JP2001317072A - 駐車ピット - Google Patents

駐車ピット

Info

Publication number
JP2001317072A
JP2001317072A JP2000134942A JP2000134942A JP2001317072A JP 2001317072 A JP2001317072 A JP 2001317072A JP 2000134942 A JP2000134942 A JP 2000134942A JP 2000134942 A JP2000134942 A JP 2000134942A JP 2001317072 A JP2001317072 A JP 2001317072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
precast concrete
parking pit
pit
retaining wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000134942A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuzo Fuse
徳蔵 布施
Tadao Aritome
忠夫 有留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
Priority to JP2000134942A priority Critical patent/JP2001317072A/ja
Publication of JP2001317072A publication Critical patent/JP2001317072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷地の有効利用が図れ、かつ簡単に構築でき
る駐車ピットを提供することである。 【解決手段】 駐車ピット1が、地下立体駐車場用の掘
削孔3の壁面4に沿って適宜間隔ごとに打設された親杭
7間に横矢板8がはめ込まれて土留壁5が形成され、前
記掘削孔3の底面における対向した親杭7間にプレキャ
ストコンクリート梁9が設置され、該プレキャストコン
クリート梁9の上に底盤6が形成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車ピットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】都市部においてはまとまった敷地の確保
が困難なことから、狭い敷地を利用した立体駐車場が造
られている。このような立体駐車場は、駐車ピットに駐
車装置を設置して構築されている。この駐車ピットとし
ては、図4に示す従来例が知られている。図4の(1)
は、掘削孔13の壁面14に適宜間隔ごとに打設したH
形鋼の親杭15間に横矢板16をはめ込んで仮設の土留
壁17を構築し、該土留壁17の内側に駐車装置を設置
するための躯体18を構築したものであり、(2)は、
根巻きコンクリート19で固定された親杭20により土
留壁21が構築されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4の(1)
に示す駐車ピットは、仮設の土留壁と躯体との間に仮設
スペースを必要とするために敷地の有効利用が図れなか
った。また(2)に示す駐車ピットは、親杭の下部の根
巻きコンクリートの施工に手間がかかり、かつ煩雑であ
った。
【0004】そこで、本発明は敷地の有効利用が図れ、
かつ簡単に構築できる駐車ピットを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、請求項1の駐車ピットが、地下立体駐
車場用の掘削孔の壁面に沿って適宜間隔ごとに打設され
た親杭間に横矢板がはめ込まれて土留壁が形成され、前
記掘削孔の底面における対向した親杭間にプレキャスト
コンクリート梁が設置され、該プレキャストコンクリー
ト梁の上に底盤が形成されたことを特徴とし、また請求
項2の駐車ピットが、請求項1において、底盤は、現場
打ちコンクリートまたはプレキャストコンクリート板で
形成したことを特徴とし、また請求項3の駐車ピット
が、請求項1または2において、プレキャストコンクリ
ート梁は、鉄骨鉄筋コンクリート製であることを特徴と
し、また請求項4の駐車ピットが、請求項1〜3におい
て、横矢板は、プレキャストコンクリート板であること
を特徴とする。
【0006】対向した親杭がプレキャストコンクリート
梁で支持されたことにより、前記土留壁を本設の構造体
として利用することができる。駐車ピットにおける土留
壁および底盤のPC化を推進することができる。プレキ
ャストコンクリート梁の鉄骨を親杭に溶接することによ
り、親杭間にプレキャストコンクリート梁を簡単に設置
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の駐車ピットの実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1は駐車ピットの
一部省略断面図、図2は図1の平面方向の断面図であ
る。
【0008】駐車ピット1は、図1に示すように、地盤
2に掘り下げた掘削孔3の壁面4に沿った土留壁5と、
底盤6とから構成されている。土留壁5は掘削孔3の壁
面4に沿って適宜間隔ごとに打設されたH形鋼の親杭7
間にプレキャストコンクリート板などの横矢板8がはめ
込まれて構築され、この土留壁5が、対向した親杭7間
の下部に設置されたプレキャストコンクリート梁(以
下、PC梁という)9で支持され、このPC梁9の上面
にプレキャストコンクリート床板10が設置されて底盤
6が構築されている。この底盤6はプレキャストコンク
リート床板10に限らず、現場打ちコンクリートで構築
することもできる。またPC梁9はH形鋼11を鉄筋コ
ンクリート12で被覆した鉄骨鉄筋コンクリートであ
り、前記H形鋼11が親杭7に溶接接合されているため
設置し易くなっている。
【0009】このように対向した親杭7がPC梁9で支
持されているため、土留壁5を本設の壁として使用する
ことができるとともに、PC板などの横矢板8やプレキ
ャストコンクリート床板10を使用して駐車ピット1を
短期間で、かつ簡単に構築することができる。
【0010】この駐車ピット1の構築は、はじめに地中
に打設した親杭7に沿って掘削孔3を掘り下げるととも
に、前記親杭7間に横矢板8をはめ込んで土留壁5を構
築する。次に、対向した親杭7間の下部にPC梁9を溶
接接合して土留壁5を支持する。次に、このPC梁9間
にプレキャストコンクリート床板10を設置して底盤6
を構築することにより駐車ピット1が完成する。そし
て、この駐車ピット1内に駐車装置(図示せず)を設置
することにより地下立体駐車場が構築される。
【0011】
【発明の効果】対向した親杭がプレキャストコンクリー
ト梁で支持されたことにより、土留壁を本設の構造体と
して利用することができる。
【0012】駐車ピットにおける土留壁および底盤のP
C化を推進することができる。
【0013】プレキャストコンクリート梁の鉄骨を親杭
に溶接することにより、親杭間にプレキャストコンクリ
ート梁を簡単に設置することができる。
【0014】駐車ピットを短期間でかつ簡単に構築する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車ピットの断面図である。
【図2】図1の平面方向の断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】(1)および(2)は従来の駐車ピットの断面
図である。
【符号の説明】
1 駐車ピット 2 地盤 3、13 掘削孔 4、14 壁面 5、17、21 土留壁 6 底盤 7、15、20 親杭 8 横矢板 9 PC梁 10 プレキャストコンクリート床板 11 H形鋼 12 鉄筋コンクリート 16 横矢板 18 躯体 19 根巻きコンクリート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下立体駐車場用の掘削孔の壁面に沿っ
    て適宜間隔ごとに打設された親杭間に横矢板がはめ込ま
    れて土留壁が形成され、前記掘削孔の底面における対向
    した親杭間にプレキャストコンクリート梁が設置され、
    該プレキャストコンクリート梁の上に底盤が形成された
    ことを特徴とする駐車ピット。
  2. 【請求項2】 床盤は、現場打ちコンクリートまたはプ
    レキャストコンクリート板で形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の駐車ピット。
  3. 【請求項3】 プレキャストコンクリート梁は、鉄骨鉄
    筋コンクリート製であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の駐車ピット。
  4. 【請求項4】 横矢板は、プレキャストコンクリート板
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の駐車ピット。
JP2000134942A 2000-05-08 2000-05-08 駐車ピット Pending JP2001317072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134942A JP2001317072A (ja) 2000-05-08 2000-05-08 駐車ピット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134942A JP2001317072A (ja) 2000-05-08 2000-05-08 駐車ピット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317072A true JP2001317072A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18643122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000134942A Pending JP2001317072A (ja) 2000-05-08 2000-05-08 駐車ピット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317072A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102031785A (zh) * 2009-09-24 2011-04-27 上海市第一建筑有限公司 永久结构板带代替临时围檩的基坑支护技术
CN104878742A (zh) * 2015-05-29 2015-09-02 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种水下封底混凝土与地下连续墙的抗剪连接结构
CN110578413A (zh) * 2019-10-12 2019-12-17 北京中岩智泊科技有限公司 一种井筒式地下立体车库结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102031785A (zh) * 2009-09-24 2011-04-27 上海市第一建筑有限公司 永久结构板带代替临时围檩的基坑支护技术
CN104878742A (zh) * 2015-05-29 2015-09-02 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种水下封底混凝土与地下连续墙的抗剪连接结构
CN110578413A (zh) * 2019-10-12 2019-12-17 北京中岩智泊科技有限公司 一种井筒式地下立体车库结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001303599A (ja) 建物の解体・構築方法および建物
JP4558145B2 (ja) 既存建物の地下免震化工法
KR20190022132A (ko) 각형강관과 합성된 프리캐스트 콘크리트 기둥을 활용한 pc 탑다운공법
KR20220019346A (ko) 기존 지하 외벽의 보강을 통한 신설 건물의 지하 증축 및 역타 공법
JP3706997B2 (ja) 既存建物の基礎下免震構法
JP2001317072A (ja) 駐車ピット
JP2868651B2 (ja) 地下既設構造物上方における山留工法
JP2001271497A (ja) 既存建物の仮受け工法
JP4465571B2 (ja) 既存建物の免震化構法
JPH11310928A (ja) 既存構造物の免震補強工法
KR102195496B1 (ko) 더블 아이 빔이 포함된 현장타설콘크리트 파일을 이용한 자립식 흙막이용 파일
JP2508852B2 (ja) 地下構造物の構築方法
JPH0721196B2 (ja) 地下躯体の逆打ち工法
JPH10299009A (ja) 住宅用地下室の築造方法
JP2020007735A (ja) 基礎構造補強方法及び基礎構造補強構造
KR20200029075A (ko) 더블 아이 빔을 이용한 자립식 흙막이용 파일
JP3101762B2 (ja) 簡易山留め工法
JP3809340B2 (ja) 逆打ち工法
JP4031284B2 (ja) 地下構造物の構築工法
JP4657759B2 (ja) 建物の杭基礎構造
JP2620035B2 (ja) ガソリンスタンドの事務所棟の建築方法及び構造
JPS6024249B2 (ja) 地下室の築造方法
JP2899669B2 (ja) 簡易山留め工法
JP2002105973A (ja) 柱の施工方法
JP3277216B2 (ja) 地上設置型地中梁およびその構築法