JP2001317911A - 物品位置認識装置 - Google Patents

物品位置認識装置

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JP2001317911A JP2000133047A JP2000133047A JP2001317911A JP 2001317911 A JP2001317911 A JP 2001317911A JP 2000133047 A JP2000133047 A JP 2000133047A JP 2000133047 A JP2000133047 A JP 2000133047A JP 2001317911 A JP2001317911 A JP 2001317911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、物品(ワーク)位置検出を行い、
自動デパレタイズを可能とした物品位置認識装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ワークの高さを検出するエリアセンサ
と、このエリアセンサにより検出された高さデータに基
づいて最上段のワークFの側面に対して4方から照明す
る照明装置22と、パレットPの上方よりワークFを撮影
するCCDカメラ24と、CCDカメラ24により撮影され
た撮像データより、最上段のワークFの上面(影の部
分)を抽出し、最上段のワークFの輪郭を検出する画像
処理装置とを備え、画像処理装置により検出された最上
段のワークFの輪郭データにより、最上段のワークFの
概略位置を判断し、ワークFの位置を認識する。この構
成によれば、輪郭データよって最上段のワークFの概略
位置が判断され、ワークFの位置が認識されることによ
り、自動でデパレタイズを実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット上の物品
(ワーク)の物品位置認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物品位置の検出方式として、事前
に登録された積付パターン情報に基づく物品概略位置の
範囲内で、物品の位置検出を行う方式がある。
【0003】このような物品位置検出装置の一例が、特
開平6−55477号公報に開示されている。すなわち
図11に示すように、ロボット51のハンド52に3本のレ
ーザー(投光手段)53とCCDカメラ(撮像手段)54を
取り付け、事前に登録された積付パターン情報に基づく
物品概略位置の範囲内で、ロボット51のハンド52に取り
付けた3本のレーザー53からワーク55に対して“キ”の
字を投影させ、これをCCDカメラ54により認識し、ワ
ーク55のエッジを検出することにより形状・方向を算出
している。このワーク55の形状・方向に基づいて、ハン
ド52の位置が補正され、ハンド52によりワーク55が支持
され、移載される(デパレタイズされる)。
【0004】この物品位置検出装置は、ワーク55のエッ
ジを検出する方法を採用することでパターンマッチング
を行わないため、高速認識を行うことができ、デパレタ
イズ作業の高速化を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の物品位
置検出装置では、ロボット51のハンド52にCCDカメラ
54が取り付けられているためCCDカメラ54の視野が狭
く、よって物品概略位置の範囲内で物品の位置を検出す
ることから、人手が介在し、登録された積付位置以外の
場所に物品がある場合は検出できず、よって自動でデパ
レタイズを実行できず、全自動で物品のピッキング作業
を行うことができないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、人手が介在してパレッ
ト上のどの位置に物品があるのか分からない状態の物品
位置検出を行い、自動デパレタイズを可能とした物品位
置認識装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、パレット
上の物品の位置を認識する装置であって、前記物品の高
さを検出する高さ検出手段と、前記高さ検出手段により
検出された高さデータに基づいて最上段の物品の側面に
対して照明する照明手段と、前記パレットの上方より前
記物品を撮影する撮像手段と、前記撮影手段により撮影
された物品の撮像データより、影の部分を抽出し、最上
段の物品の輪郭を検出する画像処理手段とを備え、前記
画像処理手段により検出された最上段の物品の輪郭デー
タにより、最上段の物品の概略位置を判断し、物品の位
置を認識することを特徴とするものである。
【0008】上記構成によれば、最上段の物品の側面に
対して照明することにより、最上段の物品の上面、エッ
ジに濃い影が形成され、この状態でパレットの上方より
前記物品が撮影され、その撮像データより前記影の部分
が抽出され、最上段の物品の輪郭が検出される。この輪
郭データよって最上段の物品の概略位置が判断され、物
品の位置が認識される。
【0009】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、照明手段は、最上段の物品の
側面に対して4方から同時に照明する構成としたことを
特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、最上段の物品の側面に
対して4方から同時に照明することにより、最上段の物
品の上面に濃い影が形成され、この状態でパレットの上
方より前記物品が撮影され、その撮像データより前記影
の部分が抽出され、高速で最上段の物品の輪郭が検出さ
れる。
【0011】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、照明手段は、
昇降手段を有し、高さ検出手段により検出された高さデ
ータに基づいて最上段の物品の側面に対向する位置へ昇
降する構成としたことを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、照明手段は高さ検出手
段により検出された高さデータに基づいて最上段の物品
の側面に対向する位置まで昇降し、最上段の物品の側面
に対して照明する。
【0013】また請求項4記載の発明は、パレット上の
物品の位置を認識する装置であって、前記物品の高さを
検出する高さ検出手段と、前記高さ検出手段により検出
された高さデータに基づいて最上段の物品の側面に沿っ
て移動しながら、一定時間毎に最上段の物品の側面まで
の水平距離を測定する測定手段と、一定時間毎に前記測
定手段により測定された物品の側面までの水平距離デー
タより、最上段の物品の輪郭を検出する輪郭処理手段と
を備え、前記輪郭処理手段により検出された最上段の物
品の輪郭データにより、最上段の物品の概略位置を判断
し、物品の位置を認識することを特徴とするものであ
る。
【0014】上記構成によれば、一定時間毎に最上段の
物品の側面に対してその側面までの水平距離を測定する
ことにより、最上段の物品の輪郭が検出される。この輪
郭データよって最上段の物品の概略位置が判断され、物
品の位置が認識される。
【0015】また請求項5に記載の発明は、上記請求項
4に記載の発明であって、測定手段は、最上段の物品の
側面までの距離を4方から同時に測定する構成としたこ
とを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、最上段の物品の側面に
対して4方から同時にその側面までの水平距離を測定す
ることにより、高速で最上段の物品の輪郭が検出され
る。また請求項6に記載の発明は、上記請求項4または
請求項5に記載の発明であって、測定手段は、昇降手段
を有し、高さ検出手段により検出された高さデータに基
づいて最上段の物品の側面に対向する位置へ昇降する構
成としたことを特徴とするものである。
【0017】上記構成によれば、測定手段は高さ検出手
段により検出された高さデータに基づいて最上段の物品
の側面に対向する位置まで昇降し、最上段の物品の側面
に対してその側面までの水平距離を測定する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1における
物品位置認識装置を備えたデパレタイズ装置の平面図で
ある。
【0019】図1において、1は駆動ローラコンベヤか
ら構成された搬入コンベヤであり、自動搬送台車などの
搬送手段より、デパレタイズされる物品(ワーク)が積
付られたパレットPを受け取り、1パレット(1PL)
手前位置aに設置されたワーク位置認識装置2まで搬送
し、ワーク位置認識装置2へ搬出する。またこの搬入コ
ンベヤ1のパレットの搬入部にはパレットP上のワーク
の高さを検出するエリアセンサ(高さ検出手段の一例)
3が設けられている。エリアセンサ3は、たとえば光電
スイッチ、近接センサ、超音波センサなどにより形成す
ることができる。
【0020】前記ワーク位置認識装置2は、パレット上
の最上段のワークの輪郭データを検出する検出装置4
(詳細は後述する)と、搬入コンベヤ1から搬入された
パレットPをフリーコンベヤ5へ搬出するコンベヤ装置
6から構成されている。
【0021】上記フリーコンベヤ5に続いてデパレタイ
ズ位置bが設定された搬出コンベヤ9が設けられてお
り、ワーク位置認識装置2から搬出されたパレットPは
フリーコンベヤ5を介してこの搬出コンベヤ9のデパレ
タイズ位置bへ搬入される。
【0022】また図1において、8はデパレタイズ位置
bに搬入されたパレットPからワークを認識して移載す
るロボットであり、このロボット8のハンド9に従来の
3本のレーザーとCCDカメラ(図示せず)が取り付け
られ、従来方式の物品位置検出装置10(図3)が構成さ
れている。この物品位置検出装置10は、ワーク位置認識
装置2の検出装置4から、後述する最上段のワークの輪
郭データを入力すると、この輪郭データから最上段のワ
ークの概略位置を判断し、このワークの概略位置の範囲
内で、3本のレーザーからワークに対して“キ”の字を
投影し、これをCCDカメラにより認識し、ワークのエ
ッジを検出することにより形状・方向を算出する。ロボ
ット8は、この物品位置検出装置において算出されたワ
ークの形状・方向と、ワークのデパレタイズ情報によ
り、ワークを移載(デパレタイズ)する。
【0023】上記搬出コンベヤ7は、駆動ローラコンベ
ヤから構成され、デパレタイズ位置bに搬入されたパレ
ットPを搬送し、自動搬送台車などの搬送手段へ搬出す
る。この搬出コンベヤ7のデパレタイズ位置bに、パレ
ットPの有無を検出する在荷センサ11が設けられてい
る。在荷センサ11は反射型の光電スイッチや近接センサ
などにより形成される。
【0024】上記ワーク位置認識装置2のコンベヤ装置
6は、図2に示すように、搬入されてくるパレットPを
受け入れるためのフリーローラコンベヤ12およびストッ
パ13と、パレットPを、受け入れ方向と直角な方向へ搬
出する2条式(一対)の駆動ローラコンベヤ14から構成
され、パレットPの有無を検出する在荷センサ15が設け
られている。在荷センサ15は反射型の光電スイッチや近
接センサなどにより形成される。
【0025】上記ワーク位置認識装置2の検出装置4
は、図2および図3に示すように、コンベヤ装置6を等
間隔で取り囲むように配置された垂直な支柱20と、各支
柱20間に昇降自在に水平に渡されたフレーム21と、この
フレーム21上で、かつパレットPのほぼ中央位置にパレ
ットPに向けて配置された4台の照明装置22と、エリア
センサ3により検出されたパレットP上のワークの高さ
に基づいて最上段のワークの側面位置に、各照明装置22
が取り付けられたフレーム21を同時に支柱20に沿って上
下に昇降する昇降装置(昇降手段の一例)23と、コンベ
ヤ装置6(パレットP)のほぼ平面中心位置の上方に配
置され、下方のパレットPを撮影するCCDカメラ(撮
像手段の一例)24と、このCCDカメラ23により撮影さ
れた撮像データから最上段のワークの輪郭を検出する、
コンピュータからなる画像処理装置(画像処理手段の一
例)25から構成されている。
【0026】この検出装置4の構成により、前記照明装
置22は昇降装置23により昇降され、また照明装置22によ
りパレットP上の最上段のワークは四方から照明され、
図5に示すように、最上段のワークFの上面に濃い影が
形成され、この状態でパレットP上のワークFはCCD
カメラ24により上方から撮影される。このCCDカメラ
23により撮影された撮像データは、画像処理装置25へ入
力され、画像処理により影の部分が抽出され、最上段の
ワークFの輪郭が検出される。
【0027】なお、上記照明装置22と昇降装置23により
本発明の照明手段が構成される。図3において、26はコ
ンベヤコントローラであり、このコントローラ26は搬入
コンベヤ1、ワーク位置認識装置2の駆動ローラコンベ
ヤ14、および搬出コンベヤ7を駆動する。27は昇降装置
23を駆動するコントローラであり、コンベヤコントロー
ラ26に、この昇降装置コントローラ27と照明装置22とエ
リアセンサ3とワーク位置認識装置2の在荷センサ15と
搬出コンベヤ7の在荷センサ11が接続され、またコンベ
ヤコントローラ26は画像処理装置25とロボット8のコン
トローラ(ロボットコントローラ)28に接続されてい
る。画像処理装置25は、従来方式の物品位置検出装置10
とロボットコントローラ28に接続され、また従来方式の
物品位置検出装置10はロボットコントローラ28に接続さ
れている。
【0028】上記構成による手順を図4のフローチャー
トにしたがって説明する。なお、ワーク位置認識装置2
を使用するか、すなわちワーク位置が未知であるかどう
かのデータがコンベヤコントローラ26に予め設定されて
いるものとする。
【0029】まず、エリアセンサ3によりワークFの高
さが検出されると(ステップ−1)、その高さデータは
コンベヤコントローラ26に記憶される(ステップ−
2)。コンベヤコントローラ26はワーク位置認識装置2
の在荷センサ15が動作しているかどうかを確認し(ステ
ップ−3)、オフ、すなわちパレットPをコンベヤ装置
6上に確認できないとき、搬入コンベヤ1を駆動してパ
レットPをワーク位置認識装置2のコンベヤ装置6上
(1PL手前の位置a)へ移送させる(ステップ−
4)。
【0030】次に、ワーク位置認識装置2を使用する
か、すなわち最上段のワーク位置が未知であるかどうか
を確認する(ステップ−5)。ワーク位置が未知のと
き、下記のステップを実行する。
【0031】前記移送によりワーク位置認識装置2の在
荷センサ15が動作すると(ステップ−6)、コンベヤコ
ントローラ26は、昇降装置コントローラ27へ高さデータ
を出力する(ステップ−7)。
【0032】昇降装置コントローラ27は入力した高さデ
ータにより最上段のワークFの側面の中心の高さを判断
し(ステップ−8)、図2(b)に示すように、昇降装
置23を駆動してこの側面高さとなるように照明装置22を
移動させる(ステップ−9)。
【0033】次に、コンベヤコントローラ26は4台の照
明装置22を一斉に駆動して最上段のワークFの側面を照
射し、図5に示すように、ワークFの上面を影とし(ス
テップ−10)、画像処理装置25へ画像処理開始信号を出
力する(ステップ−11)。
【0034】画像処理装置25は、画像処理開始信号に応
じてCCDカメラ24を駆動し(ステップ−12)、CCD
カメラ24より撮像データを入力すると(ステップ−1
3)、図5に示す影の部分のみを抽出しワークFの輪郭
データを作成し(ステップ−14)、この作成したワーク
Fの輪郭データを従来方式の物品位置検出装置10へ転送
する(ステップ−15)。続いて、ロボットコントローラ
26へ認識終了信号を出力する(ステップ−16)。従来方
式の物品位置検出装置10は輪郭データにより最上段のワ
ークFの概略位置を判断する(ステップ−17)。
【0035】上記ステップ−5においてワーク位置が既
知である場合、次のステップを実行する。コンベヤコン
トローラ26は、画像処理装置25へ画像処理を実行しない
ことを指示する不実行信号を出力し(ステップ−18)、
画像処理装置25はこの不実行信号を入力すると従来方式
の物品位置検出装置10へ転送する(ステップ−19)。
【0036】この状態で、ロボットコントローラ28は、
先のパレットPのワーク位置データに基づいてデパレタ
イズを実行しており、先のパレットPのデパレタイズが
終了すると(ステップ−20)、コンベヤコントローラ26
へ搬出指令を出力する(ステップ−21)。コンベヤコン
トローラ26は、この搬出指令にしたがって搬出コンベヤ
9を駆動して先のパレットPを搬出口まで搬送させる
(ステップ−22)。
【0037】先のパレットPの搬出により、搬出コンベ
ヤ9の在荷センサ11がオフとなると(ステップ−23)、
ワーク位置認識装置2の駆動ローラコンベヤ14を駆動し
てパレットPをフリーコンベヤ5を介して搬出コンベヤ
7のデパレタイズ位置bへ搬出させる(ステップ−2
4)。
【0038】このパレットPの移動により搬出コンベヤ
7の在荷センサ11がオンとなると(ステップ−25)、コ
ンベヤコントローラ26は、デパレタイズ信号をロボット
コントローラ28へ出力する(ステップ−26)。
【0039】ロボットコントローラ28は、物品位置検出
装置10により最上段のワークFの概略位置が判断されて
いるかを確認し(ステップ−27)、確認するとハンド9
をこの最上段のワークFの概略位置へ移動させ(ステッ
プ−28)、確認できないときハンド9を予め登録された
デパレタイズ情報に基づいてデパレタイズするワークの
概略位置へ移動させる(ステップ−29)。次に、ロボッ
トコントローラ28は、物品位置検出装置10を駆動して従
来方式にて目的(最上段あるいはデパレタイズ対象)の
ワークFの形状・方向を認識させ(ステップ−30)、こ
の最上段のワークFの形状・方向に基づいてデパレタイ
ズを実行する(ステップ−31)。
【0040】このように、ワーク位置が未知なとき、ワ
ーク位置認識装置2により最上段のワークFの輪郭デー
タが検出され、この輪郭データにより、最上段のワーク
Fの概略位置が判断され、この概略位置に基づいて従来
方式にて最上段のワークFの形状・方向が認識される。
【0041】したがって、人手が介在してパレットP上
のどの位置にワークFがあるのか分からない状態におい
てワーク位置を検出できることから、自動でデパレタイ
ズを実行することができ、全自動でワークFのピッキン
グ作業を行うことができる。
【0042】またワーク位置が既知なとき、ワーク位置
認識装置2による輪郭データの認識を行わないことによ
り、作業時間の短縮を図っている。なお、上記実施の形
態1において、照明装置22を4台設け、これら4台の照
明装置22を昇降装置23により最上段のワークFの側面高
さまで昇降させているが、1個のワークFの高さが予め
わかっているときは、各段のワークの側面高さに対向し
てそれぞれ照明装置22を設け(上下方向に照明装置22を
並べ)、検出された最上段のワークFの高さに応じてこ
の高さの照明装置22のみを駆動するようにしてもよい。
このとき、昇降装置23が不要となる。
【0043】また上記実施の形態1において、照明装置
22を4台設け、同時に駆動しているが、1台の照明装置
22をパレットP外周に沿って移動できる構成とし、1台
の照明装置22で最上段のワークFの各側面を照明して各
エッジ(辺)の陰を形成し、これら陰の画像を撮像して
記憶し、合成することによりワークFの輪郭を検出する
ようにしてもよい。 [実施の形態2]実施の形態2は上記実施の形態1にお
けるワーク位置認識装置2の検出装置4を、図6および
図7に示す検出装置31としたものである。なお、実施の
形態1の構成と同一な構成には同一の符号を付して説明
を省略する。
【0044】このワーク位置認識装置2の検出装置31
は、コンベヤ装置6を等間隔で取り囲むように配置され
た垂直な支柱40と、各支柱40間に昇降自在に水平に渡さ
れたガイドレール41と、各ガイドレール41に沿って水平
移動し、移動中のパレットP上のワークFまでの水平距
離Lを検出する4台のレーザセンサ(検出手段の一例)
42と、エリアセンサ3により検出されたパレットP上の
ワークの高さに基づいて最上段のワークの側面位置に、
各レーザセンサ42が取り付けられたガイドレール41を同
時に支柱40に沿って上下に昇降する昇降装置(昇降手段
の一例)43と、移動中の4台のレーザセンサ42により一
定時間毎に検出されるワークFまでの水平距離Lを記憶
し、これら水平距離Lのデータにより最上段のワークの
輪郭を検出する、コンピュータからなる輪郭処理装置
(輪郭処理手段の一例)45から構成されている。なお、
レーザセンサ42と昇降装置43により本発明の測定手段が
構成される。
【0045】この検出装置4の構成により、前記レーザ
センサ42は最上段のワークの側面位置に、昇降装置43に
より昇降され、またレーザセンサ42はガイドレール41に
沿って水平移動され、この移動中の一定時間毎に各レー
ザセンサ42により検出されたワークFまでの水平距離L
が輪郭処理装置45に記憶され、たとえば図8に示すよう
に、レーザセンサ42の移動距離と測定した水平距離の特
性が求められる。次に輪郭処理装置45において、図9に
示すように、4方のレーザセンサ42の移動距離と測定し
た水平距離の特性が合成され、最上段のワークFの輪郭
が検出される。
【0046】上記構成による手順を図10のフローチャ
ートに示す。実施の形態1とは、照明装置とCCDカメ
ラの駆動に代えて、レーザセンサ42を駆動している。こ
のように、実施の形態2においても、ワーク位置が未知
なとき、ワーク位置認識装置の検出装置31により最上段
のワークFの輪郭データが検出され、この輪郭データに
より、最上段のワークFの概略位置が判断され、この概
略位置に基づいて従来方式にて最上段のワークFの形状
・方向が認識される。
【0047】したがって、人手が介在してパレットP上
のどの位置にワークFがあるのか分からない状態におい
てワーク位置を検出できることから、自動でデパレタイ
ズを実行することができ、全自動でワークのピッキング
作業を行うことができる。
【0048】またワーク位置が既知なとき、ワーク位置
認識装置2による輪郭データの認識を行わないことによ
り、作業時間の短縮を図っている。なお、上記実施の形
態2において、レーザセンサ42を4台設け、これら4台
のレーザセンサ42を昇降装置43により最上段のワークF
の側面高さまで昇降させているが、1個のワークFの高
さが予めわかっているときは、各段のワークの側面高さ
に対向してそれぞれレーザセンサ42を設け(上下方向に
レーザセンサ42を並べ)、検出された最上段のワークF
の高さに応じてこの高さのレーザセンサ42のみを駆動す
るようにしてもよい。このとき、昇降装置43が不要とな
る。
【0049】また上記実施の形態2において、レーザセ
ンサ42を4台設け、同時に駆動しているが、1台のレー
ザセンサ42をパレットP外周に沿って移動できる構成と
し、移動中の一定時間毎に1台のレーザセンサ42で測定
された、最上段のワークFの側面までの水平距離Lを記
憶して各エッジ(辺)を求め、これらエッジを記憶し、
合成することによりワークFの輪郭を検出するようにし
てもよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、人手
が介在してパレット上のどの位置に物品があるのか分か
らない状態において物品位置を検出できることから、自
動でデパレタイズを実行することができ、全自動で物品
のピッキング作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における物品位置認識装
置を備えたデパレタイズ装置の構成図である。
【図2】同物品位置認識装置の平面および側面図であ
る。
【図3】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ装置
の制御構成図である。
【図4】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ装置
の手順を示すフローチャートである。
【図5】同物品位置認識装置による物品認識の説明図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態2における物品位置認識装
置の平面および側面図である。
【図7】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ装置
の制御構成図である。
【図8】同物品位置認識装置による物品認識の説明図で
ある。
【図9】同物品位置認識装置による物品認識の説明図で
ある。
【図10】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ装
置の手順を示すフローチャートである。
【図11】物品位置検出装置を備えたロボットの概略構
成と物品位置検出装置による物品検出方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ 2 物品位置認識装置 3 エリアセンサ 4 検出装置 5 フリーコンベヤ 6 コンベヤ装置 7 搬出コンベヤ 8 ロボット 9 ハンド 10 物品位置検出装置 11,15 在荷センサ 22 照明装置 23,43 昇降装置 24 CCDカメラ 25 画像処理装置 41 ガイドレール 42 レーザセンサ 45 輪郭処理装置 F 物品(ワーク) P パレット
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA01 AA24 AA53 FF02 FF04 FF11 HH14 HH15 JJ03 JJ05 JJ26 MM07 MM14 PP22 QQ31 TT08 3F059 AA02 DA02 DB06 DB09 DC07 DC08 DD08 DD12 DD18 DE06 FB11 FB12 5B057 AA05 BA13 CC01 DA07 DA13 DC16 DC17 DC19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット上の物品の位置を認識する装置
    であって、 前記物品の高さを検出する高さ検出手段と、 前記高さ検出手段により検出された高さデータに基づい
    て最上段の物品の側面に対して照明する照明手段と、 前記パレットの上方より前記物品を撮影する撮像手段
    と、 前記撮影手段により撮影された物品の撮像データより、
    影の部分を抽出し、最上段の物品の輪郭を検出する画像
    処理手段とを備え、 前記画像処理手段により検出された最上段の物品の輪郭
    データにより、最上段の物品の概略位置を判断し、物品
    の位置を認識することを特徴とする物品位置認識装置。
  2. 【請求項2】 照明手段は、最上段の物品の側面に対し
    て4方から同時に照明する構成としたことを特徴とする
    請求項1に記載の物品位置認識装置。
  3. 【請求項3】 照明手段は、昇降手段を有し、高さ検出
    手段により検出された高さデータに基づいて最上段の物
    品の側面に対向する位置へ昇降する構成としたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の物品位置認識
    装置。
  4. 【請求項4】 パレット上の物品の位置を認識する装置
    であって、 前記物品の高さを検出する高さ検出手段と、 前記高さ検出手段により検出された高さデータに基づい
    て最上段の物品の側面に沿って移動しながら、一定時間
    毎に最上段の物品の側面までの水平距離を測定する測定
    手段と、 一定時間毎に前記測定手段により測定された物品の側面
    までの水平距離データより、最上段の物品の輪郭を検出
    する輪郭処理手段とを備え、 前記輪郭処理手段により検出された最上段の物品の輪郭
    データにより、最上段の物品の概略位置を判断し、物品
    の位置を認識することを特徴とする物品位置認識装置。
  5. 【請求項5】 測定手段は、最上段の物品の側面までの
    距離を4方から同時に測定する構成としたことを特徴と
    する請求項4に記載の物品位置認識装置。
  6. 【請求項6】 測定手段は、昇降手段を有し、高さ検出
    手段により検出された高さデータに基づいて最上段の物
    品の側面に対向する位置へ昇降する構成としたことを特
    徴とする請求項4または請求項5に記載の物品位置認識
    装置。
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