JPH10307234A - バックパネルコネクタ - Google Patents

バックパネルコネクタ

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JPH10307234A
JPH10307234A JP9134278A JP13427897A JPH10307234A JP H10307234 A JPH10307234 A JP H10307234A JP 9134278 A JP9134278 A JP 9134278A JP 13427897 A JP13427897 A JP 13427897A JP H10307234 A JPH10307234 A JP H10307234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックパネル1側と基板2側の光コネクタ
A,Bの嵌合精度を高め、嵌合時に第1のハウジング3
によるバックパネル1への押し付け損傷を防止する。 【解決手段】 バックパネル1にフロート状態で装着し
た第1のハウジング3内に第2のハウジング7をラッチ
突起4とラッチ爪部10とのラッチ結合状態で収容し、第
2のハウジング7内にバックパネル側光コネクタプラグ
14を内蔵する。基板2側の第3のハウジング18内に基板
側光コネクタプラグ23を内蔵する。第1のハウジング3
側に第3のハウジング18側を挿入し、第3のハウジング
18側のラッチ解除作用部20によりラッチ爪部10の先端側
傾斜面13に押し込み力を加えてラッチ爪部10とラッチ突
起4とのラッチ結合を解除する。この状態でバックパネ
ル側光コネクタプラグ14のフェルール16と基板側光コネ
クタプラグ23側のフェルール25とを位置合わせ接続し、
バックパネル1側と基板2側を光接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信用キャ
ビネットを構成するユニットにおいて、基板(パッケー
ジ)をブックシェルフ形式でバックパネル側のユニット
に光接続を達成して実装するためのバックパネルコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信用キャビネットを利用して、光部品
や電子部品が実装されて成る基板(パッケージ)と光回
路や電気回路が形成されて成るバックパネル側のユニッ
トとを接続する技術が開発されており、例えば、バック
パネル側と基板(パッケージ)側とを単心光コネクタを
用いて接続する形式のものが特開平3−164704号
公報で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近に
おいては、高い実装密度が要求され、この要求に応える
ためには、多心光コネクタを用いての基板(パッケー
ジ)側とバックパネル側との光接続技術が求められ、し
かも、従来の単心光コネクタの接続にも対応できるバッ
クパネルコネクタの開発が望まれている。
【0004】この種のバックパネルコネクタは、基板
(パッケージ)側に取り付けられる光コネクタとバック
パネル側のユニットに取り付けられるコネクタとを接続
することにより基板側とバックパネル側との光接続を達
成するものであるが、基板と光コネクタの取り付け誤
差、バックパネルと光コネクタとの取り付け誤差、基板
側とバックパネル側とのそれぞれの光コネクタの製造誤
差、光コネクタ同士の嵌合部の嵌め合い誤差等の様々な
接続精度の阻害要因があり、今のところまだ充分満足で
きるバックパネルコネクタは提供されていない。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、高密度実装が可能であり、
接続精度に優れ、小型化が可能なバックパネルコネクタ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような手段を講じている。すなわち、
第1の発明は、バックパネルにフロートさせて装着され
先端側が開口されハウジング壁面にロック係止部を有す
る第1のハウジングと、この第1のハウジング内に先端
開口側を第1のハウジングの先端開口側と同方向にして
挿入され少なくとも1個のバックパネル側光コネクタプ
ラグを内蔵する第2のハウジングと、外面に基板が装着
され先端側が開口されて内部に基板側光コネクタプラグ
が内蔵されて前記第1のハウジングに嵌合し予め定めた
嵌合位置で前記ロック係止部にロック係止するロック爪
を有する第3のハウジングとを備え、前記第1のハウジ
ングの内面にはラッチ突起が突設され、この第1のハウ
ジングのラッチ突起形成面に対向する側の第2のハウジ
ングの外面にはラッチ腕が該第2のハウジングの外面に
間隙を介して沿う形態で先端開口側に向けて伸張形成さ
れそのラッチ腕の伸張先端側には外側に突き出す係合段
部を有するラッチ爪部が設けられ、この係合段部に前記
第1のハウジングのラッチ突起が係合して第1のハウジ
ングと第2のハウジングがラッチ結合されており、この
ラッチ爪部には先端側に向かうにつれ軸心方向に傾斜す
る傾斜角を基部側よりも先端側を大とした2段階の傾斜
面が形成され、前記第3のハウジングにはラッチ解除作
用部が形成され、第3のハウジングを前記第1のハウジ
ングに嵌合挿入して行くことによって前記ラッチ解除作
用部が前記ラッチ爪部の先端側の傾斜面に衝接してラッ
チ爪部を軸心方向に押し下げて第1のハウジングと第2
のハウジングのラッチ結合を解除し、このラッチ結合の
解除状態でバックパネル側光コネクタプラグと基板側光
コネクタプラグとの光接続を維持する構成としたことを
もって課題を解決する手段としている。
【0007】第2の発明は、前記第1の発明の構成を備
えたものにおいて、バックパネル側光コネクタプラグと
基板側光コネクタプラグは2本のガイドピンを両側の光
コネクタプラグの接続端面に設けた一対のガイド穴に嵌
合させることによって位置決め結合する構成としたこと
をもって課題を解決する手段としている。
【0008】さらに第3の発明は、前記第2の発明の構
成を備えたものにおいて、バックパネル側光コネクタプ
ラグと基板側光コネクタプラグは共にプラグハウジング
に光ファイバを収容したフェルールの接続端側をプラグ
ハウジングの先端からばねにより付勢して摺動自在に突
き出して内蔵したものからなり、第1のハウジングのラ
ッチ突起と第2のハウジングのラッチ爪部の係合段部と
のラッチ結合の係合の重なり量をd,第3のハウジング
が第1のハウジングに嵌合しているときのバックパネル
側と基板側のプラグハウジング間の間隔をΔ,第2のハ
ウジングのラッチ爪部の2段階の傾斜面の基端側の傾斜
角をθ2 ,先端側の傾斜角をθ1 としたとき、θ1 とθ
2 を0<θ2 <arc tan (d/Δ)<θ1 <90°の関係
とした構成をもって課題を解決する手段としている。
【0009】さらに第4の発明は、前記第2又は第3の
発明の構成を備えたものにおいて、2本のガイドピンは
バックパネル側と基板側の一方の光コネクタプラグ側に
固定され、その固定力は、第3のハウジングを第1のハ
ウジングから離脱するときに第1のハウジングと第2の
ハウジングがラッチ結合により再結合する力、および第
3のハウジングを第1のハウジングからロック係止を解
除して離脱させるに要する力よりも大きくしたことをも
って課題を解決する手段としている。
【0010】さらに第5の発明は、前記第2又は第3又
は第4の発明の構成を備えたものにおいて、バックパネ
ル側と基板側の一方の光コネクタプラグのガイド穴にガ
イドピンの一端側を嵌合し、ガイドピンの突き出し先端
側から他方の光コネクタプラグのガイド穴を嵌合するこ
とでバックパネル側と基板側の光コネクタプラグの位置
決め結合を行う構成としたときに、一方側の光コネクタ
プラグから突き出すガイドピンが他方側の光コネクタプ
ラグのガイド穴に嵌合する際の第2のハウジングと第3
のハウジングの嵌合長をL,前記突き出したガイドピン
の先端の径とこのガイドピンが嵌合するガイド穴の穴径
との差をδφ,第2のハウジングと第3のハウジング間
の嵌合のクリアランスをδh,プラグハウジングから突
き出しているフェルールの突き出し量をf,フェルール
端面からのガイドピンの突き出し量をaとしたとき、δ
φ>δh/2+(δh/L)×(f+a)の関係を成立
させたことをもって課題を解決する手段としている。
【0011】本発明において、基板をもって第3のハウ
ジングを第1のハウジングに嵌合させて行くと、第3の
ハウジングは第1のハウジングに嵌合してさらに第2の
ハウジングに嵌合する。
【0012】そして、さらに第3のハウジングをさらに
嵌合して行くと、バックパネル側と基板側の光コネクタ
プラグの接続端面同士、つまり、フェルールの接続端面
同士が圧接し、このとき、前記ロック爪はロック係止部
を乗り越えてロック爪がロック係止部にロック係止す
る。一方、第3のハウジングのラッチ解除作用部は第2
のハウジングのラッチ爪部の先端側に形成されている傾
斜角が大の傾斜面に衝合してラッチ爪部を軸心方向に押
し下げて第1のハウジングのラッチ突起がラッチ爪部の
係合段部から外れ、第1のハウジングと第2のハウジン
グのラッチ結合が解除され、この第1のハウジングと第
2のハウジングのラッチ結合が解除された状態でバック
パネル側光コネクタプラグと基板側光コネクタプラグと
の光接続が維持される。
【0013】バックパネルコネクタの結合を解除する際
には、基板をもって第1のハウジングに引き抜き力を付
与する。この引き抜き力の付与により、第3のハウジン
グのラッチ解除作用部がラッチ爪部から離れることで、
ラッチ爪部は弾性復元力によって押し下げられた位置か
ら元の位置に復帰することで、ラッチ爪部の係合段部が
第1のハウジング側のラッチ突起に係合し、第1のハウ
ジングと第2のハウジングのラッチ結合が行われる。さ
らに第3のハウジングを引き抜き移動すると、第3のハ
ウジングのロック爪は第1のハウジングのロック係止部
から外れ、第1のハウジングと第3のハウジングのロッ
クが解除され、第3のハウジングは第1のハウジングか
ら離脱し、バックパネルコネクタの光接続が解除され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。図1および図2には本発明の一実施
形態例のバックパネルコネクタの要部構成が示されてい
る。これらの図において、バックパネルコネクタはバッ
クパネル1側の光コネクタAと基板(パッケージ)2側
の光コネクタBにより構成されている。バックパネル1
には電気回路や光回路が形成されており、このバックパ
ネル1に第1のハウジング3がフロートさせて装着され
ている。この第1のハウジング3のフロート装着の構成
は、例えば特開平3−164704号公報等において公
知であり、これら公知の適宜の構成を用いて第1のハウ
ジング3をバックパネル1に対してフロート装着する。
【0015】第1のハウジング3は先端側が開口されて
おり、この第1のハウジング3の内面には図1に示され
る如くラッチ突起4が内側に向けて突設されている。ま
た、第1のハウジング3のラッチ突起4が形成された面
と直交する側の面(図1の紙面と平行方向の面)には図
2に示すように(図2では上下側の面として表れる)、
ロック係止部5が形成されており、第1のハウジングの
先端側からこのロック係止部5に至る間には三角形状を
した乗り上げ面6がロック係止部5の幅方向(図2の紙
面に直交する方向)の両サイド側に設けられている。
【0016】前記第1のハウジング3の内部には第2の
ハウジング7が摺動自在に挿入されている。この第2の
ハウジング7の先端側も開口されており、その開口の方
向は前記第1のハウジングの開口の方向と同方向となっ
ている。
【0017】図1に示すように、第2のハウジング7が
前記第1のハウジング3のラッチ突起4の形成面に対向
する外面にはラッチ腕8が形成されている。このラッチ
腕8の基端側は第2のハウジング7に連接されており、
この基部側からラッチ腕8が第2のハウジング7の外面
と平行状に第2のハウジング7の外面と間隙を介して第
2のハウジング7の外面に沿う形態で先端側に伸張され
ており、その伸張先端側にラッチ爪部10が形成されてい
る。このラッチ爪部10はラッチ腕8の先端から外側に突
き出す係合段部11を介して形成されており、このラッチ
爪部10の外面には先端側に向かうにつれ第2のハウジン
グ7の軸心方向に傾斜する2段階の傾斜面12,13が形成
されている。12は基端側傾斜面であり、13は先端側傾斜
面であり、図7に示す如く、基端側傾斜面12の傾斜角θ
2 よりも先端側傾斜面13の傾斜角θ1 を大としている。
【0018】第2のハウジング7の内部にはバックパネ
ル側光コネクタプラグ14がバックパネル1側の挿通孔を
通して挿入されて内蔵されている。
【0019】このバックパネル側光コネクタプラグ14は
プラグハウジング15の内部先端側にフェルール16を進退
方向に摺動自在に収容して成り、図4に示す如く、フェ
ルール16はばね17によって先方側に付勢されており、ば
ね17の付勢力に抗してフェルール16はプラグハウジング
15内に後退移動が可能となっている。
【0020】第3のハウジング18の外面には基板(パッ
ケージ)2が設けられており、この第3のハウジング18
は先端側が開口されており、第3のハウジング18には図
1に示すように、第2のハウジング7側のラッチ爪部10
に対向する側にラッチ解除作用部20が形成されている。
このラッチ解除作用部20は前記ラッチ爪部10の傾斜面1
2,13に乗り上げる斜面21をもった爪形状を呈してい
る。
【0021】また、第3のハウジングには、図2に示す
ように、第1のハウジング3に設けたロック係止部5側
に対向する位置にロック爪22を備えている。このロック
爪22は第3のハウジング18と第1のハウジング3との予
め定めた嵌合位置でロック係止部5にロック係止する構
成となっている。
【0022】第3のハウジング18の内部には基板側光コ
ネクタプラグ23が内蔵されている。この基板側光コネク
タプラグ23は基板側のプラグハウジング24の先端側に前
記バックパネル側のプラグハウジング15の場合と同様に
フェルール25を進退摺動自在に収容して成り、図4に示
す如く、このフェルール25は前記バックパネル光コネク
タプラグ14のフェルール16と同様に、ばね17の付勢力に
よって、先方に付勢され、この付勢力に抗して後退移動
が可能となっている。図3にはバックパネル側光コネク
タプラグ14のフェルール16と基板側光コネクタプラグ23
のフェルール25との関係が示されており、これらフェル
ール16,25にはそれぞれ光ファイバ挿通孔26が等間隔に
配列形成されており、この各光ファイバ挿通孔26に光テ
ープ等の多心光ファイバ心線28の各心の心線被覆が除去
されて露出した光ファイバが挿通されて、各フェルール
16,25の接続端面に面一に露出され、フェルール16,25
と各光ファイバ心線28は接着剤等により固定されてい
る。
【0023】フェルール16,25の接続端面27には光ファ
イバの配列群を間に挟む形態で一対のガイド穴30が形成
されており、フェルール16のガイド穴30にはガイドピン
31の一端側が挿入され、その基端側は適宜の手段により
固定されており、フェルール16の接続端面27から2本の
ガイドピン31が先方に向けて突き出されている。なお、
フェルール16側の光ファイバとフェルール25側の光ファ
イバはガイドピン31がフェルール25のガイド穴30に挿入
されることで、位置合わせされて光接続が達成されるも
のである。
【0024】次に本実施形態例におけるバックパネルコ
ネクタの接続と離脱の動作を図1および図2に基づき説
明する。バックパネルコネクタの接続時には、基板2を
もって図1の(a)および図2の(a)に示す如く、第
3のハウジング18をバックパネル1側ユニットのまず第
1のハウジング3に嵌合させる。このとき、第1のハウ
ジング3はバックパネル1にフロート状態で装着されて
いるので、第1のハウジング3はバックパネル1に対し
てフロート量の範囲でバックパネル1に対して相対移動
が自在であり、バックパネル1に対する第1のハウジン
グ3の取り付け位置の誤差や、基板2に対する第3のハ
ウジング18の取り付け誤差等が生じていても、この誤差
は前記第1のハウジング3のフロートによる移動によっ
てずれ等の誤差が解消された状態で第1のハウジングと
第3のハウジングが嵌合する。
【0025】さらに第3のハウジング18を進出させるこ
とにより、第3のハウジング18は第2のハウジング7に
嵌合する。そして、図8に示すロック爪22の耳部は第1
のハウジング3側の乗り上げ面6に沿って乗り上げて行
く。なお、バックパネルコネクタの接続開始時には、図
1の(a)に示す如く、第1のハウジング3のラッチ突
起4は第2のハウジング7のラッチ爪部10の係合段部11
に係合されて、第1のハウジング3と第2のハウジング
7はラッチ結合状態にある。
【0026】第3のハウジング18をさらに進出移動する
と、バックパネル側光コネクタプラグ14側のガイドピン
31が基板側光コネクタプラグ23のガイド穴30に入り込
み、フェルール16と25の接続端面27同士が圧接する。こ
のとき、ロック爪22は乗り上げ面6を完全に乗り越えて
ロック係止部5に係止し、第1のハウジング3と第3の
ハウジング18がロック結合する(図2の(b)参照)。
【0027】このロック結合のときには、図1の(a)
の状態から僅かに第3のコネクタ18が進出された状態に
あり、第3のハウジング18側のラッチ解除作用部20は第
2のハウジング7側のラッチ爪部10の先端側傾斜面13に
衝合(当接)しており、ラッチ爪部10はラッチ腕8の弾
性復元力を利用して僅かに第2のハウジング7の軸心方
向に押し下げられた状態にある。
【0028】この状態で、さらに第3のハウジングを進
出方向に移動すると、図1の(b)に示すように、フェ
ルール16,25はそれぞればね17の付勢力に抗してプラグ
ハウジング15,24内に押し込まれた状態となり、ラッチ
爪部10はラッチ解除作用部20によりさらに押し下げられ
て、ラッチ爪部10の係合段部11は第1のハウジング3の
ラッチ突起4から抜け出し、第1のハウジング3と第2
のハウジング7とのラッチ結合が解除される。このラッ
チ解除状態にあっては、図1の(b)に示すように、ま
だ、バックパネル側のプラグハウジング15と基板側のプ
ラグハウジング24の間には隙間があり、両プラグハウジ
ング15,24は接触されていない。
【0029】前記図1の(b)に示す如く第1のハウジ
ング3と第2のハウジング7とのラッチ結合が解除され
ることにより、第1のハウジング3は第2のハウジング
7に対してフリーの状態となり、さらに第3のハウジン
グが進出方向に多少移動されても、第1のハウジング3
がバックパネル1側に押し付けられることはない。図1
の(c)はバックパネルコネクタの接続完了状態を示し
ており、この状態においては、前述した如く第1のハウ
ジング3と第3のハウジング18は前記ロック爪22とロッ
ク係止部5のロック係止により結合されており、第1の
ハウジング3と第2のハウジング7とのラッチ結合は解
除されており、このとき、バックパネル側光コネクタプ
ラグ14のフェルール16と基板側光コネクタプラグのフェ
ルール25の接続端面同士は互いに圧接状態にあり、バッ
クパネル側光コネクタプラグ14の光ファイバと基板側光
コネクタプラグ23の光ファイバは位置合わせ状態で光接
続する。なお、バックパネル側光コネクタプラグの光フ
ァイバはバックパネル1側の光回路と接続されており、
また、基板側光コネクタプラグ23内の光ファイバは基板
2の光回路に接続されている結果、このバックパネルコ
ネクタの接続により、バックパネル1側の光回路と基板
2側の光回路とが光接続される。
【0030】次にバックパネルコネクタの接続を解除す
る際には、基板2をもって第3のハウジング18に引き抜
き方向の力を付与する。この引き抜き力により、第3の
ハウジング18が引き抜き方向に移動することで、ラッチ
解除作用部20のラッチ爪部10に対する押し下げ力が解除
される結果、ラッチ爪部10はラッチ腕8の弾性復元力に
より元の押し下げ前の位置に復帰し、図1の(a)に示
す如くラッチ爪部10の係合段部11は第1のハウジング3
のラッチ突起4に係止し、第1のハウジング3と第2の
ハウジング7とがラッチ結合(ラッチ再結合)する。
【0031】さらに第3のハウジングを引き抜き方向に
移動すると、ロック爪22の耳部は乗り上げ面6を後退方
向に乗り上げてロック爪22とロック係止部5とのロック
が解除され、フェルール16と25の接続端面が離れる。
【0032】さらに第3のハウジング18を引き抜き移動
すると、ガイドピン31がガイド穴30から抜け出し、第3
のハウジングは第1のハウジングから完全に抜け出して
バックパネルコネクタの接続解除が完了する。
【0033】本実施形態例において特徴的なことは、バ
ックパネルコネクタの接続時に、第1のハウジング3と
第2のハウジング7とのラッチ結合を第3のハウジング
の少ない押し込み量によって確実に解除すると共に、バ
ックパネルコネクタの接続解除時には、小さい力でもっ
て第1のハウジングと第2のハウジングのラッチ結合を
達成できるように構成したことである。
【0034】バックパネルコネクタの接続時に、例えば
図5に示す如く、第3のハウジング18が接続方向に押し
込まれて行くとき、第3のハウジング18側のラッチ解除
作用部20がラッチ爪部10とラッチ突起4とのラッチ結合
を解除する前にバックパネル側光コネクタプラグ14のプ
ラグハウジング15と基板側光コネクタプラグ23のプラグ
ハウジング24とが当接してしまうと、第3のハウジング
18をそれ以上押し込むことができなくなってしまうの
で、第1のハウジング3と第2のハウジング7とのラッ
チ結合を解除することができず、このため、第3のハウ
ジング18側の押し込み力を第1のハウジング3が受け
て、この押し込み力が第1のハウジング3からバックパ
ネル1側に作用し、バックパネル1側の電気回路や光回
路の特性劣化を引き起こすという問題が生じる。本実施
形態例では、このような問題を解消するために、第3の
ハウジング18を接続方向に押し込む際に、プラグハウジ
ング15,24が接触する前に第1のハウジング3と第2の
ハウジング7とのラッチ結合を確実に解除する構成とし
ている。
【0035】このため、本実施形態例では、前記の如
く、ラッチ爪部10の外面に設ける傾斜面を基端側傾斜面
12と先端側傾斜面13との2段階の傾斜面とし、図6およ
び図7に示すように、ラッチ突起4とラッチ爪部10の係
合段部11とのラッチ結合の係合の重なり量をd,第3の
ハウジング18が第1のハウジング3に嵌合しているとき
のバックパネル1側と基板2側のプラグハウジング15,
24間の間隔をΔ,ラッチ爪部10の基部側の傾斜角を
θ2 ,先端側の傾斜角をθ1 としたとき、θ1 とθ
2を、次の(1)式の関係となるように設定している。
【0036】 0<θ2 <arc tan (d/Δ)<θ1 <90°・・・・・(1)
【0037】すなわち、ラッチ突起4とラッチ爪部10と
のラッチ結合がされているときのラッチ係合の重なり量
をd,ラッチ爪部10の先端側の傾斜角をθ1 とすると、
ラッチ解除作用部20がラッチ爪部10の先端側傾斜面13に
接触してからラッチ結合が解除されるまでに要する第3
のハウジング18の挿入量は、d/tan θ1 (0<θ1<9
0°)である。
【0038】また、プラグハウジング15,24同士が接触
する前にラッチが解除されるためには、d/tan θ1
Δの条件を満足することが必要となる。
【0039】すなわち、θ1 >arc tan (d/Δ)の関
係を満たす必要がある。
【0040】Δの量は、多心の光コネクタプラグでは0.
4 〜0.8 mm程度である。dの量は、0.5 〜0.7 mmである
が、例えばΔ=0.4 mmのときに、θ1 >60°となる。
【0041】一方、基板2を抜き取るとき、すなわち、
ハウジング18を接続解除方向に引き抜くときに、第1の
ハウジング3と第2のハウジング7を再度ラッチ結合す
る力は、ラッチ爪部10の基端側傾斜面12の傾斜角をθ2
とすると、sin θ2 (0<θ2 <90°)に比例する。よ
って、θ2 が大きいほどラッチの再結合力は大きくな
る。この再結合の力が大きくなると、第3のハウジング
18を引き抜く力が大きくなり、基板2の抜き差しが困難
になり、好ましくない。そこで、基板2の抜き出しを小
さな力で行う必要があり、好ましくは、θ2 <45°の関
係を得ることが望ましい。
【0042】以上のことから、前記(1)式を満たすこ
とが必要であり、本実施形態例はこの(1)式の関係を
満たすように設計されている。特に、Δ=0.4 mm,d=
0.7mmのときには、0<θ2 <60°<θ1 <θ90°の関
係を満たすようにすることが望ましい。
【0043】このように、本実施形態例では、ラッチ爪
部10の傾斜をθ1 とθ2 の2段階の傾斜面とし、先端側
傾斜面13の傾斜角θ1 を大きな角度としたので、第3の
ハウジング18の少ない挿入量Δでもって第1のハウジン
グ3と第2のハウジング7のラッチ結合を確実に解除す
ることができ、また、ラッチ爪部10の基端側傾斜面12の
傾斜角度θ2 を小さい角度としたことで、基板2を引き
抜いてバックパネルコネクタの結合を解除する際に、小
さな力でもって第1のハウジング3と第2のハウジング
7とのラッチの再結合を行うことができるので、基板2
の引き抜きを小さな力で行うことができる。
【0044】ところで、バックパネル側光コネクタプラ
グ14と基板側光コネクタプラグ23のフェルール16,25の
材質の強度がガイドピン31の材質の強度よりも弱い場
合、例えば、フェルール16,25がプラスチック製でガイ
ドピン31が金属やセラミックスの場合、一方の光コネク
タプラグ、本実施形態例ではバックパネル側光コネクタ
プラグに固定されるガイドピン31が基板側光コネクタプ
ラグのフェルール25のガイド穴30と確実に嵌合し合う寸
法設定とすることが必要となる。
【0045】光コネクタプラグにおいて、図11に示す如
くプラグハウジング15からのフェルール16の接続先端側
の突き出し量をf,フェルール16の端面からのガイドピ
ン31の突き出し長さをaとしたとき、第2のハウジング
7と第3のハウジング18が嵌合を始めてガイドピン31と
ガイド穴30とが嵌合し合う瞬間に、プラグハウジング1
5,24間の傾きが角度αだけあるとすると、この傾きに
よるガイドピン31の位置ずれは、tan α×(f+a)と
なる。この傾きαは、第2のハウジング7と第3のハウ
ジング18間の嵌合のクリアランスδhと、これら第2の
ハウジング7と第3のハウジングの嵌合長L=L0 −a
の値によって決まる。このL0 は第2のハウジング7と
第3のハウジング18の嵌合方向の長さによって決まる量
である。つまり、ガイドピン31の位置ずれは、{δh/
(L0 −a)}×(f+a)の式によって表される。
【0046】また、第2のハウジング7と第3のハウジ
ング18間の相対位置ずれは、δh/2である。
【0047】よって、ガイド穴30の直径と、ガイドピン
31の先端直径との差をδφとすると、ガイドピン31とガ
イド穴30とが確実に嵌合するためには、次の(2)式の
関係を成立させることが必要となる。
【0048】 δφ>δh/2+{δh/(L0 −a)}×(f+a)・・・・・(2)
【0049】本実施形態例は、この(2)式の関係を成
立するように設計されている。
【0050】バックパネルコネクタの製造を行うに際
し、通常、δφは0.4 mm〜0.7 mmの寸法をとる。δhは
小さいほどその位置ずれ量は減少するが、製造誤差を考
慮すると、0.1mm 程度の誤差はやむを得ない。f,aは
標準的な多心光コネクタプラグでそれぞれ、0.9 〜1.1
mm,1.6 〜3.3 mmである。
【0051】これらの寸法を考慮し、例えば、δφ=0.
7 mmなるガイドピンを用いると、第2のハウジング7と
第3のハウジング18の嵌合長としてL0 >4mmなる関係
が必要となる。第2のハウジングと第3のハウジングに
単心の光コネクタプラグを集合する形式のものにあって
は、第2のハウジング7は第1のハウジング3よりも約
3mm奥にあり、このとき、L0 なる長さは約2mmになる
(ただし、単心光コネクタプラグでは、ガイドピン31を
用いないので、その分、嵌合長を長くした状態でバック
パネル側光コネクタプラグのフェルールと基板側光コネ
クタプラグのフェルールとの軸合わせが行われる)。
【0052】本実施形態例の如く多心の光コネクタプラ
グをそれぞれ第2のハウジング7と第3のハウジング18
内に収容する形式のバックパネルコネクタにあっては、
0=4mmが得られるように、第2のハウジングの嵌合
方向の長さを伸ばす。すなわち、第1のハウジング3よ
りも約1mm奥の位置に第2のハウジングが位置するよう
にする。このとき、第1のハウジング3と第2のハウジ
ング7とのラッチ結合を解除する際に、第2のハウジン
グ7のラッチ爪部10が第2のハウジング7の本体(第2
のハウジングの外面)に図9に示す如く接触するのを防
止するために、例えば図10に示すように、第2のハウジ
ング7の外面にラッチ爪部10の接触が生じるような場合
には、これを避けるために、図10に示す如く、第2のハ
ウジング7の外面にラッチ爪部10の接触を避ける逃げ凹
部32を設けることが必要となる。
【0053】さらに、本実施形態例では、バックパネル
コネクタの離脱時にガイドピン31が固定されているバッ
クパネル光コネクタプラグ側のガイド穴から抜け出さな
いようにガイドピン31の固定力を設定している。このガ
イドピン31は本実施形態例ではバックパネル側光コネク
タプラグ14側に固定されており、具体的には、金属やセ
ラミックス等のガイドピン31をクランプする部品33等を
図3の鎖線で示すようにフェルール16の後端側に設けて
これをプラグハウジング15に内蔵し、この部品33に2本
のガイドピン31の基端側をクランプあるいは接着等によ
り固定する。このガイドピン31の固定力をF1 とする。
バックパネルコネクタが接続している状態で、基板2を
抜き取るとき、第3のハウジング18は引き抜き方向に力
を受け、そのときの離脱力をF2 とする。
【0054】この離脱力は、第1のハウジング3と第2
のハウジング7のラッチの再結合力や第1のハウジング
3と第3のハウジング18の離脱に要する力である。バッ
クパネルコネクタの接続解除時に、ラッチ突起4とラッ
チ爪部10とのラッチが再結合されて、第1のハウジング
3と第3のハウジング18のロック係止部5とロック爪22
とのロック結合を解除するとき、第1のハウジング3と
第3のハウジング18との間に嵌合ずれや傾きが生じる
と、第3のハウジングの離脱力がガイドピン31に作用
し、この第3のハウジング18の離脱力がガイドピン31を
引き抜く力として作用する。このガイドピン31の引き抜
き力を受けてもガイドピン31が引き抜かれないようにす
るためには、ガイドピン31の固定力F1 を第3のハウジ
ング18の離脱時における離脱力F2 よりも大なる関係を
維持することが必要であり、このようにすることによ
り、ガイドピン31の抜け出しを防止することが可能とな
る。本実施形態例ではこの点に着目し、ガイドピン31の
固定力F1 を離脱力F2 よりも大に設定している。
【0055】本実施形態例では、ガイドピン31の固定力
として1〜2kgの固定力を与えており、第3のハウジン
グの離脱力F2 は、例えば、第3のハウジングの材質が
PBT,PPS等のプラスチック材料の場合、600 〜80
0 g程度であることを発明者は実験等により確認してお
り、前記F1 >F2 の条件を充分に満たしている。
【0056】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、ガイドピン31をバックパネル側光
コネクタプラグ14側に固定したが、これを基板側光コネ
クタプラグ側に固定したものでもよい。
【0057】また、本実施形態例では第2のハウジング
7と第3のハウジング18内に多心の光コネクタプラグを
内蔵したが、単心の光コネクタプラグを内蔵したもので
もよい。この単心の光コネクタプラグを内蔵する場合に
は、ガイド穴30とガイドピン31は省略することが可能で
ある。
【0058】さらに、第2のハウジング7と第3のハウ
ジング18内に収容(内蔵)する光コネクタプラグは複数
個としてもよく、このように複数の光コネクタプラグを
内蔵し、特に、光コネクタプラグを多心タイプとするこ
とにより、光ファイバの高密度実装を図ることが可能と
なる。
【0059】
【発明の効果】本発明は基板側の第3のハウジングをバ
ックパネル側の第1および第2のハウジングに嵌合する
際に、第3のハウジングのラッチ解除作用部を第2のハ
ウジングのラッチ爪部に作用させて、第1のハウジング
と第2のハウジングのラッチ結合を解除するように構成
したものであるから、このラッチ解除後は第1のハウジ
ングはフリーの状態となり、したがって、第3のハウジ
ングをさらに挿入させても、その挿入力が第1のハウジ
ングを介してバックパネルに作用することがないので、
第1のハウジングがバックパネルに押し付けられること
によるバックパネル側の光回路や電気回路の特性劣化の
発生を確実に防止することが可能となる。
【0060】しかも、第2のハウジング側のラッチ爪部
の外面に設ける傾斜面を基端側傾斜面と先端側傾斜面の
2段階構成とし先端側傾斜面の傾斜角を基端側傾斜面の
傾斜角よりも大としているので、第3のハウジング側の
ラッチ解除作用部が先端側傾斜面に当接したときからの
さらなる押し込み量を少なくして第1のハウジングと第
2のハウジングのラッチ解除を行うことができるので、
その押し込み量を少なくできる分、第2のハウジングと
第3のハウジングの嵌合長を短くすることができ、これ
により、バックパネルコネクタの小型化を達成すること
が可能となる。
【0061】しかも、ラッチ爪部の基端側の傾斜面の角
度を先端側傾斜面の角度よりも小さくしているので、基
板側を引き抜いて第3のハウジングを第1および第2の
ハウジング側から離脱する場合、第1のハウジングと第
2のハウジングのラッチの再結合力を小さくすることが
でき、その分、第3のハウジングの引き抜き力を小さく
し、円滑に第3のハウジングを引き抜き操作することが
可能となる。
【0062】さらに、第1のハウジングのラッチ突起と
第2のハウジングのラッチ爪部の係合段部とのラッチ結
合の係合の重なり量をd,第3のハウジングが第1のハ
ウジングに嵌合しているとき、つまり、第3のハウジン
グのラッチ解除作用部が第2のハウジングのラッチ爪部
の先端側傾斜面に当接したときのバックパネル側と基板
側のプラグハウジング間の間隔をΔとしたときに、前記
第2のハウジングのラッチ爪部の先端側の傾斜面の傾斜
角θ1 と基端側傾斜面の傾斜角θ2 との関係を、0<θ
2 <arc tan (d/Δ)<θ1 <90°の関係としたの
で、バックパネル側光コネクタプラグと基板側光コネク
タプラグのプラグハウジングが接触する前に前記第1の
ハウジングと第2のハウジングのラッチ結合を確実に解
除することができるという効果が得られる。
【0063】さらに、一方側の光コネクタプラグから突
き出すガイドピンが他方側の光コネクタプラグのガイド
穴に嵌合する際の第2のハウジングと第3のハウジング
の嵌合長をL,ガイドピンの先端の径とこのガイドピン
が嵌合するガイド穴の穴径との差をΔφ,第2のハウジ
ングと第3のハウジング間の嵌合のクリアランスをδ
h,プラグハウジングから突き出しているフェルールの
突き出し量をf,フェルール端面からのガイドピンの突
き出し量をaとしたとき、δφ>δh/2+(δh/
L)×(f+a)の関係を成立させているので、バック
パネル側のコネクタと基板側のコネクタが嵌合する際
に、ガイドピンがガイド穴の端縁に突き当たることがな
く、このガイドピンの突き当たりにより、ガイド穴が損
傷を受けるという不具合を確実に防止することが可能と
なる。
【0064】さらに、本発明では、ガイドピンの固定力
は、第3のハウジングを第1のハウジングから離脱する
ときに第1のハウジングと第2のハウジングがラッチ結
合により再結合する力、および第3のハウジングを第1
のハウジングからロック係止を解除して離脱させるに要
する力よりも大きくしたので、バックパネルコネクタの
離脱時にガイドピンがその離脱力を受けて抜け出すとい
う現象を確実に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるバックパネルコネクタの一実施
形態例の第1のハウジングと第2のハウジングのラッチ
解除動作を示す構成説明図である。
【図2】同実施形態例におけるバックパネルコネクタの
ロック結合の動作を示す構成説明図である。
【図3】バックパネル側光コネクタプラグと基板側光コ
ネクタプラグに内蔵されるフェルールの説明図である。
【図4】プラグハウジング内に収容されるフェルールの
収容形態の模式説明図である。
【図5】第1のハウジングと第2のハウジングのラッチ
結合の解除不能の不具合状態の説明図である。
【図6】本実施形態例におけるラッチ結合開始時におけ
るプラグハウジング間の間隔Δを示す説明図である。
【図7】本実施形態例におけるラッチ爪部の2段階の傾
斜角θ1 ,θ2 とラッチ結合の係合重なり量dとの関係
を示す説明図である。
【図8】第3のハウジングに設けられるロック爪の先端
側の構成を示す図である。
【図9】第2のハウジング側のラッチ爪部が第2のハウ
ジングの本体に接触してラッチ結合ができない状態とな
る場合を示す不具合状態の説明図である。
【図10】図9の不具合を解消した構成説明図である。
【図11】バックパネル側光コネクタプラグと基板側光コ
ネクタプラグの接続先端側の詳細説明図である。
【符号の説明】
1 バックパネル 2 基板 3 第1のハウジング 4 ラッチ突起 5 ロック係止部 7 第2のハウジング 10 ラッチ爪部 11 係合段部 12 基端側傾斜面 13 先端側傾斜面 18 第3のハウジング 20 ラッチ解除作用部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高谷 雅昭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックパネルにフロートさせて装着され
    先端側が開口されハウジング壁面にロック係止部を有す
    る第1のハウジングと、この第1のハウジング内に先端
    開口側を第1のハウジングの先端開口側と同方向にして
    挿入され少なくとも1個のバックパネル側光コネクタプ
    ラグを内蔵する第2のハウジングと、外面に基板が装着
    され先端側が開口されて内部に基板側光コネクタプラグ
    が内蔵されて前記第1のハウジングに嵌合し予め定めた
    嵌合位置で前記ロック係止部にロック係止するロック爪
    を有する第3のハウジングとを備え、前記第1のハウジ
    ングの内面にはラッチ突起が突設され、この第1のハウ
    ジングのラッチ突起形成面に対向する側の第2のハウジ
    ングの外面にはラッチ腕が該第2のハウジングの外面に
    間隙を介して沿う形態で先端開口側に向けて伸張形成さ
    れそのラッチ腕の伸張先端側には外側に突き出す係合段
    部を有するラッチ爪部が設けられ、この係合段部に前記
    第1のハウジングのラッチ突起が係合して第1のハウジ
    ングと第2のハウジングがラッチ結合されており、この
    ラッチ爪部には先端側に向かうにつれ軸心方向に傾斜す
    る傾斜角を基部側よりも先端側を大とした2段階の傾斜
    面が形成され、前記第3のハウジングにはラッチ解除作
    用部が形成され、第3のハウジングを前記第1のハウジ
    ングに嵌合挿入して行くことによって前記ラッチ解除作
    用部が前記ラッチ爪部の先端側の傾斜面に衝接してラッ
    チ爪部を軸心方向に押し下げて第1のハウジングと第2
    のハウジングのラッチ結合を解除し、このラッチ結合の
    解除状態でバックパネル側光コネクタプラグと基板側光
    コネクタプラグとの光接続を維持する構成としたバック
    パネルコネクタ。
  2. 【請求項2】 バックパネル側光コネクタプラグと基板
    側光コネクタプラグは2本のガイドピンを両側の光コネ
    クタプラグの接続端面に設けた一対のガイド穴に嵌合さ
    せることによって位置決め結合する構成とした請求項1
    記載のバックパネルコネクタ。
  3. 【請求項3】 バックパネル側光コネクタプラグと基板
    側光コネクタプラグは共にプラグハウジングに光ファイ
    バを収容したフェルールの接続端側をプラグハウジング
    の先端からばねにより付勢して摺動自在に突き出して内
    蔵したものからなり、第1のハウジングのラッチ突起と
    第2のハウジングのラッチ爪部の係合段部とのラッチ結
    合の係合の重なり量をd,第3のハウジングが第1のハ
    ウジングに嵌合しているときのバックパネル側と基板側
    のプラグハウジング間の間隔をΔ,第2のハウジングの
    ラッチ爪部の2段階の傾斜面の基端側の傾斜角をθ2
    先端側の傾斜角をθ1 としたとき、θ1 とθ2 を0<θ
    2 <arc tan (d/Δ)<θ1 <90°の関係としたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のバックパネル
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 2本のガイドピンはバックパネル側と基
    板側の一方の光コネクタプラグ側に固定され、その固定
    力は、第3のハウジングを第1のハウジングから離脱す
    るときに第1のハウジングと第2のハウジングがラッチ
    結合により再結合する力、および第3のハウジングを第
    1のハウジングからロック係止を解除して離脱させるに
    要する力よりも大きくしたことを特徴とする請求項2又
    は請求項3記載のバックパネルコネクタ。
  5. 【請求項5】 バックパネル側と基板側の一方の光コネ
    クタプラグのガイド穴にガイドピンの一端側を嵌合し、
    ガイドピンの突き出し先端側から他方の光コネクタプラ
    グのガイド穴を嵌合することでバックパネル側と基板側
    の光コネクタプラグの位置決め結合を行う構成としたと
    きに、一方側の光コネクタプラグから突き出すガイドピ
    ンが他方側の光コネクタプラグのガイド穴に嵌合する際
    の第2のハウジングと第3のハウジングの嵌合長をL,
    前記突き出したガイドピンの先端の径とこのガイドピン
    が嵌合するガイド穴の穴径との差をδφ,第2のハウジ
    ングと第3のハウジング間の嵌合のクリアランスをδ
    h,プラグハウジングから突き出しているフェルールの
    突き出し量をf,フェルール端面からのガイドピンの突
    き出し量をaとしたとき、δφ>δh/2+(δh/
    L)×(f+a)の関係を成立させたことを特徴とする
    請求項2又は請求項3又は請求項4記載のバックパネル
    コネクタ。
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