JP2001317117A - 油脂分除去装置 - Google Patents

油脂分除去装置

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JP2001317117A
JP2001317117A JP2000133760A JP2000133760A JP2001317117A JP 2001317117 A JP2001317117 A JP 2001317117A JP 2000133760 A JP2000133760 A JP 2000133760A JP 2000133760 A JP2000133760 A JP 2000133760A JP 2001317117 A JP2001317117 A JP 2001317117A
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fats
oils
tank
separation tank
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JP2000133760A
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Hideo Sato
秀雄 佐藤
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Daito Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、洗浄槽付き洗浄台を含むシンク付き
調理台、シンク付き中華レンジ等の名称で市販されてい
る洗浄台を含む油脂分除去装置を組み込み、洗浄水中に
含まれる油脂分を下方に流さないようにすると共に回収
した油脂分をリサイクル資源として有効に活用できるよ
うにしたものである。 【解決手段】分離槽上面に溜まる油脂分を汲み揚げるオ
イルスキマーと、オイルスキマーで捕獲した油脂を溜め
るオイルタンク等により構成され、上記オイルタンクと
オイルスキマーとの間に剥離板を有し、オイルスキマー
より剥離した油脂を上記剥離板を経由してオイルタンク
に導くようにした油脂分除去装置に於いて、分離槽内の
水を排水する排水口を分離槽最底部に設けると共に、こ
の排水口に一部が分離槽底部より反底部側に立上げ排水
時分離槽内に油脂分を残すことが出来るドレーンパイプ
を接続するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄水中に含まれる
油脂分を下水に流さないようにすると共に回収した油脂
分をリサイクル資源として有効に活用するようにした発
明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動植物油を調理に多く使用する店、例え
ば中華料理店或いはラーメン店等の排水経路には残飯に
混じって出る油脂分を下水道に流さない為のグリースト
ラップが設けられている。これを図13を用いて説明す
ると、30は厨房内に設置された洗浄槽(シンク)を示
す、31はグリーストラップ、 このグリーストラップ
31は先の洗浄槽30と配管32で接続されている。
又、このグリーストラップ31は厨房外(建屋外)の土
中に埋没されている他蓋33を有している、34はグリ
ーストラップ31内の水を下水道或いは浄化槽(図示せ
ず)等に流す為の配管である。この配管34は図からも
明らかな如く、グリーストラップ31の底部に接続され
ている。尚、先の配管32はグリーストラップ31の上
部に接続されている。かかるグリーストラップ31を有
する中華料理店或いはラーメン店の洗浄槽(シンク)3
0に投入される油脂分には図にも示す如く、液状残飯、
スープ、或いは食器洗浄用洗剤等がある。これらの油脂
分等の排水は全てグリーストラップを経由するのでグリ
ーストラップ31内で油脂分と水とに分離され、水だけ
が下水道に排水されるものであるが長年使用したり、水
を多量に流したり、洗剤を多量に使ったりすると、既存
のグリーストラップ31のみの油脂除去装置であった場
合、次のような問題が起り易い。例えば、配管32、配
管34の内壁に油脂分が付着し、ついには油により目詰
まりを起し易い、グリーストラップでの油脂分の分離が
うまく行かず、下水道側に混じって油脂分を流してしま
い、河川等を汚染する。或いは、グリーストラップ上部
に溜った油脂分を蓋を開けて定期的に人力をもって取り
除いてやらないと臭いが外に出て周囲環境を悪化させ
る。更には、定期的に油脂分を除去しようとしても多量
の水も採ってしまう為に採取した油脂分の処置に困って
しまう等の問題があった。これらの問題の内、グリース
トラップ上部に溜まった油脂分を蓋を開けて、定期的に
人力をもって取り除く作業を自動化する提案もある。以
下、この提案を図14を用いて説明すると、35は厨房
内に設置された洗浄槽(シンク)この洗浄槽35には、
図13で説明した液状残飯、スープを含む水等が流され
る。36はグリーストラップ(阻集器)このグリースト
ラップ36は分離槽37を有している。又、このグリー
ストラップ36は厨房外の土中に図に示す如く埋設され
ている。而して、洗浄槽35に水(洗浄用)と共に流さ
れる油脂は導管38を経由してグリーストラップ36の
入口39より分離槽37内に入る。入った水を含む油脂
は先ずフィルター40で固体と液体に区分けされる。そ
の後分離槽37内にて、水と油脂分とに分離され、油脂
分は分離槽37の上方に溜り、水はその下方に溜ってい
る。下方に溜っている水は排水口41より下水道に排水
される。この時、提案されたグリストラップ36は分離
槽37の上方に浮上する油脂分をポンプ42を使って人
力に代わって汲み揚げるものである。ポンプ42によっ
て汲み上げられた油脂分は油脂回収部43に集められる
ようにしたものである。尚、上記した図13、図14に
示すグリーストラップ31、36を備えた油脂分除去シ
ステム或いは装置の例としては、特開平9−23577
6号、特開平7−284767号等の公報がある。尚、
図14に示す厨房台を厨房等に設置する際には当然部材
の整合性が問題になる。従って、既存の洗浄台(洗浄槽
付き厨房台、ダスト付きシンク、シンク付き作業台、シ
ンク付き中華レンジ等)は例えば高さ800〜850ミ
リ奥行450〜750ミリの如く統一されているもの
の、高さと、巾を変数とした時には多数の機種が出来て
しまう。この為、例えば上記洗浄台に高価な油脂分除去
装置を技術的に組み込むことが出来たとしても、メーカ
ーとして価格的に対応しきれないことであった。この点
からも従来に於いては単なる厨房台等が主流となって市
販されていた。又同一出願人が先に出願し、公開された
特開2000−84542号では先に動植物性油を調理
に多く使用する店例えば中華料理店或いはラーメン店よ
り出る残飯に混じって厨房の洗浄槽に流れてしまう油脂
分をグリーストラップ(祖集器)に入る前で除去し、グ
リーストラップ(阻集器)が汚れるのを防止すべく、厨
房の洗浄槽(シンク)とグリーストラップ(阻集器)間
に、少なくとも油脂専用の洗浄槽と、温度管理された油
脂分離槽とその油脂分離槽の上方に溜まる油脂分を除去
する手段とを有する油脂分除去装置を介在させるように
したものであるがこのものに於いては洗浄槽内に溜まる
ミソとか塩或いは残飯の処理については言及していな
い。何故ならば特開2000−84542号の出願段階
に於いては、この点、想像もしていなかったからに他な
らない。ところが、実際に実機モデル機を作成し、各種
の試験を繰り返し行っている間に上記分離槽底部にはミ
ソ、塩或いは残飯等が溜まり、これが時には異臭を発し
周囲環境を悪くしてしまうと云うことが判ってきたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した如く、従
来市販されているグリーストラップでは油脂分の分離が
うまく行かず下水道側に油脂分を流してしまい河川等を
汚染してしまう他、グリーストラップ上部に溜まった油
脂分を定期的に人力をもって取り除いてやらないと臭い
が外に出て周囲環境を悪くさせる等の課題があった。一
方、新しく開発された油脂分除去装置に於いても、分離
槽底面にミソ、塩残飯等が多く溜まると異臭を発するの
で時々油脂分は流すことなく上記ミソ、塩残飯等を排除
する必要が出てきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
する為になされたものである。即ち、分離槽上面に溜ま
る油脂分を汲み揚げるオイルスキマーと、オイルスキマ
ーで捕獲した油脂を溜めるオイルタンク等より構成し、
上記オイルタンクとオイルスキマーとの間に剥離板を備
え、オイルスキマーより剥離した油脂を、上記剥離板を
経由してオイルタンク導くようにした油脂分除去装置に
於いて、分離槽内の水を排水する排水口を分離槽最底部
に設けると共に、この排水口に一部が分離槽底部より反
底部側に立上げ排水時分離槽内に油脂分を残すことが出
来るドレーンパイプを接続するようにしたものであるか
ら河川等を汚染してしまう他、グリーストラップを油脂
分で汚染し、悪臭を外部にまき散らすことがないもので
ある。更に分離槽底部に溜まった油脂分より重い物質を
排水口より放出する時、ドレーンパイプの一部を底部よ
り高くしておくことより、油脂分は流さず水及び油脂よ
り重い物質のみを放出出来るものである。又コックを開
いて、ドレーンパイプより分離槽内の水を排水する時、
分離槽底部に溜まった残飯は排水口に向かって集められ
る分離槽底部形状としたものであるから分離槽内底部に
溜まる油脂分より重い物質(例えばラーメン汁であった
場合、ミソ、塩等)は排水口に集められ排水口の開放に
より槽外に放出出来るものである。又排水口に接続され
るドレーンパイプには弁及びこの弁を開閉するコックを
設けるようにしたものであるからドレーンパイプに設け
たコックの開閉で容易に分離槽内の油脂より重い物質の
槽外放出が出来るものである。又更には排水口に接続さ
れるドレインパイプに手動又は自動で開閉させる電磁弁
弁を設けるようにしたものであるから上記ドレインパイ
プはタイマー等の利用で自動的に開閉される用になるも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を図1〜図12
に示す一実施例で説明する。図1は油脂分除去装置を備
えた本発明の洗浄台斜視図、図2は図1の洗浄台より天
板を取り外した状態を示す図、図3は上記厨房台に組み
込まれている油脂分除去装置の縦断面図であり、図4の
A−A断面相当図、図4は図5の油脂分除去装置外観斜
視説明図、図5は本発明の油脂分除去装置を含んだ油脂
分除去システムを説明する図、図6は図3中の熱伝導板
拡大説明図、図7、図8は図6とは異なる実施例を示す
図、図9は油脂専用の洗浄槽と第2の分離槽との位置関
係を示す図、図10は本発明の油脂分除去装置がもつ処
理槽に補助分離器を取付けた状態を示す図、図11は補
助分離器及び吸油マットでの油脂回収を説明する図,図
12は図10に示す補助分離器を更に発展させた図、先
ず図1に於いて.[I]は本発明を備えた洗浄台(この
洗浄台[I]は厨房台、作業台、中華レンジ台等を含む
ものである。) 而して、この洗浄台[I]は図から明らかな如く、手前
側に油脂分で汚れた皿、食器等を洗う油脂専用の洗浄槽
1を有している。この油脂洗浄槽1は後述する油脂分除
去装置2の油脂専用の洗浄槽1を構成している、又12
はオイルタンクで上記油脂分除去装置2が回収した油脂
分を溜めるタンクである。[II]は上記洗浄台[I]の
上面を形成する天板、この天板[II]の外形は厨房等に
於いて、本洗浄台[I]に隣接して設けられる各種厨房
台等に合わせて作られる。即ち、この天板を取り換える
ことにより、どのような隣り合う厨房台にも合わせるこ
とが出来るものである。この為に上記天板は下部の油脂
分除去装置2の上に着脱自在に乗せられる格好で取り付
けられており、外形寸法は油脂分除去装置2とは必ずし
も一致していないものである。換言すると、この天板
[II]は高さ、奥行を隣接する厨房台(例えば高さ80
0〜850、奥行450〜750ミリ)に合せた形で作
られているものである。更に言うならばメーカーは、こ
の天板のみを数種類準備しておけば通常サイズの厨房で
あれば整合性のとれた厨房台を常に供給することが出来
るもである。このことを図2を用いて更に詳しく説明す
る、2は油脂分除去装置、[II]は天板を示す、この天
板[II]は外周フレーム[IIa]有する他、上記油脂分
除去装置2の上面開口部の内側に入り込むフランジ部
[IIb]を有している。2aは油脂分除去装置2に設け
られた支持部、この支持部2aに先の矢板[II]は外周
フレーム[IIa]が乗せられる形で油脂分除去装置2に
取付けられる、その一方、天板[II]のフランジ部[II
b]は油脂分除去装置2の上面開口部の内側に丁度入り
込む形で取り付けられるものである。12はオイルタン
ク、15は後述するダクトであり、9は排水口を示す、
1は油脂専用の洗浄槽で排水口1aがダクト15の排水
口9に対応するよう組み付けられている。次に、図5に
於いて油脂除去ステム(全体構成)を説明すると、1は
厨房内に設置された油脂専用の洗浄槽(シンク)、この
洗浄槽(シンク)1にはラーメンのスープ、普通のスー
プ、たれ、ドレッシング等の液状残飯が流される。勿論
この油脂専用の洗浄槽(シンク)1にも図に示していな
いが固形物を下流に流さない為のスノコ(フィルター)
が設けられている。2は油脂分除去装置、この油脂分除
去装置2には、先の油脂専用の洗浄槽(シンク)1に流
された液状の残飯が、配管(後述するダクト15)を経
由して流れ込む、この油脂分除去装置2には先の液状の
残飯の他、食器、調理器具の汚れを落とした油脂を含む
排水も油脂専用の洗浄槽を経てダクト15を経由して流
れ込む、5は厨房内の洗浄槽(シンク)、この洗浄槽5
には食器、調理器具の浸けおき水、食器洗浄機の排水、
野菜の洗い水等、油脂を含まない排水が投入され配管6
を経由してグリーストラップ(阻集器)7に送り込まれ
る、このグリーストラップ7は一般的に採用されている
もので、油脂分以外を下水道8に流し、油脂分をグリー
ストラップ7内に溜めて置くものである。先に説明した
油脂分除去装置2で油脂の大半が取り除かれた排水は配
管3の途中、換言すると洗浄槽5の後でグリーストラッ
プ7の前に配管3をもって導入されるものである。又、
油脂分除去装置2と油脂専用の洗浄槽1は一体的に作ら
れ、通常状態は厨房の洗浄槽5と併設される。このよう
にすることにより、中華料理店で働く人たちは、通常作
業として油脂分を含む液状残飯は油脂専用の洗浄槽1
に、油脂分を含まない排水は洗浄槽5にとそれぞれ選択
して排水することが出来るものである。上述の如く、油
脂分を含む液状残飯は、油脂分除去装置2を経由し、既
存のグリーストラップ等を経由して下水道に排水され
る。これにより下水道は従来の如く、汚染することがな
いことは勿論、グリーストラップ自体の清掃頻度を大幅
に減らすことが出来るものである。
【0006】次に図4を用いて洗浄台Iに組み込まれる
油脂分除去装置2の全体構成を説明すると、この油脂分
除去装置2をもつ洗浄台は厨房に設置されるのが好まし
いが特に厨房外(建屋外)であっても支障はない。又、
この油脂分除去装置2の高さは先に記述した天板[II]
を取り付けた状態で(800〜850ミリ)に作られて
いるものである。1は油脂専用の洗浄槽、この油脂専用
の洗浄槽1は液状残飯及び食器、調理器具の汚れ洗浄に
使われる。10はオイルスキマーで後述する金属ベルト
に油脂を付着(疎水相互作用による吸着)させ、分離槽
11より油脂を汲み揚げる。12はオイルタンクで先の
オイルスキマー10で汲み揚げた油脂を一次ストックし
て置く所である。このオイルタンク12に溜まる油脂は
水分を含まない純粋な油脂であるから十分リサイクルに
耐えるものである。11は分離槽であるがこのものの詳
細について以下図3,図9をもって説明する。上記油脂
専用の洗浄槽1には先にも説明した如く、液状残飯等が
投入される他,油脂で汚れた食器類13が投入され、こ
こで洗浄される。投入された液状残飯或いは洗浄後の油
脂を含んだ水は排水口9より、図9に示す如く、分離槽
11を区画して作る第2の分離槽14の外壁面14aに
設けられたダクト15を経由して吐出口16より第2の
分離槽14内に取り込まれる、この第2の分離槽14は
図9にも示す如く、分離槽11とは独立しており、分離
槽11内に着脱自在に組み込まれているものである。こ
れに伴い油脂専用の洗浄槽1も勿論着脱自在の組み込み
式である。
【0007】図3に戻って、吐出口16より第2の分離
槽14に入った油脂分を含んだ水は22のガイド板の働
きにより、液状残飯の油脂は上方に、水は下方に導かれ
る。、10は油脂分を吸着作用により除去する手段の内
の一つであるオイルスキマー、このオイルスキマー10
は駆動モーター17により駆動される。例えば薄板ステ
ンレス製ベルト18を図に示す如く回転し、油脂分をベ
ルトとの疎水性相互作用等の吸着作用を利用し、上部に
汲み揚げるものである。従って、ベルト18の下端は油
脂が溜る第2の分離槽14上方に浸漬している、このベ
ルト18にて汲み揚げられた油脂は剥離板19によりベ
ルト18より剥離され、補助タンク20を経由し、オイ
ルタンク12に導かれるものである。尚、剥離板19a
はベルト18に付着した油脂が駆動モーター17部に至
る前で剥離するように設けられているものである。又、
上記補助タンク20の役目は、オイルタンク12に油脂
分のみを流し水等を含む、不純物を分離槽14に戻す役
目を果たす。即ち、この補助タンク20には図に示す如
く、二重管分離装置20aが組み込まれており、下部に
溜まる水等の不純物が矢印の如く分離槽14に戻される
ものである。又、油脂分の吸着作用により除去する手段
として吸着マット(図示せず)を、このオイルスキマー
に代えて使うことも出来る。21は第2の分離槽内14
を加熱し、この第2の分離槽14内に有る油脂の固形化
(高粘度化)を防止する加熱ヒーターである。鉱物油等
と異なり、動植物性の油は低温になると高粘度化するこ
とは良く知られている。本発明の油脂分除去装置の特徴
とする所の一つは、加熱手段を設け周囲温度が変動して
も吸油マット(図示せず)若しくはオイルスキマー10
を用いて分離槽より油脂を吸着或いは汲み揚げることが
出来るようにしたものである。尚、効率の良い吸着等を
行うためには分離槽内の温度を50℃以上に維持すると
良い。この温度管理の面からも先の第2の分離槽14を
分離槽11と区画して容積を小さくしておくことが、省
電力等を考えるとき有利である。又、上記加熱ヒーター
21は当然温度制御部21a有し、常に最適状態で第2
の分離槽14の温度を制御している。尚、加熱ヒーター
21は図にも示す如く大きなウェイト21bをもってい
る。このウェイト21bの役目は分離槽14内の温度が
局部的に上昇するのを防止するもので分離槽14全体の
水温を均一に上昇させる為のものである。この為上記ウ
ェイト21bは適度な放熱面積及びウェイトをもつ熱良
導体で作られている。尚、このことにより加熱ヒーター
21の異常温度上昇防止の役割も果たす。従って、周囲
温度で動植物性油が固化温度になろうとも槽内では該油
が固化することはないものである。これは本油脂分除去
装置2を建屋外に置いた時にもいえることである。
【0008】23は分離槽11側に設けられた二重管の
補助分離器である。この補助分離器23は図10、図1
1に示す如く、分離器11の底部に突設し、外側管23
aは油脂面24aより上方に突出し、内側管23bは水
面24bと同等に設定されている。そして、図11に示
す如く、外側管23aには水面24bより下方に水取入
れ口25が設けられている。水は内側管23b上端より
内側に取り込むものである。尚、図中26は吸油マッ
ト、この吸油マット26は、分離槽14で捕獲されず補
助分離器23側迄達した油脂を最終的に処分するもので
ある。この吸油マット26は,使わない場合にはこの部
分の油脂を定期的に人力をもって除去すると、本装置を
長期にわたり効率良く活用出来るものである。ここに於
いて、上記補助分離器23の発展形を図3、図12を用
いて説明する。23は補助分離器、この補助分離器23
はドレーン側配管27に接続されている他、内部に比重
差で水と油脂分とを分離するトラップA、B、C−−−
の如く複数箇所にトラップを有している。又、この補助
分離器23は3重管より成る本管23Cと2重管より成
る枝管23dとで構成され、本管23cの途中と枝管2
3dの下端との間を水平管23eで接続している。23
fは水平管23eの途中に設けられた枝管23f,この
助分離器23での水と油脂分の分離について、次ぎに説
明する。オイルスキマー等により大部分の油脂分が除去
された水は分離槽11の下部に図12の矢印の如く導
かれてくるよう構成されている。この水は矢印の如く
進み二重管より成る枝管23dの傾斜部23gに案内さ
れ上昇する。この時傾斜部23gの働きは矢印の如く
上昇する、油脂分を含んだ水に上昇力を与え水取入口2
5aから油脂分が入りにくくする働きをする。水取入口
25aに達した水は矢印と矢印丸10の如く分かれ
る。この水取入口25aの前後で水と油脂分を分離する
部分がトラップAである。即ち、油脂分と水の比重差を
利用し、水と油脂を分離するものである。水取入口25
aより枝管23d内に入った油脂分を含む水は、この水
取入口25aと対向して設けられていない内側管の水取
入口25bまでほぼ真横に矢印の如く進む、この過程に
於いても油脂分は水面側に浮き上がる、この水取入口2
5bの前後で水と油脂分を分離する所がトラツプBであ
る。この二重管より成る枝管23dの内側管に入った油
脂分を含む水は油脂分のみが矢印丸11の如く浮き上が
る、そして、わずかに油脂分を含む水が矢印丸12の如
く、ドレーンの排水力に引かれて降下し、水平管23e
を枝管23fに至る、この部分でも油脂分は矢印の如く
水面側に浮き上がる、これを通過した油脂分を含む水は
本管23c側に進む、そして、本管23cに到達する。
この時にあっても水平管23eが先の水取入口25bよ
り下方に位置することもあって油脂分のまき込まれは激
減する。トラップCに到達した油脂分は矢印丸13の如
く、水は矢印丸14の如く分離される。特に重要なこと
は、三重管より成る本管23cの中管に設けられた水取
入口25cを先のトラップCより距離をとって下方に設
ける点である。この距離を十分とることにより矢印丸1
4の水の流れに含まれる油脂分は降下することが出来ず
矢印丸13の如く水面側に上昇するものである。換言す
ると、、水取入口25cは分離槽11の底面近くに設け
られているものである。一方この水取入口25cより矢
印丸15の如く中管内に入った水は上昇し、内側管の開
口25dよりドレーンとなる配管27側に導かれる。こ
の時に於いてもトラップDにより、油脂分は矢印丸16
の如く水平面に浮き水だけが矢印丸17の如く、ドレー
ン側に向かうものである。このように本補助分離器23
はドレーンを流れる水の吸引力に基づき補助分離器23
内を流れる水を複数箇所設けたトラップ部を経由させ、
油脂分を除去し、きれいに浄化された水を下流側に流そ
うとするものである。尚、本補助分離器23は本管,枝
管それぞれ頂部に蓋23h、23iを設け、外観を体裁
良く纏めているので、蓋23h、23i下部に溜まる油
脂分は、この蓋23h、23iを外し吸油マット等をも
って時々除去すればよいものである。図3に戻って、2
7は上記補助分離器23にて分離された水を図5で説明
したグリーストラップ(阻集器)に導く配管である。こ
のように本油脂分除去装置2の排水は直接下水道に排水
されるものでなく既存のグリーストラップ7(図5参
照)に排水されるのが特徴である。28は分離槽11の
底部に設けられた清掃用排水口、槽内洗浄時には、この
清掃用排水口28に接続されたドレーンパイプ28aに
設けられたコック28bを回し、分離槽11内の水を槽
外に排出した後、分離槽11に組み込まれている油脂専
用の洗浄槽9、オイルスキマー10、オイルタンク1
2、第2分離槽14、加熱ヒーター21等をそれぞれ順
次取り外し洗浄するものである。ここに於いても上記ド
レーンパイプ28aについて更に詳細すると、このドレ
ーンパイプ28aは図3、図4に示す如く、分離槽内の
水を排水口28aより槽外に排水する為に設けられてい
る、即ち、コック28bを回すと弁が開き分離槽内の水
が排水されるものである。又、このドレーンパイプ28
aは分離槽の最底部に設けられている。更にドレーンパ
イプ28aは一部が分離槽底部より反底部側に立上げ2
8cを有している。この立上げ28cを設ける理由は、
ドレーンパイプ28aのコック28bを開した時でも分
離槽内に溜まる油脂分を槽外に流さないようにする為で
ある。換言すると、分離槽内の上部には油脂分が溜まっ
ているこの油脂分は流さず分離槽内に残すようにしたも
のである、従って立上げ28cは、油脂分を流さないだ
けの立上げとしたものである。尚コック28bを手動で
開ける例で説明したが弁を電磁弁とし、これをタイマー
等で自動で開閉するようにすることも出来ることは勿論
である。又ドレインパイプ28aにはサイホン現象等で
水以外の油脂分まで流れ出さないように立ち上げ28c
の頂上に小孔(表示せず)を開けておくとよい。図3中
の11aは分離槽11の底部を示す、この底部11aは
図にも示す如く、底部11aに溜まる、ラーメン汁中に
含まれる水より比重の重いミソ、塩或いは細かくなった
麺くずを排水口28に向かって案内する傾斜面11bが
設けられている。従ってドレーンパイプ28aのコック
28bを開くとミソ塩等は全て排水口より槽内に排水さ
れるものである。尚上記水より比重の重いミソ、塩或い
は細かくなった麺は油脂専用の洗浄槽1に設けられたス
ノコ(図示せず)にラーメン等の汁中に含まれる大きな
麺等は引っかかるが、細かい麺くず、ミソ、塩等は、そ
のスノコを通り越して分離槽11内に入る、分離槽11
内に入ったミソ、塩はダクト15に設けた吐出口16よ
り吐出されたとき或いは油脂分にのって一時は上昇した
ミソ、塩等も、第2の分離槽14内にある間に比重差に
より底部11a側に溜まるものである。この分離槽底部
11aに溜まったミソ、塩等の量が増すと時には異臭を
発するのでこれを取り除く必要が出てくる。本発明は、
このミソ、塩等を分離槽外に排出する為のドレーンパイ
プ28aに関するものである。又、図3に示す如く、剥
離板19には熱伝導板19bが取り付けられており、こ
の熱伝導板19bは図3,図6からも明らかな如く一方
端が剥離板19の裏側全体を覆うように密着して取り付
けられ、他方端が分離槽14内に浸漬されている。 換
言すると、約50℃以上に加温されている分離槽14の
熱をもらって該剥離板19を加温し、剥離板19上を流
れる油脂がこの剥離板19上で固形化するのを防止して
いるものである。尚、油脂が固形化し易いのは冬期の如
く外気温が下がっている時であることは勿論、本油脂分
離除去装置の稼働終了間際である。即ち、流れる油脂分
が少なくなり表面張力で剥離板19上に付着してしまう
時である。これを防止すべく、熱伝導板19bで剥離板
19を加温するものである。しかして、熱伝導板19は
熱伝導の良い銅或いはアルミ材が使われる、又剥離板1
9全体を覆うのは剥離板19がステンレス等の如く熱伝
導の悪い材質で作られる為、全体から加温する必要があ
る為である。図7は、図6とは異なる実施例を示すもの
で、剥離板19の裏面全体をヒーターで加温するように
した例を示すものである。このものであると、特別な手
段を用いることなく電気ヒーターの19cの入力の制御
により、上記剥離板19の温度を50℃以上に制御でき
るものである。図8示すものは、図6に示す熱伝導板1
9bが運ぶ熱が不足し、剥離板19を50℃以上に加温
することが出来ない時電気ヒーター19cを用いてこれ
を補助した例を示すものである。更に、本発明は図には
示してないが上記剥離板19を加温する例で縷々説明し
て来たが剥離板19を下流側に位置する補助タンク20
についても言えることであるので、当然必要があればこ
のものも種々の手段で加温されるものである。こうする
ことにより、オイルスキマーより剥離された油脂は剥離
板19,補助タンク20を経由してオイルタンク12に
液体で導かれ、途中で固化し、堆積し次の流れを阻止す
ることがないものである。尚、上記した天板付き洗浄台
への油脂を含む洗浄水の供給は図に示してないが、高低
差或いはポンプを使えば油脂専用の洗浄槽と油脂分除去
装置を離れた位置に置いておくことも出来るものであ
る。次にかかる構成を有する油脂分除去装置2内の油脂
除去工程を図3を用いて説明すると、先ず油脂専用の洗
浄槽9に投入され、油脂は矢印の如く排水口9aを通
り、第2分離槽14に設けられたダクト15を経由して
矢印の如く吐出口16より第2の分離槽14内に投入
される。第2分離槽14内に入った油脂を含む排水はガ
イド板22により水と油脂に分けられ水は矢印の如
く、油脂は矢印の如く比重差で分離槽14上方に浮き
上がる、この矢印により浮き上がった油脂はもともと
第2分離槽14が加熱ヒーター21により加熱されてい
ることもあって固形化することなく適度な粘度を保って
表面に浮いている。この表面に浮いている油脂は、オイ
ルスキマー10等により汲み揚げられる。汲み揚げられ
た油脂は剥離板19補助タンク20を経てオイルタンク
12に溜められリサイクルに廻される。一方、油脂分が
除去された水は矢印の如く、ガイド板22の底部を通
って矢印部に至り、更には矢印の如く第2の分離槽
14より分離槽11に至る、分離槽11に至った排水の
内、油脂分(オイルスキマー10で取りきれなかった油
脂分)は、比重差により上方に浮き吸油マット26に吸
着される。油脂を含まない水は二重管より成る補助分離
器23に矢印、の如く入り、内側管23b上端より
配管27に入りグリーストラップ7(図3参照)に導か
れる。又排水口に接続されるドレインパイプに手動又は
自動で開閉する電磁弁を設けるようにしているので、ド
レインパイプはタイマー等の利用で自動的に開閉されミ
ソ、塩、麺等は排出されるものである。このように油脂
分除去装置2をグリーストラップ7の前に設置すること
により該グリーストラップ7の汚染等を押さえることが
出来るものである。又、本油脂分除去装置2に示す如く
キャスター29を備えているものである。本発明の天板
付洗浄台は厨房内は勿論建家外の移動も容易に行えるも
のである。換言すると、本天板付厨房台はお店等で使い
易い所に移動して使うことも出来るということである。
又、剥離板19は加温されているのでオイルスキマー1
0より剥離させた油脂が、該剥離板19を流れる過程で
固形化し、剥離板19に付着すると言うことがないもの
である。仮に一度油脂分が固形化して剥離板19に堆積
するようなことがあると、その固形化した油脂の表面を
次の油脂が流れることになるのでどんどん堆積は加速化
されてしまうものである。このことよりも、上記剥離板
19は周囲温度に関係なく、常に50℃以上に加温して
おく必要があるということである。これを実現したのが
本発明である。又 本発明のもう一つの特徴は分離槽1
1を基準に第2の分離槽、オイルスキマー、オイルタン
ク、補助タンク、加熱ヒーター、補助分離器等何れも脱
着が容易に作られていることにより、サービス性等に優
れているという点である。又分離槽底部に溜まってしま
うミソ、塩、麺は量が増すと異臭を発することとなる。
これを阻止するのが本発明のドレーンパイプである、こ
のドレーンパイプは先のミソ、塩、麺等は排出するが油
脂は排出しないよう工夫されているものである。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上説明した如き構成を有する
ものであるから、ラーメン等に含まれる油脂分をグリー
ストラップに流すことがないことは勿論、分離槽内に溜
まる異臭を発するミソ、塩、麺くず等を時々ドレーンパ
イプのコックを開するだけで分離槽外に排水することが
出来ることは勿論、油脂分を流すことがないので下水な
どの汚染を防止出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油脂分離除去装置を備えた本発明の洗浄
台斜視図
【図2】図2は図1の洗浄台より天板を取り外した状態
を示す図
【図3】図3は本発明を備えた油脂分除去装置の縦断面
図であり、図4のA−A断面相当図
【図4】図4は図5中の油脂分除去装置の外観斜視説明
【図5】図5は本発明の油脂分除去装置を含んだ油脂除
去システムを説明する図
【図6】図6は図3中の熱伝導板の拡大説明図
【図7】図7は図6とは異なる実施例を示す図で、電気
ヒーターをもって剥離板を加温する状態を説明する図
【図8】図8は図6、図7と異なる実施例を示す図で、
図6の熱伝導板を電気ヒーター等で加熱し剥離板を適温
に過熱する状態を説明する図である。
【図9】図9は油脂専用の洗浄槽と第2の分離槽の配置
関係を示す図
【図10】図10は発明の油脂除去装置がもつ処理槽に
補助分離器を取付けた状態を示す図
【図11】図11は補助分離器及び吸油マットでの油脂
回収を説明する図
【図12】図12は図10に示す補助分離器を更に発展
させた図
【図13】図13は従来の油脂除去システムをイラスト
入りで説明した図
【図14】図14は図13と異なるグリーストラツプ
(阻集器)を用いた油脂除去システムを説明する図であ
る。
【符号の説明】
[I] 洗浄台 [II] 天板 [IIa] 外周フレーム [IIb] フランジ部 1 油脂専用の洗浄槽 2 油脂分除去装置 2a 支持部 3 配管 5 洗浄槽 6 配管 7 グリーストラップ 8 下水道 9 排水口 10 オイルスキマー 11 分離槽 11a 底部 11b 傾斜面 12 オイルタンク 13 食器類 14 第2の分離槽 14a 外壁面 15 ダクト 16 吐出口 17 駆動モーター 18 ベルト 19 剥離板 19a 第2の剥離板 19 b 熱伝導板 19 c 電気ヒーター 20 補助タンク 21 加熱ヒーター 21a 温度制御部 21 b ウェイト 22 ガイド板 23 補助分離器 23a 外側管 23b 内側管 23c 本管 23d 枝管 24a 油脂面 24b 排水面 25 水取入れ口 26 吸油マット 27 配管 28 清掃用排水キャップ 28a ドレーンパイプ 28b コック 28c 立上げ 29 キャスター 30 洗浄槽(シンク) 31 クリーストラップ 32 配管 33 蓋 34 配管 35 洗浄槽(シンク) 36 グリーストラップ 37 分離槽 38 導管 40 フィルター 41 排水口 42 ポンプ 43 油脂回収部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03C 1/18 E03C 1/18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離槽上面に溜まる油脂分を汲み揚げる
    オイルスキマーと、オイルスキマーで捕獲した油脂を溜
    めるオイルタンク等より構成し、上記オイルタンクとオ
    イルスキマーとの間に剥離板備え、オイルスキマーより
    剥離した油脂を上記剥離板を経由した油脂を、上記剥離
    板を経由してオイルタンクに導くようにした油脂分除去
    装置に於いて、分離槽内の水を排水する排水口を分離槽
    最底部に設けと共に、この排水口に一部が分離槽底部よ
    り、反底部側に立上げ排水時分離槽内に油脂分を残すこ
    とが出来るドレーンパイプを接続するようにしたことを
    特徴とする油脂分除去装置
  2. 【請求項2】 コックを開いてドレーンパイプより分離
    槽内の水を排水する時、分離槽底部に溜まった残飯は排
    水口に向かって集められる分離槽底部形状としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の油脂分除去装置
  3. 【請求項3】 排水口に接続されるドレーンパイプには
    弁及びこの弁を開閉するコックを設けるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の油脂分除去装
  4. 【請求項4】排水工に接続されるドレインパイプに手動
    又は自動で開閉指せるためのスイッチ又はタイマー等で
    作動する電磁弁を設けるようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の油脂分除去装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2004022197A1 (ja) * 2002-09-08 2006-01-05 佐藤 忠義 油分回収機能を備えた流し台
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JP2020151688A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 前澤化成工業株式会社 厨房排水処理装置

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