JP2001318274A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JP2001318274A
JP2001318274A JP2000138988A JP2000138988A JP2001318274A JP 2001318274 A JP2001318274 A JP 2001318274A JP 2000138988 A JP2000138988 A JP 2000138988A JP 2000138988 A JP2000138988 A JP 2000138988A JP 2001318274 A JP2001318274 A JP 2001318274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
backplane
optical connector
print board
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000138988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Yukio Hayashi
幸生 林
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2000138988A priority Critical patent/JP2001318274A/ja
Publication of JP2001318274A publication Critical patent/JP2001318274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小スペースで一括して多数のコネクタ接続を
行い接続作業性を向上することのできる光コネクタを提
供する。 【解決手段】 バックプレーン3に取り付けられるバッ
クプレーンハウジング60に複数のコネクタ穴60a,
60a・・・を設け、バックプレーン3に対して進退自在
に設けられたプリントボード2に、バックプレーンハウ
ジング60に対して着脱自在に嵌合するプリントボード
ハウジング50を取り付け、このプリントボードハウジ
ング50に複数のコネクタ穴50a,50a・・・を設け
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコネクタ穴
を備えたバックプレーンコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】プラグイン形式の光コネクタにあって
は、従来からいわゆるバックプレーンコネクタが提供さ
れている。図9は、従来のバックプレーンコネクタの一
例を示す。図9中、符号1はプラグインユニット、2は
プリントボード、3はバックプレーン、4a,4bは光
コネクタプラグ、5はプリントボードハウジング、6は
バックプレーンハウジング、Cはバックプレーンコネク
タ(以下「光コネクタ」と称する)である。光コネクタ
Cは、プリントボードハウジング5を固定したプリント
ボード2をプラグインユニット1に差し込むことで、バ
ックプレーン3に取り付けたバックプレーンハウジング
6にプリントボードハウジング5が嵌合するよう構成さ
れている。嵌合したプリントボードハウジング5および
バックプレーンハウジング6は、光コネクタアダプタ7
を構成し、コネクタ穴5a,6aにそれぞれ突き合わせ
るように差し込まれた光コネクタプラグ4a,4b同士
を接続する。バックプレーンハウジング6は、バックプ
レーン3に対して若干の浮動を許容して取り付けられ、
この浮動により、プリントボードハウジング5との位置
ずれや寸法公差等を吸収することが一般的である。な
お、ここで光コネクタプラグ4a,4bとは、JIS
C 5981に制定される光コネクタフェルール4cを
プラスチック製ハウジングにスプリングにより先端方向
に付勢するように支持した構成の光コネクタである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな構成の光コネクタでは、プリントボードハウジング
とバックプレーンハウジングにそれぞれ一つのコネクタ
穴しか設けられておらず、光コネクタプラグ同士の接続
数が増加すると、光コネクタアダプタの数も増加してプ
ラグインユニット自身が大きくなる。また、接続数の増
加に伴い、接続作業の効率も悪化する。このため、複数
の光コネクタアダプタを小スペースに収納し、かつ、一
括して多数の光コネクタプラグをコネクタ接続して接続
作業性を向上できる光コネクタの開発が求められてい
た。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、小スペースで一括して多数のコネクタ接続
を行い接続作業性を向上することのできる光コネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、バックプレーンに取り付けられるバックプレーンハ
ウジングと、前記バックプレーンに対して進退自在に設
けられたプリントボードに取り付けられ、前記バックプ
レーンハウジングに対して着脱自在に嵌合するプリント
ボードハウジングとを備え、前記バックプレーンハウジ
ングに前記プリントボードハウジングを着脱可能に嵌合
することにより、前記バックプレーンに開口した取付穴
を介して前記バックプレーンハウジングに設けられたコ
ネクタ穴に差し込まれた光コネクタプラグと、前記プリ
ントボードハウジングに設けられたコネクタ穴に差し込
まれた別の光コネクタプラグとが接続されるようになっ
ている光コネクタにおいて、前記バックプレーンハウジ
ングのコネクタ穴および前記プリントボードハウジング
のコネクタ穴が複数設けられてなることを特徴とする。
【0006】このような構成としたことにより、一つの
プリントボードハウジングとバックプレーンハウジング
に複数のコネクタ穴が設けられるため、複数のプリント
ボードハウジングとバックプレーンハウジングを用いる
場合と異なり、設置のためのスペースを必要としない。
プリントボードハウジングとバックプレーンハウジング
には、コネクタ穴が複数設けられており、これらはプリ
ントボードハウジングとバックプレーンハウジングとを
嵌合することで複数組の光コネクタプラグが一括して接
続される。また、プリントボードハウジングとバックプ
レーンハウジングの嵌合を解除すると、複数組の光コネ
クタプラグの接続が一括して解除される。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光コネクタであって、前記プリントボードハウジングお
よび前記バックプレーンハウジングの一方には、前記プ
リントボードハウジングの進退方向に対して垂直に突出
された位置決め凸部が設けられ、前記プリントボードハ
ウジングおよび前記バックプレーンハウジングの他方に
は、前記バックプレーンハウジングに対する前記プリン
トボードハウジングの前進に伴い前記位置決め凸部が挿
入され誘導されることで前記プリントボードハウジング
を前記バックプレーンハウジングに対して位置決めする
位置決め溝が前記プリントボードハウジングの進行方向
に沿って延在形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明に係る光コネクタは、複数のコネク
タ穴が設けられることにより、一つのコネクタ穴が設け
られる場合に比べ全体寸法が大きくなっており、プリン
トボードハウジングとバックプレーンハウジングの僅か
な相対的傾きで端の方の位置ずれを生じやすいが、プリ
ントボードハウジングをバックプレーンハウジングに挿
入する際、位置決め凸部が位置決め溝に挿入され係合す
ると、バックプレーンハウジングに対するプリントボー
ドハウジングの挿入位置が決定される。位置決め凸部
は、プリントボードハウジングの前進に伴い位置決め溝
にガイドされつつ移動しながら、プリントボードハウジ
ングをバックプレーンハウジングとの嵌合位置へ円滑に
誘導する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の光コネクタであって、前記バックプレーンハウ
ジングは、前記バックプレーンに対して取り付けられる
ハウジング本体内に、前記コネクタ穴が形成された内部
ハウジングを若干の浮動を許容して収納した構成とさ
れ、前記ハウジング本体の前記ハウジングを介して互い
に対向する壁部と、各壁部から相手側の壁部に向かって
延出された補強壁部とによって囲まれる内側に前記内部
ハウジングが収納されるようになっていることを特徴と
する。
【0010】このような構成としたことにより、ハウジ
ング本体が補強壁部によって補強され、内部ハウジング
に変位力が作用しても変形しない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
光コネクタを図面に基づき説明する。
【0012】図1〜3に示すように、光コネクタAは、
バックプレーンコネクタであり、バックプレーン3に取
り付けられるバックプレーンハウジング60と、バック
プレーン3に対して進退自在に設けられたプリントボー
ド2に取り付けられ、バックプレーンハウジング60に
対して着脱自在に挿入され嵌合するプリントボードハウ
ジング50とを備えている。そして、バックプレーンハ
ウジング60にプリントボードハウジング50を着脱可
能に嵌合することにより、バックプレーン3に開口した
取付穴8を介してバックプレーンハウジング60に設け
られた断面扁平の四つのコネクタ穴60a,60a・・・
に差し込まれた光コネクタプラグ4bと、プリントボー
ドハウジング50に設けられた断面扁平の四つのコネク
タ穴50a,50a・・・に差し込まれた別の光コネクタ
プラグ4aとが接続されるようになっている。ここで、
コネクタ穴50a,50a・・・および60a,60a・・・
は、短軸方向が上下方向となるように上下方向に一列状
に配設されている。
【0013】なお、この実施例では、光コネクタプラグ
4a,4bは、JIS C 5981に制定される光コ
ネクタフェルール4cをプラスチック製ハウジングにス
プリングにより先端方向に付勢するように支持した構成
の光コネクタである。光コネクタプラグでは、光ファイ
バコードより分岐された光ファイバ心線の先端は、光コ
ネクタフェルールの中央部に一列に配設されており、こ
の両端に、ガイドピンの挿入される穴が設けられてい
る。ガイドピンは、突き合わせて接続される二つの光コ
ネクタプラグのうちいずれか一方の光コネクタフェルー
ルに挿入されて固定されている。一方の光コネクタプラ
グに突出するよう設けられたガイドピンが、他方の光コ
ネクタプラグの穴に挿入されるように両者が接合され、
両者の光ファイバ心線先端同士がこのガイドピンによっ
て光通信可能なように位置決めされ突き合わされるよう
になっている。光コネクタプラグ4a,4bの先端に
は、キー4dが設けられており、コネクタ穴50a,5
0a・・・およびコネクタ穴60a,60a・・・の各々に設
けられたキー溝50b,50b・・・およびキー溝60
b,60b・・・に収納されるようになっている。これら
のキー溝50b,60bは、コネクタ穴50a,60a
の長軸方向中央部、かつ、短軸方向の一方の側に設けら
れている。この他、図1〜3において図9に示されたも
のにそれぞれ対応する部分は、同一の符号を付し、ここ
ではその説明を省略する。
【0014】プリントボードハウジング50は、図4お
よび図5に示すように、コネクタ穴50a,50a・・・
の設けられたプリントボードハウジング本体部51と、
プリントボードハウジング本体部51よりプリントボー
ドハウジング50のバックプレーンハウジング60への
挿入方向に延出する爪部52,52と、プリントボード
ハウジング本体部51の両端に(図4および図5中では
上下に)設けられたプリントボード取付部53,53
と、プリントボードハウジング本体部51の対向する両
端(プリントボード取付部53,53近傍)からそれぞ
れプリントボードハウジング50の挿入方向に沿って延
出する係合爪54,54とを備えている。前記係合爪5
4,54は、バックプレーンハウジング60(具体的に
は後述の内部ハウジング62)に対して係脱可能にに係
合する弾性爪である。
【0015】コネクタ穴50a,50a・・・には、光コ
ネクタプラグ4a,4a・・・と係合するプラグ係合片5
01,501・・・が設けられており、コネクタ穴50
a,50a・・・に挿入してプラグ係合片501,501・
・・に係合保持された光コネクタプラグ4a,4a・・・
は、着脱工具を用いたり、所定の抜去操作を行ったりし
ない限り抜き去ることができないようになっている。
【0016】爪部52には、プリントボードハウジング
50のバックプレーンハウジング60に対する挿入、嵌
合方向に沿って延在する位置決め溝521,521が形
成されている。また、爪部52の先端には、プリントボ
ードハウジング50をバックプレーンハウジング60に
挿入嵌合しやすいようテーパや切欠が設けられている。
さらに、爪部52の互いに向き合う内面には、進退方向
に延在するリブ522,522・・・が設けられている。
【0017】バックプレーンハウジング60は、図6と
図7に示されるように、バックプレーン3に取り付けら
れるハウジング本体61と、コネクタ穴60a,60a
・・・が設けられ、ハウジング本体61に収納される内部
ハウジング62と、固定部品63とから概略構成されて
いる。内部ハウジング62は、ハウジング本体61にプ
リントボードハウジング50の進退方向に着脱自在に挿
入嵌合され、さらに、図3に示すように、固定部品63
の係合爪631,631が取り付け穴8に挿通されてハ
ウジング本体61に係合し、バックプレーン3をハウジ
ング本体61と固定部品63とで挟むことにより、バッ
クプレーンハウジング60がバックプレーン3に取り付
けられている。
【0018】ハウジング本体61は、取付穴8の縁に当
接する相対する壁部611,611と、壁部611,6
11の両端の間に(図6中では上端および下端に)架設
された取付穴8に当接する取付部612,612と、内
部ハウジング62が当接して内部ハウジング62の挿入
方向の位置を決める位置決め梁部613,613とを備
えている。
【0019】内部ハウジング62を介して互いに対向す
る壁部611,611のそれぞれに、相手側の壁部に向
かって延出された補強壁部614,614・・・が設けら
れ、壁部611,611と、取付部612,612と、
位置決め梁部613,613とで画成された空間が、内
部ハウジング62が嵌合され収納されるプラグ収納部6
15とされている。
【0020】取付部612,612には、固定部品63
の係合爪631,631が挿入される係合穴618が設
けられている。
【0021】内部ハウジング62は、バックプレーン3
方向からハウジング本体61のプラグ収納部615に挿
入され、(図8の概略平断面図では、右側から左側に向
けて)ハウジング本体61に内装収納されている。ハウ
ジング本体61と内部ハウジング62との間には、ハウ
ジング本体61に対する内部ハウジング62の収納位置
の位置決め手段が設けられている。すなわち、ハウジン
グ本体61に対する内部ハウジング62の挿入位置合わ
せ用に、ハウジング本体61の取付部612,612の
互いに向き合う内側の面の中央に挿入方向に延在する挿
入位置決め凸部619がそれぞれ設けられ、内部ハウジ
ング62の上下両底部の対応する位置には、挿入位置決
め凸部619に係合挿入される位置決め凹部621が設
けられている。また、壁部611,611のプラグ収納
部615に臨む内面側には、内部ハウジング挿入方向に
延在する内部ハウジング位置決め溝616,616・・・
が互いに対向するようにして形成されている。内部ハウ
ジング62には、内部ハウジング位置決め突起622,
622・・・が設けられており、内部ハウジング62のハ
ウジング本体61への挿入時に内部ハウジング位置決め
突起622,622・・・が内部ハウジング位置決め溝6
16,616・・・収納されるようになっている。内部ハ
ウジング62の上下両底部には、ハウジング本体21に
当接して内部ハウジング挿入方向の所定位置に内部ハウ
ジング62を位置決めするよう当接片624,624が
突設されている。さらに、内部ハウジング位置決め突起
622,622・・・から内部ハウジング挿入方向に向か
って突出するように係合爪部623,623・・・が形成さ
れ、これら係合爪部623,623・・・の先端には、係合
爪625,625・・・が設けられており、収納位置にて内
部ハウジング位置決め溝616,616・・・の終端に形
成された係合突起617,617・・・に係合されるよう
になっている。
【0022】係合爪部623,623・・・は、内部ハウジ
ング62とともに合成樹脂より一体成型されて弾力性を
有しており、内部ハウジング62がハウジング本体61
に内装収納されると、ハウジング本体61との間に間隙
を保って内部ハウジング62を支持するよう設けられて
いる。この間隙にプリントボードハウジング50の爪部
52が挿入されるようになっている。
【0023】上記の構成からなる光コネクタAにおい
て、一つのプリントボードハウジング50とバックプレ
ーンハウジング60にそれぞれ四つのコネクタ穴50
a,50a・・・およびコネクタ穴60a,60a・・・が設
けられるため、設置のためのスペースが小さくなり多数
の光コネクタプラグが高密度に接続される。
【0024】プリントボードハウジング50とバックプ
レーンハウジング60には、複数個のコネクタ穴50
a,50a・・・およびコネクタ穴60a,60a・・・が設
けられており、これらは、プリントボードハウジング5
0とバックプレーンハウジング60とを嵌合することで
複数組の光コネクタプラグ4a,4a・・・、光コネクタ
プラグ4b,4b・・・が一括して接続される。また、プ
リントボードハウジング50とバックプレーンハウジン
グ60の嵌合を解除すると、複数組の光コネクタプラグ
4a,4a・・・、光コネクタプラグ4b,4b・・・の接続
が一括して解除される。
【0025】プリントボードハウジング50とバックプ
レーンハウジング60とは、複数のコネクタ穴50a,
50a・・・およびコネクタ穴60a,60a・・・がそれぞ
れ設けられることにより、一つのコネクタ穴が設けられ
る場合に比べ全体寸法が大きくなっている。したがっ
て、プリントボードハウジング50とバックプレーンハ
ウジング60の僅かな相対的傾きで端の方の位置ずれを
生じやすい。しかしながら、プリントボードハウジング
50の爪部52,52をバックプレーンハウジング60
のハウジング本体61と内部ハウジング62の間に形成
された間隙に挿入する際、バックプレーンハウジング6
0の係合爪部623,623・・・が爪部52,52に設け
られた位置決め溝521,521・・・に挿入され係合す
ると、バックプレーンハウジング60に対するプリント
ボードハウジング50の挿入位置が決定される。ここ
で、係合爪部623は、位置決め凸部として機能する。
係合爪部623,623・・・は、プリントボードハウジ
ング50の前進に伴い位置決め溝521,521・・・に
ガイドされつつプリントボードハウジング50に対して
移動しながら、プリントボードハウジング50をバック
プレーンハウジング60との嵌合位置へ円滑に誘導す
る。こうして、プリントボードハウジング50がバック
プレーンハウジング60に誘導挿入され、所定の嵌合位
置に位置決めされる。こうして、図2あるいは図3に示
すようにプリントボードハウジング50とバックプレー
ンハウジング60とが嵌合し、爪部52,52の互いに
向き合う内面が密に内部ハウジング62に当接して両者
の位置関係が固定されると共に、係合部54,54が内
部ハウジング62の上下面に係合して着脱が禁止された
状態となる。
【0026】光コネクタプラグの接続を一括して解除す
るには、プリントボード2を少し強く引張ることにより
係合爪54,54の係合状態を解除し、プリントボード
ハウジング50をプリントボード2とともにバックプレ
ーンハウジング60より引き抜けばよい。
【0027】このように、図1から図8に示される光コ
ネクタAによれば、小スペースで一括して多数のコネク
タ接続を行い接続作業性を向上することができる。この
時、一列に配設されたコネクタ穴50a,50a・・・お
よびコネクタ穴60a,60a・・・への光コネクタプラ
グ4a,4a・・・、光コネクタプラグ4b,4b・・・の挿
入向きが、キー溝50b,50b・・・およびキー溝60
b,60b・・・によって決められるから、多心の光コネ
クタプラグ4a,4b同士(多心の光コネクタフェルー
ル4c同士)の接続では、目的の回線(光線路)同士が
一括して接続される。
【0028】また、プリントボードハウジング50をバ
ックプレーンハウジング60に挿入する際、係合爪部6
23,623・・・と、位置決め溝521,521・・・とに
よりバックプレートハウジング60に対するプリントボ
ードハウジング50の位置決めがなされて接続作業性を
向上することができる。
【0029】また、ハウジング本体60が補強壁部61
4,614・・・によって補強され、内部ハウジング50
に光コネクタプラグ4a,4a・・・を介して変位力が作
用しても変形しない。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。以上説明したように、請求項1に係る光コネ
クタによれば、小スペースで一括して多数のコネクタ接
続を行い接続作業性を向上することができる。
【0031】請求項2に係る光コネクタによれば、プリ
ントボードハウジングをバックプレーンハウジングに挿
入する際、位置決め凸部と、位置決め溝とによりバック
プレートハウジングに対するプリントボードハウジング
の位置決めがなされて接続作業性を向上することができ
る。
【0032】請求項3に係る光コネクタによれば、バッ
クプレーンハウジングの形状を安定に維持することがで
き、変形によって着脱に支障をきたすことがなく接続作
業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図であって、光コ
ネクタの一例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、プリントボードハウジングとバックプレートハウ
ジングとが嵌合している状態を示す(a)平面図、
(b)左側面図、(c)正面図、(d)右側面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、プリントボードハウジングとバックプレートハウ
ジングとが嵌合して固定部品によりバックプレートに取
り付けられている状態を示す(a)平面図、(b)左側
面図、(c)正面図、(d)右側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、プリントボードハウジングを示す(a)平面図、
(b)左側面図、(c)正面図、(d)右側面図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、プリントボードハウジングを示す(a)図4
(b)中I−Iにおける断面図、(b)図4(b)中I
I−IIにおける断面図、(c)背面図、(d)図4
(b)中III−IIIにおける断面図、(e)斜視図
である。
【図6】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、バックプレートハウジングを示す(a)平面図、
(b)左側面図、(c)正面図、(d)右側面図、
(e)斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態を示す図であって、それ
ぞれ、固定部品を示す(a)平面図、(b)左側面図、
(c)正面図、(d)斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示す図であって、バッ
クプレーンハウジングの概略平断面図である。
【図9】従来例の光コネクタを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
A・・・光コネクタ、1・・・プラグインユニット、2
・・・プリントボード、3・・・バックプレーン、4
a,4b・・・光コネクタプラグ、4c・・・光コネク
タフェルール、50・・・プリントボードハウジング、
50a・・・コネクタ穴、52・・・爪部、521・・
・位置決め溝、60・・・バックプレーンハウジング、
61・・・ハウジング本体、62・・・内部ハウジン
グ、60a・・・コネクタ穴、63・・・固定部品、6
14・・・補強壁部、623・・・位置決め凸部(係合
爪部)、7・・・光コネクタアダプタ、8・・・取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 野村 義和 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 JA04 NA01 QA03 QA49 QA57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックプレーン(3)に取り付けられる
    バックプレーンハウジング(60)と、前記バックプレ
    ーンに対して進退自在に設けられたプリントボード
    (2)に取り付けられ、前記バックプレーンハウジング
    に対して着脱自在に嵌合するプリントボードハウジング
    (50)とを備え、前記バックプレーンハウジングに前
    記プリントボードハウジングを着脱可能に嵌合すること
    により、前記バックプレーンに開口した取付穴(8)を
    介して前記バックプレーンハウジングに設けられたコネ
    クタ穴(50a)に差し込まれた光コネクタプラグ(4
    a)と、前記プリントボードハウジングに設けられたコ
    ネクタ穴(60a)に差し込まれた別の光コネクタプラ
    グ(4b)とが接続されるようになっている光コネクタ
    (A)において、 前記バックプレーンハウジングのコネクタ穴および前記
    プリントボードハウジングのコネクタ穴が複数設けられ
    てなることを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光コネクタであって、前
    記プリントボードハウジングおよび前記バックプレーン
    ハウジングの一方には、前記プリントボードハウジング
    の進退方向に対して垂直に突出された位置決め凸部(6
    23)が設けられ、前記プリントボードハウジングおよ
    び前記バックプレーンハウジングの他方には、前記バッ
    クプレーンハウジングに対する前記プリントボードハウ
    ジングの前進に伴い前記位置決め凸部が挿入されること
    で前記プリントボードハウジングを前記バックプレーン
    ハウジングに対して位置決めする位置決め溝(521)
    が前記プリントボードハウジングの進行方向に沿って延
    在形成されていることを特徴とする光コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光コネクタであ
    って、前記バックプレーンハウジングは、前記バックプ
    レーンに対して取り付けられるハウジング本体(61)
    内に、前記コネクタ穴が形成された内部ハウジング(6
    2)を収納した構成とされ、前記ハウジング本体の前記
    ハウジングを介して互いに対向する壁部(611,61
    1)と、各壁部から相手側の壁部に向かって延出された
    補強壁部(614,614・・・)とによって囲まれる内側
    に前記内部ハウジングが収納されるようになっているこ
    とを特徴とする光コネクタ。
JP2000138988A 2000-05-11 2000-05-11 光コネクタ Pending JP2001318274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138988A JP2001318274A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138988A JP2001318274A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001318274A true JP2001318274A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18646513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000138988A Pending JP2001318274A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001318274A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046434A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ
US8157455B2 (en) 2008-02-15 2012-04-17 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical connector
JP2014112162A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Fujitsu Component Ltd 光コネクタ、光コネクタシステム、光バックプレーン装置
JP2015227938A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社フジクラ 光コネクタ
US11422315B2 (en) 2018-09-18 2022-08-23 Fujikura Ltd. Optical connector system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046434A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ
US8157455B2 (en) 2008-02-15 2012-04-17 The Furukawa Electric Co., Ltd. Optical connector
JP2014112162A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Fujitsu Component Ltd 光コネクタ、光コネクタシステム、光バックプレーン装置
JP2015227938A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社フジクラ 光コネクタ
US11422315B2 (en) 2018-09-18 2022-08-23 Fujikura Ltd. Optical connector system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4090067B2 (ja) 光アダプター用シャッターとそれを用いた光コネクタ
US11435533B2 (en) Fiber optic receptacle with integrated device therein incorporating a behind-the-wall fiber optic receptacle
JP3463244B2 (ja) コネクタ嵌合の為の整列装置
KR100411838B1 (ko) 유동 커넥터 조립체
US20120027359A1 (en) Optical connector and connector connection system
US20120033921A1 (en) Hermaphroditic optical fiber ferrule
EP0938006B1 (en) Structures for optical semiconductor module, optical connector, and shape adapting optical connector
JP2012058320A (ja) 光コネクタおよび光コネクタの挿抜方法
JP2002505016A (ja) フェルール内に配置されたマルチプル・光ファイバを受容するためのフェルールコンテナ並びにマルチプル・光ファイバを接続するためのコネクタ装置
JP2001091795A (ja) レセプタクルモジュール
JPH10307234A (ja) バックパネルコネクタ
EP1182477A1 (en) Optical connector housing, optical connector using the optical connector housing and connection structure between optical connector and optical component using the optical connector housing
JP2001318274A (ja) 光コネクタ
JP6244173B2 (ja) 光コネクタ
JP3705883B2 (ja) 光コネクタ
CN216083179U (zh) 光纤适配器
JP3756379B2 (ja) 光コネクタ
JPH10300980A (ja) 光コネクタ離脱機構および光コネクタ接続工具
JP3953611B2 (ja) 光コネクタ
JP2002311296A (ja) 光コネクタ
JP3542011B2 (ja) 光コネクタ、及びこれに用いるフェルール、ハウジング
JP3401178B2 (ja) 光コネクタ
JP3781846B2 (ja) 光コネクタ
JP6858108B2 (ja) 光コネクタ及びフェルール
JP2008015243A (ja) 中継光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050913