JP2001314767A - 芳香族アミンの水素化のための触媒担体としてのリチウムアルミネート - Google Patents

芳香族アミンの水素化のための触媒担体としてのリチウムアルミネート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香族アミンの接触水素化のための新規な触
媒を提供する方法と得られる触媒に関する。 【解決手段】 本発明の単核および多核の芳香族アミン
をともに水素化するための方法は、環水素化を実施する
ための条件下におけるロジウム触媒の存在下で芳香族ア
ミンを水素と接触することからなる。環水素化方法の改
良はリチウムアルミネート担体上に担持されたロジウム
触媒を使用することにある。触媒にはしばしばルテニウ
ムが含められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】担体上に担持された第6族および第8族
の金属を用いる芳香族アミンの環水素化は周知である。
水素化方法での2つの態様には問題がある。第1に、芳
香族アミン基質中の汚染物は触媒毒となり、従って、触
媒活性および触媒寿命に影響するおそれがある。第2
に、触媒の摩滅が起き、それによって触媒の減耗および
触媒濾過装置の閉塞が生じる。
【0002】芳香族アミンの水素化のためのいろいろな
方法を例示する代表的な特許は以下の通りである。米国
特許第2,606,925号および第2,606,927号
は、ニトロ芳香族および芳香族アミンの水素化を開示し
ている。米国特許第2,606,925号は触媒としてル
テニウムオキサイドの使用を示しているが、米国特許第
2,606,927号はアルミナ上のコバルトの使用を開
示している。
【0003】米国特許第3,636,108号および第
3,697,449号は、アルカリ金属で変性されたルテ
ニウム触媒を用いることにより、芳香族化合物そして特
に4,4−メチレンジアニリンを水素化してPACMと
称される生成物が生成することを開示している。アルカ
リ変性は、ナトリウムまたはカリウムの重炭酸塩、水酸
化物などの水溶液から担体上にルテニウム化合物を沈積
することにより実施される。炭酸カルシウム、希土類の
酸化物、アルミナ、硫酸バリウム、珪藻土などのような
広範な種類の担体が、候補の担体として示されている。
米国特許第3,697,449号は触媒のその場でのアル
カリ変性を開示している。
【0004】米国特許第4,754,070号は触媒毒と
なる不純物で汚染されたメチレンジアニリンの水素化の
ための改良された方法を開示している。ロジウムおよび
ルテニウムからなる触媒は粗メチレンジアニリン、つま
りオリゴマーを含むものの水素化に有効であることが分
かっている。水酸化リチウムの添加による活性化によっ
てアルカリ変性を行うことは、組み合わせられた触媒に
対して有効であることが分かっている。ロジウム/ルテ
ニウム触媒にとって好適な担体にはアルミナ、炭酸塩な
どがある。
【0005】米国特許第5,545,756号は、チタニ
ア担体上に担持されているロジウム触媒を用いることに
より、単核であろうとまたは多核であろうと芳香族アミ
ンを水素化する方法を開示している。チタニア担体の例
には、TiAl25、TiSiO4およびTiSrO3
ある。チタニア担体は、粗メチレンジアニリンの水素化
で活性金属としてロジウムだけを使用することを可能に
した。アルミナ上のルテニウムと組み合わされてチタニ
ア上に担持されるロジウムもまた触媒として好適であ
る。水酸化リチウムによる活性化は増強された活性を生
じる。
【0006】
【発明の簡潔な概要】本発明は芳香族アミンを接触水素
化する方法の改良および得られる触媒に関する。単核お
よび多核の芳香族アミンをともに水素化する基礎的な方
法は、環の水素化を実施するための条件下におけるロジ
ウムを含有する触媒の存在下で芳香族アミンを水素と接
触することからなる。環の水素化方法での改良は、リチ
ウムアルミネート担体上に担持されたロジウムからなる
触媒を使用することである。
【0007】以下は、規定された条件下で触媒を使用す
ることにより得ることができる利点のいくつかを示す。
主要なアミンの生成の選択性の有効な制御を実現できる
能力、長期の期間にわたって触媒を再使用できる能力、
悪影響なしにアルカリ金属反応促進剤と組み合わせて使
用できる能力、その水中での溶解度が低いことにより水
をいくらか許容できる能力、優れた耐摩耗性によって触
媒の損耗および製品の汚染を最小にする能力、および優
れた反応速度によって製造量の増大を達成できる能力。
【0008】
【発明の詳述】本方法を実施するのに有用な芳香族アミ
ンは架橋された多核香族アミンまたは単核芳香族アミン
であってよい。これらは1〜6個の炭素原子を含む脂肪
族基のようないろいろな置換基で置換されてよい。さら
に、アミン基はアルキル基またはアルカノール基のよう
な脂肪族基で置換されてよく、これにより第2および第
3アミンとなる。水素化されることができる代表的な単
核および多核のアミンは式
【化2】 (式中、Rは水素またはC1〜C6の脂肪族であり、R1
およびR2は水素、またはC1〜C6脂肪族であり、Aは
1〜C4アルキルであり、nは0または1であり、xは
1〜3であり、またyは1〜2であるが、ただし式Iの
Aを除いたyの合計は1であってよい)によって表され
る。Rが水素である場合、環は置換されていない。
【0009】架橋された芳香族アミンの例には、ビス
(パラ−アミノフェニル)メタン(PACM)およびビ
ス(パラ−アミノ−2−メチルフェニル)メタン;トル
イジン;ビス(ジアミノフェニル)メタン;α,α′−
ビス(4−アミノフェニル−パラ−ジイソプロピル)ベ
ンゼン(ビスアニリンP)、ビス(ジアミノフェニル)
プロパン(ビスアニリンA);ビフェニル、上記の架橋
された芳香族アミンの、N−C1〜C4−脂肪族の誘導体
そしてN,N′−C1〜C4脂肪族の第2および第3アミ
ンの誘導体がある。単核芳香族アミンの例には、2,4
−および2,6−トルエンジアミン、アニリン、ブテニ
ル−アニリン誘導体;1−メチル−3,5−ジエチル−
2,4−ジアミノベンゼンおよび1−メチル−3,5−ジ
エチル−2,6−ジアミノベンゼン(ジエチルトルエン
ジアミン);モノイソプロピルトルエンジアミン、ジイ
ソプロピルトルエンジアミン、第3−ブチル−2,4−
トルエンジアミンおよび第3−ブチル−2,6−トルエ
ンジアミン、シクロペンチルトルエンジアミン、オルト
−トルイジン、エチルトルイジン、キシレンジアミン、
メシチレンジアミン、フェニレンジアミンそして単核芳
香族モノアミンおよび単核芳香族ジアミンのNおよび
N,N′−C1〜C4脂肪族の第2および第3アミンの誘
導体がある。
【0010】スピネルLiAl58は触媒のための好ま
しい担体である。これは既知の組成物であり、またいく
つかの触媒系のための担体として知られている。この担
体は通常、水性のリチウム塩が溶液としてアルミナと混
合され、続いて乾燥され次いで典型的には空気中でか焼
される溶液法によって作られる。LiAl58組成を確
実にするためにか焼は500〜1500℃、望ましくは
約700〜1000℃の範囲の温度で実施される。か焼
は少なくとも10時間、一般に20〜25時間を典型的
に必要とする。リチウムアルミニウム担体を処方する際
には、リチウム塩の濃度はリチウム/アルミニウムの原
子比0.2〜1.5対5を与えるように制御される。
【0011】リチウムアルミネート担体はリチウム塩と
アルミナとの間の固体状態での反応によっても製造され
得る。溶液法と同様に、混合物は乾燥され次いで長期間
にわたって本質的に同じ高温でか焼される。リチウム塩
には、LiCl、LiBr、LiF、Li2O、Li2
4、LiNO3、LiOH、Li2CO3、CH3COO
Li、HCOOLiがあり、Li2CO3、LiNO3
CH3COOLiが好ましい。アルミナ源はカイ−アル
ミナ、ガンマ−アルミナ、エータ−アルミナ、カッパ−
アルミナ、デルタ−アルミナ、シータ−アルミナおよび
アルファ−アルミナであってよい。経済的理由からジブ
サイト、ベーマイト、バエライト(bayerite)、ダイア
スポアのような低価格のアルミナ前駆体もまた使用する
ことができる。
【0012】ロジウム塩は、リチウムアルミネート担体
の金属としての重量を基準として、担体100重量部あ
たりロジウム約0.1〜25重量部の比を与えるのに十
分な量でリチウムアルミネート担体と組み合わされる。
好ましい濃度は担体100重量部あたりロジウム2〜8
重量部である。好ましい触媒については、ロジウムとル
テニウムとの重量比が約1〜20:1であり、望ましく
は担体上のロジウム重量部/ルテニウム重量部が6〜1
2であるように触媒に添加される。ロジウムおよびルテ
ニウムは最初から濡らされて、または水中の塩基の存在
下で共沈されて担体に添加され、好ましい塩基はLiO
H、Li2CO3またはNa2CO3である。触媒はロジウ
ムを含み、リチウムアルミネート担体は乾燥され、そし
て<400℃の温度に加熱される。
【0013】慣用の方法と同様に、リチウムアルミネー
ト担体上に担持された本発明のロジウム触媒を用いるこ
とにより、芳香族アミンの水素化は液相条件下で実施さ
れる。液相条件は、溶媒の存在下で水素化を実施するこ
とにより、典型的に維持される。技術上報告されている
ように溶媒の不存在下で反応を実施することができる
が、溶媒が使用される場合、処理は通常一層簡単であ
る。リチウムアルミネート担体上に担持されたロジウム
金属の存在下芳香族アミンの水素化を実施するのに好適
な溶媒の代表例には、シクロヘキサン、ヘキサン、およ
びシクロオクタンのような飽和脂肪族および脂環族の炭
化水素;メタノール、エタノール、イソプロパノールの
ような低分子量アルコール;およびn−プロピルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、アミ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、および
ジシクロヘキシルエーテルのような脂肪族および脂環族
の炭化水素エーテルがある。テトラヒドロフランが好ま
しい。
【0014】いくつかの方法では水が共溶媒として使用
されることができるが、系は0.5重量%より低く維持
されることが好ましい。水は、系内に存在するとき、水
素化工程に際して副生物のアルコールおよび重質の縮合
生成物の量を増加する傾向がある。また、担体相を溶解
することにより触媒系を部分的に失活する傾向がある。
リチウムアルミネートで担持された触媒の利点は、水含
有率が0.5重量%までである場合でさえ、これが、担
持された他の触媒より水の存在を許容することである。
【0015】溶媒が使用される場合、それは、反応に導
入される芳香族アミンをベースとして50重量%という
低い濃度で使用されることができ、溶媒は典型的には出
発化合物の約75〜約200重量%の濃度で使用され
る。いくつかの状況下では芳香族アミンの重量に基づい
て1000〜2000%もの大きな量が使用される。
【0016】単核のおよび架橋されたアニリンそして芳
香族アミンの水素化では、約200〜4000psigの範
囲にある水素分圧が用いられる。好ましくは圧力は25
00psigより高くなく、約700〜1500psigもの低
い圧力が典型的に用いられることができる。装置費およ
び運転費がより少ないため、より低い圧力が好ましい。
操作範囲の上限に向かって圧力が上昇される場合、より
大きい反応速度が達成されることができるが、資本費用
は生産性の増加の利益を上回る。
【0017】芳香族アミン、そして特に、15〜20重
量%のオリゴマーを含有し、しばしばMDA 85と称
される粗メチレンジアニリンを低い水素化分圧で環水素
化して、優れた反応速度および選択性とを同時に達成す
る一方、摩滅損耗を最小にする能力は、特定の触媒系の
利用によって実現される。担体としてのリチウムアルミ
ネートは、メチレンジアニリンでそうであるように思わ
れる、汚染性のオリゴマーの存在下で芳香族アミンを水
素化する能力を付与する。
【0018】これまで、大きな選択性を実現しまたアミ
ン副生物の生成を最小にする一方、活性を維持するため
に、ロジウムおよびルテニウム成分が存在するならば、
それらがアルカリ変性されることが提案されている。し
かしながら、リチウムアルミネート担体は、他の担体、
例えばアルミナ担体および別の混合金属酸化物担体と同
様にアルカリ金属水酸化物でのかなりの変性は明らかに
必要でない。水素化の選択性を有効に制御するために、
制限された量(望ましくは0.5%またはそれ以下)の
アルカリ金属水酸化物を使用することができる。以下の
実施例は本発明のいろいろな態様を例示することを意図
し、別記ない限りすべての部および百分率は重量部およ
び重量%である。
【0019】実施例1 リチウムアセテートからのリチウムアルミネート(Li
Al58)の製造 プラスチックの容器内のジブサイト(C31アルミナ、1
53g)にリチウムアセテート(CH3COOLi.2H
2O、40.0g)を添加し、混合した。次いで混合物を
セラミックの皿に移しそして110℃で24時間乾燥
し、空気中で20時間1000℃でか焼した(ランプ:
5℃/分)(ランプとは、室温から最終的な温度まで1
分間あたり特定の速度で温度を上昇することをいう)。
収量:〜100gの白色粉末(XRDによって純度が9
8%を越えるLiAl58が示された)。
【0020】実施例2 炭酸リチウムからのリチウムアルミネート(LiAl5
8)の製造 プラスチックの容器内のジブサイト(AlcoaからのC31
アルミナ、153g)に炭酸リチウム(Li2CO3、1
4.5g)を添加し、よく混合した。次いで混合物をセ
ラミックの皿に移し、空気中で24時間1000℃でか
焼した(ランプ:5℃/分)。収量:〜100gの白色
粉末(XRDによって純度が98%を越えるLiAl5
8が示された)。リチウム塩と水酸化アルミニウムと
の間の固体状態での反応によってLiAl 58を合成す
ることにより溶媒の使用が無用になった。この方法は大
規模な合成に特に好適である。
【0021】実施例3 水酸化リチウムからのリチウムアルミネート(LiAl
58)の製造 40mlの脱イオン水中のジブサイト(C31アルミナ、7
6.6g)に水酸化リチウム(LiOH.H2O、8.25
g)を添加した。水を除去するために、自由流動性の懸
濁液をホットプレート上で撹拌しつつ30分間加熱し
た。得られる固形のケーキを小片に破砕し、オーブン内
で110℃で16時間乾燥した。次いで、固形物を粉砕
しそして600℃で20時間か焼した(ランプ:5℃/
分)。収量:53gの白色粉末。
【0022】実施例4 LiAl58の熱水洗浄 実施例1からの5.0gのLiAl58を脱イオン水1
00mlに添加した。懸濁液をホットプレート上で撹拌し
つつ2時間85℃で加熱した。残留する固形物を濾過に
より収集しそして110℃で10時間乾燥した。4.8
gのLiAl5 8(XRDによって同定された)を回収
した(回収率96%)。
【0023】実施例5 実施例1〜3のLiAl58の熱水洗浄 実施例3からの5.0gのLiAl58を脱イオン水1
00mlに添加した。懸濁液をホットプレート上で撹拌し
つつ2時間85℃で加熱した。残留する固形物を濾過に
より収集し、110℃で10時間乾燥した。わずか3.
4gの物質を回収した(回収率68%)。結果による
と、1000℃でか焼されたLiAl58の試料(実施
例1および2)は、600℃のか焼温度で結合されたL
iAl58担持触媒(実施例3)より耐水性が一層高い
ことが示された。このことは2つの水洗浄の検討によっ
て確認された。1000℃でか焼されたLiAl58
熱水洗浄後の固形物の回収率は、それが600℃でか焼
される場合の回収率68%と対比して、96%であっ
た。
【0024】実施例6 共沈法によるRh(3%)/LiAl58の製造 400mlの脱イオン水(pH=13.2)に7.50gの
LiOH.H2Oを添加した。次いで、この溶液に100
gのLiAl58を撹拌しつつ添加した(pH=13.
2)。LiAl58懸濁液に30.0gのRh(NO3
3溶液(Rhの重量%=10.5%、HNO3〜15%)
を撹拌しつつ滴加した。溶液の色はオレンジ赤色から黄
色まで徐々に変化した。pHは12.5であった。次い
で混合物をホットプレート上で30分間80〜85℃で
加熱した。加熱後、溶液は無色であり、また最終的なp
Hは11.5であった。懸濁液を濾過した。黄色の固形
のケーキを収集し、110℃で24時間乾燥し、空気中で
6時間380℃でか焼した。 収量:〜102gの灰色がかった黒い粉末。
【0025】実施例7 最初から濡らす方法によるRh(3%)/LiAl58
の製造 LiAl58(100g)に30.0gのRh(NO3)3
溶液(Rhの重量%=10.5%、HNO3〜15%)を
撹拌しつつ滴加した。得られる茶色を帯びた黄色い固形
物を110℃で24時間乾燥し、空気中で6時間380
℃でか焼した。 収量:〜100gの灰色がかった黒い粉末。
【0026】実施例8 MDA水素化の比較 一般的な水素化手順 この作業のために300ccのオートクレーブバッチ反応
器を使用した。すべての操作を180℃および850ps
igの水素圧力で実施した。溶媒はTHFであった。メチ
レンジアニリン(MDA)供給物は97%MDAとTH
Fとの50/50混合物であった。水素の物質移動の限
界を最小にするために、1500rpmで撹拌して水素化
反応をすべて実施した。このプロセスでは、反応器内で
0.08gのRu/Al23とともに0.67gの所望の
触媒を予め還元した。次いで100gのMDA/THF
供給物を反応器に移した。系を閉鎖し、漏れをチェック
し、窒素で3回パージし、次に水素で3回パージした。
次いで反応器を水素で850psigに加圧し、撹拌しつつ
180℃に加熱した。(水素圧力を1000psig以下に
低下することなく反応に必要な水素をすべて供給するの
に十分なようにバラストの体積および水素圧力が選ばれ
る。) 水素の消費速度が<2psig/分に低下した時、ま
たはバラスト圧力が予め決めた水準に達した時、加熱を
停止しまた水素供給管を閉じることにより反応を停止し
た。反応器が室温に達したらすぐに、残留する水素を排
気し、2μのフィルターがある装入管を通じ100psig
の窒素下で濾過によって生成物を収集した。
【0027】表1は先行技術の触媒との比較を含めて、
一連の水素化操作に関する条件および結果を示す。いく
つかの場合、触媒寿命を決定するために触媒を再使用し
た。従って、これらの操作を数字でラベル化した。
【0028】
【表1】
【0029】表1から、LiAl58触媒上に担持され
たRh(操作4)は、アルミナ触媒上のRh(操作1)
に比べて、PACMへの選択率が本来的により大きかっ
たことが示される。Rh/Al23は副生物として10
〜13%のPACM第2アミンを生成したが、実施例3
および6からのRh/LiAl58触媒は同じ反応条件
下でわずか1〜5%のPACMを生成した。混合金属酸
化物上に、つまりTiAl58上に担持されたRh触媒
は操作2および3によって示されるように、一般に極め
て高い百分率の副生物(例えばPACM第2アミン)を
常に生成するので、PACM選択率のこのような増加は
かなり意外であった。Rh/LiAl58もまたRh/
Al23より活性が一層大きかった。ロジウムがわずか
3%であってさえ、Rh/LiAl58はRh(4%)
/Al23より活性が大きかった。(T95が〜80分
であるのに対して〜60分)。操作4および5では60
0〜1000℃でか焼された担体の間での比較が示され
る。1000℃の温度でか焼された触媒によって第2ア
ミンの一貫した生成が実現された。600℃でか焼され
た触媒の最初の使用の後、第2アミンが増加した。これ
は担体のある種の不安定性のためである可能性が最も高
い。
【0030】実施例9 水感受性試験 水素化反応での水とLiOHとの作用およびリチウムア
ルミネート担体上に担持されたロジウムが水を許容する
能力を測定するために一連の操作を実施した。表2は結
果を示す。
【0031】
【表2】
【0032】論評:水素化プロセスで、水は常に存在
し、またこの存在によってPACM第2アミン対照物中
のLiOHの有効性をしばしば阻害する。このことは、
アルミナが触媒担体として使用される場合特にいえる。
触媒担体としてリチウムアルミネートを使用する利点
は、MDA供給物中に水がある時でさえ、操作1と比べ
てLiOHの有効性が増大する(操作1に対する操作
2)ことによって例証される。0.5%のLiOHをR
h(3%)/LiAl58触媒に添加することによりP
ACM第2アミンの水準の一層の制御が達せられた。単
に1回の添加によって、LiOHの効果は続く6回の操
作にわたって持続した。PACM第2アミンの濃度は〜
2%の一定な水準に保った(操作2)。比較すると、標
準的なRh(4%)/Al23触媒の場合、各々の使用
のためにそしてより大きな濃度(2%)で(操作1)L
iOHが添加されねばならない。PACM第2アミンの
濃度は〜5%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーオ・ディング アメリカ合衆国ペンシルベニア州18062. マキュンジー.デュボネットドライブ2243 (72)発明者 ジョン・ネルソン・アーマー アメリカ合衆国ペンシルベニア州18069. オーアフィールド.バークウッドドライブ 1608 (72)発明者 レノー・アン・エーミグ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18052. ホワイトホール.マディソンレーン23 (72)発明者 ドーライ・ラムプラサード アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.タマラックドライブ332 (72)発明者 ガミニ・アーナンダ・ヴェダーゲ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18017. ベスレヘム.アシュリーレーン4608 (72)発明者 フレデリック・カール・ウィルヘルム アメリカ合衆国ペンシルベニア州18092. ザイオンスヴィル.ディアードライブ5842 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 BB06A BB06B BC04A BC04B BC16A BC16B BC71A BC71B CB02 DA05 FA02 FB08 FB14 4H006 AA02 AC11 AC52 BA23 BA24 BA55

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合金属担体上に担持されたロジウム触
    媒の存在下で芳香族アミンを水素と接触することによ
    り、水素化された環状の対応物へと芳香族アミンを接触
    水素化する方法であって、リチウムアルミネート担体上
    に担持されたロジウムからなる触媒を利用することによ
    り水素化を実施することからなる改良された接触水素化
    方法。
  2. 【請求項2】 芳香族アミンが式 【化1】 (式中、Rは水素またはC1〜C6の脂肪族であり、R1
    およびR2は水素、またはC1〜C6脂肪族であり、Aは
    1〜C4アルキルであり、nは0または1であり、xは
    1〜3であり、またyは1〜2であるが、ただし式Iの
    Aを除いたyの合計は1であってよい)によって表され
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 芳香族アミンが式Iによって表される請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 AがCH2であり、nが1である請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 触媒がリチウムアルミネート担体上に担
    持されたロジウムおよびルテニウムからなる請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】ロジウムとルテニウムとの重量比が1〜2
    0:1である請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 水素化の圧力が200〜4000psigで
    ある請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ロジウムとリチウムアルミネート担体と
    の比が、担体100重量部あたり2〜8重量部である請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 リチウムアルミネート担体が500〜1
    500℃の温度でか焼される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 アミンがメチレンジアニリンである請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 水素圧力が700〜1500psigであ
    る請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 リチウムアルミネート担体が700〜
    1000℃の温度でか焼される請求項1に記載の方法。
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