JP2001317785A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
- Publication number
- JP2001317785A JP2001317785A JP2000138279A JP2000138279A JP2001317785A JP 2001317785 A JP2001317785 A JP 2001317785A JP 2000138279 A JP2000138279 A JP 2000138279A JP 2000138279 A JP2000138279 A JP 2000138279A JP 2001317785 A JP2001317785 A JP 2001317785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outside
- ventilation
- potential
- air supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 除電機能と換気機能とを併有し、しかも換気
性能が高い低コストな換気装置を提供する。 【解決手段】 この発明の換気装置では、換気領域1
0,11の上方に設けられ、装置本体Aの中央部側空気
吸込口2aから上記換気領域10,11における空気を
吸込んで外部に排気する一方、外部から導入した空気
を、上記装置本体Aの外周部側空気吹出口3から上記換
気領域10,11の外周囲を覆ってエアカーテン状に吹
き出す換気装置であって、上記外部から導入された空気
を所望の電位に帯電させる帯電手段6,20,50を備
え、上記外部から導入された空気を、該帯電手段6,2
0,50で換気領域10,11内の除電対象物の帯電電
位と逆の電位に帯電させた後にエアカーテン状に吹き出
すようにした。
性能が高い低コストな換気装置を提供する。 【解決手段】 この発明の換気装置では、換気領域1
0,11の上方に設けられ、装置本体Aの中央部側空気
吸込口2aから上記換気領域10,11における空気を
吸込んで外部に排気する一方、外部から導入した空気
を、上記装置本体Aの外周部側空気吹出口3から上記換
気領域10,11の外周囲を覆ってエアカーテン状に吹
き出す換気装置であって、上記外部から導入された空気
を所望の電位に帯電させる帯電手段6,20,50を備
え、上記外部から導入された空気を、該帯電手段6,2
0,50で換気領域10,11内の除電対象物の帯電電
位と逆の電位に帯電させた後にエアカーテン状に吹き出
すようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、外側吹出方向と
内側吸込方向との内外相互に逆方向に気流を生成させる
ことにより、所定の局所的な換気領域内の空気を周囲に
拡散させることなく効果的に排気できるようにするとと
もに、所望の除電対象の除電機能を有した換気装置に関
するものである。
内側吸込方向との内外相互に逆方向に気流を生成させる
ことにより、所定の局所的な換気領域内の空気を周囲に
拡散させることなく効果的に排気できるようにするとと
もに、所望の除電対象の除電機能を有した換気装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばPTFE等のプラスチック原料生
産工場その他におけるPTFE等の粉体製品梱包作業な
どでは、PTFE等の粉体が舞い上がって作業者が吸込
むために、作業者の安全衛生が問題となる。また、それ
がそのまま作業場の床面に堆積し、再び空中に浮遊する
と、ゴミの付着した汚染粉塵となる。このような汚染粉
塵やその他各種の要因で発生するゴミなどが、さらに上
記材料粉体と梱包用ビニールとの間で発生する静電気に
よって吸い寄せられて蓄積し、それがコンタミの原因と
なって、製品の品質の低下や客先のクレームなどを招い
ていた。
産工場その他におけるPTFE等の粉体製品梱包作業な
どでは、PTFE等の粉体が舞い上がって作業者が吸込
むために、作業者の安全衛生が問題となる。また、それ
がそのまま作業場の床面に堆積し、再び空中に浮遊する
と、ゴミの付着した汚染粉塵となる。このような汚染粉
塵やその他各種の要因で発生するゴミなどが、さらに上
記材料粉体と梱包用ビニールとの間で発生する静電気に
よって吸い寄せられて蓄積し、それがコンタミの原因と
なって、製品の品質の低下や客先のクレームなどを招い
ていた。
【0003】また、上記梱包したビニールとそれを収納
するドラム缶との間に材料粉体がたまることもあり、こ
れも客先では汚染粉塵となることから、クレームの要因
となっていた。
するドラム缶との間に材料粉体がたまることもあり、こ
れも客先では汚染粉塵となることから、クレームの要因
となっていた。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、従来の解決手段としては、当該作業領域に向けて除
電空気発生装置を設置して作業領域を除電するととも
に、同作業領域の上方に粉塵の周囲への飛散を防止する
排気フードを設置して吸引排気するようにしているが、
それら除電装置および排気フードの設置をそれぞれ個別
に行なっていることから、施工工程が2つになり作業時
間がかかる。また、2重設備のためにコストもかかる。
そして、排気フード部において十分な吸引速度を得るた
めには風量を大幅に増加させる必要がある、などの問題
があった。さらに、同構成の場合、除電エアはファンで
直接粉体に向けて供給するため、強い風を送ると粉体が
舞い上がる欠点もあった。
に、従来の解決手段としては、当該作業領域に向けて除
電空気発生装置を設置して作業領域を除電するととも
に、同作業領域の上方に粉塵の周囲への飛散を防止する
排気フードを設置して吸引排気するようにしているが、
それら除電装置および排気フードの設置をそれぞれ個別
に行なっていることから、施工工程が2つになり作業時
間がかかる。また、2重設備のためにコストもかかる。
そして、排気フード部において十分な吸引速度を得るた
めには風量を大幅に増加させる必要がある、などの問題
があった。さらに、同構成の場合、除電エアはファンで
直接粉体に向けて供給するため、強い風を送ると粉体が
舞い上がる欠点もあった。
【0005】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、単一の換気装置本体の外周部から
のエアカーテン流自体を所望の電位に帯電させて吹き出
し、それによって包まれる換気領域内の空気の帯電を効
率良く除電することができるようにする一方、同エアカ
ーテン流の内側において当該除電された換気領域内の汚
染空気を効率良く吸引して外部に排気できるようにし、
上述のような問題を解決した換気装置を提供することを
目的とするものである。
めになされたもので、単一の換気装置本体の外周部から
のエアカーテン流自体を所望の電位に帯電させて吹き出
し、それによって包まれる換気領域内の空気の帯電を効
率良く除電することができるようにする一方、同エアカ
ーテン流の内側において当該除電された換気領域内の汚
染空気を効率良く吸引して外部に排気できるようにし、
上述のような問題を解決した換気装置を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、該目的を
達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成
されている。
達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成
されている。
【0007】(1) 請求項1の発明 この発明の換気装置は、換気領域10,11の上方に設
けられ、装置本体Aの中央部側空気吸込口2aから上記
換気領域10,11における空気を吸込んで外部に排気
する一方、外部から導入した空気を、上記装置本体Aの
外周部側空気吹出口3から上記換気領域10,11の外
周囲を覆ってエアカーテン状に吹き出す換気装置であっ
て、上記外部から導入された空気を所望の電位に帯電さ
せる帯電手段6,20,50を備え、上記外部から導入
された空気を、該帯電手段6,20,50で換気領域1
0,11内の除電対象物の帯電電位と逆の電位に帯電さ
せた後にエアカーテン状に吹き出すようにしたことを特
徴としている。
けられ、装置本体Aの中央部側空気吸込口2aから上記
換気領域10,11における空気を吸込んで外部に排気
する一方、外部から導入した空気を、上記装置本体Aの
外周部側空気吹出口3から上記換気領域10,11の外
周囲を覆ってエアカーテン状に吹き出す換気装置であっ
て、上記外部から導入された空気を所望の電位に帯電さ
せる帯電手段6,20,50を備え、上記外部から導入
された空気を、該帯電手段6,20,50で換気領域1
0,11内の除電対象物の帯電電位と逆の電位に帯電さ
せた後にエアカーテン状に吹き出すようにしたことを特
徴としている。
【0008】したがって、該構成によると、粉体取扱作
業所などの所定換気領域10,11の周囲に当該換気領
域10,11内の粉体等除電すべき対象物の帯電電位と
逆の電位に帯電した空気が、装置本体Aの外周部側空気
吹出口3よりエアカーテン状に吹き出されて粉体等が周
囲に飛散することなく、効率良く除電された後に、中央
部側空気吸込口2aから効率良く吸込まれて確実に排気
される。
業所などの所定換気領域10,11の周囲に当該換気領
域10,11内の粉体等除電すべき対象物の帯電電位と
逆の電位に帯電した空気が、装置本体Aの外周部側空気
吹出口3よりエアカーテン状に吹き出されて粉体等が周
囲に飛散することなく、効率良く除電された後に、中央
部側空気吸込口2aから効率良く吸込まれて確実に排気
される。
【0009】(2) 請求項2の発明 この発明の換気装置では、上記装置本体Aの外周部側空
気吹出口3から吹き出される空気を、上方側から下方側
に次第に旋回半径をを拡大しながら下降する螺旋状の旋
回気流F1に形成するとともに、上記装置本体Aの中央
部側空気吸込口2aから吸込まれる空気をそれに対応し
て下方側から上方側に次第に旋回半径を縮小する螺旋状
の旋回気流F2としたことを特徴としている。
気吹出口3から吹き出される空気を、上方側から下方側
に次第に旋回半径をを拡大しながら下降する螺旋状の旋
回気流F1に形成するとともに、上記装置本体Aの中央
部側空気吸込口2aから吸込まれる空気をそれに対応し
て下方側から上方側に次第に旋回半径を縮小する螺旋状
の旋回気流F2としたことを特徴としている。
【0010】このような構成によると、装置本体Aの外
周部側から換気領域10,11の外周囲にエアカーテン
状に吹き出される空気流が旋回方向のベクトルを有し、
全周方向に気流速度が均一な安定した螺旋状の旋回気流
F1となり、該螺旋状の吹出旋回気流F1により、上記所
定換気領域内の粉体を含む空気を周囲に拡散しないよう
に包囲する確実なエアカーテン流が形成されるととも
に、その中心軸方向内側には、それと逆方向の上記空気
吸込口2a方向に下方から上方に上昇する竜巻状の旋回
吸気流F2から形成され、同旋回吸気流F2によって、よ
り協力に吸引排気される。
周部側から換気領域10,11の外周囲にエアカーテン
状に吹き出される空気流が旋回方向のベクトルを有し、
全周方向に気流速度が均一な安定した螺旋状の旋回気流
F1となり、該螺旋状の吹出旋回気流F1により、上記所
定換気領域内の粉体を含む空気を周囲に拡散しないよう
に包囲する確実なエアカーテン流が形成されるととも
に、その中心軸方向内側には、それと逆方向の上記空気
吸込口2a方向に下方から上方に上昇する竜巻状の旋回
吸気流F2から形成され、同旋回吸気流F2によって、よ
り協力に吸引排気される。
【0011】そして、これにより上記螺旋状の吹出旋回
気流F1よりなるエアカーテン流によって包まれた換気
領域10,11部分の汚染空気の確実な排気、清浄化が
可能となる。
気流F1よりなるエアカーテン流によって包まれた換気
領域10,11部分の汚染空気の確実な排気、清浄化が
可能となる。
【0012】(3) 請求項3の発明 この発明の換気装置では、上記請求項1又は2記載の発
明において、空気吸込口2aから吸込まれた空気は、集
塵装置7を介して集塵された後に外部に排気されるよう
になっていることを特徴としている。
明において、空気吸込口2aから吸込まれた空気は、集
塵装置7を介して集塵された後に外部に排気されるよう
になっていることを特徴としている。
【0013】したがって、該構成によると、排気される
空気中の粉塵等のコンタミが集塵装置7で確実に集塵回
収される。
空気中の粉塵等のコンタミが集塵装置7で確実に集塵回
収される。
【0014】(4) 請求項4の発明 この発明の換気装置では、上記請求項1,2又は3記載
の発明の構成において、帯電手段6,20,50が、マ
イナスイオン発生手段であることを特徴としている。
の発明の構成において、帯電手段6,20,50が、マ
イナスイオン発生手段であることを特徴としている。
【0015】したがって、該構成によると、換気領域中
の帯電電位がプラス電位である時などの場合に有効とな
る。
の帯電電位がプラス電位である時などの場合に有効とな
る。
【0016】
【発明の効果】以上の結果、この出願の発明の換気装置
によると、作業領域内の帯電汚染した空気を、その外周
囲からのエアカーテン流による包み込み効果で外周囲に
飛散させることなく効率良く除電し、その上で中央部か
ら強力に排気するため、十分な除電・換気性能が得ら
れ、作業者の安全確保やコンタミの蓄積を確実に防止で
きる。従って、品質上の問題も解決される。
によると、作業領域内の帯電汚染した空気を、その外周
囲からのエアカーテン流による包み込み効果で外周囲に
飛散させることなく効率良く除電し、その上で中央部か
ら強力に排気するため、十分な除電・換気性能が得ら
れ、作業者の安全確保やコンタミの蓄積を確実に防止で
きる。従って、品質上の問題も解決される。
【0017】また、単一の装置本体であり、2重設備に
ならないために、コスト低減も図ることができる。
ならないために、コスト低減も図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図3は、
一例として前述のような粉体包装作業用の換気装置に適
用した場合の本願発明の実施の形態1に係る換気置の構
成を示している。
一例として前述のような粉体包装作業用の換気装置に適
用した場合の本願発明の実施の形態1に係る換気置の構
成を示している。
【0019】この換気装置は、例えばビニール袋入りの
粉体状のポリ四フッ化エチレン樹脂(PTFE)等をド
ラム缶に詰込む作業領域の上方部に設けられ、当該作業
領域の外周囲を室外から導入し、所望の帯電手段によっ
て除電に適した電位に帯電させた外気による上方側から
下方側への螺旋状の旋回気流F1によってエアカーテン
状に包み込んで作業領域内を除電状態でシールする一
方、当該エアカーテン状の螺旋状の旋回気流F1内中心
部に作用する吸気方向への吸引負圧により当該エアカー
テン状の螺旋状の旋回気流F1内において下方から上方
に向けて生じる竜巻状の吸気旋回気流F2を形成せし
め、該竜巻状に上昇する吸気旋回気流F2によって上記
作業領域の除電された粉塵を含む空気を効率良く吸引し
て集塵した後に室外に排気できるようにしたものであ
る。
粉体状のポリ四フッ化エチレン樹脂(PTFE)等をド
ラム缶に詰込む作業領域の上方部に設けられ、当該作業
領域の外周囲を室外から導入し、所望の帯電手段によっ
て除電に適した電位に帯電させた外気による上方側から
下方側への螺旋状の旋回気流F1によってエアカーテン
状に包み込んで作業領域内を除電状態でシールする一
方、当該エアカーテン状の螺旋状の旋回気流F1内中心
部に作用する吸気方向への吸引負圧により当該エアカー
テン状の螺旋状の旋回気流F1内において下方から上方
に向けて生じる竜巻状の吸気旋回気流F2を形成せし
め、該竜巻状に上昇する吸気旋回気流F2によって上記
作業領域の除電された粉塵を含む空気を効率良く吸引し
て集塵した後に室外に排気できるようにしたものであ
る。
【0020】図1〜図3中、先ず符号2は、上記のよう
なドラム缶10、ドラム缶10内に収納されつつあるビ
ニール袋11、ビニール袋11中に入れられたPTFE
等の粉体12を有する作業領域の上方部に位置して上下
方向に延びて設けられた吸気管である。該吸気管2の下
方側空気吸込口2aは室内に開口している一方、上方側
開口は、図示しない外部への排気ダクトに接続されてい
る。
なドラム缶10、ドラム缶10内に収納されつつあるビ
ニール袋11、ビニール袋11中に入れられたPTFE
等の粉体12を有する作業領域の上方部に位置して上下
方向に延びて設けられた吸気管である。該吸気管2の下
方側空気吸込口2aは室内に開口している一方、上方側
開口は、図示しない外部への排気ダクトに接続されてい
る。
【0021】一方、符号4は、上記吸気管2の外周囲に
固定して設けられ、下方側が開口する一方、上方側が閉
塞した例えば円錐台形状の給気チャンバーであり、この
給気チャンバー4の上方から下方に内径が拡大する側壁
部上方位置には、戸外からの外気供給ダクト5の外気供
給端が外周面接線方向に偏心して接続され、その内側の
外気供給口5aが内側給気旋回通路4cの接線方向に向
いて開口されている。したがって、該外気供給口5aか
ら上記給気旋回通路4c内に導入された外気(矢線)
は、図示のように上記吸気管2の外周囲を旋回しながら
下方側外周部の空気吹出口3方向に供給される。
固定して設けられ、下方側が開口する一方、上方側が閉
塞した例えば円錐台形状の給気チャンバーであり、この
給気チャンバー4の上方から下方に内径が拡大する側壁
部上方位置には、戸外からの外気供給ダクト5の外気供
給端が外周面接線方向に偏心して接続され、その内側の
外気供給口5aが内側給気旋回通路4cの接線方向に向
いて開口されている。したがって、該外気供給口5aか
ら上記給気旋回通路4c内に導入された外気(矢線)
は、図示のように上記吸気管2の外周囲を旋回しながら
下方側外周部の空気吹出口3方向に供給される。
【0022】一方、同給気旋回通路4cの下方側空気吹
出口3に到る途中には、上記のようにして形成された外
気旋回流を整流し、その流速分布を予じめ均一化するた
めの多数の空気流整流孔6a,6a・・・を有した整流
板6が設けられている。この整流板6は、整流手段とし
ての機能以外に外気帯電手段としても重要な役割を果た
すようになっており、例えばセラミック材又は備長炭な
どのマイナスイオンを多量に発生する材料を採用し、そ
れを通風性の良いパンチングプレート構造に形成して構
成されている。したがって、外気は、同整流板6を通過
する段階で多量のマイナスイオン(−),(−)・・・
が付加されることになる。
出口3に到る途中には、上記のようにして形成された外
気旋回流を整流し、その流速分布を予じめ均一化するた
めの多数の空気流整流孔6a,6a・・・を有した整流
板6が設けられている。この整流板6は、整流手段とし
ての機能以外に外気帯電手段としても重要な役割を果た
すようになっており、例えばセラミック材又は備長炭な
どのマイナスイオンを多量に発生する材料を採用し、そ
れを通風性の良いパンチングプレート構造に形成して構
成されている。したがって、外気は、同整流板6を通過
する段階で多量のマイナスイオン(−),(−)・・・
が付加されることになる。
【0023】一方、同給気チャンバー4の内側下方寄り
には、同給気チャンバー4との間に同じく吸気管2の外
周に位置して固定され、排気方向への集気用開口部1a
を形成する円錐台形状の吸気フード1が上記給気チャン
バー4の下端側開口部4bの所定上下幅付近に位置して
同軸状に設けられている。そして、それにより、上記給
気チャンバー4の開口部4bとその内側の吸気フード1
の上端部側肩部1c外周面との間に、上記外気供給ダク
ト5の外気供給口5aを介して吸入した外気を、上述の
如く有効に旋回させながら上記整流板6を通してマイナ
スイオン(−),(−)・・・を付加し、かつ整流して
上記作業領域の外周囲に吹き出す、進行方向に次第に通
路径が拡大した空気吹出口3が形成されている。
には、同給気チャンバー4との間に同じく吸気管2の外
周に位置して固定され、排気方向への集気用開口部1a
を形成する円錐台形状の吸気フード1が上記給気チャン
バー4の下端側開口部4bの所定上下幅付近に位置して
同軸状に設けられている。そして、それにより、上記給
気チャンバー4の開口部4bとその内側の吸気フード1
の上端部側肩部1c外周面との間に、上記外気供給ダク
ト5の外気供給口5aを介して吸入した外気を、上述の
如く有効に旋回させながら上記整流板6を通してマイナ
スイオン(−),(−)・・・を付加し、かつ整流して
上記作業領域の外周囲に吹き出す、進行方向に次第に通
路径が拡大した空気吹出口3が形成されている。
【0024】該空気吹出口3は、上記の如く給気チャン
バー4の下端側開口部4b内周面と上記吸気フード1の
上端部側肩部1c外周面との間にあって、所定の通路長
さを有して全周方向に連続して環状に開口されており、
その上方側から下方側に向けて開口径が拡大する所定の
傾斜角で斜めに形成されている。そして、そのような空
気吹出通路部分に、それぞれ螺旋方向下方に所定の傾斜
角(ラジアル角)を有した多数の旋回流生成ステータ
(旋回流生成手段)3a,3a・・・が全周方向に所定
の間隔を保って並設されている。
バー4の下端側開口部4b内周面と上記吸気フード1の
上端部側肩部1c外周面との間にあって、所定の通路長
さを有して全周方向に連続して環状に開口されており、
その上方側から下方側に向けて開口径が拡大する所定の
傾斜角で斜めに形成されている。そして、そのような空
気吹出通路部分に、それぞれ螺旋方向下方に所定の傾斜
角(ラジアル角)を有した多数の旋回流生成ステータ
(旋回流生成手段)3a,3a・・・が全周方向に所定
の間隔を保って並設されている。
【0025】したがって、上記のようにして空気吹出口
3に供給された整流後およびマイナスイオン付加後の外
気旋回気流は、当該空気吹出口3の空気吹出通路を通過
する時に、上記旋回流生成ステータ3a,3a・・・に
よって、さらに大きく旋回方向のベクトルが付与され、
より強く全周方向に気流速度が均一な安定した螺旋状の
外部旋回気流F1となって上記下方側作業領域の外周囲
に向けて斜め方向に吹き出されることになる。
3に供給された整流後およびマイナスイオン付加後の外
気旋回気流は、当該空気吹出口3の空気吹出通路を通過
する時に、上記旋回流生成ステータ3a,3a・・・に
よって、さらに大きく旋回方向のベクトルが付与され、
より強く全周方向に気流速度が均一な安定した螺旋状の
外部旋回気流F1となって上記下方側作業領域の外周囲
に向けて斜め方向に吹き出されることになる。
【0026】なお、上記給気旋回通路4cへの外部から
の外気供給ダクト5および吸気管2から外部への排気ダ
クトの各々図示しない戸外への延設端には、例えば多翼
送風機(シロッコファン)などよりなる給気ファンおよ
び排気ファンがそれぞれ設けられ、それらの駆動によっ
て各々対応する外気供給作用および内気排気作用がそれ
ぞれ実現されるようになっている。また、上記吸気管2
の空気吸込口2aの上部内外周には、吸気フード1内に
集気された内気を吸引する補助吸気口2c,2c・・・
が設けられている。
の外気供給ダクト5および吸気管2から外部への排気ダ
クトの各々図示しない戸外への延設端には、例えば多翼
送風機(シロッコファン)などよりなる給気ファンおよ
び排気ファンがそれぞれ設けられ、それらの駆動によっ
て各々対応する外気供給作用および内気排気作用がそれ
ぞれ実現されるようになっている。また、上記吸気管2
の空気吸込口2aの上部内外周には、吸気フード1内に
集気された内気を吸引する補助吸気口2c,2c・・・
が設けられている。
【0027】したがって、以上の構成では、今例えば上
記外気供給ダクト5側の給気ファンおよび排気ダクト側
の排気ファンがそれぞれ駆動されたとすると、先ず上記
外気供給ダクト5を介して外気供給口5aに導かれた外
気が、給気ファンからの送風圧によって上記給気チャン
バー4の給気旋回通路4c内の接線方向に向けて吹き出
される。そして、それによって図示のように吸気管2の
外周を旋回しながら下方に向かって流れる旋回給気流が
形成される。該旋回給気流は、やがて下方側空気吹出口
3に到る手前で上記整流板6の整流孔6a,6a・・・
通過することにより整流されて流速分布の均一化が図ら
れるとともに、十分な量のマイナスイオンが付加され
る。そして、その後、多量のマイナスイオンを含み周方
向の全体に均一な流速の安定した旋回流となって上記給
気チャンバー4の下部側開口部4b内周面と上記吸気フ
ード1の上端側肩部1c外周面との間に形成され、旋回
流生成ステータ3a,3a・・・が設けられた空気吹出
口3に供給される。
記外気供給ダクト5側の給気ファンおよび排気ダクト側
の排気ファンがそれぞれ駆動されたとすると、先ず上記
外気供給ダクト5を介して外気供給口5aに導かれた外
気が、給気ファンからの送風圧によって上記給気チャン
バー4の給気旋回通路4c内の接線方向に向けて吹き出
される。そして、それによって図示のように吸気管2の
外周を旋回しながら下方に向かって流れる旋回給気流が
形成される。該旋回給気流は、やがて下方側空気吹出口
3に到る手前で上記整流板6の整流孔6a,6a・・・
通過することにより整流されて流速分布の均一化が図ら
れるとともに、十分な量のマイナスイオンが付加され
る。そして、その後、多量のマイナスイオンを含み周方
向の全体に均一な流速の安定した旋回流となって上記給
気チャンバー4の下部側開口部4b内周面と上記吸気フ
ード1の上端側肩部1c外周面との間に形成され、旋回
流生成ステータ3a,3a・・・が設けられた空気吹出
口3に供給される。
【0028】そして、このようにして空気吹出口3に供
給された外気旋回気流が当該空気吹出口3の空気吹出通
路を通過する時に、上記旋回流生成ステータ3a,3a
・・・によって、さらに大きく旋回方向のベクトルが付
与され、より強く全周方向に気流速度が均一な安定した
螺旋状の旋回気流F1となって、その旋回半径を次第に
拡大しながら下方側作業領域にあるビニール袋11およ
び粉体12の外周囲に向けて斜め方向に吹き出される。
給された外気旋回気流が当該空気吹出口3の空気吹出通
路を通過する時に、上記旋回流生成ステータ3a,3a
・・・によって、さらに大きく旋回方向のベクトルが付
与され、より強く全周方向に気流速度が均一な安定した
螺旋状の旋回気流F1となって、その旋回半径を次第に
拡大しながら下方側作業領域にあるビニール袋11およ
び粉体12の外周囲に向けて斜め方向に吹き出される。
【0029】その結果、該螺旋状の安定した吹出旋回気
流F1により、上記作業領域のビニール袋11付近から
出る粉体を周囲に拡散しないように包囲する確実なエア
カーテン流が形成されるとともに、同エアカーテン流中
のマイナスイオン(−),(−)・・・が粉体の(+)
電位を除電し、コンタミの発生を防止しながら、その中
心軸方向内側には、それと逆方向の上記吸気管2の空気
吸込口2aおよび補助吸気口2c,2c・・・方向に向
けて上記吸気ファンの吸引力により下方から上方に旋回
半径を縮小しながら上昇する竜巻状の大きな吸引力の安
定した旋回吸気流F2が形成され同粉体が、集塵装置7
で集塵された後に、外部に排気される。
流F1により、上記作業領域のビニール袋11付近から
出る粉体を周囲に拡散しないように包囲する確実なエア
カーテン流が形成されるとともに、同エアカーテン流中
のマイナスイオン(−),(−)・・・が粉体の(+)
電位を除電し、コンタミの発生を防止しながら、その中
心軸方向内側には、それと逆方向の上記吸気管2の空気
吸込口2aおよび補助吸気口2c,2c・・・方向に向
けて上記吸気ファンの吸引力により下方から上方に旋回
半径を縮小しながら上昇する竜巻状の大きな吸引力の安
定した旋回吸気流F2が形成され同粉体が、集塵装置7
で集塵された後に、外部に排気される。
【0030】そして、それにより上記螺旋状の吹出旋回
気流F1よりなるエアカーテン流によって包まれた作業
領域部分の粉体等で汚染した空気の確実な排気、清浄化
が可能となる。
気流F1よりなるエアカーテン流によって包まれた作業
領域部分の粉体等で汚染した空気の確実な排気、清浄化
が可能となる。
【0031】このように、以上の構成では、ビニール袋
11に生じる静電気(−)に対応して引き付けられる
(+)電位の粉体が、(−)に帯電された外気によって
除電され、ビニール袋11に付着することなく、確実に
集塵排気されるようになる。したがって、作業者の安全
衛生上の問題や床面上への堆積とゴミ付着によるコンタ
ミ発生等の問題も解消される。
11に生じる静電気(−)に対応して引き付けられる
(+)電位の粉体が、(−)に帯電された外気によって
除電され、ビニール袋11に付着することなく、確実に
集塵排気されるようになる。したがって、作業者の安全
衛生上の問題や床面上への堆積とゴミ付着によるコンタ
ミ発生等の問題も解消される。
【0032】(実施の形態2)次に、図4および図5
は、上述のような帯電手段としてのマイナスイオン発生
手段を、上記実施の形態1の旋回流整流板6に変えて、
例えばレナード効果を発生させるインペラー装置(ター
ビン装置)20および水供給手段30,31,32,3
3により構成した本願発明の実施の形態2に係る換気装
置の構成を示している。
は、上述のような帯電手段としてのマイナスイオン発生
手段を、上記実施の形態1の旋回流整流板6に変えて、
例えばレナード効果を発生させるインペラー装置(ター
ビン装置)20および水供給手段30,31,32,3
3により構成した本願発明の実施の形態2に係る換気装
置の構成を示している。
【0033】すなわち、本実施の形態の換気装置の構成
では、上述した実施の形態1の構成の換気装置本体Aに
おいて、整流板6の代わりに、図示のような断面台形状
のハブ21bと該ハブ21bのテーパ形状の外周面上に
多数枚並設された翼21a,21a・・・よりなる羽根
車を有し、かつ上記吸気管2の外周に上下一対の軸受部
材24,24を介して遊嵌状態で外嵌された筒体構造の
回転軸22を介して上記給気チャンバー4の上方に延
び、同回転軸22の上記給気チャンバー4の上方部側端
部22b部分に設けられた従動ギヤ23を、羽根車駆動
モータ26によりモータ軸26aおよびモータ側駆動ギ
ヤ25を介して高速回転駆動することにより、上記回転
軸22の下端22a側ハブ21bおよび翼21a,21
a・・・よりなる羽根車を図5のように回転させるよう
にしている。
では、上述した実施の形態1の構成の換気装置本体Aに
おいて、整流板6の代わりに、図示のような断面台形状
のハブ21bと該ハブ21bのテーパ形状の外周面上に
多数枚並設された翼21a,21a・・・よりなる羽根
車を有し、かつ上記吸気管2の外周に上下一対の軸受部
材24,24を介して遊嵌状態で外嵌された筒体構造の
回転軸22を介して上記給気チャンバー4の上方に延
び、同回転軸22の上記給気チャンバー4の上方部側端
部22b部分に設けられた従動ギヤ23を、羽根車駆動
モータ26によりモータ軸26aおよびモータ側駆動ギ
ヤ25を介して高速回転駆動することにより、上記回転
軸22の下端22a側ハブ21bおよび翼21a,21
a・・・よりなる羽根車を図5のように回転させるよう
にしている。
【0034】そして、該回転状態において、水供給パイ
プ32を介し、水供給タンク33内からの水Wを導入し
て、翼21a,21a・・・位置に対応した複数本のノ
ズル部31,31・・・から吐出させる。すると、同吐
出された水Wは、高速回転する翼21a,21a・・・
面に激しく衝突して分裂し、それによってマイナスイオ
ン(−),(−)・・・と超微細水滴とが生じる(所謂
レナード効果)。
プ32を介し、水供給タンク33内からの水Wを導入し
て、翼21a,21a・・・位置に対応した複数本のノ
ズル部31,31・・・から吐出させる。すると、同吐
出された水Wは、高速回転する翼21a,21a・・・
面に激しく衝突して分裂し、それによってマイナスイオ
ン(−),(−)・・・と超微細水滴とが生じる(所謂
レナード効果)。
【0035】そこで、上記超微細水滴は、上述した外気
供給ダクト5から供給され、上記発生したマイナスイオ
ンを含む旋回状態の外気とともに当該給気旋回通路4c
を介して上述の空気吹出口3方向に供給されるが、同給
気旋回通路4c内の上記羽根車の翼21a,21a・・
・部分外周囲には、所望の網目径のメッシュ材部材より
なる筒体構造の水滴分離手段40が設けられていて、同
水滴を捕集分離して下方側の水受タンク41内に集め、
図示しない所定の水回収配管を介して上記の水供給タン
ク33内に戻すようになっている。
供給ダクト5から供給され、上記発生したマイナスイオ
ンを含む旋回状態の外気とともに当該給気旋回通路4c
を介して上述の空気吹出口3方向に供給されるが、同給
気旋回通路4c内の上記羽根車の翼21a,21a・・
・部分外周囲には、所望の網目径のメッシュ材部材より
なる筒体構造の水滴分離手段40が設けられていて、同
水滴を捕集分離して下方側の水受タンク41内に集め、
図示しない所定の水回収配管を介して上記の水供給タン
ク33内に戻すようになっている。
【0036】したがって、上記水分離手段40部分から
は、上記マイナスイオン(−),(−)・・・を含む外
気のみが上記空気吹出口3側に供給されて、同空気吹出
口3からは同外気のみが螺旋状の旋回気流F1となって
エアカーテン状に吹き出され、上記実施の形態1のもの
と同様の作用を果たすことになる。
は、上記マイナスイオン(−),(−)・・・を含む外
気のみが上記空気吹出口3側に供給されて、同空気吹出
口3からは同外気のみが螺旋状の旋回気流F1となって
エアカーテン状に吹き出され、上記実施の形態1のもの
と同様の作用を果たすことになる。
【0037】(実施の形態3)図6は、本願発明の実施
の形態3に係る換気装置の構成を示している。この実施
の形態のものでは、上記実施の形態1の構成に加えて、
もう一つの帯電手段として、さらに上記整流板6の上流
部にプラズマ放電電極50a(+)、50b(−)より
なる放電装置50を設けたことを特徴としている。
の形態3に係る換気装置の構成を示している。この実施
の形態のものでは、上記実施の形態1の構成に加えて、
もう一つの帯電手段として、さらに上記整流板6の上流
部にプラズマ放電電極50a(+)、50b(−)より
なる放電装置50を設けたことを特徴としている。
【0038】該図6中の符号50a,50bは、例えば
相互に対向して設けられた線状の正負プラズマ放電電極
であり、該プラズマ放電電極50a,50bを上述の給
気チャンバー4の内の給気旋回通路4cの整流板6の上
流位置に各々複数本並べて設置している。
相互に対向して設けられた線状の正負プラズマ放電電極
であり、該プラズマ放電電極50a,50bを上述の給
気チャンバー4の内の給気旋回通路4cの整流板6の上
流位置に各々複数本並べて設置している。
【0039】したがって、該構成では、同電極50a,
50b間のプラズマ放電発生時には、多量のマイナスイ
オンが発生するので、これを上流側で外気中に付加する
ようにすると、前述した整流板6によるマイナスイオン
の発生量の不足を補ってより十分な除電効果を得ること
ができるようになり、上記各実施の形態以上の有効な除
電・換気作用を得ることができる。
50b間のプラズマ放電発生時には、多量のマイナスイ
オンが発生するので、これを上流側で外気中に付加する
ようにすると、前述した整流板6によるマイナスイオン
の発生量の不足を補ってより十分な除電効果を得ること
ができるようになり、上記各実施の形態以上の有効な除
電・換気作用を得ることができる。
【図1】本願発明の実施の形態1に係る換気装置の構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の断面図(図2のI−I線切断断面図)
である。
である。
【図4】本願発明の実施の形態2に係る換気装置の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】同装置の要部の作用を示す斜視図である。
【図6】本願発明の実施の形態3に係る換気装置の概略
図である。
図である。
1は吸気フード、1aは集気用開口、2は吸気管、2a
は空気吸込口、3は空気吹出口、3aは旋回流生成ステ
ータ、4は給気チャンバー、4cは給気旋回通路、5は
外気供給ダクト、5aは外気供給口、6は整流板、7は
集塵装置、20はインペラー装置、21aは翼、21b
はハブ、22は回転軸、23は従動ギヤ、24は軸受部
材、25は駆動ギヤ、26はモータ、30は水供給パイ
プ、31はノズル部、32は水供給ポンプ、33は水供
給タンク、40は水分離手段、41は水受タンク、50
a,50bはプラズマ放電電極である。
は空気吸込口、3は空気吹出口、3aは旋回流生成ステ
ータ、4は給気チャンバー、4cは給気旋回通路、5は
外気供給ダクト、5aは外気供給口、6は整流板、7は
集塵装置、20はインペラー装置、21aは翼、21b
はハブ、22は回転軸、23は従動ギヤ、24は軸受部
材、25は駆動ギヤ、26はモータ、30は水供給パイ
プ、31はノズル部、32は水供給ポンプ、33は水供
給タンク、40は水分離手段、41は水受タンク、50
a,50bはプラズマ放電電極である。
Claims (4)
- 【請求項1】 換気領域(10,11)の上方に設けら
れ、装置本体(A)の中央部側空気吸込口(2a)から
上記換気領域(10,11)における空気を吸込んで外
部に排気する一方、外部から導入した空気を、上記装置
本体(A)の外周部側空気吹出口(3)から上記換気領
域(10,11)の外周囲を覆ってエアカーテン状に吹
き出す換気装置であって、上記外部から導入された空気
を所望の電位に帯電させる帯電手段(6),(20),
(50)を備え、上記外部から導入された空気を、該帯
電手段(6),(20),(50)で上記換気領域(1
0,11)内の除電対象物の帯電電位と逆の電位に帯電
させた後にエアカーテン状に吹き出すようにしたことを
特徴とする換気装置。 - 【請求項2】 上記装置本体(A)の外周部側空気吹出
口(3)から吹き出される空気を、上方側から下方側に
次第に旋回半径をを拡大しながら下降する螺旋状の旋回
気流(F1)に形成するとともに、上記装置本体(A)
の中央部側空気吸込口(2a)から吸込まれる空気をそ
れに対応して下方側から上方側に次第に旋回半径を縮小
する螺旋状の旋回気流(F2)としたことを特徴とする
請求項1記載の換気装置。 - 【請求項3】 空気吸込口(2a)から吸込まれた空気
は、集塵装置(7)を介して集塵された後に外部に排気
されるようになっていることを特徴とする請求項1又は
2記載の換気装置。 - 【請求項4】 帯電手段(6),(20),(50)
が、マイナスイオン発生手段であることを特徴とする請
求項1,2又は3記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138279A JP2001317785A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138279A JP2001317785A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001317785A true JP2001317785A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18645917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000138279A Pending JP2001317785A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001317785A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004332967A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Fujio Hori | フード装置 |
WO2013183898A1 (ko) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Kim Ji Ha | 스왈러를 구비한 와류형 국소배기장치 |
JP2017040419A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | クリフ株式会社 | 局所換気装置 |
IT201600071189A1 (it) * | 2016-07-07 | 2018-01-07 | B S Service S R L | Cappa aspirante per cucine con flusso direzionale. |
WO2018008045A1 (en) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | B.S. Service S.R.L. | Kitchen extractor hood with directional flow |
CN112090913A (zh) * | 2013-06-28 | 2020-12-18 | 伊利诺斯工具制品有限公司 | 具有带旋转方向控制的三相电机的便携空气承载成分抽取器 |
WO2022023884A1 (en) * | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Cagni Andrea | A diffusion terminal of clean air provided with double emission, and corresponding air exchange system |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000138279A patent/JP2001317785A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004332967A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Fujio Hori | フード装置 |
JP4526780B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2010-08-18 | 富士夫 堀 | フード装置 |
WO2013183898A1 (ko) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Kim Ji Ha | 스왈러를 구비한 와류형 국소배기장치 |
CN112090913A (zh) * | 2013-06-28 | 2020-12-18 | 伊利诺斯工具制品有限公司 | 具有带旋转方向控制的三相电机的便携空气承载成分抽取器 |
JP2017040419A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | クリフ株式会社 | 局所換気装置 |
IT201600071189A1 (it) * | 2016-07-07 | 2018-01-07 | B S Service S R L | Cappa aspirante per cucine con flusso direzionale. |
WO2018008045A1 (en) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | B.S. Service S.R.L. | Kitchen extractor hood with directional flow |
US10731868B2 (en) | 2016-07-07 | 2020-08-04 | B.S. Service S.R.L. | Kitchen extractor hood with directional flow |
WO2022023884A1 (en) * | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Cagni Andrea | A diffusion terminal of clean air provided with double emission, and corresponding air exchange system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4382804A (en) | Fluid/particle separator unit and method for separating particles from a flowing fluid | |
EP0496837B1 (en) | Separator for a vacuum cleaner system | |
JP4118851B2 (ja) | ミスト及び粉塵の捕集装置 | |
JP2001174037A (ja) | トルネード型吸気・送風装置 | |
WO2021197255A1 (zh) | 一种旋转射流吹吸式涡旋吸油烟机 | |
US20100269289A1 (en) | Internal air separators in a dirt separation device | |
JP2001317785A (ja) | 換気装置 | |
CN212204658U (zh) | 一种旋转射流吹吸式涡旋吸油烟机 | |
JPH04140A (ja) | 排気方法 | |
JP3323843B2 (ja) | 洗浄装置 | |
CN211384357U (zh) | 一种无扬尘的旋风除尘装置 | |
JP2938256B2 (ja) | 排気装置 | |
CN109351060B (zh) | 一种组合式除尘装置 | |
CN211635835U (zh) | 一种电缆料生产用除尘装置 | |
US6601778B2 (en) | Centrifugal humidifier with sawtooth ridged impingement surface | |
US10792676B2 (en) | Suction device and drive device | |
CN214617224U (zh) | 用于风机的降噪装置及表面清洁装置 | |
CN108204623A (zh) | 一种正压式自清理烟机抽风组件 | |
CN108619794A (zh) | 除尘器及除尘设备 | |
JPH0725545Y2 (ja) | 龍巻式空気吸込口 | |
CN208936216U (zh) | 一种正压式自清理烟机抽风组件 | |
CN208332374U (zh) | 一种利用正负压进行油烟清理的烟机 | |
CN212916151U (zh) | 一种具有负压收集功能的防腐离心机 | |
CN215534086U (zh) | 一种用于清洁机的分离模块及清洁机 | |
CN108561910B (zh) | 一种离心力与吸引力结合的油烟机 |