JP2001315818A - 蓋体付き容器 - Google Patents

蓋体付き容器

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JP2001315818A
JP2001315818A JP2000130537A JP2000130537A JP2001315818A JP 2001315818 A JP2001315818 A JP 2001315818A JP 2000130537 A JP2000130537 A JP 2000130537A JP 2000130537 A JP2000130537 A JP 2000130537A JP 2001315818 A JP2001315818 A JP 2001315818A
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JP
Japan
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lid
wall
push button
container
plate
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Pending
Application number
JP2000130537A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tsunoda
義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体前壁に設けた押釦押込みによって、
蓋体前部から垂下するフックが、容器本体前部に設けた
係合突条から外れて、容器後部の枢着部を中心として蓋
体が上方へ開くよう設けた蓋付き容器において、上記押
釦押込みでフックの係合が外れたとき、蓋体前部が適当
高さ押上げられるよう設けた。 【解決手段】 蓋体21前部に下方付勢させて上下動部材
41を装着させ、容器本体前部に設けた横穴7内へ摺動可
能に嵌合させた押釦11の後方押込みで、該押釦後壁13の
上端前面に横設した係合突条14が後退し、すると蓋体前
部から垂下して係合突条下面へ係合していたフック30が
外れ、このとき上下動部材41が蓋体前部を、係合突子31
が横枠部分44a 下面へ接するまで押上げ可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化粧用コン
パクト容器等の蓋付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば化粧用のコンパクト容器は、底壁
外周から周壁を起立する容器本体と、該容器本体上面を
閉塞する蓋体とを、各後部で蓋体の起伏が自在に枢着す
ると共に、容器本体前部に横設した係合突条下面へ、蓋
体前部から垂設したフック下端を離脱可能に係合させ
て、蓋体閉塞状態を保持可能となし、又容器本体前部に
装着させた押釦の押込みにより上記フックが外れて開蓋
可能に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器におい
ては、押釦押込みによるフック取外しと同時に、蓋体が
付勢により開蓋するよう設けたものも知られているが、
そのようにするためには蓋体枢着部にいわゆるヒゲ付き
のコイルバネを装着することが必要であり、そのためコ
スト高となり易いものであった。又その開蓋角度が大き
くなり易く、その角度を使用し易いよう、適正とするこ
とが難しい。
【0004】本発明は蓋体枢着側ではなく、上記フック
を有する蓋体前部側へ、上記フックの取外しと同時に蓋
体前部を適当高さまで押上げする簡易な機構を設けて上
記欠点を除去しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器本
体1と、該容器本体上面を閉塞する蓋体21とを、各後部
で蓋体の起伏が自在に枢着させると共に、容器本体前部
に横設した係合突条14下面へ、蓋体前部から垂設したフ
ック30下端を離脱可能に係合させて、蓋体閉塞状態を保
持可能に形成した蓋体付き容器において、容器本体の前
壁6に、前面と上面前半部とを開口する横穴7を穿設し
て、該横穴内へ押釦11を前方付勢させかつ前方抜出しが
不能に嵌合させ、該押釦は、底板12後部から起立する後
壁13の上端部前面に上記係合突条14を横設すると共に後
壁13上面を横穴上壁15の前端部下面に当接させて、底板
12前端から起立する前壁16を介して、後方押込みが可能
に設け、又蓋体21は、前壁27の左右方向中間部前面へ穿
設した上下両面および前面開口の摺動溝28後方の前壁部
分下面のうち、左右方向中間部からフック30を垂設して
上記係合突条14に係合させ、かつ上記摺動溝後方前壁部
分の左右両側部から係合突子31,31 を後方突出してお
き、上記摺動溝28内へ前板42上部を摺動自在に嵌合させ
ると共に、該前板下端の左右両側から後方突出させた保
持板43,43 を介して蓋体前壁27の後面に沿ってほぼ逆凹
字形状の半枠状板を起立する上下動部材41を設けて、蓋
体前部に対する下方付勢により上記前板42下端面を押釦
前壁16の上面へ圧接させ、上記押釦後方押込みによりフ
ックが係合突条14から外れたとき、蓋体前部が押上げら
れて、係合突子31,31 上面が半枠状板44の上方横枠部分
44a 下面へ係合可能に形成した。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に上下動部材41の下方付勢を、摺動溝28奥壁の左
右方向中間部に前面および下面を開口させて、かつ奥壁
18とフック前面とを面一として穿設したスプリング装着
溝29の上面と、上下動部材前板42の下端から上記スプリ
ング装着溝下方へ突出させた受板45とに、上下両端面を
圧接させてスプリング装着溝内へ圧縮状態で装着させた
コイルスプリング51の弾性復元力で行った。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に横穴7の底面と、押釦11の底板下面と
のいずれかの一方に、前後方向へのガイド溝8を穿設す
ると共に、他方には、ガイド溝内を摺動できる係合子17
を付設した。
【0008】第4の手段として上記第1、第2、又は第
3の手段を有すると共に横穴7の奥壁18と、押釦11の後
壁13との間に圧縮コイルスプリング19を装着させて、押
釦を前方付勢させた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について説明すると、1
は容器本体で、該本体は底壁2外周から周壁3を起立
し、該周壁の後壁4の左右両部から軸受け部5,5を後
方突出し、又前壁6の左右方向中間部には前面および前
半部上面を開口する横穴7を穿設している。その横穴の
底面には前後方向へのガイド溝8を適当数穿設するとよ
い。又横穴下方の底壁部分前縁には後述押釦押込みが容
易であるよう切欠き9を設けている。
【0010】上記横穴7内へは押釦11を前後方向への摺
動が自在に嵌合させている。該押釦は底板12後部から起
立する後壁13の上端部前面に既述フック係合用の係合突
条14を横設すると共に、後壁上面を横穴上壁15の前端部
下面に当接させている。後述の蓋体閉塞状態において、
図3が示すように押釦11の前壁16前面は容器本体前壁の
前面と面一となし、又押釦前壁の上面は容器本体前壁の
上面と面一としており、該状態で既述ガイド溝8の前端
部内に嵌合位置する係合子17を底板12下面から垂下す
る。
【0011】押釦後壁13と横穴奥壁18との間隙内には押
釦前方付勢用のコイルスプリング19を設けており、図1
が示すように押釦が前限に位置する状態から後方押込み
することで、上記コイルスプリング19は圧縮され、係合
突条14は横穴上壁15の下方へ移動可能とする。
【0012】21は蓋体で、頂板22外周から垂下する周壁
23の後壁24下面から既述軸受け部5,5内へ枢着板25を
垂下し、それ等軸受け部と枢着板とをピン26で蓋体の起
伏が自在に枢着させている。蓋体前壁27の左右方向中間
部には図5が示すように上下両面および前面開口の摺動
溝28を穿設し、更に該摺動溝奥壁の左右方向中間部には
前面および下面開口のスプリング装着溝29を穿設し、更
に又該スプリング装着溝の奥壁とフック前面一部とを面
一として摺動溝28後方の前壁部分下面からフック30を垂
下させている。該フックは図3が示すように蓋体閉塞時
において既述係合突条14下面へ係合可能とする。又更
に、摺動溝28の左右両部の後面からは係合突子31,31 を
後方へ突出している。尚32はその係合突子型抜き孔であ
る。
【0013】上記摺動溝28内へは、上下動部材41の前板
42の上部を上下動可能に嵌合させる。該上下動部材は図
6が示すように前板42の下端左右両側から保持板43,43
を後方突出し、かつこれ等保持板後端からほぼ逆凹字形
状の半枠状板44を起立し、該半枠状板を蓋体前壁27の後
面に沿って起立し、その上方横枠部分44a を既述係合突
子31,31 よりも上方に、かつ縦枠部分を係合突子よりも
外方側に、それぞれ位置させ、上下動部材41下降時には
横枠部分44a が係合突子31,31 の上面へ係合して、下降
を停止するよう設ける。又スプリング装着溝29下方の前
壁下端からは受板45を後方突出している。
【0014】上記スプリング装着溝29内へは、図3のよ
うに該装着溝上面と受板45とに上下両面を圧接させてコ
イルスプリング51を圧縮状態で装着させる。該スプリン
グの押下げにより上下動部材の前板42下面は押釦前壁16
上面へ圧接し、又該状態からの押釦後方押込みによって
フック30が係合突条14から外れると、係合突子31,31が
横枠部分44a 下面に接するまで蓋体前部が押上げられ
る。
【0015】既述容器本体、押釦、蓋体、上下動部材は
それぞれ合成樹脂材で一体成形している。
【0016】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、蓋体閉
塞状態から押釦11を後方押込みすると、該押釦後壁13の
上端部前面に付設した係合突条14が後方移動すること
で、蓋体前部から垂下して上記係合突条下面に係合して
いたフック30が外れ、すると蓋体前部へ下方付勢させ、
かつ前板42下面を押釦前壁の上面に接して装着されてい
た上下動部材41が蓋体前部を押上げるよう設けたから、
又その押上げは蓋体前壁27の後面に付設した係合突子3
1,31 から上下動部材の横枠部分44a までの間隙だけ押
上げることとなるから、上記上下動部材による蓋体開放
角度を予め定めることが出来る。
【0017】請求項2のように行うことで上下動部材41
の下方付勢を容易に行うことが出来る。
【0018】請求項3のようにすることで押釦11の進退
をスムーズに行うことが出来る。
【0019】請求項4のようにすることで押込み後の押
釦の弾性復帰を確実とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 押釦押込みにより蓋体が僅かに開いた状態で
示す、本発明容器の断面図である。
【図2】 図1状態を示す斜視図である。
【図3】 蓋体閉塞時における容器前部の断面図であ
る。
【図4】 蓋体閉塞状態で示す、容器の斜視図である。
【図5】 蓋体前部の分解斜視図である。
【図6】 容器主要部材である、上下動部材を後方側か
らみた斜視図である。
【符号の説明】
11…押釦 31…係合突子 41…上下動部材 45…受板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体1と、該容器本体上面を閉塞す
    る蓋体21とを、各後部で蓋体の起伏が自在に枢着させる
    と共に、容器本体前部に横設した係合突条14下面へ、蓋
    体前部から垂設したフック30下端を離脱可能に係合させ
    て、蓋体閉塞状態を保持可能に形成した蓋体付き容器に
    おいて、 容器本体の前壁6に、前面と上面前半部とを開口する横
    穴7を穿設して、該横穴内へ押釦11を前方付勢させかつ
    前方抜出しが不能に嵌合させ、 該押釦は、底板12後部から起立する後壁13の上端部前面
    に上記係合突条14を横設すると共に後壁13上面を横穴上
    壁15の前端部下面に当接させて、底板12前端から起立す
    る前壁16を介して、後方押込みが可能に設け、 又蓋体21は、前壁27の左右方向中間部前面へ穿設した上
    下両面および前面開口の摺動溝28後方の前壁部分下面の
    うち、左右方向中間部からフック30を垂設して上記係合
    突条14に係合させ、かつ上記摺動溝後方前壁部分の左右
    両側部から係合突子31,31 を後方突出しておき、 上記摺動溝28内へ前板42上部を摺動自在に嵌合させると
    共に、該前板下端の左右両側から後方突出させた保持板
    43,43 を介して蓋体前壁27の後面に沿ってほぼ逆凹字形
    状の半枠状板を起立する上下動部材41を設けて、蓋体前
    部に対する下方付勢により上記前板42下端面を押釦前壁
    16の上面へ圧接させ、 上記押釦後方押込みによりフックが係合突条14から外れ
    たとき、蓋体前部が押上げられて、係合突子31,31 上面
    が半枠状板44の上方横枠部分44a 下面へ係合可能に形成
    したことを特徴とする蓋体付き容器。
  2. 【請求項2】 上下動部材41の下方付勢を、摺動溝28奥
    壁の左右方向中間部に前面および下面を開口させて、か
    つ奥壁18とフック前面とを面一として穿設したスプリン
    グ装着溝29の上面と、上下動部材前板42の下端から上記
    スプリング装着溝下方へ突出させた受板45とに、上下両
    端面を圧接させてスプリング装着溝内へ圧縮状態で装着
    させたコイルスプリング51の弾性復元力で行ったことを
    特徴とする請求項1記載の蓋体付き容器。
  3. 【請求項3】 横穴7の底面と、押釦11の底板下面との
    いずれかの一方に、前後方向へのガイド溝8を穿設する
    と共に、他方には、ガイド溝内を摺動できる係合子17を
    付設したことを特徴とする請求項1、又は2記載の蓋体
    付き容器。
  4. 【請求項4】 横穴7の奥壁18と、押釦11の後壁13との
    間に圧縮コイルスプリング19を装着させて、押釦を前方
    付勢させたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    蓋体付き容器。
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