JP3596434B2 - 物品位置認識装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット上の物品(ワーク)の物品位置認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品位置の検出方式として、事前に登録された積付パターン情報に基づく物品概略位置の範囲内で、物品の位置検出を行う方式がある。
【0003】
このような物品位置検出装置の一例が、特開平6−55477号公報に開示されている。すなわち図13に示すように、ロボット51のハンド52に3本のレーザー(投光手段)53とCCDカメラ(撮像手段)54を取り付け、事前に登録された積付パターン情報に基づく物品概略位置の範囲内で、ロボット51のハンド52に取り付けた3本のレーザー53から物品55に対して“キ”の字を投影させ、これをCCDカメラ54により認識し、物品55のエッジを検出することにより形状・方向を算出している。この算出した物品55の形状・方向に基づいて、ハンド52の位置が補正され、ハンド52により物品55が支持され、移載される(デパレタイズされる)。
【0004】
上記物品55の認識の画像処理に必要なデータは、物品55のサイズ、撮像距離(CCDカメラ54と物品55の天面との距離)、目的の物品55の周辺物品の配置情報、画像認識最適設定情報、ロボットハンド角度情報、画像認識リトライ回数設定情報などである。
【0005】
この物品位置検出装置は、物品55のエッジを検出する方法を採用することでパターンマッチングを行わないため、高速認識を行うことができ、デパレタイズ作業の高速化を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の物品位置検出装置では、ロボット51のハンド52にCCDカメラ54が取り付けられているためCCDカメラ54の視野が狭く、よって物品概略位置の範囲内で物品の位置を検出することから、人手が介在し、登録された積付位置以外の場所に物品がある場合は検出できず、よって自動でデパレタイズを実行できず、全自動で物品のピッキング作業を行うことができないという問題があった。
【0007】
また従来の物品位置検出装置では、物品55の認識の画像処理に必要なデータが多く、設定に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、人手が介在してパレット上のどの位置に物品があるのか分からない状態の物品位置検出を行い、自動デパレタイズを可能とし、また画像処理に必要なデータを少なくできる物品位置認識装置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、パレット上の物品の位置を認識する装置であって、
前記パレットのほぼ中心上方から前記物品を撮影する第1撮像手段と、前記パレットの斜め上方より前記物品を撮影する第2撮像手段と、前記パレットの斜め上方より前記物品に対して照明する照明手段と、前記第1撮像手段と前記第2撮像手段に接続された認識手段を備え
前記認識手段は、前記照明手段により前記物品のかど部に形成される影を利用した物品天面上のかど部のパターンを予め記憶し、前記第1撮像手段により撮影された物品の撮像データにより前記物品のかど部を抽出し、前記予め記憶されたかど部のパターンと一致するパターンを求め、その平面座標を記憶するパターンマッチング手段と、前記パターンマッチング手段により求められた、予め記憶されたかど部のパターンと一致するパターンの物品天面のかど部の高さを、前記第1撮像手段により撮影された物品の撮像データと前記第2撮像手段により撮影された物品の撮像データにより検出する高さ検出手段と、前記高さ検出手段により検出された物品のかど部の高さと、設定された最上段の物品の高さが一致する物品を求め、この物品のかど部の平面座標を記憶する選択手段と、前記選択手段により求めた物品のかど部から伸びる2本の明暗差のふちから辺を求め、これら辺により物品の向きを求める向き検出手段と、予め記憶された物品の平面の辺の長さと、前記向き検出手段により求められた物品の向きと、この物品のかど部の平面座標により物品の重心の座標を求める重心検出手段とから構成したことを特徴とするものである。
【0011】
上記構成によれば、第1撮像手段により撮影された物品の撮像データにより照明手段によって物品のかど部に形成される影を利用して物品天面上のかど部が認識され、この物品天面のかど部の高さが、第1撮像手段により撮影された物品の撮像データと第2撮像手段により撮影された物品の撮像データにより求められ、この物品のかど部の高さと、設定された最上段の物品の高さが一致する物品が求められ、この高さが一致した物品のかど部から伸びる2本の明暗差のふちから辺が求められ、これら2辺により物品の向きが求められ、この求められた物品の向きとこの物品のかど部の平面座標により物品の重心が求められる。
【0012】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、向き検出手段は、最上段の物品の個数が1個のとき、物品のかど部から伸ばした2本の辺の長さの差の領域の明暗差のふちを検出し、一方の明暗差のふちが認識され、他方の明暗差のふちが認識されないと、前記明暗差のふちが認識された辺を長辺、前記明暗差のふちが認識されない辺を短辺と認識し、また最上段の物品の個数が2個で一塊で配置されているとき、求めた各辺にそれぞれ対向する物品の明暗差のふちを検出し、明暗差のふちを抽出した辺を長辺、他方の辺を短辺と認識し、また最上段の物品の個数が3個以上で一塊で配置されているとき、物品のかど部に対向する長辺と短辺を検出し、長辺と短辺を検出すると、検出した長辺に対向する辺を長辺、検出した短辺に対向する辺を短辺と認識することを特徴とするものである。
【0013】
上記構成によれば、最上段の物品の個数およびその配置の状態に応じて物品の長辺と短辺がそれぞれ認識され、物品の重心座標が求められる。
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1または請求項2に記載の発明であって、第1および第2撮像手段は、被写体を撮影するときに赤外映像のみを取り込んだ撮像データを得る構成としたことを特徴とするものである。
【0014】
上記構成によれば、赤外映像のみを取り込むことにより物品に印刷された文字、模様、貼付テープ色(青、緑色など)の影響を少なくすることができ、正確な撮像データを得ることができる。
【0015】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、照明手段は昇降手段を有し、設定された最上段の物品の高さにより、昇降手段を駆動して最上段の物品と照明手段の距離を一定する構成としたことを特徴とするものである。
【0016】
この構成によれば、最上段の物品と照明手段の距離が一定とされ、第1および第2撮像手段は、撮像データを常に正確な精度で得ることができる。
また請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、パレットを昇降する昇降手段を有し、設定された最上段の物品の高さにより、昇降手段を駆動して最上段の物品と照明手段の距離を一定する構成としたことを特徴とするものである。
【0017】
この構成によれば、最上段の物品と照明手段の距離が一定とされ、第1および第2撮像手段は、撮像データを常に同じ明るさで、精度よく得ることができる。
また請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、第1または第2撮像手段に自動ズーム機能を付加し、設定された最上段の物品の高さにより、前記自動ズーム機能により最上段の物品の撮像データの大きさを調整し一定とする構成としたことを特徴とするものである。
【0018】
この構成によれば、最上段の物品の大きさが一定に調整され、第1または第2撮像手段は、撮像データを常に正確な精度で得ることができる。
また請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明であって、第1または第2撮像手段に絞り調整機能を付加したことを特徴とするものである。
【0019】
この構成によれば、物品の表面にハレーションが発生しないように絞りが調整され、安定した画像が取り込める。
また請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明であって、複数の照明手段を備え、これら照明手段を切り換え可能な構成としたことを特徴とするものである。
【0020】
この構成によれば、物品のかど部に発生する影の位置を変更でき、目的の物品のかど部に影を発生でき、目的の物品の重心位置を求めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1における物品位置認識装置の構成図である。
【0022】
図1において、1は被認識対象の物品(ワーク)2が積付られたパレットであり、パレット1の最上段の物品2の位置を認識する物品位置認識装置3が設けられている。
【0023】
物品位置認識装置3は、パレット1のほぼ中心上方から物品2を撮影する第1CCDカメラ(第1撮像手段)11と、パレット1の斜め上方より物品2を撮影する第2CCDカメラ(第2撮像手段)12と、パレット1の斜め上方より物品2に対して照明する照明装置(第1照明手段)13と、これら第1CCDカメラ11と第2CCDカメラ12と照明装置13に接続され、パレット1上の最上段の物品2の位置認識処理を行う画像処理装置(認識手段)15から構成されている。
【0024】
第1CCDカメラ11と第2CCDカメラ12にはそれぞれ、レンズの表面に赤外線のみを透過する赤外線フィルタが取り付けられ、また物品2の表面にハレーションが発生しないように絞りを調整し安定した画像を取り込めるように絞り調整機能が付加されている。第1CCDカメラ11と第2CCDカメラ12においては、赤外線フィルタにより被写体を撮影するときに赤外映像のみを取り込んだ撮像データ(映像データ)が得られ、赤外映像のみを取り込むことにより物品2に印刷された文字、模様、貼付テープ色(青、緑色など)の影響を少なくすることができ、正確な撮像データを得ることができる。
【0025】
上記照明装置13は、パレット1を斜め上方より見下ろす所定の角度に固定された照明ランプ16と、画像処理装置15からの指令により垂直支柱17に沿って照明ランプ16を昇降する昇降装置18(昇降手段)から構成されている。昇降装置18は、たとえば照明ランプ16を支柱17に沿って支持する支持体と、この支持体に設置されたモータと、このモータの回転軸に連結されたピニオンと、支柱17に沿って上下方向に敷設され前記ピニオンが係合するラック(いずれも図示せず)などにより構成され、モータの回転により支持体が昇降することにより照明ランプ16が昇降される。
【0026】
上記画像処理装置15は、第1CCDカメラ11により撮影された物品2の撮像データにより照明装置13によって物品2のかど部(ふち,コーナー)に形成される影を利用して物品天面上のかど部を認識し、この物品天面のかど部の高さを、第1CCDカメラ11により撮影された物品2の撮像データと第2CCDカメラ12により撮影された物品2の撮像データにより求め、物品の重心を認識するものである(詳細は後述する)。
【0027】
上記構成の制御構成図を図2に示す。
画像処理装置15は、図2に示すように、
第1CCDカメラ11により撮影された物品2の撮像データを平面座標で記憶する第1画像メモリ21と、
第2CCDカメラ12により撮影された物品2の撮像データを平面座標で記憶する第2画像メモリ22と、
照明装置13により最上段の物品2のかど部に形成される影Sを利用した物品天面のかど部のパターンが予め記憶された(第1)パターンメモリ23と、
第1画像メモリ21に記憶された物品2の撮像データにより、物品2のかど部の影Sを利用して物品天面のかど部を抽出し、パターンメモリ23に予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンを求め、その平面座標を記憶するパターンマッチング手段25と、
パターンマッチング手段25により求められた、予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンの物品2のかど部の高さhを、第1画像メモリ21に記憶された物品2の撮像データと第2画像メモリ22に記憶された撮像データにより検出する高さ検出手段26と、
高さ検出手段26により検出された物品2のかど部の高さhと、後述する昇降用制御手段により求められる最上段の物品2の高さHが一致する物品2を求め、この物品2のかど部の平面座標を記憶する選択手段27と、
選択手段27により求めた物品2のかど部から伸びる2本のエッジ(明暗差のふち)の長さを、第1画像メモリ21に記憶された撮像データより求め、これらエッジの長さと後述する昇降用制御手段により求められる最上段の物品2の数(個数)により物品2の向きを求め、物品2のかど部の平面座標とともに出力し、また向きを求めることができなかったとき、物品2のかど部の平面座標(情報)のみを、後述する物品位置検出装置47へ出力する向き検出手段28と、
後述する昇降用制御手段により入力した物品の平面の長さ(物品2の幅、長さのデータ)と、向き検出手段28により求められた物品2の向きとこの物品2のかど部の平面座標により物品2の重心の平面座標を求め、この重心の平面座標データを後述するロボット制御装置19へ出力する重心検出手段29と、
後述するロボット制御装置19より入力した物品2のサイズ(物品2の幅、長さ、高さのデータ)、パレット上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みのデータより、最上段の物品2の数と、最上段の物品2までの高さHを演算し、この最上段の物品2までの高さHに基づいて、最上段の物品2と現状認識している照明装置13との距離を一定とするように、パルス信号を照明装置13の昇降装置18へ出力する昇降用制御手段30と、
照明装置13の照明ランプ16へ点灯信号を出力する駆動手段31
から構成されている。
【0028】
物品位置認識装置3を備えたデパレタイズ部の構成を図3に示す。
図3において、20はロボットであり、このロボット20は、後述するロボット制御装置19からの指令に基づいてパレット1から物品2を1個ずつ持ち上げて移載する。
【0029】
また41は駆動ローラコンベヤから構成された搬入コンベヤであり、自動搬送台車(搬送手段の一例)42より、デパレタイズされる物品2が積付られたパレット1を受け取り、物品位置認識装置3が設置されたデパレタイズ位置aまで搬送する。このデパレタイズ位置aにおいて前記ロボット20により物品2はデパレタイズされ、移載コンベヤ43へ移載される。終了すると、パレット1は搬入コンベヤ41より、駆動ローラコンベヤから構成された搬出コンベヤ44へ移載され、この搬出コンベヤ44によりパレット1は搬送され、自動搬送台車42へ搬出する。
【0030】
またロボット20のハンド46に従来の3本のレーザーとCCDカメラ(図示せず)が取り付けられ、従来のレーザー方式の物品位置検出装置47(図2)が構成されている。この物品位置検出装置47は、ロボット制御装置19の一部として構成されており、物品位置認識装置3の画像処理装置15から、前記最上段の物品2のかど部の平面座標データを入力すると、公知のように、この座標データから最上段の物品2の概略位置を判断し、この物品2の概略位置の範囲内で、3本のレーザーから物品に対して“キ”の字を投影し、これをCCDカメラにより認識し、物品のエッジを検出することにより物品2の重心座標を算出し、ロボット制御装置19へ出力する。
【0031】
ロボット制御装置19には、物品2の移載等を管理する上位コンピュータ(図示せず)より物品2の移載の数(ピッキング数)などの指令データ、およびデパレタイズに必要なデータ、たとえば物品2のサイズ(物品2の幅、長さ、高さのデータ)、パレット上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みなどのデータが入力され、図4に示すように、図1に示す天井型濃淡方式の画像処理装置15より重心平面座標を入力すると、このパレット1上に認識された物品2の重心平面座標および前記デパレタイズに必要なデータに基づいて、ロボット20へ指令してロボット20を駆動し、あるいは従来のレーザー方式の物品位置検出装置47より物品2の重心座標データを入力すると、この重心平面座標および前記デパレタイズに必要なデータに基づいて、ロボット20へ指令してロボット20を駆動し、指令データのピッキング数の物品2を1個ずつパレット1より移載コンベヤ43へ移載させる。
【0032】
天井型濃淡方式の画像処理装置15より重心平面座標を得る手順を図5〜図8のフローチャートにしたがって詳細に説明する。なお、ロボット制御装置19より、物品2のサイズ(物品2の幅、長さ、高さのデータ)、パレット上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みのデータが入力されているものとする。
【0033】
まず、昇降用制御手段30により、ロボット制御装置19から入力した物品2の高さデータ、パレット1上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みのデータにより最上段の物品2の数と、最上段の物品2までの高さHを演算し(ステップ−1)、この最上段の物品2までの高さHに基づいて、パルス信号を照明装置13の昇降装置18へ出力し、最上段の物品2と照明装置13との距離を一定とする(ステップ−2)。これにより第1CCDカメラ11と第2CCDカメラ12は、常に同じ明るさで、精度よく撮像データを得ることができる。
【0034】
次に、駆動手段31により照明装置13の照明ランプ16を駆動してストロボ照射させ、同時に第1CCDカメラ11と第2CCDカメラ12によりパレット1上の物品2を撮影し、その撮像データを平面座標で、それぞれ第1画像メモリ21と第2画像メモリ22に記憶する(ステップ−3)。
【0035】
次に、パターンマッチング手段25において、第1画像メモリ21に記憶された物品2の撮像データにより物品2のかど部の影Sを利用して物品天面のかど部を抽出し、パターンメモリ23に予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンを求め、その平面座標を記憶する(ステップ−4)。
【0036】
パターンマッチング手段25により予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンが求められると(ステップ−5)、続いて高さ検出手段26において、パターンマッチング手段25により求められた、予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンの物品2のかど部までの高さhを、第1画像メモリ21に記憶された物品2の撮像データと第2画像メモリ22に記憶された撮像データにより求める(ステップ−6)。
【0037】
次に選択手段27において、高さ検出手段26により検出された物品2のかど部までの高さhと、昇降制御手段30により算出した最上段の物品2までの高さHが一致する物品2を求め、この物品2のかど部の平面座標を記憶する(ステップ−7)。
【0038】
次に向き検出手段28において、選択手段27により求めた物品2のかど部から伸びる2本のエッジを第1画像メモリ21に記憶された撮像データから探す{たとえば、トーン差のある数点(たとえば7点)をラインとして見なす}(ステップ−8)。次にこれらエッジが直交しているかを確認し(ステップ−9)、直交していることが確認されると、これらエッジを延ばし、断点(条件が変わる点)を見つけ、2辺の長さを求める(ステップ−10)。
【0039】
以下、下記のステップにより、これら求めた2辺から長辺と短辺を認識し、物品2の向きを求める。
まず、向き検出手段28において、昇降用制御手段30より入力した最上段の物品2の個数が1個かどうかを確認し(ステップ−11)、確認すると、求めた2辺の長さの差の領域のエッジを検出し(ステップ−12)、一方のエッジが認識され、他方のエッジが認識されないと、一方のエッジを長辺、他方のエッジを短辺と認識し、物品2の向きを求める(ステップ−13)。
【0040】
向き検出手段28は、上記ステップ−11において、最上段の物品2の個数が1個でない場合、入力した最上段の物品2の個数が2個かどうかを確認し(ステップ−14)、確認すると、求めた2辺にそれぞれ対向する辺の位置で物品2のエッジを検出し(ステップ−15)、2つ以上のエッジを抽出した辺を長辺、他方の辺を短辺と認識し、物品2の向きを求める(ステップ−16)。
【0041】
向き検出手段28は、上記ステップ−14において、最上段の物品2の個数が2個でない場合、すなわち物品2が3個以上の場合、物品2のかど部に対する対向辺の長辺・短辺が同時に検出できるかを調べ(ステップ−17)、長辺・短辺を同時に検出できるとき、検出した長辺に対向する辺を長辺、検出した短辺に対向する辺を短辺と認識し、物品2の向きを求める(ステップ−18)。ステップ−18において、長辺・短辺を同時に検出できないとき、上記最上段の物品2の個数が2個のときの処理を行い(ステップ−19)、2つ以上のエッジを抽出した辺を長辺、他方の辺を短辺と認識し、物品2の向きを求める(ステップ−20)。
【0042】
上記ステップ−13,15,20において、エラー、すなわち長辺・短辺を認識できないとき、物品2のかど部の座標を物品位置検出装置47へ出力する(ステップ−21)。
【0043】
続いて、重心検出手段29において、昇降制御手段30より入力された物品2の幅と長さのデータと、向き検出手段28により求められた物品2の向きと、この物品2のかど部の平面座標により物品2の重心の平面座標を求め(ステップ−22)、この重心の平面座標データをロボット制御装置19へ出力する(ステップ−23)。
【0044】
このように、物品位置が未知なとき、物品位置認識装置3により最上段の物品2の重心座標データが検出され、この重心座標データに基づいてロボット制御装置19を介してロボット20により物品2のデパレタイズが行われることにより、人手が介在してパレット1上のどの位置に物品2があるのか分からない状態においても自動でデパレタイズを実行することができ、全自動で物品2のピッキング作業を行うことができる。
【0045】
また物品位置認識装置3に必要なデータは、物品2のサイズ、パレット上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みのデータと数が少なくてよく、設定にかかる時間を短縮でき、認識処理時間を短縮することができる。
【0046】
なお、物品位置が既知なとき、物品位置認識装置3による輪郭データの認識を行わず、レーザー方式の物品位置認識装置47により物品位置を認識することにより、作業時間の短縮を図ることもできる。
[実施の形態2]
図9は本発明の実施の形態2における物品位置認識装置の構成図である。
【0047】
実施の形態2では、上記実施の形態1の構成に、新たに、照明装置(第1照明装置)13とはパレット1を挟んで対象の位置で、パレット1の斜め上方より物品2に対して照明する第2照明装置(第2照明手段)14を設けている。
【0048】
また図10に示すように、画像処理装置15に、新たに第2照明装置14により最上段の物品2のかど部に形成される影Sを利用した物品天面のかど部のパターンが予め記憶された第2パターンメモリ24を設け、昇降用制御手段30は、照明装置13と同時に第2照明装置14の昇降装置18を駆動するようにしており、また駆動手段31は、後述するロボット制御装置19より入力した物品2のデパレタイズ情報により第1照明装置13と第2照明装置14の一方を選択し、選択した照明装置13または14の照明ランプ16へ点灯信号を出力し、また選択信号をパターンマッチング手段25へ出力するようにしており、さらにパターンマッチング手段25は、駆動手段31の選択信号により、照明装置13のパターンメモリ23または照明装置14のパターンメモリ24を選択し、選択した照明装置13のパターンメモリ23または照明装置14のパターンメモリ24に予め記憶された物品天面のかど部のパターンと一致するパターンを求めるようにしている。
【0049】
また画像処理装置15より重心平面座標を得る手順では、上記図5〜図8のフローチャートの手順を実行する前に、「駆動手段31により物品2のデパレタイズ情報に基づいて照明装置13の照明ランプ16、または第2照明装置14の照明ランプ16を選択する」ステップを実行する。なお、ロボット制御装置19より、物品2のサイズ、パレット上の総物品数、1段の総物品数、パレット1の厚みのデータに加えて、上記物品2のデパレタイズ情報が入力されているものとする。
【0050】
上記物品2のデパレタイズ情報に基づいて照明装置13の照明ランプ16あるいは第2照明装置14の照明ランプ16を選択する方法について説明する。
パレット1の搬送中に物品2の荷崩れ、落下を防止するためには、パレット1の中心に物品2が残るように、たとえば図11に番号▲1▼〜▲9▼の順で示すように、4隅から物品2がデパレタイズすることが望まれる。このとき、図11において右上に示す番号▲1▼の物品2をデパレタイズするとき、矢印Aで示す番号▲1▼の物品2の右斜めから第1照明装置13により照明を当てても番号▲1▼の物品2のかど部には影ができない。よって第2照明装置14を選択し、矢印Bで示すように番号▲1▼の物品2の左斜めから第2照明装置14により照明を当てて番号▲1▼の物品2のかど部に影を作成する。
【0051】
よって図11に示すように、物品2のデパレタイズ情報により第1照明装置13または第2照明装置14を選択する。
このように、物品2のデパレタイズ情報により照明装置13または14を選択することにより、目的の物品2のかど部に影Sを作ることができ、その重心座標データを求めることができ、よってパレット1上の外側に配置された物品2から順にデパレタイズすることができ、荷姿を安定させることができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態1,2において、照明装置13,14に昇降装置18を設けているが、これら昇降装置18に代えて、パレット1を昇降させる昇降装置を設け、昇降用制御手段30により算出された最上段の物品2の高さHにより、この昇降装置を駆動して最上段の物品2と照明装置13,14の距離を一定とする構成としてもよい。
【0052】
また上記実施の形態1,2において、照明装置13,14に昇降装置18を設けているが、これら昇降装置18に代えて、第1CCD装置11または第2CCD装置12の少なくとも一方に自動ズーム機能を付加し、昇降用制御手段30により算出された最上段の物品2の高さHにより、前記自動ズーム機能により最上段の物品2の撮像データの大きさを調整し一定とする構成としてもよい。
【0053】
また上記実施の形態1,2においては、図3に示すように、デパレタイズ位置aにおいてロボット20によりパレット1上より物品2はデパレタイズされ、移載コンベヤ43へ移載される運用形態を示しているが、デパレタイズされた物品2が、他のパレット1へ積付られる運用形態とすることもできる。この「パレットからパレットへのデパレタイズ・パレタイズ」の運用形態の一例を図12に示す。図12において、48は、自動搬送台車(搬送手段の一例)42より、パレタイズされる物品2を積付けるパレット1を受け取り、パレタイズ位置bへ搬送する第2搬入コンベヤであり、この第2搬入コンベヤ48によりパレタイズ位置bへ搬入されたパレット1に対して、ロボット20によりデパレタイズ位置aのパレット1上よりデパレタイズされた物品2が積み込まれる(パレタイズされる)構成としている。またパレタイズが終了したパレット1は、第2搬入コンベヤ48より第2搬出コンベヤ49へ移載され、この第2搬出コンベヤ49により自動搬送台車42へ搬出される構成としている。前記第2搬入コンベヤ48と第2搬出コンベヤ49は、たとえば駆動ローラコンベヤから構成される。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、人手が介在してパレット上のどの位置に物品があるのか分からない状態においても、最上段の物品を認識でき、よってこの認識に基づいて物品のデパレタイズが行われることにより、自動でデパレタイズを実行することができ、全自動で物品のピッキング作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における物品位置認識装置の構成図である。
【図2】同物品位置認識装置の制御構成図である。
【図3】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ部の構成図である。
【図4】同物品位置認識装置を備えたデパレタイズ部のロボット駆動の手順を示すフローチャートである。
【図5】同物品位置認識装置による物品認識のフローチャートである。
【図6】同物品位置認識装置による物品認識のフローチャートである。
【図7】同物品位置認識装置による物品認識のフローチャートである。
【図8】同物品位置認識装置による物品認識のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2における物品位置認識装置の構成図である。
【図10】同物品位置認識装置の制御構成図である。
【図11】同物品位置認識装置による物品認識の説明図である。
【図12】他の実施の形態における物品位置認識装置を備えたデパレタイズ部の構成図である。
【図13】物品位置検出装置を備えたロボットの概略構成と物品位置検出装置による物品検出方法の説明図である。
【符号の説明】
1 パレット
2 物品
3 物品位置認識装置
11 第1CCDカメラ
12 第2CCDカメラ
13 照明装置
14 第2照明装置
15 画像処理装置
16 照明ランプ
18 昇降装置
19 ロボット制御装置
20 ロボット
21,22 画像メモリ
23,24 パターンメモリ
25 パターンマッチング手段
26 高さ検出手段
27 選択手段
28 向き検出手段
29 重心検出手段
30 昇降用制御手段
31 駆動手段
47 物品位置認識装置

Claims (8)

  1. パレット上の物品の位置を認識する装置であって、
    前記パレットのほぼ中心上方から前記物品を撮影する第1撮像手段と、
    前記パレットの斜め上方より前記物品を撮影する第2撮像手段と、
    前記パレットの斜め上方より前記物品に対して照明する照明手段と、
    前記第1撮像手段と前記第2撮像手段に接続された認識手段
    を備え
    前記認識手段は、
    前記照明手段により前記物品のかど部に形成される影を利用した物品天面上のかど部のパターンを予め記憶し、前記第1撮像手段により撮影された物品の撮像データにより前記物品のかど部を抽出し、前記予め記憶されたかど部のパターンと一致するパターンを求め、その平面座標を記憶するパターンマッチング手段と、
    前記パターンマッチング手段により求められた、予め記憶されたかど部のパターンと一致するパターンの物品天面のかど部の高さを、前記第1撮像手段により撮影された物品の撮像データと前記第2撮像手段により撮影された物品の撮像データにより検出する高さ検出手段と、
    前記高さ検出手段により検出された物品のかど部の高さと、設定された最上段の物品の高さが一致する物品を求め、この物品のかど部の平面座標を記憶する選択手段と、
    前記選択手段により求めた物品のかど部から伸びる2本の明暗差のふちから辺を求め、これら辺により物品の向きを求める向き検出手段と、
    予め記憶された物品の平面の辺の長さと、前記向き検出手段により求められた物品の向きと、この物品のかど部の平面座標により物品の重心の座標を求める重心検出手段と
    から構成したこと
    を特徴とする物品位置認識装置。
  2. 向き検出手段は、
    最上段の物品の個数が1個のとき、
    物品のかど部から伸ばした2本の辺の長さの差の領域の明暗差のふちを検出し、一方の明暗差のふちが認識され、他方の明暗差のふちが認識されないと、前記明暗差のふちが認識された辺を長辺、前記明暗差のふちが認識されない辺を短辺と認識し、
    最上段の物品の個数が2個で一塊で配置されているとき、
    求めた各辺にそれぞれ対向する物品の明暗差のふちを検出し、明暗差のふちを抽出した辺を長辺、他方の辺を短辺と認識し、
    最上段の物品の個数が3個以上で一塊で配置されているとき、
    物品のかど部に対向する長辺と短辺を検出し、長辺と短辺を検出すると、検出した長辺に対向する辺を長辺、検出した短辺に対向する辺を短辺と認識すること
    を特徴とする請求項1に記載の物品位置認識装置。
  3. 第1および第2撮像手段は、被写体を撮影するときに赤外映像のみを取り込んだ撮像データを得る構成としたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品位置認識装置。
  4. 照明手段は昇降手段を有し、設定された最上段の物品の高さにより、昇降手段を駆動して最上段の物品と照明手段の距離を一定する構成としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品位置認識装置。
  5. パレットを昇降する昇降手段を有し、設定された最上段の物品の高さにより、昇降手段を駆動して最上段の物品と照明手段の距離を一定する構成としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品位置認識装置。
  6. 第1または第2撮像手段に自動ズーム機能を付加し、設定された最上段の物品の高さにより、前記自動ズーム機能により最上段の物品の撮像データの大きさを調整し一定とする構成としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品位置認識装置。
  7. 第1または第2撮像手段に絞り調整機能を付加したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の物品位置認識装置。
  8. 複数の照明手段を備え、これら照明手段を切り換え可能な構成としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の物品位置認識装置。
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