形成されたデータ
電極と、前記前面基板の前記後面基板と対向する面に前
記データ電極と直交するように形成された複数個の透明
な放電電極と、前記各放電電極上に前記放電電極に沿っ
て形成された複数個の線状のバス電極と、前記データ電
極と前記放電電極とが対向する表示領域の外部に形成さ
れ前記バス電極の両端に接続された複数対の検査端子部
と、前記放電電極を駆動する駆動回路に接続される端子
接続部と、前記検査端子部と前記端子接続部とを接続す
る引き出し部と、を有し、前記バス電極の線幅をWとし
たとき、前記検査端子部の面積がW×Wより大きいこと
を特徴とする。
【0008】本発明においては、PDPの前面基板の表
示領域に設けるバス電極と表示領域外で接続する検査端
子部を設け、この検査端子部の隣り合う2辺がバス電極
の幅Wより広いか、又は検査端子部の面積がW×W以上
であるため、製造工程で実施される電極形成基板の品質
検査でのピンプローブと検査端子部との接触面積を広く
とることができる。従って、コンタクト不良、接触によ
る損傷等の不具合を防止すると共に、検査端子部を有し
ているのでパネルの電圧特性及び外観に影響を与えるこ
となく表示領域内のバス電極を極めて細くすることがで
き、輝度を向上させることができる。
【0009】前記検査端子部の隣り合う2辺は、例えば
100μm以上である。また、前記検査端子部の面積
は、例えば10000μm2以上である。更に、前記引
き出し部の線幅が前記バス電極の線幅Wよりも大きい方
が好ましい。引き出し部はプロービング検査の前に行わ
れる画像検査において欠陥の検出もれが生じやすいが、
引き出し部の線幅が太いと欠陥自体が生じにくくなる。
【0010】また、前記バス電極のうち任意の本数目の
バス電極に接続する第1の検査端子部と前記任意の本数
目以外のバス電極と表示領域外にて夫々接続する第2の
検査端子部とは形状を異ならせてもよい。更に、前記検
査端子部は矩形であって、前記バス電極のうち任意の本
数目のバス電極に接続される第1の検査端子部と前記任
意の本数目以外のバス電極と接続される第2の検査端子
部とは辺の長さを異ならせてもよい。これにより、形状
又は辺の長さが他とは異なる検査端子部を目印にすると
電極本数を数えやすく、作業性が向上する。
【0011】本発明に係るプラズマディスプレイパネル
の製造方法は、前面基板となるガラス基板上に透明金属
膜を形成する工程と、前記透明金属膜をパターニングし
て放電電極を形成する工程と、前記透明電極上に感光性
を有する金属膜を形成する工程と、前記透明電極上で線
状となるバス電極とこのバス電極の両端に接続された矩
形の複数対の検査端子部と前記放電電極を駆動する駆動
回路に接続される端子接続部と前記検査端子部及び前記
端子接続部を接続する引き出し部とが形成されるように
設計されたガラスマスクを介して前記金属膜を露光、現
像、焼成して前記バス電極、検査端子部、引き出し部及
び端子接続部を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の第1の実施例に係るプラズマディスプレイパネルを示
す上面図、図2は、図1に示す領域Aを拡大して示す上
面図である。
【0013】図1及び図2に示すように、ガラス基板1
の表示領域2上には、相互に平行な複数の透明電極6a
及び6bが形成され、1対の透明電極6a及び6bから
放電電極が構成されている。更に、この1対の透明電極
6a及び6b上には、透明電極6a、6bに沿って線状
の夫々バス電極4a及び4bが形成されている。そし
て、バス電極4a及び4bの両端は、表示領域2の外部
において夫々正方形の検査端子部10a及び10bに接
続されている。そして、対となるバス電極4a及び4b
のうち、一方のバス電極4aの一方の検査端子部10a
は、引き出し部7aによって、放電電極に駆動パルスを
印加する外部駆動回路(図示せず)に接続される端子接
続部5に接続され、他方のバス電極4bは、バス電極4
aと逆側の他方の検査端子部10bが引き出し部7bに
より端子接続部5に接続されている。本実施例の正方形
の検査端子部10a、10bの1辺の幅L、及び引き出
し部7a、7bの線幅は、バス電極4a、4bの線幅よ
り大きく、例えば100μmとなっている。なお、検査
端子部10a、10bの形状は長方形であってもよく、
この場合は、短辺をバス電極4a、4bの線幅より太く
する。更に、検査端子部10a、10bの形状は円形等
でもよく、この場合、検査端子部の面積が10000μ
2以上である。これらの検査端子部10a、10b及
び端子接続部5は、PDPの製造工程おいて実施される
プロービング検査(品質検査)の検査用端子として使用
される。
【0014】本発明においては、バス電極4a、4bが
表示領域外で接続される検査端子部10a、10bの隣
り合う2辺が例えば100μm以上であるか、又は検査
端子部の面積が例えば10000μm2以上である。こ
れは、検査端子部の大きさをプロービング検査に使用す
るピンプローブの先端の大きさ及び検査装置の位置精度
を含んだ値とするためで、このような大きさを有する検
査端子部を設けることにより、ピンプローブとの接触不
良等のプロービング検査における不具合を防止すること
ができる。例えば、ピンプローブの先端の大きさを50
μm程度とし、これに±20μm程度の装置の位置精度
を含んだ値としたとき、好ましい隣り合う2辺の大きさ
が100μm以上、又は好ましい検査端子部の面積が1
0000μm2以上となる。なお、検査端子部10a、
10bには、電極を製造する際の誤差、プロービング検
査に使用するピンプローブの大きさ、及びプロービング
検査装置の位置精度等を含んだ大きさが必要であって、
これらの値に応じて適宜変更すればよい。
【0015】次に、本実施例のプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法について説明する。先ず、ITO又は酸
化スズ等からなる膜をスパッタ等により形成し、エッチ
ング又はリフトオフ法によりパターニングを行って透明
電極を形成する。その上に感光性銀ペーストをベタ塗り
し、乾燥した後、上述したように、表示領域2において
はバス電極4a、4bとなり、表示領域外部3におい
て、各バス電極4a及び4bの両端に接続する夫々検査
端子部10a及び10b、検査端子部のうち一方から引
き出される引き出し部7a、及びこの引き出し部7aに
接続する端子接続部5が構成されるように設計されたガ
ラスマスクを介して露光、現像、焼成する。なお、上述
した如く、検査端子部の幅Lが例えば100μmの一定
値以上の幅を有していればよいので、検査端子部10
a、10bと引き出し部7a、7bと端子接続部5とは
全て同一幅であってもよいし、異なっていてもよい。
【0016】次に、このPDPの前面基板1に形成され
たバス電極4a及び4bのプロービング検査の方法につ
いて説明する。図3(a)及び(b)は、プロービング
検査の方法を示す模式図である。図3(a)に示すよう
に、プロービング検査のプローブは、一端がテスター
(図示せず)に接続されており、複数個のピンプローブ
P1〜Pn(nは自然数)から構成され、例えばピンプ
ローブP1とP2との間、P3とP4との間等である隣
接する各1対のピンプローブ間の距離がaとなってい
る。更に、例えばピンプローブP2とP3との間等であ
る各ピンプローブ対同士の間の距離がbとなっている。
この距離aは、対となるバス電極4a及び4bに接続す
る夫々検査端子部10a及び10bの間の距離に対応
し、また、距離bは、1対の透明電極6a及び6b上に
形成される対となるバス電極4a及び4bのバス電極4
bに接続される検査端子部10bと、隣接する他の対と
なる透明電極6a及び6b上に形成される対となるバス
電極4a及び4bのバス電極4aに接続される検査端子
部10aとの間の距離に対応している。また、本実施例
のガラス基板1に形成される1対の透明電極6a及び6
b上に形成される1対のバス電極4a及び4bは、間隔
cを隔てて相互に平行に形成されている。更に、1対の
透明電極6a及び6b上に形成される対となるバス電極
4a及び4bのバス電極4bと、隣接する他の対となる
透明電極6a及び6b上に形成される対となるバス電極
4a及び4bのバス電極4aとの間の距離はdとなって
いる。
【0017】プローブを使用してPDPのガラス基板1
に形成されたバス電極4a、4bのプロービング検査を
する際には、ピンプローブを表示領域2の外に設けられ
たバス電極4aの一方の端部である検査端子部10aと
他方の端部である端子接続部5とにコンタクトさせ、抵
抗値を測定し、所定の抵抗値より高い場合は断線してい
るものと判定する。
【0018】また、図3(b)は、図3(a)とは、対
となるバス電極4a及び4bの形成位置を変更した例を
示している。図3(b)に示すように、放電電極に形成
される1対のバス電極4a及び4bの間隙を狭めて距離
eとしている。従って、1対の透明電極6a及び6b上
に形成される対となるバス電極4a及び4bのバス電極
4bと、隣接する他の対となる透明電極6a及び6b上
に形成される対となるバス電極4a及び4bのバス電極
4aとの間の距離はfとなり、図3(a)の距離dより
広くなっている。本実施例においては、このように対と
なるバス電極4a及び4bの間隔を変更しても、表示領
域外でこのバス電極4a及び4bに接続する検査端子部
10a及び10bの幅Lが広いため、バス電極4a及び
4bとの接続位置が変更するのみで、検査端子部10a
と10bとの間隔は変化しない。従って、対となるバス
電極4a及び4bの間隔が変更されてもプロービング検
査に使用する各ピンプローブの位置を変更することなく
プロービング検査に使用することができる。
【0019】本実施例によれば、バス電極のプロービン
グ検査に使用する検査用の端子としてその幅が例えば1
00μmである検査端子部10a及び10bを設けたた
め、ピンプローブとプローブ検査用端子(検査端子部1
0a又は10b及び端子接続部5)との接触面積を十分
に取ることができ、コンタクト不良を防止することがで
きる。また、ピンプローブの打痕により検査端子部10
a、10bが傷ついても、検査端子部10a、10bの
幅がピンプローブによる傷の大きさより太いため、断線
には至らない。また、検査端子部10a、10bが形成
されるのは、表示領域2の外部であるため、パネルの電
圧特性及び外観には影響しない。
【0020】また、表示領域のバス電極の太さはプロー
ビング検査の制約を受けずに任意に設計できるため、表
示領域内のバス電極を極めて細くして蛍光体の発光を遮
蔽する面積を低減させることが可能となり、PDPの輝
度が向上する。
【0021】更に、表示領域のバス電極の間隔に設計変
更が生じても、検査端子部10a、10bの幅が広く形
成されているため、バス電極4a、4bと検査端子部1
0a、10bとの接続位置を変更するか、又は検査端子
部10a、10bの幅を調整するのみで、ピンプローブ
とのコンタクト部位である検査端子部10a、10bの
位置に変更は生じない。従って、ピンプローブの間隔
(距離a、b)を変更することなく、同一プローブで、
プロービング検査が行うことができる。これにより、プ
ローブを改めて作製する必要がなく、また、プローブ交
換等の段取り換えがなくなり、コスト低減及び作業性向
上の効果を奏する。PDPのバス電極の間隔は、図3
(a)に示すように、バス電極4a及び4bとの間隔を
広くすると縦に並ぶセル間での電荷の干渉が起こり、ま
た、図3(b)に示すように、バス電極狭くすると輝度
の低下が起こる。よって、設計変更が生じやすいが、本
発明のPDPにおけるガラス基板に形成されるバス電極
4a、4bには、その両端に端子部10a、10bが形
成されているため、バス電極のこのような設計変更に対
して端子部10a、10bを形成する位置を変更するこ
となくコストを低減して作業性を向上させる。
【0022】また、本実施例においては検査端子部10
a、10bを設けてその幅をバス電極より太くすると共
に、この検査端子部10a、10bから引き出される引
き出し部7a、7bの線幅も太くしている。従って、本
実施例においては、以下の効果も有する。通常PDPの
電極検査は、プロービング検査の前に画像検査を行って
いる。この画像検査によって外観から電極の断線等の不
具合を検査し、この検査で不具合が確認されなかったも
ののみ、最終検査としてプロービング検査が行われる。
画像検査においては、図2に示すように、バス電極4
a、4bに対して引き出し部7a、7b等は傾斜して設
けられているが、バス電極4a、4bの画像検査を行う
場合、画像検査のアルゴリズムの制約上、これらの傾斜
した部位の検出力はバス電極4a、4bに比べると劣る
ため、通常、引き出し部の画像検査では、欠陥の検出洩
れが生じやすい。しかし、本実施例のように、引き出し
部7a、7bの線幅も検査端子部10a、10bと同様
に太く形成することにより、引き出し部に欠陥自体が生
じにくくなるため、検査洩れが生じにくくなり、引き出
し部に生じた欠陥による断線等が起こりにくくなる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は、本発明の第2の実施例のPDPのガラス
基板を示す上面図である。なお、図2に示す第2の実施
例において、図1及び図2に示す第1の実施例と同一構
成要素には同一の符号を伏してその詳細な説明は省略す
る。図4に示すように、本実施例においては、第1の実
施例で検査端子部10a、10bと同一幅で形成した引
き出し部7a、7bの線幅を細くした引き出し部とす
る。検査端子部10aから引き出される引き出し部17
a及び検査端子部10bから引き出される引き出し部
(図示せず)は本実施例のように、検査端子部10a、
10bより細くてもよい。本実施例においてもバス電極
4a、4bに接続し、バス電極4a、4bの線幅より広
い幅を有する検査端子部10a、10bを有しているた
め、コンタクト不良、接触による損傷等の不具合を防止
すると共に、検査端子部を有しているのでパネルの電圧
特性及び外観に影響を与えることなく表示領域内のバス
電極を極めて細くすることができ、輝度を向上させるこ
とができる。
【0024】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図5は、本発明の第3の実施例のPDP用基板の
要部を拡大して示す平面図である。なお、図5に示す第
3の実施例において、図1及び図2に示す第1の実施例
と同一の構成要素には同一の符号を伏してその詳細な説
明は省略する。図5に示すように、任意の本数目のバス
電極に接続する表示領域外の検査端子部11a、11b
の形状を他の検査端子部10a、10bの形状とは異な
らせる。本実施例においては、この任意の本数を5本と
し、5本目のバス電極であるバス電極4aに接続する検
査端子部11aと、次の5本目のバス電極であるバス電
極4bに接続する検査端子部11bと、というように、
順次5本目のバス電極4a又は4bと接続する検査端子
部11a、11bの形状を円形とし、他のバス電極4
a、4bに接続する正方形の検査端子部10a、10b
の形状とは異ならせる。なお、上述した如く、検査端子
部10a、10b、11a、11bの面積は10000
μm2が好ましい。これにより、他の検査端子部10
a、10bとは形状が異なる円形の検査端子部11a、
11bを目印にできるため、バス電極本数が容易に数え
られる。プロービング検査では、検査結果を基に電極本
数を数えて断線、又は、短絡箇所を任意する作業を伴う
ため、電極本数の取得が容易になれば、作業性が向上す
る。また、検査端子部は表示領域外にあるのでパネルの
品位には影響しない。
【0025】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図6は、本発明の第4の実施例のPDP用基板の
要部を拡大して示す平面図である。なお、図6に示す第
4の実施例において、図1及び図2に示す第1の実施例
と同一の構成要素には同一の符号を伏してその詳細な説
明は省略する。図6に示すように、任意の本数目のバス
電極4a又は4bと表示領域外で接続する検査端子部の
長さを変える。本実施例においては、5本目のバス電極
及びこの次の5本目のバス電極4a及び4bに接続する
検査端子部12a及び12bを長方形の形状とし、他の
正方形の端子10a及び10bの1辺より、検査端子部
12a、12bの長辺を長くする。これにより、他の検
査端子部10a、10bとは長さが異なる検査端子部1
2a、12bを目印にすることができるため、電極本数
の取得が容易になる。上述した如く、プロービング検査
では、検査結果を基に電極本数を数えて断線、又は、短
絡箇所を任意する作業を伴うため、電極本数の取得が容
易になれば、作業性が向上する。また、検査端子部は表
示領域外にあるのでパネルの品位には影響しない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
バス電極に表示領域外で接続するバス電極の線幅Wより
隣り合う2辺が共にWより長いか、又は面積がW×Wよ
り大きい検査端子部を設けたため、ピンプローブと検査
端子部との接触面積が十分に取れ、コンタクト不良が防
止できる。また、ピンプローブの打痕により電極が傷つ
いても、幅がそれ以上に太いため、断線には至らない。
また、線幅が太く構成される部位は、表示領域の外側で
あるため、パネルの電圧特性及び外観には影響しない。
【0027】また、バス電極の太さはプロービング検査
の制約を受けずに任意に設計できるため蛍光体の発光を
遮蔽する面積を減少させることが可能となり、輝度が向
上する。
【0028】更に、バス電極の間隔に設計変更が生じて
も、検査端子部の幅の調整又はバス電極と検査端子部と
の接続位置の変更のみで、ピンプローブとのコンタクト
部位に変更は生じないため、ピンプローブの間隔を変更
することなく、同一プローブで、プロービング検査が行
うことができる。よって、プローブを改めて作製する必
要がなく、また、プローブ交換等の段取り換えがなくな
り、コスト低減及び作業性向上の効果を奏する。PDP
のバス電極の間隔は、広くすると縦に並ぶセル間での電
荷の干渉が起こり、また、狭くすると輝度の低下が起こ
る。よって、設計変更が生じやすいが、このような設計
変更に対してコストを低減して作業性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るプラズマディスプ
レイパネルを示す上面図である。
【図2】図1に示す領域Aを拡大して示す上面図であ
る。
【図3】プロービング検査の方法を示す模式図である。
【図4】本発明の第2の実施例のプラズマディスプレイ
パネルの要部を拡大して示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施例のプラズマディスプレイ
パネルの要部を拡大して示す平面図である。
【図6】本発明の第4の実施例のプラズマディスプレイ
パネルの要部を拡大して示す平面図である。
【図7】従来のPDP用基板の端子接続部分を示す平面
図である。
【符号の説明】 1、101;ガラス基板 2、102;表示領域 4a、4b、104a、104b;バス電極 5、105;端子接続部 6a、6b、106a、106b;透明電極 7a、7b、17a、107a;引き出し部 10a、10b、11a、11b、12a、12b;検
査端子部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面基板と、前記前面基板に放電空間を
    介して対向配置される後面基板と、この後面基板の前記
    前面基板と対向する面に一方に延びるように形成された
    データ電極と、前記前面基板の前記後面基板と対向する
    面に前記データ電極と直交するように形成された複数個
    の透明な放電電極と、前記各放電電極上に前記放電電極
    に沿って形成された複数個の線状のバス電極と、前記デ
    ータ電極と前記放電電極とが対向する表示領域の外部に
    形成され前記バス電極の両端に接続された矩形の複数対
    の検査端子部と、前記放電電極を駆動する駆動回路に接
    続される端子接続部と、前記検査端子部と前記端子接続
    部とを接続する引き出し部と、を有し、前記検査端子部
    の隣り合う2辺の長さが共に前記バス電極の線幅Wより
    も大きいことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前面基板と、前記前面基板に放電空間を
    介して対向配置される後面基板と、この後面基板の前記
    前面基板と対向する面に一方に延びるように形成された
    データ電極と、前記前面基板の前記後面基板と対向する
    面に前記データ電極と直交するように形成された複数個
    の透明な放電電極と、前記各放電電極上に前記放電電極
    に沿って形成された複数個の線状のバス電極と、前記デ
    ータ電極と前記放電電極とが対向する表示領域の外部に
    形成され前記バス電極の両端に接続された複数対の検査
    端子部と、前記放電電極を駆動する駆動回路に接続され
    る端子接続部と、前記検査端子部と前記端子接続部とを
    接続する引き出し部と、を有し、前記バス電極の線幅を
    Wとしたとき、前記検査端子部の面積がW×Wより大き
    いことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記検査端子部の隣り合う2辺の長さは
    100μm以上であることを特徴とする請求項1に記載
    のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 前記検査端子部の面積が10000μm
    2以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    プラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記引き出し部の線幅が前記バス電極の
    線幅Wよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記検査端子部及び前記引き出し部が同
    一幅で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記検査端子部、前記引き出し部及び前
    記端子接続部が同一幅で形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  8. 【請求項8】 前記バス電極のうち任意の本数目のバス
    電極に接続する第1の検査端子部と前記任意の本数目以
    外のバス電極と表示領域外にて夫々接続する第2の検査
    端子部とは形状が異なることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  9. 【請求項9】 前記検査端子部は矩形であって、前記バ
    ス電極のうち任意の本数目のバス電極に接続される第1
    の検査端子部と前記任意の本数目以外のバス電極と接続
    される第2の検査端子部とは辺の長さが異なることを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  10. 【請求項10】 前面基板となるガラス基板上に透明金
    属膜を形成する工程と、前記透明金属膜をパターニング
    して放電電極を形成する工程と、前記透明電極上に感光
    性を有する金属膜を形成する工程と、前記透明電極上で
    線状となるバス電極とこのバス電極の両端に接続された
    矩形の複数対の検査端子部と前記放電電極を駆動する駆
    動回路に接続される端子接続部と前記検査端子部及び前
    記端子接続部を接続する引き出し部とが形成されるよう
    に設計されたガラスマスクを介して前記金属膜を露光、
    現像、焼成して前記バス電極、検査端子部、引き出し部
    及び端子接続部を形成する工程とを有することを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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