JP2001315609A - エアバッグ装置のモジュールカバー - Google Patents

エアバッグ装置のモジュールカバー

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JP2001315609A
JP2001315609A JP2000401167A JP2000401167A JP2001315609A JP 2001315609 A JP2001315609 A JP 2001315609A JP 2000401167 A JP2000401167 A JP 2000401167A JP 2000401167 A JP2000401167 A JP 2000401167A JP 2001315609 A JP2001315609 A JP 2001315609A
Authority
JP
Japan
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module cover
projection
film
sub
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000401167A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kumagai
雅義 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q5/00Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
    • B60Q5/001Switches therefor
    • B60Q5/003Switches therefor mounted on the steering wheel

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体の角が当ったり、モジュールが強く又は
長時間押されても、モジュールカバーに対する外力が除
去されるとホーンスイッチとしてのフィルム状スイッチ
が確実にOFFになるモジュールカバーを提供する。 【解決手段】 モジュールカバー3の裏面に沿って、1
対の金属箔7,8を有するフィルム状ホーンスイッチ6
が設けられている。モジュールカバー3の裏面に主突起
13と副突起18とが設けられている。モジュールカバ
ー3が押された場合、副突起18もフィルム状スイッチ
6に当る。この副突起18がスペーサ9に重なるので、
モジュールカバー3が強く押されてもその押圧力は主突
起13に集中しない。このため、物体16の尖った角が
当ったり、モジュールカバー3が過度に強くもしくは長
時間押されても、金属箔7が塑性変形しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグ装置のモ
ジュールカバーに関する。詳しくは、フィルム状スイッ
チよりなるホーンスイッチを備えたモジュールカバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、運転席用のエアバッグ装置
は、ステアリングホイールの中央に取り付けられるもの
である。自動車が衝突等の緊急時に遭遇すると、インフ
レータが作動し、エアバッグが展開する。この際、エア
バッグを覆っていたモジュールカバーが開裂し、エアバ
ッグが車両室内に広がり、運転者がステアリングホイー
ル等に衝突するのを防ぐ。
【0003】このエアバッグ装置のモジュールカバーを
押すとホーンが鳴るようにフィルム状スイッチを該モジ
ュールカバーの裏面に沿って設けたものがある。
【0004】このホーンスイッチを組み込んだ従来のエ
アバッグ装置とそのフィルム状スイッチについて第8〜
10図を参照して説明する。
【0005】第8図は従来例に係るエアバッグ装置を備
えたステアリングの斜視図、第9図はこの従来例に用い
られているフィルム状スイッチの断面図、第10図はフ
ィルム状スイッチのON作動状態を示す断面図である。
【0006】ステアリング1の中央にエアバッグ装置2
が設置されている。このエアバッグ装置2は、リテーナ
にエアバッグ及びインフレータ(図示略)を取り付け、
このエアバッグをモジュールカバー3で覆ったものであ
る。
【0007】このモジュールカバー3には、エアバッグ
が展開するときに該モジュールカバー3を開裂させるた
めのテアライン4が設けられている。このテアライン4
は、モジュールカバー3の中央を自動車の幅方向に延在
するセンターテアライン4aと、モジュールカバー3の
側部を自動車の前後方向に延在するサイドテアライン4
b,4cとからなる。
【0008】このモジュールカバー3の乗員対向面の裏
面に沿ってホーンスイッチとしてフィルム状スイッチ6
が設けられている。
【0009】第9図に示す通り、このフィルム状スイッ
チ6は、導電フィルムとして1対の金属箔7,8をスペ
ーサ9によって形成された微小な隙間10を介して対面
配置したものである。このスペーサ9はパンチングプレ
ート状の樹脂フィルム又は金属箔7,8に付着形成され
た樹脂のドットパターン等によって構成されている。金
属箔7,8の対向面と反対側の面には絶縁性の樹脂フィ
ルム11,12が貼着されている。
【0010】モジュールカバー3の裏面には、指15な
どによりモジュールカバー3が押圧されたときに第10
図の如くフィルム状スイッチ6を押圧し、金属箔7,8
同士を接触させてフィルム状スイッチ6をONとするた
めの突起13が多数設けられている。なお、突起13の
先端面には小凸部13aが突設されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】第11図の如く角ばっ
た物体16がモジュールカバー3に当ったり、あるいは
モジュールカバー3が著しく強くもしくは長時間押され
たりした場合、金属箔7が塑性変形(永久変形)し、金
属箔7,8が接触したままとなる(即ち、ホーンが鳴り
放しとなる)おそれがある。
【0012】このような問題点を解決するために、突起
13の高さを低くしたり突起13の剛性を小さくするこ
とが考えられるが、このようにするとフィルム状スイッ
チ6がONになりにくくなる(ホーンが鳴りにくくな
る)。
【0013】本発明はこのような問題点を解決し、ホー
ンを容易に鳴らすことができ、且つホーンが鳴り放しと
なることを確実に防止できるエアバッグ装置のモジュー
ルカバーを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
のモジュールカバーは、ステアリングに取り付けられる
運転席用エアバッグ装置のモジュールカバーであって、
ホーンスイッチとして微小厚さの隙間を介して1対の導
電フィルムが対面されてなるフィルム状スイッチを該モ
ジュールカバーの裏面に沿って設けてなり、該モジュー
ルカバーの裏面には、該モジュールカバーが押されたと
きに該フィルム状スイッチを押圧し、該導電フィルム同
士を導通させる主突起が設けられているエアバッグ装置
のモジュールカバーにおいて、該フィルム状スイッチ同
士の接触圧を低減するために副突起を該主突起に隣接し
て設けたことを特徴とするものである。
【0015】かかるエアバッグ装置のモジュールカバー
にあっては、主突起に隣接して副突起を設けてあるた
め、主突起からフィルム状スイッチに加えられる応力が
分散される。このため、フィルム状スイッチに塑性変形
が生じることが防止される。また、この主突起の高さを
十分に高く設定しておくことができ、ホーンを鳴らし易
い。
【0016】この副突起が主突起を挟んで少なくとも1
対設けたモジュールカバーは、成形が容易である。副突
起を環状に設けたものは、応力を広く分散させることが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係るモジュー
ルカバーの要部断面図であり、前記従来例の第9図に相
当する箇所の断面を示している。第2図は第1図のモジ
ュールカバーの動作時の断面図、第3図は物体がモジュ
ールカバーに当ったときの拡大断面図、第4図は主突起
及び副突起の斜視図である。第5図はモジュールカバー
の裏面図である。
【0018】この実施の形態にあっては、各突起(主突
起)13に隣接して且つ該主突起13を挟むようにして
1対の副突起18が設けられている。各主突起13は、
金属箔7,8同士の間の隙間10に臨むようにして配置
されている。副突起18は、その先端面の少なくとも一
部がスペーサ9に重なる位置及び大きさにて設けられて
いる。第5図の通り、主突起13及び副突起18はモジ
ュールカバー3の裏面に多数突設されている。その他の
構成は前記従来例と同じであり、同一符号は同一部分を
示している。
【0019】このように構成されたモジュールカバー3
においても、該モジュールカバー3を指15などで押す
と、主突起13がフィルム状スイッチ6を押圧し、金属
箔7,8同士が接触してフィルム状スイッチ6がONと
なり、ホーンが鳴る。
【0020】この実施の形態にあっては、モジュールカ
バー3が押された場合、副突起18もフィルム状スイッ
チ6に当る。この副突起18は、その少なくとも一部が
スペーサ9に重なるので、モジュールカバー3が強く押
されてもその押圧力は主突起13に集中しない。このた
め、第3図の如くモジュールカバー3に物体16の尖っ
た角が当ったり、モジュールカバー3が過度に強くもし
くは長時間押されても、金属箔7が過度に強く押し込ま
れることがなく、モジュールカバー3から外力が除去さ
れると金属箔7は第1図の原姿勢にまで復帰する。従っ
て、ホーンが鳴り放しになることがない。
【0021】上記実施の形態では1個の主突起13当り
2個の副突起18を配設しているが、第6図の如く主突
起13Aの周囲に4個の副突起18Aを設けてもよい。
図示はしないが、3個又は5個以上の副突起を設けても
よい。
【0022】また、本発明では、第7図の如く主突起1
3Bの全周を取り巻くように環状の副突起18Bを設け
てもよい。
【0023】なお、本発明において、副突起の高さは凸
部を含めた主突起の高さよりも若干低いことが望まし
い。
【0024】また、上記実施の形態では主突起の先端面
に小凸部13aを設けているが、この小凸部は省略され
てもよい。小凸部を省略した場合、副突起の高さは主突
起よりも若干低いことが望ましい。主突起と副突起と
は、それらの基部同士がつながっていてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、モジュー
ルカバーに物体の角が当ったり、モジュールが強く又は
長時間押されても、モジュールカバーに対する外力が除
去されるとホーンスイッチとしてのフィルム状スイッチ
が確実にOFFになる。従って、ホーンが鳴り放しにな
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエアバッグ装置のモジュール
カバーの要部断面図である。
【図2】図1のエアバッグ装置のモジュールカバーの動
作時の断面図である。
【図3】図1のエアバッグ装置のモジュールカバーに物
体が当ったときの断面図である。
【図4】主突起及び副突起を示す斜視図である。
【図5】図1のエアバッグ装置のモジュールカバーの裏
面の拡大平面図である。
【図6】別の主突起及び副突起を示す斜視図である。
【図7】さらに別の主突起及び副突起を示す斜視図であ
る。
【図8】従来例に係るモジュールカバーを備えたステア
リングの斜視図である。
【図9】従来のモジュールカバーの断面図である。
【図10】図9のモジュールカバーの動作時の断面図で
ある。
【図11】図9のモジュールカバーに物体が当ったとき
の断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリング 2 エアバッグ装置 3 モジュールカバー 6 フィルム状スイッチ 7,8 金属箔 9 スペーサ 10 隙間 11,12 樹脂フィルム 13,13A,13B 突起(主突起) 13a 凸部 18,18A,18B 副突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングに取り付けられる運転席用
    エアバッグ装置のモジュールカバーであって、 ホーンスイッチとして微小厚さの隙間を介して1対の導
    電フィルムが対面されてなるフィルム状スイッチを該モ
    ジュールカバーの裏面に沿って設けてなり、 該モジュールカバーの裏面には、該モジュールカバーが
    押されたときに該フィルム状スイッチを押圧し、該導電
    フィルム同士を導通させる主突起が設けられているエア
    バッグ装置のモジュールカバーにおいて、 該フィルム状スイッチ同士の接触圧を低減するために副
    突起を該主突起に隣接して設けたことを特徴とするエア
    バッグ装置のモジュールカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該副突起は該主突起
    を挟んで少なくとも1対設けられていることを特徴とす
    るエアバッグ装置のモジュールカバー。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該副突起は該主突起
    を囲む環状に設けられていることを特徴とするエアバッ
    グ装置のモジュールカバー。
JP2000401167A 2000-03-16 2000-12-28 エアバッグ装置のモジュールカバー Pending JP2001315609A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18987900P 2000-03-16 2000-03-16
US60/189879 2000-03-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001315609A true JP2001315609A (ja) 2001-11-13

Family

ID=22699143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000401167A Pending JP2001315609A (ja) 2000-03-16 2000-12-28 エアバッグ装置のモジュールカバー

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