JP2001315035A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2001315035A
JP2001315035A JP2000138901A JP2000138901A JP2001315035A JP 2001315035 A JP2001315035 A JP 2001315035A JP 2000138901 A JP2000138901 A JP 2000138901A JP 2000138901 A JP2000138901 A JP 2000138901A JP 2001315035 A JP2001315035 A JP 2001315035A
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JP
Japan
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clamp head
clamp
rack
pinion
clamping
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Withdrawn
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JP2000138901A
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English (en)
Inventor
Ikuo Tsuruta
郁夫 鶴田
Kazuhiko Kuroshima
和彦 黒島
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプヘッドのガタを防止するとともに、
アンクランプ時にクランプヘッドを低い位置で静止す
る。 【解決手段】 被クランプ物を受ける受け金11と、こ
の受け金11に対して回動可能に配設されたクランプヘ
ッド20と、このクランプヘッド20を回動して受け金
11に受け止められた被クランプ物を受け金11とクラ
ンプヘッド20とでクランプさせるクランプ用シリンダ
ー14とからなるクランプ装置において、受け金11の
側方にラック12を配設し、かつ、クランプ用シリンダ
ー14のピストンロッド16に配設されたナックル部材
15にラック12と噛合するピニオン18を枢着し、こ
のピニオン18にクランプヘッド20を固着して受け金
11に対して回動可能に配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械加工の対象と
なるワーク等を固定するのに適したクランプ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機械加工の対象となるワーク等を
固定するクランプ装置として、図6に示したような構造
のものがある。図6において、1はワーク(図示せず)
を受ける受け金、2は受け金1の一側面上端部に中間部
分がヒンジ3を介してヒンジピン4を支点にして回動可
能に枢着されたクランプヘッドで、一端に受け金1と協
働してワークを挟持する押圧部5を有する。6は受け金
1の一側面下端部にピン7により揺動可能に枢着された
クランプ用シリンダーで、ピストンロッド8の先端部を
クランプヘッド2の他端にピン9により枢着している。
【0003】従来のクランプ装置は上述した通りの構造
であるから、図6の2点鎖線に示すアンクランプ状態か
らワークをクランプする場合は、図6の実線に示すよう
に、クランプ用シリンダー6のピストンロッド8を伸ば
すと、ピストンロッド8がクランプヘッド2の他端を押
上げることにより、クランプヘッド2がヒンジピン4を
支点にしてクランプ方向(図6において反時計方向)に
回動し、受け金1に受け止められているワークを受け金
1とクランプヘッド2の押圧部5とで挟持クランプす
る。
【0004】上記クランプ状態からワークをアンクラン
プする場合は、図6の2点鎖線に示すように、クランプ
用シリンダー6のピストンロッド8を縮めると、ピスト
ンロッド8がクランプヘッド2の他端を引下げることに
より、クランプヘッド2がヒンジピン4を支点にしてア
ンクランプ方向(図6において時計方向)に回動し、受
け金1とクランプヘッド2の押圧部5とによる挟持状態
を解除してワークをアンクランプする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のクランプ装置は、クランプヘッド2を受け金1にヒ
ンジ3を介してヒンジピン4を支点にして枢着している
ため、クランプヘッド2をクランプ用シリンダー6によ
り回動するときにクランプヘッド2が回動方向に対して
横方向に動くガタが発生し易く、このガタでヒンジピン
4が摩耗して作動不具合が生じたり、故障が発生する虞
がある。そのため、クランプヘッド2の回動方向に対す
る横方向の動きを規制してクランプヘッド2のガタを防
止するガイドが別途に必要であり、部品点数の増加およ
びこれに伴う構造の複雑化によって組立工程が増えて製
造コストが高くなる。
【0006】また、従来のクランプ装置では、クランプ
ヘッド5の先端がアンクランプ時に高い位置で静止する
ため、クランプヘッド5の先端が干渉して作業の邪魔に
なることがある。
【0007】本発明の目的は、上述した従来の問題点を
解消したクランプ装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、被クランプ物を受ける受け金と、この受け
金に対して回動可能に配設されたクランプヘッドと、こ
のクランプヘッドを回動して前記受け金に受け止められ
た被クランプ物を前記受け金と前記クランプヘッドとで
クランプさせるクランプ用シリンダーとからなるクラン
プ装置において、前記受け金の側方にラックを配設し、
かつ、前記クランプ用シリンダーのピストンロッドに配
設されたナックル部材に前記ラックと噛合するピニオン
を枢着し、このピニオンに前記クランプヘッドを固着し
て前記受け金に対して回動可能に配設したことを特徴と
する。
【0009】本発明によれば、ラックとピニオンの噛合
作用によりクランプヘッドの回動方向に対する横方向の
ガタを防止できるとともに、アンクランプ時にクランプ
ヘッドをピニオンとともにクランプ用シリンダーにより
下降させて低い位置で静止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基いて本発
明の実施の形態のクランプ装置を説明する。図1乃至図
3において、11は被クランプ物、例えば機械加工の対
象となるワークを受ける受け金、12は受け金11の一
側面上端部に取付ボルト13,13により上下方向に固
着されたラック、14は受け金11の一側方に隣接して
配設されたクランプ用シリンダー、15はクランプ用シ
リンダー14のピストンロッド16の先端に固着され、
中間部分以上が2股状に分かれた逆L字形のナックル部
材で、上部先端にピストンロッド16の伸縮作動に伴い
昇降動作する際にラック12を挟んで上下方向に案内さ
れるガイド部17を有する。18はナックル部材15の
屈曲部分にピン19により回動可能に枢着されたラック
12と噛合する蒲鉾形のピニオン、20はピニオン18
の平面部分に適宜の取付手段により固着され、一端に受
け金11と協働してワークを挟持する押圧部21を有す
るクランプヘッドである。
【0011】上記構成の本発明のクランプ装置の動作を
次に説明する。図1に示すアンクランプ状態からワーク
をクランプする場合は、図3に示すように、クランプ用
シリンダー14のピストンロッド16を伸ばすと、ピス
トンロッド16がナックル部材15を押上げることによ
り、ピニオン18が上昇しながらラック12により回動
してクランプヘッド20を押上げながらクランプ方向
(図1および図3において反時計方向)に回動させ、受
け金11に受け止められているワークを受け金11とク
ランプヘッド20の押圧部21とで挟持クランプする。
【0012】上記クランプ状態からワークをアンクラン
プする場合は、図1に示すように、クランプ用シリンダ
ー14のピストンロッド16を縮めると、ピストンロッ
ド16がナックル部材15を引下げることにより、ピニ
オン18が下降しながらラック12により回動してクラ
ンプヘッド20を引下げながらアンクランプ方向(図1
および図3において時計方向)に回動させ、受け金11
とクランプヘッド20の押圧部21とによる挟持状態を
解除してワークをアンクランプする。
【0013】本発明のクランプ装置では、受け金11に
ラック12を固着し、かつ、クランプ用シリンダー14
のピストンロッド16に固着したナックル部材15にラ
ック12と噛合するピニオン18を枢着し、このピニオ
ン18にクランプヘッド20を固着したから、ラック1
2とピニオン18との噛合作用によりクランプヘッド2
0が回動方向に対して横方向に動くガタがなくなり、ク
ランプヘッド20のガタを防止することができる。ま
た、クランプヘッド20を固着したピニオン18をクラ
ンプ用シリンダー14で下降させてワークをアンクラン
プするから、クランプヘッド20をアンクランプ時に低
い位置で静止することができる。更に、クランプヘッド
20をラック12およびピニオン18を介してクランプ
用シリンダー14により回動するから、簡単な構造で、
しかも、小さなストロークでクランプヘッド20の回転
角を90°までとることができ、装置を小型化すること
ができる。
【0014】次に、図4および図5に本発明の他の実施
の形態のクランプ装置を示す。この図4および図5に示
すクランプ装置は、受け金11に歯幅の広いラック12
を固着するとともに、ナックル部材15にラック12と
噛合する一対のピニオン18,18をピン19により回
動可能に枢着し、この一対のピニオン18,18間に受
け金11と協働してワークをクランプするクランプヘッ
ド20を適宜の取付手段により固着したことを除いて図
1乃至図3に示すクランプ装置と同一であり、これでは
ラック12とピニオン12,12の噛合歯幅を広くとる
ことができ、クランプヘッド20の回動方向に対する横
方向のガタをより一層に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクランプ
装置によれば、受け金にラックを固着し、かつ、クラン
プ用シリンダーのピストンロッドに固着されたナックル
部材に前記ラックと噛合するピニオンを枢着し、このピ
ニオンにクランプヘッドを固着して受け金に対して回動
可能に設けたから、ラックとピニオンとの噛合作用によ
りクランプヘッドの回動方向に対する横方向のガタを防
止することができて故障が発生し難く、また、アンクラ
ンプ時にクランプヘッドをピニオンとともにクランプ用
シリンダーにより下降させて低い位置で静止することが
できて作業の邪魔になり難く、更に、簡単な構造で、し
かも、小さなストロークでクランプヘッドの回転角を9
0°までとることができて装置を小型化することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ装置のアンクランプ時におけ
る正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明のクランプ装置のクランプ時における正
面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のクランプ装置のクラ
ンプ時における正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来例のクランプ装置の正面図である。
【符号の説明】
11 受け金 12 ラック 14 クランプ用シリンダー 15 ナックル部材 16 ピストンロッド 17 ガイド部 18 ピニオン 20 クランプヘッド 21 押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被クランプ物を受ける受け金と、この受
    け金に対して回動可能に配設されたクランプヘッドと、
    このクランプヘッドを回動して前記受け金に受け止めら
    れた被クランプ物を前記受け金と前記クランプヘッドと
    でクランプさせるクランプ用シリンダーとからなるクラ
    ンプ装置において、 前記受け金の側方にラックを配設し、かつ、前記クラン
    プ用シリンダーのピストンロッドに配設されたナックル
    部材に前記ラックと噛合するピニオンを枢着し、このピ
    ニオンに前記クランプヘッドを固着して前記受け金に対
    して回動可能に配設したことを特徴とするクランプ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102001002A (zh) * 2010-09-12 2011-04-06 王庆 加工转向节支销孔的夹具
CN106903523A (zh) * 2017-03-27 2017-06-30 湖北三环锻造有限公司 用于转向节盘部复合加工的轴向拉紧式固定方法
CN114850917A (zh) * 2022-06-21 2022-08-05 镇江京航科技有限公司 一种平面铣床用辅助夹紧装置

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