JP2001316877A - 電解処理装置 - Google Patents

電解処理装置

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JP2001316877A
JP2001316877A JP2000132015A JP2000132015A JP2001316877A JP 2001316877 A JP2001316877 A JP 2001316877A JP 2000132015 A JP2000132015 A JP 2000132015A JP 2000132015 A JP2000132015 A JP 2000132015A JP 2001316877 A JP2001316877 A JP 2001316877A
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Hiroaki Inoue
裕章 井上
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淳次 国沢
Kenji Nakamura
憲二 中村
Norio Kimura
憲雄 木村
Mitsuko Odagaki
美津子 小田垣
Manabu Tsujimura
学 辻村
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哲朗 松田
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尚史 金子
Toshiyuki Morita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解液を電解液含浸材(多孔体)内に供給し
て電解液含浸材の反対側から供給することで電解液含浸
材と被処理基板間に満たす構造の電界処理装置であって
も、電解液含浸材と被処理基板の間に気泡が巻き込まれ
て堆積することのない電解処理装置を提供する。 【解決手段】 被処理基板Wと陽極38との間に電解液
を満たして被処理基板Wの電解処理を行う電解処理装置
である。陽極38の被処理基板W側の面に保水性材料か
らなる電解液含浸材40を接合するとともに、陽極38
には電解液を電解液含浸材40内に供給する電解液導通
孔39を設け、電解液導通孔39の内部に電解液によっ
て侵されない材質からなる管45を挿入し、管45を通
して電解液含浸材40内に供給した電解液を電解液含浸
材40の反対面から供給して電解液含浸材40と被処理
基板W間に満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板の表面
にめっきやエッチングなどを施す電解処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電解処理、特に電解めっきは、金属膜の
形成方法として広く利用されている。近年例えば銅の多
層配線用の電解銅めっきや、バンプ形成用の電解金めっ
きなど、半導体産業などでもその有効性(安価、孔埋め
特性など)が注目され利用されつつある。
【0003】ここで半導体基板上に銅めっきを施す方法
としては、カップ式やディップ式のようにめっき槽に常
時めっき液を張ってそこに基板を浸す方法と、めっき槽
に基板が供給されたときのみめっき液を張る方法など、
種々の方法がある。
【0004】そして従来のこの種のめっき装置には、め
っき工程を行うユニットの他に、めっきに付帯する前処
理工程を行うユニットや、めっき後の洗浄・乾燥工程を
行うユニット等の複数のユニットと、これらの各ユニッ
ト間で基板の搬送を行う搬送ロボットが備えられてい
た。そして基板はこれらの各ユニット間を搬送されつ
つ、各ユニットで所定の処理が施されていく。
【0005】しかしながら上記従来のめっき装置にあっ
ては、各工程毎にユニットが設けられ、各ユニットに基
板が搬送されて処理されるため、装置としてかなり複雑
で制御が困難になるばかりか、大きな占有面積を占め、
製造コストもかなり高価になるという欠点があった。
【0006】そこで本願発明者は図8に示すような電解
めっき装置を発明した。この電解めっき装置は、いわゆ
るフェイスアップ方式を採用した電解めっき装置であ
り、基板Wは上向きにして基板載置台30上に載置さ
れ、基板W表面の周辺はリング状に形成されたリップシ
ール34の先端が当接することでシールされている。ま
た基板W表面のリップシール34の外方には、基板W表
面の導電層に接触して基板Wに陰極電位を印加する接点
36が設置されている。基板Wの上方には所定の間隔を
介して円板状の多孔体(保水性材料からなる電解液含浸
材)40と円板状の陽極38とが保持部材32に保持さ
れて設置されている。ここで陽極38には厚み方向に貫
通する多数の細孔状のめっき液導通孔39が設けられ、
陽極38の上には前記各めっき液導通孔39にめっき液
を分配して供給するめっき液導入管41が設置されてい
る。
【0007】そしてめっき液導入管41から陽極38の
めっき液導通孔39を通して多孔体40表面に供給され
ためっき液10は、多孔体40内に浸透してその内部に
含浸され、さらにその下面から供給して基板Wと多孔体
40の間であってリップシール34によってシールされ
た内側空間に満たされる(以下基板W表面にめっき液1
0を供給することを「液張り」という)。そして陽極3
8と基板W間に所定の電圧を印加して直流電流を流す
と、基板W表面に予め形成されている導電層の表面全体
にめっきが行われていく。
【0008】一方前記基板Wを洗浄する際は、陽極38
などを取り付けた保持部材32を基板Wの上から別の場
所に移動し、リップシール34内のめっき液10を図示
しないめっき液吸込手段によって吸い込んで排出し、基
板Wを基板載置台30とともに下降してリップシール3
4及び接点36から引き離し、この状態で洗浄液等を基
板W上に供給することで洗浄する。基板Wの乾燥は基板
Wを基板載置台30によって回転させることで行う。な
お基板Wを前処理する際も、めっき前に基板Wからリッ
プシール34及び接点36を引き離した状態で基板W上
に前処理液を供給すれば良い。このようにこの電解めっ
き装置によれば、一つのユニットでめっきのための各種
工程が行えるので、装置が簡素化され、制御も容易とな
り、設置面積も小さくなって製造コストの低減化も図れ
る。
【0009】ところでこの電解めっき装置において多孔
体40を設置したのは以下の理由による。 この電解めっき装置において、陽極38と基板W間の
距離(以下「極間距離」という)を極力短くすることに
よって、基板W1枚当りのめっき液使用量を極限まで少
なくすることが望ましいが、極間距離を短くし、且つ多
孔体40を設置しないと基板W表面の各部のめっき膜厚
が不均一になる恐れがある。これは陽極38の外周近傍
部分からめっき液10を介して基板Wの外周近傍部分に
至る電気回路においては陽極38と接点36間の抵抗値
は、陽極38と基板W間に介在するめっき液による抵抗
値だけであるが、陽極38の中央部からめっき液10を
介して基板Wの中央部に至る電気回路においては陽極3
8と接点36間の抵抗値は、陽極38と基板W間に介在
するめっき液による抵抗値と基板W表面に形成された薄
い導電層による基板W中央から接点36までの抵抗値と
を足した値となり、両回路に流れる電流が異なってしま
うからである。そこで陽極38と基板Wの間に、めっき
液10を含浸して電気は通すがめっき液10よりも高抵
抗となっている多孔体40を介在することで、前記両電
気回路の抵抗値を同一値だけ大きくし、これによって両
電気回路の全抵抗値の比を1に近づけ、基板W表面各部
のめっき膜厚の均一化を図るようにしているのである。
【0010】陽極38表面の乾燥を防止するためであ
る。
【0011】陽極38側から供給するめっき液10を
直接基板Wに吹き付けるようにすると、吹き付けた部分
の基板W表面の導電層にダメージ(局所的に噴流を当て
ることによる導電層の減少)が生じるので、多孔体40
を介在することでこのダメージを軽減し、めっき膜厚の
均一化を図るためである。
【0012】一方前述のようにめっき液使用量を少なく
するため、極間距離を極力短くしているが、極間に空気
の気泡が介在するとめっき膜厚の不均一を招くので、こ
の電解めっき装置においては以下のようにしている。
【0013】即ち図9,図10はこの電解めっき装置に
よって極間にめっき液を充填する状態を示す図であり、
図9は概略側断面図、図10は基板W上でのめっき液の
拡散状態を示す概略平面図である。図10に示すように
陽極38に設けためっき液導通孔39は十字型に配列さ
れており、その中心が基板Wの中心に一致するようにし
ている。そして図9に示すようにめっき液導入管41か
ら陽極38の各めっき液導通孔39に分配されその先端
から供給されためっき液は、およそ5〜20mm厚の多
孔体40内をわずかに拡散しながら基板W表面に達し、
基板Wと多孔体40の表面間(間隔約1mm)に円形の
液柱Rをそれぞれのめっき液導通孔39に対応する本数
形成する。その後、これら複数の液柱Rは図10に点線
で示すように十字状に互いに結合しその線の厚みを拡大
していくことで基板W上から空気を確実に排除しながら
めっき液10を満たしていく。多孔体40内部でのめっ
き液の拡散は基板W表面にめっき液が到達したときの導
電層に与えるダメージを前述のように軽減する。なお極
間に気泡を残さずにめっき液を満たしていくためのめっ
き液導通孔39の配列は、上記配列に限られず、例えば
一本の直線状配列であっても良いし、何れか一箇所のみ
に1又は複数本のめっき液導通孔39を配置することで
あっても良い。即ち要は気泡を残さない配列ならばどの
ような配列であっても良い。
【0014】しかしながら上記電解めっき装置にあって
も以下のような改良すべき点があった。 多孔体40と接触しているめっき液導通孔39の出口
形状が、めっき工程を繰り返しているうちに経時変化に
よって図11に示すように拡大してしまう(図11のE
部分)。そしてこのようになると、同図に示すように液
張り時にめっき液が多孔体40内部に大きく拡散しなが
ら基板W表面に達することとなる。この結果、多孔体4
0の当初定められていた位置に定められていた量の液柱
Rができず、液柱Rの結合が乱れ、このとき空気を巻き
込み、図12に示すように気泡Aが多孔体40と基板W
の間に残って堆積し、理想的な液張りが阻害される。そ
してこの状態でめっきを行うと、めっき膜厚の不均一を
招いてしまう。
【0015】多孔体40の厚みが厚い場合や密度が高
い(気孔率が低い)場合、液張り時のめっき液の多孔体
40通過抵抗が大きくなり、この結果多孔体40の所定
位置から所定量のめっき液が出ず、液柱の結合が乱れ、
この時空気を巻き込み、この気泡が多孔体40と基板W
の間に堆積し、理想的な液張りが阻害され、この状態で
めっきを行うとめっき膜厚の不均一を招いてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、電解液を電解液含
浸材(多孔体)内に供給して電解液液含浸材の反対側か
ら供給することで電解液含浸材と被処理基板間に満たす
構造の電解処理装置であっても、電解液含浸材と基板の
間に気泡が巻き込まれて堆積することのない電解処理装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、陽極と陰極の一方の電極との接点を持つ被
処理基板と該被処理基板に対峙させた他方の電極との間
に電解液を満たして被処理基板の電解処理を行う電解処
理装置において、前記他方の電極と被処理基板の間に電
解液含浸材を配置するとともに、前記他方の電極には電
解液を電解液含浸材内に供給する電解液導通孔を設け、
前記電解液導通孔の内部に管を挿入し、前記管を通して
電解液含浸材内に供給した電解液を電解液含浸材の反対
面から供給して電解液含浸材と被処理基板間に満たすこ
とを特徴とする。管は電解液によって侵されない材質を
選択するのが望ましい。従ってこの電解処理装置によっ
て電解処理工程を繰り返しても、経時的に管の先端の内
径が広がることはないので、製造当初の理想的な液張り
状態が時間が経過しても同様に行え、従って空気が巻き
込まれて気泡が電解液含浸材と被処理基板の間に堆積す
ることはなく、常に所望の電解処理が得られる。
【0018】また本発明は、前記電解液含浸材に、前記
電解液導入孔に連続するように電解液通路部を設けたこ
とを特徴とする。そして電解液通路部の底面の位置を調
整することで電解液通路部の底面から電解液含浸材の下
面間の距離を所定寸法に調整し、これによって電解液含
浸材をめっき液が通過する際の抵抗を所望の抵抗まで減
らすことができる。従ってたとえ電解液含浸材として厚
みの厚いものや密度の高い(気孔率が低い)ものを用い
た場合でも、液張り時の電解液の電解液含浸材通過抵抗
を小さくすることができ、電解液含浸材の所定位置から
適量のめっき液を出せるようにでき、これによって空気
が巻き込まれて気泡が電解液含浸材と被処理基板の間に
堆積することはなく、常に所望の電解処理が得られる。
【0019】また本発明は、陽極と陰極の一方の電極と
の接点を持つ被処理基板と該被処理基板に対峙させた他
方の電極との間に電解液を満たして被処理基板の電解処
理を行う電解処理装置において、前記他方の電極と被処
理基板の間に電解液含浸材を設置し、且つ前記電解液含
浸材内に所定深さの電解液通路部を形成することで、前
記他方の電極側から電解液通路部を通して電解液含浸材
内に供給した電解液を電解液含浸材の反対面から供給し
て電解液含浸材と被処理基板間に満たすことを特徴とす
る。そしてこの電解処理工程を繰り返しても、経時的に
電解液通路部の先端の内径が広がることはないので、製
造当初の理想的な液張り状態が時間が経過しても同様に
行え、従って空気が巻き込まれて気泡が電解液含浸材と
被処理基板の間に堆積することはなく、常に所望の電解
処理が得られる。
【0020】また本発明は、前記他方の電極と電解液含
浸材との間に電解液を溜める液溜め部を設け、この液溜
め部に溜めた電解液を前記電解液含浸材内に供給するこ
とを特徴とする。
【0021】また本発明は、前記電解液通路部を、電解
液含浸材の電解液通路部となる部分の密度を周囲の部分
に比べて低密度にすることで構成するか、或いは孔から
なる通路によって構成することを特徴とする。
【0022】また本発明は、陽極と陰極の一方の電極と
の接点を持つ被処理基板と該被処理基板に対峙させた他
方の電極との間に電解液を満たして被処理基板の電解処
理を行う電解処理装置において、前記他方の電極と被処
理基板の間に電解液含浸材を設置し、且つ前記電解液含
浸材はその場所に応じて電解液含浸材を通過する電解液
の通過抵抗が異なるように構成することで、前記他方の
電極側から電解液含浸材内に供給した電解液を電解液含
浸材の反対面からその場所に応じた供給量で供給して電
解液含浸材と被処理基板間に満たすことを特徴とする。
【0023】また本発明は、前記電解液含浸材の少なく
ともその一部が保水性材料からなることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔陽極(電極)38の電解液導入孔(めっき液導入孔)
39内部に管45を挿入した実施形態〕図1は本発明の
実施形態を用いた電解めっき装置の概略構成図である。
即ちこの電解めっき装置(電解処理装置)は、前記図8
に示す電解めっき装置と略同一構成である。即ちこの電
解めっき装置もいわゆるフェイスアップ方式を採用した
電解めっき装置であり、基板Wは上向きにして基板載置
台30上に載置され、基板W表面の周辺にはリング状に
形成されたリップシール34の先端が当接してシールさ
れている。また基板W表面のリップシール34の外方に
は、基板W表面の導電層に接触して基板Wに陰極電位を
印加する接点36が設置されている。基板Wの上方には
所定の間隔を介して円板状の多孔体40と円板状の陽極
38とが保持部材32に保持されて設置されている。こ
こで陽極38には厚み方向に貫通する多数のめっき液導
通孔39が設けられ、陽極38の上にはめっき液を分配
して供給するめっき液導入管41が設置されている。
【0025】一方多孔体40は多孔質セラミックス材や
多孔質樹脂材によって構成されており、この例では例え
ば気孔率20%、平均ポア径50μmのSiC製(もち
ろん他の各種材質によって構成しても良いが、ポア径2
0〜300μm、気孔率10〜95%のものが望まし
い。)で、内部にめっき液10を含有して自己保持する
ことで、電気は導通するがめっき液10よりも小さい電
気伝導率となるように構成されている。また陽極38は
保持部材32と多孔体40によって完全に被覆された構
造となっている。
【0026】そして本実施形態においては、めっき液導
入管41自体にこれと連通する管45を設け、この管4
5を陽極38のめっき液導通孔39内に挿入してその先
端を多孔体40表面に当接するようにしている。即ちこ
の実施形態においては、めっき液10を陽極38に全く
触れることなく多孔体40表面に供給できる。このめっ
き液導入管41と管45とはめっき液によって何ら影響
を受けない材質の合成樹脂によって一体に形成されてい
る。
【0027】そしてめっき液導入管41から管45を通
して直接多孔体40表面に供給されためっき液は、多孔
体40内をわずかに拡散しながら基板W表面に達し、基
板Wと多孔体40の表面間に円形の液柱Rを複数形成
し、複数の液柱Rが前記図10で説明したように基板W
上で互いに結合し基板W上をめっき液で満たしていく。
【0028】そしてこのめっき工程を繰り返しても、経
時的に管45の先端の内径が広がることはないので、理
想的な液柱Rが経時的に崩れることはなく、従って液柱
Rの結合の乱れによる空気の巻き込みは生じず、気泡が
多孔体40と基板Wの間に堆積することはなく、めっき
膜厚が不均一になることはない。
【0029】図2は本発明の他の実施形態を用いた電解
めっき装置の概略構成図である。この電解めっき装置に
おいて前記図1に示す実施形態と相違する点は、めっき
液導入管41にこれと一体に管45を形成する代わり
に、陽極38のめっき液導通孔39内に別途作製した管
47を挿入した点である。この場合も管47をめっき液
によって何ら影響を受けない材質のもので構成し、その
先端(下端)を多孔体40の上面に当接するようにす
る。
【0030】このように構成しても図1に示す実施形態
と同様に、めっき液は陽極38に直接触れることはな
く、たとえめっき工程を繰り返して行なっても、経時的
に管47の先端の内径が広がることはない。従って多孔
体40から供給される液柱Rが経時的に崩れることはな
く、常に理想的な状態を保て、空気の巻き込みは生じな
い。
【0031】〔多孔体40内に電解液通路部を設けた実
施形態〕図3は本発明の実施形態を用いた電解めっき装
置の概略構成図である。この電解めっき装置において
は、図1に示すめっき液導入管41は設けず、保持部材
32によって陽極38と多孔体40(40−1,40−
2)とを保持している。そして陽極38と多孔体40の
間に液溜め部50を設けている。即ち陽極38には図1
に示すような複数本の細いめっき液導通孔39は設け
ず、その中央に1つの太いめっき液供給部55を設けて
いる。
【0032】一方多孔体40はその上下二つの部材(上
部多孔体40−1と下部多孔体40−2)を重ね合わせ
ることによって構成されている。そして上部多孔体40
−1には、複数本の細い上下面に至る電解液通路部57
が設けられている。この電解液通路部57は、電解液通
路部57となる部分を低密度(気孔率が高い)の気孔構
造のもので構成し、それ以外の部分全体を高密度の気孔
構造のもので構成することで形成されている。また下部
多孔体40−2は、その全体を低密度の気孔構造のもの
で構成している。
【0033】このように構成して陽極38のめっき液供
給部55からめっき液を供給すると、めっき液10はま
ず液溜め部50に充満された後、主として抵抗の少ない
電解液通路部57を通って下部多孔体40−2の表面に
至り、さらに下部多孔体40−2の内部を拡散しながら
基板W表面に達し、基板Wと下部多孔体40−2の表面
間に円形の液柱Rを複数形成し、複数の液柱Rが前記図
10で説明したように互いに結合して基板W上で結合し
空気を排除しながら基板W上をめっき液で満たしてい
く。
【0034】そしてこのめっき工程を繰り返して行なっ
ても、経時的に電解液通路部57の先端の内径が広がる
ことはないので、理想的な液柱Rが経時的に崩れること
はなく、従って液柱Rの結合の乱れによる空気の巻き込
みは生じず、気泡が下部多孔体40−2と基板Wの間に
堆積してめっき膜厚が不均一になることはない。
【0035】図4は本発明の他の実施形態にかかる電解
めっき装置の概略構成図である。この電解めっき装置に
おいて前記図3に示す実施形態と相違する点は、多孔体
40の構造のみである。即ちこの多孔体40において
は、その内部に孔からなる電解液通路部59を設けてい
る。この電解液通路部59は、多孔体40の上面中央に
設けた主通路61から多数本枝分かれして形成されてい
る。各電解液通路部59の先端は多孔体40の内部で終
了している。
【0036】そして陽極38のめっき液供給部55から
めっき液を供給すると、めっき液10はまず液溜め部5
0に充満された後、多孔体40の主通路61から各電解
液通路部59に導入され、その下端から多孔体40の内
部を拡散しながら基板W表面に達し、基板Wと多孔体4
0の表面間に円形の液柱Rを複数形成し、複数の液柱R
が前記図10で説明したように互いに結合して基板W上
で結合し基板W上をめっき液で満たしていく。
【0037】そしてこのめっき工程を繰り返して行なっ
ても、経時的に電解液通路部59の先端の内径が広がる
ことはないので、理想的な液柱Rが経時的に崩れていく
ことはなく、従って液柱Rの結合の乱れによる空気の巻
き込みは生じず、気泡が多孔体40と基板Wの間に堆積
してめっき膜厚が不均一になることはない。
【0038】また電解液通路部59の先端(底面)の位
置を調整することで電解液通路部59の先端から多孔体
40の下面までの距離を短くすることができ、これによ
って多孔体40をめっき液が通過する際の抵抗を減らす
ことができ、従ってたとえ多孔体40として厚みの厚い
ものや密度の高い(気孔率が低い)ものを用いた場合で
も、液張り時のめっき液の多孔体40通過抵抗を小さく
することができ、この結果多孔体40の所定位置から適
量のめっき液を出せる。従ってこの点からも液柱Rの結
合の乱れによる空気の巻き込みは生じず、気泡が多孔体
40と基板Wの間に堆積してめっき膜厚が不均一になる
ことはない。
【0039】なおこの多孔体40に孔からなる電解液通
路部59を形成することは困難なので、多孔体40を図
4に示すA,B線で上下に三つの部分に分割したものを
作製し、これを接合固定することで一体化して構成して
も良い。
【0040】〔陽極38のめっき液導入孔(電解液導入
孔)39内部に管を挿入するとともに多孔体40内に電
解液通路部59を設けた実施形態〕図5は本発明の実施
形態を用いた電解めっき装置の概略構成図である。この
電解めっき装置においては、図1に示す実施形態と同様
に合成樹脂製(めっき液によって侵されない材質製)の
めっき液導入管41自体にこれと連通する管45を設
け、この管45を陽極38のめっき液導通孔39内に挿
入してその先端を多孔体40表面に当接するとともに、
多孔体40の管45が当接する部分に貫通しない細穴か
らなる電解液通路部59を設けている。
【0041】そしてめっき液導入管41から管45を通
して直接多孔体40の電解液通路部59内に供給された
めっき液は、電解液通路部59の底面から多孔体40内
にわずかに拡散しながら浸透して基板W表面に達し、基
板Wと多孔体40の表面間に円形の液柱Rを複数形成
し、複数の液柱Rが前記図10で説明したように互いに
基板W上で結合し基板W上から空気を押し出しながらめ
っき液で満たしていく。
【0042】そしてこのめっき工程を繰り返して行なっ
ても、経時的に管45の先端の内径と電解液通路部59
の底面の内径とが広がることはないので、理想的な液柱
Rが経時的に崩れることはなく、従って液柱Rの結合の
乱れによる空気の巻き込みは生じず、気泡が多孔体40
と基板Wの間に堆積してめっき膜厚が不均一になること
はない。
【0043】同時に電解液通路部59を設けた長さ分だ
け多孔体40内をめっき液が通過する際の通過抵抗が減
るので、たとえ多孔体40として厚みの厚いものや密度
の高い(気孔率が低い)ものを用いた場合でも、液張り
時には多孔体40の所定位置から適量のめっき液を出す
ことができ、この点からも液柱Rの結合の乱れによる空
気の巻き込みは生じず、気泡が多孔体40と基板Wの間
に堆積してめっき膜厚が不均一になることはない。
【0044】図6は本発明の他の実施形態を用いた電解
めっき装置の概略構成図である。この電解めっき装置に
おいて前記図5に示す実施形態と相違する点は、めっき
液導入管41にこれと一体に管45を設ける代わりに、
陽極38のめっき液導通孔39と多孔体40に設けた電
解液通路部59内に別途作製した管47を挿入した点で
ある。この場合も管47をめっき液によって何ら影響を
受けない材質で構成する。
【0045】このように構成しても図5に示す実施形態
と同様に、たとえめっき工程を繰り返して行っても、経
時的に管47の先端の内径が広がることはなく、理想的
な液柱Rが経時的に崩れることはなく、従って液柱Rの
結合の乱れによる空気の巻き込みは生じず、気泡が多孔
体40と基板Wの間に堆積してめっき膜厚が不均一にな
ることはない。同時に管47が多孔体40内に突入して
いるので、多孔体40をめっき液が通過する際の抵抗が
減り、たとえ多孔体40として厚みの厚いものや密度の
高い(気孔率が低い)ものを用いた場合でも、多孔体4
0の所定位置から適量のめっき液が供給されて、液柱R
の結合の乱れによる空気の巻き込みは生じず、気泡が多
孔体40と基板Wの間に堆積してめっき膜厚が不均一に
なることはない。
【0046】〔多孔体40の場所に応じてめっき液が多
孔体40を通過する通過抵抗を異ならせる実施形態〕図
7は本発明の実施形態を用いた電解めっき装置の概略構
成図である。この電解めっき装置は、図1に示す実施形
態と同様に合成樹脂製のめっき液導入管41自体にこれ
と連通する管45を設けるが、図1と相違して陽極38
と多孔体40の接合面中央において陽極38側を突出
し、多孔体40側を凹ませた形状にしている。このよう
に構成すれば、中央付近の管45から供給されるめっき
液は少ない通過抵抗で多孔体40の下面から供給される
のでその供給量が他の部分に比べて多くなる。つまり場
所に応じて所望のめっき液が出ないような場合は、その
部分の多孔体40のめっき液の通過抵抗を小さくしてそ
の部分からも所望のめっき液が出るようにし(めっき液
の適量は、多孔体40の場所によって異なる場合もあ
る)、これによって液柱Rの結合の乱れを防止して空気
の巻き込みを防止し、気泡が多孔体40と基板Wの間に
堆積してめっき膜厚が不均一になることを防止する。
【0047】このような調整は、例えば図5や図6に示
す電解液通路部59の底部の位置をそれぞれの電解液通
路部59において異ならせることによっても達成でき
る。即ち場所に応じてめっき液が多孔体40を通過する
通過抵抗を異ならせることで、多孔体40の各部から供
給されるめっき液の供給量を変更でき、最適なめっき液
の液張り状態を選択できる。
【0048】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書
及び図面に記載がない何れの形状や材質であっても、本
願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思
想の範囲内である。
【0049】上記各実施形態では本発明を電解めっき装
置に適用した例を示したが、その代わりに基板を陽極に
して行う電解エッチング装置に適用しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、電解液を電解液含浸材内に供給して電解液含浸材の
反対側から供給することで電解液含浸材と被処理基板間
に満たす構造の電解処理装置であっても、電解液含浸材
と被処理基板の間に気泡が巻き込まれて堆積することは
なく、理想的な液張りが行われて所望の電解処理が得ら
れるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図2】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図3】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図4】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図5】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図6】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図7】本発明にかかる電解めっき装置の概略構成図で
ある。
【図8】本発明の基礎となる電解めっき装置の概略構成
図である。
【図9】電解めっき装置によって極間にめっき液を充填
する状態を示す電解めっき装置の概略構成図である。
【図10】電解めっき装置によって極間にめっき液を充
填して拡散する状態を示す概略平面図である。
【図11】不揃いな液柱が生成された例を示す図であ
る。
【図12】気泡が巻き込まれた状態を示す図である。
【符号の説明】
W 基板(被処理基板) 10 めっき液(電解液) 30 基板載置台 32 保持部材 34 リップシール 36 接点 38 陽極(電極部材) 39 めっき液導通孔(電解液導通孔) 40 多孔体(電解液含浸材) 41 めっき液導入管(電解液供給手段) 45 管 47 管 50 液溜め部 55 めっき液供給部 40−1 上部多孔体 40−2 下部多孔体 57 電解液通路部 59 電解液通路部 61 主通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 21/12 C25D 21/12 A H01L 21/288 H01L 21/288 E // H01L 21/60 21/92 604B (72)発明者 三島 浩二 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 井上 裕章 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 国沢 淳次 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 中村 憲二 神奈川県藤沢市善行坂1−1−6 荏原ユ ージライト株式会社内 (72)発明者 木村 憲雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 小田垣 美津子 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 辻村 学 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 松田 哲朗 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 金子 尚史 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 森田 敏行 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4K024 BA11 BB12 CA10 CA16 CB06 CB13 CB15 CB17 CB21 GA16 4M104 BB04 DD52

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極と陰極の一方の電極との接点を持つ
    被処理基板と該被処理基板に対峙させた他方の電極との
    間に電解液を満たして被処理基板の電解処理を行う電解
    処理装置において、 前記他方の電極と被処理基板の間に電解液含浸材を配置
    するとともに、前記他方の電極には電解液を電解液含浸
    材内に供給する電解液導通孔を設け、前記電解液導通孔
    の内部に管を挿入し、前記管を通して電解液含浸材内に
    供給した電解液を電解液含浸材の反対面から供給して電
    解液含浸材と被処理基板間に満たすことを特徴とする電
    解処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電解液含浸材には、前記電解液導通
    孔に連続するように電解液通路部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の電解処理装置。
  3. 【請求項3】 陽極と陰極の一方の電極との接点を持つ
    被処理基板と該被処理基板に対峙させた他方の電極との
    間に電解液を満たして被処理基板の電解処理を行う電解
    処理装置において、 前記他方の電極と被処理基板の間に電解液含浸材を設置
    し、且つ前記電解液含浸材内に所定深さの電解液通路部
    を形成することで、前記他方の電極側から電解液通路部
    を通して電解液含浸材内に供給した電解液を電解液含浸
    材の反対面から供給して電解液含浸材と被処理基板間に
    満たすことを特徴とする電解処理装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の電極と電解液含浸材との間に
    電解液を溜める液溜め部を設け、この液溜め部に溜めた
    電解液を前記電解液含浸材内に供給することを特徴とす
    る請求項3記載の電解処理装置。
  5. 【請求項5】 前記電解液通路部は、電解液含浸材の電
    解液通路部となる部分の密度を周囲の部分に比べて低密
    度にすることで構成されるか、或いは孔からなる通路に
    よって構成されていることを特徴とする請求項2又は3
    又は4記載の電解処理装置。
  6. 【請求項6】 陽極と陰極の一方の電極との接点を持つ
    被処理基板と該被処理基板に対峙させた他方の電極との
    間に電解液を満たして被処理基板の電解処理を行う電解
    処理装置において、 前記他方の電極と被処理基板の間に電解液含浸材を設置
    し、且つ前記電解液含浸材はその場所に応じて電解液含
    浸材を通過する電解液の通過抵抗が異なるように構成す
    ることで、前記他方の電極側から電解液含浸材内に供給
    した電解液を電解液含浸材の反対面からその場所に応じ
    た供給量で供給して電解液含浸材と被処理基板間に満た
    すことを特徴とする電解処理装置。
  7. 【請求項7】 前記電解液含浸材は、少なくともその一
    部が保水性材料からなることを特徴とする請求項1又は
    3又は6記載の電解処理装置。
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